JPH06138559A - 複写装置 - Google Patents
複写装置Info
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- JPH06138559A JPH06138559A JP4309307A JP30930792A JPH06138559A JP H06138559 A JPH06138559 A JP H06138559A JP 4309307 A JP4309307 A JP 4309307A JP 30930792 A JP30930792 A JP 30930792A JP H06138559 A JPH06138559 A JP H06138559A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical
- magnification
- copying
- unit
- image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Light Sources And Details Of Projection-Printing Devices (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 原稿上の画像を感材上に結像させる光学系を
構成するミラーなどの光学系の少なくとも一つが移動可
能な複写装置において、筐体内に収納された光学要素の
メンテナンスを容易とする。 【構成】 スリット露光式複写カメラ20では、複写倍
率を変更するために、物側移動ミラーユニット220,
像側移動ミラーユニット230を、駆動モータ252,
256により移動して、光路長を可変する。ここで、操
作パネル60のモードキー64を押すと、駆動モータ2
52,256を駆動し、ミラーユニット220,230
を、側板241に設けられた開口部261,262の位
置まで、移動する。従って、側面カバー150を開けれ
ば、開口部261,262より、直ちにミラーユニット
220,230に対してメンテナンス可能となる。
構成するミラーなどの光学系の少なくとも一つが移動可
能な複写装置において、筐体内に収納された光学要素の
メンテナンスを容易とする。 【構成】 スリット露光式複写カメラ20では、複写倍
率を変更するために、物側移動ミラーユニット220,
像側移動ミラーユニット230を、駆動モータ252,
256により移動して、光路長を可変する。ここで、操
作パネル60のモードキー64を押すと、駆動モータ2
52,256を駆動し、ミラーユニット220,230
を、側板241に設けられた開口部261,262の位
置まで、移動する。従って、側面カバー150を開けれ
ば、開口部261,262より、直ちにミラーユニット
220,230に対してメンテナンス可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿上の画像を記録材
に複写する複写装置に関し、詳しくは原稿上の画像を記
録材上に結像させる光学系を筐体内に備え、この光学系
を構成する光学要素の少なくとも一つを移動可能とした
複写装置に関する。
に複写する複写装置に関し、詳しくは原稿上の画像を記
録材上に結像させる光学系を筐体内に備え、この光学系
を構成する光学要素の少なくとも一つを移動可能とした
複写装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の複写装置では、光学系を
構成するレンズ,ミラーなどの光学要素の少なくとも一
つを、倍率変更や画像の走査のために移動可能な構成を
とっている。倍率変更のために光学系を移動可能として
いる複写装置は、結像用のレンズを有し、このレンズと
原稿までの光路長もしくはレンズから感材など種々の記
録材までの光路長を変更する構成を備える。こうした光
学系の構成としては、種々のものが知られており、特に
原稿を搬送してスリット上の光学像により複写を行なう
ものでは、光学系の設計の自由度が高いので、狭い筐体
内に光路長を可変する構成を実現し、複写装置の小型化
を図るものが提案されている。
構成するレンズ,ミラーなどの光学要素の少なくとも一
つを、倍率変更や画像の走査のために移動可能な構成を
とっている。倍率変更のために光学系を移動可能として
いる複写装置は、結像用のレンズを有し、このレンズと
原稿までの光路長もしくはレンズから感材など種々の記
録材までの光路長を変更する構成を備える。こうした光
学系の構成としては、種々のものが知られており、特に
原稿を搬送してスリット上の光学像により複写を行なう
ものでは、光学系の設計の自由度が高いので、狭い筐体
内に光路長を可変する構成を実現し、複写装置の小型化
を図るものが提案されている。
【0003】例えば、入射光の方角に反射光が返ってゆ
くよう2枚のミラーを直交させて配置し、この組合わせ
ミラーを入射光の方向に共に移動するものとすれば、光
路長は、組合わせミラーの前進・後退によりミラーの移
動距離の倍だけ減少・増加する。従って、この組合わせ
ミラーを、ステッピングモータ等を駆動源とする駆動機
構によって移動し、精密に位置決めすれば、光路長を正
確に可変することが可能であり、原稿を記録材上に結像
させる際の倍率を容易かつ正確に設定することができ
る。
くよう2枚のミラーを直交させて配置し、この組合わせ
ミラーを入射光の方向に共に移動するものとすれば、光
路長は、組合わせミラーの前進・後退によりミラーの移
動距離の倍だけ減少・増加する。従って、この組合わせ
ミラーを、ステッピングモータ等を駆動源とする駆動機
構によって移動し、精密に位置決めすれば、光路長を正
確に可変することが可能であり、原稿を記録材上に結像
させる際の倍率を容易かつ正確に設定することができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、筐体内
に収納され複写倍率に応じて位置を変えるこれら光学要
素をメンテナンスするには、これら光学要素を、筐体外
からアクセス可能な位置にいちいち移動しなければなら
ないという問題があった。こうした組合わせミラーなど
の光学要素は、破損などによって交換の必要が生じる場
合があり、また塵埃の付着に伴う清掃、光軸のずれなど
に対する調整等の理由により、メンテナンスが必要とな
る場合も少なくないから、かかる問題は看過し得ない。
に収納され複写倍率に応じて位置を変えるこれら光学要
素をメンテナンスするには、これら光学要素を、筐体外
からアクセス可能な位置にいちいち移動しなければなら
ないという問題があった。こうした組合わせミラーなど
の光学要素は、破損などによって交換の必要が生じる場
合があり、また塵埃の付着に伴う清掃、光軸のずれなど
に対する調整等の理由により、メンテナンスが必要とな
る場合も少なくないから、かかる問題は看過し得ない。
【0005】従来、こうした光学系のメンテナンスは、
筐体の一部に開口部を設け、ミラーなどの光学要素を、
この開口部近傍に位置するよう移動させてから行なって
いた。光学要素の移動は、複写倍率を設定して行なう手
法、手動による移動ボタンを設けマニュアルで行なう方
法が通常である。所定の複写倍率を設定することによ
り、光学要素を開口部近傍位置させる場合には、その倍
率を光学要素毎に試行錯誤により求めておかねばならな
かった。また、手動操作については、安全性の要求か
ら、光学要素の移動は、開口部を遮蔽する側板などが閉
じられた状態でしか行なえないのが通常であり、光学要
素を目視することなくこれを開口部近傍まで手動操作に
より移動するのは、極めて困難であった。
筐体の一部に開口部を設け、ミラーなどの光学要素を、
この開口部近傍に位置するよう移動させてから行なって
いた。光学要素の移動は、複写倍率を設定して行なう手
法、手動による移動ボタンを設けマニュアルで行なう方
法が通常である。所定の複写倍率を設定することによ
り、光学要素を開口部近傍位置させる場合には、その倍
率を光学要素毎に試行錯誤により求めておかねばならな
かった。また、手動操作については、安全性の要求か
ら、光学要素の移動は、開口部を遮蔽する側板などが閉
じられた状態でしか行なえないのが通常であり、光学要
素を目視することなくこれを開口部近傍まで手動操作に
より移動するのは、極めて困難であった。
【0006】また、倍率により移動する光学要素が複数
存在する場合には、メンテナンス性を考えると、両者を
一度にメンテナンス可能な位置に移動するのが望ましい
が、倍率の設定によって光学要素を移動する場合には、
開口部の配置によっては不可能な場合もありえた。従っ
て、こうした場合には、光学要素毎に上述した煩瑣な作
業を行なわねばならず、メンテナンス上の問題となって
いた。なお、こうした問題は、倍率変更のために光学系
の移動機構を有する複写装置のみならず、画像走査のた
めに光学系の移動機構を有する場合でも同様である。
存在する場合には、メンテナンス性を考えると、両者を
一度にメンテナンス可能な位置に移動するのが望ましい
が、倍率の設定によって光学要素を移動する場合には、
開口部の配置によっては不可能な場合もありえた。従っ
て、こうした場合には、光学要素毎に上述した煩瑣な作
業を行なわねばならず、メンテナンス上の問題となって
いた。なお、こうした問題は、倍率変更のために光学系
の移動機構を有する複写装置のみならず、画像走査のた
めに光学系の移動機構を有する場合でも同様である。
【0007】本発明の複写装置は、こうした問題を解決
し、複写装置における移動可能な光学要素のメンテナン
スを良好にすることを目的としてなされ、次の構成を採
った。
し、複写装置における移動可能な光学要素のメンテナン
スを良好にすることを目的としてなされ、次の構成を採
った。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の複写装置は、原
稿上の像を記録材上に結像する光学系を筐体内に備え、
該光学系を構成する光学要素のうち、少なくとも一つを
移動する移動手段を備えた複写装置であって、複写動作
とは異なる所定の動作を指示する指示手段と、該所定の
動作が指示されたとき、前記移動手段を駆動して、前記
光学要素の少なくとも一つを前記筐体外から処置可能な
位置に配置する光学要素配置手段とを備えたことを要旨
とする。
稿上の像を記録材上に結像する光学系を筐体内に備え、
該光学系を構成する光学要素のうち、少なくとも一つを
移動する移動手段を備えた複写装置であって、複写動作
とは異なる所定の動作を指示する指示手段と、該所定の
動作が指示されたとき、前記移動手段を駆動して、前記
光学要素の少なくとも一つを前記筐体外から処置可能な
位置に配置する光学要素配置手段とを備えたことを要旨
とする。
【0009】ここで、複写装置が、結像用の光学系を筐
体内に備え、該光学系から原稿までの光路長および記録
材までの光路長の少なくとも一方を変更することによっ
て倍率を可変し、該倍率で前記原稿上の画像を前記記録
材に複写する構成を採る場合、本発明のいま一つの複写
装置であって、前記光学系を構成する光学要素のうち、
少なくとも一つを移動する移動手段と、前記倍率を設定
する倍率設定手段と、該設定された倍率を参照し、前記
移動手段を駆動して、該倍率を実現する位置に前記光学
要素を配置する光学要素駆動制御手段と、複写動作に関
与する動作とは異なる所定の動作を指示する指示手段
と、該所定の動作が指示されたとき、前記移動手段を駆
動して、前記光学要素の少なくとも一つを前記筐体外か
ら処置可能な位置に配置する光学要素配置手段とを備え
たことを要旨とする。
体内に備え、該光学系から原稿までの光路長および記録
材までの光路長の少なくとも一方を変更することによっ
て倍率を可変し、該倍率で前記原稿上の画像を前記記録
材に複写する構成を採る場合、本発明のいま一つの複写
装置であって、前記光学系を構成する光学要素のうち、
少なくとも一つを移動する移動手段と、前記倍率を設定
する倍率設定手段と、該設定された倍率を参照し、前記
移動手段を駆動して、該倍率を実現する位置に前記光学
要素を配置する光学要素駆動制御手段と、複写動作に関
与する動作とは異なる所定の動作を指示する指示手段
と、該所定の動作が指示されたとき、前記移動手段を駆
動して、前記光学要素の少なくとも一つを前記筐体外か
ら処置可能な位置に配置する光学要素配置手段とを備え
たことを要旨とする。
【0010】ここで、光学要素としては、レンズ,ミラ
ー,プリズム,反射鏡,光ファイバなど、どのようなも
のでも差し支えない。例えば、光学要素が、光路長を可
変するよう移動可能な組合わせミラーであり、前記光学
要素配置手段は、前記指示手段により所定の動作が指示
されたとき、前記組合わせミラーを前記筐体に設けられ
た開口部の近傍に配置する手段である構成を取ることも
可能である。
ー,プリズム,反射鏡,光ファイバなど、どのようなも
のでも差し支えない。例えば、光学要素が、光路長を可
変するよう移動可能な組合わせミラーであり、前記光学
要素配置手段は、前記指示手段により所定の動作が指示
されたとき、前記組合わせミラーを前記筐体に設けられ
た開口部の近傍に配置する手段である構成を取ることも
可能である。
【0011】
【作用】以上のように構成された本発明の複写装置は、
指示手段の指示により、光学要素配置手段が、移動手段
を駆動して、光学要素の少なくとも一つを、筐体外から
処置可能な位置に配置する。従って、倍率の設定による
光学要素の移動や手動操作により光学要素の移動という
煩瑣な作業を必要とすることなく、光学要素を、筐体外
部から処置可能な状態とすることができる。
指示手段の指示により、光学要素配置手段が、移動手段
を駆動して、光学要素の少なくとも一つを、筐体外から
処置可能な位置に配置する。従って、倍率の設定による
光学要素の移動や手動操作により光学要素の移動という
煩瑣な作業を必要とすることなく、光学要素を、筐体外
部から処置可能な状態とすることができる。
【0012】ここで、筐体外部からの処置とは、光学要
素の交換、清掃、調整などのあらゆる処置を言う。筐体
外部から処置可能な位置としては、筐体に設けられた開
口部の近傍の位置や、筐体上部もしくは下部の開放箇所
の近傍位置、更には筐体から露出する位置などが考えら
れる。
素の交換、清掃、調整などのあらゆる処置を言う。筐体
外部から処置可能な位置としては、筐体に設けられた開
口部の近傍の位置や、筐体上部もしくは下部の開放箇所
の近傍位置、更には筐体から露出する位置などが考えら
れる。
【0013】指示手段による複写動作に関与する動作と
は異なる所定の動作の指示とは、例えば操作パネルに設
けられた特定のボタン(メンテナンスボタン等)を操作
することによりを作り出すものとしても良いし、例えば
電源投入後の初期動作の指示であっても差し支えない。
更に、複写装置が所定時間以上使用されない場合に、指
示を生成するものとすることもできる。
は異なる所定の動作の指示とは、例えば操作パネルに設
けられた特定のボタン(メンテナンスボタン等)を操作
することによりを作り出すものとしても良いし、例えば
電源投入後の初期動作の指示であっても差し支えない。
更に、複写装置が所定時間以上使用されない場合に、指
示を生成するものとすることもできる。
【0014】複写動作に関与する動作とは異なる所定の
動作とは、直接メンテナンスを指し示す動作でも良い
し、複写動作以外の動作モード、例えば環境設定モード
やオプションといった動作モードの選択により指し示さ
れる動作でも差し支えない。
動作とは、直接メンテナンスを指し示す動作でも良い
し、複写動作以外の動作モード、例えば環境設定モード
やオプションといった動作モードの選択により指し示さ
れる動作でも差し支えない。
【0015】
【実施例】以上説明した本発明の構成・作用を一層明ら
かにするために、以下本発明の好適な実施例について説
明する。図1は、実施例としての複写装置の一例である
スリット露光式複写装置(以下、複写カメラと呼ぶ)2
0の正面および側面からみた全体構成を示す説明図であ
る。
かにするために、以下本発明の好適な実施例について説
明する。図1は、実施例としての複写装置の一例である
スリット露光式複写装置(以下、複写カメラと呼ぶ)2
0の正面および側面からみた全体構成を示す説明図であ
る。
【0016】図示するように、この複写カメラ20は、
電子制御装置30などを収納したベース本体40と、ベ
ース本体40上に組み付けられて原稿架50を水平方向
に搬送する機構を組み込んだ原稿架移動ユニット100
と、原稿架移動ユニット100の上方に一体に組み立て
られた光学ユニット200およびドラムユニット300
とから構成されている。ドラムユニット300には、記
録材の一種であるロール状の感材を収納した2台のマガ
ジンA,Bがマウント可能であり、更に露光の完了した
感材を回収する回収箱305が取り付け可能である。マ
ガジンA,Bは、同一のものであるが、ここでは、上側
にマウントされたマガジンを上側マガジンA、下側にマ
ウントされたマガジンを下側マガジンBと呼ぶものとす
る。
電子制御装置30などを収納したベース本体40と、ベ
ース本体40上に組み付けられて原稿架50を水平方向
に搬送する機構を組み込んだ原稿架移動ユニット100
と、原稿架移動ユニット100の上方に一体に組み立て
られた光学ユニット200およびドラムユニット300
とから構成されている。ドラムユニット300には、記
録材の一種であるロール状の感材を収納した2台のマガ
ジンA,Bがマウント可能であり、更に露光の完了した
感材を回収する回収箱305が取り付け可能である。マ
ガジンA,Bは、同一のものであるが、ここでは、上側
にマウントされたマガジンを上側マガジンA、下側にマ
ウントされたマガジンを下側マガジンBと呼ぶものとす
る。
【0017】各部の構成について簡略に説明する。原稿
架移動ユニット100は、原稿架50の水平方向への搬
送を、ステッピングモータ102を動力源として行なう
ものであり、図示しない搬送レール上に摺動自在に保持
された原稿架50を、搬送ベルト110を用いて搬送す
る。原稿架50は、原稿を載置する透明ガラスが嵌め込
んだ下枠52と、この下枠52から左右2本のガススプ
リング53により支承され同じく透明ガラスを嵌め込ん
だ上枠55とから構成されている。複写される原稿は、
上枠55を上方に開いた状態で下枠52のガラス板上に
載置され、上枠55を閉めた状態で複写可能な状態とな
る。
架移動ユニット100は、原稿架50の水平方向への搬
送を、ステッピングモータ102を動力源として行なう
ものであり、図示しない搬送レール上に摺動自在に保持
された原稿架50を、搬送ベルト110を用いて搬送す
る。原稿架50は、原稿を載置する透明ガラスが嵌め込
んだ下枠52と、この下枠52から左右2本のガススプ
リング53により支承され同じく透明ガラスを嵌め込ん
だ上枠55とから構成されている。複写される原稿は、
上枠55を上方に開いた状態で下枠52のガラス板上に
載置され、上枠55を閉めた状態で複写可能な状態とな
る。
【0018】原稿架移動ユニット100の枠体上部に
は、操作パネル60が配置されている。この操作パネル
60の形状およびキーの配置を図2に示す。操作パネル
60には、上部から、16文字×4行の表示を行なう表
示パネル62、操作モードの設定を行なうキーであって
本発明の指示手段に相当するモードキー64、光量等を
入力するメモリキー66、上側マガジンAを用いるか下
側マガジンBを用いるかを排他的に選択するAキー70
およびBキー72、光量の表示を行なう2桁の光量表示
パネル74、露光を行なう光源として反射光源を用いる
か透過光源を用いるかを選択する反射光源キー76およ
び透過光源キー78、複写倍率を表示する4桁の倍率表
示パネル80、倍率の指定を行なうことを指示するパー
セントキー82、感材の長さを表示する4桁の感材長表
示パネル84、感材の長さの指定を行なうことを指示す
る感材長設定キー86、数値の指定を行なうテンキー8
8、小数点の入力を行なうポイントキー90、入力中の
数値をクリアするクリアキー92、露光動作の開始を指
示するスタートキー94、動作をリセットするリセット
キー96が備えられている。
は、操作パネル60が配置されている。この操作パネル
60の形状およびキーの配置を図2に示す。操作パネル
60には、上部から、16文字×4行の表示を行なう表
示パネル62、操作モードの設定を行なうキーであって
本発明の指示手段に相当するモードキー64、光量等を
入力するメモリキー66、上側マガジンAを用いるか下
側マガジンBを用いるかを排他的に選択するAキー70
およびBキー72、光量の表示を行なう2桁の光量表示
パネル74、露光を行なう光源として反射光源を用いる
か透過光源を用いるかを選択する反射光源キー76およ
び透過光源キー78、複写倍率を表示する4桁の倍率表
示パネル80、倍率の指定を行なうことを指示するパー
セントキー82、感材の長さを表示する4桁の感材長表
示パネル84、感材の長さの指定を行なうことを指示す
る感材長設定キー86、数値の指定を行なうテンキー8
8、小数点の入力を行なうポイントキー90、入力中の
数値をクリアするクリアキー92、露光動作の開始を指
示するスタートキー94、動作をリセットするリセット
キー96が備えられている。
【0019】これら操作パネル60に設けられたキーの
うち、排他的に選択されるものについては、選択された
状態を表示するLEDが設けられている。Aキー70,
Bキー72の隣には、マガジンの選択状態を示すLED
70A,LED72Aが設けられており、反射光源キー
76,透過光源キー78の上部には、LED76A,L
ED78Aが設けられている。なお、倍率表示パネル8
0もしくは感材長表示パネル84は、パーセントキー8
2もしくは感材長設定キー86を押したとき、対応する
側のパネルに表示されている数値の点滅を開始し、いず
れの指定を行なえる状態であるかを明示する。表示の点
滅は、テンキー88を用いて数値の入力を開始すると、
停止する。
うち、排他的に選択されるものについては、選択された
状態を表示するLEDが設けられている。Aキー70,
Bキー72の隣には、マガジンの選択状態を示すLED
70A,LED72Aが設けられており、反射光源キー
76,透過光源キー78の上部には、LED76A,L
ED78Aが設けられている。なお、倍率表示パネル8
0もしくは感材長表示パネル84は、パーセントキー8
2もしくは感材長設定キー86を押したとき、対応する
側のパネルに表示されている数値の点滅を開始し、いず
れの指定を行なえる状態であるかを明示する。表示の点
滅は、テンキー88を用いて数値の入力を開始すると、
停止する。
【0020】次に、光学ユニット200の構造を簡単に
説明する。光学ユニット200は、原稿から得られる光
学像を、ドラムユニット300に設けられたドラム31
0に静電吸着された感材上に結像させるためのものであ
る。光学ユニット200の光学系は、結像用のレンズ2
02を中心に構成され、反射光源用の第1ランプユニッ
ト204、透過光源用の第2ランプユニット206、原
稿からの光をレンズ202まで導く第1,第2,第3ミ
ラー211,212,213、レンズ202を通過した
光を感材まで導く第4,第5,第6,第7ミラー21
4,215,216,217、から構成されている。こ
のうち、第3,第4,第7ミラー213,214,21
7は、光学ユニット200に固定されている。一方、第
1,第2ミラー211,212は、昇降可能な物側移動
ミラーユニット220に組み込まれており、第5,第6
ミラー215,216は、同じく昇降可能な像側移動ミ
ラーユニット230に組み込まれている。
説明する。光学ユニット200は、原稿から得られる光
学像を、ドラムユニット300に設けられたドラム31
0に静電吸着された感材上に結像させるためのものであ
る。光学ユニット200の光学系は、結像用のレンズ2
02を中心に構成され、反射光源用の第1ランプユニッ
ト204、透過光源用の第2ランプユニット206、原
稿からの光をレンズ202まで導く第1,第2,第3ミ
ラー211,212,213、レンズ202を通過した
光を感材まで導く第4,第5,第6,第7ミラー21
4,215,216,217、から構成されている。こ
のうち、第3,第4,第7ミラー213,214,21
7は、光学ユニット200に固定されている。一方、第
1,第2ミラー211,212は、昇降可能な物側移動
ミラーユニット220に組み込まれており、第5,第6
ミラー215,216は、同じく昇降可能な像側移動ミ
ラーユニット230に組み込まれている。
【0021】物側移動ミラーユニット220と像側移動
ミラーユニット230とは、互いに独立に昇降可能であ
り、その昇降位置により、原稿からレンズ202までの
光学的な距離(物体距離)Xもしくはレンズ202から
ドラム310表面までの光学的な距離(像距離)Yを定
める。両距離X,Yが、レンズ202の焦点距離Fに対
して、 1/F=1/X+1/Y …(1) の関係を満たせば、原稿の光学像は、ドラム310の表
面に結像し、その時の倍率は、Y/Xとなる。従って、
物側移動ミラーユニット220と像側移動ミラーユニッ
ト230とを、指定された倍率に従い、式(1)の関係
を満たすように移動すれば、ドラム310表面に静電吸
着された感材上に、指定倍率の像を得ることができる。
物側移動ミラーユニット220および像側移動ミラーユ
ニット230の位置の制御は、後述する電子制御装置3
0により行なわれる。
ミラーユニット230とは、互いに独立に昇降可能であ
り、その昇降位置により、原稿からレンズ202までの
光学的な距離(物体距離)Xもしくはレンズ202から
ドラム310表面までの光学的な距離(像距離)Yを定
める。両距離X,Yが、レンズ202の焦点距離Fに対
して、 1/F=1/X+1/Y …(1) の関係を満たせば、原稿の光学像は、ドラム310の表
面に結像し、その時の倍率は、Y/Xとなる。従って、
物側移動ミラーユニット220と像側移動ミラーユニッ
ト230とを、指定された倍率に従い、式(1)の関係
を満たすように移動すれば、ドラム310表面に静電吸
着された感材上に、指定倍率の像を得ることができる。
物側移動ミラーユニット220および像側移動ミラーユ
ニット230の位置の制御は、後述する電子制御装置3
0により行なわれる。
【0022】実施例の複写カメラ20は、スリット露光
式のものなので、光学的な倍率は、原稿の幅方向につい
てのみ意味を持つ。原稿の長さ方向の倍率は、原稿架5
0の搬送速度とドラム310の周速度との比により定ま
る。従って、電子制御装置30は、操作パネル60から
入力された倍率に従い、両ミラーユニット220,23
0の位置の制御を行なった後、露光時には、原稿架50
とドラム310の速度比の制御も行なう。実際には、ド
ラム310の回転速度は一定とし、原稿架50の搬送速
度を可変している。
式のものなので、光学的な倍率は、原稿の幅方向につい
てのみ意味を持つ。原稿の長さ方向の倍率は、原稿架5
0の搬送速度とドラム310の周速度との比により定ま
る。従って、電子制御装置30は、操作パネル60から
入力された倍率に従い、両ミラーユニット220,23
0の位置の制御を行なった後、露光時には、原稿架50
とドラム310の速度比の制御も行なう。実際には、ド
ラム310の回転速度は一定とし、原稿架50の搬送速
度を可変している。
【0023】光学ユニット200の機構的な構造、およ
び物側移動ミラーユニット220,像側移動ミラーユニ
ット230を昇降する機構について、図3,図4,図5
を用いて説明する。図3は、光学ユニット200の要部
を側面から示す図であり、図4は、像側移動ミラーユニ
ット230を昇降する機構を正面から示す図であり、図
5は図4におけるA−A矢視図である。
び物側移動ミラーユニット220,像側移動ミラーユニ
ット230を昇降する機構について、図3,図4,図5
を用いて説明する。図3は、光学ユニット200の要部
を側面から示す図であり、図4は、像側移動ミラーユニ
ット230を昇降する機構を正面から示す図であり、図
5は図4におけるA−A矢視図である。
【0024】光学ユニット200は、図3に示すよう
に、複写カメラ20全体のフレームの内部に、独自の左
右側板240,241,天板243,底板244からな
るフレームを備える。この天板243と底板244との
間には、物側移動ミラーユニット220用のボールネジ
245および右左2本のガイド軸(図示省略)と、像側
移動ミラーユニット230用のボールネジ246と右左
2本のガイド軸247,248が架設されている。
に、複写カメラ20全体のフレームの内部に、独自の左
右側板240,241,天板243,底板244からな
るフレームを備える。この天板243と底板244との
間には、物側移動ミラーユニット220用のボールネジ
245および右左2本のガイド軸(図示省略)と、像側
移動ミラーユニット230用のボールネジ246と右左
2本のガイド軸247,248が架設されている。
【0025】物側移動ミラーユニット220は、第1ミ
ラー211,第2ミラー212を左右のミラーケース2
22に取り付けて収納しており、このミラーケース22
2は、ミラーホルダ225に固定されている。更に、こ
のミラーホルダ225は、支持部材226を介して、ボ
ールネジ245およびこのボールネジ245に隣接する
1本のガイド軸に取り付けられた昇降体227に固定さ
れている。同様に、像側移動ミラーユニット230は、
第5ミラー215,第6ミラー216を左右のミラーケ
ース232,233に取り付けて収納しており、このミ
ラーケース232,233は、ミラーホルダ235に固
定されている。更に、このミラーホルダ235は、支持
部材236を介して、ボールネジ246およびこのボー
ルネジ246に隣接するガイド軸247に取り付けられ
た昇降体237に固定されている。
ラー211,第2ミラー212を左右のミラーケース2
22に取り付けて収納しており、このミラーケース22
2は、ミラーホルダ225に固定されている。更に、こ
のミラーホルダ225は、支持部材226を介して、ボ
ールネジ245およびこのボールネジ245に隣接する
1本のガイド軸に取り付けられた昇降体227に固定さ
れている。同様に、像側移動ミラーユニット230は、
第5ミラー215,第6ミラー216を左右のミラーケ
ース232,233に取り付けて収納しており、このミ
ラーケース232,233は、ミラーホルダ235に固
定されている。更に、このミラーホルダ235は、支持
部材236を介して、ボールネジ246およびこのボー
ルネジ246に隣接するガイド軸247に取り付けられ
た昇降体237に固定されている。
【0026】ボールネジ245は、天板243の上部に
突き出た軸端にプーリ250が取り付けられており、駆
動ベルト251を介して、物側移動ミラーユニット昇降
用の駆動モータ252に結合されている。一方、ボール
ネジ246は、同じく軸端に設けられたプーリ254,
駆動ベルト255を介して、駆動モータ256に結合さ
れている。従って、駆動モータ252,256の回転
は、駆動ベルト251,255およびプーリ250,2
54を介してボールネジ245,246に伝達される。
ボールネジ245,246が回転すると、昇降体22
7,237に設けられたボールナット238との組合わ
せにより、昇降体227,237は、昇降する。
突き出た軸端にプーリ250が取り付けられており、駆
動ベルト251を介して、物側移動ミラーユニット昇降
用の駆動モータ252に結合されている。一方、ボール
ネジ246は、同じく軸端に設けられたプーリ254,
駆動ベルト255を介して、駆動モータ256に結合さ
れている。従って、駆動モータ252,256の回転
は、駆動ベルト251,255およびプーリ250,2
54を介してボールネジ245,246に伝達される。
ボールネジ245,246が回転すると、昇降体22
7,237に設けられたボールナット238との組合わ
せにより、昇降体227,237は、昇降する。
【0027】なお、図5に示すように、像側移動ミラー
ユニット230は、基本的に片持ち構造となっており、
全体の荷重は、ボールネジ246とこれに隣接するガイ
ド軸247とにより支えられている。また、その水平方
向に対する調整は、調整ネジ236Aにより昇降体23
7に対する角度調整により行なわれる構造となってい
る。このように、像側移動ミラーユニット230は、ボ
ールネジ246とガイド軸247とにより支持されてい
るので、いま一つのガイド軸247は、ミラーホルダ2
35に取り付けられたガイド部材239により、図5左
右方向には遊びを許した形態で保持されているに過ぎな
い。従って、ガイド軸248は、像側移動ミラーユニッ
ト230の前後方向の動きを規制しているだけであり、
ガイド軸248のボールネジ246等に対する並行度の
要求を、組立上無理のない範囲にとどめている。なお、
図示しないが、物側移動ミラーユニット220の支持構
造および各ガイド軸の構成も同様である。
ユニット230は、基本的に片持ち構造となっており、
全体の荷重は、ボールネジ246とこれに隣接するガイ
ド軸247とにより支えられている。また、その水平方
向に対する調整は、調整ネジ236Aにより昇降体23
7に対する角度調整により行なわれる構造となってい
る。このように、像側移動ミラーユニット230は、ボ
ールネジ246とガイド軸247とにより支持されてい
るので、いま一つのガイド軸247は、ミラーホルダ2
35に取り付けられたガイド部材239により、図5左
右方向には遊びを許した形態で保持されているに過ぎな
い。従って、ガイド軸248は、像側移動ミラーユニッ
ト230の前後方向の動きを規制しているだけであり、
ガイド軸248のボールネジ246等に対する並行度の
要求を、組立上無理のない範囲にとどめている。なお、
図示しないが、物側移動ミラーユニット220の支持構
造および各ガイド軸の構成も同様である。
【0028】かかる構成の光学ユニット200は、複写
カメラ20全体の側面カバー板150を開くことにより
露出するが、光学ユニット200自体の側板240,2
41が存在するため、物側移動ミラーユニット220,
像側移動ミラーユニット230などは、なお筐体内に収
納された状態である。側板241には、図3に示すよう
に、矩形の開口部261,262が設けられおり、ここ
から内部の状態が視認できるに過ぎない。既述したよう
に、複写倍率によって物側移動ミラーユニット220,
像側移動ミラーユニット230は様々な位置を取る。図
3では、物側移動ミラーユニット220は丁度この開口
部261の場所に位置しており、例えば第1ミラー21
1,第2ミラー212の清掃・取り替え等の作業が可能
である。一方、この倍率設定では、像側移動ミラーユニ
ット230は、開口部262とは何の関係もない位置に
位置しており、メンテナンス等の作業を行なうことはほ
とんど不可能である。
カメラ20全体の側面カバー板150を開くことにより
露出するが、光学ユニット200自体の側板240,2
41が存在するため、物側移動ミラーユニット220,
像側移動ミラーユニット230などは、なお筐体内に収
納された状態である。側板241には、図3に示すよう
に、矩形の開口部261,262が設けられおり、ここ
から内部の状態が視認できるに過ぎない。既述したよう
に、複写倍率によって物側移動ミラーユニット220,
像側移動ミラーユニット230は様々な位置を取る。図
3では、物側移動ミラーユニット220は丁度この開口
部261の場所に位置しており、例えば第1ミラー21
1,第2ミラー212の清掃・取り替え等の作業が可能
である。一方、この倍率設定では、像側移動ミラーユニ
ット230は、開口部262とは何の関係もない位置に
位置しており、メンテナンス等の作業を行なうことはほ
とんど不可能である。
【0029】次に、ドラムユニット300の構成を、図
1に拠って、簡略に説明する。ドラムユニット300
は、上側マガジンAもしくは下側マガジンBに収納され
た感材を引き出し、巻付用搬送機構320により、ドラ
ム310に感材を巻き付ける。感材は、巻付用搬送機構
320の途中に設けられた切断装置330により、操作
パネル60から指定された長さに切断される。ドラム3
10には、図示しない高電圧発生装置から高電圧が印加
されており、感材の搬送速度に応じた回転速度でドラム
310が回転されると、静電吸着作用により、感材はド
ラム310の表面に順次吸着し、ドラム310の外周に
セットされる。感材の吸着時には、ドラム310は、図
1反時計回りに回転し、感材の切断、吸着が完了する
と、感材の先端が露光位置に直前に位置するまで回転し
て停止する。なお、ドラム310は、モータ340によ
り、正逆いずれの方向にも回転可能である。
1に拠って、簡略に説明する。ドラムユニット300
は、上側マガジンAもしくは下側マガジンBに収納され
た感材を引き出し、巻付用搬送機構320により、ドラ
ム310に感材を巻き付ける。感材は、巻付用搬送機構
320の途中に設けられた切断装置330により、操作
パネル60から指定された長さに切断される。ドラム3
10には、図示しない高電圧発生装置から高電圧が印加
されており、感材の搬送速度に応じた回転速度でドラム
310が回転されると、静電吸着作用により、感材はド
ラム310の表面に順次吸着し、ドラム310の外周に
セットされる。感材の吸着時には、ドラム310は、図
1反時計回りに回転し、感材の切断、吸着が完了する
と、感材の先端が露光位置に直前に位置するまで回転し
て停止する。なお、ドラム310は、モータ340によ
り、正逆いずれの方向にも回転可能である。
【0030】露光時には、まず原稿架50が光学ユニッ
ト200の下方に搬送され、初期位置に移動する。原稿
架50を搬送している間に、物側移動ミラーユニット2
20および像側移動ミラーユニット230を、所定の倍
率を実現する位置に移動する。この状態から、ドラム3
10を図1時計回りに一定速度で回転し、同時に原稿架
50を設定倍率に基づいて定まる速度で搬送する。な
お、ドラム310および原稿架50の初期位置は、ドラ
ム310の回転の開始および原稿架50の搬送の開始に
おいては、回転速度,搬送速度が一定速度になるまで所
定の時間を要するので、この時間の余裕を見た位置とさ
れている。なお、ドラム310の回転用を除き、巻付用
搬送機構320や排出用搬送機構360等は、単一のス
テッピングモータ370(図1には図示せず)により駆
動されている。
ト200の下方に搬送され、初期位置に移動する。原稿
架50を搬送している間に、物側移動ミラーユニット2
20および像側移動ミラーユニット230を、所定の倍
率を実現する位置に移動する。この状態から、ドラム3
10を図1時計回りに一定速度で回転し、同時に原稿架
50を設定倍率に基づいて定まる速度で搬送する。な
お、ドラム310および原稿架50の初期位置は、ドラ
ム310の回転の開始および原稿架50の搬送の開始に
おいては、回転速度,搬送速度が一定速度になるまで所
定の時間を要するので、この時間の余裕を見た位置とさ
れている。なお、ドラム310の回転用を除き、巻付用
搬送機構320や排出用搬送機構360等は、単一のス
テッピングモータ370(図1には図示せず)により駆
動されている。
【0031】ドラム310の回転により感材の先端が剥
離装置350に至ると、図示しない剥離爪によりドラム
310から剥離され、排出用搬送機構360により、回
収箱305へと搬送される。本実施例では、感材は回収
箱305に回収し、他に設置された現像装置により現像
するが、自動現像装置をこの複写カメラ20のドラムユ
ニット300に連設し、現像まで一体に行なう構成とす
ることも差し支えない。
離装置350に至ると、図示しない剥離爪によりドラム
310から剥離され、排出用搬送機構360により、回
収箱305へと搬送される。本実施例では、感材は回収
箱305に回収し、他に設置された現像装置により現像
するが、自動現像装置をこの複写カメラ20のドラムユ
ニット300に連設し、現像まで一体に行なう構成とす
ることも差し支えない。
【0032】以上簡略に説明した実施例の複写カメラ2
0のこれら各ユニットは、電子制御装置30により管理
されている。電子制御装置30は、図6に示すように、
論理演算を実行する周知のCPU31,プログラムやデ
ータを予め記憶するROM32,データなどを一時的に
記憶するRAM33,CPU31の動作クロック等を生
成するクロック回路34等を内蔵し、更に外界とのイン
タフェースを取るための入出力ポート35,ステッピン
グモータコントローラ36などを備える。これらの各回
路は、バス30Aを介して相互に接続されている。
0のこれら各ユニットは、電子制御装置30により管理
されている。電子制御装置30は、図6に示すように、
論理演算を実行する周知のCPU31,プログラムやデ
ータを予め記憶するROM32,データなどを一時的に
記憶するRAM33,CPU31の動作クロック等を生
成するクロック回路34等を内蔵し、更に外界とのイン
タフェースを取るための入出力ポート35,ステッピン
グモータコントローラ36などを備える。これらの各回
路は、バス30Aを介して相互に接続されている。
【0033】入出力ポート35は、入出力ドライバ35
Aに接続されており、この入出力ドライバ35Aを介し
て、第1,第2ランプユニット204,206の他、外
部の種々のセンサ群37とのインタフェースを司る回路
である。入出力ドライバ35Aは、外部の種々のセンサ
群やランプユニットを直接駆動することが可能である。
CPU31は、この入出力ポート35および入出力ドラ
イバ35Aを介して、複写カメラ20の各部の状態を読
み込み、また、必要に応じて、ランプユニットの点灯・
消灯を制御する。ステッピングモータコントローラ36
は、ステッピングモータドライバ38,39を介して、
各種モータを制御する。ステッピングモータドライバ3
8には、物側移動ミラーユニット220の駆動モータ2
52および像側移動ミラーユニット230の駆動モータ
256が接続されている。また、ステッピングモータド
ライバ39には、原稿架50搬送用のステッピングモー
タ102、ドラム駆動用のモータ340、巻付用搬送機
構320などドラムユニット300の各部駆動用モータ
370などが接続されている。従って、CPU31は、
ステッピングモータコントローラ36を介して、各部モ
ータを自在に起動・運転・停止することができる。
Aに接続されており、この入出力ドライバ35Aを介し
て、第1,第2ランプユニット204,206の他、外
部の種々のセンサ群37とのインタフェースを司る回路
である。入出力ドライバ35Aは、外部の種々のセンサ
群やランプユニットを直接駆動することが可能である。
CPU31は、この入出力ポート35および入出力ドラ
イバ35Aを介して、複写カメラ20の各部の状態を読
み込み、また、必要に応じて、ランプユニットの点灯・
消灯を制御する。ステッピングモータコントローラ36
は、ステッピングモータドライバ38,39を介して、
各種モータを制御する。ステッピングモータドライバ3
8には、物側移動ミラーユニット220の駆動モータ2
52および像側移動ミラーユニット230の駆動モータ
256が接続されている。また、ステッピングモータド
ライバ39には、原稿架50搬送用のステッピングモー
タ102、ドラム駆動用のモータ340、巻付用搬送機
構320などドラムユニット300の各部駆動用モータ
370などが接続されている。従って、CPU31は、
ステッピングモータコントローラ36を介して、各部モ
ータを自在に起動・運転・停止することができる。
【0034】次に、この電子制御装置30が実行する処
理のうち、露光処理が開始される前の待機処理と、メン
テナンス時の処理とについて説明する。通常、電子制御
装置30は、図7に示す待機処理ルーチンを実行する。
このルーチンでは、まず操作パネル60からのキー入力
を読み取り(ステップS400)、キー入力に応じた各
種設定を行なう(ステップS410)。各種設定とは、
例えば上側マガジンAもしくは下側マガジンBの選択、
光源の選択、倍率の設定、原稿長さの設定等である。
理のうち、露光処理が開始される前の待機処理と、メン
テナンス時の処理とについて説明する。通常、電子制御
装置30は、図7に示す待機処理ルーチンを実行する。
このルーチンでは、まず操作パネル60からのキー入力
を読み取り(ステップS400)、キー入力に応じた各
種設定を行なう(ステップS410)。各種設定とは、
例えば上側マガジンAもしくは下側マガジンBの選択、
光源の選択、倍率の設定、原稿長さの設定等である。
【0035】各種設定が行なわれた後、スタートキー9
4が押されていれば(ステップS420)、露光処理に
移行し、既述した各ユニットの動作を制御して原稿架5
0の搬送、感材の巻き付け、ランプユニット204もし
くは206の点灯、露光の実行(原稿架50とドラム3
10の同期駆動)等を実行する。スタートキー94が押
されていなければ、ステップS400に戻って、操作パ
ネル60からのキー入力から上述した処理を繰り返す。
4が押されていれば(ステップS420)、露光処理に
移行し、既述した各ユニットの動作を制御して原稿架5
0の搬送、感材の巻き付け、ランプユニット204もし
くは206の点灯、露光の実行(原稿架50とドラム3
10の同期駆動)等を実行する。スタートキー94が押
されていなければ、ステップS400に戻って、操作パ
ネル60からのキー入力から上述した処理を繰り返す。
【0036】上述した待機ルーチンにおける各種設定の
ひとつに、メンテナンス処理がある。即ち、図8に示す
ように、操作パネル60からのキー入力に対してモード
キー64が押されたか否かの判断を行ない(ステップS
430)、モードキー64が押されたと判断した場合に
は、物側移動ミラーユニット220,像側移動ミラーユ
ニット230が、第1,第2開口部261,262に対
応する位置(目的位置)にあるか否かの判断を行なう
(ステップS440)。CPU31は、現在の物側移動
ミラーユニット220,像側移動ミラーユニット230
の位置を、原点位置を0としてモータに送ったステップ
数としてRAM33に記憶しているから、これを読み出
し、目的位置に対応したステップ数に対して所定の範囲
(例えば±50ステップ等)に入っていれば、物側移動
ミラーユニット220,像側移動ミラーユニット230
は目的位置に存在すると判断する。
ひとつに、メンテナンス処理がある。即ち、図8に示す
ように、操作パネル60からのキー入力に対してモード
キー64が押されたか否かの判断を行ない(ステップS
430)、モードキー64が押されたと判断した場合に
は、物側移動ミラーユニット220,像側移動ミラーユ
ニット230が、第1,第2開口部261,262に対
応する位置(目的位置)にあるか否かの判断を行なう
(ステップS440)。CPU31は、現在の物側移動
ミラーユニット220,像側移動ミラーユニット230
の位置を、原点位置を0としてモータに送ったステップ
数としてRAM33に記憶しているから、これを読み出
し、目的位置に対応したステップ数に対して所定の範囲
(例えば±50ステップ等)に入っていれば、物側移動
ミラーユニット220,像側移動ミラーユニット230
は目的位置に存在すると判断する。
【0037】物側移動ミラーユニット220,像側移動
ミラーユニット230をメンテナンスの位置に移動した
後で再度モードキー64を操作した場合などで、物側移
動ミラーユニット220,像側移動ミラーユニット23
0が目的位置にあると判断した場合には、駆動モータ2
52,256を駆動する必要はないから、何も行なわず
に「エンド」に抜けて、本処理ルーチンをそのまま終了
する。一方、物側移動ミラーユニット220,像側移動
ミラーユニット230が目的位置にないと判断した場合
には、ステッピングモータコントローラ36に、駆動モ
ータ252,256に対する駆動データを各々セットす
る処理を行なう(ステップS450)。ここでセットさ
れる駆動データは、物側移動ミラーユニット220,像
側移動ミラーユニット230が、丁度側板241に設け
られた第1,第2開口部261,262に位置する状態
に対応したデータである。即ち、CPU31は、現在の
物側移動ミラーユニット220,像側移動ミラーユニッ
ト230の位置と第1,第2開口部261,262の位
置との各々の隔たりを演算し、これに対応した駆動デー
タをステッピングモータコントローラ36に設定する。
ミラーユニット230をメンテナンスの位置に移動した
後で再度モードキー64を操作した場合などで、物側移
動ミラーユニット220,像側移動ミラーユニット23
0が目的位置にあると判断した場合には、駆動モータ2
52,256を駆動する必要はないから、何も行なわず
に「エンド」に抜けて、本処理ルーチンをそのまま終了
する。一方、物側移動ミラーユニット220,像側移動
ミラーユニット230が目的位置にないと判断した場合
には、ステッピングモータコントローラ36に、駆動モ
ータ252,256に対する駆動データを各々セットす
る処理を行なう(ステップS450)。ここでセットさ
れる駆動データは、物側移動ミラーユニット220,像
側移動ミラーユニット230が、丁度側板241に設け
られた第1,第2開口部261,262に位置する状態
に対応したデータである。即ち、CPU31は、現在の
物側移動ミラーユニット220,像側移動ミラーユニッ
ト230の位置と第1,第2開口部261,262の位
置との各々の隔たりを演算し、これに対応した駆動デー
タをステッピングモータコントローラ36に設定する。
【0038】CPU31は、駆動データをセットした
後、ステッピングモータコントローラ36に対してモー
タの駆動を開始する指示を行なう(ステップS46
0)。ステッピングモータコントローラ36は、モータ
駆動開始の指示を受けると、予め受け取った駆動データ
に従って、駆動モータ252,256をステッピングモ
ータドライバ38,39を介して制御する。この結果、
物側移動ミラーユニット220,像側移動ミラーユニッ
ト230は、第1,第2開口部261,262の位置ま
で移動され、その位置に停止する。CPU31は、ステ
ッピングモータコントローラ36を介して駆動モータ2
52,256が停止したか否かを判断し、停止するまで
待機する(ステップS470)。駆動モータ252,2
56が停止すると、「エンド」に抜けて、本ルーチンを
終了する。
後、ステッピングモータコントローラ36に対してモー
タの駆動を開始する指示を行なう(ステップS46
0)。ステッピングモータコントローラ36は、モータ
駆動開始の指示を受けると、予め受け取った駆動データ
に従って、駆動モータ252,256をステッピングモ
ータドライバ38,39を介して制御する。この結果、
物側移動ミラーユニット220,像側移動ミラーユニッ
ト230は、第1,第2開口部261,262の位置ま
で移動され、その位置に停止する。CPU31は、ステ
ッピングモータコントローラ36を介して駆動モータ2
52,256が停止したか否かを判断し、停止するまで
待機する(ステップS470)。駆動モータ252,2
56が停止すると、「エンド」に抜けて、本ルーチンを
終了する。
【0039】使用者がこの状態で、複写カメラ20全体
の側面カバー150を開くと、物側移動ミラーユニット
220,像側移動ミラーユニット230は、共に光学ユ
ニット200の側板241の開口部261,262の位
置に停止している。即ち、本実施例の式複写カメラ20
では、メンテナンスに先立って、モードキー64を押す
だけで、物側移動ミラーユニット220,像側移動ミラ
ーユニット230ともに、メンテナンス可能な位置まで
移動する。従って、使用者は、物側移動ミラーユニット
220,像側移動ミラーユニット230に関し、ミラー
の交換や調整等のメンテナンス作業を容易に行なうこと
ができる。
の側面カバー150を開くと、物側移動ミラーユニット
220,像側移動ミラーユニット230は、共に光学ユ
ニット200の側板241の開口部261,262の位
置に停止している。即ち、本実施例の式複写カメラ20
では、メンテナンスに先立って、モードキー64を押す
だけで、物側移動ミラーユニット220,像側移動ミラ
ーユニット230ともに、メンテナンス可能な位置まで
移動する。従って、使用者は、物側移動ミラーユニット
220,像側移動ミラーユニット230に関し、ミラー
の交換や調整等のメンテナンス作業を容易に行なうこと
ができる。
【0040】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明はこうした実施例に何等限定されるものではな
く、例えば開口部261,262の形状が矩形以外のも
の、開口部に扉が付いている形態、モードキー64の操
作に代えて側面カバー150を開く動作を行なうと自動
的にミラーユニット220などが開口部まで移動する構
成、例えば開放部を有する最上部などのメンテナンス可
能な他の位置まで移動する構成、物側移動ミラーユニッ
ト220,像側移動ミラーユニット230のいずれか一
方を指定して開口部261,262まで移動する構成な
ど、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々な
る態様で実施し得ることは勿論である。
本発明はこうした実施例に何等限定されるものではな
く、例えば開口部261,262の形状が矩形以外のも
の、開口部に扉が付いている形態、モードキー64の操
作に代えて側面カバー150を開く動作を行なうと自動
的にミラーユニット220などが開口部まで移動する構
成、例えば開放部を有する最上部などのメンテナンス可
能な他の位置まで移動する構成、物側移動ミラーユニッ
ト220,像側移動ミラーユニット230のいずれか一
方を指定して開口部261,262まで移動する構成な
ど、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々な
る態様で実施し得ることは勿論である。
【0041】また、本実施例では、スリット露光式の複
写カメラについて説明したが、本発明はこれ以外の複写
装置にも適用可能であり、光学系を構成するミラーやレ
ンズなどの少なくとも一つが移動するものにはすべて応
用することができる。図9(A)ないし(D)に、複写
装置の光学系のうち、いくつかを例示する。これらの光
学系では、倍率の変更のみならず原稿の走査のために光
学系が移動するものも含まれている(A)(C)(D)
が、これら移動するミラーやレンズを備えた複写装置の
すべてに、本発明を用いることができる。
写カメラについて説明したが、本発明はこれ以外の複写
装置にも適用可能であり、光学系を構成するミラーやレ
ンズなどの少なくとも一つが移動するものにはすべて応
用することができる。図9(A)ないし(D)に、複写
装置の光学系のうち、いくつかを例示する。これらの光
学系では、倍率の変更のみならず原稿の走査のために光
学系が移動するものも含まれている(A)(C)(D)
が、これら移動するミラーやレンズを備えた複写装置の
すべてに、本発明を用いることができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明の複写装置で
は、指示手段により指示するだけで、筐体内に移動可能
に収納された光学要素を、筐体外から処置可能な位置に
配置するので、光学要素に対して必要な処置の実施を容
易にすることができるという優れた効果を奏する。この
結果、光学系を構成する光学要素に対するメンテナンス
(交換、調整、清掃、確認等)が格段に容易となる。
は、指示手段により指示するだけで、筐体内に移動可能
に収納された光学要素を、筐体外から処置可能な位置に
配置するので、光学要素に対して必要な処置の実施を容
易にすることができるという優れた効果を奏する。この
結果、光学系を構成する光学要素に対するメンテナンス
(交換、調整、清掃、確認等)が格段に容易となる。
【0043】また、筐体内の空間に光学要素を適切に配
置し、装置の小型化を図る場合において、光学要素に対
する必要な処置が可能となるから、装置の小型化とメン
テナンス等の容易さという両立し難い要請を、共に解決
することができる。
置し、装置の小型化を図る場合において、光学要素に対
する必要な処置が可能となるから、装置の小型化とメン
テナンス等の容易さという両立し難い要請を、共に解決
することができる。
【図1】本発明の一実施例である複写カメラの正面図お
よび側面からその構成を示す説明図である。
よび側面からその構成を示す説明図である。
【図2】操作パネル60の構成を示す説明図である。
【図3】光学ユニット200の構成を示す側面図であ
る。
る。
【図4】像側移動ミラーユニット230を駆動する機構
の要部を複写カメラ20正面から見た説明図である。
の要部を複写カメラ20正面から見た説明図である。
【図5】図4におけるA−A矢視図である。
【図6】電子制御装置30の概略構成を示すブロック図
である。
である。
【図7】電子制御装置30が実行する待機処理ルーチン
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図8】同じくミラーユニットメンテナンス処理ルーチ
ンを示すフローチャートである。
ンを示すフローチャートである。
【図9】本発明が適用可能な他の光学系のいくつかを例
示する説明図である。
示する説明図である。
【符号の説明】 20…スリット露光式複写カメラ 30…電子制御装置 30A…バス 31…CPU 32…ROM 33…RAM 34…クロック回路 35…入出力ポート 36…ステッピングモータコントローラ 37…センサ群 38,39…ステッピングモータドライバ 40…ベース本体 50…原稿架 52…下枠 55…上枠 60…操作パネル 62…表示パネル 64…モードキー 66…メモリキー 80…倍率表示パネル 82…パーセントキー 88…テンキー 90…ポイントキー 92…クリアキー 94…スタートキー 96…リセットキー 100…原稿架移動ユニット 150…側面カバー 200…光学ユニット 202…レンズ 204…第1ランプユニット 206…第2ランプユニット 211…第1ミラー 212…第2ミラー 213…第3ミラー 214…第4ミラー 215…第5ミラー 216…第6ミラー 217…第7ミラー 220…物側移動ミラーユニット 222…ミラーケース 225…ミラーホルダ 226…支持部材 227…昇降体 230…像側移動ミラーユニット 232,233…ミラーケース 235…ミラーホルダ 236…支持部材 236A…調整ネジ 237…昇降体 238…ボールナット 239…ガイド部材 245,246…ボールネジ 247,248…ガイド軸 250,254…プーリ 252,256…駆動モータ 253,255…駆動ベルト 261,262…開口部
Claims (3)
- 【請求項1】 原稿上の像を記録材上に結像する光学系
を筐体内に備え、該光学系を構成する光学要素のうち、
少なくとも一つを移動する移動手段を備えた複写装置で
あって、 複写動作とは異なる所定の動作を指示する指示手段と、 該所定の動作が指示されたとき、前記移動手段を駆動し
て、前記光学要素の少なくとも一つを前記筐体外から処
置可能な位置に配置する光学要素配置手段とを備えた複
写装置。 - 【請求項2】 結像用の光学系を筐体内に備え、該光学
系から原稿までの光路長および記録材までの光路長の少
なくとも一方を変更することによって倍率を可変し、該
倍率で前記原稿上の画像を前記記録材に複写する変倍の
複写装置であって、 前記光学系を構成する光学要素のうち、少なくとも一つ
を移動する移動手段と、 前記倍率を設定する倍率設定手段と、 該設定された倍率を参照し、前記移動手段を駆動して、
該倍率を実現する位置に前記光学要素を配置する光学要
素駆動制御手段と、 複写動作に関与する動作とは異なる所定の動作を指示す
る指示手段と、 該所定の動作が指示されたとき、前記移動手段を駆動し
て、前記光学要素の少なくとも一つを前記筐体外から処
置可能な位置に配置する光学要素配置手段とを備えた複
写装置。 - 【請求項3】 請求項1もしくは2記載の複写装置であ
って、 前記光学要素は、光路長を可変するよう移動可能な組合
わせミラーであり、 前記光学要素配置手段は、前記指示手段により所定の動
作が指示されたとき、前記組合わせミラーを前記筐体に
設けられた開口部の近傍に配置する手段である複写装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4309307A JPH06138559A (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 複写装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4309307A JPH06138559A (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 複写装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06138559A true JPH06138559A (ja) | 1994-05-20 |
Family
ID=17991437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4309307A Pending JPH06138559A (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 複写装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06138559A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6310166A (ja) * | 1986-07-02 | 1988-01-16 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP4093812B2 (ja) * | 2002-07-26 | 2008-06-04 | 日野自動車株式会社 | 車両用アンダカバーの取付構造 |
-
1992
- 1992-10-23 JP JP4309307A patent/JPH06138559A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6310166A (ja) * | 1986-07-02 | 1988-01-16 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP4093812B2 (ja) * | 2002-07-26 | 2008-06-04 | 日野自動車株式会社 | 車両用アンダカバーの取付構造 |
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