JPH06138518A - カメラの測光装置 - Google Patents

カメラの測光装置

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JPH06138518A
JPH06138518A JP4290522A JP29052292A JPH06138518A JP H06138518 A JPH06138518 A JP H06138518A JP 4290522 A JP4290522 A JP 4290522A JP 29052292 A JP29052292 A JP 29052292A JP H06138518 A JPH06138518 A JP H06138518A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 標準画面サイズの通常撮影モードとトリミン
グ撮影モードとでのファインダ内の視野を切換えること
ができる一眼レフレックスカメラであって、トリミング
撮影時であっても低輝度時での測光の輝度限界値が低下
せずに、通常撮影時と同様に、正確な測光値が得られる
カメラの測光装置を提供する。 【構成】トリミング撮影モードに設定された際に、プリ
ントに利用される画面領域に対応するファインダ視野以
外のファインダ範囲の透過率を少なくとも2つの状態に
設定可能なファインダ状態設定手段4と、ファインダ光
路中に配設され、上記ファインダ状態設定手段によって
設定されたファインダを透過する光量を測定する測光手
段8と、上記ファインダ状態に応じた上記測光手段8の
出力の少なくとも1つを記憶する記憶手段と、上記記憶
手段に記憶された値、または上記記憶手段に記憶された
値と上記測光手段8によって測定された値に基づいて、
上記画面領域の測光値を算出する測光値算出手段とを具
備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カメラの測光装置、
詳しくは、標準画面サイズの通常の撮影と、この撮影範
囲より狭い撮影範囲のトリミング撮影とを切換え可能な
一眼レフレックスカメラの測光装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、通常撮影とトリミング撮影とを切
換え可能なカメラの測光装置に関しては種々提案されて
いる。例えば、USP Re.32,797号に示され
ているように、トリミング時は測光手段によりトリミン
グ範囲の測光を行い、その測光値を露出コントロール手
段でパラメータ補正して正確な露出を得るようにしたも
の。また、USP 4,943,825号に示されてい
るように、標準撮影モード,トリミング撮影モードに関
わらず、トリミング撮影モードの撮影範囲に略対応した
範囲を測光し、その測光値に対して露出を得るようにし
たものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記USP
Re32,797号の技術手段では、トリミング撮影
時に測光範囲が狭くなるために、低輝度時での測光の輝
度限界値が低下するという欠点がある。また、上記US
P 4,943,825号では、通常、撮影する機会の
多い標準撮影モード時に、トリミング撮影範囲での中央
重点測光の傾向が強くなり、画角の周辺部の輝度が中央
部の輝度と異なる場合には適正露出が得られず、また、
低輝度時での測光の輝度限界値が低下するという問題点
がある。
【0004】本発明の目的は、標準画面サイズの通常撮
影モードとトリミング撮影モードとでのファインダ内の
視野を切換えることができる一眼レフレックスカメラで
あって、トリミング撮影時であっても低輝度時での測光
の輝度限界値が低下せずに、通常撮影時と同様に、正確
な測光値が得られるカメラの測光装置を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明によるカメラの
測光装置は、通常撮影モードと、この通常撮影モードの
撮影範囲より狭い撮影範囲をトリミング範囲として指示
するトリミング撮影モードとを選択可能な一眼レフレッ
クスカメラの測光装置において、トリミング撮影モード
に設定された際に、プリントに利用される画面領域に対
応するファインダ視野以外のファインダ範囲の透過率を
少なくとも2つの状態に設定可能なファインダ状態設定
手段と、ファインダ光路中に配設され、上記ファインダ
状態設定手段によって設定されたファインダを透過する
光量を測定する測光手段と、上記ファインダ状態に応じ
た上記測光手段の出力の少なくとも1つを記憶する記憶
手段と、上記記憶手段に記憶された値、または上記記憶
手段に記憶された値と上記測光手段によって測定された
値に基づいて、上記画面領域の測光値を算出する測光値
算出手段とを具備する。
【0006】
【作用】通常撮影モードのファインダ視野とトリミング
撮影モードのファインダ視野とを選択的に切換えると共
に、トリミング撮影モードに切り換えた際の測光時に
は、トリミング撮影範囲以外のファインダ範囲を少なく
とも2つの透過率の異なる状態におけるファインダ範囲
で測光し、その測光で得られた値の少なくとも1つを記
憶し、その測光された値に基づき、トリミング範囲の測
光値を算出する。
【0007】
【実施例】以下、図示の実施例によって本発明を説明す
る。図1は、本発明の第1実施例を示したトリミング撮
影可能な一眼レフレックスカメラの光学系の概略構成図
である。
【0008】図示されないカメラ本体のレンズ鏡筒内に
保持された撮影レンズ1の光軸0上の後方には、ファイ
ンダ光学系を構成する可動反射ミラー2が上端部2aを
回動自在に支持されて45度の角度に斜設されている。
同可動反射ミラー2の上方には、上記撮影レンズ1から
の被写体像を結像させるフォーカシングスクリーン3が
配設されていて、同フォーカシングスクリーン3の直上
には、同スクリーン3に接近して、ファインダ視野枠内
を通常撮影画面サイズの視野範囲とこれよりも小さい画
面サイズのトリミング撮影視野範囲とに切り換えるファ
インダ視野マスクとしてのLCDパネル4が配設されて
いる。
【0009】このLCDパネル4は、図2に示すよう
に、標準撮影モードと、トリミング撮影モードにおける
2つの状態との合計3つの視野範囲の状態に切り換わ
る。即ち、標準撮影モード時は、図2(A)に示すよう
に、上記LCDパネル4の全体が透過状態となる。ま
た、トリミング撮影モード時には、図2(B),(C)
に示すように、トリミングした画面の、上記LCDパネ
ル4の上部および下部の帯状の部分(以下、トリミング
マスクと呼ぶ)の範囲4a(以下、トリミングマスク範
囲と呼ぶ)は、それぞれが、細かいドットパターンによ
り半透明状態である光の透過率が高い(以下、高透過率
という)状態(図2(B))と、同図2(B)より、ド
ットの密度が高く光の透過の割合が低い状態である光の
透過率が低い(以下、低透過率という)状態(図2
(C))との2つの状態に切換わる。なお、本実施例で
はトリミング撮影として、通常撮影に対し、横寸法が同
じで、縦寸法が小さくなった、いわゆる、パノラマ撮影
と呼ばれる場合について説明する。
【0010】図1に戻って、上記LCDパネル4の上方
には、ペンタプリズム5が配設され、同ペンタプリズム
5の後方には接眼レンズ6が配設されている。そして、
上記ペンタプリズム5の後方で、同接眼レンズ6の近傍
には、被写体の輝度を測定するための測光レンズ7が、
またその後方に測光用受光素子8がそれぞれ配設されて
いる。
【0011】このように構成された光学系を有するトリ
ミング撮影可能なカメラにおいては、上記撮影レンズ1
を透過した被写体からの光束は、撮影光学系の光軸上に
斜設された上記可動反射ミラー2で上方へ向けて反射さ
れて、上記フォーカシングスクリーン3上に被写体像を
結像する。この被写体像は、通常撮影モード時では、全
透過状態である上記LCDパネル4を介して、上記接眼
レンズ6で観察される。そして、上記フォーカシングス
クリーン3上の被写体像からの光束が上記ペンタプリズ
ム5の後方に配設されている上記測光レンズ7によっ
て、上記測光用受光素子8に集光し、上記被写体像の輝
度が測定される。このときの測光の範囲が通常撮影モー
ドでの標準撮影範囲に対応する上記フォーカシングスク
リーン3の全面またはほぼ全面となるように、上記測光
レンズ7および測光用受光素子8は配置されている。
【0012】また、トリミング撮影モード時のファイン
ダ視野範囲は、上記フォーカシングスクリーン3の上方
に配設された上記LCDパネル4により規制される。通
常撮影モード時では、図2(A)に示すように、上記フ
ォーカシングスクリーン3の画面全域に対応した上記L
CDパネル4の範囲が透過状態となるので、被写体像の
観察と被写体の測光は上記フォーカシングスクリーン3
の全体の範囲で行われる。
【0013】これに対して、トリミング撮影モードの測
光時には、図2(B),(C)に示すように、トリミン
グ範囲に応じたファインダ視野が得られ、上記トリミン
グマスク範囲4aを、高透過率状態(図2(B))と低
透過率状態(図2(C))とに交互に切換えるように上
記LCDパネル4は駆動される。これにより、上記フォ
ーカシングスクリーン3上の被写体光像は上記LCDパ
ネル4のトリミング範囲4bはそのまま透過するが、上
記LCDパネル4のトリミングマスク範囲4aでは光が
透過する際に弱められる。このため、上記フォーカシン
グスクリーン3の被写体像は、上記トリミング範囲4b
では上記接眼レンズ6で鮮明に観察できるが、上記トリ
ミングマスク範囲4aでは同接眼レンズ6で、同トリミ
ング範囲4bよりも暗い状態で観察される。そこで、ト
リミング撮影モード時に、上記トリミング範囲4bのみ
を測光するよりも、上記トリミングマスク範囲4aを含
めたファインダ全体の範囲を測光するほうが、上記受光
素子8に集光する測光光量は増加する。
【0014】図3,図4は、通常撮影モード時およびト
リミング撮影モード時でのファインダ内の被写体とその
視野を示している。標準撮影モード時には、図3に示す
ように、上記フォーカシングスクリーン3の全体がファ
インダ視野9となり、これを撮影者が観察する。また、
トリミング撮影モード時には、上記LCDパネル4の状
態に対応してファインダ全体の視野状態も、ファインダ
のトリミングマスク範囲が高透過率状態(図4(A))
と低透過率状態(図4(B))とに切換わる。図4
(A)に示すように、ファインダのトリミングマスク範
囲9aが高透過率状態では、同範囲9aはトリミング範
囲9bよりも若干暗い状態で、ファインダ全体の視野範
囲の被写体が観察される。また、上記LCDパネル4が
切換えられて、図4(B)に示すように、ファインダの
トリミングマスク範囲9aが低透過率状態では、同範囲
9aがトリミング範囲9bよりも暗い状態で、ファイン
ダ全体の範囲の被写体が観察される。
【0015】そして、トリミング撮影モード時には、上
記LCDマスク4は上記トリミングマスク範囲4aにお
いて、高透過率状態と低透過率状態とが交互に切換わる
ので、ファインダ内も、図4(A),(B)のトリミン
グマスク範囲9aは図4(A)に示す高透過率状態と、
図4(B)に示す低透過率状態とに交互に切換わる。
【0016】通常撮影モード時の測光は、上記LCDパ
ネル4の全体が光の透過状態の時に行われる。例えば、
測光方式が平均測光であれば、ファインダ全体の範囲に
対して測光が行われる。また、トリミング撮影モード時
の測光は、上記LCDパネル4のトリミングマスク範囲
4aが高透過率状態と低透過率状態とのそれぞれの状態
の時に行われる。トリミング撮影モード時の測光光量
は、通常撮影モード時の測光光量よりも上記LCDパネ
ル4の遮光ドットパターンにより上記測光用受光素子8
に集光する光量は若干減少するが、上記LCDパネル4
のトリミングマスク範囲4aが完全な遮光状態での測光
に比べれば遥かに光量は多くなる。
【0017】図5は、本実施例のトリミング撮影可能な
カメラに内蔵されている電気回路の構成を示すブロック
図である。カメラの動作を制御するCPU11からは、
フィルムの巻き上げ,巻き戻しを制御するための信号が
フィルム給送制御回路12へ、また、オートフォーカス
(AF)を制御するための信号がAF制御回路13へ、
更に、撮影レンズ(図1参照)のズーム・フォーカス用
レンズを駆動するための信号がレンズ駆動制御回路14
へそれぞれ出力されるようになっている。また、上記C
PU11には、AF動作を開始するためのスイッチ15
と、AF動作が完了した後に露出シーケンスを開始させ
るためのスイッチ16とがそれぞれGND間に接続され
る。
【0018】そして、トリミング切換制御回路17には
通常撮影モードとトリミング撮影モードとを切り換える
ためのスイッチSW18がGND間に接続されており、
このスイッチ18によるモード切換信号は上記トリミン
グ切換制御回路17から上記CPU11に入力される。
また上記トリミング切換制御回路17からのトリミング
切換制御信号は露光マスク切換制御回路19へ出力さ
れ、この露光マスク切換制御回路19からの露光マスク
切換制御信号が、図示されないフィルム露光マスク部材
および、その駆動系に出力されてフィルムの露光範囲を
切り換える。更に、上記トリミング切換制御回路17か
らのトリミング切換制御信号がLCDパネルドライバ2
0へ出力されて、このLCDパネルドライバ20により
上記LCDパネル4がファインダ内の視野を切り換え
る。
【0019】また、上記CPU11からの露出を制御す
るための信号が露出制御回路21に入力され、また上記
トリミング切換制御回路17からもトリミング切換制御
信号が同露出制御回路21に入力される。この露出制御
回路21からは、ミラー,シャッタおよび絞りを駆動す
るための信号がミラー・シャッタ・絞り駆動回路22へ
出力され、この駆動回路22により図示されないミラ
ー,シャッタ,絞りが駆動される。上記露出制御回路2
1からは測光を制御するための露出制御信号が測光制御
回路23へ出力され、この測光制御回路23が上記測光
用受光素子8により測定された被写体輝度測定値を上記
露出制御回路21を介して上記CPU11に入力する。
【0020】そして、露出制御回路により、上記測光用
受光素子8で測光された測光値からシャッタ速度、およ
び絞り値が決定される。通常撮影モード時は、ファイン
ダ全体の範囲を測光した測光値により上記露出制御回路
21において通常撮影モード時のパラメータからシャッ
タ速度、および絞り値が算出されて露出が制御される。
【0021】次に、トリミング撮影モード時における測
光値の算出手段を図6によって説明する。図6は、例え
ば、上記LCDパネル4のトリミングマスク範囲が、高
透過率状態(図6(A))と低透過率状態(図6
(B))の場合の測光による測光値から、トリミング範
囲aの測光値を算出する際の1例を示したものである。
即ち、上記LCDパネル4のトリミングマスク範囲が高
透過率の場合の上記測光用受光素子8の光電流をI、低
透過率の場合の光電流をI′、上記高透過率の値に対す
る上記低透過率の値の割合をΔKとし、求めるトリミン
グ範囲aによる光電流をIaとすると、高透過率の範囲
bによる光電流をIb、低透過率の範囲b′による光電
流をIb′として、 Ia+Ib=I ・・・・(1) Ia+Ib′=I′ ・・・・(2) Ib′/Ib=ΔK ・・・・(3) 上式(2),(3)より Ia+ΔK・Ib=I′ ・・・・(4) 上式(1),(4)より Ia+ΔK・(I−Ia)=I′ Ia・(ΔK−1)=ΔK・I−I′ Ia=(ΔK・I−I′)/(ΔK−1) となり、トリミング撮影範囲で測光された測光値(光電
流値)Iaは、上記LCDパネル4のトリミングマスク
範囲4aが高透過率での上記測光用受光素子8の光電流
I、低透過率での光電流I′、上記高透過率の値に対す
る上記低透過率の値の割合ΔKにより算出される。図7
は、このことを線図で示したもので、縦軸が光電流値
で、横軸が半透明のトリミングマスク範囲の透過率を1
00%に換算して、ファインダ内全体の光が透過する面
積を示しており、そのトリミングマスクでの面積を高透
過率状態では2b,低透過率状態では2b′とし、トリ
ミング撮影範囲ではaとする。光電流I,I′にそれぞ
れ対応する換算された面積a+2b,a+2b′の交点
を結んで、トリミング範囲の面積aの方向へ延長して、
同面積aと交わった点が求める光電流値Iaとなる。そ
して、この光電流値Iaを用いて、上記露出制御回路2
1において、トリミング撮影モード時に対応したパラメ
ータによりシャッタ速度,絞り値が算出される。
【0022】また、このような回路構成を有するカメラ
の動作を、図8のフローチャートによって説明する。こ
のフローチャートは、測光におけるサブルーチンであ
る。シーケンスがスタートして、ステップS1におい
て、トリミング撮影モードであるか否かを判断して、ト
リミング撮影モードでなければステップS14に進む
が、トリミング撮影モードであればステップS2に進
む。トリミング撮影モードの切換えは上記スイッチ18
(図5参照)をオンして上記トリミング切換制御回路1
7により行われる。
【0023】トリミング撮影モードに切換えられると、
ステップS2では、上記LCDパネル4を駆動して、同
LCDパネル4のトリミングマスク範囲を高透過率状態
に切換える。その高透過率状態で、ステップS3にて、
ファインダ全体の第1の測光(D1)を行う。この測光
で得られた測光データD1をステップS4において、上
記CPU11のメモリに記憶する。
【0024】ステップS5では、上記LCDパネル4を
駆動して、同LCDパネル4のトリミングマスクを低透
過率状態に切換える。この低透過率状態で、ステップS
6にて、ファインダ全体の第2の測光(D2)を行う。
その測光で得られた測光データD2をステップS7に
て、上記CPU11に記憶する。そして、ステップS8
にて、同CPU11のメモリに記憶された、上記トリミ
ングマスクの高透過率状態での測光データD1と同トリ
ミングマスクの低透過率状態での測光データD2とを用
いて演算して求めた、絞り設定値とシャッタ速度とにそ
れぞれ対応したAvアペックス値,Tvアペックス値を
図示されないRAM等の記憶手段に記憶する。
【0025】ステップS9では、露出シーケンス開始の
スイッチ16(図5参照)が一定時間の間にオンされな
ければ上記ステップS2に戻り、同スイッチ16がオン
されるまで、ステップS2〜ステップS9のループを繰
返す。該スイッチ16がオンされて、露出シーケンスが
許可されたらステップS10に進み、ステップS10〜
ステップS12にて露出動作を行う。即ち、ステップS
10において、上記ミラー・シャッタ・絞り駆動回路2
2(図5参照)により、前記可動反射ミラー2がアップ
し、次いで、ステップS11において、絞りが設定さ
れ、そして、ステップS12において、シャッタの開閉
が行われて、上記Avアペックス値,Tvアペックス値
に基づいて、トリミング撮影モードでの上記露出制御回
路21により適正な露光動作が行われる。露光動作が終
わると、ステップS13にて、絞りが開放状態に戻さ
れ、上記可動反射ミラーが所定位置に降下して、トリミ
ング撮影モード時の露出シーケンスが終了する。
【0026】上記ステップS1に戻って、トリミング撮
影モードでない、つまり、通常撮影モードに切り換えら
れていると、ステップS14において、上記LCDパネ
ル4を駆動して上記トリミングマスクをオフに切り換え
て、同LCDパネル4は全面が透過状態にする。その全
面透過状態で、ステップS15にて、ファインダ全体の
測光(D3)を行う。ステップS16にて、その測光で
得られた測光データD3を用いて演算して求めた、絞り
設定値とシャッタ速度とにそれぞれ対応したAvアペッ
クス値,Tvアペックス値を上記CPU11のメモリに
記憶する。
【0027】ステップS17において、露出シーケンス
開始のスイッチ16(図5参照)が一定時間の間にオン
されなければ上記ステップS15に戻り、同スイッチ1
6がオンされるまで、ステップS15〜ステップS17
のループにて、測光および測光演算を繰返す。該スイッ
チ16がオンされて、露出シーケンスが許可されたらス
テップS18に進み、ステップS18〜ステップS20
にて露出動作を行う。即ち、ステップS18において、
上記ミラー・シャッタ・絞り駆動回路22により、上記
可動反射ミラー2がアップし、次いでステップS19に
て、絞りが設定され、そしてステップS20において、
シャッタの開閉が行われて、上記CPU11のメモリに
記憶されている上記Avアペックス値,Tvアペックス
値に基づいて、通常撮影モード時での上記露出制御回路
21により適正な露光動作が行われる。そして、露光動
作が終わると、ステップS21にて、絞りが開放状態に
戻され、上記可動反射ミラーが所定位置に降下して、通
常撮影モード時の露出シーケンスが終了する。
【0028】以上のように、上記第1実施例では、トリ
ミング撮影モード時での測光が、トリミング撮影範囲の
みではなく、半透過状態のトリミングマスクの範囲をも
含めたファインダ全体の範囲に対して行われるので、上
記測光用受光素子8は十分な光量を受光することがで
き、低輝度の被写体に対しても輝度限界値が低下せず、
輝度限界の性能を維持できる。
【0029】また、トリミングマスク範囲に存在するで
のスポット光等をの測光した輝度情報により、トリミン
グ撮影範囲に対する測光値が正確に得られるために、ト
リミング撮影範囲の露出精度が低下することがない。更
に、トリミング撮影モード時のトリミングマスク範囲の
高透過率,低透過率の値は任意に設定できるので、ファ
インダ内のトリミング撮影範囲を確認しやすい値にトリ
ミングマスクの高透過率,低透過率の値を設定できる。
【0030】そして、上記トリミングマスク高透過率と
低透過率との差を小さく設定することで、高透過率と低
透過率との交互の繰り返しによるファインダ内の被写体
の観察の違和感を抑えることもできる。
【0031】また、本実施例では、LCDパネルのトリ
ミングマスクの透過率の変更は、ドットパターンの密度
を変更して半透明にする例を挙げたが、トリミングマス
クの透過率の変更を拡散による半透明にしてもよい。
【0032】図9,図10,図11,図12,図13
は、本発明の第2実施例を示したもので、トリミング撮
影時における、LCDパネルのトリミングマスクを切換
える半透明化手段である。図9〜図13における
(A),(B),(C)は、それぞれ通常撮影モード時
におけるLCDパネル4の全透過状態,トリミング撮影
状態モード時における上記LCDパネル4のトリミング
マスクの高透過率状態,トリミング撮影状態モード時に
おける上記トリミングマスクの低透過率状態を示してい
る。
【0033】図9は、トリミング撮影モード時に、トリ
ミングマスクが図9(B)に示す高透過率状態31と、
図9(C)に示す低透過率状態32において、LCDパ
ネル4のトリミング撮影範囲の境界線30を表示させる
もので、この境界線30により、上記トリミングマスク
がトリミング撮影範囲に近い透過率であっても、はっき
りと同境界線30を認識でき、鮮明にトリミング撮影範
囲を確認できる効果がある。
【0034】図10は、トリミング撮影モード時に、上
記トリミングマスクが図10(B)に示す高透過率状態
では、上記LCDパネル4がトリミング撮影範囲の境界
線30のみを表示させたもので、図10(C)に示す低
透過率状態33では、本実施例の他の例よりも透過率を
高く設定できるために、低輝度の被写体を測光するとき
の輝度限界値を低下させずに、輝度限界の性能を上げる
ことができる。この低透過率状態においては、上記トリ
ミング撮影範囲の境界線は表示しなくてもよい。トリミ
ング撮影モード時は、トリミングマスクは上記高透過率
状態と低透過率状態とを交互に切換えて、周期的にファ
イダに出現するために、撮影者ははっきりとトリミング
撮影範囲を認識できる。
【0035】図11は、トリミング撮影モード時に、半
透明のマスク板を上記トリミングマスクに対応する範囲
に挿入して、図11(B)に示す高透過率状態34では
上記マスク板のみの高透過率状態34とする。図11
(C)に示す低透過率状態35では同マスク板に加え
て、上記LCDパネル4を駆動して上記トリミングマス
クを半透過状態にし、上記高透過率状態34よりも透過
率を減少させるようにしたものである。上記マスク板に
は、NDフィルタ等の透過率が一様の材料を使用できる
ために、トリミング撮影範囲を認識しながらファインダ
内の被写体が見やすくなる利点がある。
【0036】図12は、トリミング撮影モード時に、図
12(B)に示す高透過率状態36と図12(C)に示
す低透過率状態37とにおいて、上記トリミングマスク
の透過率をトリミング撮影範囲の境界付近では減少さ
せ、この境界から離れるに従って徐々に透過率を増加さ
せるようにし、同境界付近の上記トリミングマスクに対
応するファインダ範囲は被写体像を見えにくくして、ト
リミング撮影のフレーミング時にトリミング撮影範囲の
被写体像を集中して見やすくしたものである。
【0037】図13は、上記図12に示した例とは逆の
考え方で、トリミング撮影モード時に、図13(B)に
示す高透過率状態38と図13(C)に示す低透過率状
態39とで、上記トリミングマスクの透過率をトリミン
グ撮影のフレーミングに参考になるトリミング撮影範囲
の境界付近では増加させて、あまり参考にならない同境
界から離れていく部分は徐々に透過率を減少させるよう
にし、トリミング撮影の視野決定時にトリミング撮影範
囲の周りの被写体像を見やすくして、トリミング撮影の
フレーミングをしやすくしたものである。
【0038】図14,図15は、本発明の第3実施例測
光装置における通常撮影とトリミング撮影とのファイン
ダを切換える半透明化手段を示したものである。図14
(A),(B),(C)は、それぞれが上記第1実施例
における通常撮影モード時における半透明化手段の全透
過状態,トリミング撮影状態モード時における上記半透
明化手段の高透過率状態,トリミング撮影状態モード時
における上記半透明化状態の低透過率状態に対応した状
態を示している。また、図15は、上記図14(A)に
示す上記半透明化手段のE−E′断面図である。
【0039】図15に示すトリミング部材10は、前記
図1に示すフォーカシングスクリーン3の直上で、上記
トリミングマスク範囲に配設される。そして、同トリミ
ング部材10の直上にはLCDパネル44が配設され
る。
【0040】上記トリミング部材10は上記フォーカシ
ングスクリーン3より若干透過率が小さくなっており、
この第3実施例では同トリミング部材10に、NDフィ
ルタの薄板が用いられている。該トリミング部材10に
は、同NDフィルタの他に有色部材を用いてもよく、ま
た、該トリミング部材10は透過率が一様ではないドッ
トパターンにより透過率を減少させたものでもよい。更
に、上記トリミング部材は単体の部材として配設するの
ではなく、上記フォーカシングスクリーン3、あるい
は、LCDパネル44の光の透過面に印刷,または着色
等により一体的に設けてもよく、また、上記トリミング
部材10の配設位置は、図示されない撮影レンズにより
被写体像が結像される上記フォーカシングスクリーン3
の近傍であればよい。上記LCDパネル44は、トリミ
ングマスク範囲を透明状態と透過率を小さくした状態の
2つの状態に切換制御できる。
【0041】このような構成の半透明化手段の作用を説
明する。図14(A)は通常撮影モード時での同半透明
化手段の状態を示す。この通常撮影モードでは、上記ト
リミング手段10によって、トリミング範囲よりもトリ
ミングマスク範囲の透過率の方が小さい状態になってい
る。そのため、通常撮影モードにおいて、トリミング撮
影モード時でのトリミング範囲を確認することができ
る。ただし、上記トリミング手段10の透過率は、通常
撮影モード時におけるファインダ全体の視野の被写体像
を観察するのに妨げにならない程度の値にする。例え
ば、上記トリミング手段10をNDフィルタの特性を有
するものとした場合に、−0.3〜−0.6EV(81
〜66%)程度の透過率が効果的であることが実験で確
認されている。そこで、通常撮影モード時で、ファイン
ダ全体のフレーミングが十分にでき、また、トリミング
撮影モード時のフレーミングも同時にできる。従って、
通常撮影モードとトリミング撮影モードとのどちらのモ
ードで撮影した方が適切かを直接観察しながら簡単に選
択できる。
【0042】図14(B),(C)は、それぞれのトリ
ミング撮影モード時での半透明化手段を示している。図
14(B)の高透過率状態では上記LCDパネル44が
駆動されずにトリミングマスクが透過状態となっている
ために、半透明化手段は上記図14(A)に示す通常撮
影モードと同様の状態となっている。図14(C)の低
透過率状態では上記LCDパネル44が駆動されて、ト
リミングマスクをドットパターンにより半透過率状態に
しているので、上記半透明化手段は上記高透過率状態よ
りも小さい透過率状態となっている。トリミング撮影モ
ード時では、上記高透過状態と低透過状態とが交互に切
換えられて繰返す。この高透過率状態と低透過率状態と
のファインダ全体を測光して得られた測光値を演算する
ことで、上記第1実施例と同様に、トリミング撮影モー
ド時のトリミング範囲における適切な測光データが得ら
れる。
【0043】次に、このような半透明化手段を用いた回
路構成を有するカメラの動作を、前記図5に示す回路構
成のブロック図に従って、図16のフローチャートによ
り説明する。このフローチャートは、測光におけるサブ
ルーチンである。シーケンスがスタートして、ステップ
S31において、トリミング撮影モードであるか否かを
判断して、トリミング撮影モードでなければステップS
44に進むが、トリミング撮影モードであればステップ
S32に進む。トリミング撮影モードの切り換えは上記
スイッチ18(図5参照)をオンして上記トリミング切
換制御回路17により行われる。
【0044】トリミング撮影モードに切換えられると、
ステップS32では、上記LCDパネル44を駆動せず
に上記トリミングマスクをオフにして、上記半透明化手
段のトリミングマスク範囲を高透過率状態にする。この
高透過率状態でステップS33にて、第4の測光(D
4)を行う。その測光で得られた測光データD4をステ
ップS34において、前記CPU11のメモリに記憶す
る。
【0045】ステップS35では、上記LCDパネル4
4を駆動してトリミングマスクをオンし、、上記半透過
化手段のトリミングマスク範囲を低透過率状態に切換え
る。その低透過率状態で、ステップS36にて、第5の
測光(D5)を行う。その測光で得られた測光データD
5をステップS37にて、上記CPU11のメモリに記
憶する。そして、ステップS38にて、同CPU11の
メモリに記憶された上記トリミングマスク範囲の高透過
率状態での測光データD4と同トリミングマスク範囲の
低透過率状態での測光データD5とを用いて演算して求
めた、絞り設定値とシャッタ速度とにそれぞれ対応した
Avアペックス値,Tvアペックス値を上記CPU11
のメモリに記憶する。
【0046】ステップS39では、露出シーケンス開始
のスイッチ16(図5参照)が一定時間の間にオンされ
なければ上記ステップS32に戻り、同スイッチ16が
オンされるまで、ステップS32〜ステップS39のル
ープを繰返す。該スイッチ16がオンされて、露出シー
ケンスが許可されたらステップS40に進み、ステップ
S40〜ステップS42にて露出動作を行う。即ち、上
記ミラー・シャッタ・絞り駆動回路22により、ステッ
プS40にて、前記可動反射ミラー2がアップし、ステ
ップS41において、絞りが設定され、そして、ステッ
プS42にて、シャッタの開閉(ステップS42)が行
われて、上記Avアペックス値,Tvアペックス値に基
づいて、トリミング撮影モードでの上記露出制御回路2
1により適正な露光動作が行われる。露光動作が終わる
と、ステップS43にて、絞りが開放状態に戻され、上
記可動反射ミラーが所定位置に降下して、トリミング撮
影モード時の露出シーケンスが終了する。
【0047】上記ステップS31に戻って、トリミング
撮影モードでない、つまり、通常撮影モードに切り換え
られていると、ステップS44において、上記LCDパ
ネル44を駆動せずに上記トリミングマスクをオフに
し、上記高透過率状態と同様の状態にする。その状態
で、ステップS45にて、ファインダ全体の測光(D
6)を行う。ステップS46にて、その測光で得られた
測光データD6を用いて演算して求めた、絞り設定値と
シャッタ速度とにそれぞれ対応したAvアペックス値,
Tvアペックス値を上記CPU11のメモリに記憶す
る。
【0048】ステップS47では、露出シーケンス開始
のスイッチ16(図5参照)が一定時間の間にオンされ
なければ上記ステップS45に戻り、同スイッチ16が
オンされるまで、ステップS45〜ステップS47に
て、測光および測光演算を繰返す。該スイッチ16がオ
ンされて、露出シーケンスが許可されたらステップS4
8に進み、ステップS48〜ステップS50にて露出動
作を行う。即ち、上記ミラー・シャッタ・絞り駆動回路
22により、ステップS48にて、上記可動反射ミラー
2がアップし次いで、ステップS49において、絞りが
設定され、そして、ステップS50でシャッタの開閉
(ステップS50)がおこなわれて、上記CPU11の
メモリに記憶されている上記Avアペックス値,Tvア
ペックス値に基づいて、通常撮影モード時での上記露出
制御回路21により適正な露光動作が行われる。露光動
作が終わると、ステップS51にて、絞りが開放状態に
戻され、上記可動反射ミラーが所定位置に降下して、通
常撮影モード時の露出シーケンスが終了する。
【0049】以上の各実施例では、パノラマサイズでの
トリミング撮影を行う例を示したが、本発明は、縦,横
の各方向に対してトリミングしたものでも適応できるこ
とは云うまでもない。
【0050】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によると、ト
リミング撮影モード時に、トリミング撮影範囲のみでな
く、任意の透過率を有するトリミング範囲以外の範囲を
も含めたファインダ全体の範囲に対して測光が行われ、
十分な測光光量が得られることで、低輝度の被写体に対
する輝度限界値が低下せずに、輝度限界性能を維持でき
る。
【0051】また、被写体輝度の測光値を演算すること
により、撮影範囲のみの最適な測光値が得られるため、
トリミング撮影範囲の被写体輝度に影響されずに、トリ
ミング撮影時の適正露出が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す通常撮影モードとト
リミング撮影モードとを切換え可能な一眼レフレックス
カメラにおける光学系の概略断面図。
【図2】上記第1実施例における通常撮影時と、トリミ
ング撮影時の高透過率状態と低透過率状態とのLCDパ
ネルをそれぞれ示した正面図。
【図3】上記第1実施例の通常撮影モードにおけるファ
インダ内の被写体像とその視野を示す正面図。
【図4】上記第1実施例のトリミング撮影モードにおけ
る、高透過率状態と低透過率状態とを示したファインダ
内の被写体像とファインダ視野の正面図。
【図5】上記第1実施例のカメラの回路構成を示す概略
ブロック図。
【図6】上記第1実施例において、トリミング撮影範囲
の測光データを算出する方法を説明するためのLDCパ
ネルの高透過率状態と低透過率状態を示す正面図。
【図7】上記図6の透過率状態より測光データを算出す
る方法を示す線図。
【図8】上記第1実施例におけるカメラの測光を含む露
出シーケンスを示すフローチャート。
【図9】本発明の第2実施例の測光装置における通常撮
影時と、トリミング撮影時にトリミング撮影範囲の境界
線を表示した高透過率状態と低透過率状態とのLCDパ
ネルの正面図。
【図10】上記第2実施例の測光装置における通常撮影
時と、トリミング撮影時でのトリミング範囲の境界線の
みの高透過率状態と、トリミング撮影時の低透過率状態
とのLCDパネルをそれぞれ示す正面図。
【図11】上記第2実施例の測光装置における通常撮影
時と、トリミング撮影時にマスク板を使用する、高透過
率状態と低透過率状態とのLCDパネルをそれぞれ示す
正面図。
【図12】上記第2実施例の測光装置における通常撮影
時と、トリミング撮影時にトリミング範囲の境界線付近
の透過率を小さくした高透過率状態と低透過率状態との
LCDパネルをそれぞれ示す正面図。
【図13】上記第2実施例の測光装置における通常撮影
時と、トリミング撮影時にトリミング範囲の境界線付近
の透過率を大きくした高透過率状態と低透過率状態との
ファインダ視野をそれぞれ示す正面図。
【図14】本発明の第3実施例の測光装置における半透
明化手段を用いた通常撮影時と、トリミング撮影時の高
透過率状態と低透過率状態とのLCDパネルをそれぞれ
示す正面図。
【図15】上記図14の半透明化手段のE−E′線に沿
う断面図。
【図16】上記第3実施例におけるカメラの測光を含む
露出シーケンスを示すフローチャート。
【符号の説明】
4 ‥‥‥‥LCDパネル(ファインダ状態設定手
段) 8 ‥‥‥‥測光用受光素子(測光手段) 11 ‥‥‥‥CPU(記憶手段、測光値算出手段)
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通常撮影モードと、この通常撮影モード
    の撮影範囲より狭い撮影範囲をトリミング範囲として指
    示するトリミング撮影モードとを選択可能な一眼レフレ
    ックスカメラの測光装置において、 トリミング撮影モードに設定された際に、プリントに利
    用される画面領域に対応するファインダ視野以外のファ
    インダ範囲の透過率を少なくとも2つの状態に設定可能
    なファインダ状態設定手段と、 ファインダ光路中に配設され、上記ファインダ状態設定
    手段によって設定されたファインダを透過する光量を測
    定する測光手段と、 上記ファインダ状態に応じた上記測光手段の出力の少な
    くとも1つを記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶された値、または上記記憶手段に記
    憶された値と上記測光手段によって測定された値に基づ
    いて、上記画面領域の測光値を算出する測光値算出手段
    と、 を具備したことを特徴とするカメラの測光装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007166144A (ja) * 2005-12-13 2007-06-28 Nikon Corp カメラの光学ファインダー

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