JPH0613820B2 - ド−ム式窓 - Google Patents

ド−ム式窓

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JPH0613820B2
JPH0613820B2 JP17248085A JP17248085A JPH0613820B2 JP H0613820 B2 JPH0613820 B2 JP H0613820B2 JP 17248085 A JP17248085 A JP 17248085A JP 17248085 A JP17248085 A JP 17248085A JP H0613820 B2 JPH0613820 B2 JP H0613820B2
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JP
Japan
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frame
dome
building
hood
main plate
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JP17248085A
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弘一 飛倉
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Fujisash Co Ltd
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Fujisash Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、従来、出窓を設けていた部分などに用いるド
ーム式窓に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の出窓は、建物の窓開口周縁部に竪枠と地板とを固
定し、竪枠に袖部上,下枠を固定し、これらに方立を固
定し、方立に上,下枠を固定し、方立および上,下枠で
囲まれた部分に引き違い障子を開閉可能に嵌めた水平断
面が矩形状のものが最も一般的である。また、水平断面
が台形,三角形状のものも一部使用されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前述した従来の出窓は、水平断面が矩形状など角形であ
り、また正面形状も矩形状など角形であり、デザイン的
に硬い感じになるという問題があった。また、従来の出
窓は、竪枠,袖部上,下枠,方立および上,下枠など、
多くの枠部材を必要とする上に、引き違い障子など矩形
状の框を有するので、部品数が多く構造が複雑となり、
組立が面倒になる上に、前記枠部材や框によって、光線
を遮ぎるので、窓開口の面積に比べ採光面積が小さくな
るという問題点があった。
本発明は、前述した問題点を解決して、丸味をもち軟い
感じになってデザイン的にすぐれ、また、部品数が少な
く、構造が簡単で組立も容易であると共に、窓開口の面
積に比べ採光面積も大きいドーム式窓を提供することを
目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明のドーム式窓は、建物の窓開口周縁部に、下枠
と、この下枠上に配置したアーチ形枠と、前記窓開口か
ら建物外側に突出する地板とを固定し、下面および建物
内側に開口する透光性のドーム状フードを、窓開口の建
物外側に配置し、前記フードは、下端部を前記下枠また
は地板に、建物内側への開口縁部を前記アーチ形枠に、
それぞれ上方への移動可能に支持させたものである。
〔作 用〕
本発明のドーム式窓は、前述したように、建物の窓開口
周縁部に固定したアーチ形枠に、窓開口の建物外側に配
置した透光性のドーム状フードを上方への移動可能に支
持させたので、前記アーチ形枠およびドーム状フードは
上部が丸味を有し、ドーム状フードは水平断面が円弧状
であり、したがって、軟い感じの新しい形状の窓を得る
ことができ、デザイン的にすぐれており、また、下枠と
アーチ形枠とで窓枠が構成され、従来の出窓の方立,袖
部上枠,上枠および屋根をなくすことができる上に、従
来の障子に代えてドーム状フードを用いているので、こ
のフードの框も少なくとも一部をなくすことができるこ
とにより、部品数を少なくし、組立を容易にすることが
でき、さらに、枠や框が少なく窓開口の面積に対する採
光面積の割合を大きくでき、しかも、従来の屋根の代り
を透光性のドーム状フードの上部がしていることで、良
好な採光性が得られる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例につき図面を参照して説明す
る。
第1図乃至第5図において、(1) は建物であり、この建
物(1) の窓開口(2) の窓台(3a),まぐさ(3b),竪材(3c)
で構成された周縁部材(4) には、平面半円状に建物外側
に延びる下枠(5) と、下枠(5) 上に配置されたアーチ形
枠(6) とが固定され、アーチ形枠(6) は、左、右の竪枠
(6a)とこれらの上部を結ぶ半円状の上枠(6b)とが一体に
設けられたものである。窓開口(2) の下端部には、地板
(7) の建物内側端部が窓台(3) 上に固定され、地板(7)
は下枠(5) に外周部が支持固定されている。下枠(5) の
外周側には、半円弧状の外周側地板(8) が地板(7) の一
部として連結,固定され、外周側地板(8) の外周部上に
はステンレスパイプ製の手すり(9) の下端部が固定され
ている。
窓開口(2) の建物外側には、ドーム状フード(10)が配置
され、このフード(10)は、アクリル系樹脂板などの一体
成形品により構成された無色,着色透明の透光性主体(1
1)と、この主体(11)の建物内側への開口縁部に固定され
たドーム框(12)とから構成され、ドーム框(12)はアーチ
形枠(6) と正面形状が相似形にされている。また、フー
ド(10)は水平断面がほぼ半円形弧状で上部が球弧状であ
り、下面が開口している。フード(10)の下端部が下枠
(5) に係合支持され、フード(10)のドーム框(12)がアー
チ形枠(6) に上下方向に摺動可能に係合支持されてい
る。アーチ形枠(6) の竪枠(6a)内に上げ下げバランサー
(13)が昇降可能に収容され、バランサー(13)にフード(1
0)のドーム框(12)が連結されて、ばねバランサー機構が
構成されている。窓開口(2) の周縁部材(4) のまぐさ(3
b)には、アーチ形枠(6) の建物内側にロール式網戸(14)
とブラインド(15)とが下方への引き出しで窓開口(2) を
覆い、上方への巻き取り、引き上下げで窓開口(2) を開
くように、2重に設けられている。窓開口(2) の周縁部
材(4) の最も建物内側には化粧額縁(16)が固定されてい
る。地板(7) および外周側地板(8) の下方には、繊維強
化プラスチックなどの成形品からなるドーム状下部材(1
7)が固定され、この下部材(17)と地板(7) ,外周側地板
(8) の間には、これらを連結する補強部材(18)が設けら
れている。なお、第1図中、(19)は建物の外壁、(20)は
建物の内装板である。
以上のように構成された実施例のドーム式窓は、第3
図,第4図に示すように、ドーム状フード(10)の閉時に
は、このフード(10)の下端部が下枠(5) 上に支持され、
上端部がアーチ形枠(6) の上枠(6b)に支持されて、建物
内,外の通気を遮断している。この閉状態では、前記フ
ード(10)にクレセント(図示せず)を設けて施錠してお
く。この施錠を解錠して、図示しない引き手を持ってフ
ード(10)を上方に移動させると、第5図に例示するよう
にフード(10)が上昇し、この位置でばねバランサー機構
の働きにより保持され、フード(10)の建物内,外側の通
気が行なわれるように開かれる。この開状態でフード(1
0)を押し下げると、これが下降し、第3図,第4図に示
す閉状態となる。したがって、本実施例では、ドーム状
フード(10)は、上下方向の移動範囲内の任意の位置にバ
ランサー(13)を有するバランサー機構で保持できる。な
お、フード(10)の上昇限は図示しないストッパーで規制
する。また、外周側地板(8) 上には植木鉢に植えた植物
などを置くことができる。
本発明において、ドーム状フードの下端部は地板上に支
持してもよく、地板と外周側地板とを一体に形成しても
よく、また、ドーム状フードは電動方式で昇降させるよ
うにしてもよい。本発明は、前述した実施例のような木
造建築に限られることなく、鉄筋コンクリートなどの建
物にも使用できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、建物の窓開口周
縁部に固定したアーチ形枠に、窓開口の建物外側に配置
した透光性のドーム状フードを上方への移動可能に支持
させたので、前記アーチ形枠,ドーム状フードの上部が
丸味を有し、前記フードは水平断面が円弧状であり、し
たがって、軟い感じのすぐれたデザインの窓を得ること
ができ、また従来の出窓に比べ部品が少なく、構造が簡
単であり、組立も容易にできることにより安価に提供で
き、さらに、枠部材が少なく、屋根がなくてよいことよ
り、採光性がよいという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す一部を切欠いた縦断側
面図、第2図は同部分横断面図、第3図は同全体の概略
正面図、第4図は同概略側面図、第5図は同ドーム状フ
ード上昇時の概略側面図である。 (1)……建物、(2)……窓開口、(4)……周縁部材、(5)…
…下枠、(6)……アーチ形枠、(6a)……竪枠、(6b)……
上枠、(7)……地板、(8)……外周側地板、(9)……手す
り、(10)……ドーム状フード、(11)……透光性主体、(1
2)……ドーム框、(13)……バランサー、(17)……ドーム
状下部材。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物の窓開口周縁部に、下枠と、この下枠
    上に配置したアーチ形枠と、前記窓開口から建物外側に
    突出する地板とを固定し、下面および建物内側に開口す
    る透光性のドーム状フードを、窓開口の建物外側に配置
    し、前記フードは、下端部を前記下枠または地板に、建
    物内側への開口縁部を前記アーチ形枠に、それぞれ上方
    への移動可能に支持させたことを特徴とするドーム式
    窓。
  2. 【請求項2】地板は、これの下方に配置したドーム状下
    部材と固定してある特許請求の範囲第1項に記載のドー
    ム式窓。
  3. 【請求項3】地板は、ドーム状フードより外周側に上方
    に突出する手すりを固定してある特許請求の範囲第1項
    または第2項に記載のドーム式窓。
  4. 【請求項4】ドーム状フードは、竪枠と上枠とからなる
    アーチ形枠の竪枠内に昇降可能に収容した上げ下げバラ
    ンサーに連結し、上下方向の移動範囲内の任意位置に保
    持可能にしてある特許請求の範囲第1項、第2項または
    第3項に記載のドーム式窓。
JP17248085A 1985-08-07 1985-08-07 ド−ム式窓 Expired - Lifetime JPH0613820B2 (ja)

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JPS6233989A JPS6233989A (ja) 1987-02-13
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US5924512A (en) * 1994-12-14 1999-07-20 Fuji Electric Co., Ltd. Omnidirectional vehicle and method of controlling the same

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