JP2984197B2 - 引き違いサッシの下枠構造 - Google Patents

引き違いサッシの下枠構造

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JP2984197B2
JP2984197B2 JP7113714A JP11371495A JP2984197B2 JP 2984197 B2 JP2984197 B2 JP 2984197B2 JP 7113714 A JP7113714 A JP 7113714A JP 11371495 A JP11371495 A JP 11371495A JP 2984197 B2 JP2984197 B2 JP 2984197B2
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JP
Japan
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rail
outdoor
indoor
lower frame
sash
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JP7113714A
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JPH08284533A (ja
Inventor
博一 荒井
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SHINNITSUKEI KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は特に加齢者が屋内側から
屋外側に配設されたデッキ材等に移動するときに不安な
く通過することができる引き違いサッシの下枠構造に関
する。
【0002】
【従来技術】一般に引き違いサッシの下枠は、屋内側と
屋外側とで段違いの構造になっており、屋外側の方が低
くなるように形成されている。
【0003】ところが、例えば引き違いサッシの屋外側
にデッキ材が配設されているような場合、下枠が段違い
構造であると、引き違いサッシを車椅子で通ってデッキ
材に移ろうとするときに車輪が段に当たり、通過に力を
要するとともに通過時に衝撃が加わり、不快であるほ
か、歩いて通過するときにつまずくおそれがある。
【0004】また、通常の場合引き違いサッシの下枠に
形成された障子レール間の間隔は約33mmに設定されて
おり、この程度の間隔があると、車椅子の車輪が障子レ
ール間に落ち込む危険があり、車輪が落ち込むと加齢者
ではなかなか脱出することができない。
【0005】
【発明の目的】本発明は前記欠点を解消し、加齢者でも
安全かつスムーズに通過することができる引き違いサッ
シの下枠構造を提供することをその目的とする。
【0006】
【目的を達成するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る引き違いサッシの下枠構造は、建屋の
開口部に上枠と左右の縦枠とともに方形に枠組みされる
下枠で、それぞれが略同じ高さに形成された屋内障子の
屋内レールと屋外障子の屋外レールと網戸の網戸レール
とを備え、中央に配置された上記屋外レールに跨ってカ
バーする山形形状の底上げ部材を上記屋外障子の摺動側
の全長に沿って設け、上記底上げ部材の裏側には上記屋
外レールに嵌合する嵌合溝を形成するとともに、上記底
上げ部材の幅を屋内障子及び網戸に干渉しない程度に設
定し、かつ底上げ部材の両側部とこれら両側部に隣り合
屋内レールと障子レールの高さが略同じになるように
したことを特徴とする。
【0007】
【発明の作用、効果】上述のように、屋内レールと屋外
レールと網戸レールの高さ位置が略同じなので、加齢者
が車椅子によっても歩行によっても安全かつスムーズに
通過することができる。
【0008】 さらに、底上げ部材は上記屋外障子の摺動
側の全長に沿って設けたので、屋外障子は屋外レール上
を摺動することができないから、片側を簡単に開閉不可
能にフィックスし、屋外障子の屋内側又は屋外側を自由
に利用することができる。
【0009】
【実施例】図1〜図3において建屋の開口部1には引き
違いサッシが配設されている。この引き違いサッシはア
ルミニウム又はその合金製の上枠と下枠3と左右の縦枠
とを方形に枠組みした枠体5の内側に2枚の引き違い障
子6と網戸7とを摺動自在に収容したものである。そし
て、引き違いサッシの屋外側にはデッキ8が配設されて
いる。
【0010】 デッキ8は上記開口部1の枠体5の屋外側
に連続的に設けられてガーデンデッキやガーデンバルコ
ニーを構成するもので、デッキ材8aと支柱8bとから
構成されている。
【0011】 図2に示すように、開口部1に設けられた
枠体5を構成する下枠3の屋内側には床材11が、屋外
側にはデッキ8が連続的に配設されている。
【0012】 下枠3は屋内障子6aと屋外障子6bと網
戸7とを摺動自在に支持するもので、その上面部には屋
内障子6aを支持する屋内レール18と屋外障子6bを
支持する屋外レール19と網戸7を支持する網戸レール
20が平行に形成されている。
【0013】 なお、下枠3にはには排水孔25が形成さ
れ、上面部に浸入した雨水は上記排水孔25から排水さ
れる。
【0014】 次に、屋外レール19に跨ってカバーする
ように断面山形形状の底上げ部材29が設けられてい
る。底上げ部材29の裏側には図4に示されるように、
屋外レール19に嵌合する嵌合溝30が形成されてい
る。底上げ部材29は屋外障子6bの摺動側の全長に沿
って設けられている。また、底上げ部材29の高さは、
屋内レール18と網戸レール20の各上端と略同じ高さ
になるように形成されている。さらに、上記底上げ部材
29は、屋内障子6a及び網戸7に干渉しない程度の幅
になるように設定されている。底上げ部材29は合成樹
脂又は金属によって構成すればよい。
【0015】 上記底上げ部材構成によれば、屋外障子6
bは屋外レール19上を摺動することができないから、
片側を簡単に開閉不可能にフィックスすることができ
る。この場合、固定障子6bの屋内側又は屋外側は通過
用に使用されないから、ここに鉢植を置いて楽しんだ
り、通過側の(屋内側の)障子6aに案内する手摺を設
けたりするなどのスペースを得ることができるほか、上
記障子6aの下部にもガラスを嵌め込んで採光性を上げ
ることもできる。
【0016】 さらに、底上げ部材29を設けても、底上
げ部材29と屋内レール18と網戸レール20の高さ位
置がほぼ同じなので、加齢者が車椅子によっても歩行に
よっても安全かつスムーズに通過することができる。
【0017】 なお、図4のように底上げ部材29の下部
に凹部31を形成して底上げ部材29を排水孔25(図
2、図3参照)上に設けることにより、雨水は上記凹部
31から排水孔25を通って排水される。
【0018】 さらに、前記構成のサッシの下枠構造によ
れば、床材11の押え片22と障子レール18、19と
網戸レール20の高さ位置が同じなので、加齢者が車椅
子によっても歩行によっても安全かつスムーズに通過す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る引き違いサッシの斜視図
【図2】上記引き違いサッシの下枠部分の縦断面図
【図3】上記引き違いサッシの一部を省略した横断面図
【図4】底上げ部材の斜視図
【符号の説明】
1 開口部 3 下枠 6a 屋内障子 6b 屋外障子 18 屋内レール 19 屋外レール 20 網戸レール 29 底上げ部材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建屋の開口部に上枠と左右の縦枠ととも
    に方形に枠組みされる下枠で、それぞれが略同じ高さに
    形成された屋内障子の屋内レールと屋外障子の屋外レー
    ルと網戸の網戸レールとを備え、中央に配置された上記
    屋外レールに跨ってカバーする山形形状の底上げ部材を
    上記屋外障子の摺動側の全長に沿って設け、上記底上げ
    部材の裏側には上記屋外レールに嵌合する嵌合溝を形成
    するとともに、上記底上げ部材の幅を屋内障子及び網戸
    に干渉しない程度に設定し、かつ底上げ部材の両側部と
    これら両側部に隣り合う屋内レールと障子レールの高さ
    が略同じになるようにしたことを特徴とする引き違いサ
    ッシの下枠構造。
JP7113714A 1995-04-14 1995-04-14 引き違いサッシの下枠構造 Expired - Lifetime JP2984197B2 (ja)

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