JPH06137682A - 熱交換装置 - Google Patents

熱交換装置

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Publication number
JPH06137682A
JPH06137682A JP29109192A JP29109192A JPH06137682A JP H06137682 A JPH06137682 A JP H06137682A JP 29109192 A JP29109192 A JP 29109192A JP 29109192 A JP29109192 A JP 29109192A JP H06137682 A JPH06137682 A JP H06137682A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fins
temperature
prevention device
clearance
fin
Prior art date
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Pending
Application number
JP29109192A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Asai
俊彦 浅井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP29109192A priority Critical patent/JPH06137682A/ja
Publication of JPH06137682A publication Critical patent/JPH06137682A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 家庭用の給湯や暖房機器が長期に亘り使用で
きる熱交換装置の安全構成に関するものである。 【構成】 フイン13とフインパイプ14とが、ドラム
11の外側で接続パイプ15で接続されている。前記フ
イン13の熱交換器室端部のイ部の隙間寸法Lは他の隙
間寸法Sより広く設定されイ側の接続パイプ15に温度
過昇防止装置16が取りつけられている。フイン13の
隙間にスケール21が付着し隙間は閉塞されるが、イ部
の隙間寸法Lは他の隙間寸法Sより広く設定されている
ため、スケール21が付着しても閉塞しにくく、燃焼ガ
スの流れはイ部の隙間により多く流れ、他のフイン13
間を流れる燃焼排ガスは少ない流れをしている。そのた
め、温度過昇防止装置16が取りつけられているフイン
パイプ14の出口側の温度は正常時よりも高温となり、
温度過昇防止装置16が働く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給湯や暖房機器に使用
される熱交換装置の安全構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に給湯器に使用される熱交換装置の
安全装置について図6に基づいて説明する。図6に於い
て、熱交換器19の複数のフイン3は隙間寸法を均一に
設けバーナ1で燃焼した、高温の燃焼排ガスから受熱し
てフインパイプ4で給水が加熱される。給湯温検知器7
で給湯温を検知し制御器8でバーナ1の燃焼の制御を行
う。温度過昇防止装置6はフインパイプ4の出口側に設
け、異常時の温度過昇を防止する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この様な従来の熱交換
装置の温度過昇防止装置6の構成に於いて次の様な問題
点があった。すなわち、バーナ1で燃料を燃焼すること
により長期間の使用で複数のフイン13とフイン13の
隙間にスケールが付着し異常燃焼や、温度過昇防止装置
6を設けていない箇所は、異常時の温度過昇の検知が出
来ない場合が有った。
【0004】本発明は、上記課題を解決し長期間の使用
でも、安定した温度検出を行い、さらに温度過昇防止装
置をフインの隙間スケール付着検知装置として作動する
構成を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の熱交換装置は、複数のフインに取りつけられか
つこのフインを介して燃焼排ガスから受熱する複数のフ
インパイプと前記フインパイプ間を接続した接続パイプ
よりなる熱交換器において、前記フイン間の隙間寸法は
熱交換器の端部側を他の隙間寸法より広く設定し、かつ
前記接続パイプに温度過昇防止装置を取りつけた構成と
したものである。
【0006】
【作用】本発明の熱交換装置は、上記構成により、長期
間の使用でも、安定した温度検出を行いさらに温度過昇
防止装置はフイン間の隙間スケール付着検知装置として
作動する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の熱交換装置の一実施例を図1
〜4に基づいて説明する。図1〜2に於いて、バーナ1
1の上方にドラム12に覆われた、燃焼室20と熱交換
器室19が設けられ、熱交換器室19には複数のフイン
13が取りつけられた複数のフインパイプ14とを有
し、かつドラム11の外側で前記複数のフインパイプ1
4間を接続パイプ15が接続されている。前記複数のフ
イン13間の隙間寸法は熱交換器室端部のイ部の隙間寸
法Lは他の隙間寸法Sより広く設定され(L=2S程
度)、かつ熱交換器室端部のイ側の外側の接続パイプ1
5に温度過昇防止装置16が取りつけられている。給湯
温検知器17はフインパイプ14出口部に設けられ、給
湯温を検知し制御器18でバーナ11の燃焼の制御を行
う。
【0008】上記構成に於いて、図3、図4にもとづい
て動作を説明する。図3でバーナ11で燃料を燃焼し燃
焼室20で高温の燃焼排ガスを発生し熱交換器室19の
フイン13で受熱しフインパイプ14で給水を加熱す
る。給湯温検知器17はフインパイプ14出口の給湯温
度を検知し制御器18でバーナ11の燃焼の制御を行
う。温度過昇防止装置16はフインパイプ14の出口側
で異常時の温度過昇を防止する。この図3は正常時の燃
焼排ガスの流れを表しているが熱交換器室端部のイ部の
隙間と他のフイン13間の隙間を流れる燃焼排ガスは均
等な流れをしているため、温度過昇防止装置16が取り
つけられているフインパイプ14の出口側の温度は異常
な高温にはならず、温度過昇防止装置16が働くことは
ない。
【0009】図4は異常時の燃焼排ガスの流れを表して
いる。長期間の使用でフイン13間の隙間に排気中のス
ケール21が付着しフイン13間の隙間は閉塞されてく
る。熱交換器室端部のイ部の隙間寸法Lは他の隙間寸法
Sより広く設定されているため、イ部の隙間はスケール
21が付着しても閉塞されにくい。そのため燃焼排ガス
の流れは熱交換器室端部のイ部隙間により多く流れ、他
のフイン13間の隙間を流れる燃焼排ガスは少ない流れ
をしているため、温度過昇防止装置16が取りつけられ
ているフインパイプ14の出口側の温度は正常時よりも
高温となり、温度過昇防止装置16が働き、フイン13
間の隙間のスケール付着閉塞検知を行う。
【0010】次に本発明の他の実施例を図5を用いて説
明する。前記実施例と相違する点は、温度過昇防止装置
16が取りつけられている所は、ドラム12の外面で接
続パイプ15で接続されている間で、熱交換器室端部の
イ部隙間寸法Lは他の隙間寸法Sより広く設定され(L
=2S程度)ている構成とし、フイン13間の隙間にス
ケール21が付着しフイン13間の隙間が閉塞され温度
過昇防止装置16が取りつけられているドラム12の温
度は正常時よりも高温となり温度過昇防止装置16が働
く。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、長期間の
使用でも、安定した温度検出を行いさらに温度過昇防止
装置をフインの隙間スケール付着閉塞検知装置として作
動する構成を得、安全装置の多機能化をはたし、コスト
ダウンを図る事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例における熱交換装置の断
面図
【図2】本発明の第一の実施例における熱交換装置の上
面図
【図3】同実施例における正常時の燃焼排ガスの流れを
示す断面図
【図4】同実施例における異常時の燃焼排ガスの流れを
示す断面図
【図5】本発明の第二の実施例における熱交換装置の断
面図
【図6】従来の熱交換装置の断面図
【符号の説明】
11 バーナ 12 ドラム 13 フイン 14 フインパイプ 15 接続パイプ 16 温度過昇防止装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のフインに取りつけられかつ前記フイ
    ンを介して燃焼排ガスから受熱する複数のフインパイプ
    と、前記フインパイプ間を接続した接続パイプよりなる
    熱交換器において、前記フイン間の隙間寸法は熱交換器
    の端部側を他の隙間寸法より広く設定し、かつ前記接続
    パイプに温度過昇防止装置を取りつけた熱交換装置。
  2. 【請求項2】燃焼室と熱交換器はドラムに覆われ、広く
    設定したフインを有する熱交換器側の前記ドラムの外側
    に温度過昇防止装置を取りつけた、請求項1記載の熱交
    換装置。
JP29109192A 1992-10-29 1992-10-29 熱交換装置 Pending JPH06137682A (ja)

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JP29109192A JPH06137682A (ja) 1992-10-29 1992-10-29 熱交換装置

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JP29109192A JPH06137682A (ja) 1992-10-29 1992-10-29 熱交換装置

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ID=17764333

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106556150A (zh) * 2015-09-30 2017-04-05 青岛经济技术开发区海尔热水器有限公司 一种热水器控制方法及热水器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106556150A (zh) * 2015-09-30 2017-04-05 青岛经济技术开发区海尔热水器有限公司 一种热水器控制方法及热水器
CN106556150B (zh) * 2015-09-30 2019-11-05 青岛经济技术开发区海尔热水器有限公司 一种热水器控制方法及热水器

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