JPH06137638A - 空調装置 - Google Patents
空調装置Info
- Publication number
- JPH06137638A JPH06137638A JP4289872A JP28987292A JPH06137638A JP H06137638 A JPH06137638 A JP H06137638A JP 4289872 A JP4289872 A JP 4289872A JP 28987292 A JP28987292 A JP 28987292A JP H06137638 A JPH06137638 A JP H06137638A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air conditioner
- body movement
- set temperature
- sleeping
- movement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 就寝中の体動を検出して、室内設定温度を変
更し、暑さ寒さによる寝苦しさを防止する。 【構成】 マット２の上に設置され就寝者の体動を検知
する複数の体動検知素子３と、この体動検知素子３から
の信号によって空調機９の室内設定温度を変更する室内
温度設定手段８が設けられている。これにより、就寝者
の体動が生じたとき、一定時間に一定値だけ室内設定温
度を変更し、寝苦しさを防止する。
更し、暑さ寒さによる寝苦しさを防止する。 【構成】 マット２の上に設置され就寝者の体動を検知
する複数の体動検知素子３と、この体動検知素子３から
の信号によって空調機９の室内設定温度を変更する室内
温度設定手段８が設けられている。これにより、就寝者
の体動が生じたとき、一定時間に一定値だけ室内設定温
度を変更し、寝苦しさを防止する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は就寝中に冷暖房を行なう
空調装置に関するものである。
空調装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、就寝中の冷暖房はタイマーで空調
機の運転の入り切りを行なったり、就寝中の運転制御、
すなわち、運転経過時間に従って冷房時の設定温度を上
昇させたり、暖房時の設定温度を低下させたりするもの
であった。
機の運転の入り切りを行なったり、就寝中の運転制御、
すなわち、運転経過時間に従って冷房時の設定温度を上
昇させたり、暖房時の設定温度を低下させたりするもの
であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法では、就寝者の睡眠状態とは関係なく、運転経
過時間によって制御がなされるため、まだ眠っていない
のに設定温度が上昇して暑さのために寝苦しさが生じる
という課題があった。
来の方法では、就寝者の睡眠状態とは関係なく、運転経
過時間によって制御がなされるため、まだ眠っていない
のに設定温度が上昇して暑さのために寝苦しさが生じる
という課題があった。
【０００４】本発明は上記課題を解決するもので、就寝
者が眠りに落ちると、寝返りや手足の動きなどの体動が
静止し、就寝中に寝苦しさが生じたときには、体動が発
生することに注目し、就寝者の体動の有無を検出し、そ
の体動信号により冷暖房時の空調機の設定温度を変更し
て快適な就寝環境を提供することを目的としたものであ
る。
者が眠りに落ちると、寝返りや手足の動きなどの体動が
静止し、就寝中に寝苦しさが生じたときには、体動が発
生することに注目し、就寝者の体動の有無を検出し、そ
の体動信号により冷暖房時の空調機の設定温度を変更し
て快適な就寝環境を提供することを目的としたものであ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、寝具に設置され就寝者の身体の体動を検知
する体動検知手段と、前記寝具が設置された室内に設け
た空調機と、前記体動検知手段からの信号に応じて前記
空調機の設定温度を変更する制御手段とを設けたもので
ある。
成するため、寝具に設置され就寝者の身体の体動を検知
する体動検知手段と、前記寝具が設置された室内に設け
た空調機と、前記体動検知手段からの信号に応じて前記
空調機の設定温度を変更する制御手段とを設けたもので
ある。
【０００６】
【作用】本発明は上記構成によって、寝具に設置された
体動検知手段が就寝者の体動を検知し、冷房時には体動
検知手段から体動信号が得られたとき、制御手段により
空調機の設定温度を一定時間内に一定値だけ低下させ
る。
体動検知手段が就寝者の体動を検知し、冷房時には体動
検知手段から体動信号が得られたとき、制御手段により
空調機の設定温度を一定時間内に一定値だけ低下させ
る。
【０００７】また、暖房時には体動検知手段から体動信
号が得られたとき、制御手段により空調機の設定温度を
一定時間内に一定値だけ上昇させる。
号が得られたとき、制御手段により空調機の設定温度を
一定時間内に一定値だけ上昇させる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【０００９】図１、２において、１はベッドでマットレ
ス２には体動検出部として、圧電素子などからなる体動
検知素子３が設けられており、就寝者の寝返りなどの体
動を検知する。体動検知素子３からの信号はフィルター
部４、整流部５、増幅部６などから構成される信号処理
部７を介して設定温度変更手段８に伝達され、ベッド１
のある室内に設けられた空調機９の室内設定温度を変更
する。
ス２には体動検出部として、圧電素子などからなる体動
検知素子３が設けられており、就寝者の寝返りなどの体
動を検知する。体動検知素子３からの信号はフィルター
部４、整流部５、増幅部６などから構成される信号処理
部７を介して設定温度変更手段８に伝達され、ベッド１
のある室内に設けられた空調機９の室内設定温度を変更
する。
【００１０】上記構成において、マットレス２の上に就
寝者が存在し、室内が冷房運転時の場合について説明す
る。図３において、室内設定温度がＡのとき、就寝者が
この温度を暑いと感じれば、寝苦しさのために寝返りな
どの体動Ｃが頻繁に発生する。生じた体動Ｃは体動検知
素子３によって検知され、電気信号として信号処理部７
で処理されて設定温度変更手段８に送られ、設定温度変
更手段８は設定温度をＡからＢに一定値Ｔを一定時間ｔ
だけ低下させる。これにより、室温が低下し、就寝者は
暑さによる寝苦しさを感じることなく眠りに入ることが
できる。一定時間ｔを経過する間に再び体動が生じなけ
れば、設定温度はＢからＡに復帰して運転を継続し、室
内温度低下による寝冷えなどを防止する。さらに、その
後再び体動Ｄが生じれば、設定温度はＡからＢに再度低
下してｂ線で示すように同様の運転を繰り返し、就寝者
の暑さによる寝苦しさを解消することができる。また、
体動Ｄが生じなければ就寝者は眠りに落ちている場合が
多く、この場合は設定温度はＡのままでａ線で示すよう
に運転するため、室内温度が低下して寝冷えすることが
ない。
寝者が存在し、室内が冷房運転時の場合について説明す
る。図３において、室内設定温度がＡのとき、就寝者が
この温度を暑いと感じれば、寝苦しさのために寝返りな
どの体動Ｃが頻繁に発生する。生じた体動Ｃは体動検知
素子３によって検知され、電気信号として信号処理部７
で処理されて設定温度変更手段８に送られ、設定温度変
更手段８は設定温度をＡからＢに一定値Ｔを一定時間ｔ
だけ低下させる。これにより、室温が低下し、就寝者は
暑さによる寝苦しさを感じることなく眠りに入ることが
できる。一定時間ｔを経過する間に再び体動が生じなけ
れば、設定温度はＢからＡに復帰して運転を継続し、室
内温度低下による寝冷えなどを防止する。さらに、その
後再び体動Ｄが生じれば、設定温度はＡからＢに再度低
下してｂ線で示すように同様の運転を繰り返し、就寝者
の暑さによる寝苦しさを解消することができる。また、
体動Ｄが生じなければ就寝者は眠りに落ちている場合が
多く、この場合は設定温度はＡのままでａ線で示すよう
に運転するため、室内温度が低下して寝冷えすることが
ない。
【００１１】以上冷房時の本発明の実施例について説明
したが、暖房時においては、寒さによる体動が発生する
ので、体動検出素子３からの信号がえられたときに、室
内温度変更手段８により一定時間内に一定値だけ室内設
定温度を上昇させれば、冷房時と同様の効果が得られ
る。
したが、暖房時においては、寒さによる体動が発生する
ので、体動検出素子３からの信号がえられたときに、室
内温度変更手段８により一定時間内に一定値だけ室内設
定温度を上昇させれば、冷房時と同様の効果が得られ
る。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の空調装置
によれば、次の効果が得られる。
によれば、次の効果が得られる。
【００１３】（１）ベッドに設置された体動検知手段に
より就寝者の体動を検知し、空調機の室内設定温度を低
下させるので、暑さによる寝苦しさを防止することがで
きる。
より就寝者の体動を検知し、空調機の室内設定温度を低
下させるので、暑さによる寝苦しさを防止することがで
きる。
【００１４】（２）室内設定温度は一定時間に一定値だ
け低下して復帰するので、室内温度が低下したことによ
って、寝冷えを生ずることがない。
け低下して復帰するので、室内温度が低下したことによ
って、寝冷えを生ずることがない。
【図１】本発明の一実施例における空調装置の外観斜視
図
図
【図２】同装置の制御ブロック図
【図３】同装置における室内温度の挙動を示す特性図
１ ベッド ２ マットレス ３ 体動検出素子 ７ 信号処理部 ８ 設定温度変更手段 ９ 空調機
Claims (3)
- 【請求項１】寝具に設置され就寝者の身体の体動を検知
する体動検知手段と、前記寝具が設置された室内に設け
た空調機と、前記体動検知手段からの信号に応じて前記
空調機の設定温度を変更する制御手段とからなる空調装
置。 - 【請求項２】冷房時に体動検知手段から体動信号が得ら
れたとき、設定温度を一定時間内に一定値だけ低下させ
る制御手段から構成された請求項１記載の空調装置。 - 【請求項３】暖房時に体動検知手段から体動信号が得ら
れたとき、設定温度を一定時間内に一定値だけ上昇させ
る制御手段から構成された請求項１記載の空調装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4289872A JPH06137638A (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | 空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4289872A JPH06137638A (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | 空調装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06137638A true JPH06137638A (ja) | 1994-05-20 |
Family
ID=17748861
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4289872A Pending JPH06137638A (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | 空調装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06137638A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100418026C (zh) * | 2006-03-08 | 2008-09-10 | 刘雪梅 | 一种在空调器具中应用人体舒适性感应控制器的方法 |
| JP2009222378A (ja) * | 2007-09-14 | 2009-10-01 | Daikin Ind Ltd | 空調制御システム |
| JP2010060237A (ja) * | 2008-09-05 | 2010-03-18 | Daikin Ind Ltd | 空調制御システム |
| JP2010060152A (ja) * | 2008-09-01 | 2010-03-18 | Daikin Ind Ltd | 空調制御システム |
| JP2014070766A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-21 | Aisin Seiki Co Ltd | 睡眠環境制御システム |
-
1992
- 1992-10-28 JP JP4289872A patent/JPH06137638A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100418026C (zh) * | 2006-03-08 | 2008-09-10 | 刘雪梅 | 一种在空调器具中应用人体舒适性感应控制器的方法 |
| JP2009222378A (ja) * | 2007-09-14 | 2009-10-01 | Daikin Ind Ltd | 空調制御システム |
| JP2010060152A (ja) * | 2008-09-01 | 2010-03-18 | Daikin Ind Ltd | 空調制御システム |
| JP2010060237A (ja) * | 2008-09-05 | 2010-03-18 | Daikin Ind Ltd | 空調制御システム |
| JP2014070766A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-21 | Aisin Seiki Co Ltd | 睡眠環境制御システム |
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