JPH06137116A - 夜間時の蒸気タービン制御方法 - Google Patents
夜間時の蒸気タービン制御方法Info
- Publication number
- JPH06137116A JPH06137116A JP28481792A JP28481792A JPH06137116A JP H06137116 A JPH06137116 A JP H06137116A JP 28481792 A JP28481792 A JP 28481792A JP 28481792 A JP28481792 A JP 28481792A JP H06137116 A JPH06137116 A JP H06137116A
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- JP
- Japan
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- steam
- pressure
- boiler
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- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E20/00—Combustion technologies with mitigation potential
- Y02E20/12—Heat utilisation in combustion or incineration of waste
Landscapes
- Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 廃熱ボイラー１で得たボイラ発生蒸気を蒸気
供給管路４を通して蒸気タービン５に供給するととも
に、蒸気供給管路４の途中において分岐するバイパス管
路６を通して高圧高圧コンデンサ７に供給し、高圧コン
デンサ７の上流側においてバイパス管路６に介装した圧
力調整弁１０を、昼間時は高いボイラ発生蒸気温度に対
応する高圧力値に設定し、夜間時は低いボイラ発生蒸気
温度に対応する低圧力値に設定し、夜間時に蒸気タービ
ン５に供給するボイラ発生蒸気の圧力を低圧力に抑制す
る。 【効果】 高圧コンデンサ７に導く蒸気の設定圧力値を
昼間と夜間で切り換えることにより、夜間時に蒸気ター
ビン５に供給するボイラ発生蒸気の圧力を低圧力に抑制
して蒸気中の水分のドレン化を防止することができる。
供給管路４を通して蒸気タービン５に供給するととも
に、蒸気供給管路４の途中において分岐するバイパス管
路６を通して高圧高圧コンデンサ７に供給し、高圧コン
デンサ７の上流側においてバイパス管路６に介装した圧
力調整弁１０を、昼間時は高いボイラ発生蒸気温度に対
応する高圧力値に設定し、夜間時は低いボイラ発生蒸気
温度に対応する低圧力値に設定し、夜間時に蒸気タービ
ン５に供給するボイラ発生蒸気の圧力を低圧力に抑制す
る。 【効果】 高圧コンデンサ７に導く蒸気の設定圧力値を
昼間と夜間で切り換えることにより、夜間時に蒸気ター
ビン５に供給するボイラ発生蒸気の圧力を低圧力に抑制
して蒸気中の水分のドレン化を防止することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、焼却炉等の廃熱を利用
して駆動する蒸気タービンに係るものであり、特に夜間
時の蒸気タービン制御方法に関する。
して駆動する蒸気タービンに係るものであり、特に夜間
時の蒸気タービン制御方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、都市ごみ等の焼却施設において
は、焼却炉から排出する排ガスを廃熱ボイラーに導き、
廃熱ボイラーで得た蒸気を発電等を行う蒸気タービンの
駆動流体として利用し、あるいは暖房用の熱源として利
用することにより排ガス中のエネルギーの回収および利
用を図っている。
は、焼却炉から排出する排ガスを廃熱ボイラーに導き、
廃熱ボイラーで得た蒸気を発電等を行う蒸気タービンの
駆動流体として利用し、あるいは暖房用の熱源として利
用することにより排ガス中のエネルギーの回収および利
用を図っている。
【０００３】また、焼却炉における焼却条件、たとえば
ごみ質，ごみ量が同じであれば、排ガス中の熱量が一定
であるとして、廃熱ボイラーにおいて発生するボイラ発
生蒸気の圧力および温度を昼夜を問わず一定に制御して
いる。
ごみ質，ごみ量が同じであれば、排ガス中の熱量が一定
であるとして、廃熱ボイラーにおいて発生するボイラ発
生蒸気の圧力および温度を昼夜を問わず一定に制御して
いる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の構成において、夜間時に、焼却炉における燃焼条件の
変化により排ガス温度が変化し、廃熱ボイラーにおいて
発生するボイラ発生蒸気の温度が低下する場合に、圧力
を昼間と同じ値で制御すると、蒸気タービンにおいて蒸
気中の水分がドレン化し、蒸気タービンに支障が生じる
問題があった。
の構成において、夜間時に、焼却炉における燃焼条件の
変化により排ガス温度が変化し、廃熱ボイラーにおいて
発生するボイラ発生蒸気の温度が低下する場合に、圧力
を昼間と同じ値で制御すると、蒸気タービンにおいて蒸
気中の水分がドレン化し、蒸気タービンに支障が生じる
問題があった。
【０００５】本発明は上記課題を解決するもので、夜間
時のボイラ発生蒸気温度の低下に伴う蒸気中の水分のド
レン化を防止する夜間時の蒸気タービン制御方法を提供
することを目的とする。
時のボイラ発生蒸気温度の低下に伴う蒸気中の水分のド
レン化を防止する夜間時の蒸気タービン制御方法を提供
することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、焼却炉の排ガスを廃熱ボイラーに導き、廃
熱ボイラーで得たボイラ発生蒸気を蒸気供給管路を通し
て蒸気タービンに供給するとともに、蒸気供給管路の途
中において分岐するバイパス管路を通して高圧高圧コン
デンサに供給し、高圧コンデンサの上流側においてバイ
パス管路に介装した圧力調整弁を、昼間時は高いボイラ
発生蒸気温度に対応する高圧力値に設定し、夜間時は低
いボイラ発生蒸気温度に対応する低圧力値に設定し、夜
間時に蒸気タービンに供給するボイラ発生蒸気の圧力を
低圧力に抑制する構成としたものである。
に本発明は、焼却炉の排ガスを廃熱ボイラーに導き、廃
熱ボイラーで得たボイラ発生蒸気を蒸気供給管路を通し
て蒸気タービンに供給するとともに、蒸気供給管路の途
中において分岐するバイパス管路を通して高圧高圧コン
デンサに供給し、高圧コンデンサの上流側においてバイ
パス管路に介装した圧力調整弁を、昼間時は高いボイラ
発生蒸気温度に対応する高圧力値に設定し、夜間時は低
いボイラ発生蒸気温度に対応する低圧力値に設定し、夜
間時に蒸気タービンに供給するボイラ発生蒸気の圧力を
低圧力に抑制する構成としたものである。
【０００７】
【作用】上記した構成により、高圧コンデンサに蒸気を
導く圧力調整弁の設定圧力値を昼間と夜間で切り換え、
夜間時にボイラ発生蒸気を低圧力で高圧コンデサに導く
ことにより、夜間時に蒸気タービンに供給するボイラ発
生蒸気の圧力を低圧力に抑制するので、蒸気中の水分の
ドレン化を防止することができる。
導く圧力調整弁の設定圧力値を昼間と夜間で切り換え、
夜間時にボイラ発生蒸気を低圧力で高圧コンデサに導く
ことにより、夜間時に蒸気タービンに供給するボイラ発
生蒸気の圧力を低圧力に抑制するので、蒸気中の水分の
ドレン化を防止することができる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図１において、廃熱ボイラー１は焼却炉等から
排出する排ガス２を加熱源とするもので、発生したボイ
ラ発生蒸気をスチームヒーター３に供給する。スチーム
ヒーター３には新たに焼却炉等の排ガス２を導き、この
排ガス２を加熱源として廃熱ボイラー１で得たボイラ発
生蒸気を設定温度、例えば昼間において５００℃、夜間
において３００℃にまで加熱するものである。
明する。図１において、廃熱ボイラー１は焼却炉等から
排出する排ガス２を加熱源とするもので、発生したボイ
ラ発生蒸気をスチームヒーター３に供給する。スチーム
ヒーター３には新たに焼却炉等の排ガス２を導き、この
排ガス２を加熱源として廃熱ボイラー１で得たボイラ発
生蒸気を設定温度、例えば昼間において５００℃、夜間
において３００℃にまで加熱するものである。
【０００９】そして、スチームヒーター３で加熱したボ
イラ発生蒸気を蒸気供給管路４を通して蒸気タービン５
に供給するとともに、蒸気供給管路４の途中において分
岐するバイパス管路６を通して高圧コンデンサ７に供給
する。蒸気タービン５に供給した蒸気は駆動流体として
使用した後に、低圧蒸気として低圧コンデンサ８に供給
し、復水を戻り管路９を通して廃熱ボイラー１に戻す。
イラ発生蒸気を蒸気供給管路４を通して蒸気タービン５
に供給するとともに、蒸気供給管路４の途中において分
岐するバイパス管路６を通して高圧コンデンサ７に供給
する。蒸気タービン５に供給した蒸気は駆動流体として
使用した後に、低圧蒸気として低圧コンデンサ８に供給
し、復水を戻り管路９を通して廃熱ボイラー１に戻す。
【００１０】また、高圧コンデンサ７より上流側のバイ
パス管路６に設けた圧力調整弁１０は、高圧コンデンサ
７に供給するボイラ発生蒸気の圧力を調整するものであ
り、昼間時は高いボイラ発生蒸気温度、例えば５００℃
に対応する高圧力値に設定し、夜間時は低いボイラ発生
蒸気温度、例えば３００℃＋ｔ℃に対応する低圧力値に
設定してある。高圧コンデンサ７を通ったボイラ発生蒸
気の復水は戻り管路９を通って廃熱ボイラー１に戻す。
パス管路６に設けた圧力調整弁１０は、高圧コンデンサ
７に供給するボイラ発生蒸気の圧力を調整するものであ
り、昼間時は高いボイラ発生蒸気温度、例えば５００℃
に対応する高圧力値に設定し、夜間時は低いボイラ発生
蒸気温度、例えば３００℃＋ｔ℃に対応する低圧力値に
設定してある。高圧コンデンサ７を通ったボイラ発生蒸
気の復水は戻り管路９を通って廃熱ボイラー１に戻す。
【００１１】以下、上記構成における作用を説明する。
昼間時には、圧力調整弁１０を高圧力値に設定する。こ
の状態で、蒸気タービン５および高圧コンデンサ７には
廃熱ボイラー１で発生する高温高圧のボイラ発生蒸気が
流れる。
昼間時には、圧力調整弁１０を高圧力値に設定する。こ
の状態で、蒸気タービン５および高圧コンデンサ７には
廃熱ボイラー１で発生する高温高圧のボイラ発生蒸気が
流れる。
【００１２】そして、夜間時等において、焼却炉の燃焼
条件が変化し、廃熱ボイラー１に供給する排ガス２のガ
ス量および温度が変化して熱量が低下し、ボイラ発生蒸
気の温度が低下する場合には、高圧コンデンサ７の設定
圧力値を夜間の設定値に切り換える。このことにより、
高圧コンデンサ７にボイラ発生蒸気が低圧力で流れると
ともに、蒸気タービン５に供給するボイラ発生蒸気の圧
力も低い温度に見合った低圧力に抑制され、蒸気中の水
分のドレン化を防止することができる。
条件が変化し、廃熱ボイラー１に供給する排ガス２のガ
ス量および温度が変化して熱量が低下し、ボイラ発生蒸
気の温度が低下する場合には、高圧コンデンサ７の設定
圧力値を夜間の設定値に切り換える。このことにより、
高圧コンデンサ７にボイラ発生蒸気が低圧力で流れると
ともに、蒸気タービン５に供給するボイラ発生蒸気の圧
力も低い温度に見合った低圧力に抑制され、蒸気中の水
分のドレン化を防止することができる。
【００１３】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、高圧
コンデンサに導く蒸気の設定圧力値を昼間と夜間で切り
換えることにより、夜間時に蒸気タービンに供給するボ
イラ発生蒸気の圧力を低圧力に抑制して蒸気中の水分の
ドレン化を防止することができる。
コンデンサに導く蒸気の設定圧力値を昼間と夜間で切り
換えることにより、夜間時に蒸気タービンに供給するボ
イラ発生蒸気の圧力を低圧力に抑制して蒸気中の水分の
ドレン化を防止することができる。
【図１】本発明の一実施例における蒸気タービンへの蒸
気供給系を示す全体構成図である。
気供給系を示す全体構成図である。
【符号の説明】 １ 廃熱ボイラー ２ 排ガス ３ スチームヒーター ４ 蒸気供給管路 ５ 蒸気タービン ６ バイパス管路 ７ 高圧コンデンサ １０ 圧力調整弁
Claims (1)
- 【請求項１】 焼却炉の排ガスを廃熱ボイラーに導き、
廃熱ボイラーで得たボイラ発生蒸気を蒸気供給管路を通
して蒸気タービンに供給するとともに、蒸気供給管路の
途中において分岐するバイパス管路を通して高圧高圧コ
ンデンサに供給し、高圧コンデンサの上流側においてバ
イパス管路に介装した圧力調整弁を、昼間時は高いボイ
ラ発生蒸気温度に対応する高圧力値に設定し、夜間時は
低いボイラ発生蒸気温度に対応する低圧力値に設定し、
夜間時に蒸気タービンに供給するボイラ発生蒸気の圧力
を低圧力に抑制することを特徴とする夜間時の蒸気ター
ビン制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28481792A JPH06137116A (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 夜間時の蒸気タービン制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28481792A JPH06137116A (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 夜間時の蒸気タービン制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06137116A true JPH06137116A (ja) | 1994-05-17 |
Family
ID=17683394
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28481792A Pending JPH06137116A (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 夜間時の蒸気タービン制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06137116A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60108509A (ja) * | 1983-11-17 | 1985-06-14 | Toshiba Corp | コンバインドサイクルプラントの蒸気タ−ビン保護装置 |
-
1992
- 1992-10-23 JP JP28481792A patent/JPH06137116A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60108509A (ja) * | 1983-11-17 | 1985-06-14 | Toshiba Corp | コンバインドサイクルプラントの蒸気タ−ビン保護装置 |
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