JPH06136724A - コンクリート製のプレキャストガードフエンスブロックの構造及び該プレキャストガードフエンスブロックを使用したガードフエンスの構造及びその施工方法 - Google Patents
コンクリート製のプレキャストガードフエンスブロックの構造及び該プレキャストガードフエンスブロックを使用したガードフエンスの構造及びその施工方法Info
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- JPH06136724A JPH06136724A JP30595892A JP30595892A JPH06136724A JP H06136724 A JPH06136724 A JP H06136724A JP 30595892 A JP30595892 A JP 30595892A JP 30595892 A JP30595892 A JP 30595892A JP H06136724 A JPH06136724 A JP H06136724A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】施工の作業性がよく、ガードフエンス無設置状
態の期間が短く、強度を向上させたガードフェンス及び
その施工方法を提供する。 【構成】地中に埋設された基礎柱と、内部に該基礎柱が
挿入される空間を有し、上面に該空間と連通する充填物
注入用の開口を有するコンクリート製のプレキャストガ
ードフエンスブロックと、前記空間に注入される充填物
と、からなり、道路の端部あるいは中央分離帯に設置さ
れるプレキャストガードフェンス。
態の期間が短く、強度を向上させたガードフェンス及び
その施工方法を提供する。 【構成】地中に埋設された基礎柱と、内部に該基礎柱が
挿入される空間を有し、上面に該空間と連通する充填物
注入用の開口を有するコンクリート製のプレキャストガ
ードフエンスブロックと、前記空間に注入される充填物
と、からなり、道路の端部あるいは中央分離帯に設置さ
れるプレキャストガードフェンス。
Description
【産業上の利用分野】本発明は、高速道路の中央分離帯
や道路の側面に立設されるコンクリート製のプレキャス
トガードフエンスブロックの構造、該プレキャストガー
ドフエンスブロックを使用したガードフエンスの構造、
及び該ガードフエンスの施工方法に関し、更に詳しく
は、ガードフエンスをコンクリート製のプレキャストブ
ロック構造とし、該プレキャストガードフエンスブロッ
クを使用して簡単に施工でき、施工期間を短縮すると同
時に、既設のガードフエンスの取外し期間を短縮するこ
とによって車両等の通行に支障を来すことのないように
したプレキャストガードフエンスブロックの構造、該プ
レキャストガードフエンスブロックを使用したガードフ
エンスの構造、及びその施工方法に関する。
や道路の側面に立設されるコンクリート製のプレキャス
トガードフエンスブロックの構造、該プレキャストガー
ドフエンスブロックを使用したガードフエンスの構造、
及び該ガードフエンスの施工方法に関し、更に詳しく
は、ガードフエンスをコンクリート製のプレキャストブ
ロック構造とし、該プレキャストガードフエンスブロッ
クを使用して簡単に施工でき、施工期間を短縮すると同
時に、既設のガードフエンスの取外し期間を短縮するこ
とによって車両等の通行に支障を来すことのないように
したプレキャストガードフエンスブロックの構造、該プ
レキャストガードフエンスブロックを使用したガードフ
エンスの構造、及びその施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般の道路や高速道路では、中央分離帯
や道路の両側面にガートフエンスを設けて走行する車両
が万一道路外へ飛び出すのを防止している。従来公知の
ガードフエンスはポールを地中に埋設し、該ポールに金
属製のレール状のガードフエンスを保持させる構造とな
っていた。しかしながら、ガードフエンスの耐久性、強
度、コストの面から、近年現場打ちのコンクリート製ガ
ードフエンスあるいはプレキャストコンクリートブロッ
ク製のガードフエンスが設置されつつある。
や道路の両側面にガートフエンスを設けて走行する車両
が万一道路外へ飛び出すのを防止している。従来公知の
ガードフエンスはポールを地中に埋設し、該ポールに金
属製のレール状のガードフエンスを保持させる構造とな
っていた。しかしながら、ガードフエンスの耐久性、強
度、コストの面から、近年現場打ちのコンクリート製ガ
ードフエンスあるいはプレキャストコンクリートブロッ
ク製のガードフエンスが設置されつつある。
【0003】このようにコンクリート製あるいはプレキ
ャストコンクリートブロック製のガードフエンスを設置
する場合、従来の金属製ガートフエンスに代えてコンク
リート製のガードフエンスを設置するものとなることが
多いので、その交換設置に当たっては通常の交通に支障
を来さないようにできるだけ短期間に交換設置しなけれ
ばならない。即ち、交換設置に当たって従来の金属製ガ
ードフエンスを取り外してしまうと、ガードフエンスの
無設置状態となり、このような時に交通事故が発生する
と大事故になるおそれがある。そこで、従来の金属製ガ
ードフエンスからコンクリート製のガードフエンスに切
り替える時のガードフエンス無設置期間を極力短縮する
ことが肝要となる。
ャストコンクリートブロック製のガードフエンスを設置
する場合、従来の金属製ガートフエンスに代えてコンク
リート製のガードフエンスを設置するものとなることが
多いので、その交換設置に当たっては通常の交通に支障
を来さないようにできるだけ短期間に交換設置しなけれ
ばならない。即ち、交換設置に当たって従来の金属製ガ
ードフエンスを取り外してしまうと、ガードフエンスの
無設置状態となり、このような時に交通事故が発生する
と大事故になるおそれがある。そこで、従来の金属製ガ
ードフエンスからコンクリート製のガードフエンスに切
り替える時のガードフエンス無設置期間を極力短縮する
ことが肝要となる。
【0004】従来公知の金属製のガードフエンスからコ
ンクリート製のガードフエンスへの交換工事の設置工法
の一例を示すと、図11及び図12に示すようなものと
なっている。即ち、図12は既設の金属製ガードフエン
スを示すものであり、金属製のガードフエンス1は基礎
コンクリート2に立設されたポール3に保持されてい
る。基礎コンクリート2は両側から縁石4によって補強
されている。基礎コンクリート2の内部には鉄筋5が埋
設されている。
ンクリート製のガードフエンスへの交換工事の設置工法
の一例を示すと、図11及び図12に示すようなものと
なっている。即ち、図12は既設の金属製ガードフエン
スを示すものであり、金属製のガードフエンス1は基礎
コンクリート2に立設されたポール3に保持されてい
る。基礎コンクリート2は両側から縁石4によって補強
されている。基礎コンクリート2の内部には鉄筋5が埋
設されている。
【0005】図12に示すような既設の金属製ガードフ
エンスをコンクリート製のガードフエンスに交換工事を
行う場合には、次のようにして行われる。図11に加
え、前記図12も参照して、既設の金属製ガードフエン
スに代えて新規にコンクリート製のガードフエンスを設
置する場合、図12の金属製のガードフエンス1、ポー
ル3及び縁石4を外し、基礎コンクリート2の上側を破
壊して鉄筋5を露出させる。そして、図11に示すよう
に、その上にプレキャストコンクリート製のガードフエ
ンスブロック6を被せる。ガートフエンスブロック6に
は鉄筋7が突出して設けられており、この鉄筋7と前記
鉄筋5とを交叉させて新規に鉄筋8を取り付けて鉄筋7
と鉄筋5とを連結する。ガードフエンスブロック6はス
カート部9を有しており、該スカート部9の中に基礎コ
ンクリート2が配置されるものとなる。ガードフエンス
ブロック6の側面には貫通孔12が開口されており、該
貫通孔12にはコンクリート注入孔10がスカート部9
の内部へ貫通設置されている。そして、ガードフエンス
ブロック6のコンクリート注入穴10から生コンクリー
ト11を注入し、基礎コンクリート2とガードフエンス
ブロック6とを結合する。
エンスをコンクリート製のガードフエンスに交換工事を
行う場合には、次のようにして行われる。図11に加
え、前記図12も参照して、既設の金属製ガードフエン
スに代えて新規にコンクリート製のガードフエンスを設
置する場合、図12の金属製のガードフエンス1、ポー
ル3及び縁石4を外し、基礎コンクリート2の上側を破
壊して鉄筋5を露出させる。そして、図11に示すよう
に、その上にプレキャストコンクリート製のガードフエ
ンスブロック6を被せる。ガートフエンスブロック6に
は鉄筋7が突出して設けられており、この鉄筋7と前記
鉄筋5とを交叉させて新規に鉄筋8を取り付けて鉄筋7
と鉄筋5とを連結する。ガードフエンスブロック6はス
カート部9を有しており、該スカート部9の中に基礎コ
ンクリート2が配置されるものとなる。ガードフエンス
ブロック6の側面には貫通孔12が開口されており、該
貫通孔12にはコンクリート注入孔10がスカート部9
の内部へ貫通設置されている。そして、ガードフエンス
ブロック6のコンクリート注入穴10から生コンクリー
ト11を注入し、基礎コンクリート2とガードフエンス
ブロック6とを結合する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記図11
に示す従来公知のコンクリート製のガードフエンスに
は、以下のような問題点があった。
に示す従来公知のコンクリート製のガードフエンスに
は、以下のような問題点があった。
【0007】上記従来公知の施工方法は、図12に示す
ように既存の基礎コンクリート2が連続して長く配設さ
れている構造となっている場合しか適用できず、例えば
図13及び図14に示すような、間隔を置いて基礎コン
クリート2A及びポール3Aが個別的に埋設され、これ
にガードフエンス固定枠12を固定し、このガードフエ
ンス固定枠12にガードフエンス1Aを対向して設置し
ているような既存の中央分離帯ガードフエンスには適用
することができない。即ち、このような場合には基礎コ
ンクリート2Aが連続して設置されていないため、その
基礎コンクリート2Aを使用することができないためで
ある。
ように既存の基礎コンクリート2が連続して長く配設さ
れている構造となっている場合しか適用できず、例えば
図13及び図14に示すような、間隔を置いて基礎コン
クリート2A及びポール3Aが個別的に埋設され、これ
にガードフエンス固定枠12を固定し、このガードフエ
ンス固定枠12にガードフエンス1Aを対向して設置し
ているような既存の中央分離帯ガードフエンスには適用
することができない。即ち、このような場合には基礎コ
ンクリート2Aが連続して設置されていないため、その
基礎コンクリート2Aを使用することができないためで
ある。
【0008】又、既設の金属製のガードフエンスをコン
クリート製ガードフエンスに交換設置する工程面から見
た場合、先ず図12のガードフエンス1を部分的に取外
し、更にポール3を取り外した後、基礎コンクリート2
を破壊し、既設鉄筋5を露出させ、該露出された鉄筋5
を変形させ、該変形させた鉄筋5に図11に示すように
ガードフエンスブロック6に取付けられた鉄筋7を交叉
させ、前記変形させた鉄筋5とガードフエンスブロック
6の鉄筋7とを新規鉄筋6で連結する作業を行ない、そ
の後にコンクリート製のガードフエンスブロック7を設
置しなければならないので、ガードフエンス無設置状態
の期間が長く、道路の車両交通に支障を来す場合が生ず
る。
クリート製ガードフエンスに交換設置する工程面から見
た場合、先ず図12のガードフエンス1を部分的に取外
し、更にポール3を取り外した後、基礎コンクリート2
を破壊し、既設鉄筋5を露出させ、該露出された鉄筋5
を変形させ、該変形させた鉄筋5に図11に示すように
ガードフエンスブロック6に取付けられた鉄筋7を交叉
させ、前記変形させた鉄筋5とガードフエンスブロック
6の鉄筋7とを新規鉄筋6で連結する作業を行ない、そ
の後にコンクリート製のガードフエンスブロック7を設
置しなければならないので、ガードフエンス無設置状態
の期間が長く、道路の車両交通に支障を来す場合が生ず
る。
【0009】又、前述のような交換設置工程を採るの
で、作業工程が複雑かつ高コストとなってしまう。更に
又、基礎コンクリート2とガードフエンスブロック7と
の結合が比較的低い部分で行われているため、車両がガ
ードフエンスブロック7の上部分に衝突した場合、ガー
ドフエンスブロック7が倒壊して反対側の路面に飛び出
したり、あるいは道路の外側に落下してしまうおそれが
あった。
で、作業工程が複雑かつ高コストとなってしまう。更に
又、基礎コンクリート2とガードフエンスブロック7と
の結合が比較的低い部分で行われているため、車両がガ
ードフエンスブロック7の上部分に衝突した場合、ガー
ドフエンスブロック7が倒壊して反対側の路面に飛び出
したり、あるいは道路の外側に落下してしまうおそれが
あった。
【0010】そこで、本発明の目的は前記従来公知のガ
ードフエンスブロックによる欠点を改善し、施工の作業
性がよく、更にガードフエンス無設置状態の期間が短
く、更には強度を向上させたプレキャストガードフェン
スブロックの構造、該プレキャストガードフェンスブロ
ックを使用したガードフェンスの構造、及びその施工方
法を提供するにある。
ードフエンスブロックによる欠点を改善し、施工の作業
性がよく、更にガードフエンス無設置状態の期間が短
く、更には強度を向上させたプレキャストガードフェン
スブロックの構造、該プレキャストガードフェンスブロ
ックを使用したガードフェンスの構造、及びその施工方
法を提供するにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴とするとこ
ろは、内部に基礎柱が挿入されると共に充填物によって
埋められる空間を有し、上面に前記空間と連通する充填
物注入用の開口を有し、端部に係合用の凹凸を有し、道
路の端部あるいは中央分離帯に設置されるコンクリート
製のプレキャストガードフェンスブロックの構造にあ
る。
ろは、内部に基礎柱が挿入されると共に充填物によって
埋められる空間を有し、上面に前記空間と連通する充填
物注入用の開口を有し、端部に係合用の凹凸を有し、道
路の端部あるいは中央分離帯に設置されるコンクリート
製のプレキャストガードフェンスブロックの構造にあ
る。
【0012】又、本発明の他の特徴とするところは、地
中に埋設された基礎柱と、内部に該基礎柱が挿入される
空間を有し、上面に該空間と連通する充填物注入用の開
口を有するコンクリート製のプレキャストガードフエン
スブロックと、前記空間に注入される充填物と、からな
り、道路の端部あるいは中央分離帯に設置されるプレキ
ャストガードフェンスの構造にある。
中に埋設された基礎柱と、内部に該基礎柱が挿入される
空間を有し、上面に該空間と連通する充填物注入用の開
口を有するコンクリート製のプレキャストガードフエン
スブロックと、前記空間に注入される充填物と、からな
り、道路の端部あるいは中央分離帯に設置されるプレキ
ャストガードフェンスの構造にある。
【0013】更に又、本発明の特徴とするところは、内
部に空間を有し、上面に前記空間と連通する開口を有す
るコンクリート製のプレキャストガードフエンスブロッ
クを使用し、地中に基礎柱を埋設する工程と、該基礎柱
を空間内に位置させながらプレキャストガードフエンス
ブロックを設置する工程と、該空間に前記開口を介して
充填物を注入し、前記基礎柱とプレキャストガードフエ
ンスブロックとを結合する工程と、からなるプレキャス
トガードフェンスブロックを使用したガードフェンスの
施工方法にある。
部に空間を有し、上面に前記空間と連通する開口を有す
るコンクリート製のプレキャストガードフエンスブロッ
クを使用し、地中に基礎柱を埋設する工程と、該基礎柱
を空間内に位置させながらプレキャストガードフエンス
ブロックを設置する工程と、該空間に前記開口を介して
充填物を注入し、前記基礎柱とプレキャストガードフエ
ンスブロックとを結合する工程と、からなるプレキャス
トガードフェンスブロックを使用したガードフェンスの
施工方法にある。
【0014】
【実施例】以下、図によって本発明の一実施例について
説明する。図1は本発明の一実施例を示すプレキャスト
ガードフエンスブロックの平面図であり、図2は図1の
プレキャストガードフエンスブロックの側面図、図3は
図1のプレキャストガードフエンスブロックのAーA断
面図、図4は図1のプレキャストガードフエンスブロッ
クのBーB断面図、図5は図1のプレキャストガードフ
エンスブロックのCーC断面図である。
説明する。図1は本発明の一実施例を示すプレキャスト
ガードフエンスブロックの平面図であり、図2は図1の
プレキャストガードフエンスブロックの側面図、図3は
図1のプレキャストガードフエンスブロックのAーA断
面図、図4は図1のプレキャストガードフエンスブロッ
クのBーB断面図、図5は図1のプレキャストガードフ
エンスブロックのCーC断面図である。
【0015】図を参照して、本発明のガードフエンスブ
ロック21は、コンクリート製のプレキャストとなって
おり、上面22、側面23、端面24とからなってい
る。該ガードフエンスブロック21は内部に空間25を
有している。空間25には後述の基礎柱が配設されて充
填物によって固定されるものであり、該基礎柱及び充填
物が収容される程度の容積、高さとなっているものであ
る。上面22には前記空間に連通する開口26が形成さ
れている。開口26は後述の充填物が注入されるもので
ある。側面24の下部には緩い傾斜の裾部24Aが形成
されている。ガードフエンスブロック21の一方の端面
24には係合突起27が形成され、他方の端部には係合
凹部28が形成されている。これらの係合突起27及び
係合凹部28は隣接するガードフエンスブロック21の
係合凹部28あるいは係合突起27と係合するものであ
る。
ロック21は、コンクリート製のプレキャストとなって
おり、上面22、側面23、端面24とからなってい
る。該ガードフエンスブロック21は内部に空間25を
有している。空間25には後述の基礎柱が配設されて充
填物によって固定されるものであり、該基礎柱及び充填
物が収容される程度の容積、高さとなっているものであ
る。上面22には前記空間に連通する開口26が形成さ
れている。開口26は後述の充填物が注入されるもので
ある。側面24の下部には緩い傾斜の裾部24Aが形成
されている。ガードフエンスブロック21の一方の端面
24には係合突起27が形成され、他方の端部には係合
凹部28が形成されている。これらの係合突起27及び
係合凹部28は隣接するガードフエンスブロック21の
係合凹部28あるいは係合突起27と係合するものであ
る。
【0016】上記のように構成されたガードフエンスブ
ロック21について、その設置状態の構造について説明
する。図6を参照して、地中に埋設して立てられた基礎
柱29をガードフエンスブロック21の空間25に配置
し、コンクリート、モルタル等の充填物30を開口26
から注入して基礎柱29とガードフエンスブロック21
とを固定する。ここで、ガードフエンスブロック21は
長手方向に多数連結して設置されるものであり、図7に
示すように隣接するガードフエンスブロック21の端面
24に形成された係合突起27と係合凹部28とが互い
に嵌合して連結される。尚、この実施例ではガードフエ
ンスブロック21の一方側に円形水路31が埋設されて
いるが、この円形水路31は必ずしも必要な構成ではな
い。
ロック21について、その設置状態の構造について説明
する。図6を参照して、地中に埋設して立てられた基礎
柱29をガードフエンスブロック21の空間25に配置
し、コンクリート、モルタル等の充填物30を開口26
から注入して基礎柱29とガードフエンスブロック21
とを固定する。ここで、ガードフエンスブロック21は
長手方向に多数連結して設置されるものであり、図7に
示すように隣接するガードフエンスブロック21の端面
24に形成された係合突起27と係合凹部28とが互い
に嵌合して連結される。尚、この実施例ではガードフエ
ンスブロック21の一方側に円形水路31が埋設されて
いるが、この円形水路31は必ずしも必要な構成ではな
い。
【0017】次に、上記構造のガードフエンスブロック
21の施工方法について、図8を参照して以下に説明す
る。先ず(A)に示すように、掘削機(図示しない)に
よって基礎柱29を挿入する挿入穴32を所定の間隔を
置いて掘削し、その挿入穴32に基礎柱29を挿入設置
する。この場合、必要に応じて充填物を注入して基礎柱
29を挿入穴32に固定する。この作業状態において
は、既設の金属製のガードフエンス1及びポール3はそ
のまま設置状態とし、通常の交通に支障を来さないよう
にして置く。次に、(B)で示すように、(A)に示す
既設の金属製ガードフエンス1及びポール3を取り外
す。この状態では挿入穴32に基礎柱29が立設された
ものとなっている。そして、(C)に示すように本発明
のガードフエンスブロック21をクレーン(図示しな
い)によって吊り下げて移動させ、基礎柱29がガード
フエンスブロック21内部の空間(図4の符号25)に
挿入されるようにして配設される。この設置作業に当た
っては、隣接するガードフエンスブロック21の端部の
係合突起27と係合凹部28が互いに係合するようにし
て設置される。次に、ガードフエンスブロック21の開
口からコンクリート、モルタル等の充填物を注入(図の
矢印P)する。
21の施工方法について、図8を参照して以下に説明す
る。先ず(A)に示すように、掘削機(図示しない)に
よって基礎柱29を挿入する挿入穴32を所定の間隔を
置いて掘削し、その挿入穴32に基礎柱29を挿入設置
する。この場合、必要に応じて充填物を注入して基礎柱
29を挿入穴32に固定する。この作業状態において
は、既設の金属製のガードフエンス1及びポール3はそ
のまま設置状態とし、通常の交通に支障を来さないよう
にして置く。次に、(B)で示すように、(A)に示す
既設の金属製ガードフエンス1及びポール3を取り外
す。この状態では挿入穴32に基礎柱29が立設された
ものとなっている。そして、(C)に示すように本発明
のガードフエンスブロック21をクレーン(図示しな
い)によって吊り下げて移動させ、基礎柱29がガード
フエンスブロック21内部の空間(図4の符号25)に
挿入されるようにして配設される。この設置作業に当た
っては、隣接するガードフエンスブロック21の端部の
係合突起27と係合凹部28が互いに係合するようにし
て設置される。次に、ガードフエンスブロック21の開
口からコンクリート、モルタル等の充填物を注入(図の
矢印P)する。
【0018】尚、上記実施例では、1個のプレキャスト
ガードフエンスブロックに2個の空間が設けられている
が、空間は1個でも良いし、又3個以上であっても良
い。又、プレキャストガードフエンスブロックの外形は
上記実施例構造に限定されるものではない。又、基礎柱
の構造は、図のH型鋼に限定されるものではなく、その
他の構造の柱であっても良い。更に、端部の凹凸は必ず
しも必要な構成ではなく、省略が可能であるし、更には
他の構造の係合構造を採用することも可能である。
ガードフエンスブロックに2個の空間が設けられている
が、空間は1個でも良いし、又3個以上であっても良
い。又、プレキャストガードフエンスブロックの外形は
上記実施例構造に限定されるものではない。又、基礎柱
の構造は、図のH型鋼に限定されるものではなく、その
他の構造の柱であっても良い。更に、端部の凹凸は必ず
しも必要な構成ではなく、省略が可能であるし、更には
他の構造の係合構造を採用することも可能である。
【0019】以上に説明した他、本発明は以下のような
構造のプレキャストガードフエンスの構造とすることが
できる。図6を参照して、この実施例では充填物30と
してコンクリートを使用し、プレキャストガードフエン
スブロック21と基礎柱29とを固定しているが、コン
クリートの代わりに緩衝体を使用し、該緩衝体によって
空間25を埋めるだけの構造とし、プレキャストガード
フエンスブロック21に車両が衝突したときにプレキャ
ストガードフエンスブロック21が基礎柱29に対して
相対的に移動できるようにした構造とすることもでき
る。このような構造とすることにより、車両衝突時に緩
衝作用を生ぜしめ、もって車両衝突時の衝撃を吸収緩和
するものである。この場合、緩衝体としては、砂、プラ
スチックの粒体、ゴムの粒体、プラスチックあるいは流
動状のゴム自体を充填すること等、種々の構造とするこ
とができる。
構造のプレキャストガードフエンスの構造とすることが
できる。図6を参照して、この実施例では充填物30と
してコンクリートを使用し、プレキャストガードフエン
スブロック21と基礎柱29とを固定しているが、コン
クリートの代わりに緩衝体を使用し、該緩衝体によって
空間25を埋めるだけの構造とし、プレキャストガード
フエンスブロック21に車両が衝突したときにプレキャ
ストガードフエンスブロック21が基礎柱29に対して
相対的に移動できるようにした構造とすることもでき
る。このような構造とすることにより、車両衝突時に緩
衝作用を生ぜしめ、もって車両衝突時の衝撃を吸収緩和
するものである。この場合、緩衝体としては、砂、プラ
スチックの粒体、ゴムの粒体、プラスチックあるいは流
動状のゴム自体を充填すること等、種々の構造とするこ
とができる。
【0020】又、図9に示すように、ガードフエンスブ
ロック21の上に道路標識41あるいは水銀灯42、更
には遮音板43等を立設する構造とすることもできる。
ここで、遮音板43はガードフエンスブロック21の外
側の地面上に立設する構造とすることもできる。
ロック21の上に道路標識41あるいは水銀灯42、更
には遮音板43等を立設する構造とすることもできる。
ここで、遮音板43はガードフエンスブロック21の外
側の地面上に立設する構造とすることもできる。
【0021】更に、図10に示す構造は本発明の更に他
の実施例を示すものであり、この実施例においてはプレ
キャストガードフエンスブロック21の一方側の地面4
4と他方側の地面45とに段差が設けられており、プレ
キャストガードフエンスブロック21が土留め兼用とし
て設けられてなるところにある。
の実施例を示すものであり、この実施例においてはプレ
キャストガードフエンスブロック21の一方側の地面4
4と他方側の地面45とに段差が設けられており、プレ
キャストガードフエンスブロック21が土留め兼用とし
て設けられてなるところにある。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると以
下のような効果を奏する。既存の中央分離帯ガードフエ
ンスや既存の道路端設置のガードフエンスに簡単に適用
することが可能である。又、ガードフエンス無設置状態
の期間が短く、道路の車両交通に支障を来すことが少な
い。又、作業工程が簡単かつ低コストであり、かつ迅速
な設置が可能となる。更に、基礎柱とプレキャストガー
ドフエンスブロックとの結合が比較的高い部分で行われ
ているため、車両がガードフエンスブロックの上部分に
衝突してもガードフエンスブロックが倒壊して反対側の
路面に車両が飛び出したり、あるいは道路の外側に車両
が落下してしまうことがない。又、プレキャストガード
フエンスブロックに充填する充填物として、緩衝体を使
用することにより、車両衝突時の緩衝作用を生ぜしめ、
もって重大事故を低減することができるものとなる。ガ
ードフエンスブロックの上に交通標識、水銀灯、遮音板
等の立設物を設置することにより、これらの設置場所を
取らないようにすることができる。ガードフエンスを土
留め兼用とすることにより、地面に段差のある箇所にガ
ードフエンスを設置することができるものとなる。
下のような効果を奏する。既存の中央分離帯ガードフエ
ンスや既存の道路端設置のガードフエンスに簡単に適用
することが可能である。又、ガードフエンス無設置状態
の期間が短く、道路の車両交通に支障を来すことが少な
い。又、作業工程が簡単かつ低コストであり、かつ迅速
な設置が可能となる。更に、基礎柱とプレキャストガー
ドフエンスブロックとの結合が比較的高い部分で行われ
ているため、車両がガードフエンスブロックの上部分に
衝突してもガードフエンスブロックが倒壊して反対側の
路面に車両が飛び出したり、あるいは道路の外側に車両
が落下してしまうことがない。又、プレキャストガード
フエンスブロックに充填する充填物として、緩衝体を使
用することにより、車両衝突時の緩衝作用を生ぜしめ、
もって重大事故を低減することができるものとなる。ガ
ードフエンスブロックの上に交通標識、水銀灯、遮音板
等の立設物を設置することにより、これらの設置場所を
取らないようにすることができる。ガードフエンスを土
留め兼用とすることにより、地面に段差のある箇所にガ
ードフエンスを設置することができるものとなる。
【図1】図1は、本発明の一実施例を示すプレキャスト
ガードフエンスブロックの平面図である。
ガードフエンスブロックの平面図である。
【図2】図2は、図1のプレキャストガードフエンスブ
ロックの側面図である。
ロックの側面図である。
【図3】図3は、図1のプレキャストガードフエンスブ
ロックのAーA断面図である。
ロックのAーA断面図である。
【図4】図4は、図1のプレキャストガードフエンスブ
ロックのBーB断面図である。
ロックのBーB断面図である。
【図5】図5は、図1のプレキャストガードフエンスブ
ロックのCーC断面図である。
ロックのCーC断面図である。
【図6】図6は、本発明のプレキャストガードフエンス
ブロックの設置状態を示す断面図である。
ブロックの設置状態を示す断面図である。
【図7】図7は、本発明のプレキャストガードフエンス
ブロックの設置状態を示す平面図である。
ブロックの設置状態を示す平面図である。
【図8】図8の(A)、(B)、(C)、(D)は、本
発明のプレキャストガードフエンスブロックの設置工程
を説明するための略図である。
発明のプレキャストガードフエンスブロックの設置工程
を説明するための略図である。
【図9】図9は、本発明のプレキャストガードフエンス
の他の実施例を示す斜視図である。
の他の実施例を示す斜視図である。
【図10】図10は、本発明のプレキャストガードフエ
ンスの更に他の実施例を示す断面図である。
ンスの更に他の実施例を示す断面図である。
【図11】図11は、従来公知のコンクリート製のガー
ドフエンスを示す断面図であり、(A)は断面図、
(B)は斜視図である。
ドフエンスを示す断面図であり、(A)は断面図、
(B)は斜視図である。
【図12】図12は、従来公知の金属製のガードフエン
スを示す断面図である。
スを示す断面図である。
【図13】図13は、従来公知の中央分離帯の一例を示
す概略平面図である。
す概略平面図である。
【図14】図14は、図11のDーD部分断面図であ
る。
る。
21 ガードフエンスブロック 22 上面 23 側面 24 端面 25 空間 26 開口 27 係合突起 28 係合凹部 29 基礎柱 30 充填物 31 円形水路 32 挿入穴 41 道路標識 42 水銀灯 43 遮音板 44 地面 45 地面
Claims (9)
- 【請求項1】 内部に基礎柱が挿入されると共に充填物
によって埋められる空間を有し、上面に前記空間と連通
する充填物注入用の開口を有し、端部に係合用の凹凸を
有し、道路の端部あるいは中央分離帯に設置されること
を特徴とするコンクリート製のプレキャストガードフェ
ンスブロックの構造。 - 【請求項2】 地中に埋設された基礎柱と、内部に該基
礎柱が挿入される空間を有し、上面に該空間と連通する
充填物注入用の開口を有するコンクリート製のプレキャ
ストガードフエンスブロックと、前記空間に注入され、
前記基礎柱と前記プレキャストガードフエンスブロック
とを固定する充填物と、からなり、道路の端部あるいは
中央分離帯に設置されることを特徴とするプレキャスト
ガードフェンスの構造。 - 【請求項3】 プレキャストガードフエンスブロックの
端部に隣接して設置されるプレキャストガードフエンス
ブロックの係合用の凹凸を設けたことを特徴とする請求
項2記載のプレキャストガードフェンスの構造。 - 【請求項4】 地中に埋設された基礎柱と、内部に該基
礎柱が挿入される空間を有し、上面に該空間と連通する
充填物注入用の開口を有するコンクリート製のプレキャ
ストガードフエンスブロックと、前記空間に充填され、
前記プレキャストガードフエンスブロックを前記基礎柱
に対して移動可能に固定する緩衝体からなる充填物と、
からなり、道路の端部あるいは中央分離帯に設置される
ことを特徴とするプレキャストガードフェンスの構造。 - 【請求項5】 プレキャストガードフエンスブロックの
端部に隣接して設置されるプレキャストガードフエンス
ブロックの係合用の凹凸を設けたことを特徴とする請求
項4記載のプレキャストガードフェンスの構造。 - 【請求項6】 プレキャストガードフエンスブロックの
上部に道路標識、水銀灯、遮音壁等の立設体を設けてな
ることを特徴とする請求項2ないし請求項5記載のプレ
キャストガードフェンスの構造。 - 【請求項7】 地中に埋設された基礎柱と、内部に該基
礎柱が挿入される空間を有し、上面に該空間と連通する
充填物注入用の開口を有するコンクリート製のプレキャ
ストガードフエンスブロックと、前記空間に注入され、
前記基礎柱と前記プレキャストガードフエンスブロック
とを固定する充填物と、からなり、道路の端部あるいは
中央分離帯に設置され、前記プレキャストガードフエン
スブロックの一方側の地面と他方側の地面とに段差が設
けられて土留めしてなることを特徴とするプレキャスト
ガードフェンスの構造。 - 【請求項8】 内部に空間を有し、上面に前記空間と連
通する開口を有するコンクリート製のプレキャストガー
ドフエンスブロックを使用し、 地中に基礎柱を埋設する工程と、該基礎柱を空間内に位
置させながらプレキャストガードフエンスブロックを設
置する工程と、該空間に前記開口を介して充填物を注入
し、前記基礎柱とプレキャストガードフエンスブロック
とを結合する工程と、からなることを特徴とするプレキ
ャストガードフェンスブロックを使用したガードフェン
スの施工方法。 - 【請求項9】 内部に空間を有し、上面に前記空間と連
通する開口を有し、端部に係合用の凹凸を有するコンク
リート製のプレキャストガードフエンスブロックを使用
し、 地中に基礎柱を埋設する工程と、該基礎柱を空間内に位
置させ、前記凹凸を既設のプレキャストガードフエンス
ブロックの凹凸と係合させてプレキャストガードフエン
スブロックを設置する工程と、該空間に前記開口を介し
て充填物を注入し、前記基礎柱とプレキャストガードフ
エンスブロックとを結合する工程と、からなることを特
徴とするプレキャストガードフェンスブロックを使用し
たガードフェンスの施工方法。 【0001】
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30595892A JP3188328B2 (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | コンクリート製のプレキャストガードフェンスの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP30595892A JP3188328B2 (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | コンクリート製のプレキャストガードフェンスの構造 |
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---|---|---|---|
JP31005799A Division JP3188436B2 (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | コンクリート製のプレキャストガードフェンスブロックを使用したガードフエンスの施工方法及び該施工方法により施工されたプレキャストガードフエンスブロックを使用したガードフェンスの構造 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH06136724A true JPH06136724A (ja) | 1994-05-17 |
JP3188328B2 JP3188328B2 (ja) | 2001-07-16 |
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ID=17951347
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JP30595892A Expired - Fee Related JP3188328B2 (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | コンクリート製のプレキャストガードフェンスの構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3188328B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0978544A (ja) * | 1995-09-14 | 1997-03-25 | Asahi Concrete Works Co Ltd | コンクリートガードフェンスの施工方法及びコンクリートガードフェンス |
JP2002047617A (ja) * | 2000-08-04 | 2002-02-15 | Kaihatsu Concrete Kk | 落石防護柵の補強部材、落石防護柵および落石防護柵の補強方法 |
KR101008386B1 (ko) * | 2010-05-25 | 2011-01-13 | (주) 태평양지질 | Cip 공법을 활용한 방음벽 구조물 기초 및 그 시공방법 |
JP2020204217A (ja) * | 2019-06-18 | 2020-12-24 | 株式会社トッコン | 車両ブロック壁 |
CN114411597A (zh) * | 2022-01-17 | 2022-04-29 | 贵州省交通规划勘察设计研究院股份有限公司 | 一种山区公路用中央分隔带钢筒混凝土护栏及施工方法 |
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---|---|---|---|---|
CN111261058A (zh) * | 2020-03-06 | 2020-06-09 | 南京洛普科技有限公司 | 一种曲面显示屏及其承载架构、成形方法 |
-
1992
- 1992-10-21 JP JP30595892A patent/JP3188328B2/ja not_active Expired - Fee Related
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