JPH06135659A - 溝車の溝摩耗量測定装置 - Google Patents
溝車の溝摩耗量測定装置Info
- Publication number
- JPH06135659A JPH06135659A JP28887492A JP28887492A JPH06135659A JP H06135659 A JPH06135659 A JP H06135659A JP 28887492 A JP28887492 A JP 28887492A JP 28887492 A JP28887492 A JP 28887492A JP H06135659 A JPH06135659 A JP H06135659A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- groove
- bar
- measuring device
- sheave
- wheel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 主索を介在させることなく、直接に溝の摩耗
量を検出できる溝車の溝摩耗量測定装置の提供。 【構成】 溝車５の外周部に対向するように配置され、
溝車５の軸心２０方向に平行に設けられるバー１６と、
このバー１６に装着され、かつバー１６の長手方向に移
動可能に設けられ、前記溝車５の溝１３の摩耗量を検出
する光センサ１９を設けた構成にしている。
量を検出できる溝車の溝摩耗量測定装置の提供。 【構成】 溝車５の外周部に対向するように配置され、
溝車５の軸心２０方向に平行に設けられるバー１６と、
このバー１６に装着され、かつバー１６の長手方向に移
動可能に設けられ、前記溝車５の溝１３の摩耗量を検出
する光センサ１９を設けた構成にしている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、溝車の溝摩耗量測定
装置に関する。
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の装置は、実開昭６１−１９３３０
３号公報に記載のように、主索の嵌合する溝を備えた溝
車において、前記溝車の端部側面および端部上面に接す
るように切欠部を有した支持体を、前記溝車の両側端部
にそれぞれ設け、前記支持体の上部に、前記溝車の軸心
に対しほぼ平行で、かつ前記主索上に位置するバーを取
付け、このバーと前記主索間の間隙を測定するノギスを
前記バーに取付けた溝摩耗測定装置が提案されている。
３号公報に記載のように、主索の嵌合する溝を備えた溝
車において、前記溝車の端部側面および端部上面に接す
るように切欠部を有した支持体を、前記溝車の両側端部
にそれぞれ設け、前記支持体の上部に、前記溝車の軸心
に対しほぼ平行で、かつ前記主索上に位置するバーを取
付け、このバーと前記主索間の間隙を測定するノギスを
前記バーに取付けた溝摩耗測定装置が提案されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、バーと溝車上面、バーと主索間の変位および主索直
径をノギスで測定し、滑車の溝摩耗量を算出する、いわ
ゆる間接的な測定である。このため、測定に時間がかか
るとともに、測定精度の面においても問題があった。
は、バーと溝車上面、バーと主索間の変位および主索直
径をノギスで測定し、滑車の溝摩耗量を算出する、いわ
ゆる間接的な測定である。このため、測定に時間がかか
るとともに、測定精度の面においても問題があった。
【０００４】本発明の目的は、主索を介在させることな
く、直接に溝の摩耗量を検出できる溝車の溝摩耗量測定
装置を提供することにある。
く、直接に溝の摩耗量を検出できる溝車の溝摩耗量測定
装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、主索の嵌合する溝の摩耗量を測定する溝車の溝摩耗
量測定装置において、上記溝車の外周部に対向するよう
に配置され、溝車の軸心方向に平行に設けられるバー
と、このバーに装着され、かつバーの長手方向に移動可
能に設けられ、上記溝車の溝の摩耗量を検出する光セン
サとを設けた構成にしてある。
に、主索の嵌合する溝の摩耗量を測定する溝車の溝摩耗
量測定装置において、上記溝車の外周部に対向するよう
に配置され、溝車の軸心方向に平行に設けられるバー
と、このバーに装着され、かつバーの長手方向に移動可
能に設けられ、上記溝車の溝の摩耗量を検出する光セン
サとを設けた構成にしてある。
【０００６】
【作用】本発明は上記のように構成したので、光センサ
により直接溝車の溝摩耗量を測定する。これにより主索
を介在せず測定することになり、さらに変位測定器であ
るノギス使用による測定者の測定値のバラツキ等もなく
なり精度のよい測定を行なうことができる。又、測定時
間を短縮できる。
により直接溝車の溝摩耗量を測定する。これにより主索
を介在せず測定することになり、さらに変位測定器であ
るノギス使用による測定者の測定値のバラツキ等もなく
なり精度のよい測定を行なうことができる。又、測定時
間を短縮できる。
【０００７】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面により説明す
る。
る。
【０００８】図４は本発明を適用するエレベータの縦断
面側面図であり、一端に乗かご１を連結し、また他端に
カウンタウエイト２を連結した主索３は、機械室４に設
けられた巻上機の滑車５が回転することによって、乗か
ご１が塔内９を上下走行する。ガバナロープ１１は、ガ
バナマシンの滑車７とウエイトプーリ８に巻き掛けら
れ、その両端は乗かご１に連結されている。詳細を後述
する溝摩耗量測定装置１０は滑車５に取付けられてい
る。
面側面図であり、一端に乗かご１を連結し、また他端に
カウンタウエイト２を連結した主索３は、機械室４に設
けられた巻上機の滑車５が回転することによって、乗か
ご１が塔内９を上下走行する。ガバナロープ１１は、ガ
バナマシンの滑車７とウエイトプーリ８に巻き掛けら
れ、その両端は乗かご１に連結されている。詳細を後述
する溝摩耗量測定装置１０は滑車５に取付けられてい
る。
【０００９】次に、本発明の溝摩耗量測定装置１０の一
実施例について説明する。図１に示すように溝車５の両
側端部には支持体１４が相対するようにそれぞれ設けら
れており、この支持体１４は前記溝車５の両端部側面５
ａと端部下面５ｂに相当する切欠部１５を有している。
一対の支持体１４の下部には、溝車５の軸心２０に対し
て平行で、かつ溝１３の下に位置するようにバー１６が
配置され、この両者はボルト１８によって連結されてい
る。このバー１６は図３に示すように、一対の支持体１
４の下部に形成した凹部２１内に、その軸方向に移動可
能に嵌合されている。そのバー１６の中央部に長手方向
に沿った長穴１６ａが形成されており、この長穴１６ａ
部分に移動可能に発光部、受光部を有する光センサ１９
を配置してある。なお、バー１６と支持体１４とは、長
穴１６ａを貫通して支持体１４に螺合するボルト１８に
よって一体的に締結される。
実施例について説明する。図１に示すように溝車５の両
側端部には支持体１４が相対するようにそれぞれ設けら
れており、この支持体１４は前記溝車５の両端部側面５
ａと端部下面５ｂに相当する切欠部１５を有している。
一対の支持体１４の下部には、溝車５の軸心２０に対し
て平行で、かつ溝１３の下に位置するようにバー１６が
配置され、この両者はボルト１８によって連結されてい
る。このバー１６は図３に示すように、一対の支持体１
４の下部に形成した凹部２１内に、その軸方向に移動可
能に嵌合されている。そのバー１６の中央部に長手方向
に沿った長穴１６ａが形成されており、この長穴１６ａ
部分に移動可能に発光部、受光部を有する光センサ１９
を配置してある。なお、バー１６と支持体１４とは、長
穴１６ａを貫通して支持体１４に螺合するボルト１８に
よって一体的に締結される。
【００１０】これだけの構造では、支持体１４を溝車５
へ固定することはできないので、溝車５の両側端面５ａ
に対向する部分の支持体１４にゴム磁石１７を固着し端
部側面５ａへ磁気的に固定している。
へ固定することはできないので、溝車５の両側端面５ａ
に対向する部分の支持体１４にゴム磁石１７を固着し端
部側面５ａへ磁気的に固定している。
【００１１】溝車５の溝１３の摩耗量を測定する場合
は、図１およびその拡大図である図２に示すように、支
持体１４およびバー１６等を取付け後、光センサ１９を
溝車５の軸心２０と平行な方向に移動させることによ
り、この光センサ１９によって溝車５の下面部５ｂを基
準として溝１３の形状を測定する。この形状と正常時の
溝１３の形状と比較することにより溝１３の摩耗量を把
握することができる。
は、図１およびその拡大図である図２に示すように、支
持体１４およびバー１６等を取付け後、光センサ１９を
溝車５の軸心２０と平行な方向に移動させることによ
り、この光センサ１９によって溝車５の下面部５ｂを基
準として溝１３の形状を測定する。この形状と正常時の
溝１３の形状と比較することにより溝１３の摩耗量を把
握することができる。
【００１２】なお、前記実施例は、エレベータの溝車５
について説明したが、クレーン等の溝車にも適用するこ
とができる。また支持体１４の溝車５への固定方法につ
いては、ゴム磁石を用いたが他の手段を用いることもで
きる。例えば、一方の支持体１４をバー１６へボルト１
８によって固定し、この支持体を溝車５の端部側面５ａ
に当て、次いで、他方の支持体１４を他方の端部側面に
押し当てながら、この他方の支持体をボルトによってバ
ー１６へ固定することにより、ゴム磁石１７を用いなく
ても測定上必要な程度に固定することができる。
について説明したが、クレーン等の溝車にも適用するこ
とができる。また支持体１４の溝車５への固定方法につ
いては、ゴム磁石を用いたが他の手段を用いることもで
きる。例えば、一方の支持体１４をバー１６へボルト１
８によって固定し、この支持体を溝車５の端部側面５ａ
に当て、次いで、他方の支持体１４を他方の端部側面に
押し当てながら、この他方の支持体をボルトによってバ
ー１６へ固定することにより、ゴム磁石１７を用いなく
ても測定上必要な程度に固定することができる。
【００１３】
【発明の効果】本発明によれば光センサにより直接滑車
の溝摩耗量を測定する。これにより主索を介在せず測定
することになり、さらに変位測定器であるノギス使用に
よる測定者の測定値のバラツキ等もなくなり精度のよい
測定を行なうことができる。又、測定時間を短縮できる
効果もある。
の溝摩耗量を測定する。これにより主索を介在せず測定
することになり、さらに変位測定器であるノギス使用に
よる測定者の測定値のバラツキ等もなくなり精度のよい
測定を行なうことができる。又、測定時間を短縮できる
効果もある。
【図１】本発明の溝摩耗量測定装置の一実施例を示す正
面図である。
面図である。
【図２】図１の要部拡大図である。
【図３】図１の側面図である。
【図４】エレベータの縦断面側面図である。
３ 主索 ５ 溝車 ５ａ 端部側面 ５ｂ 端部下面 １３ 溝 １４ 支持体 １６ バー １９ 光センサ ２０ 軸心 ２１ 凹部
Claims (1)
- 【請求項１】 主索の嵌合する溝の摩耗量を測定する溝
車の溝摩耗量測定装置において、上記溝車の外周部に対
向するように配置され、溝車の軸心方向に平行に設けら
れるバーと、このバーに装着され、かつバーの長手方向
に移動可能に設けられ、上記溝車の溝の摩耗量を検出す
る光センサとを設けたことを特徴とする溝車の溝摩耗量
測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28887492A JPH06135659A (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | 溝車の溝摩耗量測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28887492A JPH06135659A (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | 溝車の溝摩耗量測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06135659A true JPH06135659A (ja) | 1994-05-17 |
Family
ID=17735884
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28887492A Pending JPH06135659A (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | 溝車の溝摩耗量測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06135659A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5490579A (en) * | 1994-06-10 | 1996-02-13 | Preventative Maintenance Systems | Tanker access platform |
| JP2018002431A (ja) * | 2016-07-06 | 2018-01-11 | 株式会社日立製作所 | エレベーターの状態診断装置、またはエレベーター |
| JP2019043724A (ja) * | 2017-09-01 | 2019-03-22 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータシステム |
-
1992
- 1992-10-27 JP JP28887492A patent/JPH06135659A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5490579A (en) * | 1994-06-10 | 1996-02-13 | Preventative Maintenance Systems | Tanker access platform |
| JP2018002431A (ja) * | 2016-07-06 | 2018-01-11 | 株式会社日立製作所 | エレベーターの状態診断装置、またはエレベーター |
| JP2019043724A (ja) * | 2017-09-01 | 2019-03-22 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータシステム |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR102073244B1 (ko) | 엘리베이터 카 하중의 표시를 제공하는 엘리베이터 종단 조립체 | |
| AU4681797A (en) | Procedure and apparatus for the measurement of elevator load | |
| US6483047B1 (en) | Elevator brake load weighing system | |
| JP4102760B2 (ja) | 測定装置 | |
| US20040104191A1 (en) | Device for detecting the load on a hoisting gear | |
| JPH06135659A (ja) | 溝車の溝摩耗量測定装置 | |
| JP6939994B2 (ja) | 溝摩耗検知装置 | |
| JP2019112155A (ja) | エレベータ | |
| CN111302174A (zh) | 电梯平衡系数及电梯静态曳引试验的无载检测方法以及检测装置 | |
| AU742393B2 (en) | Elevator arrangement for setting the starting torque of the motor of an elevator machinery | |
| KR101511856B1 (ko) | 엘리베이터의 하중측정 및 장력조정장치 | |
| CN212179806U (zh) | 刹车盘跳动检测装置 | |
| JPH01235801A (ja) | エレベータ綱車のロープ溝測定器 | |
| CN212953679U (zh) | 一种测量电梯钢丝绳松紧度的装置 | |
| JPH05278975A (ja) | エレベーターの綱車点検装置 | |
| CN220431973U (zh) | 一种电梯曳引钢丝绳断绳检测装置 | |
| CN115028037B (zh) | 一种电梯钢丝绳张力检测装置及方法 | |
| CN220202400U (zh) | 一种斜坡自适应弯沉仪 | |
| JP7347717B2 (ja) | 溝摩耗量の測定方法、測定装置、及びエレベーター用綱車 | |
| CN216918224U (zh) | 一种电梯轮槽磨损检测机构 | |
| CN216613623U (zh) | 一种电梯平衡系数的无载动态检测装置 | |
| CN216594629U (zh) | 一种用于检验电梯传动轮疲劳磨损的实验机 | |
| CN213536910U (zh) | 基于双子电梯的测速装置以及双子电梯 | |
| CN215248924U (zh) | 一种摩擦衬垫用压力及剩余寿命的感知传感器 | |
| JPH0439244Y2 (ja) |