JPH0613501B2 - 新規なビシクロ〔3.3.0〕オクタン類 - Google Patents

新規なビシクロ〔3.3.0〕オクタン類

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JPH0613501B2
JPH0613501B2 JP22390786A JP22390786A JPH0613501B2 JP H0613501 B2 JPH0613501 B2 JP H0613501B2 JP 22390786 A JP22390786 A JP 22390786A JP 22390786 A JP22390786 A JP 22390786A JP H0613501 B2 JPH0613501 B2 JP H0613501B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は新規なビシクロ〔3.3.0〕オクタン類及びその
新規な製法に関する。
さらに詳細には2−置換シクロペンタノンのアセタール
体を原料に、これを分子内環化反応の条件に付すことに
より、医薬品として有用なプロスタグランジン類である
イソカルバサイクリン類の製造中間体である新規なビシ
クロ〔3.3.0〕オクタン類及びその製法に関する。
〈従来技術〉 ビシクロ〔3.3.0〕オクタン類は、医薬品として有用な
プロスタグランジン類の製造における有用な中間体であ
り、〔イー・ジェー・コーリー(E・J.Corey)ら、ジャー
ナル・オブ・オルガニック・ケミストリー(J.Org.Che
m),40,2265(1975)参照〕,また特にこの中で プロスタ
サイクリンの類縁体として有用なカルバサイクリンやイ
ソカルバサイクリン類の製造における有用な中間体であ
る〔池上ら、ケミストリーレターズ(Chem.Lett),129
9(1979);池上ら,ジヤーナル・オブ・ケミカル・ソサ
イェティー・ケミカル・コミュニケーション(J.Chem.S
oc.,Chem.Commun.,),160(1984);テイー・ダブリュ・
ハート(T.W.Hart)ら,テトラヘドロンレターズ(Tetra
hedron Lett),26,2713(1985);特開昭60-34931参
照)。
これらの中間体はビシクロ〔3.3.0〕オクタン環の2位
と6位,7位がそれぞれ別個に官能基化されている特異
な化合物である。
〈発明の目的〉 本発明者らは上記技術的背景のもとにビシクロ〔3.3.
0〕オクタン類の効率的な製造法について、容易に入手
し得る原料化合物を用いて効率的に、すなわち短段階
で、しかも新規なビシクロ〔3.3.0〕オクタン類を製造
する方法について鋭意研究した。その結果、2−置換シ
クロペンタノンのアセタール体を原料化合物として用
い、該化合物を分子内環化反応に付すことにより、一挙
に新規なビシクロ〔3.3.0〕オクタン類を容易に製造し
うることを見出し、本発明に到達したものである。
〈発明の開示〉 すなわち本発明は (1)下記式〔II〕 で表わされるビシクロ〔3.3.0〕オクタン類、なかんず
く (2)R6が水素原子であり、R30が水素原子又はテトラヒド
ロピラニル基であるビシクロ〔3.3.0〕オクタン類を提
供するものである。更に参考としては、 (3)下記式〔I〕 で表わされるジアゾ化合物を、ロジウム触媒を用いて環
化することを特徴とする下記式〔II-a〕 で表わされるビシクロ〔3.3.0〕オクタン類の製法, (4)下記式〔I〕 で表わされるジアゾ化合物を、ロジウム触媒を用いて環
化し、更にオキソ基を還元し、必要に応じて保護反応に
付すことを特徴とする、下記式〔II-b〕 で表わされるビシクロ〔3.3.0〕オクタン類の製法,で
あり、特に (5)当該式〔I〕で表わされるジアゾ化合物が、下記式
〔III〕 で表わされるβ−ケトエステル類をジアゾ化して得られ
たものである特許請求の範囲第4項又は5項記載のビシ
クロ〔3.3.0〕オクタン類の製法があげられる。
(6)本発明の参考として下記式〔II-b-1〕 で表わされるビシクロ〔3.3.0〕オクタン類のエステル
基を還元し、必要に応じて保護,脱アセタール化反応に
付すことを特徴とする下記式〔IV〕 で表わされるビシクロ〔3.3.0〕オクタン類の製法があ
げられる。
本発明において出発原料として用いられる前記式〔I〕
で表わされるジアゾ化合物は、以下の方法により容易に
得られる。
すなわち下記式〔III〕 で表わされる2−置換シクロペンタノンのアセタール体
であるβ−ケトエステル類を、それ自体公知の方法〔エ
ム・レジツツ,ジェー・ホツカー及びエー・リードヘグ
ナー,“オルガニツクシンセシス”,ウイリー,ニュー
ヨーク,1973,コレクテイブ,P197(M.Regit
z,J.Hocker and A.Liedhegener,"Organic Synthesis",W
iley,New York,1973,Collective,volV,P197)参照〕でジ
アゾ化することにより、下記式〔I〕で表わされるジア
ゾ化合物を容易に得ることができる。
上記式〔III〕で表わされる化合物は、2−オキソシク
ロペンタン−1−酢酸エステル〔エス・ハウプトマン
(S.Hauptmann)ら、ジヤーナル・ヘミー(J.Prakt.Che
m.),34,(1966)参照〕より公知の方法でアセタール化し
た後、エステルを加水分解し、カルボン酸とし、これに
カルボニルイミダゾールを反応せしめ、これにマロン酸
ハーフエステルのマグネシウム塩を反応せしめることに
より容易に製造することが出来る(下図参照)。
上記各式においてR1は水素原子またはメチル基であり、
R2は炭素原子数1〜6の低級アルキル基及びアルケニル
基である。炭素原子数1〜6の低級アルキル基及びアル
ケニル基としてはメチル,エチル,n−プロピル,2−
プロペニル,i−プロピル,t−ブチル,n−ブチル,
n−ペンチル,n−ヘキシル等が挙げられ特にメチル,
エチル,2−プロペニルが好ましい。
上記式〔I〕で示されるジアゾ化合物はロジウム触媒等
で処理することにより目的とするビシクロ〔3.3.0〕オ
クタン類〔II-a〕が製造される。用いられるロジウム触
媒等には例えばロジウム(II)アセテートの2量体の他に
銅触媒例えば酸化第一銅,銅粉末,銅(II)アセチルアセ
トナートがあるが、特にロジウム(II)アセテートの2量
体が良い。用いられる触媒の量は出発原料のジアゾ化合
物に対して0.01〜20モル%、好ましくは2〜10モル
%であり、反応は媒体中で行なわれる。用いられる媒体
としてはハロゲン化炭化水素類,芳香族炭化水素,アセ
トニトリルがあり、ハロゲン化炭化水素類としてはジク
ロロメタン,ジクロロエタン,1,2,2−トリクロロ−1,
1,2−トリフルオロエタン,テトラクロロメタンが挙げ
らた、芳香族炭化水素としてはベンゼン,トルエン,キ
シレン等が挙げられ、特に好ましくはジクロロメタンが
用いられる。用いられる媒体の量は原料に対して1部〜
100倍,好ましくは3〜10倍が用いられる。反応温
度は通常は0℃〜50℃,好ましくは10℃〜30℃で
あり、反応時間は反応温度や用いられる触媒の量にもよ
るが通常は1時間〜12時間である。反応後反応液は酸
性水で中和後通常の方法によって処理され、粗生成物は
カラムクロマトグラフィーや薄層クロマトグラフィー,
液体クロマトグラフィーなどの精製手段により、精製す
ることが出来る。
上記の分子内環化反応においては目的とする生成物〔II
-a〕の他に副生成物として下記式〔II-a′〕 で表わされるスピロ体が副成する。この副成はR1がメチ
ル基であるアセタール体を原料シアゾ化合物として用い
ることにより大幅に抑制出来(5%以下)、目的物を好
適に製造することが出来る。特にアセタール体として光
学活性な(2R,3R)−(-)−2,3−ブタンジオールの
アセタール体を用いることにより、目的物〔II-a〕を9
5%以上の環化選択率で製造することが出来る。また目
的物に至る5員環形成反応はシスの状態で結合形成が起
きていることは言うまでもない。
かくして生成した式(II-a)で表わされる新規ビシクロ
〔3.3.0〕オクタン類は7位のオキソ基を還元し、必要
に応じて保護反応に対し、上記式〔II-b〕で表わされる
新規ビシクロ〔3.3.0〕オクタン類に変換出来る。上記
式〔II-b〕においてR3は水素原子又はテトラヒドロピラ
ニル基を表わす。尚、その他の参考例として、水酸基の
酸素原子と共にアセタール結合を形成する他の基、又は
トリ(C〜C)炭化水素シリル基があげられる。
ここで水酸基の酸素原子と共にアセタール結合を形成す
る基としては、例えば、メトキシメチル基,1−エトキ
シエチル基,2−メトキシ−2−プロピル基,2−エト
キシ−2−プロピル基,(2−メトキシエトキシ)メチ
ル基,ベンジルオキシメチル基,2−テトラヒドロピラ
ニル基,2−テトラヒドロフラニル基,または6,6−ジ
メチル−3−オキサ−2−オキソビシクロ〔3.3.0〕ヘ
キス−4−イル基を挙げることができる。2−テトラヒ
ドロピラニル基,2−テトラヒドロフラニル,1−エト
キシエチル,2−エトキシ−2−プロピル,(2−メト
キシエトキシ)メチル,6,6−ジメチル−3−オキサ−
2−オキソビシクロ〔3.3.0〕ヘキス−4−イル基が特
に好ましい。なかでも2−テトラヒドロピラニル基が特
に好ましい。
トリ(C1〜C7)炭化水素シリル基としては、例えば、ト
リメチルシリル基,トリエチルシリル基,トリイソプロ
ピルシリル基,t−ブチルジメチルシリル基のようなト
リ(C1〜C4)アルキルシリル基,t−ブチルジフエニル
シリル基のようなジフエニル(C1〜C4)アルキルシリル
基,ジメチルフエニル基のようなジ(C1〜C4)アルキル
フエニル基,またはトリベンジルシリル基などを好まし
いものとして挙げることができる。トリ(C1〜C4)アル
キルシリル,ジフエニル(C1〜C4)アルキルシリル,ジ
フエニル(C1〜C4)アルキルシリル,フエニルジ(C1
C4)アルキルシリル基が好ましく、なかでもt−ブチル
ジメチルシリル基,t−ブチルジフエニルシリル基が特
に好ましい。
これらのシリル基およびアセタール結合を形成する基は
水酸基の保護基であると理解されるべきである。これら
の保護基は最終生成物の段階で弱酸性から中性の条件で
容易に除去されて薬剤として有用な遊離の水酸基とする
ことができる。したがってこのような性状を有している
水酸基の保護基はシリル基やアセタール結合を形成する
基の代わりとして使用することが出来る。
オキソ基の還元はそれ自体公知の方法〔エッチ・オー・
ハウス(H.O.House)ら、モダーン・シンセティック・リ
アクションズ・第2版(Modern Synthetic Reactions 2n
d Edition),ダブリュー・エー・ベンジャミン・インコ
ーポレーション(W.A.Benjamin,InC.)1972参照〕によ
り、例えば水素化ホウ素ナトリウム,水素化シアノホウ
素ナトリウム,水素化トリ−t−ブトキシアルミニウム
リチウム等を用いて行なわれる。特に水素化ホウ素ナト
リウムが好ましく用いられる。
かくして得られるもう一つの新規のビシクロ〔3.3.0〕
オクタン類〔II-b〕はその立体化学は、下記式〔II-
b1〕および〔II-b2で表わされる1対のジアステレオマーであることを意味
している。従って出発原料として用いた上記式〔I〕で
表わされる化合物が光学活性である場合は目的物は上記
式〔II-b1〕または〔II-b2〕または〔II-b1〕と〔II-
b2〕との任意の比の混合物のいづれか該当することにな
る。この事は目的物〔II-a〕についても同様の事が言え
る。
かくして製造された新規ビシクロ〔3,3.0〕オクタン類
〔II-b〕の内前記式〔II-b-1〕で表わされる化合物は、
そのエステル基を還元し、必要に応じて保護,脱アセタ
ール反応に付すことにより上記式〔IV〕で表わされる新
規ビシクロ〔3.3.0〕オクタン類にさらに変換出来る。
前記式〔II-b-1〕においてR31は水酸基の保護基であ
り、上記R3で定義したものと同じである。また、上記式
[II]、[IV]におけるRは、水素原子又はt−ブチ
ルジフェニルシリル基であるが、他の参考例として上記
で定義した他のもの(参考例も含む)があげられ
る。エステル基の還元はそれ自体公知の方法、すなわち
上記オキソ基の還元の所で紹介した成書に記載されてい
る方法により実施される。すなわちリチウムアルミニウ
ムハイドライド,水素化ホウ素ナトリウム等を用いて行
なわれる。特にリチウムアルミニウムハイドライドが好
ましく用いられる 生成した水酸基の保護及び脱アセタ
ール反応については公知の方法により容易に実施される
〔テイー・ダブリュー・グリーン(T.W.Greene),プロテ
クティブ・グループス・イン・オルガニック・シンセシ
ス(Protective Groups in Organic Synthesis),ア・ウ
イリー インターサイエンス・パブリケーション(A Wil
ey-Interscience Publication),1981,参照〕。
かくして本発明方法により上記式〔II〕,上記式〔IV-
a〕で表わされる新規ビシクロ〔3.3.0〕オクタン誘導体
が提供される。これらの化合物はいづれもビシクロ〔3.
3.0〕オクタン骨格における2位,6位,7位がそれぞ
れお互に異なる官能基により置換された化合物であり、
プロスタグランジン類特にカルバサイクリン,イソカル
バサイクリン製造の有用な中間体である。例えば本発明
の目的物のひとつであるビシクロ〔3.3.0〕オクタン誘
導体は下図に示すルートにより循環器用剤として有用な
イソカルバサイクリンへ誘導される。
本発明の特徴はカルベンのC-H挿入反応を用いた分子内
環化反応を容易に入手し得る2−置換シクロペンタノン
アセタール体に適用した新規なビシクロ〔3.3.0〕オク
タン類の新規な製法を提供する所にあり、従来のビシク
ロ〔3.3.0〕オクタン類及びその製法に比べてはるかに
簡便に有利に実施出来る点にありその工業的意義は大き
い。
以下、実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明はこ
れらに限定されるものではない。
参考例1 a)50mlのナスコルにβ−ケートエステル(5)1.5g(5.
56mmol)を計り取り、アルゴン雰囲気下、アセトニトリ
ル10mlを加えて溶解し、氷冷下攪拌し、次いでトリエ
チルアミン1.56ml(11.1mmol)を、更にトシルアジド1.31
g(6.67mmol)のアセトニトリル2ml溶液を加え、4℃
で24時間攪拌した。
反応の完結を薄層クロマトグラフィー(TLC)で確認し、
過剰のトシルアジドを分解するため、ジメドン157.7mg
(1.12mmol)を加え、20℃で1時間反応させた後、反応
液を飽和炭酸水素ナトリウム溶液20mlと酢酸エチル2
0mlの混合液に注ぎ、酢酸エチル150mlで抽出した。
有機層を飽和食塩水15mlで洗い、無水硫酸ナトリウム
で乾燥した。有機層から溶媒を減圧留去して得られた粗
生成物2.31gをカラムクロマトグラフィー(シリカゲル
120g,酢酸エチル:n−ヘキサン=1:5)で精製
し、目的物(6)1.28g(収率78%)を黄色油状物質と
して得た。
IR(neat)2120,1723,1655,1300,1200,1100cm-1 1 H NMR(CDCl3)1.14-1.38(6H,m),1.48-2.20(6H,m),2.36-
3.32(3H,m,CHCH2CO),3.42-3.72(2H,m),3.85(3H,s). b)光学活性体(5)を用いた時、光学活性生成物(6)は74
0mg(収率90%)で得られた。
▲〔α〕20 D▼+15.2゜(C2.0,THF)1 H NMR(CDCl3)1.14-1.36(6H,m),1.48-2.20(6H,m),2.22-
2.60(1H,m,CHCH2CO),2.74(1H,dd,J=16,8Hz,CHCHHCO),
3.10(1H,dd,J=16,5Hz,CHCHHCO). 参考例2 参考例1と同様の処理法によりβ−ケトエステル(5−
)5g(20.7mmol),トシルアジト(1.2当量),ト
リエチルアミン(2当量)を用いて処理し、目的のジア
ゾ体(6−1)4.61g(17.2mmol)(収率83%)を得
た。
IR(neat)2130,1720,1655,1310,1215cm-1 1 H NMR(CDCl3)δ1.14-2.22(6H,m),2.36-3.30(3H,m),3.8
4(3H,s),3.90(4H,s). MS m/z 268(M+),240,208,180,141,136,125,99. 実施例1 a)50mlのナスコルにロジウム(II)アセテートダイマー
39.8mg(0.09mmol)を計り取りアルゴン雰囲気下、無水塩
化メチレン20mlを加え懸濁させ、ジアゾ体(6)500m
g(1.68mmol)の無水塩化メチレン10ml溶液を氷冷下3
0分かけて加え、20℃6時間攪拌した。反応の完結を
TLCで確認後、反応液をpH=2.7の緩衝液20mlとエ
ーテル20mlの混合液に注ぎ、エーテル100mlで抽出
し、飽和食塩水20mlで洗い、無水硫酸ナトリウムで乾
燥させた。溶媒を減圧留去して得られた粗生成物405mg
をただちにカラムクロマトグラフィー(シリカゲル40
g,酢酸エチル:n−ヘキサン=1:5)で精製し、目
的物(7);▲〔α〕20 D▼−13.0゜(C2.0,THE) 283.4mg(収率63%)を黄色油状物質として得た。
IR(neat)1750,1725,1660,1615,1255,1235,1190,1095cm
-1.1 H NMR(CDCl3)1.12-1.38(6H,m),1.48-2.12(4H,m),2.12-
2.98(4H,m),3.06-3.32(4/5H,m,COCHCOOCH3),3.32-3.72
(2H,m),3.87(3H,s),10.40(1/5H,s). MS m/z 268(M+),237,155,127,91. b)光学活性体の(6)700mgを用いると光学活性の生成
物(7)は412mg(収率65%)で得られた。;▲
〔α〕20 D▼−13.0゜(C2.0,THE) 実施例2 50mlのナスコルにロジウムアセテートダイマー39mg(0.0
88mmol)を計り取り、アルゴン雰囲気下、塩化メチレン
6mlを加え、懸濁させ、ジアゾ体(6-1)500mg(1.86mmol)
の無水塩化メチレン5ml溶液を10分間かけて加え、23℃
で2時間攪拌した。
反応の完結をTLCで確任し、反応液をエーテル20mlとpH
=2.7の緩衝液に注ぎ、エーテル60mlで抽出した。有機
層を飽和食塩水10mlで洗い無水硫酸ナトリウムで乾燥し
た。溶媒を減圧留去し、得られた粗生成物をカラムクロ
マトグラフィー(シリカゲル10g,エーテル:n−ヘキ
サン=1:2)で精製し目的物7-1と副生成物7-2の混合
物285mg(収率64%)を黄色油状物質として得た。
このものをナトリウムボロヒドリドで還元(カルボニル
基の還元)し、生成した水酸基をメシル体にして、これ
を更にDBUの塩基で処理して、化合物 の混合体に変換し、 NMRにより測定したところ、 が16:84であることから、上記黄色油状物質中には目的
7-1が16%の含有率で存在していることが判明し
た。
実施例3 a)10mlの試験管に水素化ホウ素ナトリウム90.8mg(2.4
mmol)を計り取り、アルゴン雰囲気下、−50℃でメタ
ノール0.5mlを加え懸濁させ、これにビシクロ体(7)13
0mg(0.48mmol)のエタノール1ml溶液を加え、30分間
反応させた。
反応の完結をTLCで確認後、氷冷下、エーテル3ml、
飽和食塩水2mlを加え2層とし、エーテル20mlで抽出
し、有機層を飽和食塩水5mlで洗い、無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥させた。溶媒を減圧留去して得られた粗生成物
120mgをカラムクトマトグラフィー(シリカゲル20
g,エーテル:n−ヘキサン=1:1)で精製し、目的
物のアルコール体(8)93mg(収率72%)を黄色油状
物質として得た。
IR(neat)3450,1730,1200,1160,1100cm-1 1 HNMR(CDCl3)1.18-1.38(6H,m),1.46-2.28(6H,m),2.34-
2.88(3H,m),3.04,3.20(1H,two d,J=6Hz,OH),3.46-3.84
(2H,m),3.74(3H,s),4.16-4.46(1H,m,CHOH). MS m/z 270(M+),150,127. b)光学活性体の(7)(267mg)を用いて、光学活性成
物(8)202mg(収率75%)を得た。(8):〔D〕D 20+
36.6(C2.0,THF)実施例4 a)10mlの反応管にアルコール体(8)65mg(0.24mmol)
をとり、アルゴン雰囲気下無水塩化メチレン1mlに溶解
させた。3.4−ジヒドロ−2−ピラン30.3mg(0.36mmol)
ピリジニウムパラトルエンスルホナート(PPTS)ミクロス
パーテル1杯を順次加え、20℃で1日攪拌した。反応
終了をTLCで確認後、反応液を氷冷下激しく攪拌した
エーテル5ml、飽和炭酸水素ナトリウム溶液3mlの二層
溶液に注ぎ、エーテル−ヘキサン(10:1)10mlで
抽出した。有機層を飽和食塩溶液5mlで洗い無水硫酸ナ
トリウムで乾燥後、溶媒を減圧留去し得られた粗生成物
92mgをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(C−2
00,10g,ヘキサン:エーテル=3:1)で精製
し、目的物(9)74mg(収率87%)を黄色油状物質と
して得た。1 H NMR(CDCl3)δ1.12-1.36(6H,m),1.38-2.68(15H,m),3.
34-3.98(4H,m),3.70(3H,s),4 4.12-4.42(1H,m),4.54-4.
80(1H,m). MS m/z 354(M+),323,269,253,181,153,127. b)光学活性体の(8)(157mg)を用いて光学活性生成
物(9)を202mg(収率98%)得た。(9):▲〔α〕20
D▼+17.4゜(C2.0,THF) 実施例5 a)10mlの反応管に水素化リチウムアルミニウム(LiAIH
4)9.8mg(0.26mmol)をとり、アルゴン雰囲気下無水エー
テル1mlに懸濁させた。これに−20℃攪拌下、メチル
エステル体(9)46mg(0.13mmol)の無水エーテル0.5ml溶
液を加え30分攪拌した。反応終了をTLCで確認後、0
℃まで昇温し、水をパスツールピペットで1滴加え、3
0分間攪拌した後、無水硫酸ナトリウムをミクロスパー
テル2杯加え10分間攪拌した。反応液をセライト54
5を少量充填したグラスフイルターで過し、エーテル
6mlで容器とフィルターを3回洗った。液を減圧濃縮
し、得られた粗生成物43mgをカラムクロマトグラフィ
ー(シリカゲル5g,4:1=エーテル−ヘキサン)で
精製し、目的物(10)39mg(収率92%)を黄色油状物
質として得た。
IR(neat)3460,1150,1075,1020cm-1 1 H NMR(CDCl3)δ1.12-1.36(6H,m),1.38-2.48(16H,m),3.
30-4.14(7H,m),4.48-4.80(1H,m). MS m/z 326(M+),308,241,225,153,127. b)光学活性体(9)(182mg)を用いて光学活性生成物
(10)を156mg(収率93%)得た。(10):▲〔α〕20
D▼+5.05゜(C2.0,THF)。
実施例6 a)10mlの反応管にアルコール体(10)35mg(0.11mmol
e)をとり、アルゴン雰囲気下無水ジメチルホルムアミド
0.3mlに溶解させた。氷冷攪拌下t−ブチルジフエニル
シリルクロリド60mg(0.22mmole),N,N−ジイソプロピ
ルエチルアミン35.5mg(0.275mmole)4−ジメチルアミノ
ピリジン20mg(0.16mmole)を順次加え、20℃で30
分間攪拌した。反応終了をTLCで確認後、氷冷攪拌下
10:1=エーテル:ヘキサン2ml,水3mlを順次加
え、10:1=エーテル:ヘキサン10mlで抽出した。
有機層を5%塩酸2mlで2回、ついで飽和食塩溶液2ml
で洗い無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧留去
し、得られた粗生成物146mgをカラムクロマトグラフ
ィー(シリカゲル5g,1:1=エーテル:ヘキサン)
で精製し、目的物(11)122mg(試薬の分解物を含む)
を黄色油状物質として得た。
このものは精製することなく次の反応に供した。
b)また、光学活性体(10)135mgを用いて光学活性の目
的物(11)を255mg(試薬の分解物を含む)得た。
参考例3 a)リービツヒ冷却管を取り付けた10mlのナスフラスコ
にビシクロ体(11)122mgをとり、10:1=テトラヒ
ドロフラン:10%塩酸0.8mlに溶解させ、40℃で4
時間攪拌した。反応終了をTLCで確認後、氷冷攪拌下
飽和炭酸水素ナトリウム溶液3ml,ヘキサン1ml,エー
テル3mlを順次加え、10:1=エーテル:ヘキサン2
0mlで抽出した。有機層を飽和食塩溶液3mlで洗い無水
硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧留去し、得られた
粗生成物103mgをカラムクロマトグラフィー(シリカ
ゲル5g2:1=エーテル:ヘキサン)で精製し、目的
物(12)27.9mgを黄色油状物質として得た。
IR;1H NMR、およびMSデータは、標品の各データに一致し
た。
IR(neat)1735,1105,735,695cm-1.1 H NMR(CDCl3)1.07(9H,s),1.46-2.68(10H,m),3.65(1H,d
d,J=10,8Hz),3,83(1H,dd,J=10,5Hz),4.02-4.28(1H,m,
CHOH),7.34-7.80(10H,m). MS m/z 351(M+-t-C4H9),273,199. b)光学活性体(11)240mgを用いると光学活性の目的物
(12)112mg(収率67%:(10)に基づく)が得られ
た。▲〔α〕20 D▼+98.8゜(C1.34,CHCl3)。これは結晶
化により▲〔α〕20 D▼+103.9゜(C1.79,CHCl3)を示し
た。
参考例4 a)35mlのナスコルにケトエステル(1)1.57g(10mmo
l)を計り、アルゴン雰囲気下ベンゼン10mlを加え溶
解させ、(2R,3R)−(-)-2.3−ブタンジオール0.9
9g(11mmol)を加え、さらにパラトルエンスルホン
酸のミクロスパーテル2杯を加え、デイーン−シユタル
クの装置を用いて30分加熱還流させた。
反応の完結をTLCで確認後、反応液を飽和炭酸水素ナ
トリウム溶液20mlと酢酸エチル20mlの混合液に注
ぎ、酢酸エチル80mlで抽出した。有機層を飽和食塩水
15mlで洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を
減圧留去して得られた粗生成物2.2gをカラムクロマト
グラフィー(シリカゲル75g,酢酸エチル:n−ヘキ
サン=1:6)で精製し、目的物(2):1.97g(収率8
7%)を淡黄色油状物質として得た。
IR(neat)1740,1270,1195,1150,1095cm-1 1 H NMR(CDCL3)1.21,1.23(6H,two d,J=6Hz each)2.08-
2.38(6H,m),2.10-2.64(3H,m,CHCH2COOCH3),3.32-3.64(2
H,m,(CH3CHO)2),3.66(3H,s). MS m/z 228(M+),197,169,155,127. b)光学活性体についてはジェー・ジェー・パートリッゲ
(J.J.Partridge)ら、〔ザ・ジャーナル・オブ・アメリ
カン・ケミカル・ソサイエテイー(J.Amer.Chem.Soc.),9
5,7171(1973)〕の方法により調製出来た(R)−(+)メチル
2−オキソシクロペンタンアセテートを用いて行なっ
た。すなわち25mlのナスフラスコに2−オキソシクロ
ペンタノン−1−酢酸メチルエステル(▲〔α〕20 D
+123°(C=1,MeOH))2g(12.8mmole)を計り
とり、アルゴン雰囲気下無水塩化メチレン8mlに溶解さ
せ、−20℃攪拌下、(2R,3R)−(-)-2.3−ブタ
ンジオール1.15g(12.8mmole)の無水塩化メチレン8m
l溶液,三フツ化ホウソエチルエーテル0.91g(6.4mmole)
を順次加え、5分間攪拌した後、温度を−10℃に昇温
し15分間攪拌した。
反応の終了をTLCで確認後、反応液を飽和炭酸水素ナ
トリウム溶液20ml,エーテル30ml,ヘキサン6mlの
2層溶液に注ぎ、エーテル150mlで抽出した。有機層
を飽和食塩水20mlで洗い無水硫酸ナトリウムで乾燥
後、溶媒を減圧留去し、得られた粗生成物3.2gをシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサ
ン=1:9)で精製し、目的物(2)1.5g(収率52%)
と原料(1)800mg(収率40%)を淡黄色油状物質と
して得た。
生成物(2)の旋光度 ▲〔α〕20 D▼+9.3゜(C=2,MeOH) 回収原料(1)の旋光度 ▲〔α〕20 D▼+122.4゜(C=1,MeOH) 参考例5 a)50mlのナスフラスコに(2)1.8g(7.86mmol)を計り取
りアルゴン雰囲気下、水酸化カリウム1.32g(23.6mmol)
のメタノール9ml溶液を加え、24℃で2時間4℃で1
8時間攪拌した。
反応の完結をTLCで確認し、溶媒を約3mlに濃縮し、
氷冷下、水3ml,酢酸エチル20mlを加え2R1とし、1
0%塩酸溶液7.8mlを加え水層をpH=4とした。酢酸エ
チル60mlで抽出し、再び水層を酢酸エチル20mlで抽
出した。有機層を合し、飽和食塩水10mlで洗い、無水
硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧留去し、目的物
カルボン酸体(3)1.44g(収率89%)を黄色油状物質
として得た。
IR(neat);3350,1705cm-1 MS(m/z);196(M+-18) b)光学活性の(2)900mgを用いると光学活性生成物
を809mg(収率96%)得た。
参考例6 50mlのナスコルにカルボン酸(3)1.38g(6.45mmol)を計
り取り、アルゴン雰囲気下無水THF20mlを加え溶解
させ、攪拌下カルボジイミダゾール1.64g(9.03mmol)を
加え、23℃で1時間攪拌し、イミダゾリド体(4)とし
た。
このものは単離精製することなく次の反応に用いた。
参考例7 a)100mlのナスコルにマロン酸ハーフメチルエステル
1.68g(14.7mmol)を計り取りアルゴン雰囲気下、マグネ
シウムエトキサイト0.87g(7.36mmol)を加え、23℃で
1時間攪拌し、溶媒を留去後1時間減圧乾燥(23℃/
1mmHg)し、マロン酸メチルハーフエステルのマグネシ
ウム塩を淡黄色の結晶として得た。
上記のマグネシウム塩に、イミダゾリド(4)のTHF2
0ml溶液をカニューレを用いて加えアルゴン雰囲気下、
23℃で24時間攪拌した。
反応の完結をTLCで確認後、反応液をpH=2.7の緩衝
液20mlと酢酸エチル20mlの2層溶液に注ぎ、酢酸エ
チル200mlで抽出し、有機層を飽和食塩水20mlで洗
い、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧留去し
て得た粗生成物2.5gをクロマトグラフィー(シリカゲ
ル75g,酢酸エチル:n−ヘキサン=1:4)で精製
し、目的物(5)1.67g(収率88%)を黄色油状物質と
して得た。
IR(neat)1750,1720,1240,1200,1140,1090cm-1 1 H NMR(CDCl3)1.18-1.33(6H,m),1.48-2.18(6H,m),2.26-
2.85(3H,m CHCH2CO),3.34-3.68(2H,m),3.49(2H,s,COCH2
COOCH3),3.72(3H,s). MS m/z 270(M+),239,169,182,137. b)光学活性体(3)809mgより、光学活性体生成物(5)を
870mg(収率82%)で得た。▲〔α〕20 D▼+15.3゜
(C2.0,THF)1 H NMR(CDCl3)1.21(3H,d,J=6Hz,CH3)1.24(3H,d,J=6H
z,CH3) 他は上に同じ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記式[II] で表わされるビシクロ[3.3.0]オクタン類。
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