JPH0613495Y2 - コンタクトプローブ - Google Patents

コンタクトプローブ

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Publication number
JPH0613495Y2
JPH0613495Y2 JP1987191340U JP19134087U JPH0613495Y2 JP H0613495 Y2 JPH0613495 Y2 JP H0613495Y2 JP 1987191340 U JP1987191340 U JP 1987191340U JP 19134087 U JP19134087 U JP 19134087U JP H0613495 Y2 JPH0613495 Y2 JP H0613495Y2
Authority
JP
Japan
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barrel
contact probe
terminal
contact
hole
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Expired - Lifetime
Application number
JP1987191340U
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JPH0195670U (ja
Inventor
龍彦 江口
新司 宮下
宣夫 黒沢
敏雄 中村
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Organ Needle Co Ltd
Original Assignee
Organ Needle Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、集積回路等の微細に回路網の一部に圧接させ
て電気的接続を得て、該回路網の断線,ショート等を点
検するためのコンタクトプローブに関するものである。
〔従来の技術〕
従来のコンタクトプローブにおける、ターミナルのバレ
ルへの装着の形態としては第4図に示すように、バレル
13の後端部を小径にしぼると共に、この小径部に円柱
状のターミナル15を挿入したのち、かしめ及び溶接に
よる固着手段によってバレル13に固着したものが知ら
れている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記固着手段のものでは、コンタクトプ
ローブの取扱時に大きな外力が作用すると、こり固着部
16が損傷を受けて緩みが生じ、コンタクトプローブ使
用時にターミナル15の外周面とバレル13の小径部の
内周面との接触面積が変化する結果、コンタクト用ヘッ
ド(図示せず)及びバレル13を介してターミナル15
に伝達される被検査物からの電気信号が不安定となり、
測定誤差が生じ易くなるという問題点があり、また前記
固着部16の補修も面倒なものであるという問題点があ
った。
〔考案の目的〕
本考案は、従来のものの上記問題点を的確に排除し、耐
久性及び電気的特性に優れたコンタクトプローブを構造
簡単かつ安価に提供することを目的とするものである。
本考案の別の目的は、バレル内周面のメッキ等の表面処
理を簡便かつ均一に施すことができるコンタクトプロー
ブを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、内面にメッキ処理が施された中空のバレル3
内にコンタクト用ヘッド2aを備えたプランジャ2をバ
ネ4で一方向に付勢して摺動可能に設けるとともに、前
記バレル3の適所にターミナル5を配備したコンタクト
プローブ1において、 前記ターミナル5を中実棒状体として前記バレル3の後
端部に該バレル3と同芯状に一体成形するとともに、前
記バレル3周壁の後方部適所にバレル3内に連通する貫
通孔3cを形成したことを特徴とするコンタクトプロー
ブである。
〔作用〕
本考案のコンタクトプローブでは、ターミナルはバレル
の一部分をなす形態で構成されているものであり、従来
例のように互いに別部材としたターミナルとバレルとを
固着したものではなく、しかも中実体として形成されて
いるので、コンタクトプローブ取扱中の外力に対する耐
久力が大幅に向上するうえ、バレルの空胴部がその前端
開口部及び前記貫通孔を介してバレル外と連通している
ので、バレル内周面の表面処理を簡便,均一に行うこと
ができる。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図乃至第3図に基づいて説明する
と、このコンタクトプローブ1では、旋盤等で横穴を形
成した後縦穴を形成し、次に、前端部をフランジ部3a
として形成し、長手方向中間部をかしめ加工により内部
に環状に連続して突出させて突出部3bを形成した円筒
状のバレル3の後端部に、テーパ部を介して小径の中実
体、例えば円柱体が、ターミナル5として一体的に成形
加工されている。このバレル3及びターミナル5は燐青
銅など電気抵抗が低い材料で作られ、全面に亘って金,
ロジウムなどのメッキ処理が施され接触抵抗の安定化が
図られている。
また、バレル3周壁の後方部適所、好ましくは該バレル
内空洞部の後端部位置のバレル周壁に、前記空洞部に連
通する貫通孔3cが一つ又は二つ以上選んで形成されて
いる。このバレル3は内面にメッキ処理を施す際に溶液
が貫通孔3cを経て内部を略全長にわたって流れるた
め、内面全面のメッキ処理を容易かつ確実に行える。
図中2はプランジャ、2aはコンタクト用ヘッド、2b
及び2dは大径円柱部、2cは小径円柱部、4はバネで
ある。
〔考案の効果〕
本考案によれば、ターミナルの構造が簡単なうえ、その
耐久性が向上すると共に、その電気的特性が安定して精
確な測定が保証され、バレル,ターミナルの内外表面メ
ッキ処理も簡便,均一に行え、高性能のコンタクトプロ
ーブを安価に提供できるなどの効果が得られるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の正面断面図、第2図はターミ
ナル部の拡大正面図、第3図は第2図III−III線による
断面図、第4図は従来例におけるターミナル部の拡大正
面断面図である。 1……コンタクトプローブ、2……プランジャ、 2a……コンタクト用ヘッド、2b……大径円柱部、 2c……小径円柱部、2d……大径円柱部、3……バレ
ル、3a……フランジ部、3b……突出部、3c……貫
通孔、4……バネ、5……ターミナル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 中村 敏雄 長野県上田市大字前山1番地 オルガン針 株式会社内 (56)参考文献 実開 昭62−102170(JP,U) 実開 昭53−126677(JP,U) 実開 昭61−21976(JP,U)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内面にメッキ処理が施された中空のバレル
    3内にコンタクト用ヘッド2aを備えたプランジャ2を
    バネ4で一方向に付勢して摺動可能に設けるとともに、
    前記バレル3の適所にターミナル5を配備したコンタク
    トプローブ1において、 前記ターミナル5を中実棒状体として前記バレル3の後
    端部に該バレル3と同芯状に一体成形するとともに、前
    記バレル3周壁の後方部適所にバレル3内に連通する貫
    通孔3cを形成したことを特徴とするコンタクトプロー
    ブ。
  2. 【請求項2】前記貫通孔3cを、前記バレル3内空洞部
    の後端部位置のバレル3周壁に形成した実用新案登録請
    求の範囲第1項記載のコンタクトプローブ。
JP1987191340U 1987-12-18 1987-12-18 コンタクトプローブ Expired - Lifetime JPH0613495Y2 (ja)

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JP1987191340U JPH0613495Y2 (ja) 1987-12-18 1987-12-18 コンタクトプローブ

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JP1987191340U JPH0613495Y2 (ja) 1987-12-18 1987-12-18 コンタクトプローブ

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Publication Number Publication Date
JPH0195670U JPH0195670U (ja) 1989-06-23
JPH0613495Y2 true JPH0613495Y2 (ja) 1994-04-06

Family

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53126677U (ja) * 1977-03-14 1978-10-07
JPS6121976U (ja) * 1984-07-12 1986-02-08 株式会社ヨコオ コンタクトプロ−ブ
JPS62102170U (ja) * 1985-12-17 1987-06-29

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JPH0195670U (ja) 1989-06-23

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