JPS5847452Y2 - 電子算盤の玉軸の支持構造 - Google Patents
電子算盤の玉軸の支持構造Info
- Publication number
- JPS5847452Y2 JPS5847452Y2 JP15674278U JP15674278U JPS5847452Y2 JP S5847452 Y2 JPS5847452 Y2 JP S5847452Y2 JP 15674278 U JP15674278 U JP 15674278U JP 15674278 U JP15674278 U JP 15674278U JP S5847452 Y2 JPS5847452 Y2 JP S5847452Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ball shaft
- ball
- support structure
- abacus
- electronic abacus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電子算盤の玉軸の支持構造に関する。
たとえば経理事務等に用いる計算器として、算盤と卓上
電子計算機(以下単に電卓という)とが汎用されている
が、これら両者の長所を併せ持ったものとしていわゆる
電子算盤が提案されている。
電子計算機(以下単に電卓という)とが汎用されている
が、これら両者の長所を併せ持ったものとしていわゆる
電子算盤が提案されている。
この場合、算盤の構成を採り算盤本来の機能も持つが、
それに加えて電卓におけるように、置数操作により形成
した電気信号を用いて演算を行う。
それに加えて電卓におけるように、置数操作により形成
した電気信号を用いて演算を行う。
この電気信号化は、たとえば算盤玉、玉軸の一方に磁石
、他方にリードスイッチを配し玉操作によってリードス
イッチをオン、オフし、そのオン、オフ態様から置数内
容を信号化したり、あるいはこの代りにコイルとこのコ
イルのQまたはインダクタンスを変えるものを用いたり
して信号を形成するようにしている。
、他方にリードスイッチを配し玉操作によってリードス
イッチをオン、オフし、そのオン、オフ態様から置数内
容を信号化したり、あるいはこの代りにコイルとこのコ
イルのQまたはインダクタンスを変えるものを用いたり
して信号を形成するようにしている。
ここにおいて、玉軸に注目すると、上述の例でもリード
スイッチとかコイルとかの置数検出要素を収納し、しか
もその組立てを簡単に行い得ることを要する。
スイッチとかコイルとかの置数検出要素を収納し、しか
もその組立てを簡単に行い得ることを要する。
本考案は上述の点に鑑みてなされたもので、横断面が半
円形の柱状体を対状に組合わせ、しかもこれらの柱状体
の双方に置数検出要素の収納部を設けると共に、一方に
は係合用突起を、他方には係合用凹部をそれぞれ設けて
玉軸な構成(1、また一方の側には円柱体保持孔を有す
るアームを備え、その反対側には配線用脚を備えた軸受
用ベースによって支持部を構成する電子算盤の玉軸の支
持構造を提供しようとするものである。
円形の柱状体を対状に組合わせ、しかもこれらの柱状体
の双方に置数検出要素の収納部を設けると共に、一方に
は係合用突起を、他方には係合用凹部をそれぞれ設けて
玉軸な構成(1、また一方の側には円柱体保持孔を有す
るアームを備え、その反対側には配線用脚を備えた軸受
用ベースによって支持部を構成する電子算盤の玉軸の支
持構造を提供しようとするものである。
以下添付図面を参照して本考案の一実施例を説明する。
第1図a、bおよび第2図a、bはそれぞれ本考案に係
る玉軸を構成する横断面が半円形の柱状体を示したもの
であり、1はその一方、2はその他方である。
る玉軸を構成する横断面が半円形の柱状体を示したもの
であり、1はその一方、2はその他方である。
これらの柱状体1,2はその平面部同士を腹合わせに当
接して円柱体を構成するもので、各柱状体1,2の平面
部に置数検出要素の収納部1a、2aおよび係合部1b
、2bを設ける。
接して円柱体を構成するもので、各柱状体1,2の平面
部に置数検出要素の収納部1a、2aおよび係合部1b
、2bを設ける。
収納部1a、2aは両者が組合わされた形で、たとえば
円柱状または角柱状等の空間を形成するような窪みとし
て形成される。
円柱状または角柱状等の空間を形成するような窪みとし
て形成される。
そして、この位置は、置数のための玉位置に対応するよ
うに選ばれる。
うに選ばれる。
係合部1b、2bは、この場合1bが突起、2bが溝と
して形成される。
して形成される。
突起1bは収納部1aの位置を避け、しかも2つの柱状
体を強固に固定し得るような位置に設けられ、これに対
し溝2bは柱状体2を長手方向に、その略々全長に亘っ
て穿設される。
体を強固に固定し得るような位置に設けられ、これに対
し溝2bは柱状体2を長手方向に、その略々全長に亘っ
て穿設される。
これは、溝2bの一部を拡幅することで収納部2aを形
成し得るような関係、すなわち両者は共に窪みであるこ
とによる。
成し得るような関係、すなわち両者は共に窪みであるこ
とによる。
そして、この溝2bは収納部1a、2aに収納した置数
検出要素の配線にも利用してもよいし、これと別に配線
用溝を設けてもよい。
検出要素の配線にも利用してもよいし、これと別に配線
用溝を設けてもよい。
これら両柱状体1,2は互いに腹合わせになるように、
すなわち、突起1bを溝2bに係合させて円柱体とした
上でその外周に樹脂等で形成されたスリーブを被せる。
すなわち、突起1bを溝2bに係合させて円柱体とした
上でその外周に樹脂等で形成されたスリーブを被せる。
第3図a ”’−eは、上記円柱体を支持するための部
材の構造を示(またもので、同図Cを正面図とすれば、
その背面図を除く5面図である。
材の構造を示(またもので、同図Cを正面図とすれば、
その背面図を除く5面図である。
この図において、3aはベースであり、このベース3a
に対し直角にアーム3bが設けられ、このアーム3bの
設けられた側と反対側に配線用脚3cが設けられる。
に対し直角にアーム3bが設けられ、このアーム3bの
設けられた側と反対側に配線用脚3cが設けられる。
アーム3bは、その先端に円柱体保持孔を有し、この保
持孔で円柱体の一部を抱持する。
持孔で円柱体の一部を抱持する。
配線用脚3cは円柱体から引出した配線を接続し、更に
他の回路要素への接続中継端子として用いられる。
他の回路要素への接続中継端子として用いられる。
図示実施例では玉軸の一端側に径を細くした段部を設け
、この段部にリング状突起を設けろ等しているが、これ
は玉軸の取付は上の便宜を図ったものであり、このよう
な変形は任意に行い得ろ。
、この段部にリング状突起を設けろ等しているが、これ
は玉軸の取付は上の便宜を図ったものであり、このよう
な変形は任意に行い得ろ。
本考案は上述のように、横断面半円形の柱状体を対とし
て組合わせるようにし、且つ七〇当接部に置数検出要素
の収納部および保合構造を設けたため、玉軸な組立てる
に当っては柱状体の収納部に置数検出要素を配した上で
もう一方の柱状体を係合させることで足り、極めて簡単
に行い得る。
て組合わせるようにし、且つ七〇当接部に置数検出要素
の収納部および保合構造を設けたため、玉軸な組立てる
に当っては柱状体の収納部に置数検出要素を配した上で
もう一方の柱状体を係合させることで足り、極めて簡単
に行い得る。
しかも玉軸の外周には穴明は加工等をしないため、算盤
玉の滑りを阻害することもない。
玉の滑りを阻害することもない。
そして、組立てた柱状体を算盤枠に組付けるには、円柱
状となった柱状体の対を支持部材のアームに嵌め込むだ
けで済み、作業が著し、<簡単である。
状となった柱状体の対を支持部材のアームに嵌め込むだ
けで済み、作業が著し、<簡単である。
また、支持部材のアームと反対側に配線用脚を組み込ん
だ構造としたため、置数状態を示す信号線を各桁ごとに
一旦まとめろことができ、結線が極めて容易となる。
だ構造としたため、置数状態を示す信号線を各桁ごとに
一旦まとめろことができ、結線が極めて容易となる。
第1図a、bおよび第2図a、bは本考案における玉軸
部材の正面図および側面図、第3図a〜eは玉軸の支持
部材の5面図である。 1.2・・・・・・柱状体、1 a 、 2a・・・・
・・収納部、1b、2b・・・・・・係合部、3・・・
・・・支持部材。
部材の正面図および側面図、第3図a〜eは玉軸の支持
部材の5面図である。 1.2・・・・・・柱状体、1 a 、 2a・・・・
・・収納部、1b、2b・・・・・・係合部、3・・・
・・・支持部材。
Claims (1)
- 横断面が半円形の一対の柱状体の各々に置数検出要素の
収納部を設けると共に、一方には係合用突起を、他方に
は係合用凹部をそれぞれ設けてなる電子算盤の玉軸と、
一方の側には円柱体保持孔を有するアームを備え、その
反対側には配線用脚を備えた軸受用ベースとからなる電
子算盤の玉軸の支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15674278U JPS5847452Y2 (ja) | 1978-11-16 | 1978-11-16 | 電子算盤の玉軸の支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15674278U JPS5847452Y2 (ja) | 1978-11-16 | 1978-11-16 | 電子算盤の玉軸の支持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5574927U JPS5574927U (ja) | 1980-05-23 |
JPS5847452Y2 true JPS5847452Y2 (ja) | 1983-10-29 |
Family
ID=29147002
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15674278U Expired JPS5847452Y2 (ja) | 1978-11-16 | 1978-11-16 | 電子算盤の玉軸の支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5847452Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-11-16 JP JP15674278U patent/JPS5847452Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5574927U (ja) | 1980-05-23 |
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