JPH06134646A - 工具保持具のシャンクの油拭い装置 - Google Patents

工具保持具のシャンクの油拭い装置

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Publication number
JPH06134646A
JPH06134646A JP4310907A JP31090792A JPH06134646A JP H06134646 A JPH06134646 A JP H06134646A JP 4310907 A JP4310907 A JP 4310907A JP 31090792 A JP31090792 A JP 31090792A JP H06134646 A JPH06134646 A JP H06134646A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shank
tool holder
cleaning member
holder
oil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4310907A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Terada
弘 寺田
Hidemoto Kuroyanagi
英基 黒柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
N T TOOL KK
NT Tool Corp
Original Assignee
N T TOOL KK
NT Tool Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by N T TOOL KK, NT Tool Corp filed Critical N T TOOL KK
Priority to JP4310907A priority Critical patent/JPH06134646A/ja
Publication of JPH06134646A publication Critical patent/JPH06134646A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 工具保持具を載置するだけでもってその工具
保持具におけるシャンクを綺麗にできるようにした装置
を提供する。 【構成】 機枠の上部に備えられた開口部から工具保持
具におけるシャンクを挿入し、工具保持具における鍔部
を開口部の周囲の受面に乗せると、機枠内にあるラッパ
状の清掃部材がシャンクの周面に押し当てられた状態で
回動し、シャンクの周面を拭う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はドリル、リーマ等の刃具
を機械力を利用して回すときに用いる工具保持具に関連
し、その工具保持具のシャンク部に付着した油、水分、
ゴミ等を除去する為の工具保持具のシャンクの油拭い装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】このシャンクは機械主軸と連結される部
分であり、油、水分、ゴミ、サビ等がない様に管理する
必要がある。その為保持具を機械に装置する前に作業者
はシャンク部をウエス等を手に持って拭く作業をする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の手法では、
清掃に斑があり、充分な結果が得られない。また工具保
持具は重いので、落下させて足を傷つける問題点もあ
る。
【0004】本願発明は上記従来技術の問題点(技術的
課題)を解決する為になされたもので、工具保持具を載
置するだけでもってシャンク部を綺麗にできるようにし
た工具保持具のシャンクの油拭い装置を提供することを
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本願発明における工具保持具のシャンクの油拭い装
置は、上部に工具保持具におけるシャンクを受入れる為
の開口部を備え、かつ開口部の周囲には上記工具保持具
における鍔部を受止める為の受面を具備している機枠内
にあっては、上部を太径にし、内側斜面を上記シャンク
のテーパーに対応する斜面にしてあるラッパ状の清掃部
材を回転自在に設置し、この清掃部材に対しては、上記
受面に工具保持具の鍔部を乗せた状態で機枠内に挿入さ
れている上記シャンクの周面に対し上記清掃部材の内側
斜面部材を押当可能に上昇手段が付設されているもので
ある。
【0006】
【作用】工具保持具をシャンク部を下に向けて置く。そ
うすると清掃部材が回転し、シャンク周面の油等を除
く。工具保持具を持上げると清掃部材の回転は止る。
【0007】
【実施例】以下本願の実施例を示す図面について説明す
る。図1乃至図6において、Aは機枠を示す。この機枠
Aにおいて、1は硬質材で形成された外枠、2は開閉自
在の硬質材製蓋枠でボルト3を用いて外枠に止着してあ
る。
【0008】4は蓋枠2に設けられた透孔5の内側に備
えさせた筒状のケースで、上部に係止用の鍔6を備え、
下部にはベアリング7を受止める為の環状の係止片8を
備えている。9は上部に環状の鍔10を備え、下端でベア
リング11を押えている筒状のベアリング押えである。こ
のベアリング押え9と筒状のケース4とは複数個所にお
いてボルト12を用い蓋枠2に止着してある。13は二つの
ベアリング7,11の間に介設したスペーサを示す。14
は、工具保持具Fの鍔部15を受止める為の凸状形成の受
面16を上部に備える環状の受部材を示し、一部に欠除部
14' を有していて、常時はボルト17でもってベアリング
押え9に着脱自在に止着してある。
【0009】18は工具保持具Fにおける回り止め用凹部
15' を係合させる為の凸状の回止部材を示し、両袖部19
は受部材14の下に位置させてある。20は回止部材18の下
側の空間18' に位置させたスイッチケースで、透孔21に
近接スイッチ23を納めている。22は近接スイッチの感度
調節用に設けた進退自在用の長孔22aを備える袖部で、
ベアリング押え9の一部に設けた凹部に嵌め込んであ
る。これらはボルト23を、孔14a、19a、長孔22aに貫
通し、ベアリング押え9に螺着することにより着脱自在
に取付けられている。
【0010】次にホルダBは中空筒状部24と、筒状の清
掃部材用保持部25とから成る。保持部25の外周は、ベア
リング7,11により回転自在に支持されており、突部26
により下降は防止されている。内周によっては清掃部材
Cを一体回動可能に支持している。27は筒状部24の外周
に取付けたプーリで、ベルト28を介してモータ29におけ
る軸30の回転力を受け、ホルダBを回転させるようにし
てある。なお符号4,9,14, 24で示す部材は任意の硬
質材(鉄、プラスチック材)で形成すればよい。
【0011】清掃部材Cにおいて、回転体31は軽い材、
例えばアルミ合金、プラスチック等で形成されており、
上部が太径のラッパ状の斜面32を有し、外周33は保持部
25でもって上下動自在に支持され、常時は上昇手段Dで
押上げられた状態にしてある。34は上限位置決め用突片
を示す。内部の斜面32には複数条(図の例では5本)の
斜面部材としての拭い片35を備えさせ、図6の状態では
シャンク36に対して表面が対応圧接して、清掃部材の回
転時にはシャンク36の表面に付着する油を拭い中空部24
bに排出するようにしてある。拭い片35は回転体31の内
面にスポンジ37を、またその上にセーム皮38を貼り付け
て構成する等、弾力性のある任意の拭い部材で構成す
る。この拭い部材は細巾に形成し、かつ斜面32に斜状に
配して、拭い作業時に油を掻き除き、かつそれを流下案
内するようにしてもよい。
【0012】上昇手段Dにおいて、バネ座40と中空筒状
部24における上部バネ受24aとの間にはバネ41を介設し
てある。42はストップリングで、回転体31を除去したと
きにバネ座40が上昇しないように保持部25に固着してあ
る。
【0013】駆動部Eは、外枠1に止着された支枠45に
て支えられたモータ29、コンデンサ43、制御器44等で構
成され、摘み箱46における摘み47を回動させることによ
りモータ29を連続回転させたり、近接スイッチ23のO
N、OFFにより回転、停止させたり、常時停止させた
り等の制御ができるようにしてある。
【0014】上記構成においては、予め近接スイッチ23
が作動するように摘み47を回しておく。次に図5から、
図6の状態に工具保持具Fを挿入する。この場合、図6
の如く鍔部15は受面16に支持され、凹部15' は回止部材
18と係合して不動状態となる。一方、図5の上限位置に
あった清掃部材Cは工具保持具Fの重量を受け、バネ41
が縮んで図6の位置に下降する。なお清掃部材Cの上端
31aは、図3の状態では受面16より上部に位置し、下部
に大きな間隙gを有するが、図6の状態では図示の如く
下降し、間隙gは小さくなる。
【0015】図6の状態では上昇手段Dのバネ41の付勢
力により拭い片35は押上げられ、その表面はシャンク36
の周面に当接している。しかも近接スイッチは動作する
ので、モータ29は回動し、ホルダBと清掃部材Cは回り
始める。するとシャンク周面に付着していた油等は拭い
片35により除かれ、斜面32から中空部24bを通って下方
に落下する。次に工具保持具Fを持上げると近接スイッ
チ23は動作し、モータ29を止める。なお上記近接スイッ
チ23によりモータ29が回動或いは停止する自動運転用
と、モータ29が連続回動する手動運転用の各パイロット
ランプ50, 51は、周知の如くこれらの動作に関連して点
滅表示する。
【0016】次に上記拭い片35を取替える場合は、回転
体31の内周面32から除去し、新品を内周斜面32に貼ると
よい。或は別の拭い片付き回転体31と交換してもよい。
その場合はボルト17, 23を抜き、受部材14と回止部材18
とスイッチケース20を除くとその取替は可能となる。
【0017】
【発明の効果】以上のように本願発明にあっては、機枠
Aにおける開口部14bの周囲にある受面16に対して、工
具保持具Fにおけるシャンク36を吊下させる状態で、鍔
部15を乗せることにより、清掃部材Cを回転させてシャ
ンク36の周面の油、ごみ等を除去できる効果がある。
【0018】しかも上記の場合、清掃部材Cは上昇手段
Dにより浮上させるものであるから、清掃部材Cの内側
斜面を構成する部材35は、シャンク36の周面に圧接し、
拭い取り効果は向上する利点がある。従って清掃部材C
の斜面部材35にみがき粉を付着させるとシャンク36の周
面にサビが付着していてもそれを除去できる効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】平面図。
【図2】正面図。
【図3】図1におけるIII −III 線断面図。
【図4】分解斜視図。
【図5】部分断面図。
【図6】部分断面図。
【符号の説明】
A 機枠 B ホルダ C 清掃部材 D 上昇手段 E 駆動部 F 工具保持具 14b 開口部 15 鍔部 16 受面 35 斜面部材 36 シャンク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に工具保持具におけるシャンクを受
    入れる為の開口部を備え、かつ開口部の周囲には上記工
    具保持具における鍔部を受止める為の受面を具備してい
    る機枠内にあっては、上部を太径にし、内側斜面を上記
    シャンクのテーパーに対応する斜面にしてあるラッパ状
    の清掃部材を回転自在に設置し、この清掃部材に対して
    は、上記受面に工具保持具の鍔部を乗せた状態で機枠内
    に挿入されている上記シャンクの周面に対し上記清掃部
    材の内側斜面部材を押当可能に上昇手段が付設されてい
    ることを特徴とする工具保持具のシャンクの油拭い装
    置。
JP4310907A 1992-10-26 1992-10-26 工具保持具のシャンクの油拭い装置 Pending JPH06134646A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4310907A JPH06134646A (ja) 1992-10-26 1992-10-26 工具保持具のシャンクの油拭い装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4310907A JPH06134646A (ja) 1992-10-26 1992-10-26 工具保持具のシャンクの油拭い装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06134646A true JPH06134646A (ja) 1994-05-17

Family

ID=18010825

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4310907A Pending JPH06134646A (ja) 1992-10-26 1992-10-26 工具保持具のシャンクの油拭い装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06134646A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113199446A (zh) * 2021-05-24 2021-08-03 余涌楠 一种数控机床刀具用的收纳保养设备

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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