JPH061342Y2 - 多目的作業台 - Google Patents

多目的作業台

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Publication number
JPH061342Y2
JPH061342Y2 JP19808587U JP19808587U JPH061342Y2 JP H061342 Y2 JPH061342 Y2 JP H061342Y2 JP 19808587 U JP19808587 U JP 19808587U JP 19808587 U JP19808587 U JP 19808587U JP H061342 Y2 JPH061342 Y2 JP H061342Y2
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JP
Japan
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workbench
wheelchair
longitudinal direction
work
house
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP19808587U
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English (en)
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JPH0239891U (ja
Inventor
久和 内山
Original Assignee
株式会社袋井内山商会
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Publication date
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  • Workshop Equipment, Work Benches, Supports, Or Storage Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、定まった場所で一定範囲内を移動でき使用用
途が限定されず多目的に利用できる横長のベンチあるい
は作業台に関するものである。
〔従来の技術および考案が解決すべき問題点〕
従来、例えばハウス園芸においては日長を調節すること
により園芸作物の花芽の分化を行なわせているが、これ
を行なう最も簡単な方法の1つとしては園芸作物を載置
した移動ベンチをハウスから出し入れすることにより行
なうものがある。従ってこのときは通常移動ベンチには
移動し易いようにキャスターを取り付けておく。
しかしながら、このような移動ベンチをハウス外へ引き
出した後園芸用草花や野菜等に対しての人手による作業
分は身障者の可能な作業が多く実際に盛んに行なわれて
いる。ところが移動ベンチをそのまま作業台として兼用
する場合に当該ベンチを作業位置にセットするには多大
な労力が必要であり、身障者が車イスに乗ったままで移
動するのは極めて困難である。さらに従来の作業台は作
業テーブルを支持する架台を構成する部材はテーブルの
長辺側即ち作業面側にも長手方向に設けられているのが
普通であって、車イスに乗ったままでは車イスを作業台
のテーブルの長辺側下部に入れることがせきず作業台が
車イスから固定式のイスに移るといった煩わしさがあっ
た。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案はこのような問題点に対処してなされたもので、
車イスに乗った身障者であってもスムーズな移動がで
き、かつ車イス乗ったままで作業位置につけるので身障
者にとって作業し易く、身障者の雇用促進にもつながる
多目的作業台を提供するものである。即ち上面矩形のテ
ーブルと該テーブルを支持し下端の長手方向にキャスタ
ーを隔設した架台からなる作業台において、テーブル下
部の短辺方向に隔設された柱材を該短辺方向に連結固定
した固定部材を設け、該テーブルの長手方向に複数設け
られた該固定部材の中央部をそれぞれ連結する貫通部材
を設けることにより、車イスに乗った作業者は上記テー
ブルの長辺側から車イスの出し入れが自在であり、さら
にテーブルの長辺と直交する方向の床面に設けた複数の
溝内を走行しかつ架台の下端の長手方向に複数個隔設し
た走行輪を駆動する手回しハンドルを架台の短辺側の側
面に設け、該手回しハンドルを回すことにより作業台を
その長手方向と直交する方向に移動可能としたことを特
徴とするものである。
〔作用〕
ハウス栽培は通常ハウス設置スペースの有効利用のため
複数の長尺のハウスを平行に並設する場合が多いが、こ
のときには園芸作物を載置した作業台の形状も平面的に
は長尺であることが有利である。
従って作業台を上記構成にすることにより該ハウス内等
の定位置に長辺同士を接触させて複数の作業台を並べる
ことができ、さらにこれらをハウス等の定位置から作業
位置へ引き出した際にも多数台の作業台を車イスの移動
と配置ができうる程度の間隔をもって整然と並べること
ができるのでハウス内面積の有効利用及び作業スペース
の節約に有益である。
また作業台をその長辺と直交する方向に手回しハンドル
により容易に移動できるようにしたのはハウス内等の定
位置と作業位置との間の作業台の移動には長辺と平行な
方向に移動するよりもはるかに移動距離が短いからであ
り、かつわずかな力で移動できるので車イスに乗った作
業台でも単独で可能だからである。
さらに作業台の構造はテーブル下部の短辺方向に隔設さ
れた柱材を該短辺方向に連結固定した固定部材を設け、
該テーブルの長手方向に複数設けられた該固定部材の中
央部をそれぞれ連結する貫通部材が設けてあるので車イ
スに乗った作業者は車イスをテーブルの長辺側から出し
入れする際に車イスの先端部即ち爪先を作業台の上記中
央部の下部にまで自在に入れ込むことができ車イスの乗
った作業者は車イスに乗ったままで容易に作業位置につ
いたりはずしたりできるので、車イスの作業者は作業態
勢に入るたびに車イスから他の固定式のイスに移ること
もなく、非常に作業し易いという特徴を有する。
なおこのような作業台は園芸作物のハウス栽培用に限定
されるものではなく、機械部品の製造工場、組立工場及
び修理工場あるいは縫製工場等の作業台としても利用で
き用途範囲は広いという利点を有する。
〔実施例〕
本考案を実施例により詳述する。
第1図(イ)(ロ)に示すように上面矩形の長尺テーブ
ル(1)の下面にその短辺方向に3本の柱材(2)を固定し、
それぞれの下端部を固定部材で連結してその両端にそれ
ぞれキャスター(3)を取り付けた脚(4)を長手方向に隔設
し、それら脚(4)をそれぞれ連結する下部貫通材(5)を各
脚(4)の固定部材の中央部を長手方向に貫通して設置し
た。そしてこの長尺テーブル(1)の短辺側の架台の側面
に手回しハンドル(6)を取り付け、該ハンドル(6)と一体
に回転する駆動ギヤ(7)を架台内に設けて架台下部に設
けた従動ギヤ(8)にチェーン(9)にて連結した。この従動
ギヤ(8)の中心にはコン長尺テーブル(1)の他の短辺側の
架台に設けられた図示していない軸受に一端が嵌合して
いる回転シャフト(10)を固定し、該シャフト(10)の長手
方向の複数箇所にはギヤボックス(11)を設けてある。そ
して、回転シャフト(10)の回転を該ギヤボックスにてそ
れぞれのギヤボックス(11)に固定されキャスター(3)が
走行する床面よりもさらに低いレベル面を走行する走行
輪(12)に伝動する構成の作業台を作成した。
なおこの伝動機構はシャフトに限らず、ワイヤ、チェー
ン等通常の手段が使用可能である。また架台の柱材(2)
はすべて上下部で嵌め込み式になっているのでテーブル
(1)の高さ調整ができ一層便利になっている。
上記作業台を、図示していない園芸作物栽培用の長尺ハ
ウスの大きさに適合させて作製し、さらにこの長尺ハウ
スの長辺に直交し該ハウス内外の床面に連続して形成し
た複数の平行した溝(13)に該作業台の長辺を直交させ、
それぞれの溝(13)内にそれぞれ走行輪(12)が設置される
ように作業台の架台下部にギヤボックスを取り付けた。
このように構成した作業台は、園芸作物を載置した状態
で容易にハウスから出し入れでき、園芸作物に対する日
長の調整がたやすくなった。
また上記作業台は脚(4)同士を連結する下部貫通材(5)が
長手方向の中央部に1本あるだけであるので車イス(14)
は第2図に示すようにテーブル(1)の長辺側から容易に
出入りすることができ、かつ車イス(14)に乗った作業者
(15)はその爪先まで作業台の奥に入れることができるの
で、車イス(14)のままでも移動や作業態勢が楽である。
また上記作業台を複数台作製してハウス園芸用に使用す
る場合は長尺のハウス内に各作業台を収納するには作業
台のテーブルの長辺同士を接触させた状態で配置し、ハ
ウス外では隣接する作業台のテーブルの長辺間の間隔は
車イスが自由に移動できる距離をとって配置することに
より狭いスペースを無駄なく使用できる。
〔考案の効果〕
このように本考案によればハウス園芸及びその他の作業
において限られた土地スペースを有効に使い、かつ少な
い労力で容易に作業台を移動できるのでハウス園芸にお
いては車イスに乗った作業者でも簡単に園芸作物の日長
の調整作業が可能となり、さらに作業台の下部のスペー
サは車イスに乗った作業者が余裕をもって出入りできる
程度に広いのでハウス園芸やその他機械の組立作業等に
おいて車イスに乗った作業者にとって作業し易い作業台
を提供できる等実用上多大の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)(ロ)は本考案の一実施例を示すもので
(イ)は斜視図、(ロ)は正面図、第2図は車イスに乗
った作業者が本考案の一実施例に係る多目的作業台で作
業する状態を示した説明図である。 1…テーブル 2…柱材 3…キャスター 4…脚 5…下部貫通材 6…手回しハンドル 7…駆動ギヤ 8…従動ギヤ 9…チェーン 10…回転シャフト 11…ギヤボックス 12…走行輪 13…溝 14…車イス 15…作業者

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面矩形のテーブルと該テーブルを支持し
    下端の長手方向にキャスターを隔設した架台からなる作
    業台において、テーブル下部の短辺方向に隔設された柱
    材を該短辺方向に連結固定した固定部材を設け、該テー
    ブルの長手方向に複数設けられた該固定部材の中央部を
    それぞれ連結する貫通部材を設けることにより、車イス
    に乗った作業者は上記テーブルの長辺側から車イスの出
    し入れが自在であり、さらにテーブルの長辺と直交する
    方向の床面に設けた複数の溝内を走行しかつ架台の下端
    の長手方向に複数個隔設した走行輪を駆動する手回しハ
    ンドルを架台の短辺側の側面に設け、該手回しハンドル
    を回すことにより作業台をその長手方向と直交する方向
    に移動可能としたことを特徴とする多目的作業台。
JP19808587U 1987-12-25 1987-12-25 多目的作業台 Expired - Lifetime JPH061342Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19808587U JPH061342Y2 (ja) 1987-12-25 1987-12-25 多目的作業台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19808587U JPH061342Y2 (ja) 1987-12-25 1987-12-25 多目的作業台

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0239891U JPH0239891U (ja) 1990-03-16
JPH061342Y2 true JPH061342Y2 (ja) 1994-01-12

Family

ID=31488610

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19808587U Expired - Lifetime JPH061342Y2 (ja) 1987-12-25 1987-12-25 多目的作業台

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JP (1) JPH061342Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4647937B2 (ja) * 2004-05-31 2011-03-09 日本電産シンポ株式会社 陶芸用ろくろ装置

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Publication number Publication date
JPH0239891U (ja) 1990-03-16

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