JPH0613397Y2 - 歯車変速装置 - Google Patents

歯車変速装置

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JPH0613397Y2
JPH0613397Y2 JP19067686U JP19067686U JPH0613397Y2 JP H0613397 Y2 JPH0613397 Y2 JP H0613397Y2 JP 19067686 U JP19067686 U JP 19067686U JP 19067686 U JP19067686 U JP 19067686U JP H0613397 Y2 JPH0613397 Y2 JP H0613397Y2
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sleeve
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end surface
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潤二 河合
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、車両用歯車変速装置に関するものである。
(従来の技術) 車両用の歯車変速装置のインプットシャフト、アウトプ
ットシャフト等のシャフトには種々のシャフト嵌装部
材、即ち、シンクロナイザ機構、スピードチェンジギ
ア、ギアスリーブ、スペーサ、ベアリング等が嵌装され
ている。第7図は、従来の歯車変速装置のインプットシ
ャフト10を示し、該インプットシャフト10の略中央
位置には大径の第1の鍔部10aが形成され、該第1の
鍔部10aの、インプットシャフト10の一端10b側
(図示右側)には順次小径となる第1の段部10d、第
2の段部10e、及び第3の段部10fが夫々形成され
ている。そして、第2の段部10eと第3の段部10f
間のインプットシャフト10の外周壁にはスプライン1
0gが形成され、前記一端10bの外周壁には雄ねじ1
0hが刻設されている。
このインプットシャフト10にはその一端10bから、
先ず、第1の段部10dに当接するように一体型ニード
ルベアリング12が外嵌され、ニードルベアリング12
の外周にローギアアセンブリ13が転動自在に嵌装され
る。
次いで、前記スプライン10gにはシンクロナイザ機構
14のシンクロナイザハブ140がスプライン嵌合さ
れ、インプットシャフト10と一体に回転する。シンク
ロナイザハブ140のハブ一端面140aの外周縁は前
記第2の段部10eより大径に形成され、該ハブ一端面
140aは第2の段部10eに当接して、ハブ一端面1
40aと前記第1の段部10d間に前記ニードルベアリ
ング12を、ハブ一端面140aと前記第1の鍔部10
a間には前記ローギアアセンブリ13を夫々収容し、こ
れらニードルベアリング12及びローギアアセンブリ1
3の軸方向の移動を規制している。
シンクロナイザハブ140のハブ他端面140bは前記
第3の段部10fよりインプットシャフト10の前記一
端10b側に突出しており、このハブ他端面140bに
当接するように、前記一端10bからハイギアスリーブ
16が、次いで、スペーサアセンブリ22及びリアベア
リング24のインナレース24aが、インプットシャフ
ト10の同径部分に順次圧入嵌合される。そして、イン
プットシャフト10の一端10bの外周壁に刻設された
雄ねじ10hにロッキングナット(ロッキング部材)2
6が螺着され、このロッキングナット26により前記第
2の段部10eとロッキングナット26間に嵌装された
シンクロナイザ機構14のシンクロナイザハブ140、
ハイギアスリーブ16、スペーサアセンブリ22及びリ
アベアリング24のインナレース24aを締め付け・固
定している。
前記ハイギアスリーブ16は円筒部16aと該円筒部1
6aのシンクロナイザハブ140のハブ他端面140b
に当接する側の端部に形成されたフランジ部16bとか
らなり、円筒部16aには一体型ニードルベアリング1
8が外嵌され、ニードルベアリング18はフランジ部1
6bの側壁とスペーサアセンブリ22間に収容されて軸
方向の変位が規制される。そして、ニードルベアリング
18の外周にハイギアアセンブリ20が転動自在に嵌装
され、ハイギアアセンブリ20はシンクロナイザハブ1
40のハブ他端面140b及びスペーサアセンブリ22
間に収容されて軸方向の変位が規制される。
尚、シンクロナイザ機構14の符号141,142はシ
ンクロナイザリング、符号143はシンクロナイザキ
ー、符号144はシンクロナイザスリーブである。又、
前記第1の鍔部10aに当接してインプットシャフト1
0の他端10c側にフロントベアリング28が嵌装固定
されている。
(考案が解決しようとする問題点) このように構成されるインプットシャフト10におい
て、ローギアアセンブリ13ないしはハイギアアセンブ
リ20のギア噛合により動力が伝達されるとき、このイ
ンプットシャフト10に大きな曲げ応力が作用し、イン
プットシャフト10が撓んだ状態で回転する。すると、
インプットシャフト10に嵌合される上述のシャフト嵌
装部材間の当たり面に、撓んだインプットシャフト10
の背側に隙間が生る一方、腹側には一方の部材の当たり
面に他方の部材の端面エッジ部が接触して局部的に接触
圧が大きくなる部位が生じる(これを「強い当たりが生
じる」という)。このような現象がシャフトの回転毎に
繰り返されるとシャフト嵌装部材間の当たり面の摩耗が
進行し、両者間に隙間が生じ、この隙間は次第に大きな
なっていく。隙間が大きくなると前記当たり面にクリー
プ現象が生じ、摩耗の進行が早まると共に、ロッキング
ナット26のねじ山も同様に摩耗してインプットシャフ
ト10に嵌装されるシャフト嵌装部材間の隙間が許容限
界を超えて大きくなってしまう場合が生じる。特にリア
ベアリング24が図中右方向へずれると、スペーサアセ
ンブリ22、ハイギアスリーブ16、ニードルベアリン
グ18、ハイギアアセンブリ20の全てが同じく図中右
方向へずれる虞がある。このようなとき、変速のために
シンクロスリーブ144を図中右方向へ移動させても、
ハイギアアセンブリ20に配設されたクラッチギアと係
合することができず、シフト操作ができなくなるという
不都合が発生する。
本考案は斯かる問題点を解決するためになされたもの
で、たとえシャフト嵌装部材間の当たり面に隙間が生じ
たとしても、スピードチェンジギアが正規の位置に保持
され、ギアシフトが確実に行い得る歯車変速装置を提供
することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上述の目的を達成するために本考案に依れば、シャフト
上に嵌合されたシンクロナイザ機構と該シンクロナイザ
機構に隣接配置されたスピードギアとを備えた歯車変速
装置において、前記スピードギアを前記シャフトに対し
て回転自在に支持するベアリング装置と、前記スピード
ギアの、前記シンクロナイザ機構とは反対側端面に当接
されるフランジ部が形成されると共に、前記ベアリング
装置を保持して前記シャフトに外嵌されるスリーブ部材
と、前記フランジ部に当接され、前記スリーブ部材の軸
方向移動を規制する第一規制部材と、前記シャフトに形
成された溝部に係合され、前記スリーブ部材の前記シン
クロナイザ機構とは反対側端面に当接して前記スリーブ
部材の軸方向移動を規制する第二規制部材とを備えると
共に、前記第一規制部材により前記第二規制部材の外周
側を被覆したことを特徴とする歯車変速装置が提供され
る。
好ましい態様として、前記第一規制部材は、前記シャフ
トの一端をケーシングに対して回転自在に支持するシャ
フト支持用ベアリングに一体的に形成される。
(作用) 通常はスピードギアに掛かるスラスト力はスリーブ部
材、及び第一規制部材(シャフト支持用ベアリングを含
む)を介してケーシングで受け持つ。そして、摩擦によ
りシャフト嵌装部材間の当たり面に隙間が生じたとして
も、第二規制部材がスリーブ部材の移動を阻止する。更
に、第二規制部材の外周を第一規制部材により覆ってい
るために、第二規制部材の脱落が防止される。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図乃至第3図は本考案の第1の実施例を示し、本考
案に係る歯車変速装置のインプットシャフトに嵌装され
るハイギアスリーブ50、ニードルベアリング40、ス
ペーサ23(第一規制部材)、ハイギアアセンブリ2
0、リアベアリング(第一規制部材)24等の要部拡大
図である。
本考案に係る歯車変速装置のこれらのシャフト嵌装部材
のうちハイギアスリーブ50、ニードルベアリング4
0、及びスペーサ23だけが第7図に示す従来の歯車変
速装置の対応するものと異なり、シャフト10に係止部
材(第二規制部材)60が係止される係止溝10jが穿
設される点で従来のものと異なるが、他は従来のものと
同じである。第1図において従来の歯車変速装置と実質
的に同じ機能を有するものには同じ符号が付されている
(以下同様)。
第1図において、ハイギアスリーブ50は円筒部50a
と、該円筒部50aのシンクロナイザハブ140のハブ
他端面140bに当接する側の端部に形成された、円筒
部50aより大径の第1のフランジ部50bと、円筒部
50aのリアベアリング24側端部に形成され、前記第
1のフランジ部50bより大径の第2のフランジ部50
cからなる。ハイギアスリーブ50の円筒部50aの外
周壁には第2図に示す分割型のニードルベアリング40
が外嵌される。このニードルベアリング40は2個の半
割ベアリング部40a,40bからなり、夫々がハイギ
アスリーブ50の第1及び第2のフランジ部50b,5
0cの側壁間に収容される。
ハイギアアセンブリ20は分割型のニードルベアリング
40に転動自在に外嵌され、前記シンクロナイザハブ1
40のハブ他端面140bと第2のフランジ部50c側
面間に介装されて軸方向の移動が規制されている。ハイ
ギアアセンブリ20の噛合によって生じるスラスト力は
第2のフランジ部50cの側壁面に作用するようになっ
ている。
インプットシャフト10の外周壁の、前記ハイギアスリ
ーブ50の第2のフランジ部50c端面位置に後述する
第二規制部材であるスナップリング60が係止される環
状の係止溝10jが穿設される。そして、この係止溝1
0jには、一部が切欠かれた環状のスナップリング(第
3図にその側面図を示す)60が嵌合・係止される。ス
ナップリング60の、係止溝10jに係止時の外径は、
スナップリング60の略外周側外半部がインプットシャ
フト10の外周面より突出するように設定されている。
第1図において符号23は環状のスペーサ23であり、
ハイギアスリーブ50とリアベアリング24間のインプ
ットシャフト10に介装・嵌合される。スペーサ23の
ハイギアスリーブ50側一端面23aにはその内周縁に
沿って環状段部23bが切欠・形成され、このスペーサ
23が一端面23aをハイギアスリーブ50のフランジ
部50c端面に当接させてインプットシャフト10に嵌
装されたとき、前記環状段部23bとフランジ50cで
画成される空間にインプットシャフト10の係止溝10
jから突出しているスナップリング60が収容され、ス
ペーサ23によってスナップリング60の抜け落ちが防
止しされる。
スペーサ23の他端面23cの外周縁が切欠かれこの切
欠部にオイルスリンガ35が固着されている。オイルス
リンガ35は潤滑油をリアベアリング24のボール転動
面に案内するもので、オイルスリンガ35はリング状円
板からなり、リアベアリング24と僅かに間隔を存して
インプットシャフト10の軸線に対して垂直に、リアベ
アリング24の側面に対向するように配されている。
本考案の歯車変速装置を組み立てる場合には、先ず、ハ
イギアスリーブ50に分割型ニードルベアリング40を
外嵌させ、これにハイギアアセンブリ20をハイギアス
リーブ50の第1のフランジ部50b側から嵌装してサ
ブアセンブリの状態で待機させる。次いで、シンクロナ
イザ機構のシンクロナイザハブ140等をインプットシ
ャフト10に嵌装した後、サブアセンブリ状態にあり、
ニードルベアリング40及びハイギアアセンブリ20を
外嵌させたハイギアスリーブ50をインプットシャフト
10の一端10bから、シンクロナイザハブ140のハ
ブ他端面140bにハイギアスリーブ50の第1のフラ
ンジ部50bが当接する位置に圧入・嵌合させる。そし
て、インプットシャフト10の係止溝10jにスナップ
リング60を嵌合・係止させる。これにより、ハイギア
スリーブ50はもはや軸方向には移動出来なくなる。
次いで、スペーサ23をその一端面23aをハイギアス
リーブ50のフランジ部50cに当接させてインプット
シャフト10に嵌装させた後、リアベアリング24をス
ペーサ23の他端面23cに当接する位置に圧入・嵌合
させ、ロッキングナット26をインプットシャフト10
の一端10bに螺着させ、インプットシャフト10の段
部(第7図の第2の段部10eに対応する段部)とロッ
キングナット26間にシンクロナイザハブ140、ハイ
ギアスリーブ50、スペーサ23及びリアベアリング2
4を締め付け・固定する。
尚、上述の実施例において、第二規制部材としてスナッ
プリング60を使用したが、本考案はこれに限定されず
第4図に示す一対のコッタ61,61を使用するように
してもよい。
又、スペーサ23は特に設ける必要がなく、このスペー
サ23に代えて、第5図及び第6図に示すリアベアリン
グ(第一規制部材)24を使用するようにしてもスナッ
プリング60、又はコッタ61の脱落を防止することが
出来る。
即ち、第5図に示すリアベアリング24のインナレース
240はハイギアスリーブ50側に延出しており、該延
出端にフランジ部240aが形成される。フランジ部2
40aは第1図に示すスペーサ23と略同じ厚みを有
し、リアベアリング24の外径はアウタレース241の
外径より僅かに小さい。フランジ部240aのハイギア
スリーブ50側端面240bにはその内周縁に沿って環
状段部240cが切欠・形成され、インナレース240
がインプットシャフト10に嵌合されたとき、環状段部
240cとフランジ部50cとで画成される空間にスナ
ップリング60が収容される。
フランジ部240aの外周面にオイルスリンガ36が固
着される。オイルスリンガ36はフランジ部240aの
外周面に形成された段部に嵌合する円筒状部36aとリ
ング状円板部36bとからなり、円板部36bの内周縁
側は前記円筒状部36a側に膨出して該円筒状部36a
端に接続されている。そして、円板部36bはリアベア
リング24のアウタレース241の端面より僅かに離間
し、インプットシャフト10の軸線に対して垂直に,ア
ウタレース241の前記端面に対向するように配されて
いる。
このように、インナレース240を延出してインナレー
スと第1図のスペーサ23とを一体化させるとインナレ
ース240の軸長が長くなり、リアベアリング24の圧
入荷重を増加させることができ、その分インプットシャ
フト10の剛性を高め、インプットシャフト10の撓み
量を小さくすることが出来る。
第6図のリアベアリング24のインナレース242はハ
イギアスリーブ50′側に前記スナップリング60の板
厚より僅かに長く延出される。そして、ハイギアスリー
ブ50′のフランジ部50′cは第1図に示すハイギア
スリーブ50のフランジ部50cより厚めに形成され、
リアベアリング24側の端面外周縁に沿って段部50′
dが切欠・形成される。前記インナレース242の延出
端面242aにはその内周縁に沿って環状段部242c
が切欠・形成され、インナレース242がインプットシ
ャフト10に嵌合されたとき、環状段部242cとハイ
ギアスリーブ50′のフランジ部50′cとで画成され
る空間にスナップリング60が収容される。
一方、第6図に示すオイルスリンガ37はハイギアスリ
ーブ50の段部50′dに取り付けられる。オイルスリ
ンガ37はリアベアリング24のアウタレース243端
面と僅かに間隔を存してインプットシャフト10の軸線
に対して垂直に、アウタレース243の端面に対向する
ように配されたリング状の円板からなり、リング状円板
の内周縁側内半部は段部50′dの外形形状に整合する
ように、断面形状略C字状に膨出しており、潤滑油をリ
アベアリング24のボール転動面に案内している。
上述の実施例では本考案を歯車変速装置のインプットシ
ャフトに適用したものを例に説明したが本考案はこれに
限定されず、アウトプットシャフト、インタメディエー
トシャフト等にも適用可能である。
(考案の効果) 以上詳述したように、本考案の歯車変速装置に依れば、
スピードギアをシャフトに対して回転自在に支持するベ
アリング装置と、スピードギアの、シンクロナイザ機構
とは反対側端面に当接されるフランジ部が形成されると
共に、ベアリング装置を保持してシャフトに外嵌される
スリーブ部材と、フランジ部に当接され、スリーブ部材
の軸方向移動を規制する第一規制部材と、シャフトに形
成された溝部に係合され、スリーブ部材のシンクロナイ
ザ機構とは反対側端面に当接してスリーブ部材の軸方向
移動を規制する第二規制部材とを備えると共に、第一規
制部材により第二規制部材の外周側を被覆するようにし
たので、また、必要に応じ、第一規制部材を、シャフト
の一端をケーシングに対して回転自在に支持するシャフ
ト支持用ベアリングに一体的に形成させるようにしたの
で、通常はスピードギアに掛かるスラスト力を、スリー
ブ部材及び第二規制部材(リアベアリングを含む)を介
してケーシングで受け持たせることができ、磨耗により
シャフト嵌装部材間の当たり面に隙間が生じたとして
も、第二規制部材によりスリーブ部材の移動が阻止され
るために、スピードギアは正規の位置に保持することが
でき、確実にギアシフトを行なうことができる。また、
第二規制部材の外周を第一規制部材により覆っているた
め、第二規制部材の脱落を防止することができ、更に、
第一規制部材が第二規制部材の脱落防止機能を兼ねてい
るために、特別に脱落防止部材を設ける必要がないとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の第1の実施例を示し、第1
図は本考案に係る歯車変速装置のインプットシャフトの
要部拡大断面図、第2図は第1図示すニードルベアリン
グ40の分解斜視図、第3図は第1図の矢線III−IIIに
沿う断面図、第4図は第1の実施例において係止部材と
して使用されるスナップリングに代えてコッタを使用し
た場合の、第3図に類似の断面図、第5図は本考案の第
2の実施例を示し、歯車変速装置のインプットシャフト
の要部拡大断面図、第6図は本考案の第3の実施例を示
し、歯車変速装置のインプットシャフトの要部拡大断面
図、第7図は従来の歯車変速装置のイップットシャフト
の部分断面図である。 10…インプットシャフト、10b…一端、10e…段
部、10j…係止溝、14…シンクロナイザ機構、14
0…シンクロナイザハブ、20…ハイギアアセンブリ、
23…スペーサ(第一規制手段)、23b…段部、24
…リアベアリング(第一規制手段)、24a,240,
242…インナレース、240c,242c…段部、2
6…ロッキングナット(ロッキング部材)、35,3
6,37…オイルスリンガ、40…分割型ニードルベア
リング(ベアリング手段)、50…ハイギアスリーブ、
60…スナップリング(第二規制手段)、61…コッタ
(第二規制手段)。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャフト上に嵌合されたシンクロナイザ機
    構と該シンクロナイザ機構に隣接配置されたスピードギ
    アとを備えた歯車変速装置において、 前記スピードギアを前記シャフトに対して回転自在に支
    持するベアリング装置と、 前記スピードギアの、前記シンクロナイザ機構とは反対
    側端面に当接されるフランジ部が形成されると共に、前
    記ベアリング装置を保持して前記シャフトに外嵌される
    スリーブ部材と、 前記フランジ部に当接され、前記スリーブ部材の軸方向
    移動を規制する第一規制部材と、 前記シャフトに形成された溝部に係合され、前記スリー
    ブ部材の前記シンクロナイザ機構とは反対側端面に当接
    して前記スリーブ部材の軸方向移動を規制する第二規制
    部材と を備えると共に、 前記第一規制部材により前記第二規制部材の外周側を被
    覆した ことを特徴とする歯車変速装置。
  2. 【請求項2】前記第一規制部材は、前記シャフトの一端
    をケーシングに対して回転自在に支持するシャフト支持
    用ベアリングに一体的に形成されていることを特徴とす
    る、実用新案登録請求の範囲第1項記載の歯車変速装
    置。
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