JPH06133485A - スピンドルモータ - Google Patents

スピンドルモータ

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Publication number
JPH06133485A
JPH06133485A JP9873892A JP9873892A JPH06133485A JP H06133485 A JPH06133485 A JP H06133485A JP 9873892 A JP9873892 A JP 9873892A JP 9873892 A JP9873892 A JP 9873892A JP H06133485 A JPH06133485 A JP H06133485A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spindle motor
hole
housing member
motor
cutting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9873892A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Takemura
芳博 竹村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NAGANO NIPPON DENSAN KK
NIHON DENSAN NAGANO KK
Original Assignee
NAGANO NIPPON DENSAN KK
NIHON DENSAN NAGANO KK
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Publication date
Application filed by NAGANO NIPPON DENSAN KK, NIHON DENSAN NAGANO KK filed Critical NAGANO NIPPON DENSAN KK
Priority to JP9873892A priority Critical patent/JPH06133485A/ja
Publication of JPH06133485A publication Critical patent/JPH06133485A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 載置面の切削加工時に切削粉がその内部に入
り込まない構造を有するスピンドルモータを提供する。 【構成】 ハウジング部材1とハブ部材2とから成るス
ピンドルモータにおいて、該ハウジング部材1の一部に
は貫通孔3が形成され、かかる貫通孔3はハブ部材2の
仕上げ加工時に吸引孔として作用し、モータ完成後貫通
孔3が閉塞されることを特徴とするスピンドルモータ。 【効果】 切削粉のスピンドルモータ内部への侵入を防
止することができ、スピンドルモータ製造の歩留まりが
向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータのハード
ディスク等の記録部材を回転駆動するためのスピンドル
モータに関する。
【0002】
【従来の技術】スピンドルモータにおけるハードディス
ク等の記録部材が載る載置面は、データの読み取りエラ
ーを防止するために高精度の平坦さが要求されている。
そのため、かかる載置面はスピンドルモータの組立後
に、旋盤にて切削することで高精度の平坦仕上げ(所謂
仕上げ加工)を行っている。切削の際には、切削粉の発
生は避けることができない。かかる切削粉が飛散し、ス
ピンドルモータの僅かな空隙からその内部に入り込む
と、スピンドルモータの回転の際に切削粉がその回転部
分と擦れ合ってスピンドルモータの回転に支障を来し、
正確な回転数が得られなかったり、回転軸が偏心したり
する等の不都合がしばしば生ずる。
【0003】そこで、切削粉が飛散してスピンドルモー
タの内部に入り込むことを防止するために、例えば、特
開平3−251339号公報に開示されているスピンド
ルモータ切削加工用装置が提案され実用に供されてい
る。かかる加工用装置では、切削粉飛散防止用のカバー
装置が用いられている。また、載置面の切削の際に、切
削部分を真空吸引して切削粉を取り除く方法も用いられ
ている。
【0004】しかし、単に真空吸引するのみでは、スピ
ンドルモータの内部に外部と通ずる部分がないので、空
気の流通がほとんどなく切削粉が十分に吸引されず、そ
の結果、切削粉がスピンドルモータ内部に入り込むこと
を完全に防止することはできない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記問題点に鑑み、本
発明は載置面の切削加工時に切削粉がその内部に入り込
むのを防止することができるスピンドルモータを提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
本発明のスピンドルモータは、ハウジング部材とこのハ
ウジングに対して相対的に回転自在であるハブ部材とか
ら成るスピンドルモータにおいて、ハウジング部材の一
部には貫通孔が形成され、この貫通孔はハブ部材の仕上
げ加工時に吸引孔として作用し、モータ完成後この貫通
孔が閉塞されることを特徴とする。
【0007】
【作用】スピンドルモータのハウジング部材の一部に貫
通孔が形成されているので、切削粉を吸引する際にモー
タの内部から外部への空気の流通路が確保され、切削粉
を効率よく吸引せしめることが可能となり、切削粉が飛
散してスピンドルモータ内部に入り込むことが防止され
る。この貫通孔はモータ完成後閉塞されるので、通常使
用時におけるコンタミネーションの発生が防止される。
【0008】
【実施例】以下、実施例を示す図面に基づいて本発明を
詳細に説明する。図2は、本発明に係るスピンドルモー
タを示す。図示のスピンドルモータはハウジング部材1
と、該ハウジング部材1に対して相対的に回転自在であ
るハブ部材2と、該ハブ部材2の外周部に固着されるロ
ータ4を備えている。ハウジング部材1は略円形状のハ
ウジング本体11を有し、このハウジング本体11の外
周部には実質上垂直上方に伸びる円筒壁部5が設けられ
ており、該円筒壁部5は、ロータ4を取り囲むように配
置されている。円筒壁部5の上端部には半径方向外方に
延びるフランジ12が設けられており、かかるフランジ
12が駆動装置のフレーム(図示せず)に取付けられ
る。従って、ロータ4とハウジング部材1の円筒壁部5
との間には半径方向に僅かな空隙6が存在している。
【0009】ハブ部材2のフランジ13の上面はハード
ディスク等の記録部材(図示せず)を載せるための載置
面7であり、該載置面7は上述のように仕上げ切削加工
によって高精度の平坦仕上げがなされている。載置面7
の切削加工によって発生した切削粉は、飛散してロータ
4とハウジング部材1の円筒壁部5との間の空隙6から
モータの内部に入り込むおそれがあるが、本発明のスピ
ンドルモータでは後述する如くして防止される。ハウジ
ング部材1の内周部には支持壁部14が設けられてお
り、またハブ部材1には軸部15が一体に設けられてお
り、かかる軸部15が一対の軸受16及び17を介して
支持壁部14に回転自在に支持されている。
【0010】ハブ部材2の外周部にはロータ4が取付け
られており、このロータ4の内周面に環状のロータマグ
ネット18が取付けられている。ロータマグネット18
に対向してステータ19が配設され、ステータ19はハ
ウジング部材1の支持壁部14の外周面に装着されてい
る。
【0011】スピンドルモータの組立時には、仕上げ加
工は図1に示す通り行なわれる。即ち、ハウジング部材
1とハブ部材2の空隙6の開口近傍に吸引用ノズル8が
位置付けられ、このノズル8は真空吸引手段9に接続さ
れている。かく構成することにより、真空吸引手段9が
作用すると貫通孔3及び空隙6を通ってノズル8に至る
空気の流れが生じ、仕上げ加工時に発生する切削粉等は
この空気流に乗ってノズル8に回収され、切削粉等の飛
散が防止される。
【0012】実施例においては、貫通孔3はハウジング
部材1の一部に設けられている。貫通孔3は、真空吸引
手段9によって切削粉が最も効率よく吸引され得るよう
な径にすることが好ましく、該径は必要に応じて適宜調
節し得る。また、貫通孔3の数も真空吸引手段9の吸引
能力等を考慮して適宜決定し得るものであるが、実際上
は数個設ければ十分である。
【0013】貫通孔3は、スピンドルモータの製造工程
において各部材を組み立てる前に穿孔しておくことが好
ましい。スピンドルモータ組み立て後に穿孔したので
は、穿孔による切削粉がスピンドルモータ内部に入り込
んでしまい、しかもモータの回転軸に誤差が生じて回転
軸線が偏心するおそれがあるからである。
【0014】別の態様によれば、切削加工の際に真空吸
引手段9と共に、貫通孔3を通してスピンドルモータ外
面からスピンドルモータ内部に向かって空気をブローし
てもよい。スピンドルモータ内部に積極的に空気を送り
込むことで、切削粉の侵入を防止すると共に、切削粉の
吸引効率を更に向上せしめ得るからである。ブローする
空気は、エアフィルター等によって塵や埃を除去した清
浄なものを使用することが好ましい。スピンドルモータ
内部に塵や埃が付着・蓄積することを防止するためであ
る。
【0015】また、本発明のスピンドルモータでは、切
削加工終了後に、貫通孔3からスピンドルモータ内部に
塵や埃が侵入することを防止するために、接着剤21を
用いて貫通孔が塞がれる。従って、駆動装置に組込んだ
際にコンタミネーションの発生が確実に防止される。
【0016】
【発明の効果】本発明のスピンドルモータでは、貫通孔
を通して空気を吸引するので、モータの内部から外部に
至る空気の流れが生じ、切削粉のスピンドルモータ内部
への侵入を防止することができ、スピンドルモータ製造
の歩留まりが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスピンドルモータを示す図である。
【符号の説明】
1 ハウジング部材 2 ハブ部材 3 貫通孔 4 ロータ 5 円筒壁部 6 空隙 7 載置面 9 真空吸引手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】本発明のスピンドルモータの1実施例を示す
立時の断面図である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図2
【補正方法】追加
【補正内容】
【図2】本発明のスピンドルモータの1実施例を示す組
立完了時の断面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング部材(1)と該ハウジング部
    材(1)に対して相対的に回転自在であるハブ部材
    (2)とから成るスピンドルモータにおいて、該ハウジ
    ング部材(1)の一部には貫通孔(3)が形成され、か
    かる貫通孔(3)はハブ部材(2)の仕上げ加工時に吸
    引孔として作用し、モータ完成後該貫通孔(3)が閉塞
    されることを特徴とするスピンドルモータ。
JP9873892A 1992-03-24 1992-03-24 スピンドルモータ Withdrawn JPH06133485A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9873892A JPH06133485A (ja) 1992-03-24 1992-03-24 スピンドルモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9873892A JPH06133485A (ja) 1992-03-24 1992-03-24 スピンドルモータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06133485A true JPH06133485A (ja) 1994-05-13

Family

ID=14227841

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9873892A Withdrawn JPH06133485A (ja) 1992-03-24 1992-03-24 スピンドルモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06133485A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012050212A (ja) * 2010-08-26 2012-03-08 Alphana Technology Co Ltd 回転機器の製造方法及び回転機器

Cited By (1)

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990608