JPH06133070A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JPH06133070A
JPH06133070A JP4277192A JP27719292A JPH06133070A JP H06133070 A JPH06133070 A JP H06133070A JP 4277192 A JP4277192 A JP 4277192A JP 27719292 A JP27719292 A JP 27719292A JP H06133070 A JPH06133070 A JP H06133070A
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JP
Japan
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line
communication
data communication
telephone set
telephone
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Pending
Application number
JP4277192A
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English (en)
Inventor
Toshinori Taniguchi
利典 谷口
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通信端末装置がデータ通信中であっても、利
用者が同じ回線に接続されている電話機を使用しようと
して受話器を上げた場合にはデータ通信を即座に中断し
て回線使用権を電話機に譲るといった制御を行い、利用
者が電話機の使用に制限を感じる事がないような通信端
末装置を提供する事を目的とする。 【構成】 NCUにループ電流を検出するためのフォト
カップラと電話機側への供給電源を持ち、電話機の受話
器が架台から上げられた際に生じるループ電流をフォト
カップラで検知することで利用者が電話機を使用しよう
としている事を知り、即座にデータ通信を中断して利用
者が問題なく電話機を使用できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、公衆あるいは専用回線
に接続される通信端末装置に係り、特に電話機と回線を
共用する通信端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電話機と回線を共用して使用する
通信端末装置、例えばファクシミリ装置などにおいて
は、ファクシミリ装置のデータ通信時における通信デー
タの信頼性を確保するため、予め通信前に電話機の回線
への接続を切断しておいて、ファクシミリ装置のデータ
通信時に利用者により電話機の受話器を架台より上げら
れてもデータ通信には何ら影響のないようにするといっ
た制御を行うことが一般的であった。図6には通信端末
装置と電話機が同一の回線を共有する際の接続形態を示
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな制御を行うと、通信端末装置のデータ通信中は電話
機が全く使用できない事になり、前記例のファクシミリ
装置のように予め利用者が明確な意図をもってデータ通
信を開始するような装置の場合は、データ通信中電話機
が使用できなくてもさほど問題とはならないが、通信端
末装置が自身で自動的にデータ通信を開始するような通
信端末装置であった場合には、利用者がデータ通信中と
知らずに電話機を使用しようとしても通信中で電話機が
使用できず、なおかつデータ通信が終了するまで電話機
の使用を待たされてしまうという非常に不便な状況に陥
ってしまう問題があった。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、通信端末装置がデータ通信中で
あっても、利用者が同じ回線に接続されている電話機を
使用しようとして受話器を架台より上げた場合には、そ
れを検知しデータ通信を即座に中断して回線使用権を電
話機に譲ることにより、利用者が電話機の使用に制限を
感じる事がないような通信端末装置を提供する事を目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の通信端末装置は、図1に示すように、デジタ
ルデータ信号を、公衆あるいは専用回線を介して伝送で
きるアナログ信号に変換する変復調機能部と回線に接続
するために所定の一連の制御を行う網接続機能部とを有
する通信制御手段と、前記通信制御手段を制御して回線
を介して他の装置とデータ通信を行う機能を有する中央
制御手段とを備えた通信端末装置であって、前記通信制
御手段の網接続機能部に、同一回線に併設された電話機
の受話器が架台から上げられたかどうかを検知する検知
手段と、データ通信中に併設の電話機の受話器が架台よ
り上げられたことが前記検知手段により検知されたらデ
ータ通信を中断して前記電話機を回線に接続する接続手
段とを備えることを特徴とする。
【0006】
【作用】上記の構成を有する本発明の通信端末装置にお
いて、中央制御手段は回線を介して他の装置とデータ通
信を行うために、通信制御手段との間で他の装置と送受
信するデータを授受する制御を行うが、通信制御手段の
網接続機能部の検知手段が同一回線に併設された電話機
の受話器が架台から上げられたことを検知すると、接続
手段は、通信制御手段によるデータ通信を中断し電話機
に回線接続を切り替える。
【0007】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。ここでは、データ通信機能を備えた
カラオケ装置において実施した実施例について詳細に説
明する。
【0008】図2は本装置の機能ブロック構成である。
同図において、CPU10には、プログラムを格納した
ROM13とRAM14とが接続され、これらが本発明
の中央制御手段に該当する。またこのCPU10には、
音楽データおよび歌詞データなどを記憶した大容量の記
憶装置であるハードディスク19、利用者が種々の操作
を入力するキーパネル12、歌詞などの情報をCRT2
1に表示する映像表示部20、変復調機能部と網接続制
能部とを有する送受信部11がそれぞれ接続されてい
る。この送受信部11が、本発明の通信制御手段に該当
する。更に、CPU10には、インターフェース15を
介して楽音合成部16が接続され、更にその楽音合成部
16には、アンプ17を介してスピーカ18が接続され
ており、前記楽音合成部16は一般的にシンセサイザと
呼ばれるもので構成されている。
【0009】本装置の基本的な動作を以下に説明する。
CPU10はROM13に格納されたプログラムに従い
制御を実行し、様々な制御の処理のワーク用としてRA
M14を使用する。利用者は希望する曲の入力をキーパ
ネル12を操作して行い、CPU10はその情報をキー
パネル12より知る事が出来る。CPU10は入力され
た曲の音楽データと歌詞データをハードディスク19よ
り読み出して、インターフェース15を経由して楽音合
成部16に転送する。この音楽データの形式はMIDI
と呼ばれる形式にのっとったもので、一般に広く用いら
れているものである。楽音合成部16は、MIDIのデ
ータに従い所定の音色で所定の音階の音声信号を生成
し、出力する機能を有する。この音声信号は、アンプ1
7により増幅されてスピーカ18から放音される。
【0010】一方、CPU10はハードディスク19か
ら読み出した歌詞データをROM13にあるフォント情
報を基にビットマップに展開し、その展開されたビット
マップデータを映像表示部20に転送する。映像表示部
20はビットマップデータをTV21に表示できるよう
に同期信号や、色・輝度信号を生成し映像信号(NTSC)と
してTV21に出力する。
【0011】上記のような一連の制御をCPU10が行
うことでスピーカ18より音楽演奏が流れ、TV21に
歌詞が表示されるので、本装置がカラオケ装置としての
機能を実現する事が可能になる。
【0012】このカラオケ装置は、新曲のデータや新た
に機能強化されたプログラムなどを公衆または専用回線
30を介してホストコンピュータ40から配信された
り、歌われた曲の集計結果や、何か不具合が発生したと
きのトラブル情報などをホストコンピュータ40に送信
したりする機能を持っており、その主たる制御を行うの
が送受信部11である。
【0013】この送受信部11は、図5に示すように回
線に接続する際所定の一連の手続きを行う網接続機能
部、一般的にNCU50と呼ばれる部分と、デジタルデ
ータを回線が伝送できるアナログ信号に変換するための
変復調機能部、これは一般的にモデム60と呼ばれる部
分とからで構成されている。
【0014】次に、図3を参照して送受信部11の詳細
を説明する。
【0015】即ち、送受信部11の端子L1、L2は回
線に、また端子T1、T2は併設の電話機にそれぞれ接
続されている。NCU50内には、CPU10により切
り替え制御される2つのリレー、CMLリレー51とE
XTTリレー52がある。CMLリレー51は、回線を
モデム60すなわち本カラオケ装置と併設の電話機との
何れかを回線に接続するためのものである。一方EXT
Tリレー52は、電話機を回線と検出用の供給電源54
との何れかに接続するためのものである。図3に示され
ているCMLリレー51およびEXTTリレー52の状
態は、本カラオケ装置がデータ通信を行っていない時で
通常の状態を示している。この時、CMLリレー51は
外付け電話機側に、EXTTリレー52は回線側にそれ
ぞれ接続状態になっているので、外付け電話機が直接回
線に接続されており、利用者は自由に電話機を使用でき
る。
【0016】また、端子T2とEXTTリレー52との
間には、フォトカップラ53が配置されており、そのフ
ォトカップラ53の出力は、CPU10に入力され、利
用者が受話器を架台から上げたか否かを検知する。即
ち、本カラオケ装置がデータ通信中は、CMLリレー5
1により回線を外付け電話機側からモデム60に接続を
切り替え、EXTTリレー52により外付け電話機を検
出用供給電源54側に接続を切り替える。そうすると外
付け電話機に供給電源54に相当する電圧が印加され
る。電話機の受話器が架台から上げられてないときはそ
のままであるが、利用者が受話器を架台から上げると電
話機内のフックスイッチが接続状態になり、その結果、
供給電源54−>EXTTリレー52−>T1−>外付
け電話機−>T2−>フォトカップラ53−>EXTT
リレー52−>グランドという経路でループ電流が流れ
る。
【0017】このループ電流はフォトカップラ53によ
り検知され、CPU10に入力される。CPU10はホ
ストコンピュータ40との通信中は並行してこのフォト
カップラ53の状態を常時監視していて、もし受話器が
上げられた事を検知したら即座に、これは利用者に不便
さを感じさせないためには少なくとも1〜2秒以内が望
ましいが、データ通信を中断しCMLリレー51を外付
け電話機側へ、EXTTリレー52を回線側に切り替え
て外付け電話機の回線への接続を回復させて利用者が電
話機を使用できるようにする。
【0018】以上のように構成されたデータ通信機能を
備えたカラオケ装置において、図4を参照してその動作
について説明する。
【0019】通常、CMLリレー51は外付け電話機側
に、EXTTリレー52は回線側にそれぞれ接続されて
いるので、外付け電話機が直接回線に接続されており、
利用者は自由に電話機を使用できる。
【0020】本カラオケ装置がデータ通信を開始しよう
とする際には(ST1)、CPU10は先ずCMLリレ
ー51を外付け電話機側からモデム60に接続を切り替
え(ST2)、電話機と回線の接続を切断する。この際
同時に、CPU10はEXTTリレー52を検出用供給
電源54側に切り替える(ST3)。その後,NCU5
0を制御して所定の回線接続制御を行わせ(ST4)、
ホストコンピュータ40と接続が完了すると(ST
5)、モデム60を用いて新曲データや演奏状況などの
デジタルデータをホストコンピュータ40との間でやり
とりを開始する(ST7、ST8)。
【0021】このホストコンピュータ40との通信中に
おいて、CPU10は並行してフォトカップラ53の状
態を常時監視していて、もし受話器が上げられた事を検
知したら(ST6、YES)、即座に、データ通信を中
断し(ST9)、CMLリレー51を外付け電話機側へ
(ST10)、EXTTリレー52を回線側に切り替え
て外付け電話機の回線への接続を回復させて利用者が電
話機を使用できるようにする(ST11)。
【0022】通常の通信端末装置、例えばファクシミリ
装置などでは利用者が通信を開始しようとしてその装置
を操作して通信を開始するので、その間併設されている
電話機が使用できなくても利用者は分かっている事なの
でさして不便を感じないかもしれないが、通信端末装置
というのは常に利用者の操作で通信を開始するわけでは
ない。
【0023】それは例えば、特開平4−168861号
公報に示すように定例業務を処理するためにカラオケ装
置自身が、例えば毎日午後11時にホストコンピュータ
40との間でデータ通信を行おうとして、CPU10は
NCU50を制御して回線接続を行いホストコンピュー
タ40を発呼し、ホストコンピュータ40と接続が完了
したらモデム60を使用してデジタルデータをホストコ
ンピュータ40との間で送受信を開始するといった事も
有り得る。つまり利用者が知らない間にカラオケ装置が
通信を開始するのである。もしこの際このカラオケ装置
が、データ通信中は併設された電話機の回線との接続を
切断するだけのみの制御しか行わないとすると、その間
は利用者は電話機を全く使用できなくなる。利用者は何
時カラオケ装置がデータ通信を行うのか知らないので、
電話機を使用しようをして受話器を架台から上げて初め
てデータ通信中なので電話機を使用できない事を知る事
になり非常に不便さを感じるのは当然である。
【0024】本実施例では、以上のような一連のCPU
10の制御により、本装置がデータ通信中でも同一の回
線に併設された電話機を利用者が利用しようとして受話
器を架台から上げたならばデータ通信を即座に中断し
て、回線を電話機に接続して電話機を使用することがで
き、上述した不便さを解消することができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明の通信端末装置によれば、通信端末装置がデータ通
信中であっても、利用者が電話機を使用しようとして受
話器を上げた場合には、自身のデータ通信を即座に中断
して回線を電話機に接続するといった制御を行う事でい
つでも利用者が電話機を使用できるので、利用者が電話
機の使用に制限を感じる事がないような通信端末装置を
提供する事が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の構成を示すブロック図である。
【図2】図2は本発明の実施例であるカラオケ装置の構
成を示すブロック図である。
【図3】図3は受話器が架台から上げられたかを検出す
る回路の概略図である。
【図4】図4はCPUの動作を示すフロー図である。
【図5】図5は送受信部の構成を示した図である。
【図6】図6は電話機と通信端末装置が同一回線を共有
する際の接続形態を示した図である。
【符号の説明】
10 CPU 11 送受信部 13 ROM 14 RAM 30 公衆または専用回線 50 NCU 60 モデム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタルデータ信号を、公衆あるいは専
    用回線を介して伝送できるアナログ信号に変換する変復
    調機能部と、回線に接続するために所定の一連の制御を
    行う網接続機能部とを有する通信制御手段と、 前記通信制御手段を制御して回線を介して他の装置とデ
    ータ通信を行う機能を有する中央制御手段とを備えた通
    信端末装置において、 前記通信制御手段の網接続機能部に、同一回線に併設さ
    れた電話機の受話器が架台から上げられたかどうかを検
    知する検知手段と、データ通信中に併設の電話機の受話
    器が架台より上げられたことが前記検知手段により検知
    されたらデータ通信を中断して前記電話機を回線に接続
    する接続手段とを備えることを特徴とする通信端末装
    置。
JP4277192A 1992-10-15 1992-10-15 通信端末装置 Pending JPH06133070A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4277192A JPH06133070A (ja) 1992-10-15 1992-10-15 通信端末装置

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JP4277192A JPH06133070A (ja) 1992-10-15 1992-10-15 通信端末装置

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JPH06133070A true JPH06133070A (ja) 1994-05-13

Family

ID=17580094

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JP4277192A Pending JPH06133070A (ja) 1992-10-15 1992-10-15 通信端末装置

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JP (1) JPH06133070A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10327258A (ja) * 1997-05-23 1998-12-08 Fujitsu Ltd 通信システム及び通信方法
JP2008054266A (ja) * 2006-08-28 2008-03-06 Naka Denshi Kk 電話回線強制割込み装置

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