JPH06132853A - 位相等化方式、周波数等化方式及びこれらを用いた通信方式 - Google Patents

位相等化方式、周波数等化方式及びこれらを用いた通信方式

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JPH06132853A
JPH06132853A JP4277207A JP27720792A JPH06132853A JP H06132853 A JPH06132853 A JP H06132853A JP 4277207 A JP4277207 A JP 4277207A JP 27720792 A JP27720792 A JP 27720792A JP H06132853 A JPH06132853 A JP H06132853A
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Stereo-Broadcasting Methods (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 送信機、伝送路、受信機等によって生じる位
相特性や周波数特性を自動補正する。 【構成】 送信機10から直交変調信号を送信する際、
そのキャリアのピークと同期した等化パルスを併せて送
信する。受信機12は、直交変調信号を受信してそのキ
ャリア及び等化パルスタイミングを検出する。等化パル
ス遅延補正回路38は、検出したキャリアと等化パルス
タイミングの差に基づき直交サンプリングクロックを生
成し位相検波回路30及び32に供給する。誤差検出回
路40は、等化パルスタイミング検出回路36によって
検出される等化パルスの周波数特性を等化パルスパター
ンテーブル42上のデータと参照して周波数特性を検出
し、デジタル等化フィルタ28の特性を変化させる。位
相検波回路30の出力は誤差検出回路40にフィードバ
ックされる。位相検波回路32の出力は、漏れ低減のた
め誤差検出回路40に供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話回線、無線回線、
光通信回線等を利用して直交変調方式による通信を行う
方式に関し、特に送信系、伝送系及び受信系を含め特性
を自動補正する等化方式に関する。
【0002】
【従来の技術】有線又は無線により直交変調信号を伝送
させる場合、信号品質の低下を防ぐためには十分な伝送
帯域が必要とされる。しかし、通常は、伝送帯域の不足
に加え、周波数特性や位相特性が平坦でない等、良好品
質での信号伝送を阻害する要因が存在する。特に、ステ
レオ信号を伝送しようとする場合、伝送帯域の周波数特
性や位相特性が悪いと、左右チャネルの分離度、各チャ
ネルの周波数特性や位相特性等に、大きな影響が発生す
る。
【0003】伝送される信号の品質を向上させる手法と
しては、従来、送信機及び受信機の特性を厳重に管理す
ると共に、装置や伝送路の特性に応じて特性を補正した
信号を送受信する手法があった。すなわち、送信側にお
いて信号の特性を補正したり、受信側において信号の特
性を補正したり、あるいは両者を組み合わせるといった
手法が用いられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような手
法により伝送信号品質の向上を図る場合、新たにいくつ
かの問題点が生じてしまう。例えば、送信機や受信機の
特性をその限界近くまで使用する場合、機器の調整が困
難である。また、送信機と若干特性が異なる受信機を使
用すると、一般には、良好な伝送信号品質を確保できな
い。
【0005】本発明は、このような問題点を解決するこ
とを課題としてなされたものであり、送信機、伝送路及
び受信機の特性により生じる信号の歪等を自動補正する
ことにより、送信機や受信機の特性を機器の調整なしに
その限界近くまで使用可能とし、また、送信機と異なる
特性の受信機を用いた場合等にも良好な信号品質を得る
ことができるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本願出願人は、次のような位相等化方式、周
波数等化方式及び通信方式を提案する。
【0007】まず、本発明の位相等化方式は、送信側で
は、キャリアと同期した等化信号を送信し、受信側で
は、キャリアと等化信号の時間差を検出し、検出結果を
送信時の時間差と比較し、送信時の時間位置となるよう
キャリアに対する等化信号の時間位置を比較結果に応じ
て補正し、補正結果に基づき直交変調信号の位相検波を
行うことを特徴とする。
【0008】次に、本発明の周波数等化方式は、送信側
では、所定の周波数特性を有する等化信号を直交変調し
て送信し、受信側では、位相検波出力に含まれる等化信
号の周波数特性を前記所定の周波数特性と比較し、両者
の差が十分小さくなるよう、比較結果に基づき位相検波
回路前段に配置されたフィルタの周波数特性を変更設定
することを特徴とする。
【0009】さらに、本発明の通信方式は、本発明の位
相等化方式及び周波数等化方式を単一の等化信号により
実現したことを特徴とする。すなわち、送信側では、所
定の周波数特性を有する等化信号を直交変調信号のうち
少なくとも1個のチャネルに重畳させかつキャリアに同
期させて送信し、受信側では、キャリアと等化信号の時
間差を検出し、検出結果を送信時の時間差と比較し、送
信時の時間位置となるようキャリアに対する等化信号の
時間位置を比較結果に応じて補正し、補正結果に基づき
直交変調信号の位相検波を行う一方で、位相検波出力に
含まれる等化信号の周波数特性を前記所定の周波数特性
と比較し、両者の差が十分小さくなるよう、比較結果に
基づき位相検波回路前段に配置されたフィルタの周波数
特性を変更設定することを特徴とする。
【0010】そして、本発明の通信方式は、さらに、送
信側では、等化信号を直交変調信号のうち1個のチャネ
ルのみにより伝送させ、受信側では、位相検波出力のう
ち送信側において等化信号が重畳されていないチャネル
に係る位相検波出力への等化信号の漏れが十分小さくな
るよう、位相検波回路前段に配置されたフィルタの周波
数特性を変更設定することを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明の位相等化方式においては、送信側から
キャリアと同期した等化信号が送信される。受信側で
は、送信される直交変調信号のキャリアと等化信号の時
間差が検出され、検出結果が送信時の時間差と比較され
る。受信側では、キャリアに対する等化信号の時間位置
が、送信時の時間位置となるよう比較結果に応じて補正
され、補正結果に基づき直交変調信号の位相検波が行わ
れる。従って、送信機、伝送路、受信機等の特性により
発生する位相特性が、検出されるキャリアと等化信号の
時間位置に基づき等化されることとなる。その際、送信
機や受信機等の機器の調整が必要とされない。また、受
信側における位相等化処理が、送信側特性と独立してい
るため、送信機と異なる特性の受信機を用いた場合等に
も良好な信号品質が得られる。
【0012】次に、本発明の周波数等化方式において
は、所定の周波数特性を有する等化信号が直交変調さ
れ、送信される。受信側では、受信された直交変調信号
が位相検波回路により位相検波される。この位相検波回
路には、周波数特性が変更設定可能なフィルタが前置さ
れている。本発明においては、このフィルタ及び位相検
波回路を含むフィードバックループが構成される。すな
わち、受信側においては、位相検波出力に含まれる等化
信号の周波数特性が前記所定の周波数特性と比較され、
両者の差が十分小さくなるよう、比較結果に基づきフィ
ルタの周波数特性が変更設定される。従って、送信機、
伝送路、受信機等の特性により発生する周波数特性が、
フィルタ及び位相検波回路を含むフィードバックループ
により等化されることとなる。その際、送信機や受信機
等の機器の調整が必要とされない。また、受信側におけ
る位相等化処理が、送信側と独立しているため、送信機
と異なる特性の受信機を用いた場合等にも良好な信号品
質が得られる。
【0013】さらに、本発明の通信方式においては、本
発明の位相等化方式及び周波数等化方式が単一の等化信
号により実現される。すなわち、送信側から送信する等
化信号は所定の周波数特性を有する等化信号であり、さ
らにこの等化信号が直交変調信号のうち少なくとも1個
のチャネルに重畳されかつキャリアに同期して送信され
る。受信側では、上述した時間位置補正及びフィルタ特
性の変更設定が行われる。従って、本方式においては、
上述した位相等化方式及び周波数等化方式両者の作用が
単一の等化信号により得られる。
【0014】そして、本発明の通信方式において等化信
号を直交変調信号のうち1個のチャネルにのみ重畳させ
るようにした場合、受信側において、等化信号が重畳さ
れていないチャネルに係る位相検波出力への等化信号の
漏れが十分小さくなるよう、位相検波回路前段に配置さ
れたフィルタの周波数特性が変更設定される。従って、
チャネル間の信号の漏れが低減される。
【0015】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について図面に
基づき説明する。
【0016】図1には、本発明の一実施例に係る通信装
置の構成が示されている。この図に示される装置は、送
信機10と受信機12とを無線接続した構成であり、ス
テレオ信号を直交変調方式により伝送する装置である。
【0017】送信機10は、直交変調回路14、等化パ
ルス発生回路16及び送信部18から構成されている。
【0018】直交変調回路14は、ステレオ伝送時には
L,R各チャネルの信号を直交変調する。また等化期間
中には、等化パルス発生回路16によって生成される等
化パルスを電子スイッチ20を介してキャリアのピーク
タイミングにおいて直交変調し、送信部18に供給す
る。このように、本実施例では等化動作中は、ステレオ
信号をOFFにし、Lチャネルのみにキャリアを同期し
た等化パルスが重畳されることになる。
【0019】送信部18は、直交変調回路14から供給
されるL,R各チャネル信号及び等化パルスを無線周波
数に変換しアンテナ22を介して受信機12に送信す
る。
【0020】なお、等化パルス発生回路16から出力さ
れる等化パルスは、Lチャネルのみに重畳される。
【0021】受信機12は、アンテナ24により送信機
10からの信号を受信して検波する受信及び検波回路2
6を有している。受信及び検波回路26によって得られ
る直交変調信号は、デジタル等化フィルタ28を介して
位相検波回路30及び32に入力される。位相検波回路
30及び32は、それぞれLまたはRチャネルに係る検
波回路である。すなわち、両者はそれぞれSINまたは
COSに係る直交サンプリングクロックにより、直交変
調信号を位相検波して出力する。
【0022】受信及び検波回路26の出力は、キャリア
検出回路34及び等化パルスタイミング検出回路36に
も供給される。キャリア検出回路34は、受信及び検波
回路26から出力される直交変調信号からキャリアを検
出する。また、等化パルスタイミング検出回路36は、
受信及び検波回路26から出力される直交変調信号から
等化パルス、特にそのタイミングを検出する。
【0023】キャリア検出回路34及び等化パルスタイ
ミング検出回路36の後段には、等化パルス遅延補正回
路38が接続されている。等化パルス遅延補正回路38
は、キャリア検出回路34によって検出されたキャリア
のピークタイミングと、等化パルスタイミング検出回路
36によって検出された等化パルスのタイミングとを比
較し、比較結果に基づき直交サンプリングクロックを生
成する。すなわち、直交サンプリングクロックは、送信
機10、アンテナ22と24の間の無線伝送路及び受信
機12による位相特性が補償されるよう、等化パルス遅
延補正回路38によって補正を受ける。この直交サンプ
リングクロックが位相検波回路30及び32に供給さ
れ、各検波回路30及び32による位相検波が実行され
ることにより、位相検波回路30及び32の出力は、位
相等化が施された信号となる。
【0024】また、この実施例においては、等化パルス
タイミング検出回路36の後段に誤差検出回路40が設
けられている。誤差検出回路40は、等化パルスタイミ
ング検出回路36によって検出される等化パルスのタイ
ミング及び位相検波回路30から出力された等化パルス
の周波数特性を、等化パルスパターンテーブル42上に
データとして記憶されている周波数特性(等化パルスパ
ターン)と比較し、その誤差を検出する回路である。本
実施例においては、周波数特性が二乗余弦波形によって
表される等化パルスが等化パルス発生回路16によって
生成されており、等化パルスパターンテーブル42に
も、これに対応して二乗余弦波形の周波数成分がデータ
として記憶されている。誤差検出回路40は、等化パル
スタイミング検出回路36から出力される等化パルスの
周波数特性の誤差を、等化パルスパターンテーブル42
の参照によって検出する回路であり、従って、誤差検出
回路40の検出出力は、送信機10、アンテナ22と2
4の間の無線伝送路及び受信機12によって付与される
周波数特性を表すものとなる。
【0025】誤差検出回路40の後段には、補正回路4
4が接続されている。補正回路44は、誤差検出回路4
0による検出結果に応じて、デジタル等化フィルタ28
の諸係数を設定する回路である。すなわち、この補正回
路44は、誤差検出回路40の出力が十分小さくなるよ
う、すなわち送信機10、アンテナ22と24の間の無
線伝送路及び受信機12による周波数特性が等化される
よう、デジタル等化フィルタ28の周波数特性を設定す
る回路である。前述のように、デジタル等化フィルタ2
8の出力は位相検波回路30及び32に供給されてお
り、等化パルスはLチャネルに係る直交変調信号として
伝送されているから、位相検波回路30の出力信号を誤
差信号として誤差検出回路40にフィードバックするこ
とにより、デジタル等化フィルタ28の特性の変更設定
による周波数等化フィードバックループが形成されるこ
ととなる。
【0026】また、この実施例においては、位相検波回
路32の出力も誤差検出回路40にフィードバックされ
ている。前述のように、等化パルスはLチャネルにのみ
重畳されておりRチャネルには重畳されていないから、
LチャネルからRチャネルへの漏れを、位相検波回路3
2の出力に現れる等化パルスに係る成分として検出する
ことができる。すなわち、誤差検出回路40は、位相検
波回路30の出力を誤差信号としてデジタル等化フィル
タ28の特性を制御するとともに、LチャネルからRチ
ャネルへの漏れが生じないよう、当該デジタル等化フィ
ルタ28を制御する機能を有している。
【0027】従って、本実施例によれば、送信機10及
び受信機12の調整を行うことなく、送信機10、アン
テナ22と24の間の無線伝送路及び受信機12により
発生する周波数及び位相特性を自動的に補正することが
できる。これにより、機器の調整等を行うことなしに、
低歪伝送を実現することができる。更に、単一の送信機
10から複数の受信機12に直交変調信号を送信するよ
うにした場合、各受信機12の性能を有効利用しつつ、
直交変調を低歪伝送することができる。その際、各受信
機12が若干異なる性能であっても構わない。また、そ
の際の伝送路が異なる伝送路であっても、この伝送路の
性能を有効に利用し、低歪伝送を実現することができ
る。
【0028】なお、以上の説明では無線による構成にの
み言及している。しかし、本発明は、有線通信にも適用
し得る。さらに、本発明は光通信にも適用できる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の位相等化
方式によれば、キャリアと同期した等化信号を送信し、
受信側においてキャリアと等化信号の時間差を検出して
等化信号の時間位置を補正した上で、補正結果に基づき
直交変調信号の位相検波を行うようにしたため、送信
機、伝送路、受信機等の特性により発生する位相特性
を、送信側と独立した位相等化処理により送信機や受信
機等の機器の調整なしに等化できる。
【0030】また、本発明の周波数等化方式によれば、
所定の周波数特性を有する等化信号を直交変調して送信
し、送信機、伝送路及び受信機により生じる等化信号の
周波数特性変化を受信側において検出して、位相検波回
路に前置されるフィルタの周波数特性を変更設定するよ
うにしたため、送信機、伝送路、受信機等の特性により
発生する周波数特性を、送信側と独立した周波数等化処
理により送信機や受信機等の機器の調整なしに等化でき
る。
【0031】この結果、本発明によれば、送信機、伝送
路、受信機等の特性、伝送帯域を最も有効に活用して低
歪伝送を実現できる。また、位相等化処理や周波数等化
処理が送信側と独立しているため、送信機と異なる特性
の受信機を用いた場合等にも低歪伝送を実現でき良好な
信号品質が得られる。例えばある送信機から送信した信
号を複数の受信機により受信した場合には各受信機に係
る伝送品質として良好なものを得ることができ、例えば
ある送信機から異なる伝送路を介して複数の受信機に信
号を伝送した場合にも各受信機に係る伝送品質として良
好なものを得ることができる。
【0032】さらに、本発明の通信方式によれば、本発
明の位相等化方式及び周波数等化方式を単一の等化信号
により実現でき、両方式の効果を共に得ることができ
る。
【0033】そして、等化信号を直交変調信号のうち1
個のチャネルにのみ重畳させ、等化信号が重畳されてい
ないチャネルに係る位相検波出力への等化信号の漏れが
十分小さくなるよう、位相検波回路前段に配置されたフ
ィルタの周波数特性を変更設定するようにしたため、上
記各効果と共に、チャネル間の信号の漏れの低減という
効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る通信システムの回路構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 送信機 12 受信機 14 直交変調回路 16 等化パルス発生回路 18 送信部 20 電子スイッチ 22,24 アンテナ 26 受信及び検波回路 28 デジタル等化フィルタ 30,32 位相検波回路 34 キャリア検出回路 36 等化パルスタイミング検出回路 38 等化パルス遅延補正回路 40 誤差検出回路 42 等化パルスパターンテーブル 44 補正回路 SIN,COS 直交サンプリングクロック

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側から直交変調信号を送信し、受信
    側では送信される信号を位相検波する通信方式におい
    て、 送信側では、直交変調信号のキャリアと同期した等化信
    号を送信し、 受信側では、キャリアと等化信号の時間差を検出し、検
    出結果を送信時の時間差と比較し、送信時の時間位置と
    なるようキャリアに対する等化信号の時間位置を比較結
    果に応じて補正し、補正結果に基づき直交変調信号の位
    相検波を行うことを特徴とする位相等化方式。
  2. 【請求項2】 送信側から直交変調信号を送信し、受信
    側では送信される信号を位相検波回路により位相検波出
    力する通信方式において、 送信側では、所定の周波数特性を有する等化信号を直交
    変調して送信し、 受信側では、位相検波出力に含まれる等化信号の周波数
    特性を前記所定の周波数特性と比較し、両者の差が十分
    小さくなるよう、比較結果に基づき位相検波回路前段に
    配置されたフィルタの周波数特性を変更設定することを
    特徴とする周波数等化方式。
  3. 【請求項3】 送信側からステレオ直交変調信号を送信
    し、受信側では送信される信号を位相検波回路により位
    相検波出力する通信方式において、 送信側では、所定の周波数特性を有する等化信号を直交
    変調信号のうち少なくとも1個のチャネルに重畳させか
    つキャリアと同期させて送信し、 受信側では、 キャリアと等化信号の時間差を検出し、検出結果を送信
    時の時間差と比較し、送信時の時間位置となるようキャ
    リアに対する等化信号の時間位置を比較結果に応じて補
    正し、補正結果に基づき直交変調信号の位相検波を行う
    一方で、 位相検波出力に含まれる等化信号の周波数特性を前記所
    定の周波数特性と比較し、両者の差が十分小さくなるよ
    う、比較結果に基づき位相検波回路前段に配置されたフ
    ィルタの周波数特性を変更設定することを特徴とする通
    信方式。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の通信方式において、 送信側では、等化信号を直交変調信号のうち1個のチャ
    ネルのみにより伝送させ、 受信側では、位相検波出力のうち送信側において等化信
    号が重畳されていないチャネルに係る位相検波出力への
    等化信号の漏れが十分小さくなるよう、位相検波回路前
    段に配置されたフィルタの周波数特性を変更設定するこ
    とを特徴とする通信方式。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0296168B1 (en) * 1986-03-11 1993-05-05 EASTMAN KODAK COMPANY (a New Jersey corporation) Electrophotographic color proofing apparatus and method
KR100340412B1 (ko) * 1999-12-21 2002-06-12 이형도 고속 무선랜의 주파수오차 미세 보상방법
KR100340413B1 (ko) * 1999-12-21 2002-06-12 이형도 고속 무선랜의 주파수오차 초기 보상방법

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KR100340413B1 (ko) * 1999-12-21 2002-06-12 이형도 고속 무선랜의 주파수오차 초기 보상방법

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