JPH061326Y2 - 木工用サンディングホイール - Google Patents

木工用サンディングホイール

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JPH061326Y2
JPH061326Y2 JP4131490U JP4131490U JPH061326Y2 JP H061326 Y2 JPH061326 Y2 JP H061326Y2 JP 4131490 U JP4131490 U JP 4131490U JP 4131490 U JP4131490 U JP 4131490U JP H061326 Y2 JPH061326 Y2 JP H061326Y2
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JP
Japan
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segment
sanding
attached
rotating body
work
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功 庄田
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功 庄田
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、木工用サンディングホイールの改良に関する
ものである。
<従来の技術> 面取り加工したワークWは、その外周をサンディング加
工する。サンダー装着61は、第6図に示すように高速
回転しつつ移動する回転軸62へ、サンディング面に見
合った形のサンディングホイール63を取付け、このサ
ンディングホイール63をワークWの外周に沿って移動
させる。サンディングホイール63は、サンディング面
が、ワークWの外周成形面になじむこと、適度の弾性を
有すること、研摩布が取替可能なこと等が必要とされて
いる。
<考案が解決しようとした課題> しかし、従来のサンディングホイール63は、その外周
形状が第6図に示すようにワークWのサンディング面6
4に合う形状となっている。このため、サンディングホ
イール63の上部彎曲面631と下部彎曲面632と
が、ワークWのそれぞれの対応面へ密着しないとか、サ
ンディングホイールの成形面へ研磨布がなじまないと
か、あるいはホイールの弾性体が遠心力等により変形し
て、ワークへ密着せず、結果としてサンディングむらや
部分的にサンディングできない部分が生ずるとかの欠点
がある。
第6図において、65はクロスコラム66のクロスレー
ル67に沿って左右する左右シレー。68は左右シレー
65前面の上下レール69に沿って昇降する上下シレ
ー。70は上下シレー68に取付けたサンディングヘッ
ドで、この回転軸が前記したサンディングホイール63
を取付ける回転軸62である。71はワークWを載置し
て移動するテーブルである。
<課題を解決するための手段> 本考案は、前記の欠点を解消しようとするもので、つぎ
のように構成する。
1.ワークの上面をサンディングする上部セグメント
と、ワークの下面をサンディングする下部セグメントと
を、回転体の外周へ、交互で且つ上下方向へ調整自在に
取付けてなる木工用サンディングホイール。
2.上部セグメントの下端を回転体へ俯動可能に枢着
し、上端には該セグメントを前方へ押すスプリングを装
着し、下部セグメントは上端を回転体へ迎動可能に枢着
し、下端には該セグメントを前方へ押すスプリングを装
着してなる請求項1項記載の木工用サンディングホイー
ル。
3.上下のセグメントの表面へ弾性体を介して研磨布を
取替え可能に接着してなる請求項1項又は2項記載の木
工用サンディングホイール。
<実施例> 以下に本考案の実施例を図面に基いて説明する。第1〜
2図に示すように中央に回転軸1を嵌入する軸穴2を有
する八角形の回転体3を設け、その外周へ研磨布4を接
着するセグメント5を複数個取付ける。セグメント5
は、ワーク例えば板材6の外端上面をサンディングする
上部セグメント7と、下部をサンディングする下部セグ
メント8とよりなり、両者を交互に回転体3の外周へ取
付ける。
セグメント7、8は、回転体3に取付ける取付板9と、
研磨布4を接着する弾性体としてのパット10とよりな
る。取付板9は、背面上下方向へ突条11を設け、この
突条11を回転体3の外周上下方向にあけた縦溝12へ
嵌合し、締付ネジ13により取付板9を締付けて、これ
を回転体3へ固定する。取付板9の締付ネジ13用の孔
14は上下方向に長孔として、取付板9の締付位置を上
下方向へ調整可能とする。取付板9は、上部セグメント
7、下部セグメント8に共通とする。
取付板9の前面へ研磨布4を接着するパット10を固着
する。パット10は、適宜の弾性体にて形成し、その形
状を上部セグメント7と、下部セグメント8とでかえ
る。上部セグメント7のパット10は側面視 状とし、その上部彎曲面(ア)の形状をサンディングする
板材6の外端部上面(イ)に合う形とする。パット10
は、硬質のスポンジもしくは多孔性ゴムとし、その硬度
はサンディング目的に応じて適宜変える。パット10の
表面に研磨布4を接着して、摩耗もしくは目詰りした
ら、新品と交換可能とする。パット10の上方に逃げ防
止板101を取付ける。
下部セグメント8のパット15は、側面視 状に形成し、その下部彎曲面(ウ)の形状を、板材6の外
端部上面(イ)につづくコーナ部(エ)に合う形状とする。
下部セグメント8のパット15の表面にも上部セグメン
ト7と同様に研磨布4を交換可能に接着する。パット1
5の下方に逃げ防止板151を取付ける。
このような上部セグメント7と、下部セグメント8を回
転体3の外周に交互に取付ける。回転体3を高速回転し
て研磨布4に板材6の外端を当接させれば、上下のセグ
メント7、8が交互に板材4と接する。このため、板材
6の外端部の上面(イ)は、上面セグメント7で、外端の
コーナ部(エ)は下部セグメント8でサンディングされ
る。このように、上下のセグメント7、8が合体した形
となって、板材6をサンディングするから、板材6の外
端部全面を均一にサンディングすることとなる。
上下のパット10、15の研磨布4が、板材6のそれぞ
れのサンディング面へ十分に接しないときは、締付ネジ
13をゆるめ、上下のセグメント7、8を上下して密着
するように調整する。
第3〜4図は、他の実施例を示す。回転体3へ取付ける
取付板を第1実施例のようにボルト締めする代わりに、
上部セグメント16の取付板17の下端を水平方向のピ
ン18により、このピンを中心として前面下方へ傾く
(俯動する)ように枢着する。上端には取付板17を前
へ押すスプリング19を設ける。20は取付板17の傾
きを制限するストッパネジである。
下部セグメント21は、逆に取付板17の上端を水平方
向のピン18により、前面上方へ傾く(迎動)ように枢
着し、下端には取付板17を前へ押すスプリング19
と、ストッパネジ20とを設ける。22、23は、スト
ッパネジ20を取付けるための上下のキャップである。
他部分は第1実施例と同様とする。
このように上部セグメント16は、下端のピン18を中
心として前面下方へ傾くので、研磨布4は板材6の外端
部の上面(イ)へほぼ直角に当る。また、下部セグメント
21は、上端のピン18を中心として前面上方へ傾くの
で、板材6の外端コーナ部(エ)へほぼ直角に当る。この
ため、サンディングは均等に効率よく行われる。
最後にパット10、15の作り方を説明する。まず、第
5図(ア)に示すように回転体3の取付板9へ上部セグメ
ント7のパット10となる角形の大スポンジ24と、下
部セグメント8のパット15となる角形の小スポンジ2
5とを交互に固着する。ワークWの外端面加工部へ研磨
布26を貼付し、これを回転する上記スポンジ24、2
5へ押付ける。スポンジ24、25は、研磨布26によ
り削られ、第5図(ア)で仮想線にて示すように変形す
る。
ここで、一旦小スポンジ25を、その取付板9と共に回
転体3から外し、大スポンジ24だけとする。そして第
5図(イ)に示すように平板27の先端へ研磨布28を貼
付したものを準備し、これを大スポンジ24の下部へ押
付ける。この押付けにより、大スポンジ24は下当り部
29が削られて、側面視 状となる。成形できたら、仕上げとして角部分などを手
直しする。
つぎに大スポンジ24を外し、先に外した小スポンジ2
5を取付板9と共に取付ける。先の平板27を取付けた
小スポンジ25の上部へ押付けて、上当り部30を削
る。側面視 状となったら、大スポンジ24と同様に、仕上げとして
角部分などを手直しする。上記の作業がすんだら、第5
図(エ)のように先に外した大スポンジ24を取付ける。
これでパット10、15が出来上る。なお、スポンジ2
4、25の大きさは、ワークWの形状により適度なもの
を選ぶ。
<考案の効果> 本考案は上記のように、ワークの上面をサンディングす
る上部セグメントと、下面をサンディングする下部セグ
メントとに分割し、両者を回転体の外周へ交互で、且つ
上下方向へ調整自在に取付けた。
このため、上下のセグメントをそれぞれ上下方向へ調整
できるので、ワークの上面と下面へピッタリと当接でき
るため、適格なサンディング加工ができる。
また、他の実施例では上下のセグメントを、それぞれ俯
動、迎動可能としたので、ワークの上面と下面へほぼ直
角に当接できる。このため、一層均等で且つ効率的にサ
ンディングできる効果が生ずる。
また、上下の各セグメントには、適宜の弾性体を介して
研磨布を接着するので、研磨布をワーク表面へ密着で
き、且つ必要に応じて研磨布を新品と容易に交換でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す正面図、第2図は同
平面図、第3図は第2実施例を示す正面図、第4図は同
平面図、第5図はパットの作り方を示す説明図、第6図
はサンダ装置と従来のサンディングホイールを示す正面
図である。 3−回転体 4−研磨布 7−上部セグメント 8−下部セグメント 10−パット 15−パット 16−上部セグメント 19−スプリング 21−下部セグメント W−ワーク

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワークの上面をサンディングする上部セグ
    メントと、ワークの下面をサンディングする下部セグメ
    ントとを、回転体の外周へ、交互で且つ上下方向へ調整
    自在に取付けてなる木工用サンディングホイール。
  2. 【請求項2】上部セグメントの下端を回転体へ俯動可能
    に枢着し、上端には該セグメントを前方へ押すスプリン
    グを装着し、下部セグメントは上端を回転体へ迎動可能
    に枢着し、下端には該セグメントを前方へ押すスプリン
    グを装着してなる請求項1項記載の木工用サンディング
    ホイール。
  3. 【請求項3】上下のセグメントの表面へ弾性体を介して
    研摩布を取替え可能に接着してなる請求項1項又は2項
    記載の木工用サンディングホイール。
JP4131490U 1990-04-17 1990-04-17 木工用サンディングホイール Expired - Lifetime JPH061326Y2 (ja)

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JP4131490U JPH061326Y2 (ja) 1990-04-17 1990-04-17 木工用サンディングホイール

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Publication Number Publication Date
JPH03130364U JPH03130364U (ja) 1991-12-27
JPH061326Y2 true JPH061326Y2 (ja) 1994-01-12

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ID=31551875

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JP4131490U Expired - Lifetime JPH061326Y2 (ja) 1990-04-17 1990-04-17 木工用サンディングホイール

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