JPH06132332A - 半導体封止金型 - Google Patents
半導体封止金型Info
- Publication number
- JPH06132332A JPH06132332A JP27864692A JP27864692A JPH06132332A JP H06132332 A JPH06132332 A JP H06132332A JP 27864692 A JP27864692 A JP 27864692A JP 27864692 A JP27864692 A JP 27864692A JP H06132332 A JPH06132332 A JP H06132332A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- cavity
- mold
- air
- pot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/02—Transfer moulding, i.e. transferring the required volume of moulding material by a plunger from a "shot" cavity into a mould cavity
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 溶融樹脂をランナーを経由してキャビティに
供給し成形する樹脂成形金型において、ポットと樹脂の
隙間に存在する空気の巻き込みによる成形品内のボイド
の発生を防止すること。 【構成】 カル部4にガス抜き8および樹脂ダマリ9を
設けることにより、空気を巻き込んだ樹脂をガス抜き8
を介して樹脂ダマリ9に閉じ込めることで、キャビティ
7内に空気が巻き込まれることが抑えられ、ボイドの少
ない成形品を得ることが可能になる。
供給し成形する樹脂成形金型において、ポットと樹脂の
隙間に存在する空気の巻き込みによる成形品内のボイド
の発生を防止すること。 【構成】 カル部4にガス抜き8および樹脂ダマリ9を
設けることにより、空気を巻き込んだ樹脂をガス抜き8
を介して樹脂ダマリ9に閉じ込めることで、キャビティ
7内に空気が巻き込まれることが抑えられ、ボイドの少
ない成形品を得ることが可能になる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体の樹脂封止に用
いられる金型に関するものである。
いられる金型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下に、従来の半導体封止金型について
図面を参照しながら説明する。図2は従来の半導体封止
金型である。まず複数(1つのみ図示)のキャビティ7
と、それぞれ対になったポット1に樹脂を投入する。加
熱されているポット1,プランジャー3およびカル部4
よりの伝熱により、溶融状態になった樹脂2にプランジ
ャー3で圧力をかける。樹脂2はランナー部5,ゲート
6を経てキャビティ7に充填される。キャビティ7内に
充填された樹脂は硬化を開始する。硬化に必要な所定時
間経過後、硬化し成形が完了した製品を取り出す。
図面を参照しながら説明する。図2は従来の半導体封止
金型である。まず複数(1つのみ図示)のキャビティ7
と、それぞれ対になったポット1に樹脂を投入する。加
熱されているポット1,プランジャー3およびカル部4
よりの伝熱により、溶融状態になった樹脂2にプランジ
ャー3で圧力をかける。樹脂2はランナー部5,ゲート
6を経てキャビティ7に充填される。キャビティ7内に
充填された樹脂は硬化を開始する。硬化に必要な所定時
間経過後、硬化し成形が完了した製品を取り出す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、樹脂がプランジャーによってキャビテイ
内に押し込まれる際に、ポットと樹脂の隙間に存在する
空気を巻き込み、成形した樹脂内にボイド(void)が発生
する。また、それぞれのポット内に投入する樹脂の体積
のばらつきにより、それぞれのキャビティにかかる成形
圧が均一にならないという問題を有していた。本発明は
この問題を解決するため、この成形品内のボイドの原因
となる空気を効果的に抜くため、キャビティ内に空気が
巻き込まれずに、ボイドのより少ない半導体封止成形品
を成形する半導体封止金型を提供することを目的とする
ものである。
来の構成では、樹脂がプランジャーによってキャビテイ
内に押し込まれる際に、ポットと樹脂の隙間に存在する
空気を巻き込み、成形した樹脂内にボイド(void)が発生
する。また、それぞれのポット内に投入する樹脂の体積
のばらつきにより、それぞれのキャビティにかかる成形
圧が均一にならないという問題を有していた。本発明は
この問題を解決するため、この成形品内のボイドの原因
となる空気を効果的に抜くため、キャビティ内に空気が
巻き込まれずに、ボイドのより少ない半導体封止成形品
を成形する半導体封止金型を提供することを目的とする
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、成形用樹脂を投入するポットと、このポ
ットに接続されたプランジャーの押圧により樹脂を溶融
するためのすりばち状の形状を有するカル部と、キャビ
ティ内に溶融した樹脂を供給する通路となるランナー部
を持つ半導体封止金型装置において、カル部に連結して
ガス抜きおよび樹脂ダマリを設置したものである。
成するために、成形用樹脂を投入するポットと、このポ
ットに接続されたプランジャーの押圧により樹脂を溶融
するためのすりばち状の形状を有するカル部と、キャビ
ティ内に溶融した樹脂を供給する通路となるランナー部
を持つ半導体封止金型装置において、カル部に連結して
ガス抜きおよび樹脂ダマリを設置したものである。
【0005】
【作用】したがって本発明によれば、カル部にガス抜き
を介して樹脂ダマリを設置しているため、ポットと樹脂
の隙間に存在する空気を溶融した樹脂と共に樹脂ダマリ
に閉じ込めることにより、キャビティ内に空気が巻き込
まれることが抑えられ、内部ボイドの少ない半導体封止
成形品を得ることが可能となる。
を介して樹脂ダマリを設置しているため、ポットと樹脂
の隙間に存在する空気を溶融した樹脂と共に樹脂ダマリ
に閉じ込めることにより、キャビティ内に空気が巻き込
まれることが抑えられ、内部ボイドの少ない半導体封止
成形品を得ることが可能となる。
【0006】
【実施例】本発明の実施例について、以下に図面を参照
しながら説明する。図1は本発明の一実施例における半
導体封止金型である。図1において、1はポット、2は
樹脂、3はプランジャー、4はカル部、5はランナー
部、6はゲート、7はキャビティであって、これらは従
来例と同一番号を付してある。8はガス抜き、9は樹脂
ダマリである。本実施例によれば、空気を巻き込んだ樹
脂がカル部4に連結されたガス抜き8を介して樹脂ダマ
リ9に閉じ込められることで、半導体封止成形品の内部
ボイドを少なくすることが可能となる。
しながら説明する。図1は本発明の一実施例における半
導体封止金型である。図1において、1はポット、2は
樹脂、3はプランジャー、4はカル部、5はランナー
部、6はゲート、7はキャビティであって、これらは従
来例と同一番号を付してある。8はガス抜き、9は樹脂
ダマリである。本実施例によれば、空気を巻き込んだ樹
脂がカル部4に連結されたガス抜き8を介して樹脂ダマ
リ9に閉じ込められることで、半導体封止成形品の内部
ボイドを少なくすることが可能となる。
【0007】
【発明の効果】以上のように本発明は、カル部にガス抜
きおよび樹脂ダマリを設けることにより、キャビティ内
に空気が巻き込まれることが抑えられる。また、それぞ
れの樹脂体積のばらつきによる成形圧の不均一が解消さ
れる等の効果を有する。
きおよび樹脂ダマリを設けることにより、キャビティ内
に空気が巻き込まれることが抑えられる。また、それぞ
れの樹脂体積のばらつきによる成形圧の不均一が解消さ
れる等の効果を有する。
【図1】本発明の一実施例における半導体封止金型であ
る。
る。
【図2】従来の半導体封止金型である。
1…ポット、 2…樹脂、 3…プランジャー、 4…
カル部、 5…ランナー部、 6…ゲート、 7…キャ
ビティ、 8…ガス抜き、 9…樹脂ダマリ
カル部、 5…ランナー部、 6…ゲート、 7…キャ
ビティ、 8…ガス抜き、 9…樹脂ダマリ
Claims (1)
- 【請求項1】 成形用樹脂を投入する複数のポットと、
この複数のポットにそれぞれ接続されたプランジャーの
押圧により樹脂を溶融するためのすりばち状の形状を有
するカル部と、前記複数のポットにそれぞれ対になった
キャビティ内に溶融した樹脂を供給する通路となるラン
ナー部を持つ樹脂封止金型装置において、前記カル部に
連結してガス抜きおよび樹脂ダマリを設置したことを特
徴とする半導体封止金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27864692A JPH06132332A (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 半導体封止金型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27864692A JPH06132332A (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 半導体封止金型 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06132332A true JPH06132332A (ja) | 1994-05-13 |
Family
ID=17600185
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27864692A Pending JPH06132332A (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 半導体封止金型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06132332A (ja) |
-
1992
- 1992-10-16 JP JP27864692A patent/JPH06132332A/ja active Pending
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