JPH06131812A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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JPH06131812A
JPH06131812A JP4280014A JP28001492A JPH06131812A JP H06131812 A JPH06131812 A JP H06131812A JP 4280014 A JP4280014 A JP 4280014A JP 28001492 A JP28001492 A JP 28001492A JP H06131812 A JPH06131812 A JP H06131812A
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JP
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clock
magnetic disk
magnetic
recording
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JP4280014A
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Hiroaki Yada
博昭 矢田
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】高精度のデータ存在点クロックを効率良く得る
と共に、大記憶容量かつ高信頼性の磁気ディスク装置を
提供する。 【構成】磁気ディスク18上に、放射状に連続したユニ
ークパターン20及び磁気クロックパターン19を設
け、その間にデータセグメント21を設ける。記録及び
再生のモードでは、パターン20,19の再生信号をク
ロック生成回路28に供給し、パターン19に同期した
データ存在点クロックCKdを形成し、このクロックC
Kdを使用して、再生時のデータ検出、あるいは記録時
のデータセグメント21へのデータ記録をする。高精度
なクロックCKdを効率よく得ることができ、またクロ
ック精度に起因するビットデータ検出エラー発生頻度が
小さく、磁気ディスク装置の高信頼性化を図ることがで
き、さらにクロック成分保持のためのチャネル符号化が
不要になり、ディスク面上の有効記録情報量が増大す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばハードディス
クドライブなどの磁気ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の磁気ディスク装置の一例
を示している。図4において、1はデータを記録する磁
気ディスク、2は磁気ヘッド、3は記録再生切換スイッ
チである。磁気ディスク1の面上には同心円状の記録ト
ラックがあり、各記録トラックは複数のセクタ4に分割
されている。
【0003】セクタ4は、ひとまとまりのデータを記録
するデータ領域5と、その直前に設けられ簡単な繰り返
し信号が記録されたプリアンブル領域6からなってい
る。
【0004】これらデータ領域5およびプリアンブル領
域6にデータ等を記録するために、チャネル符号用エン
コーダ14と記録アンプ13からなる記録回路系が構成
されている。エンコーダ14には水晶発振器15より記
録データDwのビットクロックが供給されている。
【0005】1つのセクタ4は、磁気ディスク1の回転
とは同期しない独立した固定クロックに従って、一括し
て記録される。よって、異なるセクタ4間では磁気ディ
スク1の面上の記録磁化パターンの位相はそろっていな
い。そのため、セクタ4間にはジッタを許容するための
ギャップ7が設けられている。
【0006】また、磁気ヘッド2の再生信号から再生デ
ータDrを得るために、再生アンプ8、等化器9、セル
フクロッキング用PLL10、データ検出器11、チャ
ネル符号用デコーダ12からなる再生回路系が構成され
ている。
【0007】一般に、ディジタル磁気記録再生装置にお
いて再生信号からデータを検出するためには、データ存
在点を示すクロックCKdが必要である。図4の例で
は、データ存在点クロックCKdをデータ再生信号その
ものから得る、いわゆるセルフクロッキング方式が用い
られている。あるセクタ4のデータを検出するために
は、まずプリアンブル領域6の再生信号にセルフクロッ
キング用PLL10を同期させ、その同期確立後にデー
タ領域5の再生信号を用いながら同期を維持する。
【0008】ところで、最近の磁気ディスク装置におい
ては、線記録密度向上のためにチャネル変復調方式とし
てパーシャルレスポンスチャネル(以下、「PRチャネ
ル」という)が用いられている。PRチャネルには種々
のクラスがある(「Kabel P.and Pasupathy S.,"Partia
l-Response Signaling," IEEE Transaction on Communi
cations, Vol.COM-23, No.9, Sept.1975」参照)。
【0009】その中でも、PR(1,0,-1)(クラスIV、PR-I
V4、PR4とも表現する)は、ディジタル磁気記録に適
し、さらにビタビ復号法と組み合わせることにより、線
密度を向上させると同時にエラーレート改善も図ること
ができる(「Kobayashi H.,"Application of Probablis
tic Decoding to Digital Magnetic Recording System
s," IBM J.Res.Develop, Vol.15, pp.65-74,July.197
0」参照)。
【0010】図4において、等化器9の特性を調整する
ことにより、磁気ディスク1と磁気ヘッド2からなるデ
ィジタル磁気記録再生チャネルをPR(1,0,-1)チャネルに
することができる。
【0011】ところが、PR(1,0,-1)チャネル出力波形に
基づくセルフクロッキングは容易ではない。図5は、PR
(1,0,-1)チャネルのアイパターンである。再生波形から
クロック情報を抽出する方法としてゼロ交差点を検出す
る方法がある。しかし、図5から明らかなように、デー
タ存在点位相でのゼロ交差点16の他にも、その逆位相
でのゼロ交差点17が存在し、一意にデータ存在点位相
のみを抽出することは困難である。図6のPR(1,0,-1)チ
ャネル出力波形例からも、同様のことが言える。
【0012】図7は、等化後孤立波形と、そのパワース
ペクトラム密度を示している。後者には、チャネルビッ
トレート(1/Tb)に等しい周波数成分、あるいはその1
/2(1/2Tb)に等しい周波数成分が存在せず、周波数
軸上で見ても上述したセルフクロッキングは容易ではな
い。
【0013】そのため従来では、セルフクロッキング用
PLL10において、まず信号波形からデータを仮検出
し、その結果に従ってクロック情報が含まれる波形部分
のみを抽出してセルフクロッキングを行っていた。また
クロック情報が等化後波形に頻繁に含まれるようにする
ために、記録前に一旦データを2値チャネル符号化して
いた。図4のデコーダ12とおよびエンコーダ14は、
そのための処理回路である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の磁気デ
ィスク装置では、セルフクロッキング方式を用いるため
に、以下のような問題点があった。
【0015】(1)困難なPRチャネル出力波形からの
クロック抽出を行うために、複雑かつ大規模なクロック
再生PLL回路を必要としていた。
【0016】(2)データ内容に依存した再生波形に基
づきクロック生成を行うので、データ存在点クロックの
精度が低く、データ検出時のエラーレート劣化の一因と
なっていた。
【0017】(3)セルフクロッキングを可能にするた
めに、記録データのゼロランレングスを制限するチャネ
ル符号化が必要であり、それにより付加される冗長度
が、ディスク面上の有効記録情報量低下をもたらしてい
た。
【0018】この発明の目的は、上述した問題点を回避
し、高精度のデータ存在点クロックを効率良く得ると共
に、大記憶容量かつ高信頼性の磁気ディスク装置を提供
することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明は、チャネル変
復調方式としてパーシャルレスポンスチャネルを使用
し、データ記録領域と磁気クロックパターン領域とが各
々独立して形成された磁気ディスクと、この磁気ディス
クの磁気クロックパターン領域の再生信号よりデータ存
在点クロックを生成するクロック生成手段と、このクロ
ック生成手段からのデータ存在点クロックに従って上記
磁気ディスクのデータ記録領域の再生信号よりデータ検
出をするデータ検出手段とを備えるものである。
【0020】またこの発明は、チャネル変復調方式とし
てパーシャルレスポンスチャネルを使用し、データ記録
領域と磁気クロックパターン領域とが各々独立して形成
された磁気ディスクと、この磁気ディスクの磁気クロッ
クパターン領域の再生信号よりデータ存在点クロックを
生成するクロック生成手段と、このクロック生成手段か
らのデータ存在点クロックに同期して上記磁気ディスク
のデータ記録領域にデータを記録するデータ記録手段と
を備えるものである。
【0021】
【作用】この発明においては、データ記録領域からの再
生信号、つまりPRチャネル再生信号よりデータ存在点
クロックを生成するものでなく、データ記録領域とは独
立した磁気クロックパターン領域の再生信号よりデータ
存在点クロックを生成するので、高精度のデータ存在点
クロックを得ることが可能となる。そして、このデータ
存在点クロックを使用することで、再生時のデータ検
出、あるいは記録時のデータ記録領域へのデータ記録を
良好に行い得る。
【0022】
【実施例】以下、図1を参照しながら、この発明の一実
施例について説明する。本例においては、チャネル変復
調方式としてパーシャルレスポンスチャネルが使用され
る。
【0023】図1において、磁気ディスク18上には、
データ存在点クロックCKdを生成するため、放射状に
連続した磁気クロックパターン19とユニークパターン
20が設けられ、それらの間にデータ記録領域としての
データセグメント21が設けられる。
【0024】図2は、1つの磁気クロックパターン19
とユニークパターン20の近傍の拡大図と断面図であ
る。エッチング等の方法によって磁性層の一部が除去さ
れ、データセグメント24とは独立したパターンが形成
されている。このパターンを磁気ヘッドによって一方向
に直流磁化(磁化の向きを矢印で図示)することによ
り、磁気クロックパターン19とユニークパターン20
が形成される。
【0025】これらのパターンを磁気ヘッドで再生する
と、パターンの前縁と後縁にて孤立波形が再生される。
ユニークパターン20は、いくつかの磁気パターンのま
とまりであり、それからの再生パルス列は特に正確なク
ロックの助けを借りなくとも容易に検出できる特徴を持
っている。ユニークパターン20は、磁気クロックパタ
ーン19のおおよその存在時刻を知るためにあり、特に
電源投入時などの初期同期確率過程で必要となる。
【0026】磁気クロックパターン22の再生孤立波形
のピークの存在時刻を検出することにより、ディスク回
転に同期したクロック情報が得られる。
【0027】図1に戻って、実施例の全体について説明
する。
【0028】データの記録/再生は磁気ヘッド23によ
り行われ、その動作モード切り換えは記録再生切換スイ
ッチ24で行われる。再生アンプ25、等化器26、デ
ータ検出器27でデータ再生回路系が構成され、データ
検出器27より再生データDrが出力される。
【0029】また、クロック生成回路28ではユニーク
パターン20と磁気クロックパターン19の再生信号か
らディスク回転に同期したデータ存在点クロックCKd
が生成され、このデータ存在点クロックCKdはデータ
検出器27および記録回路系のDフリップフロップ35
に供給される。
【0030】次に、図1と図3を使用して、データ再生
モードにおけるクロック生成動作を説明する。
【0031】図3Aには、ディスク面上の同心円状トラ
ックの一部を直線状に展開したものをトラックパターン
として示している。トラックは、ギャップ22、ユニー
クパターン20、磁気クロックパターン19、ギャップ
22およびデータセグメント21からなるセグメントの
繰り返しにより構成される。
【0032】データ再生モードでは、クロック生成回路
28のタイミング発生器31より出力される記録再生制
御信号SW/Rが常にローレベルであり(図3Jに図
示)、磁気ヘッド23は切換スイッチ24を介して常に
再生アンプ25に接続されている。
【0033】再生アンプ25より出力される再生信号
(図3Bに図示)がクロック生成回路28に供給され、
以下のようにクロック生成動作が行なわれる。すなわ
ち、この再生信号がクロック生成回路28を構成するピ
ーク検出器29に供給されて孤立波形に対応したピーク
検出パルスPpが得られる(図3Cに図示)。この検出
パルスPpはユニークパターン検出器30に供給され
る。ユニークパターン検出器30ではユニークパターン
の存在時刻が検出されてユニークパターン検出パルスP
uが出力され(図3Dに図示)、この検出パルスPuはタ
イミング発生器31に供給される。
【0034】タイミング発生器31は磁気クロックパタ
ーン19の存在間隔を周期とし、データ存在点クロック
CKdに同期して動作するシーケンサであり、その内部
状態は検出パルスPuが入力される毎に初期化される。
このタイミング発生器31よりクロックゲートパルスP
gが発生され(図3Eに図示)、このゲートパルスPgと
上述したピーク検出器29からの検出パルスPpはアン
ド回路32に供給され、このアンド回路32よりクロッ
クパターン検出パルスPcが出力される(図3Fに図
示)。この検出パルスPcは、ピーク検出器29からの
ピーク検出パルスPpより磁気クロックパターン19に
対応していない不必要なパルスを除去したものである。
【0035】アンド回路32より出力される検出パルス
PcはPLL33に同期基準信号として供給され、PL
L33では磁気ディスク18の回転むら等によるジッタ
を含む検出パルスPcに同期したデータ存在点クロック
CKdが形成される(図3Gに図示)。このクロックC
Kdはタイミング発生器31に供給されてその内部状態
遷移時刻を与える。また、このクロックCKdは、デー
タ検出器27に供給されて、そのデータ検出時刻が指示
される。
【0036】図3Hは等化器26より出力される等化後
の信号を示しており、データ存在点クロックCKdの時
刻でデータ検出することにより、同図Iに示すように再
生データDrが得られる。
【0037】ここで、データ検出器27はデータ存在点
クロック(ビットクロック)CKdを用いてデータを検
出する一般的なコヒーレント型検出器であるが、特にビ
タビ復号器を用いれば、PRチャネルの特性と相俟って
良好な良エラーレート特性が得られる。
【0038】また、上述したクロック生成過程におい
て、ユニークパターン検出パルスPuは初期同期確立の
ために必要であるが、一旦同期が確立した後は必ずしも
必要ではない。過去のデータ存在点クロックCKdが正
しくディスク面上のトラックの各パターンに同期してお
り、サイクルスリップなどの同期はずれが無ければ、ユ
ニークパターン検出パルスPuによる初期化を行わなく
とも、タイミング発生器31のシーケンサとしての内部
状態は常にディスク回転に同期して遷移する。
【0039】その結果、タイミング発生器31により発
生されるクロックゲートパルスPgは常に正しく磁気ク
ロックパターン19の位置に存在し、クロックパターン
検出が正しく行なわれる。そして、データ存在点クロッ
クCKdは正しくディスク面上の各パターンに同期し続
ける。
【0040】次に、図1と図3を使用して、データ記録
モードにおける動作を説明する。本例において、上述し
たデータ再生モードにおけるデータ検出が正しく動作す
るためには、磁気クロックパターン19にほぼ同期し
て、データセグメント21に記録データDwを記録する
必要がある。
【0041】そのために、データ記録モードにおいて
も、上記データ再生モードで述べたと同じ動作により、
データ存在点クロックを生成する必要がある。まず、タ
イミング発生器31より記録再生制御信号SW/Rが発生
される(図3Kに図示)。この制御信号SW/Rは、磁気
ヘッド23がデータセグメント21に対応する期間はハ
イレベルとなり、それ以外のユニークパターン20と磁
気クロックパターン19に対応する期間はローレベルと
なる。
【0042】制御信号SW/Rがローレベルのときは磁気
ヘッド23が切換スイッチ24を介して再生アンプ25
に接続され、この再生アンプ25よりユニークパターン
20と磁気クロックパターン19の再生信号が出力さ
れ、クロック生成回路28では上述したデータ再生モー
ドと同様にしてデータ存在点クロックCKdが生成され
る。
【0043】ユニークパターン20と磁気クロックパタ
ーン19の期間が過ぎると、タイミング発生器31より
出力される制御信号SW/Rはハイレベルに切り換えら
れ、データセグメント21に対するデータ記録が行われ
る。このとき、切換スイッチ24が切り換えられ、磁気
ヘッド23は記録アンプ34に接続され、記録データD
rがDフリップフロップ35および記録アンプ34を介
して磁気ヘッド23に供給されてデータセグメント21
に記録データDwが記録される。
【0044】1つのデータセグメント長に相当する所定
の時間(データ存在点クロック単位)が経過すると、タ
イミング発生器31より出力される制御信号SW/Rは再
びローレベルになる。これにより、切換スイッチ24が
切り換えられ、再びユニークパターン20および磁気ク
ロックパターン19の再生信号がクロック生成回路28
に供給されてクロック生成が続行される。つまり、デー
タ記録モードにおいても磁気クロックパターン19とデ
ータ存在点クロックCKdの同期が維持される。
【0045】なお、記録再生の切り換え時間(再生アン
プ25や記録アンプ34等の動作の整定に要する時間)
を許容するために、データセグメント21と磁気クロッ
クパターン19の間、およびデータセグメント21とユ
ニークパターン20の間には、ギャップ22を設けてい
る。
【0046】ここで、記録データDwはDフリップフロ
ップ35によりデータ存在点クロックCKdに同期して
記録される。これにより、結果として、磁気クロックパ
ターン19に同期して記録データDwが記録されること
になる。したがって、データ再生モードにおいて、上述
したように磁気クロックパターン19に同期して生成さ
れたデータ存在点クロックCKdを参照することで、正
しくPRチャネルデータが検出されることになる。
【0047】なお、上述実施例においては録再用の磁気
ディスク装置の例を示したが、製造時にデータ記録が行
なわれ、その後の使用時にはデータ再生のみを行う再生
専用磁気ディスク装置にも、この発明は有効である。
【0048】また、上述実施例では、1つの磁気クロッ
クパターン19は、独立して存在する1つの直流磁化パ
ターンであるとしたが、いくつかの磁化パターンのまと
まりであってもよい。
【0049】また、上述実施例では、1つの磁気クロッ
クパターン19あるいは1つのユニークパターン20
は、ディスク面上に放射上に連続して形成されるとした
が、これは各トラック毎あるいは数トラック毎に断続し
て形成されたものであってもよい。
【0050】さらに、上述実施例では、磁気クロックパ
ターン19とユニークパターン20は、エッチングによ
りディスク面上に形成されるとしたが、これは従来の平
坦なメディア上に磁気記録により記録された磁化パター
ンであってもよい。
【0051】
【発明の効果】この発明によれば、ディスク面上でデー
タ領域とは独立して存在する磁気クロックパターン領域
の再生信号に基づいてデータ存在点クロックの生成を行
うので、以下のような効果を得ることができる。
【0052】(1)従来のセルフクロッキング方式と比
較して、クロック生成回路が簡単となる。
【0053】(2)従来と比較して、記録データの内容
に無関係に、常に高精度なクロックが得られるため、ク
ロック精度に起因するビットデータ検出エラー発生頻度
が小さくなり、磁気ディスク装置の高信頼性化を図るこ
とができる。
【0054】(3)従来方式では必須であったクロック
成分保持のためのチャネル符号化が不要になり、ディス
ク面上の有効記録情報量の増大が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】ユニークパターンとクロックパターン近傍の拡
大図と断面図である。
【図3】図1の例におけるデータ再生モードおよびデー
タ記録モードにおける動作タイミングを示す図である。
【図4】従来の磁気ディスク装置の一例を示す構成図で
ある。
【図5】PR(1,0,−1)チャネル出力でのアイパ
ターン例を示す図である。
【図6】PR(1,0,−1)チャネル出力波形例を示
す図である。
【図7】PR(1,0,−1)チャネルにおける等化後
孤立波形と、そのパワースペクトラム密度を示す図であ
る。
【符号の説明】
18 磁気ディスク 19 磁気クロックパターン 20 ユニークパターン 21 データセグメント 22 ギャップ 23 磁気ヘッド 24 記録再生切換スイッチ 25 再生アンプ 26 等化器 27 データ検出器 28 クロック生成回路 29 ピーク検出器 30 ユニークパターン検出器 31 タイミング発生器 32 アンド回路 33 PLL 34 記録アンプ 35 Dフリップフロップ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャネル変復調方式としてパーシャルレ
    スポンスチャネルを使用し、 データ記録領域と磁気クロックパターン領域とが各々独
    立して形成された磁気ディスクと、 この磁気ディスクの磁気クロックパターン領域の再生信
    号よりデータ存在点クロックを生成するクロック生成手
    段と、 このクロック生成手段からのデータ存在点クロックに従
    って上記磁気ディスクのデータ記録領域の再生信号より
    データ検出をするデータ検出手段とを備えることを特徴
    とする磁気ディスク装置。
  2. 【請求項2】 上記データ検出手段はビタビ復号等の最
    尤復号を行なうことを特徴とする請求項1記載の磁気デ
    ィスク装置。
  3. 【請求項3】 チャネル変復調方式としてパーシャルレ
    スポンスチャネルを使用し、 データ記録領域と磁気クロックパターン領域とが各々独
    立して形成された磁気ディスクと、 この磁気ディスクの磁気クロックパターン領域の再生信
    号よりデータ存在点クロックを生成するクロック生成手
    段と、 このクロック生成手段からのデータ存在点クロックに同
    期して上記磁気ディスクのデータ記録領域にデータを記
    録するデータ記録手段とを備えることを特徴とする磁気
    ディスク装置。
  4. 【請求項4】 上記パーシャルレスポンスチャネルがP
    R(1,0,−1)であることを特徴とする請求項1ま
    たは3記載の磁気ディスク装置。
  5. 【請求項5】 上記クロックパターン領域が記録トラッ
    ク上に配置された複数のデータ記録領域の間に存在する
    ことを特徴とする請求項1または3記載の磁気ディスク
    装置。
JP4280014A 1992-10-14 1992-10-19 磁気ディスク装置 Pending JPH06131812A (ja)

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JP4280014A JPH06131812A (ja) 1992-10-19 1992-10-19 磁気ディスク装置
EP93116506A EP0593021B1 (en) 1992-10-14 1993-10-12 Magnetic disk apparatus
DE69321066T DE69321066T2 (de) 1992-10-14 1993-10-12 Magnetplattengerät
KR1019930021165A KR100270855B1 (ko) 1992-10-14 1993-10-13 자기 디스크 장치
US08/471,243 US5828509A (en) 1992-10-14 1995-06-06 Magnetic disk recording and playback apparatus using independently formed recorded pattern sets for clock generation
US08/800,551 US5828510A (en) 1992-10-14 1997-02-18 Magnetic disk recording and playback apparatus using independently formed recorded pattern sets for clock generation
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