JPH04366476A - サーボパターン書き込み装置 - Google Patents

サーボパターン書き込み装置

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Publication number
JPH04366476A
JPH04366476A JP14293191A JP14293191A JPH04366476A JP H04366476 A JPH04366476 A JP H04366476A JP 14293191 A JP14293191 A JP 14293191A JP 14293191 A JP14293191 A JP 14293191A JP H04366476 A JPH04366476 A JP H04366476A
Authority
JP
Japan
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head
reference signal
servo pattern
clock
writing
Prior art date
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Pending
Application number
JP14293191A
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English (en)
Inventor
Yukihiro Dojiro
堂城 行広
Toshikazu Kamikado
俊和 神門
Tsukasa Yoshiura
司 吉浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク装置にお
けるサーボパターン書き込み装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク装置におけるサーボパター
ン書き込み時には、その書き込みの基準になるインデッ
クスパルス、及び一定周波数の基準クロックが必要であ
る。このインデックスパルスと一定周波数の基準クロッ
クは、一般には、ディスク装置のベースにデータのリー
ド/ライト用ヘッドとは別個に取り付けられた2個の固
定ヘッドによって、各々ディスクに書き込まれる。ディ
スクに書き込まれた一定周波数の基準クロックに同期し
てサーボパターンを書き込むことによって、ディスクの
回転変動により隣接トラックとの磁化反転位置がずれる
現象を防ぐことができる。インデックスパルスはディス
ク一回転につき一回出力し、サーボパターン書き込み装
置は、この信号をスタート合図としてサーボパターンを
書き始める。サーボパターンの書き込みは、ディスクに
書き込まれた一定周波数の基準クロックと同期を取って
行なわれる。一定周波数の基準クロックはサーボパター
ンを一定周期で連続的に書き込む為に、一周当りのクロ
ック数が一定値に定められている。この数が合わないと
、サーボパターンの書き始め部と書き終わり部の継目部
分でサーボパターンを復調した位置信号の出力タイミン
グが一定でなくなる。
【0003】一定周波数の基準クロックは、発振器から
発生するクロックを使用して、ディスク一周に継目なく
書き込まれる。このディスクに書き込まれたクロックの
書き始めと書き終わり部分の継目のところで、クロック
の周期が変動すると、この信号を基準に書き込むサーボ
パターンの書き込み周期のタイミングがずれる。また、
この再生信号がPLL回路に送られた場合、クロック周
期が一定でないとPLLの引き込みが不安定になる。前
記一定周波数の基準クロックにおける書き込みクロック
数、継目のクロック周期は、ディスクが回転変動してい
る為に書き込む度に変動する。ゆえに、基準クロックは
、書き込み周波数を調整しながら、その個数が所定の数
になるまで、また、継目の部分のクロック周期が他の部
分のクロック周期と同じになるまで、何度も書き換えな
ければならない。(例えば特開昭63−183667号
公報)インデックスパルスと一定周波数の基準クロック
を書き終えたならば、次に基準クロックとインデックス
パルスを再生してサーボパターン書き込み装置に送る。 サーボパターン書き込み装置では、この送られてきたイ
ンデックスパルスをスタート合図として、ディスクに書
き込まれた基準クロックの再生信号と同期をとり、サー
ボパターンを書き込む。
【0004】以下に従来のサーボパターン書き込み装置
について説明する。図2は従来のサーボパターン書き込
み装置の構成を示すものである。図2において、1は磁
気ディスクであり、2は固定ヘッド、3はデータヘッド
、4はキャリッジ、5は基準信号発生手段、6は発振器
、7は書き込み信号再生アンプ、8は2値化回路、9は
位相同期発振手段、10はインデックスパルス復調手段
、11は基準信号クロック数カウンタ、12は継目部ク
ロック周期測定手段、13はサーボパターン発生手段、
14はヘッド位置検出手段、15はヘッド駆動手段、1
6は中央処理手段、17は固定ヘッド入出力切り換えス
イッチである。
【0005】以上のように構成された基準信号書き込み
装置について、以下その動作について説明する。
【0006】中央処理手段16は、固定ヘッド入出力切
り換えスイッチ17を基準信号発生手段5からの入力側
に設定し、基準信号発生手段5から出力された一定周波
数の書き込み基準信号を、固定ヘッド2を通して、磁気
ディスク1に書き込む。書き込み基準信号の周波数は発
振器6を調整して設定される。この時、書き込む書き込
み基準信号の一部に一周につき一ヶ所インデックスパタ
ーンコードが設けてあり、インデックスパルス復調手段
10において、書き込み基準信号中から、インデックス
パルスが抽出される。
【0007】次に、中央処理手段16は、固定ヘッド入
出力切り換えスイッチ17を固定ヘッド2の再生出力信
号からの入力側に切り換える。磁気ディスク1から固定
ヘッド2によって再生された再生波形は、書き込み信号
再生アンプ7で増幅され、2値化回路8で2値信号に変
換され、インデックスパルス復調手段10、基準信号ク
ロック数カウンタ11、継目部クロック周期測定手段1
2に送られる。インデックスパルス復調手段10では、
再生基準信号中のインデックスパターン部を検出しディ
スク1回転につき一個のパルスを出力する。基準信号ク
ロック数カウンタ11では、インデックスパルス復調手
段10から出力するインデックスパルスをスタート合図
として、一周当りの再生基準信号のクロック数が数えら
れ、その個数が所定のクロック数であるか検証される。 継目部クロック周期測定手段12では、再生基準信号の
書きつなぎ部のクロック周期が測定され、それが所定周
期であるか検証される。ここでは、再生基準信号の一周
当りのクロック数、継目部のクロック周期が所定の値に
なるまで、何度も基準信号の書換えが行なわれる。この
二つの値が両方共所定の値になれば、基準信号の書き込
みを終了する。
【0008】基準信号の書き込みが終了したならば、次
にサーボパターンの書き込みを始める。まず磁気ディス
ク装置外部に設けたヘッド位置検出手段14によってヘ
ッド位置を検出する。ヘッド駆動手段15は中央処理手
段16の指令により、ヘッド位置検出手段14から送ら
れてきた位置情報を使用して、データのリード/ライト
用ヘッドであるデータヘッド3が最内周か最外周に来る
ようにキャリッジ4を移動させる。固定ヘッド2から再
生された信号は、書き込み信号再生アンプ7、2値化回
路8を通り位相同期発振手段9、インデックスパルス復
調手段10に送られる。位相同期手段9では、基準信号
をサーボパターン発生手段13で必要なクロック周期に
定数倍し基準クロックを生成する。インデックスパルス
復調手段10では、インデックスパルスを生成する。基
準クロックとインデックスパルスはサーボパターン発生
手段13に送られる。サーボパターン発生手段13は、
基準クロックと同期をとりサーボパターン信号を生成し
、インデックスパルスをスタート合図としてデータヘッ
ド3によりサーボパターンを磁気ディスク1上に書き込
む。次に中央処理手段16がヘッド駆動手段15に指令
し、キャリッジ4を1トラック分移動させ、同様の操作
によりサーボパターンを書き込む。この操作を繰り返し
、最内周から最外周まで、または、最外周から最内周ま
でサーボパターンを書き込む。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来例の構成では、サーボパターンの書き込み時に、基準
信号を書き込む為の固定ヘッドを用意し、基準信号を書
き込む前にディスク装置の外部から固定ヘッドを装着し
、サーボパターンの書き込みが終了すれば取り外す作業
を行なわなければならない。また、データヘッドのアジ
マス角度がディスク上の位置によって異なる場合、固定
ヘッドから再生された基準信号と同期をとりサーボパタ
ーンを書き込んだとしても、隣接トラックとのインライ
ン性が取れない欠点を有していた。さらにサーボパター
ン書き込み時には、固定ヘッドを装着していないディス
クは固定ヘッドからの基準信号を使用してサーボパター
ンを書くことが可能であるが、固定ヘッドを装着したデ
ィスク面では基準クロックが書かれているトラックには
サーボパターンを書くことができない欠点を有していた
【0010】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、固定ヘッドを使用せずに基準信号を書き込むこと
ができ、またデータヘッドのアジマス角度の傾きによる
、隣接トラックとのパターンずれを防ぐことを可能とし
、さらに基準信号が書き込まれているトラックにサーボ
パターンを書くことができる優れたサーボパターン書き
込み装置を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のサーボパターン書き込み装置は、回転可能な
記録媒体の一面に一個ずつ配置された複数のヘッドと、
前記ヘッドを装着するキャリッジと、前記キャリッジを
移動させるヘッド駆動手段と、前記記録媒体から前記ヘ
ッドで再生する再生基準信号に同期して基準クロックを
生成する位相同期発振手段と、一定周波数のクロックを
生成する発振器と、前記基準クロック、または一定周波
数のクロックのうちいずれかを使用して書き込み基準信
号を発生させる基準信号発生手段と、前記複数のヘッド
のうち第1ヘッドで記録媒体上に書き込み基準信号を書
き込み、前記キャリッジを前記第1ヘッドのヘッド幅以
下の所定の距離移動し、前記第1ヘッドで前記書き込み
基準信号を再生した再生基準信号からさらに新たに書き
込み基準信号を生成し、前記第1ヘッド以外の第2ヘッ
ドで記録媒体上に前記書き込み基準信号を書き込む動作
を制御する中央処理手段を備え、前記動作を繰り返し記
録媒体上全面に書き込み基準信号を書くという構成を備
えたものである。
【0012】また、上記問題点を解決するために本発明
のサーボパターン書き込み装置は、記録媒体の一面に一
個ずつ配置された複数のヘッドと、前記ヘッドを装着す
るキャリッジと、前記キャリッジを移動させるヘッド駆
動手段と、前記記録媒体から再生される再生サーボパタ
ーン信号から一定周波数のクロックを抽出するクロック
抽出手段と、前記一定周波数のクロックに同期して基準
クロックを生成するサーボパターン位相同期発振手段と
、前記基準クロックを使用して書き込みサーボパターン
信号を発生させるサーボパターン発生手段と、前記複数
のヘッドのうち第1のヘッドで前記記録媒体から再生さ
れた再生サーボパターン信号から一定周波数のクロック
を抽出し、前記一定周波数のクロックから新たに基準ク
ロックを生成し、前記基準クロックから生成した書き込
みサーボパターンを前記ヘッド以外の第2ヘッドで前記
記録媒体上に書くことを制御する中央処理手段を備える
という構成を備えたものである。
【0013】
【作用】本発明は上記の様な構成により次のような作用
を有する。すなわち、第1ヘッドで書き込み基準信号を
書き込み、このヘッドをヘッド幅以下の所定の距離移動
し、第1へッドで再生した再生基準信号と同期をとり書
き込み基準信号を第2ヘッドで書き込む操作を第1ヘッ
ドと第2ヘッドの機能を切り換えながら繰り返し、基準
信号を記録媒体全面に書き込み、サーボパターン書き込
み時には、書き込み基準信号を書き込んだヘッドで基準
信号を再生し、その再生基準信号と同期を取りサーボパ
ターンを書き込むため、固定ヘッドの取り付けを省くこ
とができる。またデータヘッドで再生した再生基準信号
と同期をとってサーボパターンを書き込むため、データ
ヘッドのアジマス角度がディスク上の位置によって傾く
場合も隣接トラックとのパターンずれを防ぐことができ
る。
【0014】また、本発明は次のような作用を有する。 すなわち、第1ヘッドで再生した再生サーボパターン信
号から一定周波数のクロックを抽出し、前記一定周波数
のクロックを基準に書き込みサーボパターン信号を生成
し、第2ヘッドで書き込みサーボパターンを書き込むこ
とにより、基準信号がなくとも書き込みサーボパターン
信号を生成することを可能とし、基準信号を書き込んだ
トラックにもサーボパターンを書き込むことができる。
【0015】
【実施例】以下本第一の発明の一実施例のサーボパター
ン書き込み装置について、図面を参照しながら説明する
【0016】図1は本発明の一実施例を示すものである
。図1において、1は磁気ディスクであり、3はデータ
ヘッド、4はキャリッジ、5は基準信号発生手段、6は
発振器、7は書き込み信号再生アンプ、8は2値化回路
、9は位相同期発振手段、10はインデックスパルス復
調手段、11は基準信号クロック数カウンタ、12は継
目部クロック周期測定手段、13はサーボパターン発生
手段、14はヘッド位置検出手段、15はヘッド駆動手
段、16は中央処理手段、18はデータヘッド書き込み
信号切り換えスイッチ、19は基準信号発生手段入力切
り換えスイッチである。
【0017】以上のように構成されたサーボパターン書
き込み装置について、以下その動作を説明する。
【0018】磁気ディスク装置外部に設けたヘッド位置
検出手段14は、データヘッド3の位置を検出しヘッド
駆動手段15に位置情報を送る。ヘッド駆動手段15は
中央処理手段16の指令により、ヘッド位置検出手段1
4から送られてきた位置情報を使用してデータヘッド3
が最外周に来るようにキャリッジ4を移動させる。
【0019】次にデータヘッド3により書き込み基準信
号の書き込みを行なう。中央処理手段16は、データヘ
ッド書き込み信号切り換えスイッチ18を基準信号発生
手段5からの入力側に、基準信号発生手段入力切り換え
スイッチ19を発振器6からの入力側に設定する。一定
周波数の書き込み基準信号は発振器6からのクロックを
使用して生成され、基準信号発生手段5から出力され、
データヘッド3を通して磁気ディスク1に書き込まれる
。書き込み基準信号の周波数は発振器6を調整して設定
される。この時、書き込む一定周波数の書き込み基準信
号の一部に一周につき一ヶ所インデックスパターンコー
ドが設けてあり、インデックスパルス復調手段10にお
いて、再生基準信号中からインデックスパルスが抽出さ
れる。
【0020】インデックスパルスパターンは、図3の様
な構成になっている。一定周波数のクロックがディスク
一周分続いており、その一部にインデックスパルスパタ
ーンが設けられている。”1”、”1”、”1”、”0
”、”0”、”0”のコードがインデックスパルスパタ
ーンである。
【0021】インデックスパルスパターンコードデコー
ド回路の簡単な構成図を図4に示す。2値化された再生
基準信号はシフトレジスタに送られ8ビットのデータに
変換される。8ビットデータはデコーダ回路に送られ各
ビットの値が検証される。Q1=1、Q2=1、Q3=
1、Q4=0、Q5=0、Q6=0、Q7=1、Q8=
0の時インデックスパルスが出力される。
【0022】基準信号の書き込みを終えたなら、先ほど
書き込み基準信号を書き込んだヘッドにより基準信号を
再生する。再生波形は書き込み信号再生アンプ7で増幅
され、2値化回路8で2値信号に変換され、インデック
スパルス復調手段10、基準信号クロック数カウンタ1
1、継目部クロック周期測定手段12に送られる。イン
デックスパルス復調手段10では、基準信号中のインデ
ックスパターン部を検出しディスク1回転につき一個の
パルスを出力する。基準信号クロック数カウンタ11で
は、インデックスパルス復調手段10から出力するイン
デックスパルスをスタート合図として一周当りの再生基
準信号のクロック数を数え、その個数が所定のクロック
数であるか検証する。継目部クロック周期測定手段12
では、再生基準信号の継目部のクロック周期が所定の値
であるか検証する。継目部では図3に示すようにDCイ
レースが発生する。再生基準信号の書き終わりの継ぎ目
部分では、コイルに流れる電流を切断しても少しの間磁
界が残る為このような現象が現われる。継目部クロック
周期測定手段12は図5に示す構造になっている。その
時のタイミングチャートを図6に示す。インデックスパ
ルスが基準信号カウンタに入ると、再生基準信号のクロ
ック数のカウントを始める。カウント数が予め設定した
継目部までの再生基準信号のクロック数に達したら、再
生基準信号と同期をとり基準信号周期カウント許可信号
を基準信号周期カウンタに送る。基準信号周期カウンタ
では、基準信号周期カウント許可信号がlowになって
いる間だけカウンタを動かす。ここで測定されたカウン
タ値が通常の基準信号の周期と同じか、またはその2倍
であるか比較器で検証する。継目部のクロック周期と再
生基準信号の周期の位相が合わないと再生基準信号を位
相同期発振手段9に送った時、位相同期発振手段の位相
同期発振動作が不安定になる。継目部のクロックが再生
基準信号の整数倍ならば位相がずれない。また、位相が
合っていても信号のない区間が続くと位相同期発振手段
の位相同期発振動作が不安定になる。このような理由で
継目部のクロック周期の値は通常の再生基準信号の周期
と同じか、またはその2倍になるように検証される。
【0023】再生基準信号の一周当りのクロック数、継
目部のクロック周期が所定の値になるまで、何度も基準
信号の書き換えが行なわれる。この二つの値が両方共所
定の値になれば、基準信号の書き込みを終了する。
【0024】基準信号の書き込みを終えたなら、中央処
理手段16の指令で、キャリッジ4を内周方向にヘッド
幅の1/2の距離移動させる。その位置で、データヘッ
ド3の1/2の部分により、先ほど書き込んだ基準信号
を再生する。再生波形は、前回と同様に書き込み信号再
生アンプ7で増幅され、2値化回路8で2値信号に変換
され、インデックスパルス復調手段10に送られインデ
ックスパルスを生成する。また2値信号は位相同期発振
手段9に送られ2倍の周波数に定数倍され基準クロック
を生成する。中央処理手段16は基準信号発生手段入力
切り換えスイッチ19を位相同期発振手段からの入力側
に切り換え、基準クロックとインデックスパルスを基準
信号発生手段5に送る。基準信号発生手段5内部では基
準クロックに同期して書き込み基準信号を生成する。中
央処理手段16はデータヘッド書き込み信号切り換えス
イッチ18を基準信号発生手段からの入力側に切り換え
る。書き込み基準信号は、先ほど書き込み基準信号を書
き込んだヘッドとは別のヘッドにより、磁気ディスク1
上にインデックスパルスをスタート合図として書き込ま
れる。この部分の動作を図7に示す。
【0025】次に、中央処理手段16の指令で更にヘッ
ド幅の1/2の距離キャリッジ4を内周方向へ移動させ
、データヘッド3の1/2の部分により先ほど書き込ん
だ基準信号を再生する。前述と同様の操作により書き込
み基準信号を生成し、最初に書き込み基準信号を書き込
んだヘッドにより、磁気ディスク1上にインデックスパ
ルスをスタート合図として書き込み基準信号を書き込む
。これらの一連の操作をヘッドが最内周に来るまで繰り
返し、磁気ディスク1の2面全周に基準信号を書き込む
【0026】さらに、中央処理手段16が別の2組のデ
ータヘッド3を選択し、上記の一連の操作を繰り返すこ
とにより、磁気ディスク1全面全周に基準信号を書き込
むことが可能となる。
【0027】基準信号の書き込みが終了したならば、次
にサーボパターンの書き込みを始める。まず中央処理手
段16がヘッド駆動手段15に指令し、データヘッド3
が最外周に来るようにキャリッジ4を移動させる。基準
信号を書き込んだ二個のデータヘッドのどちらかのヘッ
ドにより基準信号を再生する。再生された基準信号は、
先ほどと同様に再生アンプ7、2値化回路8を通り位相
同期発振手段9、インデックスパルス復調手段10に送
られる。位相同期発振手段9では、基準信号を2倍の周
波数にてい倍し基準クロックを生成する。インデックス
パルス復調手段10ではインデックスパルスを生成する
。基準クロックとインデックスパルスはサーボパターン
発生手段13に送られる。中央処理手段16はデータヘ
ッド書き込み信号切り換えスイッチ18をサーボパター
ン発生手段13からの入力側に切り換える。サーボパタ
ーン発生手段13は、基準クロックと同期をとり書き込
みサーボパターン信号を生成し、基準信号を書き込んだ
ヘッドとは別個のデータヘッド3によりインデックスパ
ルスをスタート合図として書き込みサーボパターンを磁
気ディスク1上に書き込む。次に中央処理手段16はヘ
ッド駆動手段15に指令してキャリッジ4を1トラック
分内周へ移動させ、前述と同様の操作により書き込みサ
ーボパターンを書き込む。この操作をヘッドが最内周ま
で繰り返し、磁気ディスク全面にサーボパターンを書き
込む。
【0028】以下、本発明の第2の実施例のサーボパタ
ーン書き込み装置について、図面を参照しながら説明す
る。
【0029】図8は本発明の一実施例を示すものである
。図8において、1は磁気ディスクであり、3はデータ
ヘッド、4はキャリッジ、7は書き込み信号再生アンプ
、8は2値化回路、13はサーボパターン発生手段、1
4はヘッド位置検出手段、15はヘッド駆動手段、16
は中央処理手段、20はクロック抽出手段、21はサー
ボパターン位相同期発振手段、22はサーボパターンイ
ンデックスパルス復調手段である。
【0030】以上のように構成されたサーボパターン書
き込み装置について、以下その動作を説明する。
【0031】ディスクの一面をサーボ面として使用する
サーボ面サーボ方式の磁気ディスク装置では、固定ヘッ
ドから再生される基準信号を使用してサーボ面にサーボ
パターンを書き込みサーボパターンの書き込みを終了す
るが、全てのディスク面にサーボパターンを書き込むデ
ータ面サーボ方式の磁気ディスク装置では、最後に基準
信号を書き込んだディスク面へのサーボパターンの書き
込みを行なう。
【0032】まず中央処理手段16がヘッド駆動手段1
5に指令し、データヘッド3が最外周に来るようにキャ
リッジ4を移動させる。サーボパターンを書き込んだデ
ータヘッド3により再生サーボパターン信号を再生する
。再生された再生サーボパターン信号は、再生アンプ7
、2値化回路8を通りクロック抽出手段20に送られる
。クロック抽出手段20では図9に示すように、サーボ
セクタ検出の為にサーボパターン中に設定した所定の時
間以上のDCイレースを検出しパルス信号aを生成する
。トラック一周のデータ中にはこのDCイレースより長
い時間のDCイレースが現れないようにしてある。次に
パルス信号aの立ち上がりで極性が反転する信号bを生
成し、サーボパターン位相同期発振手段21に送る。 2値化回路8で生成された2値信号はサーボパターンイ
ンデックスパルス復調手段22にも送られる。サーボパ
ターンインデックスパルス復調手段22では再生サーボ
パターン信号よりインデックスパルスを生成する。イン
デックスパルスを生成する方法を以下に示す。サーボパ
ターンの一部にはインデックスパルスを検出するための
パターンが設定されている。そのパターンは図10に示
すように2種類のものがある。aを1、bを0としてこ
の部分のみデータを抽出する。このデータは基準信号の
インデックスパルス復調手段10で行った方法と同様に
、シリ・パラ変換され比較器で各ビットが所定の値であ
るか検証される。各ビットの値が予め設定した値と一致
すればインデックスパルスを生成する。
【0033】サーボパターン位相同期発振手段21では
、クロック抽出手段20から送られる信号を位相同期発
振手段9で生成した基準クロックと同一の周波数になる
ように定数倍し新たな基準クロックを生成する。インデ
ックスパルスと基準クロックはサーボパターン発生手段
13に送られる。サーボパターン発生手段13内部では
基準クロックに同期して書き込みサーボパターン信号を
生成する。サーボパターンは基準信号の書かれたディス
ク面上のヘッドにより、インデックスパルスをスタート
合図として書き込まれる。
【0034】次に中央処理手段16はヘッド駆動手段1
5に指令してキャリッジ4を1トラック分内周へ移動さ
せ、同様の操作によりサーボパターンを書き込む。この
操作をヘッドが最内周に来るまで繰り返し、基準信号を
書き込んだディスク面にサーボパターンを書き込む。
【0035】このように、上記実施例によれば、固定ヘ
ッドを必要とせずにサーボパターンの書き込みを行い、
固定ヘッドの取り付けを省くことができる。また、デー
タヘッドで再生した基準信号と同期をとってサーボパタ
ーンを書き込むため、データヘッドのアジマス角度がデ
ィスク上の位置によって傾く場合も隣接トラックとのパ
ターンずれを防ぐことができる。さらに基準信号がなく
ともサーボパターン信号から基準信号をつくりサーボパ
ターン信号を生成することを可能とし、基準信号を書き
込んだディスク面にサーボパターンを書き込むことがで
きる。
【0036】
【発明の効果】本発明は第1ヘッドで書き込み基準信号
を書き込み、このヘッドをヘッド幅以下の所定の距離移
動し、第1ヘッドで再生した再生基準信号と同期をとり
前記と同様の書き込み基準信号を第2ヘッドで書き込み
、この操作を第1ヘッドと第2ヘッドの機能を切り換え
ながら繰り返し、基準信号を回転可能な記録媒体全面に
書き込むことによって以下の効果を有する。 (1)固定ヘッドの取り付けを省くことができる。 (2)データヘッドで再生した基準信号と同期をとって
サーボパターンを書き込むため、データヘッドのアジマ
ス角度がディスク上の位置によって傾く場合も隣接トラ
ックとのパターンずれを防ぐことができる。
【0037】また、第1ヘッドで再生したサーボパター
ン信号から一定周波数のクロックを抽出し、この一定周
波数のクロックを基準にサーボパターン信号を生成し、
第2ヘッドでサーボパターンを書き込むことにより、基
準信号を書き込んだトラックにもサーボパターンを書き
込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例におけるサーボパターン
書き込み装置の概略ブロック図
【図2】従来のサーボパターン書き込み装置の概略ブロ
ック図
【図3】基準信号とインデックスパルス復調手段からの
出力信号のタイミングチャート
【図4】インデックスパルスデコード回路の構成図
【図
5】継目部クロック周期測定手段の概略ブロック図
【図
6】継目部クロック周期測定手段のタイミングチャート
【図7】基準信号書き込み時の動作を示す図
【図8】本
発明の第2の実施例におけるサーボパターン書き込み装
置の概略ブロック図
【図9】サーボパターンから基準クロックを生成する時
のタイミングチャート
【図10】サーボパターン中のインデックスパターン部
を示す図
【符号の説明】
1  磁気ディスク 2  固定ヘッド 3  データヘッド 4  キャリジ 5  基準信号発生手段 6  発振器 7  書き込み信号再生アンプ 8  2値化回路 9  位相同期手段 10  インデックスパルス復調手段 11  基準信号クロック数カウンタ 12  継目部クロック周期測定手段 13  サーボパターン発生手段 14  ヘッド位置検出手段 15  ヘッド駆動手段 16  中央処理手段 17  固定ヘッド入出力切り換えスイッチ18  デ
ータヘッド書き込み信号切り換えスイッチ19  基準
信号発生手段入力切り換えスイッチ20  クロック抽
出手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  回転可能な複数の記録媒体のサーボパ
    ターンを書き込むサーボパターン書き込み装置において
    、前記複数の記録媒体の各面毎に一個ずつ配置された複
    数のヘッドと、前記複数のヘッド全てを装着するキャリ
    ッジと、前記キャリッジを移動させるヘッド駆動手段と
    、前記記録媒体から前記ヘッドで再生する再生基準信号
    に同期して基準クロックを生成する位相同期発振手段と
    、一定周波数のクロックを生成する発振器と、前記基準
    クロックまたは一定周波数のクロックのいずれかを使用
    して書き込み基準信号を発生させる基準信号発生手段と
    、前記複数のヘッドのうち第1ヘッドで記録媒体上に書
    き込み基準信号を書き込み、前記キャリッジを前記第1
    ヘッドのヘッド幅以下の所定の距離移動し、前記第1ヘ
    ッドで前記書き込み基準信号を再生した再生基準信号か
    らさらに新たに書き込み基準信号を生成し、前記第1ヘ
    ッド以外の第2ヘッドで記録媒体上に前記書き込み基準
    信号を書き込む動作を制御する中央処理手段を備え、前
    記動作を繰り返し記録媒体上全面に書き込み基準信号を
    書くサーボパターン書き込み装置。
  2. 【請求項2】  中央処理手段は、発振器の出力から基
    準信号発生手段が生成した書き込み基準信号を第1ヘッ
    ドで複数の記録媒体のうちの第1記録媒体面の最外周ま
    たは最内周に書き込む第1の操作と、ヘッド駆動手段に
    指令して前記書き込み基準信号が最外周に記録された時
    は前記第1ヘッドを前記第1記録媒体面の内周方向へ、
    前記書き込み基準信号が最内周に記録された時は前記第
    1ヘッドを前記第1記録媒体面の外周方向へ、前記第1
    ヘッドのヘッド幅以下の所定の距離移動するように前記
    キャリッジを動かし、この位置で前記第1ヘッドで再生
    した再生基準信号を位相同期発振手段に送り、前記位相
    同期発振手段から得られる基準クロックを前記基準信号
    発生手段に送り、前記基準信号発生手段より発生した前
    記書き込み基準信号を前記ヘッド以外の第2ヘッドに送
    り、複数の記録媒体のうちの第2記録媒体面上に書き込
    み、前記ヘッド駆動手段に指令して前記第2ヘッドを前
    記第1ヘッドが移動した方向に前記第2ヘッドのヘッド
    幅以下の所定の距離移動するように前記キャリッジを動
    かし、この位置で前記第2ヘッドで再生した前記再生基
    準信号を前記位相同期発振手段に送り、前記位相同期発
    振手段から得られる基準クロックを前記基準信号発生手
    段に送り、前記基準信号発生手段より発生した前記書き
    込み基準信号を前記第1ヘッドに送り、この第1ヘッド
    により第1記録媒体面上に書き込み基準信号を書き込む
    第2の操作とを実行し、この第2の操作を繰り返し、基
    準信号を前記記録媒体面に書き込む請求項1記載のサー
    ボパターン書き込み装置。
  3. 【請求項3】  基準信号発生手段は、一定周波数のク
    ロックに一周当り一個以上のインデックスパルスパター
    ンを含む書き込み基準信号を生成する請求項1記載のサ
    ーボパターン書き込み装置。
  4. 【請求項4】  回転可能な複数の記録媒体のサーボパ
    ターンを書き込むサーボパターン書き込み装置において
    、前記複数の記録媒体の各面毎に一個ずつ配置された複
    数のヘッドと、前記ヘッドを装着するキャリッジと、前
    記キャリッジを移動させるヘッド駆動手段と、前記記録
    媒体から再生される再生サーボパターン信号から一定周
    波数のクロックを抽出するクロック抽出手段と、前記一
    定周波数のクロックに同期して基準クロックを生成する
    サーボパターン位相同期発振手段と、前記基準クロック
    を使用して書き込みサーボパターン信号を発生させるサ
    ーボパターン発生手段と、前記複数のヘッドのうち第1
    のヘッドで前記記録媒体から再生された再生サーボパタ
    ーン信号から一定周波数のクロックを抽出し、前記一定
    周波数のクロックから新たに基準クロックを生成し、前
    記基準クロックから生成した書き込みサーボパターンを
    前記ヘッド以外の第2ヘッドで前記記録媒体上に書くこ
    とを制御する中央処理手段を備えたサーボパターン書き
    込み装置。
  5. 【請求項5】  中央処理手段は複数のヘッドのうち第
    1ヘッドで再生した再生サーボパターン信号をクロック
    抽出手段に送り、前記クロック抽出手段から得られる一
    定周波数のクロックをサーボパターン位相同期手段に送
    り、前記サーボパターン位相同期手段より発生した基準
    クロックをサーボパターン発生手段に送り、前記サーボ
    パターン発生手段より発生した書き込みサーボパターン
    信号を第1ヘッド以外の第2ヘッドに送り記録媒体上に
    書き込み、ヘッド駆動手段に指令してヘッドが前記記録
    媒体の外周方向または内周方向へ所定の距離移動するよ
    うにキャリッジを動かす操作を繰り返しサーボパターン
    を前記記録媒体上に書き込む請求項4記載のサーボパタ
    ーン書き込み装置。
  6. 【請求項6】  サーボパターン発生手段は、パターン
    の一部に一周当り一個以上のインデックスパルスパター
    ンを含む書き込みサーボパターン信号を生成する請求項
    4記載のサーボパターン書き込み装置。
JP14293191A 1991-06-14 1991-06-14 サーボパターン書き込み装置 Pending JPH04366476A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100736391B1 (ko) * 2006-07-18 2007-07-06 삼성전자주식회사 하드디스크 드라이브, 하드디스크 드라이브의 서보 카피방법 및 그 방법을 수행하는 컴퓨터 프로그램을 기록한기록매체

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100736391B1 (ko) * 2006-07-18 2007-07-06 삼성전자주식회사 하드디스크 드라이브, 하드디스크 드라이브의 서보 카피방법 및 그 방법을 수행하는 컴퓨터 프로그램을 기록한기록매체

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