JPH061315A - 小形農産物のパック詰方法 - Google Patents

小形農産物のパック詰方法

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JPH061315A
JPH061315A JP17930992A JP17930992A JPH061315A JP H061315 A JPH061315 A JP H061315A JP 17930992 A JP17930992 A JP 17930992A JP 17930992 A JP17930992 A JP 17930992A JP H061315 A JPH061315 A JP H061315A
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JP
Japan
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pack
conveyor
agricultural products
speed
upper conveyor
Prior art date
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JP17930992A
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English (en)
Inventor
Mikio Muto
美喜男 武藤
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MUTOU SENKAKI SEISAKUSHO YUGEN
Original Assignee
MUTOU SENKAKI SEISAKUSHO YUGEN
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ミニトマトなどの小形農産物を所定量づつパ
ック詰できる方法。 【構成】 上段コンベア2を大速度V大で回動させなが
ら、下段コンベア3上で停止するパック4に農産物Pを
落下させる。パック4内の農産物Pの量が設定量に近づ
いたことが計量手段25で検知されたならば、上段コン
ベア2を大速度V大から低速度V小に減速し、パック4
内の農産物Pの量が設定量に達したことが計量手段25
で検知されたならば、上段コンベヤ2を停止させて農産
物Pが落下しないようにして、下段コンベア3によりパ
ック4を搬出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は小形農産物のパック詰装
置に係り、詳しくは、ミニトマトなどの小形の農産物を
寸法別に所定量づつパック詰めするための小形農産物の
パック詰方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ミニトマト、ウメ、サクランボ、キンカ
ン、ギンナンなどの小形農産物は、寸法別や重量別に計
量選別され、市場に出荷される。市場においては、一般
に、所定量づつパックに収納され、店頭に並べられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来、このよ
うな小形農産物のパック詰を簡単に行える手段は無かっ
たため、各農家や小売業者等が、手作業によりパック詰
を行っている事情にあった。そこで本発明は、殊にミニ
トマトなどの小形の農産物のパック詰を作業性よく簡単
に行える方法を提供することを目的とする。更に詳しく
は、パック内に所定量の農産物を確実にパック詰できる
パック詰方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、農産物Pを搬
送する上段コンベア2と、この上段コンベア2上の農産
物Pを下段コンベア3上のパック4内に落下させてパッ
ク詰めする手段と、パック4内に回収される農産物Pの
量を計算する計量手段25を設けている。そして上段コ
ンベア2を大速度V大で駆動しながら、下段コンベア3
上で停止するパック4に農産物Pを落下させ、パック4
内の農産物Pの量が設定量に近づいたことが計量手段2
5で検知されたならば、上段コンベア2を大速度V大か
ら低速度V小に減速し、パック4内の農産物Pの量が設
定量に達したことが計量手段25で検知されたならば、
下段コンベア3によりこのパック4を搬出するよう制御
部50で制御するようにしている。更に望ましくは、パ
ック4内の農産物Pの量が設定量に達したことが計量手
段25で検知されたならば、上段コンベヤ2を停止させ
たうえで、下段コンベア3によりこのパック4を搬出す
るよう制御部50で制御するようにしている。
【0005】
【作用】上記構成において、農産物Pは上段コンベア2
から下段コンベア3上のパック4内に落下してパック詰
めされる。ここで、当初は、上段コンベア2は大速度V
大で回動して農産物Pを高速度でパック4に落下させ
る。そしてパック4内の農産物Pが設定量に近づいたな
らば、上段コンベア2の回動速度を大速度V大から低速
度V小に減速する。次に農産物Pの量が設定量に達した
ならば、下段コンベア3によりパック4を搬出する。こ
のパック4の搬出時には、望ましくは上段コンベア2の
駆動を完全に停止させる。このようにすれば、パック4
内に確実に設定量の農産物Pをパック詰めできる。
【0006】
【実施例】次に、農産物としてミニトマトを例にとり、
図面を参照しながら本発明の実施例を説明する。図1は
農産物のパック詰装置の斜視図、図2は側面図、図3は
正面図である。図1において、1(1a,1b,1c)
は農産物(ミニトマト)Pの選別手段であって、3本の
棒状ローラ1a,1b,1cから成っている。ローラ1
の表面は、農産物Pを傷つけないように、スポンジや柔
らかいシートなどで覆われている。図2に示すように、
ローラ1a,1b及びローラ1b,1cの間隔Tは、上
流から下流へ向かって次第に広くなっており、またロー
ラ1a,1b,1cは、下流へ向かって下り勾配となっ
ている。M3はローラ1a,1b,1cの駆動用モータ
であり、ローラ1a,1b,1cをその軸心を中心に回
転させることにより、農産物Pをこのローラ1a,1
b,1c上を転動させながら矢印N3方向に搬送し、次
第に間隔Tが広くなるローラ1とローラ1の間から外形
の小さいものから順に、落下させて選別する。
【0007】31はホッパであり、このホッパ31内に
投入された農産物Pは、上り勾配のローラコンベア32
上に供給される。農産物Pは、ローラコンベア32を構
成するローラ33とローラ33の間に浅く嵌り込み、矢
印N1方向に搬送されて研磨ロール34上へ受け渡され
る。この研磨ロール34はブラシロールであって、農産
物Pを転動させて研磨しながら矢印N2方向へ搬送し、
上記ローラ1上へ受け渡す。M1はローラコンベア31
を回動させるモータ、M2は研磨ロール34を回転させ
るモータである。なお選別手段1としては、多孔ドラム
方式やベルト方式などの他の方式も適用できる。
【0008】2(2A,2B,2C)はローラ1の下方
に設けられた上段コンベアである。この上段コンベア2
はローラコンベアであって、前記ローラ1と交差する直
交方向に配設されており、ローラ1とローラ1の間から
落下(矢印N4)した農産物PをN5方向へ搬送し、そ
の先端部から下段コンベアP3(3A,3B,3C)上
のパック4内へ落下させる。図2に示すように、この上
段コンベア2は、上流側の水平部21と、下流側の上り
勾配部22から成り、農産物Pは水平部21上に落下し
て図5に示すようにローラコンベア2を構成するローラ
2aとローラ2aの間に浅く嵌合し、前方へ搬送され
る。2bはスプロケット、M4,M5,M6は各ローラ
コンベア2A,2B,2Cをそれぞれ駆動するモータで
ある。図5、図6に示すように、ローラコンベア2の両
側部にはガイド板6が上方を末広がり状に拡開させて斜
設されており、ローラ1とローラ1の間から落下した農
産物Pは、このガイド板6に当たり、ローラ2a上に落
下する(特に図6鎖線で示す農産物P参照)。
【0009】図5において、7はローラコンベア2の後
端部に立設された揺動板である。この揺動板7の下端部
はピン8に軸着され、且つコイルばね9のコイルばね力
により右方(ローラコンベア2側)へ弾発されて、スプ
ロケット2bを回動するローラ2aに弾接している。1
0はガイド板6と平行に配設された杆であって、その左
端部は揺動板8に固着され、その右端自由端部10aは
ガイド板6側へカギ型に屈曲されてガイド板6に遊挿さ
れている。したがってローラ2aがスプロケット2bに
沿って回動すると、ローラ2aに弾接する揺動板7はピ
ン8を中心に矢印N10方向に揺動し、杆10はその長
手方向N11に往復動する。
【0010】この杆10の作用は次のとおりである。図
6に示すように、ローラ1とローラ1の間から落下した
複数個(2個)の農産物Pが、左側のガイド板6と右側
のガイド板6の間にはさまり、ローラ2a上に落下でき
ず、ひいては矢印N5方向へ搬送されない場合がある。
このような場合、揺動板7の揺動にともなって杆10が
その長手方向(N11)に往復動することにより、これ
らの農産物Pをがたつかせてローラ2a上に落下させる
のである。すなわち杆10はガイド板6の間にはさまっ
た農産物Pをローラコンベア2上に落下させるための払
い落し手段である。
【0011】図7及び図8は払い落し手段の他の実施例
を示している。ガイド板6の下面にはアーム60を介し
てローラ61が軸着されている。またローラ2aを回動
させるスプロケット2bの回転軸62にはカム63が装
着されている。図8に示すように、このカム63は凸部
63aと凹部63bを有する花形をしている。ローラ6
1はカム63の周面に当接しており、したがってカム6
3が回転すると、ローラ61は凸部63aと凹部63b
に交互に当接して上下動し、その結果ガイド板6は矢印
方向に左右に揺動し、ガイド板6とガイド板6の間には
さまった農産物Pをローラ2a上に落下させる。このよ
うに払い落し手段は種々の構造が可能であって、要はガ
イド板6の間にはさまった農産物Pを払い落とせるもの
であればよいものであるが、図6〜図8に示す実施例の
ようにコンベア2の回動により払い落し手段を駆動して
農産物Pを払い落すようにすれば、コンベア2の駆動用
モータM4,M5,M6を払い落し手段の駆動手段とし
て兼用できる利点がある。
【0012】図2において、農産物Pの落下位置Qに
は、パック4の重量を計測するロードセンサ25が設け
られている。また図1及び図2において、下段コンベア
3(3A,3B,3C)はスプロケット3aに張帯され
ており、モータM7,M8,M9に駆動されて回動す
る。この下段コンベア3の上流側には、発光部41aと
受光部41bから成る第1のセンサが設けられ、また下
流側には発光部42aと受光部42bから成る第2のセ
ンサが設けられている。第1のセンサ41a,41b
は、下方の発光部41aから上方の受光部41bへ発光
して、パック4による遮光の有無から下段コンベア3上
の空パック(これから農産物Pがパック詰めされるパッ
ク)4が品切れになったことを検出する。また第2のセ
ンサ42a,42bは、発光部42aから受光部42b
へ横方向から発光して、パック4による遮光の有無から
下段コンベア3上でパック詰めが終了したパック4が多
量になったことを検出する。43は下段コンベア3の先
端部上に設けられたストッパであり、パック4が下段コ
ンベア3の先端から落下するのを阻止する。
【0013】図4は電気回路のブロック図である。パッ
ク4内に所定量の農産物Pがパック詰めされるとロード
センサ25がこれを検知し、制御部50にその検知信号
が入力される。するとモータM7,M8,M9が起動
し、下段コンベア3を1パック分歩進させて、次の空パ
ック4を上段コンベア2の先端部の真下の農産物Pの落
下位置Qに位置させる。この制御部50は、他のモータ
M1〜M6、ブザーなどの報知素子51も制御する。
【0014】また第1のセンサ41が下段コンベア3上
の空パック4を検知しなくなると、制御部50の指令に
より、すべてのモータM1〜M9の駆動は停止して選別
作業とパック詰作業は中止される。そこで作業者は、下
段コンベア3上に空パック4を補充する。
【0015】また第2のセンサ42によりパック詰めが
終了したパック4が検出されると、その検出信号は制御
部50へ入力され、上述の場合と同様にしてすべてのモ
ータM1〜M9は駆動を停止し、作業者は下段コンベア
3上のパック詰めが終了したパック4を下段コンベア3
から取り除く。また第1のセンサ41や第2のセンサ4
2から検知信号が制御部50に入力されると、ブザーや
ランプなどの報知素子51が駆動し、空パック4の補充
や、パック4の取り除きを行わねばならない旨を作業者
に報知する。
【0016】なお報知素子51を不要にして、モータM
1〜M9の駆動停止のみを行ったり、モータM1〜M9
の駆動停止を不要にして報知素子51による報知のみを
行うようにしてもよい。また制御部50とモータM1〜
M9の間にクラッチを介在させて、クラッチを切り替え
ることにより、農産物の搬送手段32、34、2、3を
停止させてもよく、要は第1のセンサ41や第2のセン
サ42から検知信号が発せられた場合には、選別作業や
パック詰作業を一時的に中止するよう、少なくとも上段
コンベア2や下段コンベア3の回動を停止させるように
すればよい。
【0017】また本実施例では、各々の搬送手段32、
34、1、2、3に各々専用のモータM1〜M9を設け
ているが、各搬送手段32、34、1、2、3同士で任
意にモータを共用させ、モータの総数を削減してもよい
ものである。更には計量手段としては、ロードセル25
に替えて、上段コンベア2から下段コンベア3上のパッ
ク4に落入する農産物Pを検出する光学センサなどのセ
ンサを設け、パック4内に所定数の農産物Pが回収され
たならば、下段コンベア3を駆動してパック4を歩進さ
せるようにしてもよく、本考案は種々の設計変更が考え
られる。
【0018】本装置は上記のような構成より成り、次に
全体の動作を説明する。図1及び図3において、ホッパ
ー31内の農産物Pは、ローラコンベア32により前方
向N1へ搬送され、研磨ロール34上へ受け渡される。
次に農産物Pは研磨ロール34上で転動しながら研磨さ
れて前方向N2へ送られ、ローラ1上へ受け渡される。
次に農産物Pはローラ1上を転動しながら前方向N3へ
流下し、寸法の小さいものから順に上段コンベア2上に
落下する。本実施例では、ローラ1の上流側にある上段
コンベア2AにS(小)の農産物Pが落下し、中央の上
段コンベア2BにM(中)の農産物Pが落下し、下流の
上段コンベア2CにL(大)の農産物Pが落下する。
【0019】上段コンベア2上に落下した農産物Pは前
方向N5へ搬送され、下段コンベア3上のパック4に落
下してパック詰めされる。次に図9(a)(b)(c)
を参照しながら、詳細な動作を説明する。図9(a)
は、パック4に収納された農産物Pの個数と重量の関係
を示している。ここで1個の農産物Pの重量は20〜3
0g、設定重量は180gとする。当初は、上段コンベ
ア2は大速度V大で回動しており(図9(b)参照)、
上段コンベア2上の農産物Pは高速度で次々にパック4
に投入される。このとき、下段コンベア3の駆動は停止
している(図9(c)参照)。
【0020】さて、パック4内に落下する農産物Pの数
が増えるにつれて、パック4の重量は次第に増加する。
今、パック4の重量が155gになったことがロードセ
ンサ25により計測されたとする。この時点で、農産物
Pがあと1個若しくは2個落下すると、設定重量180
gに達することが予想される。そこでこのように設定重
量180gに近づけば、上段コンベア2の回動速度を大
速度V大から低速度V小へ減速し、最後の1個若しくは
2個をゆっくりと搬送しながらパック4に落下させる。
そして設定重量180gに達したことがロードセンサ2
5により検出されたならば、上段コンベア2の回動速度
Vを零にして上段コンベア2を1〜2秒間程度完全に停
止させ、農産物Pが落下しないようにし、その間に下段
コンベア3を駆動してパック4を落下位置Qから搬出
し、次の空パック4を落下位置Qまで移動させてパック
交換を行う。このようにして1サイクルが終了したなら
ば、再び上段コンベア2の速度をV大にして前記動作を
繰り返す。このようなモータの制御は制御部50で行わ
れる。
【0021】このようにパック4内の農産物Pの量が設
定重量に近づいたならば、上段コンベヤ2を減速し、設
定重量に達したならば完全に停止させるようにすれば、
パック4内に農産物Pが過量に投入されることはなく、
またパック4の交換のために下段コンベヤ3を駆動して
パック4を前進させている際中に、農産物Pが上段コン
ベヤ2から落下する不都合を解消できる。
【0022】なお上記のようにセンサ41、42が所定
の検知をした場合、少なくとも上段コンベア2と下段コ
ンベア3は停止させることが望ましいが、研磨ロール3
4やローラ1は必ずしも駆動を停止しなくてもよい。ま
た上記実施例では、大(L),中(M),小(S)の3
ランクに選別する場合を例にとって説明したが、上段コ
ンベア2や下段コンベア3等の数を増減することによ
り、2ランクや4ランク以上の選別もできる。また上記
実施例では、下段コンベア3の上流側と下流側にセンサ
41a,41b,42a,42bを設けて、空パック4
の検出とパック詰が終了したパック4の検出を共に行っ
ているが、センサは何れか一方(41a,41b又は4
2a,42b)のみ設け、空パック4の検出、又はパッ
ク詰が終了したパック4の検出の何れか一方のみの検出
を行って、モータの駆動停止や報知素子51による報知
を行ってもよいものである。
【0023】またロードセンサ25に替えて光学素子や
カウンタなどの計量手段を設け、上段コンベヤ2からパ
ック4内に落下する農産物Pの数を計量して、所定数量
の農産物Pをパック4内に収納する場合も、同様にして
制御される。すなわちこの場合には、パック4内に落下
した農産物Pの数が設定数量(例えば15個)に近づく
と、上段コンベヤ2の速度をV大からV小に減速し、設
定数量に達したならば、上段コンベヤ2の駆動を完全に
停止させてV零とし、その間に下段コンベヤ3を駆動し
てパック4の交換を行う。
【0024】図10は、他の実施例のパック詰装置の斜
視図である。このパック詰装置は、農産物Pの大小選別
は行わず、パック詰だけを行うものである。すなわちこ
のものは、前記第1実施例の選別手段としてのローラ1
(1a,1b,1c)に替えて、上段コンベヤ2の上方
には供給部61が配置されている。この供給部61はベ
ルトコンベア61a上に複数個(3個)の仕切手段とし
てのプレート61b,61c,61dを設置して構成さ
れており、このベルトコンベア61a上に、図外の選別
手段により予め寸法別に大小、あるいは大中小などに選
別された農産物Pが投入される。したがってホッパ31
内の農産物Pは、ローラコンベヤ32,研磨ロール34
によりコンベヤ61a上へ供給され、コンベア61a上
に供給された農産物Pは、プレート61b,61c,6
1dの間を通り、各プレート61b,61c,61d間
でほぼ等分に分配されて、コンベア61aから上段コン
ベア2上に落下する。それ以後の動作は、前記第1実施
例の場合と同様であり、その説明は省略する。
【0025】このようにこのパック詰装置は、第1実施
例のように選別手段1と組み合わせて使用してもよく、
あるいは第2実施例のように単独で使用してもよい。勿
論、ホッパ31や研磨ロール34は必ずしも必要ではな
く、選別手段1や供給部61上に作業者が直接農産物P
を供給してもよい。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、下段コンベヤ3により
パック4を搬送しながら、各々のパック4にミニトマト
などの小形農産物を設定量づつ確実に自動的にパック詰
めできる。殊に本発明によれば、下段コンベヤ3の駆動
によるパック4の交換時に、上段コンベヤ2から農産物
Pが不要に落下することはないので、農産物Pを確実に
設定量づつパック詰めできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る小形農産物のパック詰装置の斜視
【図2】本発明に係る小形農産物のパック詰装置の側面
【図3】本発明に係る小形農産物のパック詰装置の正面
【図4】本発明に係る小形農産物のパック詰装置の電気
回路のブロック図
【図5】本発明に係る小形農産物のパック詰装置の上段
コンベアの斜視図
【図6】本発明に係る小形農産物のパック詰装置の上段
コンベアの断面図
【図7】本発明の他の実施例に係る払い落し手段の正面
【図8】本発明の他の実施例に係る払い落し手段の側面
【図9】(a)本発明に係る動作のタイムチャート (b)本発明に係る動作のタイムチャート (c)本発明に係る動作のタイムチャート
【図10】本発明の他の実施例に係るパック詰装置の斜
視図
【符号の説明】
2(2A,2B,2C) 上段コンベア 3(3A,3B,3C) 下段コンベア 4 パック 25 計量手段 50 制御部 M4〜M9 モータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 農産物Pを搬送する上段コンベア2と、
    この上段コンベア2を回動させるモータM4,M5,M
    6と、この上段コンベア2の下方にあって、この上段コ
    ンベア2から落下した農産物Pを収納するパック4を搬
    送する下段コンベア3と、この下段コンベア3を回動さ
    せるモータM7,M8,M9と、前記パック4に収納さ
    れる農産物Pの量を計量する計量手段25とがあり、前
    記モータM4,M5,M6を駆動して上段コンベア2を
    回動させながら農産物Pをこの上段コンベア2から落下
    させて前記下段コンベア3上のパック4に収納するよう
    にした小形農産物のパック詰方法であって、 前記上段コンベア2の速度を大速度V大で回動させなが
    ら、下段コンベア3上で停止するパック4に農産物Pを
    落下させ、パック4内の農産物Pの量が設定量に近づい
    たことが前記計量手段25で検知されたならば、前記上
    段コンベア2の速度を前記大速度V大から低速度V小に
    減速し、パック4内の農産物Pの量が設定量に達したこ
    とが前記計量手段25で検知されたならば、前記下段コ
    ンベア3によりこのパック4を搬出するよう制御部50
    で前記モータM4〜M9を制御するようにしたことを特
    徴とする小形農産物のパック詰方法。
  2. 【請求項2】 農産物Pを搬送する上段コンベア2と、
    この上段コンベア2を回動させるモータM4,M5,M
    6と、この上段コンベア2の下方にあって、この上段コ
    ンベア2から落下した農産物Pを収納するパック4を搬
    送する下段コンベア3と、この下段コンベア3を回動さ
    せるモータM7,M8,M9と、前記パック4に収納さ
    れる農産物Pの量を計量する計量手段25とがあり、前
    記モータM4,M5,M6を駆動して上段コンベア2を
    回動させながら農産物Pをこの上段コンベア2から落下
    させて前記下段コンベア3上のパック4に収納するよう
    にした小形農産物のパック詰方法であって、 前記上段コンベア2の速度を大速度V大で回動させなが
    ら、下段コンベア3上で停止するパック4に農産物Pを
    落下させ、パック4内の農産物Pの量が設定量に近づい
    たことが前記計量手段25で検知されたならば、前記上
    段コンベア2の速度を前記大速度V大から低速度V小に
    減速し、パック4内の農産物Pの量が設定量に達したこ
    とが前記計量手段25で検知されたならば、この上段コ
    ンベヤ2を停止させたうえで前記下段コンベア3により
    このパック4を搬出するよう制御部50で前記モータM
    4〜M9を制御するようにしたことを特徴とする小形農
    産物のパック詰方法。
JP17930992A 1992-06-12 1992-06-12 小形農産物のパック詰方法 Pending JPH061315A (ja)

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JP17930992A Pending JPH061315A (ja) 1992-06-12 1992-06-12 小形農産物のパック詰方法

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JP (1) JPH061315A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160050646A (ko) * 2014-10-30 2016-05-11 (주)평화엔지니어링 구근 농산물 후처리 시스템

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