JPH06130789A - 電子写真プリンタのトナーシールおよびその製造方法 - Google Patents

電子写真プリンタのトナーシールおよびその製造方法

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Publication number
JPH06130789A
JPH06130789A JP4278211A JP27821192A JPH06130789A JP H06130789 A JPH06130789 A JP H06130789A JP 4278211 A JP4278211 A JP 4278211A JP 27821192 A JP27821192 A JP 27821192A JP H06130789 A JPH06130789 A JP H06130789A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner seal
knife
cut
toner
punching
Prior art date
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Pending
Application number
JP4278211A
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English (en)
Inventor
Yoshiyasu Tanioka
由康 谷岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トナーシールの切断面に施した解け止め処理
が輸送中にトナーシールどうしの摩擦で落ちてしまうの
を防止する。 【構成】この電子写真プリンタのトナーシールは、底面
に離型紙を有するトナーシール材10を、ヒータ7によ
り加熱した打抜き刃6で表面から離型紙を切断すること
なく打抜くことにより、切断面の繊維の解け止めをし、
打抜き後の個片は離型紙上に貼り付いている。また、そ
の製造方法は、切断面の繊維の解け止め工程と打抜き工
程とを同時に行なえる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真プリンタのトナ
ーシールおよびその製造方法に関し、特に切断面の繊維
の解け止め工程と打抜き工程とを同時に行なえることを
特徴とする電子写真プリンタのトナーシールおよびその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の電子写真プリンタの現像
部の構成の一例を示す図である。図2を参照すると、こ
の電子写真プリンタの現像部において、現像ローラ12
とハウジング13との間のトナー封止のためと、現像ロ
ーラ12の印字エリアLの外へトナーが進出するのを防
止するために、トナーシール11が備えられている。こ
のトナーシール11の側面14は印字障害防止を目的と
して解け止め処理が施されている。
【0003】図3は、従来のトナーシール解け止め処理
方法の一例を示す。図2および図3を参照すると、図3
(a)に示すようにトナーシール材を仕様の寸法に切断
した後に、図3(b)に示すようにトナーシール1の切
断面はヒータ2で焼かれて炭化させ切断面からフエルト
繊維がほつれ出ることの防止する、すなわち解け止め処
理を施している。もし解け止め処理を施さなければ、フ
エルト繊維がほつれ出てトナー中に混入する。トナー中
に混入したフエルト繊維は静電気を帯び、現像ローラ1
2表面に付着し、印字欠落などの障害を発生させる。
【0004】トナーシール1の構造は図3(c)の拡大
図に示すように、現像ローラ12と接する面はテフロン
フエルト3、中材は羊毛フエルト4、ハウジング13と
の接着は離型紙付両面テープ5を用いたものが主流であ
る。そしてテフロンフエルト3と羊毛フエルト4との接
合はニードルパンチ法によるのが一般的となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のトナーシール解
け止め処理方法では、仕様寸法に切断する工程と解け止
め工程とは必ず別工程としなければならない。そのため
に加工終了時のトナーシールは個片単位であり、輸送時
にトナーシールどうしがこすれ合い解け止め面から繊維
がほつれ出てきて、印字障害の原因となる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電子写真プリン
タのトナーシールは、底面に離型紙を有するトナーシー
ル材を、加熱した打抜き手段で表面から前記離型紙を切
断することなく打抜くことにより、切断面の繊維の解け
止めをし、打抜き後の個片は前記離型紙上に貼り付いて
いることを特徴とする。
【0007】また、本発明の電子写真プリンタのトナー
シール製造方法は、底面に離型紙を有するトナーシール
材を、加熱した打抜き手段で表面から前記離型紙を切断
することなく打抜くことにより、切断面の繊維の解け止
め工程と打抜き工程とを同時に行なえることを特徴とす
る。
【0008】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。本発明の一実施例を示す図1を参照すると、図1
(a)に示すようにトナーシール材10を仕様寸法に打
抜くための刃6は台8に固定されている。刃6はヒータ
7からの熱を受けて、200℃前後に加熱されている。
打抜き時には台8は矢印9の方向に移動して、トナーシ
ール材10は刃6によって打抜かれる。図1(b)の拡
大図に示すようにトナーシール材10の上層であるテフ
ロンフエルト3は200℃前後の温度では炭化すること
はなく、刃6によって切断される。しかし中層の羊毛フ
エルト4は刃6によって切断される際にその切断面は刃
6からの熱を受け炭化する。このとき刃6はトナーシー
ル材10の下層である離型紙付両面テープ5の両面テー
プ部分を切断するが離型紙は切断しない。この方法では
加工終了時のトナーシールは一枚の離型紙上に切断され
たトナーシールが貼り付いている形態である。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
底面に離型紙を有するトナーシール材を加熱した打抜き
手段で表面から離型紙を切断することなく打抜くことに
より、切断面の繊維の解け止めをし、打抜き後の個片は
離型紙上に貼り付いているので、トナーシールを個片単
位に切り離すことなく輸送でき、トナーシールどうしが
こすれ合ってフエルト繊維がほつれることを防止でき
る。その結果、ほつれたフエルト繊維がトナー中に混入
することがなく、印字障害の発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す工程図である。
【図2】トナーシールの貼付箇所を示す図である。
【図3】従来の製造方法の工程図である。
【符号の説明】
1 トナーシール 2 ヒータ 3 テフロンフエルト 4 羊毛フエルト 5 離型紙付両面テープ 6 刃 7 ヒータ 8 台 9 矢印 10 トナーシール材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底面に離型紙を有するトナーシール材
    を、加熱した打抜き手段で表面から前記離型紙を切断す
    ることなく打抜くことにより、切断面の繊維の解け止め
    をし、打抜き後の個片は前記離型紙上に貼り付いている
    ことを特徴とする電子写真プリンタのトナーシール。
  2. 【請求項2】 底面に離型紙を有するトナーシール材
    を、加熱した打抜き手段で表面から前記離型紙を切断す
    ることなく打抜くことにより、切断面の繊維の解け止め
    工程と打抜き工程とを同時に行なえることを特徴とする
    電子写真プリンタのトナーシール製造方法。
JP4278211A 1992-10-16 1992-10-16 電子写真プリンタのトナーシールおよびその製造方法 Pending JPH06130789A (ja)

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JP4278211A JPH06130789A (ja) 1992-10-16 1992-10-16 電子写真プリンタのトナーシールおよびその製造方法

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JPH06130789A true JPH06130789A (ja) 1994-05-13

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Effective date: 19990223