JPH0612971U - 角加速度センサ - Google Patents

角加速度センサ

Info

Publication number
JPH0612971U
JPH0612971U JP5064892U JP5064892U JPH0612971U JP H0612971 U JPH0612971 U JP H0612971U JP 5064892 U JP5064892 U JP 5064892U JP 5064892 U JP5064892 U JP 5064892U JP H0612971 U JPH0612971 U JP H0612971U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
angular acceleration
sensor arm
permanent magnet
center axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5064892U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2584006Y2 (ja
Inventor
茂男 榎本
Original Assignee
旭光学工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 旭光学工業株式会社 filed Critical 旭光学工業株式会社
Priority to JP1992050648U priority Critical patent/JP2584006Y2/ja
Publication of JPH0612971U publication Critical patent/JPH0612971U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2584006Y2 publication Critical patent/JP2584006Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adjustment Of Camera Lenses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 長さ方向の中央付近に回動中心軸を持ち両端
にそれぞれ永久磁石を有するセンサアームと、このセン
サアームの上記回動中心軸を支持するピボット軸受部を
有する固定部と、一方の永久磁石に対向させて固定部に
設置された磁気センサと、他方の永久磁石に対向させ巻
線が磁束と鎖交するようにして固定部に設置されたコイ
ルとを備えた角加速度センサにおいて、センサアームの
回動中心軸回りの遊び(ガタ)が実質的に存在せず、高
感度高精度で角加速度を検出することができる角加速度
センサを得ること。 【構成】 磁力を用いてセンサアームの回動中心をピボ
ット軸受に安定的に保持するため、センサアームとその
回動中心軸の少なくとも一方を磁性材料から構成し、こ
の磁性材料からなるセンサアームまたは回動中心軸を、
該回動中心軸の軸線方向の一方に吸引付勢してピボット
軸受に密着させる永久磁石を設けた角加速度センサ。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本考案は、例えばスチルカメラ撮影時に手ブレによる撮影レンズ光軸の揺れを 検出する際に用いる角加速度センサに関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】
本出願人は、カメラに加わる手ブレを検出するための角加速度センサ、および この角加速度センサの出力に応じて手ブレを打ち消す方向に補正レンズを駆動し て像ブレのない写真を得るカメラを提案している(実開平3-96617 号、特開平3- 48229 号)。これらの角加速度センサおよび像ブレ防止カメラによれば、カメラ に手ブレがあっても、像ブレを減少させた写真を得ることができる。ところで、 その後の実験によって、より完全に像ブレをなくすためには、像ブレをなくすカ メラ自体の構造もさることながら、カメラに加わる手ブレを極めて高感度高精度 に検出することが不可欠であり、上記出願で提案した角加速度センサは、改良の 余地があることが判明した。
【0003】 すなわち、本出願人が提案した角加速度センサは、基本的には、長さ方向の中 央付近に回動中心軸を持ち、両端にそれぞれ永久磁石を有するセンサアームと、 一方の永久磁石に対向して設置された磁気センサと、他方の永久磁石に対向し磁 束が巻線と鎖交するように設置されたコイルとを備えたものである。この角加速 度センサは、原理的には、センサアームの揺動に伴う磁気センサの出力変化によ り、角加速度を検出することができるが、センサアームの回動中心軸の僅かな遊 び(ガタ)が、出力を不正確、不安定にするという問題があることが判明した。
【0004】 より具体的に説明すると、センサアームの回動中心軸の軸受部には、いわゆる ピボット軸受を用いて軸受間距離を正確に組み立てまたは調整すれば、原理的に は軸受部の摩擦を増加させずにラジアル、スラスト両方向のガタを抑えることが できる筈である。しかしながらガタを極小に抑えるためには、軸受間距離を軸を 締め付けないように厳密に調整しなければならず、多大な手間と技術が必要であ る。このため、実際上回転軸として機能させるためには僅かなガタを残さざるを 得ない。しかし、このガタが僅かでも存在すると、これに起因して不都合な出力 が生じ、小さい手ブレを検出することはできない。
【0005】
【考案の目的】
従って本考案は、センサアームの回動中心軸回りの遊び(ガタ)が実質的に存 在せず、高感度高精度で角加速度を検出することができる角加速度センサを得る ことを目的とする。
【0006】
【考案の概要】
本考案は、磁力を用いてセンサアームの回動中心をピボット軸受に安定的に保 持することにより、センサアームの回動中心軸回りの遊びを除去するという発想 に基づいて完成されたものである。
【0007】 すなわち本考案は、長さ方向の中央付近に回動中心軸を持ち両端にそれぞれ永 久磁石を有するセンサアームと、このセンサアームの上記回動中心軸を支持する ピボット軸受部を有する固定部と、一方の永久磁石に対向させて固定部に設置さ れた磁気センサと、他方の永久磁石に対向させ巻線が磁束と鎖交するようにして 固定部に設置されたコイルとを備えた角加速度センサにおいて、センサアームと その回動中心軸の少なくとも一方を磁性材料から構成し、この磁性材料からなる センサアームまたは回動中心軸を、該回動中心軸の軸線方向の一方に吸引付勢し てピボット軸受に密着させる永久磁石を設けたことを特徴としている。
【0008】 永久磁石は、回動中心軸の軸線に対して偏心した位置に設けることが好ましい 。ピボット軸受の避けられない僅かな遊びの中で、センサアームを常時一定の方 向に傾け、安定した出力を得ることができる。
【0009】
【考案の実施例】 以下図示実施例に基づいて本考案を説明する。本考案は、角加速度を検出する ための角加速度センサを対称とするものであるが、まず図7、図8について、バ イモルフ圧電板を駆動源としたカメラの像ブレ補正装置の一例を説明する。
【0010】 カメラの主撮影レンズ21の前または後には、補正レンズ22が位置している 。この補正レンズ22は主撮影レンズ21とともに撮影光学系を構成する。補正 レンズ22は補正レンズ枠23に固定されている。
【0011】 この補正レンズ22の側部には、一端を固定物24に固定して水平方向に伸び るバイモルフ圧電板25が位置し、このバイモルフ圧電板25の他端部(自由端 部)が補正レンズ枠23に固定されている。バイモルフ圧電板25は周知のよう に、印加する駆動電圧の極性に応じて上下に湾曲し、その湾曲量(自由端の変位 量)は、駆動電圧の大小によって制御できる。主撮影レンズ21と補正レンズ2 2の光軸は、バイモルフ圧電板25に電圧を印加しないとき、一致する。従って 、バイモルフ圧電板25に駆動電圧を印加することにより、補正レンズ枠23を 介して補正レンズ22を上下に変位させることができる。
【0012】 いまカメラブレによって主撮影レンズ21が上下方向に変位し光軸ブレ(角度 ブレ)が発生したとすると、それに伴いフィルム上においても同方向の画像ブレ が発生するが、この画像ブレを補正するに足る極性と大きさの駆動電圧をバイモ ルフ圧電板25に与えることにより、光軸ブレをキャンセルし、フィルム面上の 画像を不動にし、あるいは少なくとも、カメラブレによる画像ブレを小さくする ことができる。バイモルフ圧電板25に加えるべき駆動電圧は、カメラブレの大 きさと加速度を検出して決定する。
【0013】 26は、補正レンズ枠23の過剰変位を防止するストッパ部材で、補正レンズ 枠23のストッパ突起27に対応する、上下の一対のストッパ腕28、29を有 する。カメラに外的ショックが加わったとき等に、バイモルフ圧電板25に過度 な変形が生じるのを防止するものである。
【0014】 低廉なカメラ等では、主撮影レンズ21と補正レンズ22を分離せず、例えば 単玉非球面成形レンズによって主撮影レンズ21と補正レンズ22を兼用させる ことが可能である。
【0015】 上記の例は、カメラブレが通常上下方向に生じることから、補正レンズ22の 変位方向を上下方向としたものであるが、特殊な用途には、別の方向に補正レン ズ22を変位させることもできる。さらに補正レンズ枠23に対して直交する関 係で一対のバイモルフ圧電板25を設け、補正レンズ22を直交二方向に移動可 能とすることもできる。
【0016】 本発明の角加速度センサは、例えば以上の像ブレ補正装置のバイモルフ圧電板 25に駆動信号を与えるために用いられる。図1ないし図4はその実施例を示し ている。
【0017】 筒状のセンサ外装(固定部)2内には、センサアーム3が位置し、このセンサ アーム3はその長手方向の中心位置に回動中心軸4を有している。この回動中心 軸の両端部は、円錐状のニードル部4aを構成し、センサ外装2には、このニー ドル部4aを支持するピボット軸受9が固定されている。このピボット軸受9は 、ニードル部4aを点で支持する円錐状凹部9aを備えている。
【0018】 このセンサアーム3は、鉄系の強磁性材料からなっていて、センサ外装2は非 磁性材料からなっている。回動中心軸4も強磁性材料から構成することができる 。そして、このセンサ外装2には、一対のピボット軸受9の一方の側部、つまり 回動中心軸4の軸線から偏心した位置に、永久磁石10が固定されている。この 永久磁石10は、図3に誇張して示すように、センサアーム3を吸引付勢して、 一方のニードル部4aを対応するピボット軸受9の円錐状凹部9a底部に確実に 保持し、かつセンサアーム3に一定方向の倒れ特性(モーメント)を与えて、回 動中心軸の他方のニードル部4aを、対応するピボット軸受9の円錐状凹部9a の一定の位置に片寄せて保持する。
【0019】 センサアーム3の両端には、それぞれ永久磁石5、6が固定されている。他方 、外装2には、この永久磁石5に対向させて時期センサとしてのホール素子7が 固定され、永久磁石6に対向させてコイル8が固定されている。永久磁石5は、 ホール素子7に沿う方向に着磁されており、永久磁石6はセンサアーム3の長手 方向に着磁されている。この永久磁石6とコイル8は、永久磁石6の磁束がコイ ル8の巻線に鎖交する関係で設置されている。すなわちコイル8へ電流を流すと 、センサアーム3に回転力が発生する関係である。外装2は、永久磁石5と6の 磁界が、ホール素子7およびコイル8の作用範囲から外れないように、回動角を 規制する機能を持っている。
【0020】 ホール素子7は、その正面中央に永久磁石5が位置しているとき、つまりセン サアーム3が図の平衡位置にあるときには出力を生じないが、センサアーム3が 回動して永久磁石5の位置がずれると、そのずれ量と方向に応じた出力が得られ る。このホール素子7に代えて、MR(Magnetic Resistance )素子(磁気抵抗 素子)を用いても、同様の出力を得ることができる。MR素子は、磁界中の半導 体に流れる電流は磁界の増加によって半導体内を通過する道のりが長くなるため に電気抵抗も増加する(磁気抵抗効果)という性質を用いた磁気センサである。
【0021】 図6は、この角加速度センサ1のホール素子7およびコイル8を含む駆動回路 である。ホール素子7の出力端子7a、7bには、永久磁石5の移動方向と量に 応じた出力が生じ、この両出力が差動アンプ10に入力される。この差動アンプ 10の出力は、コイル8に入力され、コイル8に連なる抵抗11の両端の電圧が 積分回路12、13および増幅器14を介してバイモルフ圧電板25に与えられ る。
【0022】 角加速度センサ1は、図5に示すように、カメラ15内に設置される。すなわ ちカメラ15を水平にして撮影するとき、センサアーム3が垂直になる位置関係 で、かつ回動軸4が光軸と垂直になる位置関係で設けられる。いま写真撮影時に 何らかの原因で、点Pを中心とする回転運動のカメラブレが生じ、光軸Oが時間 の関数θ(t) だけブレてO’の位置になったとする。説明のためθ(t) は極端に 大きく描いてある。もし角加速度センサ1のコイル8に電流を流さなければ、セ ンサアーム3は慣性のために破線で示すように地面に対して垂直を保つ方向に回 動しようとする。しかし本装置は、図6の回路によりセンサアーム3が常に光軸 に対して垂直を保つように動作し、ブレ角度θ(t) の角加速度d2θ/dt2に比例し た出力を得ることができる。
【0023】 すなわち、図5のように光軸ブレθ(t) が生じると、慣性のため、永久磁石5 はホール素子7の素子面中央からずれ、素子7の出力端子7a、7bには、電位 差が発生する。この電位差は差動アンプ10に入力されて増幅され、増幅された 電圧は、コイル8と抵抗11の直列回路に入力される。そしてこのときコイル8 に流れる電流により、永久磁石6を介してセンサアーム3に回転力が加わり、永 久磁石5がホール素子7の素子面中央に戻るように作用する。つまり、コイル8 に直列に接続された抵抗11の両端には、光軸ブレθ(t) に伴って発生するセン サアーム3の慣性力に打ち勝って、永久磁石5をホール素子7の素子面中央に保 つに必要な電流値に比例した電圧が発生する。この電圧は光軸ブレθ(t) の角加 速度d2θ/dt2に比例する。従ってこの電圧を積分回路12、13に通すと、積分 回路13の出力には、光軸ブレ量θ(t) に比例した出力が得られる。この出力を 増幅器14で増幅した後、図7、図8で説明したバイモルフ圧電板25に入力す れば、光軸ブレの量に対応した量だけ補正レンズ22(22a)を移動させて、 画像ブレの発生を防止し、あるいは少なくとも画像ブレを小さくすることができ る。
【0024】 そして、本発明の角加速度センサ1は、以上の制御を行なう上で、カメラに加 わる小さい角加速度も高精度で検出することができる。すなわち、角加速度セン サ1のセンサアーム3は、永久磁石10によって一方のピボット軸受9に引き寄 せられており、かつ一定の方向への倒れ特性が与えられているために、センサア ーム3の一端部の永久磁石5とホール素子7の位置関係、および同他端部の永久 磁石6とコイル8の位置関係は、それぞれカメラ動作中の振動(例えば撮影レン ズ駆動用のモータの動作による振動)程度では変化しない。このため、ホール素 子7の出力が安定する。
【0025】 これは、カメラに加わる振動等により、永久磁石5とホール素子7の位置関係 、および永久磁石6とコイル8の位置関係が僅かに変化する場合と比較すると明 らかである。図11は、永久磁石による吸引作用のない従来のセンサアーム3’ の支持態様、およびこの際に生じる回動中心軸4’の位置変化を誇張して示した ものである。このように回動中心軸4’の位置が一対のピボット軸受9の中で変 化すると、当然の永久磁石5とホール素子7の位置関係、および永久磁石6とコ イル8の位置関係が変化し、その結果、ホール素子7の直流出力が変動してしま う。この変動が高精度の角加速度検出を妨げる。つまり、角加速度センサ1の出 力には、回動軸部のアンバランスに起因する僅かな直流出力成分が存在するが、 この直流出力成分は一定であれば(変動しなければ)問題にならない。なぜなら 、手ブレの検出は極端な低振動数まで対象にする必要はないので、角加速度から 角速度に変換するときに直流分をカットして積分できるからである。このときの カットオフ周波数は、手ブレ補正装置を制御する場合の対象最低シャッタ速度等 によって設定されるものであり、通常1〜数Hzに設定される。
【0026】 図9と図10はそれぞれ、本発明による角加速度センサ1(図3)と従来セン サ(図11)によるホール素子7の出力(上段)およびその積分出力(下段)を 示している。従来センサでは、図10に示すように、t=t0で回動中心軸4’の移 動が発生すると、直流出力がB0からB1に変化し、その結果、この出力から直流成 分をカットし積分した波形においてもt=t0で大きな出力変動が生じる。直線Lの 傾きは直流成分カット回路の時定数で決まる。これに対して本発明では、回動中 心軸4の移動自体が生じないために、図9に示すように、直流出力B0が存在した としても、これは常に一定に保たれ、従って、この出力から直流成分をカットし 積分した波形においては、出力変動が生じない。従って、従来発生していた軸受 部の遊びによる角速度の誤検出が生じないので、比較的小さい角速度変化も正確 に検出できる。
【0027】 図4は、センサアームの回動中心軸の軸受構造の凹凸関係を逆にした実施例で ある。すなわち、回動中心軸4Aの両端部に円錐状凹部4bを形成し、ピボット 軸受9Aに、この円錐状凹部4bに係合するニードル部9bを設けている。この 実施例によっても、第一の実施例と同様の作用を得ることができる。
【0028】 なお前述のように、撮影時に発生する光軸ブレは、シャッタボタンの押し下げ 動作によって発生する上下方向のものが多いため、上記実施例では、上下方向の 光軸ブレ(角度ブレ)を対象に本考案を説明した。しかしさらに左右方向の光軸 ブレ(角度ブレ)も検出する場合には、カメラの例えば底部付近に、回動中心軸 4が光軸Oおよび地面に対して垂直になるようにして別の角加速度センサ1を設 置し、補正レンズ22を直交関係の一対のバイモルフ圧電板25によって駆動す るようにすればよい。
【0029】 本考案の角加速度センサ1は、カメラの像ブレ補正装置以外の用途にも使用で きる。この場合には、増幅器14の出力を角加速度(の関数)として出力すれば よい。例えば、小型船舶(模型を含む)の揺れ防止用の角加速度センサとして使 用し得る。
【0030】
【考案の効果】
以上のように本考案は、長さ方向の中央付近に回動中心軸を持ち両端にそれぞ れ永久磁石を有するセンサアームと、このセンサアームの上記回動中心軸を支持 するピボット軸受部を有する固定部と、一方の永久磁石に対向させて固定部に設 置された磁気センサと、他方の永久磁石に対向させ巻線が磁束と鎖交するように して固定部に設置されたコイルとを備えた角加速度センサにおいて、磁性材料と 永久磁石の磁気吸引作用により、センサアームの回動中心軸の位置が変化しない ようにしたので、安定した出力を得ることができ、角加速度を高感度高精度に検 出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による角加速度センサの実施例を示す縦
断面図である。
【図2】同横断面図である。
【図3】同センサアームの回動中心軸の軸受部の拡大図
である。
【図4】本考案の他の実施例を示す図3に対応する拡大
図である。
【図5】図1ないし図3の角加速度センサを搭載したカ
メラの側面図である。
【図6】本考案の角加速度センサをカメラの像ブレ補正
装置に適用した場合の駆動回路の一例を示す回路ブロッ
ク図である。
【図7】カメラの像ブレ補正装置の簡単な例を示す正面
図である。
【図8】図6の平面図である。
【図9】本考案による加速度センサの出力例を示すグラ
フである。
【図10】従来の加速度センサの出力例を示すグラフで
ある。
【図11】従来の角加速度センサのセンサアームの軸受
構造を示す、図3に対応する拡大図である。
【符号の説明】
1 角加速度センサ 2 センサ外装(固定部) 3 センサアーム 4 4A 回動中心軸 4a ニードル部 4b 円錐状凹部 5 6 永久磁石 7 ホール素子(磁気センサ) 8 コイル 9 9A ピボット軸受 9a 円錐状凹部 9b ニードル部 10 永久磁石

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長さ方向の中央付近に回動中心軸を持ち
    両端にそれぞれ永久磁石を有するセンサアーム;このセ
    ンサアームの上記回動中心軸を支持するピボット軸受部
    を有する固定部;一方の永久磁石に対向させて上記固定
    部に設置された磁気センサ;および他方の永久磁石に対
    向させ巻線が磁束と鎖交するようにして上記固定部に設
    置されたコイル;を備えた角加速度センサにおいて、 上記センサアームとその回動中心軸の少なくとも一方を
    磁性材料から構成し、 この磁性材料からなるセンサアームまたは回動中心軸
    を、該回動中心軸の軸線方向の一方に吸引付勢してピボ
    ット軸受に密着させる永久磁石を設けたことを特徴とす
    る角加速度センサ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、永久磁石は、回動中
    心軸の軸線に対して偏心した位置に設けられている角加
    速度センサ。
JP1992050648U 1992-07-20 1992-07-20 角加速度センサ Expired - Fee Related JP2584006Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992050648U JP2584006Y2 (ja) 1992-07-20 1992-07-20 角加速度センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992050648U JP2584006Y2 (ja) 1992-07-20 1992-07-20 角加速度センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0612971U true JPH0612971U (ja) 1994-02-18
JP2584006Y2 JP2584006Y2 (ja) 1998-10-30

Family

ID=12864764

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992050648U Expired - Fee Related JP2584006Y2 (ja) 1992-07-20 1992-07-20 角加速度センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2584006Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007093926A (ja) * 2005-09-28 2007-04-12 Pentax Corp 手ぶれ補正装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56168616U (ja) * 1980-05-19 1981-12-12
JPS639403U (ja) * 1986-07-02 1988-01-22
JP3096617U (ja) * 2003-03-20 2003-09-26 知也 本間 滑り止め付き桶

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56168616U (ja) * 1980-05-19 1981-12-12
JPS639403U (ja) * 1986-07-02 1988-01-22
JP3096617U (ja) * 2003-03-20 2003-09-26 知也 本間 滑り止め付き桶

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007093926A (ja) * 2005-09-28 2007-04-12 Pentax Corp 手ぶれ補正装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2584006Y2 (ja) 1998-10-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4996545A (en) Apparatus for correcting blurred image of camera using angular acceleration sensor and angular acceleration sensor
US7315015B2 (en) Image detecting module
CN1763622B (zh) 致动器和具有该致动器的镜头单元及照相机
CN1755507B (zh) 致动器、和具有该致动器的镜头单元及照相机
JP5463583B2 (ja) 防振アクチュエータ、及びそれを備えたレンズユニット、カメラ
EP2141539A1 (en) Blurring correction device and optical apparatus
US5963248A (en) Automatic tracking/image sensing device
US20140320962A1 (en) Optical image stabilizer
JP2008152034A (ja) アクチュエータ、及びそれを備えたレンズユニット、カメラ
US5978137A (en) Image stabilizing apparatus
JP3332620B2 (ja) 位置検出装置
JP5884242B2 (ja) アクチュエータ、レンズユニット、及びカメラ
JP2000321614A (ja) 防振装置用アクチュエータ
JP2000039303A (ja) 位置検出装置および位置検出方法
JP2584006Y2 (ja) 角加速度センサ
JP3433512B2 (ja) レンズ鏡筒の支持機構
JP2868227B2 (ja) カメラの像ブレ補正装置および補正レンズ駆動装置
JP2014089357A (ja) 手振れ補正装置
JPH0348229A (ja) カメラの像ブレ補正装置および角加速度センサ
JP2706973B2 (ja) カメラの像ブレ補正装置
JP4893954B2 (ja) 像振れ防止用アクチュエータ、及びそれを備えたレンズユニット、カメラ
JP2519978Y2 (ja) 角加速度センサおよびこの角加速度センサを用いたカメラの像ブレ補正装置
JPH0974779A (ja) 駆動制御装置
JPS63217778A (ja) 撮影装置
JP2937754B2 (ja) 光量制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees