JPH06129379A - ロータリ圧縮機 - Google Patents
ロータリ圧縮機Info
- Publication number
- JPH06129379A JPH06129379A JP28140392A JP28140392A JPH06129379A JP H06129379 A JPH06129379 A JP H06129379A JP 28140392 A JP28140392 A JP 28140392A JP 28140392 A JP28140392 A JP 28140392A JP H06129379 A JPH06129379 A JP H06129379A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- semi
- discharge cover
- circular groove
- sliding surface
- bearing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、副軸受けの吐出カバー圧入部の外
周部に半円状の溝を設け、かつ吐出カバーの圧入部に同
形状の半円溝加工を設けることにより、嵌入時吐出カバ
ーからの押圧は半円の円周上に分散するので、摺動面の
圧入ひずみを無くすことができ、高信頼性の圧縮機にす
ることを目的としたものである。 【構成】 副軸受け１２の外周部に半円状の溝１０、及
び吐出カバー１３の圧入部に同形状の半円溝加工部１１
を設けた構成になっている。
周部に半円状の溝を設け、かつ吐出カバーの圧入部に同
形状の半円溝加工を設けることにより、嵌入時吐出カバ
ーからの押圧は半円の円周上に分散するので、摺動面の
圧入ひずみを無くすことができ、高信頼性の圧縮機にす
ることを目的としたものである。 【構成】 副軸受け１２の外周部に半円状の溝１０、及
び吐出カバー１３の圧入部に同形状の半円溝加工部１１
を設けた構成になっている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ロータリ圧縮機に係わ
り、特に軸摺動部の信頼性向上に関するものである。
り、特に軸摺動部の信頼性向上に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、ロータリ圧縮機（以下、圧縮機と
いう）の信頼性に対する品質向上が要求されている。
いう）の信頼性に対する品質向上が要求されている。
【０００３】以下図面を参照しながら、特開昭５７−１
４６０７４号公報に示されている従来の圧縮機の一例に
ついて説明する。図３は従来のロータリ圧縮機の側面断
面図で図４はその要部拡大図である。
４６０７４号公報に示されている従来の圧縮機の一例に
ついて説明する。図３は従来のロータリ圧縮機の側面断
面図で図４はその要部拡大図である。
【０００４】１は密閉容器で、密閉容器１内には、圧縮
要素２と電動要素３とを備え、前記圧縮要素２の副軸受
け４には給油管５と一体になった吐出カバー６が圧入さ
れて固定されている。
要素２と電動要素３とを備え、前記圧縮要素２の副軸受
け４には給油管５と一体になった吐出カバー６が圧入さ
れて固定されている。
【０００５】７はクランク軸で副軸受け４の摺動面８上
を回転する。９は非摺動面で前記吐出カバー６を圧入す
るときのひずみを吸収するために設けられている。
を回転する。９は非摺動面で前記吐出カバー６を圧入す
るときのひずみを吸収するために設けられている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、吐出カバー６の圧入のひずみを吸収する
ために、非摺動面９を設けているので摺動面８が十分確
保できず、クランク軸７及び摺動面８の磨耗が大きくな
り、信頼性にかけるという課題があった。
来の構成では、吐出カバー６の圧入のひずみを吸収する
ために、非摺動面９を設けているので摺動面８が十分確
保できず、クランク軸７及び摺動面８の磨耗が大きくな
り、信頼性にかけるという課題があった。
【０００７】本発明は上記課題に鑑み、クランク軸及び
その摺動面の磨耗を少なくし、品質のよい圧縮機を提供
するものである。
その摺動面の磨耗を少なくし、品質のよい圧縮機を提供
するものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
するために、本発明の圧縮機は、圧縮要素の副軸受けの
吐出カバー圧入部の外周の全周に半円状の溝を設け、か
つ吐出カバーの圧入部に同形状の半円溝加工を設けたも
のである。
するために、本発明の圧縮機は、圧縮要素の副軸受けの
吐出カバー圧入部の外周の全周に半円状の溝を設け、か
つ吐出カバーの圧入部に同形状の半円溝加工を設けたも
のである。
【０００９】
【作用】副軸受けの吐出カバー圧入部の外周の全周に半
円状の溝を設け、かつ吐出カバーの圧入部に同形状の半
円溝加工を設けることにより、嵌入時吐出カバーよりの
押圧は半円の円周面に分散することになる。そのため摺
動面のひずみが少なくなるので非摺動面をなくせること
ができ、摺動面を十分確保することができる。
円状の溝を設け、かつ吐出カバーの圧入部に同形状の半
円溝加工を設けることにより、嵌入時吐出カバーよりの
押圧は半円の円周面に分散することになる。そのため摺
動面のひずみが少なくなるので非摺動面をなくせること
ができ、摺動面を十分確保することができる。
【００１０】
【実施例】以下本発明の一実施例の圧縮機について、図
面を参照しながら説明する。なお従来と同一部品につい
ては、同一符号を付して詳細な説明を省略する。図１は
本発明の一実施例における圧縮機の側面断面図であり、
図２はその要部拡大図である。
面を参照しながら説明する。なお従来と同一部品につい
ては、同一符号を付して詳細な説明を省略する。図１は
本発明の一実施例における圧縮機の側面断面図であり、
図２はその要部拡大図である。
【００１１】図１において、１は密閉容器で、密閉容器
１内には、圧縮要素２と電動要素３を備え、前記圧縮要
素２の副軸受け１２には給油管５と一体になった吐出カ
バー１３が固定されている。７はクランク軸で副軸受け
１２の摺動面１４上を回転する。図２において１０は副
軸受け１２の吐出カバー１３の圧入部外周部に設けられ
た半円状の溝で、１１は吐出カバー１３に設けられた半
円溝加工部である。
１内には、圧縮要素２と電動要素３を備え、前記圧縮要
素２の副軸受け１２には給油管５と一体になった吐出カ
バー１３が固定されている。７はクランク軸で副軸受け
１２の摺動面１４上を回転する。図２において１０は副
軸受け１２の吐出カバー１３の圧入部外周部に設けられ
た半円状の溝で、１１は吐出カバー１３に設けられた半
円溝加工部である。
【００１２】以上のように構成された圧縮機について、
副軸受け１２の半円状溝１０に吐出カバー１３に設けら
れた半円溝加工部１１に嵌入により固定されているた
め、吐出カバーからの押圧は半円の円周上に分散するの
で摺動面のひずみが少なくなり、非摺動面をなくせるこ
とができ、摺動面を十分確保することができる。
副軸受け１２の半円状溝１０に吐出カバー１３に設けら
れた半円溝加工部１１に嵌入により固定されているた
め、吐出カバーからの押圧は半円の円周上に分散するの
で摺動面のひずみが少なくなり、非摺動面をなくせるこ
とができ、摺動面を十分確保することができる。
【００１３】
【発明の効果】以上のように本発明は、副軸受けの吐出
カバー圧入部の外周の全周に半円状の溝を設け、かつ吐
出カバーの圧入部に同形状の半円溝加工を設けることに
より嵌入時、吐出カバーからの押圧は半円の円周上に分
散するので摺動面のひずみが少なくなる。そのため、従
来の非摺動面を無くすことができるので摺動面が十分確
保できるため、クランク軸及び摺動面の磨耗が低減で
き、品質のよい圧縮機を提供することができる。
カバー圧入部の外周の全周に半円状の溝を設け、かつ吐
出カバーの圧入部に同形状の半円溝加工を設けることに
より嵌入時、吐出カバーからの押圧は半円の円周上に分
散するので摺動面のひずみが少なくなる。そのため、従
来の非摺動面を無くすことができるので摺動面が十分確
保できるため、クランク軸及び摺動面の磨耗が低減で
き、品質のよい圧縮機を提供することができる。
【図１】本発明による圧縮機の一実施例の側面断面図
【図２】図１の要部拡大断面図
【図３】従来の圧縮機の側面断面図
【図４】図３の要部拡大断面図
１ 密閉容器 ２ 圧縮要素 ３ 電動要素 １０ 半円状の溝 １１ 半円溝加工部 １２ 副軸受け １３ 吐出カバー
Claims (1)
- 【請求項１】 密閉容器内に圧縮要素と電動要素を設
け、前記圧縮要素の副軸受けの吐出カバー圧入部の外周
の全周に半円状の溝を設け、かつ吐出カバーの圧入部に
同形状の半円溝加工を設けたことを特徴とするロータリ
圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28140392A JPH06129379A (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | ロータリ圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28140392A JPH06129379A (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | ロータリ圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06129379A true JPH06129379A (ja) | 1994-05-10 |
Family
ID=17638664
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28140392A Pending JPH06129379A (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | ロータリ圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06129379A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2022121148A1 (zh) * | 2020-12-10 | 2022-06-16 | 松下·万宝(广州)压缩机有限公司 | 一种压缩机泵体以及压缩机 |
-
1992
- 1992-10-20 JP JP28140392A patent/JPH06129379A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2022121148A1 (zh) * | 2020-12-10 | 2022-06-16 | 松下·万宝(广州)压缩机有限公司 | 一种压缩机泵体以及压缩机 |
| JP2023509809A (ja) * | 2020-12-10 | 2023-03-10 | 松下・万宝（▲広▼州）▲圧▼▲縮▼机有限公司 | 圧縮機用ポンプ及び圧縮機 |
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