JPH06128632A - 耐蝕性に優れたマルテンサイト系ステンレス鋼の製造方法 - Google Patents
耐蝕性に優れたマルテンサイト系ステンレス鋼の製造方法Info
- Publication number
- JPH06128632A JPH06128632A JP27462292A JP27462292A JPH06128632A JP H06128632 A JPH06128632 A JP H06128632A JP 27462292 A JP27462292 A JP 27462292A JP 27462292 A JP27462292 A JP 27462292A JP H06128632 A JPH06128632 A JP H06128632A
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- Japan
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- stainless steel
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- martensitic stainless
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐CO2 腐食性の優れた低C−13%Cr−
Ni系マルテンサイト系ステンレス鋼の製造を短時間で
量産することを可能にする。 【構成】 低C−13%Cr−Ni系マルテンサイトス
テンレス鋼を800℃以上900℃以下の温度域で65
%以上の加工度を与える。
Ni系マルテンサイト系ステンレス鋼の製造を短時間で
量産することを可能にする。 【構成】 低C−13%Cr−Ni系マルテンサイトス
テンレス鋼を800℃以上900℃以下の温度域で65
%以上の加工度を与える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐炭酸ガス(CO2 )
腐食性に優れたマルテンサイト系ステンレス鋼の製造方
法に関する。
腐食性に優れたマルテンサイト系ステンレス鋼の製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】石油或いは天然ガスを採取するための井
戸の環境は、近年益々苛酷なものとなってきている。採
掘深さの増大に加え、湿潤な耐炭酸ガス(CO2 )や硫
化水素(H2 S)、塩素イオン(Cl- )等腐食性の成
分を含む井戸も多くなってきている。このような環境下
では、従来、腐食抑制剤を使用することがなされてき
た。しかしながら、腐食抑制剤は、高温(150℃以
上)においてその効果を喪失することが多い。また、腐
食抑制剤の添加・回収処理には多大なコストを必要とす
る。而して、腐食抑制剤を適用する必要のない、耐蝕性
金属材料の供給が望まれていた。
戸の環境は、近年益々苛酷なものとなってきている。採
掘深さの増大に加え、湿潤な耐炭酸ガス(CO2 )や硫
化水素(H2 S)、塩素イオン(Cl- )等腐食性の成
分を含む井戸も多くなってきている。このような環境下
では、従来、腐食抑制剤を使用することがなされてき
た。しかしながら、腐食抑制剤は、高温(150℃以
上)においてその効果を喪失することが多い。また、腐
食抑制剤の添加・回収処理には多大なコストを必要とす
る。而して、腐食抑制剤を適用する必要のない、耐蝕性
金属材料の供給が望まれていた。
【0003】湿潤な炭酸ガス(CO2 )を多く含む環境
中で使用される合金で比較的安価なものとしては、AI
SI420鋼のように、Cを0.2%、Cr:12〜1
3%を含有するマルテンサイト系ステンレス鋼がある。
しかし、このようなマルテンサイト系ステンレス鋼も、
湿潤な炭酸ガスを多く含む環境の温度が120℃以上と
なると、腐食が進行する。従って、120℃以上の炭酸
ガスを多く含む環境中では、Crを22〜25%含有す
る2相系ステンレス鋼が使用されてきた。しかし、炭酸
ガスを多く含む環境中で使用する材料としては、22〜
25%のCrを含有する2相系ステンレス鋼は高価過ぎ
る。
中で使用される合金で比較的安価なものとしては、AI
SI420鋼のように、Cを0.2%、Cr:12〜1
3%を含有するマルテンサイト系ステンレス鋼がある。
しかし、このようなマルテンサイト系ステンレス鋼も、
湿潤な炭酸ガスを多く含む環境の温度が120℃以上と
なると、腐食が進行する。従って、120℃以上の炭酸
ガスを多く含む環境中では、Crを22〜25%含有す
る2相系ステンレス鋼が使用されてきた。しかし、炭酸
ガスを多く含む環境中で使用する材料としては、22〜
25%のCrを含有する2相系ステンレス鋼は高価過ぎ
る。
【0004】そこで、AISI420鋼と22〜25%
のCrを含有する2相系ステンレス鋼の中間の使用性能
即ち、120〜180℃の炭酸ガスを多く含む環境中で
の使用に耐える耐蝕性と価格を有するグレードの鋼の開
発が望まれていた。この要請に応えるべく発明者等は、
特願平04−5133号にてAISI420鋼に代わる
低C−13%Cr−Ni鋼を提案した。しかしながら、
このグレードの鋼は硬度が極めて高く、このことに起因
して、たとえばこの鋼を圧延して得られる管或いは分塊
圧延して得られるブルームの鋸断が極めて困難であると
いう製造プロセス上の問題がある。この種の鋼を軟化さ
せるには、極めて長時間の恒温保持処理が必要である
が、生産性を著しく損なうという問題がある。
のCrを含有する2相系ステンレス鋼の中間の使用性能
即ち、120〜180℃の炭酸ガスを多く含む環境中で
の使用に耐える耐蝕性と価格を有するグレードの鋼の開
発が望まれていた。この要請に応えるべく発明者等は、
特願平04−5133号にてAISI420鋼に代わる
低C−13%Cr−Ni鋼を提案した。しかしながら、
このグレードの鋼は硬度が極めて高く、このことに起因
して、たとえばこの鋼を圧延して得られる管或いは分塊
圧延して得られるブルームの鋸断が極めて困難であると
いう製造プロセス上の問題がある。この種の鋼を軟化さ
せるには、極めて長時間の恒温保持処理が必要である
が、生産性を著しく損なうという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、量産AIS
I420鋼を製造するのと変わらないプロセスで、上述
のような製造上のトラブルを発生することのない、低C
−13%Cr−Ni系マルテンサイトステンレス鋼を製
造する方法を提供することを目的とする。
I420鋼を製造するのと変わらないプロセスで、上述
のような製造上のトラブルを発生することのない、低C
−13%Cr−Ni系マルテンサイトステンレス鋼を製
造する方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、重量で、C ≦0.1%、
Si≦1%、Mn≦2%、 P
≦0.025%、S ≦0.015%、 C
r:8〜14%、Ni≦4%、 A
l:0.005〜0.2%、Nb:0.005〜0.3
%、 N ≦0.015%、残部:Feおよび不可避
的不純物からなる鋼に、800℃以上、900℃以下の
温度域で65%以上の加工を加えることを特徴とする耐
蝕性に優れたマルテンサイト系ステンレス鋼の製造方法
にある。
に本発明は、重量で、C ≦0.1%、
Si≦1%、Mn≦2%、 P
≦0.025%、S ≦0.015%、 C
r:8〜14%、Ni≦4%、 A
l:0.005〜0.2%、Nb:0.005〜0.3
%、 N ≦0.015%、残部:Feおよび不可避
的不純物からなる鋼に、800℃以上、900℃以下の
温度域で65%以上の加工を加えることを特徴とする耐
蝕性に優れたマルテンサイト系ステンレス鋼の製造方法
にある。
【0007】以下、本発明を詳細に説明する。発明者等
は、従来技術における問題を解決すべく、多くの実験を
伴う研究を進めた結果、800℃以上、900℃以下の
温度域で65%以上の加工を加えることによって、低C
−13%Cr−Ni−Nb系マルテンサイトステンレス
鋼が軟化することを見出した。
は、従来技術における問題を解決すべく、多くの実験を
伴う研究を進めた結果、800℃以上、900℃以下の
温度域で65%以上の加工を加えることによって、低C
−13%Cr−Ni−Nb系マルテンサイトステンレス
鋼が軟化することを見出した。
【0008】800℃以上、900℃以下の温度域で6
5%以上の加工を加えることによって、低C−13%C
r−Ni−Nb系マルテンサイトステンレス鋼が軟化す
る理由について、発明者等は次のように推測している。
即ち、低C−13%Cr−Ni鋼にNbを添加すること
によって、結晶粒は微細化される。さらに、低C−13
%Cr−Ni鋼の再結晶−未再結晶遷移温度は900℃
以下であるという発明者等の知見から、未再結晶温度以
下の温度域で65%以上の加工を低C−13%Cr−N
i−Nb系マルテンサイトステンレス鋼に加えることに
よって結晶粒が益々微細になり、従って結晶粒界面積が
さらに拡大されかつ、フェライト核生成速度も増大する
ために、冷却中にオーステナイト相が不安定になって、
フェライト変態が促進され、鋼が軟化する。本発明にお
いて、900℃以下の温度域で鋼に加える加工は、好ま
しくは75%以上である。65%以上の加工を鋼に加え
る時の温度は、低くとも800℃でなければならない。
800℃に満たない温度では、鋼を圧延して管やブルー
ムとする時、圧延温度が低過ぎることに起因して割れを
生じる。一方、900℃を超える温度域では、65%以
上の加工を鋼に加えても、直ちに再結晶して上述のフェ
ライト変態が起こらなくなる。また、前記温度域で鋼に
加える加工を65%以上としたのは、この強度以上の加
工によって、本発明が対象とする低C−13%Cr−N
i−Nb系マルテンサイトステンレス鋼を圧延してたと
えば管としたものを鋸断し得る硬度であるビッカース硬
度300以下とすることができるからである。
5%以上の加工を加えることによって、低C−13%C
r−Ni−Nb系マルテンサイトステンレス鋼が軟化す
る理由について、発明者等は次のように推測している。
即ち、低C−13%Cr−Ni鋼にNbを添加すること
によって、結晶粒は微細化される。さらに、低C−13
%Cr−Ni鋼の再結晶−未再結晶遷移温度は900℃
以下であるという発明者等の知見から、未再結晶温度以
下の温度域で65%以上の加工を低C−13%Cr−N
i−Nb系マルテンサイトステンレス鋼に加えることに
よって結晶粒が益々微細になり、従って結晶粒界面積が
さらに拡大されかつ、フェライト核生成速度も増大する
ために、冷却中にオーステナイト相が不安定になって、
フェライト変態が促進され、鋼が軟化する。本発明にお
いて、900℃以下の温度域で鋼に加える加工は、好ま
しくは75%以上である。65%以上の加工を鋼に加え
る時の温度は、低くとも800℃でなければならない。
800℃に満たない温度では、鋼を圧延して管やブルー
ムとする時、圧延温度が低過ぎることに起因して割れを
生じる。一方、900℃を超える温度域では、65%以
上の加工を鋼に加えても、直ちに再結晶して上述のフェ
ライト変態が起こらなくなる。また、前記温度域で鋼に
加える加工を65%以上としたのは、この強度以上の加
工によって、本発明が対象とする低C−13%Cr−N
i−Nb系マルテンサイトステンレス鋼を圧延してたと
えば管としたものを鋸断し得る硬度であるビッカース硬
度300以下とすることができるからである。
【0009】次に成分の限定範囲について以下に説明す
る。 C:C量が多いとCr炭化物が多く存在し、耐蝕性が劣
化するので上限含有量は0.1%とすべきである。 Si:脱酸のため必要な元素であるが、1%を超えて添
加すると衝撃靭性を低下させることから、上限含有量は
1%とする。 Mn:脱酸および強度確保のために有効な元素である
が、2%を超えて添加するとその効果は飽和するので、
上限含有量は2%とする。
る。 C:C量が多いとCr炭化物が多く存在し、耐蝕性が劣
化するので上限含有量は0.1%とすべきである。 Si:脱酸のため必要な元素であるが、1%を超えて添
加すると衝撃靭性を低下させることから、上限含有量は
1%とする。 Mn:脱酸および強度確保のために有効な元素である
が、2%を超えて添加するとその効果は飽和するので、
上限含有量は2%とする。
【0010】Cr:Crはマルテンサイト系ステンレス
鋼を構成する最も基本的かつ必須の元素であって、耐蝕
性を付与するために必要な元素であるが、含有量が8%
未満では耐蝕性が十分でなく、一方14%を超えて添加
するとマルテンサイト単相にし難くなるので上限含有量
は14%とすべきである。
鋼を構成する最も基本的かつ必須の元素であって、耐蝕
性を付与するために必要な元素であるが、含有量が8%
未満では耐蝕性が十分でなく、一方14%を超えて添加
するとマルテンサイト単相にし難くなるので上限含有量
は14%とすべきである。
【0011】Al:脱酸のために必要な元素であって含
有量が0.005%未満ではその効果が十分でなく、
0.2%を超えて添加すると粗大な酸化物系介在物が鋼
中に残留して靭性を低下させるので、含有量範囲は0.
005〜0.2%とした。 Nb:Nbを添加すると結晶粒が微細になるが、フェラ
イト形成元素であるので、あまり多く添加すると圧延時
にフェライトが発生するので上限含有量は0.3%とす
べきである。
有量が0.005%未満ではその効果が十分でなく、
0.2%を超えて添加すると粗大な酸化物系介在物が鋼
中に残留して靭性を低下させるので、含有量範囲は0.
005〜0.2%とした。 Nb:Nbを添加すると結晶粒が微細になるが、フェラ
イト形成元素であるので、あまり多く添加すると圧延時
にフェライトが発生するので上限含有量は0.3%とす
べきである。
【0012】N:Nは0.015%を超えて存在すると
母材の衝撃靭性を低下させるので、上限含有量は0.1
%とすべきである。 P:靭性を低下させる元素であるので下限含有量を0.
025%にした。 S:SはPと同様靭性を低下させる元素であるので下限
含有量を0.015%とした。 Ni:オーステナイト形成元素でマルテンサイトを安定
させ耐蝕性を向上させるが、4%以上添加するとその効
果を飽和させ、Niを増やすとコストが上昇するので上
限含有量を4%とした。
母材の衝撃靭性を低下させるので、上限含有量は0.1
%とすべきである。 P:靭性を低下させる元素であるので下限含有量を0.
025%にした。 S:SはPと同様靭性を低下させる元素であるので下限
含有量を0.015%とした。 Ni:オーステナイト形成元素でマルテンサイトを安定
させ耐蝕性を向上させるが、4%以上添加するとその効
果を飽和させ、Niを増やすとコストが上昇するので上
限含有量を4%とした。
【0013】
【実施例】供試材として、重量でC0.02%、Si
0.1%、Mn0.45%、P0.013%、S0.0
013%、Cr13.00%、Ni2.0%、Al0.
028%、Nb0〜0.15%、N0.01%、残部実
質的にFeよりなる鋼を用いた。上記のサイプル材を8
00℃で圧延、冷却した時の温度−硬度曲線の関係を調
べた。その代表例を図1に示す。図1は未再結晶温度域
である800℃で75%の圧下を加えて徐冷(0.01
℃/s)した時の冷却時間と硬度との関係を線図で示す。
図面を参照して説明するとNbを添加していない低C−
13%Cr−2%Ni鋼は長時間徐冷しても硬度はほと
んど変化せず、実際の生産ラインでパイプ、ブルームの
鋸断が極めて困難になる。これに対してNbを添加した
鋼を長時間冷却するとNbを添加していない鋼に比べて
軟化の傾向を示すことがわかった。この結果実際の生産
ラインでのパイプ、ブルームの鋸断が極めて容易になっ
た。
0.1%、Mn0.45%、P0.013%、S0.0
013%、Cr13.00%、Ni2.0%、Al0.
028%、Nb0〜0.15%、N0.01%、残部実
質的にFeよりなる鋼を用いた。上記のサイプル材を8
00℃で圧延、冷却した時の温度−硬度曲線の関係を調
べた。その代表例を図1に示す。図1は未再結晶温度域
である800℃で75%の圧下を加えて徐冷(0.01
℃/s)した時の冷却時間と硬度との関係を線図で示す。
図面を参照して説明するとNbを添加していない低C−
13%Cr−2%Ni鋼は長時間徐冷しても硬度はほと
んど変化せず、実際の生産ラインでパイプ、ブルームの
鋸断が極めて困難になる。これに対してNbを添加した
鋼を長時間冷却するとNbを添加していない鋼に比べて
軟化の傾向を示すことがわかった。この結果実際の生産
ラインでのパイプ、ブルームの鋸断が極めて容易になっ
た。
【0014】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載されるような効果を奏する。
いるので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0015】800℃以上900℃以下の温度で65%
以上の加工を加えることによって耐CO2 腐食性に優れ
たマルテンサイト鋼の生産を短時間で量産できる。
以上の加工を加えることによって耐CO2 腐食性に優れ
たマルテンサイト鋼の生産を短時間で量産できる。
【図1】未再結晶域で加工(800℃,75%圧下)し
て徐冷した時の冷却時間と硬度との関係を示す図。
て徐冷した時の冷却時間と硬度との関係を示す図。
Claims (1)
- 【請求項1】 重量で、 C ≦0.1%、 Si≦1%、 Mn≦2%、 P ≦0.025%、 S ≦0.015%、 Cr:8〜14%、 Ni≦4%、 Al:0.005〜0.2%、 Nb:0.005〜0.3%、 N ≦0.015%、 残部:Feおよび不可避的不純物からなる鋼に、800
℃以上、900℃以下の温度域で65%以上の加工を加
えることを特徴とする耐蝕性に優れたマルテンサイト系
ステンレス鋼の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27462292A JPH06128632A (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | 耐蝕性に優れたマルテンサイト系ステンレス鋼の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27462292A JPH06128632A (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | 耐蝕性に優れたマルテンサイト系ステンレス鋼の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06128632A true JPH06128632A (ja) | 1994-05-10 |
Family
ID=17544291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27462292A Withdrawn JPH06128632A (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | 耐蝕性に優れたマルテンサイト系ステンレス鋼の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06128632A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1026273A1 (en) * | 1997-07-18 | 2000-08-09 | Sumitomo Metal Industries Limited | Martensite stainless steel of high corrosion resistance |
-
1992
- 1992-10-13 JP JP27462292A patent/JPH06128632A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1026273A1 (en) * | 1997-07-18 | 2000-08-09 | Sumitomo Metal Industries Limited | Martensite stainless steel of high corrosion resistance |
EP1026273A4 (en) * | 1997-07-18 | 2005-12-14 | Sumitomo Metal Ind | MARTENSITY STAINLESS STEEL HAVING HIGH CORROSION RESISTANCE |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000104 |