JPH06127809A - 大容量用紙収容装置および画像形成装置 - Google Patents

大容量用紙収容装置および画像形成装置

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JPH06127809A
JPH06127809A JP5086893A JP8689393A JPH06127809A JP H06127809 A JPH06127809 A JP H06127809A JP 5086893 A JP5086893 A JP 5086893A JP 8689393 A JP8689393 A JP 8689393A JP H06127809 A JPH06127809 A JP H06127809A
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JP
Japan
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paper
sheet
capacity
unit
conveyance
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Pending
Application number
JP5086893A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Kagaya
康治 加賀屋
Kesao Shindo
今朝雄 進藤
Takashi Matsuoka
崇 松岡
Satoshi Onuma
聡 大沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH06127809A publication Critical patent/JPH06127809A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、用紙のジャムが発生した際に、用
紙の最上部の隙間が広くなり、ジャムとなった用紙を取
除き易くできることを目的とする。 【構成】この発明の装置は、用紙Pの積載高さが高くな
るに従いエレベータ台131 を降下させ、積載用紙Pの最
上部位置を常時、略一定の位置に保つ上下動手段を有
し、上記エレベータ台131 に用紙Pを搬送する搬送路12
6 における用紙Pのジャムをセンサ127 により検知した
際に、上記エレベータモータを駆動し、上記エレベータ
台131 を下降させるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば用紙上に画像
を形成するレーザプリンタ等の画像形成装置にオプショ
ン用の装置として接続されている大容量の用紙を収容す
る大容量用紙収容装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばレーザプリンタ等の画像形
成装置では、レーザプリンタ本体とは別にオプションと
して、給紙装置や排紙装置が設定されたり、用紙の両面
に印刷を行うための反転装置と給送装置が設定されたり
するようになっている。
【0003】上記排紙装置は、大容量の用紙を収容され
ている収容装置となっている。このような装置では、収
納されている用紙がエレベータ台に載置され、最上部に
排紙ができるように、エレベータ台がエレベータ機構に
より移動制御されている。
【0004】このような装置では、用紙(ジャム)等の
搬送異常が発生した際に、用紙の最上部の隙間が狭く、
ジャムした用紙が取除き難いという欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、搬送
異常が発生した際に、用紙の最上部の隙間が狭く、搬送
異常となった用紙が取除き難いという欠点を除去するも
ので、用紙の搬送異常が発生した際に、用紙の最上部の
隙間が広くなり、搬送異常となった用紙を取除き易くで
きる大容量用紙収容装置および画像形成装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の大容量用紙収
容装置は、用紙を積載保持する積載板、この積載板に用
紙を搬送する搬送手段、上記積載板に接続され、上記用
紙の積載高さが高くなるに従い上記積載板を降下させ、
積載用紙の最上部位置を常時、略一定の位置に保つ上下
動手段、上記搬送手段における用紙の搬送異常を検知す
る検知手段、およびこの検知手段により搬送異常を検知
すると、上記上下動手段を駆動し、上記積載板を下降さ
せる制御手段から構成されている。
【0007】この発明の画像形成装置は、用紙に画像を
形成する画像形成手段、この画像形成手段にて画像が形
成された用紙を搬送する第1の搬送手段、この第1の搬
送手段にて搬送される用紙を積載保持する積載板、この
積載板に用紙を搬送する搬送手段、上記積載板に接続さ
れ、上記用紙の積載高さが高くなるに従い上記積載板を
降下させ、積載用紙の最上部位置を常時、略一定の位置
に保つ上下動手段、上記搬送手段における用紙の搬送異
常を検知する検知手段、およびこの検知手段により搬送
異常を検知すると、上記上下動手段を駆動し、上記積載
板を下降させる制御手段から構成されている。
【0008】
【作用】この発明は、用紙の積載高さが高くなるに従い
積載板を降下させ、積載用紙の最上部位置を常時、略一
定の位置に保つ上下動手段を有し、上記積載板に用紙を
搬送する搬送手段における用紙の搬送異常を検知した際
に、上記上下動手段を駆動し、上記積載板を下降させる
ようにしたものである。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。
【0010】図2はこの発明に係わる画像形成システム
のブロック構成を示すものであり、外部装置としてのホ
ストコンピュータ(ホスト装置)10からのプリントデー
タを受信し、受信したデータより用紙上に記録画像をプ
リントする画像形成装置としてのレーザプリンタ1とオ
プション機器とにより構成されている。オプション機器
としては、給紙装置2(MPF)、反転部3と再給紙部
4からなる自動両面給紙装置(ADD;オート ドキュ
メント デュプレクサー)5、大容量給紙装置(LC
F;ラージ キャパシティ フィーダ)6、大容量排紙
収納装置(LCS;ラージ キャパシティ スタッカ)
7、あるいは用紙振分装置(ソータ:MBS;メイル
ボックス スタッカ)8が接続されるようになってい
る。
【0011】たとえば、図1に示すように、レーザプリ
ンタ1の右側部に給紙装置2が取付けられ、左側部には
自動両面給紙装置5の反転部3、また、下部には自動両
面給紙装置5の再給紙部4がその下部には大容量給紙装
置6、その下部には大容量排紙収納装置7が、各装置共
に共通の積載レール上に位置決めされ積載配置されてい
る。
【0012】上記レーザプリンタ1と自動両面給紙装置
5の排紙部には、共通の排紙トレイ9が装填されるよう
になっている。
【0013】また、図3に示すように、大容量排紙収納
装置7のかわりに用紙振分装置8が配置されるようにし
ても良い。
【0014】上記反転部3は、大容量給紙装置6、大容
量排紙収納装置7、用紙振分装置8の共通に設けられた
取付部に取付けられるようになっている。これにより、
大容量給紙装置6、大容量排紙収納装置7、用紙振分装
置8は、それぞれ単独でも上記反転部3とレーザプリン
タ1を積載して動作できるものである。
【0015】上記再給紙部4、大容量給紙装置6、大容
量排紙収納装置7、用紙振分装置8のベースフレームの
下部には、それぞれ足が取り付けられており、この足は
上側装置たとえばレーザプリンタ本体1等の重量を支え
るだけでなく、システムアップ時の位置決めように用い
られている。
【0016】図4、図5は上記レーザプリンタ1の構成
を示すものである。
【0017】すなわち、レーザプリンタ1内には、レー
ザ光学系11、感光体ドラム12、スコロトロンからなる帯
電装置13、現像装置14、コロトロンからなる転写装置1
5、除電装置としての前露光装置16、定着装置17、クリ
ーニング装置18などのプロセス系の他、給紙カセット19
a 、19b 、送出ローラ20a 、20b 、アライニングローラ
対21、搬送ガイド22、ゲート23、排紙ローラ対24、25な
どが配設されている。
【0018】上記レーザ光学系11は、レーザ光を発生す
る半導体レーザ発振器(図示しない)、この発振器から
のレーザ光を平行光に補正するコリメータレンズ(図示
しない)、このレンズからのレーザ光を1走査ライン分
ごとに反射する8面体のミラー部を有する回転体として
のポリゴンミラー(回転ミラー)26、f・θレンズ27、
ミラー28、および上記ポリゴンミラー26を回転(駆動)
するミラーモータ29などから構成されている。
【0019】しかして、画像形成動作時においては、図
示しない外部機器(ホスト装置)もしくは操作パネルか
らの画像信号に対応するレーザ光学系11からのレーザ光
が感光体ドラム12の表面に結像される。上記感光体ドラ
ム12は図示矢印方向に回転し、まず帯電装置13により表
面が帯電され、次いでレーザ光学系11により画像信号に
対応した露光が行われる。
【0020】すなわち、半導体レーザ発振器から発生さ
れたレーザ光は、上記ミラーモータ29によるポリゴンミ
ラー26の回転にともなって感光体ドラム12の左から右方
向に一定速度で走査されることにより、その表面に静電
潜像が形成される。この静電潜像は、現像装置14によっ
てトナーが付着されることによって可視像化される。
【0021】一方、給紙カセット19a 、あるいは19b の
用紙(被画像形成媒体)Pは送出ローラ20a 、あるいは
20b で1枚ずつ取出され、搬送ローラ対30a 、30b によ
って構成される用紙案内路30を通ってアライニングロー
ラ対21へ案内され、このアライニングローラ対21によっ
て転写部へ送られるようになっている。
【0022】また、オプション機器としての給紙装置2
からの用紙Pは搬送ローラ対31を介してアライニングロ
ーラ対21へ案内され、このアライニングローラ対21によ
って転写部へ送られるようになっている。
【0023】また、プリンタ本体1の下部に設置された
オプション機器としての自動両面給紙装置5、大容量給
紙装置6、大容量排紙収納装置7、あるいは用紙振分装
置8からの用紙Pは搬送路30を介してアライニングロー
ラ対21へ案内され、このアライニングローラ対21によっ
て転写部へ送られるようになっている。
【0024】そして、転写部に送られた用紙Pは、転写
装置15の部分で感光体ドラム12の表面と密着され、上記
転写装置15の作用で感光体ドラム12上のトナー像が転写
される。この転写された用紙Pは感光体ドラム12から剥
離され、搬送ガイド22を介して定着装置17へ送られ、こ
こを通過することにより定着用の熱を発生するヒートロ
ーラ17a によって転写像が熱定着される。
【0025】このヒートローラ17a 内には、加熱用のヒ
ータランプ(図示しない)が内蔵されている。定着後の
用紙Pは、排紙ローラ対24によってゲート23を介して排
紙トレイ9上に、または上記ゲート23によって上方の搬
送路32へ送られ、排紙ローラ対25によって排紙トレイ33
上に排出されるようになっている。
【0026】また、転写後の感光体ドラム12はクリーニ
ング装置18で残留トナーが除去された後、前露光装置16
によって残像が消去されることにより、次の画像形成動
作が可能な状態とされる。
【0027】なお、前記感光体ドラム12、帯電装置13、
現像装置14、前露光装置16、定着装置17、クリーニング
装置18は、一体的にユニット化されており、電子写真プ
ロセスユニットとしてプリンタ本体1に対して単独で着
脱できる構成とされている。
【0028】また、前記アライニングローラ対21の前に
は、アライニングローラ対21などによる転写部への給紙
ミスを検知するためのアライニングスイッチ34が、前記
排紙ローラ対24の前には、それぞれ排紙ローラ対24によ
る排紙ミスを検知する排紙スイッチ35が、搬送ローラ対
31の前には、給紙装置2あるいは手差しによる用紙Pの
搬送を検知する搬送検知器36が、この搬送検知器36の上
部には、給紙装置2の接続を検知する給紙装置接続スイ
ッチ37が、上記給紙カセット19a 、19b の左側には、反
転部3の接続を検知する反転部接続スイッチ38が設けら
れている。
【0029】また、給紙カセット19a と19b との間に
は、装置本体1内に設けられた各電気装置を制御して、
電子写真プロセスを完遂する動作を制御するエンジン制
御部43を搭載したエンジン制御基板、およびこのエンジ
ン制御部43の動作を制御するプリンタ制御部42を搭載し
たプリンタ制御基板が配置されている。
【0030】また、プリンタ本体1の底部、つまりベー
スフレームの下部には、図1に示すように、下側に設置
されるオプション機器の位置決め機構(後述する)に嵌
合する4つの位置決め用の突起部160 、…が設けられて
いる。この位置決め用の突起部160 、…は下側にオプシ
ョン機器が設置されない際には、足として用いられ、レ
ーザプリンタ本体1の重量を支えるようになっている。
【0031】また、上記プリンタ本体1の上面には操作
パネル41が設けられている。
【0032】操作パネル41は、図6に示すように、枚
数、モード、案内メッセージ等を表示する液晶表示器5
1、各種状態をLEDで点灯表示するLED表示器52、
〜57、各種動作を指示するメニュー前項目キー58、メニ
ュー次項目キー59、バリュー前項目キー60、バリュー次
項目キー61、強制排紙を指示する強制排紙キー62、およ
びホストコンピュータ10とのオンライン、オフラインを
切換えるオンラインキー63により構成されている。
【0033】上記LED表示器52、〜57は、オペレータ
コールを要請する“オペレータ”、サービスコールを要
請する“サービス”、オペレータによる手差しを示す
“手差し”、装置本体1が動作可能状態にあることを示
す“レディ(準備中)”、画像転送中であることを示す
“データ”、およびホストコンピュータ10とつながって
いるか否か、つまりオンライン/オフラインのモードを
示す“オンライン”の各表示器により構成されている。
【0034】上記液晶表示器51の左半分に表示される複
数のメニュー情報が、上記メニュー次項目キー59を押す
毎にインクリメントされ、上記メニュー前項目キー58を
押す毎に、デクリメントされてそれぞれ表示され、これ
らの表示動作がサイクリックに繰り返されるようになっ
ている。
【0035】また、上記液晶表示器51の左半分に表示さ
れるメニュー情報に対応した複数のバリュー情報が、バ
リュー次項目キー61を押す毎にインクリメントされて、
バリュー前項目キー60を押す毎にデクリメントされてそ
れぞれ液晶表示器51の右半分に表示され、これらの表示
動作がサイクリックに繰り返されるようになっている。
【0036】上記メニュー情報として給紙元や排紙先を
指定するモードがあり、このモードで、給紙元が給紙カ
セット19a 、19b 、給紙装置2、大容量給紙装置6かが
指定され、排紙先が、排紙トレイ33、排紙トレイ9、大
容量排紙収納装置7、あるいは用紙振分装置(ソータ)
8かが指定されるようになっている。
【0037】オペレータは、上記メニュー前項目キー5
8、メニュー次項目キー59、バリュー前項目キー60、お
よびバリュー次項目キー61を操作することにより所望の
動作を選択し、指示するようになっている。
【0038】図7は給紙装置2の構成を示す断面図であ
る。
【0039】給紙トレイ65に載置された用紙Pはピック
アップローラ66の回転により分離ローラ対67まで搬送さ
れる。
【0040】分離ローラ対67の上側ローラ67a はトルク
リミッタにより一定の負荷を与えられた従動ローラで、
下側ローラ67b はこれに対向する駆動ローラであり、こ
の分離ローラ対67で用紙Pを一枚一枚分離しながらアラ
イニングローラ対68まで搬送し、用紙Pはアライニング
終了後、アライニングローラ対68により、レーザプリン
タ本体1の手差し用の搬送ローラ対31を通過してレーザ
プリンタ本体1内に供給される。
【0041】上記ピックアップローラ66は、給紙ソレノ
イド69によりモータ70からの駆動力が伝達されて回転さ
れる。また、上記アライニングローラ対68は、アライニ
ングソレノイド71によりモータ70からの駆動力が伝達さ
れて回転される。また、下側ローラ67b にもモータ70か
らの駆動力が伝達されて回転される。
【0042】給紙トレイ65には、延長トレイ72が設けら
れており、大きなサイズの用紙Pも給紙トレイ65上に載
置できるようになっている。給紙トレイ65に載置される
用紙Pの有無がペーパエンプティスイッチ73により検知
され、アライニングローラ対68への用紙Pの搬送がアラ
イニングスイッチ74により検知される。
【0043】上記アライニングローラ対68に対する用紙
ジャム時、アライニングローラ対68の加圧力がレバー75
により解除される。
【0044】用紙ジャム時、上記アライニングローラ対
68の上部を解放するカバー76が設けられている。このカ
バー76には、ドアスイッチ77が設けられ、カバー76の開
閉に応じてオン、オフする。
【0045】上記給紙装置2の左側部にはレーザプリン
タ本体1への取付部材78とレーザプリンタ本体1内の給
紙装置接続スイッチ37をオンする検知部材79が設けられ
ている。
【0046】次に、図1を用いて反転部3と再給紙部4
からなる自動両面給紙装置5について説明する。
【0047】この反転部3は、上記レーザプリンタ本体
1のゲート23により排紙された用紙Pを排紙ローラ対81
に導く搬送路82と、上記レーザプリンタ本体1のゲート
23により排紙された用紙Pあるいは排紙ローラ対81の逆
回転により導かれた用紙Pを下側の装置へ搬送する下向
きの搬送路83と、用紙Pを搬送する搬送路82、83を切換
える振分ゲート84とから構成されている。
【0048】すなわち、上記レーザプリンタ本体1のゲ
ート23により排紙された用紙Pは搬送路82により振分ゲ
ート84に導かれる。この振分ゲート84に導かれた用紙P
は排紙ローラ対81あるいは搬送路83に導かれる。排紙ロ
ーラ対81に導かれた用紙Pは排紙ローラ対81によってそ
のまま排紙トレイ9上に排紙されたり、あるいは用紙P
の長さ分排紙トレイ9の方向へ搬送した後、回転を逆転
して再び振分ゲート84に導かれる。この排紙ローラ対81
からの用紙Pは振分ゲート84により搬送路83に導かれ
る。この搬送路83により導かれた用紙Pは下側の装置た
とえば再給紙部4に導かれる。
【0049】上記反転部3の搬送路82へのレーザプリン
タ本体1からの用紙Pの供給が、センサ85により検知さ
れる。
【0050】上記搬送路83は、搬送ローラ対83a 、83b
等によって構成されている。
【0051】また、反転部3の右側部には、レーザプリ
ンタ本体1内の反転部接続スイッチ38をオンする検知部
材86が設けられている。
【0052】再給紙部4は、上記反転部3からの用紙P
を下側の装置へ導く搬送路87と、この搬送路87から分岐
ゲート88で分岐され、用紙Pを上記レーザプリンタ本体
1の搬送路30へ導く搬送路89と、この搬送路89の途中へ
合流し、下側の装置からの用紙Pを搬送する搬送路90と
から構成されている。分岐ゲート88は、対応する用紙P
の全面に渡って設けられているものではなく、たとえば
5つのゲート部により構成されている。
【0053】すなわち、上記反転部3からの用紙Pは搬
送路87により分岐ゲート88に導かれる。この分岐ゲート
88に導かれた用紙Pは下側の装置たとえば大容量給紙装
置6あるいは搬送路89に導かれる。この搬送路89により
搬送される用紙Pは上記レーザプリンタ本体1の搬送路
30へ導かれる。また、下側の装置たとえば大容量給紙装
置6からの用紙Pは搬送路90と搬送路89で搬送され、上
記レーザプリンタ本体1の搬送路30へ導かれる。
【0054】上記再給紙部4の搬送路87への上記反転部
3からの用紙Pの供給が、搬送路87の入口近傍に設けら
れたセンサ91により検知される。上記搬送路89による用
紙Pの搬送が搬送ローラ対89c と89d との間に設けられ
たセンサ92により検知される。
【0055】上記搬送路89は、搬送ローラ対89a 、89b
、89c 、アライニングローラ対89d等によって構成され
ている。
【0056】また、搬送路87は、図8に示すように、上
側のガイド301 、302 と下側のガイド303 、304 により
構成されている。このガイド301 には、上記振分ゲート
88が進入する(ゲートの先端が出入りする)切欠き部30
1aを有している。これにより、ガイド301 は、櫛歯状の
ガイドとなっている。上記ガイド301 の図示左側には、
切欠き部301aを塞ぐようにマイラ305 が貼り付けられて
いる。このマイラ305は、上部のみが上記ガイド301 に
貼り付けられており、下部の搬送路116 へ用紙Pを搬送
する際のガイドとなる。
【0057】これにより、用紙Pを下部の搬送路116 へ
搬送する際、ガイド301 が櫛歯状のため、用紙Pが変形
して進入した場合に、ガイド303 に当り、用紙Pに傷が
付いたり、ジャム等が発生するのを、上記マイラ305 を
追加することにより、防ぎ、確実に用紙Pが搬送され
る。
【0058】たとえば、両面プリントが行われる場合に
ついて、図9から図12を用いて説明する。
【0059】すなわち、レーザプリンタ本体1から片面
にプリントがなされた用紙Pが反転部3内の搬送路82に
排紙されると、センサ85がオンとなり、搬送路82に用紙
Pが送られてきたことが検知される。すると、振分ゲー
ト84が下側に移動することにより、用紙Pは振分ゲート
84の上を通り、排紙ローラ対81により排出される。上記
センサ85がオンされてから所定時間経過後、つまり用紙
Pの右端(後端)が振分ゲート84を通過した直後、排紙
ローラ対81を一旦停止した後、逆転する(図9参照)。
用紙Pの右端が振分ゲート84の左下側に沿って送られ
(図10参照)、搬送路83つまり搬送ローラ対83a 、83
b によって再給紙部4の搬送路87に送られる。これによ
り、用紙Pが反転している。
【0060】用紙Pが搬送路87に送られると、センサ91
がオンとなり、搬送路87に用紙Pが送られてきたことが
検知される。すると、分岐ゲート88が働き、搬送路87に
よって搬送される用紙Pが搬送路89へ導かれる。この搬
送路89で用紙Pが搬送されると、センサ92がオンとな
り、所定時間、アライニングローラ対89d によりアライ
ニングが行われた後(図11参照)、搬送路89を搬送さ
れ、レーザプリンタ本体1内の搬送路30へ送られる(図
12参照)。
【0061】この搬送路30により搬送された用紙Pに対
しては、残りの片面にプリントがなされた後、反転部3
内の搬送路82に排紙される。これにより、センサ85がオ
ンとなり、搬送路82に用紙Pが送られてきたことが検知
される。すると、振分ゲート84が下側に移動することに
より、用紙Pは振分ゲート84の上を通り、排紙ローラ対
81により排紙トレイ9上に排出される。
【0062】また、上記反転部3の底部、つまりベース
フレームの下部には、図17、図18に示すように、下
側に設置されるオプション機器の位置決め機構(後述す
る)に嵌合する位置決め用の突起部321a、321a、321b、
321b、321b、321bが設けられている。この位置決め用の
突起部321a、321aは下側にオプション機器が設置されな
い際には、足として用いられ、反転部3の重量を支える
ようになっている。
【0063】また、上記再給紙部4の上部には、図17
〜図19に示すように、位置決め機構322 が設けられて
いる。この位置決め機構322 は、長手方向に溝323 、32
3 をそれぞれ有する2本のガイドレール324 、324 、中
空の位置決め用のポール325、325 、および挟込部328
、328 、328 、328 により構成されている。上記ガイ
ドレール324 の溝323 の両端部には、図17〜図20に
示すように、さらに凹部326a、326a、326b、326bが設け
られている。
【0064】上記溝323 の凹部326b側には、傾斜部つま
りスロープ323aが設けられている。
【0065】これにより、凹部326a、326aは浅く、凹部
326b、326bは深いものとなっている。
【0066】上記溝323 のスロープ323aにより、プリン
タ本体1を再給紙部4上に載置する際に、装着し易く、
また図1に示す検知部材86を保護することができる。
【0067】上記位置決め用のポール325 、325 の中空
部には、それぞれ上記反転部3の位置決め用の突起部32
1a、321aが嵌合するようになっており、上記位置決め用
の挟込部328 、328 、328 、328 には、それぞれ上記反
転部3の位置決め用の突起部321b、321b、321b、321bが
嵌合するようになっており、上記上記ガイドレール324
、324 の凹部326 、326 、326 、326 には、それぞれ
上記プリンタ本体1の位置決め用の突起部320 、320 、
320 、320 が嵌合するようになっている。
【0068】また、上記再給紙部4の底部、つまりベー
スフレームの下部には、図19に示すように、下側に設
置されるオプション機器の位置決め機構(後述する)に
嵌合する6つの位置決め用の突起部327 、…が設けられ
ている。この位置決め用の突起部327 は下側にオプショ
ン機器が設置されない際には、足として用いられ、レー
ザプリンタ本体1等の重量を支えるようになっている。
【0069】次に、図1、図13、および図14を用い
て大容量給紙装置6について説明する。
【0070】大容量給紙装置6は、エレベータ機構(図
示しない)を用いて用紙Pが収納されている収納部101
と、この収納部101 からの用紙Pを取出して搬送する取
出搬送部102 と、用紙送り機構部103 とにより構成され
ている。
【0071】収納部101 内には用紙Pが載置されるエレ
ベータ台104 が設けられている。また、収納部101 内に
は用紙Pの上面は図13に示す用紙分離爪115 によって
支持されている。
【0072】収納部101 の上面には、エレベータ台104
上の用紙Pがまったく無くなったことを検知するペーパ
エンプティスイッチ105 、エレベータ台104 上の用紙P
が所定枚数分下がったことを検知するエレベータ上限ス
イッチ106 が設けられている。収納部101 の側面下部に
は、エレベータ台104 が下限位置となったことを検知す
るエレベータ下限スイッチ107 が設けられている。
【0073】上記エレベータ台104 は数枚の用紙Pが取
り出されてエレベータ上限スイッチ106 がオンされる
と、モータが所定時間オンされることにより、エレベー
タ台104 を上昇させる。エレベータ台104 上の用紙Pが
無くなりペーパエンプティスイッチ105 がオンされる
と、モータがオンされることにより、エレベータ台104
をエレベータ下限スイッチ107 がオンするまで下降させ
る。
【0074】取出搬送部102 では、図13に示すよう
に、エレベータ台104 上の一番上の用紙Pが給紙ローラ
108 、108 により給紙され、搬送ガイド109 、109 、ア
ライニングローラ対110 、搬送ガイド111 、111 からな
る搬送路112 を介して上側の装置たとえば再給紙部4の
搬送路90に搬送される。上記搬送路112 による用紙Pの
搬送が搬送ガイド111 、111 の近傍に設けられたセンサ
113 により検知される。
【0075】給紙ローラ108 、108 には、図14に示す
ように、その間に重り311 、312 、支持部316 、316 、
およびプーリ313 が回転軸310 を介して連結されてい
る。プーリ313 の回転に伴って、給紙ローラ108 、108
が回転されている。重り311 、312 、支持部316 、316
には、プーリ313 の回転が伝達されないようになってい
る。
【0076】上記重り311 、312 の重さは、2つで150
グラム〜240 グラムとなっている。この重り311 、312
によって、用紙Pを給紙する際の給紙ローラ108 、108
による摩擦係数が増加し、用紙Pの給紙性能が向上す
る。これにより、爪抜け不良の給紙ローラ108 、108 の
空回りを防止できる。
【0077】上記プーリ313 には、駆動ベルト314 によ
ってプーリ315 からの回転が伝達されている。このプー
リ315 には、モータ238 からの回転がクラッチ317 およ
び回転軸114 を介して伝達されている。また、上記回転
軸114 には、支持部316 、316 の回転が伝達されない状
態で連結されている。
【0078】これにより、モータ238 の回転が給紙ロー
ラ108 、108 に伝達されている。
【0079】給紙ローラ108 、108 が、それぞれ別々の
2つに支持部316 、316 で支持されているため、つまり
支持部材が分割されているため、用紙Pと給紙ローラ10
8 、108 の密着性が高まり、給紙性能が向上している。
【0080】すなわち、エレベータ台104 が、上記2つ
の給紙ローラ108 、108 に対して直行する方向の中心位
置にて支持されているため、この支持に応じてエレベー
タ台104 が傾いたとしても、この傾きに合わせて給紙ロ
ーラ108 、108 も傾くようにしている。
【0081】用紙送り機構部103 は、図1に示すよう
に、搬送ローラ116a、116b等からなる搬送路116 によっ
て構成され、上側の装置からの用紙Pを下側の装置へ搬
送するもので、たとえば再給紙部4の搬送路87からの用
紙Pを大容量排紙収納装置7、あるいは用紙振分装置8
に搬送している。上記搬送路112 による用紙Pの搬送、
つまり上記再給紙部4の搬送路87からの用紙Pの供給
が、搬送ローラ116aの近傍に設けられたセンサ117 によ
り検知される。
【0082】また、大容量給紙装置6の上部には、上記
再給紙部4に設けられているのと同じ構成の位置決め機
構162 (図17〜図20参照)が設けられており、大容
量給紙装置6の底部、つまりベースフレームの下部にも
上記再給紙部4に設けられているのと同じ構成の6つの
位置決め用の突起部327 、…が設けられている。
【0083】これにより、位置決め機構322 の位置決め
用のポール325 、325 の中空部には、それぞれ上記反転
部3の位置決め用の突起部321a、321a、あるいは上記再
給紙部4の左側の位置決め用の突起部327 、327 が嵌合
するようになっている。位置決め機構322 のガイドレー
ル324 、324 の凹部326a、326a、326b、326bには、それ
ぞれ上記プリンタ本体1の位置決め用の突起部320 、32
0 、320 、320 、あるいは上記再給紙部4の真中と右側
の位置決め用の突起部327 、327 、327 、327が嵌合す
るようになっている。
【0084】次に、図1、図15を用いて大容量排紙収
納装置7について説明する。
【0085】大容量排紙収納装置7は、エレベータ機構
120 を用いて用紙Pを収納する収納部121 と、この収納
部121 に用紙Pを取込む取込部122 とにより構成されて
いる。 取込部122 では、図15に示すように、上側の
装置たとえば大容量給紙装置6の搬送路116 から供給さ
れる用紙Pが、搬送ガイド123a、123b、搬送ガイド124
、124 、排紙ローラ125 、125 、125 からなる搬送路1
26 を介して収納部121に搬送される。上記搬送路126 に
よる用紙Pの搬送が搬送ガイド123bの近傍に設けられた
センサ127 により検知される。
【0086】上記搬送ガイド123aは図示矢印方向へ回動
して搬送路126 を解放することができるようになってお
り、搬送ガイド123aに固定されている板体128 に連結さ
れているばね129 によって元の位置へ戻るようになって
いる。
【0087】搬送ガイド124 、124 の近傍には、ジョガ
ー機構130 が設けられ、ジョガー機構130 による振分処
理が行えるようになっている。
【0088】収納部121 内には用紙Pが載置されるエレ
ベータ台131 が設けられている。このエレベータ台131
は図示しないモータに連結されて駆動されるベルト132
、巻取ローラ133 、アイドルローラ134 等によって構
成されるエレベータ機構120 によって上下動するように
なっている。
【0089】エレベータ台131 上の一部131aが、図1に
示すように、凸形状となっている。これにより、積載さ
れる用紙Pにカールがあったとしても、カールした用紙
Pの中央部を持ち上げる状態となり、用紙Pがほぼ水平
状態となるので、収納枚数を増加させることができる。
エレベータ台131 上の一部131aは、用紙Pがジャムとな
らないようになだらかな凸形状となっている。
【0090】収納部121 の上面には、エレベータ台131
上の用紙Pが所定枚数分下がって収納可能状態であるこ
とを検知するエレベータ上限スイッチ135 が設けられて
いる。収納部121 の側面下部には、エレベータ台131 が
下限位置となったこと、つまり用紙Pが満杯となったこ
とを検知するエレベータ下限スイッチ137 が設けられて
いる。
【0091】上記エレベータ台104 は数枚の用紙Pが収
納されてエレベータ上限スイッチ136 がオンとなった場
合、所定時間あるいはエレベータ上限スイッチ136 がオ
フとなるまでモータがオンされることにより、エレベー
タ台131 を下降させる。
【0092】また、図13に示す左側のサイドカバー13
8 は用紙Pのジャム時に開けられるようになっており、
サイドカバースイッチ139 もその近傍に設けられてい
る。
【0093】また、大容量排紙収納装置7の上部には、
上記再給紙部4に設けられているのと同じ構成の位置決
め機構322 (図17〜図20参照)が設けられており、
大容量排紙収納装置7の底部、つまりベースフレームの
下部にも上記再給紙部4に設けられているのと同じ構成
の6つの位置決め用の突起部327 、…が設けられてい
る。
【0094】これにより、位置決め機構322 の位置決め
用のポール325 、325 の中空部には、それぞれ上記反転
部3の位置決め用の突起部321a、321a、上記再給紙部4
の左側の位置決め用の突起部327 、327 、あるいは上記
大容量給紙装置6の左側の位置決め用の突起部327 、32
7 が嵌合するようになっている。位置決め機構322 のガ
イドレール324 、324 の凹部326a、326a、326b、326bに
は、それぞれ上記プリンタ本体1の位置決め用の突起部
320 、320 、320 、320 、上記再給紙部4の真中と右側
の位置決め用の突起部327 、327 、327 、327 、あるい
は上記大容量給紙装置6の真中と右側の位置決め用の突
起部327 、327 、327 、327 が嵌合するようになってい
る。
【0095】次に、図3、図16を用いて用紙振分装置
8について説明する。
【0096】用紙振分装置8は、用紙搬送部141 、振分
部142 、および用紙受け部143 によって構成されてい
る。
【0097】用紙搬送部141 では、図16に示すよう
に、上側の装置たとえば大容量給紙装置6の搬送路116
から供給される用紙Pが、搬送ガイド144 、144 、搬送
ベルト145 、送りローラ146 、…からなる搬送路147 を
搬送される。上記搬送路147 による用紙Pの搬送が搬送
ガイド144 、144 の近傍に設けられたセンサ148 により
検知される。
【0098】搬送ベルト145 はベルト送りローラ149 、
150 に掛け渡されておりモータ(図示しない)からの駆
動力が伝達されている。
【0099】送りローラ146 、…の近傍には、それぞれ
振分部142 としての振分ゲート151、…が設けられ、こ
れらの振分ゲート151 、…により搬送路147 で搬送され
ている用紙Pが用紙受け部143 を構成する用紙受け(ビ
ン)152 、…に振り分けられるようになっている。振分
ゲート151 、…の最下段の振分ゲート151 は、常に開放
された状態となっており、常に用紙Pの取込み状態とな
っている。その最下段の振分ゲート151 に対する駆動部
(ソレノイド)が不要なため、低コスト化が図れる。
【0100】振分ゲート151 、…には、それぞれ用紙P
が振分けられてきたことを検知するセンサ155 、…が設
けられている。
【0101】振分ゲート151 、…と用紙受け152 、…と
の間には、それぞれ排紙ローラ対153 、…が設けられて
いる。
【0102】上記用紙受け152 、…には、それぞれ用紙
Pの有無を検知するセンサ154 、…が設けられている。
【0103】また、用紙振分装置8の上部には、上記再
給紙部4に設けられているのと同じ構成の位置決め機構
322 (図17〜図20参照)が設けられており、用紙振
分装置8の底部、つまりベースフレームの下部にも上記
再給紙部4に設けられているのと同じ構成の6つの位置
決め用の突起部327 、…が設けられている。
【0104】これにより、位置決め機構322 の位置決め
用のポール325 、325 の中空部には、それぞれ上記反転
部3の位置決め用の突起部321a、321a、上記再給紙部4
の左側の位置決め用の突起部327 、327 、あるいは上記
大容量給紙装置6の左側の位置決め用の突起部327 、32
7 が嵌合するようになっている。位置決め機構322 のガ
イドレール324 、324 の凹部326a、326a、326b、326bに
は、それぞれ上記プリンタ本体1の位置決め用の突起部
320 、320 、320 、320 、上記再給紙部4の真中と右側
の位置決め用の突起部327 、327 、327 、327 、あるい
は上記大容量給紙装置6の真中と右側の位置決め用の突
起部327 、327 、327 、327 が嵌合するようになってい
る。
【0105】図21は、図1に示すように各装置が積載
配置されている際の後部正面図である。すなわち、レー
ザプリンタ1には、電源インレット1a、オプションイン
ターフェース(I/F)コネクタ1b、1cが設けられてい
る。また、図示していないがホストコンピュータとのコ
ネクタが設けられている。
【0106】再給紙部4には、電源インレット4a、ヒュ
ーズ4b、オプションI/Fコネクタ4c、4d、反転部I/
Fコネクタ4e、が設けられている。大容量給紙装置6に
は、電源インレット6a、電源アウトレット6b、ヒューズ
6c、ブレーカ6d、オプションI/Fコネクタ6e、6f、反
転部I/Fコネクタ6g、が設けられている。大容量排紙
収納装置7には、電源インレット7a、電源アウトレット
7b、ヒューズ7c、ブレーカ7d、オプションI/Fコネク
タ7e、反転部I/Fコネクタ7fが設けられている。
【0107】また、図示していないが、用紙振分装置8
には、大容量排紙収納装置7と同様に、電源インレット
8a、電源アウトレット8b、ヒューズ8c、ブレーカ8d、オ
プションI/Fコネクタ8e、反転部I/Fコネクタ8fが
設けられている。
【0108】たとえば、図22は、図1に示すように各
装置が積載配置されている際の後部配線図である。
【0109】すなわち、電源インレット1aと電源インレ
ット7aとが、それぞれ電源ケーブル161 、162 を介して
外部の電源コンセントに接続され、電源インレット4aと
電源アウトレット6bとが電源ケーブル163 により接続さ
れ、電源インレット6aと電源アウトレット7bとが電源ケ
ーブル164 により接続されている。
【0110】オプションI/Fコネクタ1bとI/Fコネ
クタ2aとがケーブル165 により接続され、オプションI
/Fコネクタ1cとオプションI/Fコネクタ4dとがケー
ブル166 により接続され、オプションI/Fコネクタ4c
とオプションI/Fコネクタ6eとがケーブル167 により
接続され、オプションI/Fコネクタ6fとオプションI
/Fコネクタ7eとがケーブル168 により接続され、反転
部I/Fコネクタ4eとI/Fコネクタ3aとがケーブル16
9 により接続されている。
【0111】次に、レーザプリンタ1の制御回路につい
て図23を用いて説明する。
【0112】すなわち、装置本体1内に設けられた各電
気装置を制御して、電子写真プロセスを完遂する動作を
制御するエンジン制御部43が設けられている。このエン
ジン制御部43には、上記レーザ光学系11、前露光装置1
6、定着装置17、センサ34、35、36、給紙装置接続スイ
ッチ37、反転部接続スイッチ38、オプションI/Fコネ
クタ1b、1c、高圧電源171 、機構部駆動回路172 、およ
び電源装置173 が接続されている。
【0113】高圧電源171 からは、現像バイアス給電部
(図示しない)、帯電装置18、転写装置20のワイヤ高圧
給電部(図示しない)へ、それぞれ現像バイアス、帯
電、転写の各高電圧信号が出力される。
【0114】機構部駆動回路172 には、各種モータおよ
びソレノイド等を駆動するもので、機構部駆動回路172
には、冷却ファン177 、メインモータ178 、手差し給紙
ソレノイド179 、カセット給紙ソレノイド180 、アライ
ニングソレノイド181 、トナー補給ソレノイド182 、ゲ
ートソレノイド183 が接続されている。
【0115】手差し給紙ソレノイド179 が励磁されるこ
とにより、メインモータ178 の回転が、搬送ローラ対31
に伝達されるようになっている。カセット給紙ソレノイ
ド180 が励磁されることにより、送出ローラ20a 、ある
いは20b に伝達されるようになっている。アライニング
ソレノイド181 が励磁されることにより、メインモータ
178 の回転がアライニングローラ対21に伝達されるよう
になっている。トナー補給ソレノイド182 が励磁される
ことにより、メインモータ178 の回転が現像装置14内の
トナー補給ローラ(図示しない)に伝達されるようにな
っている。ゲートソレノイド183 が励磁されることによ
り、ゲート23が切換わるようになっている。
【0116】上記レーザ光学系11には、図23に示すよ
うに、レーザ光学系11の全体を制御するスキャナ制御回
路174 が設けられている。このスキャナ制御回路174 に
は、レーザを発生する半導体レーザ発振器175 、この半
導体レーザ発振器175 からのレーザ光を検出するレーザ
光検出センサ176 、および上記ミラーモータ29が接続さ
れている。
【0117】上記定着装置17には、図5、図23に示す
ように、ヒートローラ17a 内に設けられているヒータラ
ンプ17b とヒートローラ17a の近傍の温度を測定するサ
ーミスタ17c を有している。
【0118】電源装置173 内には、図17に示すよう
に、ステッピングトランス184 、ノイズフィルタ185 、
ヒューズ185 が設けられており、ステッピングトランス
184 、ノイズフィルタ185 、ヒューズ186 、およびメイ
ンスイッチ187 を介してイントレット1aに接続されてい
る。
【0119】電源装置173 は、メインスイッチ187 がオ
ンされることにより、+5V及び+24Vの電源電圧が
出力される。+5Vの電源電圧はエンジン制御部43に供
給され、さらに、このエンジン制御部43を介してプリン
タ制御部42に供給される。一方、+24Vの電源電圧は
カバースイッチ188 、189 に順次介してエンジン制御部
43に供給される。そして、このエンジン制御部43を介し
てスキャナ制御回路174 、高圧電源171 、及び機構部駆
動回路172 にそれぞれ供給される。
【0120】そして、スキャナ制御回路174 からは半導
体レーザ発振器175 及びミラーモータ29に、機構部駆動
回路172 からは前露光装置16、メインモータ178 、手差
し給紙ソレノイド179 、カセット給紙ソレノイド180 、
アライニングソレノイド181、トナー補給ソレノイド182
、ゲートソレノイド183 、及び冷却ファン177 等にそ
れぞれ供給され、これらの駆動電源として用いられるよ
うになっている。
【0121】さらに、電源装置173 内には、定着装置17
内部のヒータランプ17b を駆動する、例えばフォトトラ
イアックカプラとトライアックとから成るゼロクロスス
イッチ方式のヒータランプ駆動回路(図示しない)が設
けられており、フォトトライアックカプラの発光側LE
Dの駆動電源として+24Vが用いられている。この構
成のヒータランプ駆動回路では、周知のように、発光側
LEDがオン/オフされると発光側のフォトトライアッ
クが交流電源のゼロクロスポイントでオン/オフするこ
とにより、次段の主スイッチ素子であるトライアックを
オン/オフしてヒータランプ17b に交流電源を通電又は
遮断するようになっている。そして、発光側LEDをオ
ン/オフするためのヒータ制御信号がエンジン制御部43
から電源装置173 に供給されるとともに、定着装置17内
に設けられたサーミスタ17c で検出された温度信号がエ
ンジン制御部43に供給されるようになっている。
【0122】また、カバースイッチ188 は図示しないト
ップカバーが上方に回動操作されたときにオフになり、
カバースイッチ189 は図示しないが開けられたときにオ
フになるようになっている。したがって、トップカバー
またはリアカバーが開けられた状態では、スイッチ188
、189 により+24Vが遮断されるので、半導体レー
ザ発振器175 、ミラーモータ29、高圧電源171 、メイン
モータ178 、各ソレノイド179 乃至183 、冷却ファン17
7 、及びヒータランプ17b 等の動作が停止して、オペレ
ータが装置本体1内に触れてもなんら支障がないように
なっている。
【0123】次に、給紙装置2の制御回路について図2
4を用いて説明する。
【0124】すなわち、給紙装置2の全体を制御する制
御回路191 が設けられている。この制御回路191 には、
上記アライニングスイッチ74、ペーパエンプティスイッ
チ73、I/Fコネクタ2a、ドアスイッチ192 、モータ70
を励磁するドライバ193 、給紙ソレノイド69を励磁する
ドライバ194 、アライニングソレノイド71を励磁するド
ライバ195 が接続されている。
【0125】次に、反転部3の制御回路について図25
を用いて説明する。
【0126】すなわち、反転部3の全体を制御する制御
回路201 が設けられている。この制御回路201 には、上
記センサ85、I/Fコネクタ3a、ドアスイッチ202 、モ
ータ203 を励磁するドライバ204 、ゲートソレノイド20
5 を励磁するドライバ206 、フィードソレノイド207 を
励磁するドライバ208 が接続されている。
【0127】ゲートソレノイド205 が励磁されることに
より、ゲート84が切換わるようになっている。フィード
ソレノイド207 が励磁されることにより、モータ203 の
回転が排紙ローラ対81に伝達されるようになっている。
【0128】次に、再給紙部4の制御回路について図2
6を用いて説明する。
【0129】すなわち、再給紙部4の全体を制御する制
御回路211 が設けられている。この制御回路211 には、
上記センサ91、92、反転部I/Fコネクタ4e、オプショ
ンI/Fコネクタ4c、4d、ドアスイッチ212 、モータ21
3 を励磁するドライバ214 、ゲートソレノイド215 を励
磁するドライバ216 、アライニングソレノイド217 を励
磁するドライバ218 、ステッピングトランス219 が接続
されている。
【0130】ゲートソレノイド215 が励磁されることに
より、ゲート88が切換わるようになっている。アライニ
ングソレノイド217 が励磁されることにより、モータ21
3 の回転がアライニングローラ対89d に伝達されるよう
になっている。
【0131】ステッピングトランス219 には、ノイズフ
ィルタ220 、ヒューズ4b、メインスイッチ221 を介して
イントレット4aに接続されている。
【0132】次に、大容量給紙装置6の制御回路につい
て図27を用いて説明する。
【0133】すなわち、大容量給紙装置6の全体を制御
する制御回路231 が設けられている。この制御回路231
には、上記センサ113 、117 、ペーパエンプティスイッ
チ105 、エレベータ上限スイッチ106 、エレベータ下限
スイッチ107 、反転部I/Fコネクタ6g、オプションI
/Fコネクタ6e、6f、プリフィードセンサ113 、エレベ
ータ台106 を強制的に下降させるエレベータダウンスイ
ッチ232 、サイドカバースイッチ233 、フロントカバー
スイッチ234 、上側の装置たとえば再給紙部4からの検
知体(図示しない)によりオンされるアッパデバイスス
イッチ235 、エレベータモータ236 を駆動するドライバ
237 、パルスモータ238 を駆動するドライバ239 、給紙
ソレノイド280 を励磁するドライバ281 、アライニング
ソレノイド282 を励磁するドライバ283 、ステッピング
トランス284 が接続されている。
【0134】制御回路231 は、センサ113 の検知信号に
より、ジャムを検知した際、エレベータモータ236 を駆
動して、エレベータ台106 を強制的に最下部まで下降さ
せる。
【0135】これにより、上部の隙間が広くなり、容易
に手が入り、ジャムした用紙Pを取り除くことができ
る。
【0136】給紙ソレノイド280 が励磁されることによ
り、上記クラッチ317 を介してパルスモータ238 の回転
が給紙ローラ108 、108 に伝達されるようになってい
る。アライニングソレノイド282 が励磁されることによ
り、パルスモータ238 の回転がアライニングローラ対11
0 に伝達されるようになっている。
【0137】また、パルスモータ238 の回転に伴い、用
紙送り機構部103 の搬送ローラ116a、116bが回転される
ようになっている。
【0138】これにより、1つのパルスモータ238 で、
用紙送り機構部103 と給紙部の2つの駆動部を駆動し、
給紙部はクラッチ317 等を用いて駆動を制御している。
この結果、安価で簡単な構造とすることができる。
【0139】ステッピングトランス284 には、ノイズフ
ィルタ285 、ヒューズ6c、メインスイッチ286 を介して
イントレット6aとアウトレット6bに接続されている。
【0140】上記ドライバ237 には、切換回路287 を介
して+24ボルトの電源電圧が供給されるようになって
いる。切換回路287 はフロントカバースイッチ234 から
の信号により、オン、オフする回路である。これによ
り、フロントカバーが閉じている際には、ドライバ237
に電源電圧が供給され、フロントカバーが開いた際に
は、ドライバ237 に電源電圧が供給されなくなる。
【0141】次に、大容量排紙収納装置7の制御回路に
ついて図28を用いて説明する。
【0142】すなわち、大容量排紙収納装置7の全体を
制御する制御回路241 が設けられている。この制御回路
241 には、上記センサ127 、ペーパエンプティスイッチ
135、エレベータ上限スイッチ136 、エレベータ下限ス
イッチ137 、反転部I/Fコネクタ7f、オプションI/
Fコネクタ7e、エレベータ台131 を強制的に下降させる
エレベータダウンスイッチ242 、サイドカバースイッチ
139 、フロントカバースイッチ244 、上側の装置たとえ
ば大容量給紙装置6からの検知体(図示しない)により
オンされるアッパデバイススイッチ245 、ジョガー機構
130 の状態を検知するジョグセンサ246 、エレベータモ
ータ247 を駆動するドライバ248 、パルスモータ249 を
駆動するドライバ250 、ジョガー用電磁クラッチ251 を
励磁するドライバ252 、ジョグソレノイド253 を励磁す
るドライバ254 、ステッピングトランス255 が接続され
ている。
【0143】制御回路241 は、センサ127 の検知信号に
より、ジャムを検知した際、エレベータモータ247 を駆
動して、エレベータ台131 を強制的に最下部まで下降さ
せる。
【0144】これにより、上部の隙間が広くなり、容易
に手が入り、ジャムした用紙Pを取り除くことができ
る。
【0145】ジョガー用電磁クラッチ251 とジョグソレ
ノイド253 が励磁されることにより、ジョガー機構130
が駆動されるようになっている。
【0146】ステッピングトランス255 には、ノイズフ
ィルタ256 、ヒューズ7c、メインスイッチ257 を介して
イントレット7aとアウトレット7bに接続されている。
【0147】次に、用紙振分装置8の制御回路について
図29を用いて説明する。
【0148】すなわち、用紙振分装置8の全体を制御す
る制御回路261 が設けられている。この制御回路261 に
は、上記センサ148 、154 、…、155 、…、反転部I/
Fコネクタ8f、オプションI/Fコネクタ8e、サイドカ
バースイッチ262 、フロントカバースイッチ263 、上側
の装置たとえば大容量給紙装置6からの検知体(図示し
ない)によりオンされるアッパデバイススイッチ264 、
モータ265 を駆動するドライバ266 、ゲートソレノイド
267 、…を励磁するドライバ268 、…、ステッピングト
ランス269 が接続されている。
【0149】ゲートソレノイド267 、…が励磁されるこ
とにより、ゲート151 、…が駆動されるようになってい
る。
【0150】ステッピングトランス269 には、ノイズフ
ィルタ270 、ヒューズ8c、メインスイッチ271 を介して
イントレット8aとアウトレット8bに接続されている。
【0151】制御回路261 は、センサ155 、…からの検
知結果に応じて、用紙受け152 、…ごとの収納枚数が図
示しないカウンタによりカウントし、各用紙受け152 、
…の収納枚数が所定枚数(25枚)になった際に、どの
用紙受け152 が収納満杯になったかを示す信号をプリン
タ制御部42に送信する。プリンタ制御部42は操作パネル
41の液晶表示部51でその用紙受けの収納満杯を案内す
る。
【0152】このように、用紙受けの収納満杯を案内す
ることにより、ユーザが使用状態の判別を確認できる。
【0153】また、各用紙受け152 、…の使用状態は、
任意に変更できるようになっている。たとえば、ホスト
装置に対するプリント用紙Pが収納される用紙受け(ソ
ータとして利用)と複数のユーザが個々に使用する用紙
受けとに別れている。
【0154】次に、図30のフローチャートを参照しつ
つ、エンジン制御部43による動作を説明する。
【0155】すなわち、プリンタ制御部42からのプリン
トコマンドが供給された場合、エンジン制御部43は、内
部メモリ(図示しない)に記憶されている給紙元が大容
量給紙装置6かを確認する。
【0156】給紙元が大容量給紙装置6の場合、エンジ
ン制御部43は、大容量給紙装置6のオンコマンドをプリ
ンタ制御部42に送信する。また、エンジン制御部43は内
部メモリのタイマにより所定時間経過した後、大容量給
紙装置6からジャム検知信号が供給された際、プリンタ
制御部42に送信する。プリンタ制御部42は操作パネル41
の液晶表示部51でジャムを案内する。
【0157】ジャムが発生しなかった場合、エンジン制
御部43は、垂直同期信号リクエスト送出タイミングか否
かを調べ、その送出タイミングとなった際、垂直同期信
号をプリンタ制御部42に送信する。
【0158】そして、プリンタ制御部42からの垂直同期
信号コマンドを受信した際、エンジン制御部43はプロセ
スタイミングをスタートし、プリンタ制御部42からのビ
デオデータを受取り、このビデオデータに応じてプリン
トを行う。
【0159】プロセスタイミングが終了した後、エンジ
ン制御部43は排紙ジャムか否かを調べ、排紙ジャムの場
合その排紙ジャムをプリンタ制御部42に送信する。プリ
ンタ制御部42は操作パネル41の液晶表示部51でジャムを
案内する。
【0160】ジャムが発生しなかった場合、エンジン制
御部43は、排紙先が大容量排紙収納装置7か否かをチェ
ックし、反転部3が接続されているかをチェックする。
【0161】排紙先が大容量排紙収納装置7で反転部3
が接続されている場合、エンジン制御部43は反転部3と
大容量給紙装置6に下ストレートコマンドを送信し、大
容量排紙収納装置7に排紙コマンドを送信する。
【0162】この後、エンジン制御部43はオプションで
のジャムが発生したかを調べ、排紙ジャムの場合その排
紙ジャムをプリンタ制御部42に送信する。プリンタ制御
部42は操作パネル41の液晶表示部51でジャムを案内す
る。
【0163】ジャムが発生しなかった場合、エンジン制
御部43は、大容量排紙収納装置7から排紙終了ステータ
スが供給されたかを調べ、そのステータスが供給された
際、処理を終了する。
【0164】また、給紙元が他の場合で、排紙先が他の
場合も上記同様に動作する。
【0165】次に、図31のフローチャートを参照しつ
つ、プリンタ制御部42による動作を説明する。
【0166】先ず、操作パネル41のメニュー次項目キー
59を押すことにより、給紙元を指定するモードが表示さ
れる。この際に、バリュー次項目キー61を押すことによ
り、その給紙元が指示される。これにより、プリンタ制
御部42は給紙元の指定モードと判断し、その指示された
給紙元が液晶表示器51に表示される。
【0167】そして、その選択後、メニュー次項目キー
59を押すことにより、このとき表示されている給紙元が
そのまま指示される。
【0168】たとえば、給紙元としては給紙カセット19
a 、19b 、給紙装置2、大容量給紙装置6が選択され
る。
【0169】上記給紙元の指示は、ホストコンピュータ
10からのコマンドデータに基づいて行われるものでも良
い。
【0170】上記給紙元の指示がなされると、プリンタ
制御部42はその指定内容に応じた給紙元指定コマンドを
エンジン制御部43へ送出する。この給紙元指定コマンド
を受取ったエンジン制御部43は内部メモリ(図示しな
い)に記憶する。
【0171】次に、操作パネル41のメニュー次項目キー
59を押すことにより、排紙先を指定するモードが表示さ
れる。この際に、バリュー次項目キー61を押すことによ
り、その排紙先が指示される。これにより、プリンタ制
御部42は排紙先の指定モードと判断し、その指示された
排紙先が液晶表示器51に表示される。
【0172】そして、その選択後、メニュー次項目キー
59を押すことにより、このとき表示されている排紙先が
そのまま指示される。
【0173】たとえば、排紙先としては排紙トレイ9、
33、大容量排紙収納装置7、用紙振分装置8が選択され
る。
【0174】上記排紙先の指示は、ホストコンピュータ
10からのコマンドデータに基づいて行われるものでも良
い。
【0175】上記排紙先の指示がなされると、プリンタ
制御部42はその指定内容に応じた排紙先指定コマンドを
エンジン制御部43へ送出する。この排紙先指定コマンド
を受取ったエンジン制御部43は内部メモリ(図示しな
い)に記憶する。
【0176】このような状態において、プリンタ制御部
42はホストコンピュータ10からのデータを受信した際、
エンジン制御部43側からステータス信号によりレディか
否かを判断する。この判断の結果、エンジン制御部43側
がレディ状態の場合、プリンタ制御部42はエンジン制御
部43へプリントコマンドを送出する。
【0177】そして、エンジン制御部43からの垂直同期
信号を受信した場合、プリンタ制御部42はエンジン制御
部43へ垂直同期信号コマンドを送出し、プリント完了信
号がエンジン制御部43から供給されるまでビデオデータ
を送出する。プリント完了信号を受信した際、プリンタ
制御部42はホストコンピュータ10からのプリントデータ
が有るか否かを判断し、有る場合、再びエンジン制御部
43へビデオデータを送出し、無い場合処理を終了する。
【0178】また、プリンタ制御部42は、大容量排紙収
納装置7に連続して排紙している際に、制御回路241 か
らフロントドア解放信号が供給された際、プリンタ本体
1によってプリント中およびプリント後の搬送中の用紙
Pは大容量排紙収納装置7にそのまま搬送し、これから
プリントしようとする用紙Pは排紙トレイ33上に排紙さ
れる。
【0179】これにより、プリント命令の途中でプリン
トを中止することが無くなり、受付けたプリントを最後
まで行うことができ、必ず次のプリント命令を受付ける
ことができる。
【0180】上記のようにフロントドアを開けた際に
は、エレベータ機構は停止しているため、安全は確保さ
れている。
【0181】次に、図32のフローチャートを参照しつ
つ、大容量給紙装置6による動作を説明する。
【0182】すなわち、エンジン制御部43からのコマン
ド受信が供給された場合、制御回路231 はコマンドが給
紙コマンドかを調べ、給紙コマンドの際、パルスモータ
238を一定時間駆動し、搬送ローラ116a、116bを回転す
る。これにより、上側の装置たとえば上記再給紙部4の
搬送路87から供給される用紙Pが、搬送路116 によって
搬送され、大容量排紙収納装置7の搬送路126 に導かれ
る。
【0183】次に、図33のフローチャートを参照しつ
つ、再給紙部4による動作を説明する。
【0184】すなわち、エンジン制御部43からのコマン
ド受信が供給された場合、制御回路211 はコマンドが下
ストレートかを調べ、下ストレートの際、ゲート88を下
方向に切換える。これにより、反転部3の搬送路83から
供給される用紙Pが、搬送路88 によって搬送され、大
容量給紙装置6の搬送路116 に導かれる。
【0185】次に、図34のフローチャートを参照しつ
つ、大容量排紙収納装置7による動作を説明する。
【0186】すなわち、エンジン制御部43からのコマン
ド受信が供給された場合、制御回路241 はコマンドが排
紙コマンドかを調べる。排紙コマンドの場合、制御回路
241はセンサ127 がオンかを調べ、オンとなった際、内
部メモリのタイマにより所定時間経過した後、センサ12
7 がオフかを調べる。センサ127 がオンの場合、制御回
路241 はジャムを判断し、ジャム検知信号をエンジン制
御部43へ送出する。
【0187】センサ127 がオフの場合、制御回路241 は
排紙終了を判断し、エンジン制御部43へ排紙終了ステー
タスを送信する。
【0188】また、制御回路241 はセンサ135 によりエ
レベータ台131 上の最上部の用紙Pの位置を判断し、こ
の判断結果に応じてエレベータモータ247 を駆動して、
エレベータ台131 を所定距離分下降する。そして、エレ
ベータ下限スイッチ137 がオンされた際、制御回路241
は収納満杯(収納禁止)を判断し、収納満杯信号をプリ
ンタ制御部42に送信する。
【0189】この収納満杯信号により、プリンタ制御部
42は用紙Pを大容量排紙収納装置7を用いずに他の排紙
部へ排紙する。
【0190】また、制御回路241 はジャムを判断した場
合、収納禁止信号をプリンタ制御部42に送信する。
【0191】上記大容量排紙収納装置7により、大容量
の用紙Pの収納ができ、用紙収納位置が常に一定(最上
部)であるので、用紙Pの整列性が均一にできる。
【0192】また、積載されたオプションによって1つ
の搬送路を構成し、各オプションの入り口には用紙検出
センサがそれぞれ配設されている。これにより、積載さ
れたオプションの上部積載装置の用紙排出検出センサが
オンすることにより、下部装置の駆動部がオンされ、用
紙搬送状態となる。
【0193】たとえば、図1のオプションの積載状態に
おいて、用紙Pの排紙先が大容量排紙収納装置7の場合
について説明する。
【0194】すなわち、プリンタ本体1内を搬送される
用紙Pにより排紙スイッチ35がオンされると、プリンタ
制御部42から制御回路201 、211 にオン信号が出力され
る。これにより、反転部3、再給紙部4が動作を開始
し、プリンタ本体1からの用紙Pが反転部3、再給紙部
4で搬送される。
【0195】そして、搬送される用紙Pによりセンサ91
がオンされると、制御回路211 から制御回路231 、241
にオン信号が出力される。これにより、大容量給紙装置
6の用紙送り機構部103 および大容量排紙収納装置7が
動作を開始し、再給紙部4からの用紙Pが用紙送り機構
部103 で搬送され、大容量排紙収納装置7に収納され
る。
【0196】上記例では、給紙元が大容量給紙装置6で
排紙先が大容量排紙収納装置7の場合であり、大容量給
紙装置6からの用紙Pは再給紙部4の搬送路90、89、レ
ーザプリンタ1の搬送路30、レーザプリンタ1でのプリ
ント部、反転部3の搬送路82、83、再給紙部4の搬送路
87、大容量給紙装置6の搬送路116 を介して大容量排紙
収納装置7に搬送される。
【0197】また、図1のオプションの積載状態におい
て、用紙Pが再給紙部4で搬送されてプリンタ本体1に
再給紙される場合について説明する。
【0198】すなわち、プリンタ本体1内を搬送される
用紙Pにより排紙スイッチ35がオンされると、プリンタ
制御部42から制御回路201 、211 にオン信号が出力され
る。これにより、反転部3、再給紙部4が動作を開始
し、プリンタ本体1からの用紙Pが反転部3、再給紙部
4で搬送される。
【0199】そして、搬送される用紙Pによりセンサ91
がオンされても変化せず、用紙Pは搬送路89を介してプ
リンタ本体1内の搬送路30に搬送される。
【0200】したがって、動作に必要なときだけ、指定
する装置が動作するので、装置の寿命が長くなり、低消
費電力とすることができる。
【0201】また、プリンタ本体1の下側に直接、大容
量給紙装置6が設定された場合と、プリンタ本体1の下
側に図1に示すように、再給紙部4を介して設定された
場合とでは、給紙する用紙Pのプレフィード量が異なっ
ている。
【0202】たとえば、プリンタ本体1の下側に直接、
大容量給紙装置6が設定された場合には、搬送ローラ対
30b の手前までプレフィードされ、再給紙部4を介して
設定された場合には、搬送ローラ対30a の手前までプレ
フィードされる。
【0203】これにより、プリンタ本体1の下側に直
接、大容量給紙装置6が設定されている場合に、用紙P
の先端がカール(紙くせ)が付かない位置までプレフィ
ードするようにしたので、特に高温、多湿であっても、
転写ぶれ、転写抜け、スキュー、ドックレッグ等が生じ
ないようにできる。
【0204】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、用紙の搬送異常が発生した際に、用紙の最上部の隙
間が広くなり、搬送異常となった用紙を取除き易くでき
る大容量用紙収容装置および画像形成装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例におけるレーザプリンタに
オプション機器を備えた画像形成装置の構成を示す断面
図。
【図2】図1の画像形成装置の構成を示すブロック図。
【図3】図1の画像形成装置の構成を示す断面図。
【図4】図1のレーザプリンタの構成を示す外観図。
【図5】図1のレーザプリンタの構成を示す断面図。
【図6】図1の操作パネルの構成を示す平面図。
【図7】図1の給紙装置の構成を示す断面図。
【図8】図1の再給紙部の要部の構成を示す断面図。
【図9】図1のレーザプリンタの構成を示す断面図。
【図10】図1のレーザプリンタの構成を示す断面図。
【図11】図1のレーザプリンタの構成を示す断面図。
【図12】図1のレーザプリンタの構成を示す断面図。
【図13】図1の大容量給紙装置における取出搬送部の
構成を示す断面図。
【図14】図13の取出搬送部の要部の構成を示す図。
【図15】図1の大容量排紙収納装置における要部の構
成を示す断面図。
【図16】図3の用紙振分装置における要部の構成を示
す断面図。
【図17】図1の再給紙部の位置決め機構の構成を示す
斜視図。
【図18】図1の再給紙部の位置決め機構の構成を示す
斜視図。
【図19】図1の再給紙部の位置決め機構と位置決め用
の突起部の構成を示す断面図。
【図20】図1の再給紙部の位置決め機構内のガイドレ
ールの構成を示す上面図。
【図21】図1の画像形成装置の後部正面図。
【図22】図1の画像形成装置の後部配線図。
【図23】図1のレーザプリンタの構成を示すブロック
図。
【図24】図1の給紙装置の構成を示すブロック図。
【図25】図1の反転部の構成を示すブロック図。
【図26】図1の再給紙部の構成を示すブロック図。
【図27】図1の大容量給紙装置の構成を示すブロック
図。
【図28】図1の大容量排紙収納装置の構成を示すブロ
ック図。
【図29】図1の用紙振分装置の構成を示すブロック
図。
【図30】図1のエンジン制御部の動作を説明するため
のフローチャート。
【図31】図1のプリント制御部の動作を説明するため
のフローチャート。
【図32】図1の大容量給紙装置の動作を説明するため
のフローチャート。
【図33】図1の反転部の動作を説明するためのフロー
チャート。
【図34】図1の大容量排紙収納装置の動作を説明する
ためのフローチャート。
【符号の説明】
1…レーザプリンタ、2…給紙装置、3…反転部、4…
再給紙部、6…大容量給紙装置、7…大容量排紙収納装
置、8…用紙振分装置、126 …搬送路、127 …センサ、
131 …エレベータ台、247 …エレベータモータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/00 112 7369−2H 113 7369−2H (72)発明者 大沼 聡 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 東芝イン テリジェントテクノロジ株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙を積載保持する積載板と、 この積載板に用紙を搬送する搬送手段と、 上記積載板に接続され、上記用紙の積載高さが高くなる
    に従い上記積載板を降下させ、積載用紙の最上部位置を
    常時、略一定の位置に保つ上下動手段と、 上記搬送手段における用紙の搬送異常を検知する検知手
    段と、 この検知手段により搬送異常を検知すると、上記上下動
    手段を駆動し、上記積載板を下降させる制御手段と、 を具備したことを特徴とする大容量用紙収容装置。
  2. 【請求項2】 用紙に画像を形成する画像形成手段と、 この画像形成手段にて画像が形成された用紙を搬送する
    第1の搬送手段と、 この第1の搬送手段にて搬送される用紙を積載保持する
    積載板と、 この積載板に用紙を搬送する搬送手段と、 上記積載板に接続され、上記用紙の積載高さが高くなる
    に従い上記積載板を降下させ、積載用紙の最上部位置を
    常時、略一定の位置に保つ上下動手段と、 上記搬送手段における用紙の搬送異常を検知する検知手
    段と、 この検知手段により搬送異常を検知すると、上記上下動
    手段を駆動し、上記積載板を下降させる制御手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
JP5086893A 1992-03-25 1993-03-23 大容量用紙収容装置および画像形成装置 Pending JPH06127809A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8181191B2 (en) 2007-09-18 2012-05-15 Sieko Epson Corporation Media processing device and control method for a media processing device
JP2021054590A (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 理想科学工業株式会社 媒体排出装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8181191B2 (en) 2007-09-18 2012-05-15 Sieko Epson Corporation Media processing device and control method for a media processing device
US8321881B2 (en) 2007-09-18 2012-11-27 Seiko Epson Corporation Media processing device and control method for a media processing device
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