JPH0612692U - ドアーにおける戸先ゴムの取付装置 - Google Patents
ドアーにおける戸先ゴムの取付装置Info
- Publication number
- JPH0612692U JPH0612692U JP052228U JP5222892U JPH0612692U JP H0612692 U JPH0612692 U JP H0612692U JP 052228 U JP052228 U JP 052228U JP 5222892 U JP5222892 U JP 5222892U JP H0612692 U JPH0612692 U JP H0612692U
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- Japan
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B61—RAILWAYS
- B61D—BODY DETAILS OR KINDS OF RAILWAY VEHICLES
- B61D19/00—Door arrangements specially adapted for rail vehicles
- B61D19/02—Door arrangements specially adapted for rail vehicles for carriages
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
- Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ドアーの先端に取付けられる戸先ゴムの交換
を容易にする。 【構成】 縦骨6側の先面に段付ボルト15cを突設す
る。戸先ゴム受け12に戸先ゴム18を具備すると共に
後壁に穴17を形成する。取付けに際しては、穴17を
段付ボルト15cに嵌合した後その戸先ゴム受け12を
若干下動し、穴17の上周壁部をボルト頭15aの裏面
に係止させる。 【効果】 戸先ゴム受け12の若干の上下動により戸先
ゴム受けを着脱できるので、ドアーを付設したままその
交換が可能になる。
を容易にする。 【構成】 縦骨6側の先面に段付ボルト15cを突設す
る。戸先ゴム受け12に戸先ゴム18を具備すると共に
後壁に穴17を形成する。取付けに際しては、穴17を
段付ボルト15cに嵌合した後その戸先ゴム受け12を
若干下動し、穴17の上周壁部をボルト頭15aの裏面
に係止させる。 【効果】 戸先ゴム受け12の若干の上下動により戸先
ゴム受けを着脱できるので、ドアーを付設したままその
交換が可能になる。
Description
【0001】
本考案はドアーにおける戸先ゴムの取付装置に関する。
【0002】
従来、鉄道車両用のドアーの戸先ゴムの取付構造として、例えば、ドアーを構 成する内外板に固着された戸先側縦骨の先部に、内方へ折曲するフランジを形成 し、該フランジに戸先ゴムを嵌着したものがある。
【0003】
前記の構造においては、ユーザー側において戸先ゴムを交換する場合には、ド アーとレールには若干の隙間しかないので、ドアーを車両から取外さなければな らず、その交換が面倒であった。
【0004】 そこで、本考案は、ドアーを取外すことなく、戸先ゴムの交換が容易に行える 戸先ゴムの取付装置を提案することを目的とするものである。
【0005】
本考案は前記の問題を解決するために、戸先側における縦骨の先面に、先方へ 突出する突出部と該突出部の先端に上方へ突出する係止部とを一体形成した係合 部材を固設し、別に断面C型の戸先ゴム受けを設けて、その先部のフランジに戸 先ゴムを付設すると共に後壁に前記係合部材が嵌入する穴を形成し、該穴を係合 部材に嵌合した後にその戸先ゴム受けを下動することにより、その穴の上壁部が 前記係止部の裏側に係合するようにしたことを特徴とするものである。
【0006】
戸先ゴム(18)を取付けるには、戸先ゴム受け(12)に形成した穴(17 )又は(17d)を係合部材である取付ボルト(15c)又は係合片(21)に 嵌入する。この状態で戸先ゴム受け(12)を下方へ摺動させると、穴(17) 又は(17d)の周壁部が取付ボルト(15c)の頭部(15a)又は係止片( 21b)の裏面に係止され、戸先ゴム受け(12)と共に戸先ゴム(18)が縦 骨(6)側に止着保持される。
【0007】 この取付状態から、戸先ゴム(18)を戸先ゴム受け(12)と共に取外すに は、戸先ゴム受け(12)を若干上動して先方へ引くことにより、縦骨(6)側 から剥離できる。
【0008】
次に図1乃至図7に示す本考案の第1実施例について説明する。 5は戸じり側の縦骨。6は戸先側の縦骨、7は上側の横骨、8は下側の横骨で ある。
【0009】 9は内板、10は外板で、これらは前記の縦骨5,6及び横骨7,8の側面に 接着剤で固着されている。 11は内外板9,10間に介在された充填材で、例えば発泡樹脂、ハニカム構 造体等で構成されている。
【0010】 前記内板9の戸先側には、戸先側の縦骨6より先方へ突出した延長板9aと、 その先端を裏面へ折返した折返し板9bと、更にその先端を縦骨6の先面と並行 するように直角に折曲した取付板9cとが、内板9自体を折曲して一体形成され ている。
【0011】 外板10の戸先側にも、前記内板9と同様に折曲形成した延長板10aと、折 返し板10bと、取付板10cが、外板10と一体に形成されている。 そして、前記内板9側の取付板9cと、外板10側の取付板10cとは、戸先 側の縦骨6の先面において重合するように形成されている。
【0012】 12は戸先ゴム受けで、戸先側の縦骨6の上下長と同長のC型材で形成され、 前記内外板9,10における折返し板9b,10b及び取付板9cで囲まれた収 納部Aに、これらの板に当接して収納される断面形状に形成されている。
【0013】 12a,12aは戸先ゴム受け12の両側辺の先部を内側へ折曲してなるフラ ンジで、これらの間に戸先ゴムを嵌入する縦状の窓13が形成されている。 前記縦骨6、内外板9,10の取付板9c,10c及び戸先ゴム受け12には 相互に合致するボルト穴が上下方向に適宜間隔を有して複数個形成され、これら の穴を通じてボルト15(図2のもの)及び段付ボルト15c(図3のもの)で 、戸先ゴム受け12、取付板9c、10cが縦骨6に固着されている。
【0014】 また、戸先ゴム受け12に形成した穴は、図5に示すように2種類の穴に形成 されている。 すなわち、図5に示すように、ボルト15の頭部15aより大径でかつ上下方 向に長い遊穴16と、段付ボルト15cの頭部15aより大径の挿通穴17aを 形成するとともにその上部に段付ボルト15cの無ねじ段部15bより大径でか つ頭部15aより小径の係止穴17bを連続的に形成してなる係合穴17とを形 成している。
【0015】 18は戸先ゴムで、横断形状が図2に示すように、先部に空洞部18aを形成 した当り部18bが形成され、後部に前記戸先ゴム受け12内に嵌合する嵌合部 18cが形成され、中間部の両側に位置して嵌合溝18dが形成されており、そ の嵌合溝18dに前記戸先ゴム受け12のフランジ12aを嵌合して、戸先ゴム 受け12に具備されている。 戸先ゴム18の上端は、図1及び図7に示すように、戸先ゴム受け12の上端 より若干dだけ短く形成されている。 15dは戸先ゴム受け12を、取付板9c,10cと共に縦骨6へ直接取付る ボルトである。図5及び図7において、16aは、戸先ゴム受け12に形成した 、ボルト15dを挿通するボルト穴である。
【0016】 ドアーの組付けは、折返し板10b及び取付板10cを折曲形成した外板10 を、その取付板10cを戸先側の縦骨6の先面に重合し、相互のボルト穴を合致 させた状態で各骨5,6,7,8と接着固定する。更に充填材11を外板10と 接着する。
【0017】 次で、折返し板9b及び取付板9cを折曲形成した内板9を、その取付板9c を前記取付板10cに重合するとともに、そのボルト穴を取付板9cのボルト穴 と合致させて各骨5,6,7,8と接着固定する。
【0018】 次で、戸先ゴム受け12における遊穴16と合致する部分のボルト穴に図2に 示すようにボルト15を挿通し、また係合穴17と合致する部分のボルト穴に図 3、図4、図6及び図7に示すような段付ボルト15cを挿通して締付け、両取 付板9c,10cを戸先側の縦骨6に固定する。
【0019】 次に、戸先ゴム18を先付けした戸先ゴム受け12を、その係合穴17の挿通 穴部17aが段付ボルト15cの頭部15aと合致するようにして収納部Aに嵌 入し、その戸先ゴム受け12の後面を取付板9cに充当させる。その状態では、 ボルト15の頭部15aは、遊穴16の中央部において遊嵌している。
【0020】 次で、戸先ゴム受け12を前記の状態から下方へ摺動させる。すると、係合穴 17における小径の係止穴17bが段付ボルト15cの無ねじ段部15bに位置 し、段付ボルト15cの大径の頭部15aが、係止穴17bの周壁17cの内面 に係合して、その戸先ゴム受け12が装着される。 次で、戸先ゴム18の上端と戸先ゴム受け12の上端間に形成された空間dを 通じて、ボルト15dにより、戸先ゴム受け12を、取付板9c,10cと共に 縦骨6に固着する。 本来、前記のように、係合穴17bの周壁17cが、ボルト頭15aと取付板 9c間に圧入されることにより、ドアーの上下振動によっても戸先ゴム受け12 は外れないが、上記のように取付ボルト15dにより戸先ゴム受け12を直接、 縦骨6に固着すれば、戸先ゴム受け12の外れを一層防止できる。
【0021】 尚、このように装着された戸先ゴム受け12を外す場合には、前記と逆の操作 、すなわち、ボルト15dを外した後、戸先ゴム受け12を若干上昇させて先方 に引くことにより取外すことができる。
【0022】 前記第1実施例によれば、図2において、戸先ゴム18の基部に外力Fが作用 した場合、その荷重は、戸先ゴム18、戸先ゴム受け12に伝達される。このと き、戸先ゴム受け12が段付ボルト15cで取付けられていること、及び内板9 の戸先側延長板9aと折返し板9bの二重板構造、更には取付板9cがボルト1 5,15cで取付けられていることにより、内板9の延長板9aに作用する外方 への荷重は減少される。
【0023】 そのため、内板9を戸先側の縦骨6から剥離しようとする荷重も減少され、内 板9を縦骨6に接着剤で接着しても、その剥離を防止できる。 更に、ドアーの取付後、ユーザーが戸先ゴム18を取替える場合には、ボルト 15dを外し、戸先ゴム受け12を若干上下動すれば良く、特に、図1に示すよ うに、ドアー19とレール20とに若干の隙間Dしか存在しない場合においても 、側引戸19を外すことなく戸先ゴム18の取替えが可能である。
【0024】 図8及び図9は本考案の第2実施例を示す。 図8及び図9において、21は係合片で、取付片21aと、該取付片21aの 上端を先方へ折曲するとともに上方へ突出させた係止片21bとからなる。そし て、該係合片21は、前記実施例における内板9における取付板9cの先面に充 当し、ボルト15によって縦骨6側へ固着されている。
【0025】 戸先ゴム受け12の後壁には、上記係合片21が嵌入する穴17dが形成され ている。 図中、10cは外板10の取付板、14はナット、18は戸先ゴムを示す。
【0026】 係合片21と穴17d以外の構造は、前記実施例における図2の構造と同様で ある。 戸先ゴム18を取付けるには、戸先ゴム18を具備した戸先ゴム受け12を、 その穴17dを係合片21に対向させた位置において、取付板9cの先面に充当 する。これにより係合片21の係止片21bが戸先ゴム受け12内に位置する。
【0027】 この状態で戸先ゴム受け12を下方へ摺動させると、戸先ゴム受け12におけ る穴17dの上壁部17eが、係止片21bと取付板9c間に嵌入し、戸先ゴム 受け12が止着される。
【0028】 この取付状態から戸先ゴム18を取外すには、戸先ゴム受け12を若干上動さ せて先方へ引くことにより、係合片21が穴17dから離脱し、戸先ゴム受け1 2と共に戸先ゴム18を取外すことができる。 尚、戸先ゴム受け12の外れを一層防止するため、図8のようにボルト15d により戸先ゴム受け12を固定することは前記実施例と同様である。
【0029】
以上のように本考案によれば、ドアー本体に対する戸先ゴムの着脱作業におい ては、戸先ゴムを具備した戸先ゴム受けを若干上下動するのみでよいから、例え ば車両等に付設されたドアーの上部空間を利用して戸先ゴムの着脱ができ、ドア ーを外すことなく戸先ゴムの交換が可能になる。そのため、従来のようにドアー を外して戸先ゴムの交換作業するものに比べて、その交換作業が容易になる。
【図1】 本考案の実施例を示すドアーの外面図。
【図2】 戸先側の平断面で、図5におけるA−A部の
断面を示す図。
断面を示す図。
【図3】 戸先側の平断面で、図5におけるB−B部の
断面を示す図。
断面を示す図。
【図4】 戸先ゴム部をドアーから分離した状態を示す
平断面図。
平断面図。
【図5】 戸先ゴム受けの正面図。
【図6】 係止穴と段付ボルトを示す斜視図。
【図7】 取付状態を示す縦断面図。
【図8】 本考案の第2実施例を示す要部の縦断面図。
【図9】 同戸先ゴム受けと係合片の斜視図。
6 縦骨 12 戸先ゴム受け 15c、21 係合部材であるボルトと係合片 17、17d 穴 18 戸先ゴム
Claims (1)
- 【請求項1】 戸先側における縦骨の先面に、先方へ突
出する突出部と該突出部の先端に上方へ突出する係止部
とを一体形成した係合部材を固設し、別に断面C型の戸
先ゴム受けを設けて、その先部のフランジに戸先ゴムを
付設すると共に後壁に前記係合部材が嵌入する穴を形成
し、該穴を係合部材に嵌合した後にその戸先ゴム受けを
下動することにより、その穴の上壁部が前記係止部の裏
側に係合するようにしたことを特徴とするドアーにおけ
る戸先ゴムの取付構造。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992052228U JP2571508Y2 (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | ドアーにおける戸先ゴムの取付装置 |
KR1019930005708A KR0157652B1 (ko) | 1992-07-24 | 1993-04-06 | 도어에 있어서의 문버팀 고무의 부착장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992052228U JP2571508Y2 (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | ドアーにおける戸先ゴムの取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0612692U true JPH0612692U (ja) | 1994-02-18 |
JP2571508Y2 JP2571508Y2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=12908884
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992052228U Expired - Lifetime JP2571508Y2 (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | ドアーにおける戸先ゴムの取付装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2571508Y2 (ja) |
KR (1) | KR0157652B1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017166239A (ja) * | 2016-03-17 | 2017-09-21 | 東日本旅客鉄道株式会社 | 戸先ゴム取付構造 |
KR20230110970A (ko) * | 2022-01-17 | 2023-07-25 | 곽경민 | 수납장 도어용 거울 조립구조 및 조립방법 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100368203B1 (ko) * | 2000-07-11 | 2003-01-24 | (주)거명 | 토너 바인더 수지 조성물의 제조방법 |
-
1992
- 1992-07-24 JP JP1992052228U patent/JP2571508Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1993
- 1993-04-06 KR KR1019930005708A patent/KR0157652B1/ko not_active IP Right Cessation
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017166239A (ja) * | 2016-03-17 | 2017-09-21 | 東日本旅客鉄道株式会社 | 戸先ゴム取付構造 |
KR20230110970A (ko) * | 2022-01-17 | 2023-07-25 | 곽경민 | 수납장 도어용 거울 조립구조 및 조립방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR940002119A (ko) | 1994-02-16 |
JP2571508Y2 (ja) | 1998-05-18 |
KR0157652B1 (ko) | 1999-02-18 |
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