JPH06126488A - 自動溶接装置 - Google Patents

自動溶接装置

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JPH06126488A
JPH06126488A JP30940192A JP30940192A JPH06126488A JP H06126488 A JPH06126488 A JP H06126488A JP 30940192 A JP30940192 A JP 30940192A JP 30940192 A JP30940192 A JP 30940192A JP H06126488 A JPH06126488 A JP H06126488A
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JP
Japan
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ring gear
gear
wire
held
welding
Prior art date
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Pending
Application number
JP30940192A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuo Harimaya
勝生 播磨屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujita Corp filed Critical Fujita Corp
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Publication of JPH06126488A publication Critical patent/JPH06126488A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熟練した溶接工を要せずに、狭い場所におい
ても精度、品質に優れた溶接作業を行なうことができる
自動溶接装置を提供すること。 【構成】 管体7の端部の近傍の周囲を囲繞するリング
ギヤ11と、管体7の端部の近傍に取着されリングギヤ
11を保持する保持部材13と、保持部材13で回転可
能に保持されリングギヤ11に噛合する駆動ギヤ15
と、リングギヤ11に回転可能に接触し、駆動ギヤ15
と協働してリングギヤ11を所定の位置に回転可能に保
持するアイドルギヤ17と、保持部材13に保持され駆
動ギヤ15を回転させるモータと、リングギヤ11に保
持され管体7の端部に臨むトーチ部19と、トーチ部1
9にワイヤ溶接材21を供給するワイヤ供給装置23
と、ワイヤ溶接材21に送電する電圧調整装置25を備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築物で用いられる種
々の配管を、その設置場所において溶接し接続する場合
等に用いられて好適な自動溶接装置に関する。
【0002】
【従来の技術】建築物では空調用等の種々の配管が天井
スラブや壁面に沿って設置される。このような配管の端
部間を溶接して接続する場合、従来では、設置場所とは
別の広いスペースが確保された場所で、熟練した溶接工
が予め溶接を行ない、接合された配管を設置するか、或
は、狭い設置場所において無理をしても溶接するように
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の配管作業では、設置場所とは別の広い場所を
確保できない場合や、狭い設置場所において無理をして
も溶接せざるを得ない場合、狭いスペースでの溶接作業
は困難であるため、作業効率を高めることができず、更
に、精度、品質に問題を生じ、漏水事故が生じる等の問
題も生じる。一方、自動溶接機は従来から存在している
が、装置が大掛かりなため、建築現場では使用できず、
配管加工工場等で使用されるのみであり、建築現場では
熟練した溶接工に頼らざるを得ず、熟練した溶接工は近
年不足ぎみで人材確保の問題も生じている。本発明は前
記事情に鑑み案出されたものであって、本発明の目的
は、熟練した溶接工を要せずに、狭い場所においても精
度、品質に優れた溶接作業を行なうことができる自動溶
接装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、被溶接箇所の近傍の周囲を囲繞するように配
設され、全周にわたって歯部が形成されたリングギヤ
と、前記被溶接箇所の近傍に取着され前記リングギヤを
保持する保持部材と、前記保持部材で回転可能に保持さ
れ前記リングギヤの歯部に噛合する駆動ギヤと、前記リ
ングギヤに回転可能に接触し、前記駆動ギヤと協働して
前記リングギヤを所定の位置に回転可能に保持する案内
部材と、前記保持部材に保持され前記駆動ギヤを回転さ
せるモータと、前記リングギヤに保持され前記被溶接箇
所に臨むトーチ部と、前記トーチ部にワイヤ溶接材を供
給するワイヤ供給装置と、前記ワイヤ溶接材に送電する
電圧調整装置とを備えることを特徴とする。
【0005】また、本発明は、リングギヤが周方向に分
割可能に構成されていることを特徴とする。
【0006】また、本発明は、案内部材がリングギヤの
歯部に噛合するアイドルギヤであることを特徴とする。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に従って説
明する。図1は自動溶接装置の使用状態の概略側面図を
示す。1は建築物のスラブで、スラブ1を上下を貫通し
て管体3が設置され、また、スラブ1の下面に沿って吊
り金具5を介して管体7が設置され、実施例では、スラ
ブ1の下面に沿った管体7の端部間を自動溶接装置9で
溶接する場合について説明する
【0008】自動溶接装置9は、図2にその要部の展開
斜視図で、図3に側面図で、図4に正面図で示すよう
に、管体7の端部の近傍の周囲を囲繞するように配設さ
れたリングギヤ11と、前記管体7の端部の近傍に取着
された保持部材13と、リングギヤ11を回転させる駆
動ギヤ15と、前記駆動ギヤ15と協働して前記リング
ギヤ11を所定の位置に回転可能に保持するアイドルギ
ヤ17(案内部材に相当)と、前記リングギヤ11に保
持されたトーチ部19と、図1に示すように、前記トー
チ部19にワイヤ溶接材21を供給するワイヤ供給装置
23と、前記ワイヤ溶接材21に送電する電圧調整装置
25等を備える。
【0009】前記保持部材13は上下方向に延出する縦
片1301と、管体7を挟む如くU字状に形成されたU
字片1303とを備え、U字片1303の内部にスペー
サ1305を介設してU字片1303を管体7に取着
し、U字片1303の両端を縦片1301にボルト13
07で取着することで保持部材13は管体7に取り付け
られる。前記縦片1301の上部の突片1309にはボ
ルト1311を介して駆動装置27が取着され、この駆
動装置27はギヤ回転用モータや減速ギヤ等で構成さ
れ、その出力軸2701は縦片1301の上部の孔に挿
通され、該出力軸2701の端部に前記駆動ギヤ15が
取着されている。また、縦片1301の下部の孔には軸
1701が挿通され、この軸1701の端部に前記アイ
ドルギヤ17が回転可能に取着されている。
【0010】前記リングギヤ11は分割可能な二つの円
弧状の半体1101からなり、半体1101は支片11
03及びボルト1105を介して結合され、環状のリン
グギヤ11に構成され、その内周部の全長にわたって歯
部1107が形成されている。前記歯部1107に前記
駆動ギヤ15及びアイドルギヤ17が噛合し、リングギ
ヤ11はこれら駆動ギヤ15及びアイドルギヤ17によ
り管体7の周囲に配置保持されている。
【0011】前記二つの半体1101のうちの一方には
突片1109が設けられ、この突片にコ字状の支片11
11及びボルト1113を介してトーチ部19が保持さ
れ、トーチ部19のヘッド1901は管体7の端部に臨
んでいる。前記トーチ部19には、絶縁性パイプ210
1の内部を通してワイヤ溶接材21が供給され、ワイヤ
溶接材21はトーチ部19のヘッド1901から繰り出
される。
【0012】前記ワイヤ供給装置23はワイヤ溶接材2
1が巻回されたリール2301と、該リール2301か
らワイヤ溶接材21を繰り出す送給部2303とを備
え、送給部2303はワイヤ送給用モータと送給機構な
どで構成されている。
【0013】前記電圧調整装置25は、電圧が出力され
る+端子2501と、アースに接続される−端子250
3を備える。前記+端子2501はリード線2505を
介して前記ワイヤ溶接材21に接続され、これにより電
圧がワイヤ溶接材21に印加され、また、管体7の適宜
箇所はリード線2507により−端子2503側に接続
され、図中、29は開閉器を示す。電圧調整装置25に
は前記ギヤ回転用モータ,ワイヤ送給用モータの回転速
度を制御すると共に、+端子2501の電圧値を制御す
るコントローラが付設されている。このコントローラに
より設定される前記ギヤ回転用モータ,ワイヤ送給用モ
ータの回転速度及び+端子2501の電圧値は、不図示
のリモートコントローラの操作により可変で、遠隔地か
ら所望値に設定される。
【0014】従って、リモートコントローラの操作によ
り、ギヤ回転用モータを作動させると駆動ギヤ15が回
転し、これによりリングギヤ11及びトーチ部19が管
体7の端部の周囲を回転し、また、ワイヤ送給用モータ
の作動によりトーチ部19にワイヤ溶接材21が供給さ
れ、電圧が印加されたワイヤ溶接材21がヘッド190
1から繰り出されることで管体7端部間のアーク溶接が
なされ、トーチ部19が管体7両端の間の周囲を一回り
した位置で停止し、管体7の溶接作業が終了する。
【0015】本実施例によれば、保持部材13によりリ
ングギヤ11、駆動ギヤ15、アイドルギヤ17、トー
チ部19を配設することで、機械的にしかも自動的にト
ーチ部19を円運動させつつ管体7の全周にわたりアー
ク溶接を行なえるので、作業員は、保持部材13、リン
グギヤ11、駆動ギヤ15、アイドルギヤ17等の組み
立てを行なうだけでよく、従って熟練した溶接工を要せ
ず管体7の接合作業を行なうことが可能となる。また、
従来の如く、狭い場所において無理をしながら溶接する
等の不具合がなくなり、トーチ部19の円運動により管
体7の全周を確実に溶接できるので、狭い場所において
も精度、品質に優れた溶接作業を行なうことができる。
【0016】尚、実施例ではリングギヤ11を分割式と
したが、管体7の形状や位置によっては一体式のものも
使用可能である。また、実施例では案内部材として歯部
を有するアイドルギヤ17を用いたが、歯部を有さない
ローラでも使用可能で、また、この場合のローラの配設
箇所や個数は任意である。また、被溶接箇所は管体7に
限らず、種々のものに適用可能である。
【0017】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明によ
れば、トーチ部を被溶接箇所の周囲に機械的にしかも自
動的に円運動させるようにしたので、熟練した溶接工を
要せずに、狭い場所においても精度、品質に優れた溶接
作業を行なうことができ、特に、建築現場において設置
される種々の配管を接続する場合に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動溶接装置の使用状態の概略側面図である。
【図2】自動溶接装置の要部の展開斜視図である。
【図3】自動溶接装置の要部の側面図でる。
【図4】自動溶接装置の要部の正面図である。
【符号の説明】
1 スラブ 3,7 管体 9 自動溶接装置 11 リングギヤ 13 保持部材 15 駆動ギヤ 17 アイドルギヤ 19 トーチ部 21 ワイヤ溶接材 23 ワイヤ供給装置 25 電圧調整装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被溶接箇所の近傍の周囲を囲繞するよう
    に配設され、全周にわたって歯部が形成されたリングギ
    ヤと、 前記被溶接箇所の近傍に取着され前記リングギヤを保持
    する保持部材と、 前記保持部材で回転可能に保持され前記リングギヤの歯
    部に噛合する駆動ギヤと、 前記リングギヤに回転可能に接触し、前記駆動ギヤと協
    働して前記リングギヤを所定の位置に回転可能に保持す
    る案内部材と、 前記保持部材に保持され前記駆動ギヤを回転させるモー
    タと、 前記リングギヤに保持され前記被溶接箇所に臨むトーチ
    部と、 前記トーチ部にワイヤ溶接材を供給するワイヤ供給装置
    と、 前記ワイヤ溶接材に送電する電圧調整装置と、 を備える自動溶接装置。
  2. 【請求項2】 前記リングギヤは周方向に分割可能に構
    成されている請求項1記載の自動溶接装置。
  3. 【請求項3】 前記案内部材はリングギヤの歯部に噛合
    するアイドルギヤである請求項1または2記載の自動溶
    接装置。
JP30940192A 1992-10-22 1992-10-22 自動溶接装置 Pending JPH06126488A (ja)

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