JPH06126407A - 連続鋳造機等における鋳片の端面位置検出及び切断確認方法 - Google Patents

連続鋳造機等における鋳片の端面位置検出及び切断確認方法

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JPH06126407A
JPH06126407A JP28434892A JP28434892A JPH06126407A JP H06126407 A JPH06126407 A JP H06126407A JP 28434892 A JP28434892 A JP 28434892A JP 28434892 A JP28434892 A JP 28434892A JP H06126407 A JPH06126407 A JP H06126407A
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JP
Japan
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slab
torch
cast slab
distance sensor
distance
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP28434892A
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English (en)
Inventor
Tsuyoshi Matsui
強 松井
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鋳片の端面を非接触式手段で検出し、かつ、
センサーを鋳片の幅方向へは移動しない固定式とし、検
出の正確性及びメンテナンス性を向上する。 【構成】 連続鋳造機等において鋳片の幅方向の端面位
置を正確に検出することは、鋳片切断工程でトーチカッ
ターの切込動作を正確に行なうために必要である。距離
センサー6を、鋳片1の幅方向に対して直交方向に移動
するトーチカー3に固定して設置し、かつ、鋳片1と同
一水平位置に離隔して配置し、鋳片1の端面と距離セン
サー6との間の距離を測定することにより、鋳片1の端
面位置を検出する。トーチカー3上に設置されたトーチ
吹管台車9に取付けられたトーチ吹管8の左右方向の移
動は、トーチ吹管位置検出センサー14と距離センサー
6とにより制御して、トーチの切込動作を正確に行なう
ようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋳片(スラブ)の移送
と切断とを同調して行なう連続鋳造機等において、トー
チカッター等により切断すべき鋳片の端面位置検出及び
切断確認方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】連続鋳造機等において、トーチカッター
等により切断すべき鋳片の端面を検出する従来の技術の
方法は、鋳片の端面の検出バーをトーチ吹管台車に取付
けて鋳片と直交方向に移動させ、検出バーが鋳片の端面
に接触し、検出バーは、その角度を変化してリミットス
イッチを蹴り、リミットスイッチの開閉信号で鋳片の端
面位置を検出するものである。この従来の技術の方法
は、高温の鋳片に検出バーが接触し、また、検出バーの
上部にリミットスイッチや移動配線が配置されているか
ら、信頼性が低下し、トラブルの原因となっている。
【0003】最近、検出バーを鋳片に接触させない非接
触タイプの検出方法も出現しているが、これは、センサ
ーを鋳片の上部で幅方向に移動させて端面を検出する方
法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】連続鋳造機の鋳片切断
装置は、切断しようとする鋳片の幅方法の誤差やセンタ
ーのずれに対処するため、常に鋳片の幅方向端面位置を
正確に検出する必要があるが、高温の鋳片に検出バーが
接触する検出方法は、故障が多くて信頼性が低く、また
メンテナンスに相当の経費及び労力を要していた。
【0005】本発明は、上記従来の技術を改善し、鋳片
の端面を非接触式手段で検出し、かつ、センサーを固定
式として、信頼性及びメンテナンス性を向上しようとす
るものであり、また、鋳片の切断を確認しようとするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】連続鋳造機等において鋳
片の幅方向の端面位置を正確に検出することは、鋳片切
断工程でトーチカッターの切込動作を正確に行なうため
に必要である。
【0007】本発明は、距離センサーを、鋳片の幅方向
に対して直交方向に移動するトーチカーに固定して設置
し、かつ、鋳片と同一水平位置に離隔して配置し、鋳片
の端面と距離センサーとの間の距離を測定することによ
り、鋳片の端面位置を検出し、トーチ吹管が取付けられ
たトーチ吹管台車をトーチカー上に鋳片の幅方向に移動
することができるように配置し、トーチ吹管の鋳片の幅
方向の移動位置をトーチ吹管位置検出センサーにより測
定し、上記両センサーの検出に基づいてトーチ吹管のア
プローチする距離を制御し、トーチカッターの切込動作
を正確に行なうようにしたものである。
【0008】また、本発明は、トーチカッターが鋳片を
その幅方向に切断すると、鋳片の端面が存在しなくなる
から、距離センサーが所定値より長い距離を測定するの
で、鋳片の切断を確認するようにしたものである。
【0009】
【実施例】本発明の2つの実施例を図面を参照して説明
する。
【0010】まず、本発明の第1実施例を図1及び図2
に示す。
【0011】図1において、鋳片1は、搬送ローラ2の
上に載置され、紙面と直交方向に搬送される。鋳片1の
上部にはトーチカー3が配置され、トーチカー3の左右
両側に走行ローラ4,4が取付けられ、走行ローラ4,
4は、レール5,5上を転動する。トーチカー3の下部
の左右両内側にはレーザ式又は超音波式等の距離センサ
ー6,6が取付けられ、該距離センサー6,6と前記鋳
片1との間は、それぞれ若干隔てられている。距離セン
サー6,6は、防熱・防水・防塵のために保護カバー
7,7で覆われている。
【0012】トーチカー3の上部には、トーチ吹管8が
取付けられたトーチ吹管台車9が設置され、トーチ吹管
台車9は、チェーン10、スプロケット11,11及び
クラッチ12を介して電動機13により左右方向(前記
鋳片1の幅方向)に移動される。電動機13にはトーチ
吹管位置検出センサー14が接続されている。
【0013】鋳片の幅方向の端面位置を正確に検出する
ことは、鋳片切断工程においてトーチカッターの切込動
作を正確に行なうために必要である。
【0014】図2において、距離センサー6により鋳片
1の端面までの距離L1 を測定する。トーチ吹管8のホ
ーム位置(後退限度)と距離センサー6との間の寸法l
1 、及び、鋳片1の端面の切込前の寸法l2 は、所定の
寸法であり、トーチ吹管8のホーム位置から高速でアプ
ローチする距離La は、La =L1 −(l1 +l2 )の
ように算出することができる。トーチ吹管8の鋳片1の
幅方向の移動位置は、トーチ吹管位置検出センサー14
により常に測定されているから、トーチカッターの鋳片
1の端面への切込動作は、端面の検出バーを用いなくて
も、La を検出することをすることにより正確に制御す
ることができる。
【0015】次に、本発明の第2実施例を図3に示す。
【0016】図3(A)のように、連続鋳造機における
鋳片の搬出側にトーチ吹管8を設置し、トーチ吹管8を
矢印方向へ移送される鋳片1と同調して、破線のように
鋳片1の一方の端面から他方の端面へ移動する。する
と、連続していた鋳片1は、図3(B)のように切断さ
れ、切断された先行の鋳片1と後続の鋳片1´との間に
は間隔Dが形成される。この結果、鋳片1の切断面の図
3(A)の状態のときには、距離センサー6と鋳片1と
の間の距離は、L1 であったものが、鋳片1が切断され
て図3(B)の状態になると、距離センサー6の間に鋳
片1が存在しなくなるから、距離センサー6は、所定値
より長い距離を測定するので、鋳片1が切断されたこと
を確認することができる。
【0017】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成されるか
ら、次の効果を奏することができる。
【0018】(1)高温の鋳片に接触するメカニズムが
不要で、鋳片の端面を非接触式手段で検出するので、検
出の正確性が向上し、また、メンテナンスの経費及び労
力が減少する。
【0019】(2)鋳片の端面を検出する距離センサー
は、鋳片の幅方向へは移動しないので、その方向の移動
手段が不要である。
【0020】(3)距離センサーは、鋳片と同一水平位
置に離隔して設置されているので、高温の鋳片の上部に
設置される従来のものより高温にさらされること少なく
故障が生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の縦断面図である。
【図2】本発明の第1実施例の要部の縦断面図である。
【図3】本発明の第2実施例の要部の平面図であり、
(A)は、鋳片が切断される前の状態を、(B)は、鋳
片が切断された後の状態を、それぞれ示す。
【符号の説明】
1 鋳片 2 搬送ローラ 3 トーチカー 4 トーチカー走行ローラ 5 レール 6 距離センサー 7 保護カバー 8 トーチ吹管 9 トーチ吹管台車 10 チェーン 11 スプロケット 12 クラッチ 13 電動機 14 トーチ吹管位置検出センサー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 距離センサーを、鋳片の幅方向に対して
    直交方向に移動するトーチカーに固定して設置し、か
    つ、鋳片と同一水平位置に離隔して配置し、鋳片の端面
    と距離センサーとの間の距離を測定することにより、鋳
    片の端面位置を検出することを特徴とする連続鋳造機等
    における鋳片の端面位置検出方法。
  2. 【請求項2】 距離センサーを、鋳片の幅方向に対して
    直交方向に移動するトーチカーに固定して設置し、か
    つ、鋳片と同一水平位置に離隔して配置し、鋳片の端面
    の不存在のため距離センサーが所定値より長い距離を測
    定することにより、鋳片の切断を確認することを特徴と
    する連続鋳造機等における鋳片の切断確認方法。
JP28434892A 1992-10-22 1992-10-22 連続鋳造機等における鋳片の端面位置検出及び切断確認方法 Withdrawn JPH06126407A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100491121B1 (ko) * 2000-12-23 2005-05-25 주식회사 포스코 주조중 주편폭 연속측정 장치
KR100829936B1 (ko) * 2001-11-12 2008-05-16 주식회사 포스코 이동대차용 슬라브 폭 감지장치
TWI663009B (zh) * 2017-03-31 2019-06-21 日商Jx金屬股份有限公司 帶狀金屬材、縱割方法及帶狀材之蛇行測量方法
CN111238420A (zh) * 2020-02-17 2020-06-05 北新绿色住宅有限公司 一种外墙板弯曲度在线监测装置及监测方法

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