JPH1190602A - 幅変更スラブの切断方法及び装置 - Google Patents
幅変更スラブの切断方法及び装置Info
- Publication number
- JPH1190602A JPH1190602A JP25222397A JP25222397A JPH1190602A JP H1190602 A JPH1190602 A JP H1190602A JP 25222397 A JP25222397 A JP 25222397A JP 25222397 A JP25222397 A JP 25222397A JP H1190602 A JPH1190602 A JP H1190602A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slab
- cutting
- width
- torch
- cutting machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】簡便かつ迅速に幅変更スラブの端面を検出して
円滑にスラブを切断する方法及び装置を提供する。 【解決手段】幅変更スラブの切断方法は、連続鋳造設備
の切断機6において、スラブの幅変更部位の端面位置を
レーザーによる距離測定法を用いたスラブ幅計測器のデ
ーターから演算して切断機に入力することにより、幅変
更されたスラブを切断機のトーチの位置補正なしで切断
開始することを特徴とする。幅変更スラブの切断装置
は、接触式端面検出器とトーチを具備する連続鋳造スラ
ブの切断機において、スラブの端面位置をレーザーによ
り測定するためのスラブ幅計測器1と該スラブ幅計測器
からのデーターを演算するための計算機2と演算された
数値により切断機の前記トーチを移動するための切断機
制御装置からなることを特徴とする。
円滑にスラブを切断する方法及び装置を提供する。 【解決手段】幅変更スラブの切断方法は、連続鋳造設備
の切断機6において、スラブの幅変更部位の端面位置を
レーザーによる距離測定法を用いたスラブ幅計測器のデ
ーターから演算して切断機に入力することにより、幅変
更されたスラブを切断機のトーチの位置補正なしで切断
開始することを特徴とする。幅変更スラブの切断装置
は、接触式端面検出器とトーチを具備する連続鋳造スラ
ブの切断機において、スラブの端面位置をレーザーによ
り測定するためのスラブ幅計測器1と該スラブ幅計測器
からのデーターを演算するための計算機2と演算された
数値により切断機の前記トーチを移動するための切断機
制御装置からなることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は連続鋳造設備のガス
切断機における幅変更スラブの切断方法及び切断装置に
関するものである。
切断機における幅変更スラブの切断方法及び切断装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の連続鋳造されたスラブの切断にお
いては、切断機に搭載された接触式検出器でスラブ端面
を検出して切断開始しており、現在のような幅可変装置
の高速化により生ずるスラブの幅変更部においては、端
面検出位置と切断開始位置でずれが生ずるようになっ
た。(図1参照)
いては、切断機に搭載された接触式検出器でスラブ端面
を検出して切断開始しており、現在のような幅可変装置
の高速化により生ずるスラブの幅変更部においては、端
面検出位置と切断開始位置でずれが生ずるようになっ
た。(図1参照)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図1は従来方法による
問題点を示す図である。従来の接触式端面検出器はトー
チと距離があるために幅変更スラブ時では検出位置がず
れてしまい、(イ)トーチとスラブに距離が開く場合
や、(ロ)トーチがスラブ上まで入り込む場合が発生す
るために端面検出後に位置補正が必要だった。また、端
面検出器本体は切断機に搭載されており、極めて環境が
悪いため故障発生や整備費用増大につながっていた。
問題点を示す図である。従来の接触式端面検出器はトー
チと距離があるために幅変更スラブ時では検出位置がず
れてしまい、(イ)トーチとスラブに距離が開く場合
や、(ロ)トーチがスラブ上まで入り込む場合が発生す
るために端面検出後に位置補正が必要だった。また、端
面検出器本体は切断機に搭載されており、極めて環境が
悪いため故障発生や整備費用増大につながっていた。
【0004】本発明は、上記の問題点を解決し、簡便か
つ迅速に幅変更スラブの端面を検出して円滑にスラブを
切断する方法およびその装置を提供することを目的とす
る。
つ迅速に幅変更スラブの端面を検出して円滑にスラブを
切断する方法およびその装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、連続鋳造設備
の切断機において、スラブの幅変更部位の端面位置をレ
ーザーによる距離測定法を用いたスラブ幅計測器のデー
ターから演算して切断機に入力することにより、幅変更
されたスラブを切断機のトーチの位置補正なしで切断開
始することを特徴とする幅変更スラブの切断方法であ
る。
の切断機において、スラブの幅変更部位の端面位置をレ
ーザーによる距離測定法を用いたスラブ幅計測器のデー
ターから演算して切断機に入力することにより、幅変更
されたスラブを切断機のトーチの位置補正なしで切断開
始することを特徴とする幅変更スラブの切断方法であ
る。
【0006】また、接触式端面検出器とトーチを具備す
る連続鋳造スラブの切断機において、スラブの端面位置
をレーザーにより測定するためのスラブ幅計測器と該ス
ラブ幅計測器からのデーターを演算するための計算器と
演算された数値により切断機の前記トーチを移動するた
めの切断機制御装置からなることを特徴とする幅変更ス
ラブの切断装置である。
る連続鋳造スラブの切断機において、スラブの端面位置
をレーザーにより測定するためのスラブ幅計測器と該ス
ラブ幅計測器からのデーターを演算するための計算器と
演算された数値により切断機の前記トーチを移動するた
めの切断機制御装置からなることを特徴とする幅変更ス
ラブの切断装置である。
【0007】
【発明の実施の形態】図2は本発明の方法を実施するた
めの装置構成を示す図である。まず、切断機6の上流側
にあるスラブ幅検出器1のデータを50mm間隔でデー
タ1からデータnまでサンプリングする。次に、スラブ
ボトムからスラブ幅計測器1の間のデータを計算機2に
保存する。
めの装置構成を示す図である。まず、切断機6の上流側
にあるスラブ幅検出器1のデータを50mm間隔でデー
タ1からデータnまでサンプリングする。次に、スラブ
ボトムからスラブ幅計測器1の間のデータを計算機2に
保存する。
【0008】図3は計算機の処理イメージ図であるが、
計算機2に保存したデータを鋳造方向に割り付けてスラ
ブの形状3として計算機2に認識させる。次に鋳造長と
スラブ切断設定長8から切断位置4を算出し、スラブの
形状3から端面位置データmを割り出して切断機制御装
置5に入力する。
計算機2に保存したデータを鋳造方向に割り付けてスラ
ブの形状3として計算機2に認識させる。次に鋳造長と
スラブ切断設定長8から切断位置4を算出し、スラブの
形状3から端面位置データmを割り出して切断機制御装
置5に入力する。
【0009】図2において、切断機6は入力された端面
位置まで高速にトーチ7を移動させた後、正確に端面位
置から切断を開始する。
位置まで高速にトーチ7を移動させた後、正確に端面位
置から切断を開始する。
【0010】
【発明の効果】本発明により接触式端面検出器を使用す
る際に、スラブの幅変更によって生じていた端面検出位
置と切断開始位置(トーチ)とのずれがなくなり、端面
検出が容易に行えることとなり、吹き上げによる設備ト
ラブルの減少及びトーチの位置補正が不要なため、高速
鋳造が可能となった。また、切断機上流側の環境の良い
場所に設置しているスラブ幅計測器を使用するため、従
来のような故障発生や整備費が減少した。
る際に、スラブの幅変更によって生じていた端面検出位
置と切断開始位置(トーチ)とのずれがなくなり、端面
検出が容易に行えることとなり、吹き上げによる設備ト
ラブルの減少及びトーチの位置補正が不要なため、高速
鋳造が可能となった。また、切断機上流側の環境の良い
場所に設置しているスラブ幅計測器を使用するため、従
来のような故障発生や整備費が減少した。
【図1】は従来方法によるスラブ切断時の問題点を示す
図、
図、
【図2】は本発明の方法を実施するための装置構成を示
す図、
す図、
【図3】は計算機の処理イメージ図である。
1:スラブ幅計測器 2:計算機 3:スラブの形状 4:切断位置 5:切断機制御装置 6:切断機 7:トーチ 8:スラブ切断設定長
Claims (2)
- 【請求項1】 連続鋳造設備の切断機において、スラブ
の幅変更部位の端面位置をレーザーによる距離測定法を
用いたスラブ幅計測器のデーターから演算して切断機に
入力することにより、幅変更されたスラブを切断機のト
ーチの位置補正なしで切断開始することを特徴とする幅
変更スラブの切断方法。 - 【請求項2】 接触式端面検出器とトーチを具備する連
続鋳造スラブの切断機において、スラブの端面位置をレ
ーザーにより測定するためのスラブ幅計測器と該スラブ
幅計測器からのデーターを演算するための計算器と演算
された数値により切断機の前記トーチを移動するための
切断機制御装置からなることを特徴とする幅変更スラブ
の切断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25222397A JPH1190602A (ja) | 1997-09-17 | 1997-09-17 | 幅変更スラブの切断方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25222397A JPH1190602A (ja) | 1997-09-17 | 1997-09-17 | 幅変更スラブの切断方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1190602A true JPH1190602A (ja) | 1999-04-06 |
Family
ID=17234236
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25222397A Withdrawn JPH1190602A (ja) | 1997-09-17 | 1997-09-17 | 幅変更スラブの切断方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1190602A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003004200A1 (en) * | 2001-07-07 | 2003-01-16 | Satec Co,. Ltd | System for controlling a billet cutting machine in continuous casting process |
KR100442644B1 (ko) * | 1999-12-29 | 2004-08-02 | 주식회사 포스코 | 연주 슬라브 절단장치 및 방법 |
KR100476058B1 (ko) * | 2001-12-13 | 2005-03-10 | (주)새텍 | 연속주조공정의 주편 절단기 제어장치 |
KR100491121B1 (ko) * | 2000-12-23 | 2005-05-25 | 주식회사 포스코 | 주조중 주편폭 연속측정 장치 |
-
1997
- 1997-09-17 JP JP25222397A patent/JPH1190602A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100442644B1 (ko) * | 1999-12-29 | 2004-08-02 | 주식회사 포스코 | 연주 슬라브 절단장치 및 방법 |
KR100491121B1 (ko) * | 2000-12-23 | 2005-05-25 | 주식회사 포스코 | 주조중 주편폭 연속측정 장치 |
WO2003004200A1 (en) * | 2001-07-07 | 2003-01-16 | Satec Co,. Ltd | System for controlling a billet cutting machine in continuous casting process |
KR100476058B1 (ko) * | 2001-12-13 | 2005-03-10 | (주)새텍 | 연속주조공정의 주편 절단기 제어장치 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041207 |