JPH06126216A - 自動車整備工場等におけるダスト捕集装置 - Google Patents

自動車整備工場等におけるダスト捕集装置

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JPH06126216A
JPH06126216A JP30293292A JP30293292A JPH06126216A JP H06126216 A JPH06126216 A JP H06126216A JP 30293292 A JP30293292 A JP 30293292A JP 30293292 A JP30293292 A JP 30293292A JP H06126216 A JPH06126216 A JP H06126216A
Authority
JP
Japan
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dust
tank
pipe
collection
collection tank
Prior art date
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Pending
Application number
JP30293292A
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English (en)
Inventor
Osamu Katai
修 片井
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Shizuoka Mitsubishi Fuso Motor Sales KK
Original Assignee
Shizuoka Mitsubishi Fuso Motor Sales KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 設備費が易く、しかもダストを確実に捕集す
ることの出来るダスト捕集装置を提供する。 【構成】 捕集タンク1に吸入管2と水封式真空ポンプ
3とを接続し、吸入管2から捕集タンク1を通って真空
ポンプ3に抜ける空気の通過経路を形成して、作業場の
ダストを捕集タンク1に吸入して捕集する捕集系統と、
この捕集タンク1に注水管4、給気管5、及び排出管6
を接続して、捕集したダストを水に吸着させてタンク1
から排出させる排出系統とによって構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の整備工場等に
おいて、吸引したダストを捕集する装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】自動車の整備工場では、自動車を出し入
れしたり、車室内を清掃したり、ブレーキ装置の摩擦材
に生じる摩耗粉を取り除いたりする作業があるので、ダ
ストの発生が比較的多い。これらのダストは、自動車や
整備装置、或いは作業者の衣服等を汚すし、その一部は
作業者に吸い込まれるので健康にも害がある。そのため
自動車の整備工場のようなダストの発生する作業場に
は、真空掃除機等の吸引捕集機や捕集装置が備えられて
いて、作業場で発生するダストを吸引捕集して排除する
ようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】自動車の整備工場等で
は吸引捕集装置等は大形のものが必要とされるので、こ
れを備えるとそれだけ設備費が多く掛かると云う問題が
ある。しかも、一旦捕集タンクに吸引されたダストのう
ちの微細なものが、捕集タンクから排出される空気に混
じって排出されて作業場内に浮遊するので、作業場の空
気がこのダストによって汚染されると云う問題も生じて
いた。本発明は設備費が易く、しかもダストを確実に捕
集することの出来るダスト捕集装置を提供することを目
的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、捕集タンクに
吸入管と真空ポンプとを接続し、吸入管から捕集タンク
を通って真空ポンプに抜ける空気の通過経路を形成し
て、作業場のダストを捕集タンクに吸入して捕集する捕
集系統と、この捕集タンクに注水管、給気管、及び排出
管を接続して、捕集したダストを水に吸着させてタンク
から排出させる排出系統とによって構成することにより
上記した目的を達成している。捕集タンクを竪形円筒状
に形成し、吸入管をその側面に切線方向に向けて接続さ
せることにより、ダストの捕集効率を高めることが出来
る。ダスト捕集装置を廃油処理装置に接続させることに
より、装置を一層コンパクトにする事が出来る。
【0005】
【作用】本発明は、捕集タンク1を竪形円筒状に形成
し、吸入管2はその側面に切線方向に向けて接続したこ
とにより、ダストは確実に捕集タンク1に捕集される。
又、このダストを水で流し出すことにより、空気中に飛
散することなく回収される。
【0006】
【実施例】以下、本発明に係るダスト捕集装置を図示の
実施例に基づいて具体的に説明する。この実施例ではダ
スト捕集装置は、作業場の床面や自動車の車体等に付着
したダストや作業場内に浮遊するダスト等を捕集タンク
1に吸入して捕集する捕集系統と、捕集したダストを捕
集タンク1から排出させる排出系統とによって構成され
ている。捕集系統は、捕集タンク1と吸入管2、及び水
封式真空ポンプ3とから成り、吸入管2と真空ポンプ3
は捕集タンク1に接続されていて、吸入管2から捕集タ
ンク1を通って真空ポンプ3に抜ける空気の通過経路が
形成されている。捕集タンク1は、中央に通気孔を有す
る仕切り板11によって内部が上下に仕切られていて、そ
の上位に吸引ダクト31が接続されており、下位には吸入
管2が接続されていて、吸入したダストをこの部分に溜
めるようになっている。吸入管2は、図示はしないが先
端に吸入ノズルが取り付けられていて、整備作業場の床
面や自動車の車体等に付着したダストや、作業場内に浮
遊するダストを空気と共に吸入するようになっている。
殊に、捕集タンク1は竪形円筒状に形成されており、吸
入管2はその側面に切線方向に向けて接続されている。
そのため、タンク1に空気を吸引するとタンク内には必
然的に空気の旋回流が生じて、この空気と共にタンク1
に吸入されたダストは遠心力によって旋回流の外方に移
行し、やがてタンク1の内壁に沿って沈降して溜められ
る。一方、空気はダストが分離されて清澄化し、仕切り
板11の通気孔を通って真空ポンプ3に吸引されて大気中
に放出される。捕集タンク1内で沈降し切れなかった軽
微なダストは、吸引ダクト31の途中に取り付けられたフ
ィルタ34で濾別されて捕集される。又、このフィルタ34
でも濾別されない微細なダストは真空ポンプ3を経て気
水分離タンク35に送り込まれ、ここで水に吸着されて濾
過器61へ流し込まれる。尚、この実施例では真空ポンプ
3は廃油処理装置の貯溜タンク7の吸引ポンプと兼用に
なっており、捕集タンク1と真空ポンプ3を結ぶ吸引ダ
クト31の途中に貯溜タンク7が接続されていて、捕集タ
ンク1から吸引される空気は貯溜タンク7を経て真空ポ
ンプ3に達するようになっている。排出系統は、捕集タ
ンク1と注水管4、給気管5、及び排出管6とから成っ
ている。注水管4は、先端が仕切り板11の下にまで達し
ており、それに噴出ノズル41が取り付けられていて、捕
集タンク1に水を入れる際に、これをタンク1の内壁面
に注ぎ掛けて内壁面に付着するダストを洗い落として、
排出管6から流し出すようになっている。排出管6に
は、濾過器61が取り付けられていて、流し出された水を
これに受けて、この水に含まれるダストを濾別し、清澄
になった水を下水として放出するようになっている。給
気管5はコンプレッサ51に連結されていて、捕集タンク
1内のダストの量が多くて、注水管4から注ぎ込まれる
水だけでは流れ出にくいときに、タンク1に空気を圧送
してこのダストを押し出すようになっている。尚、図示
はしないがこの装置は、一定時間ごとに、或いはタンク
1の底に堆積するダストの上面がレベルスイッチ12に達
する度に、新たなダストの吸入を止めて捕集されたダス
トの排出を行うようになっている。
【0007】捕集タンク1にダストを捕集するときは、
排出系統の電磁弁(電磁弁42、52、62)を閉鎖し、廃油
処理装置の給気管75の電磁弁76を閉じて、吸入管2と捕
集タンク1、吸引ダクト31、廃油貯溜タンク7、及び真
空ポンプ3を導通させて、吸入管2から捕集タンク1に
空気を吸入させる。又、捕集タンク1に捕集されたダス
トを排出させるときは、吸入管2の電磁弁22と吸引ダク
ト31の電磁弁32を閉じて捕集系統を閉鎖し、次いで吸引
ダクト31の電磁弁33を開き、捕集タンク1を大気と導通
させて、タンク内を大気圧にする。そして排出管6の電
磁弁62を開くと共に注水管4の電磁弁42を開き、そのノ
ズル41から水を噴き出させてダストを注水管4から流し
出して、濾過器61でダストを濾別する。尚、この操作を
行ったときは、若干量の水を捕集タンク1の底に残して
おくと、次にダストを捕集するときにタンク1に吸入さ
れたダストがこの水に接すると直ちに吸着されて舞い上
がることが無くなるので、捕集の効率が向上する。
【0008】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、竪形円筒
状の捕集タンクに吸入管と水封式真空ポンプとを接続し
て、作業場のダストを捕集タンクに吸入すると共に、こ
のダストを捕集タンクから洗い流して排出させるように
したので、ダストは確実に捕集されて、一旦捕集タンク
に吸入された後は排出空気に混入して作業場に排出され
る畏れが全くない。殊に、捕集タンクを廃油処理装置の
吸引経路に接続させることにより、装置を一層コンパク
トにする事が出来るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るダスト捕集装置の一実施例を示す
系統図である。
【符号の説明】
1 捕集タンク 2 吸入管 3 真空ポンプ 4 注水管 5 給気管 6 排出管 11 仕切り板 12 レベルスイッチ 22 電磁弁 31 吸引ダクト 32 電磁弁 33 電磁弁 34 フィルタ 35 気水分離タンク 41 噴出ノズル 42 電磁弁 51 コンプレッサ 52 電磁弁 61 濾過器 62 電磁弁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 捕集タンクに吸入管と真空ポンプとを接
    続し、吸入管から捕集タンクを通って真空ポンプに抜け
    る空気の通過経路を形成して、作業場のダストを捕集タ
    ンクに吸入して捕集すると共に、この捕集タンクに注水
    管、給気管、及び排出管を接続して、捕集したダストを
    水に吸着させてタンクから排出するように構成したこと
    を特徴とする自動車整備工場等におけるダスト捕集装
    置。
  2. 【請求項2】 捕集タンクを竪形円筒状に形成し、吸入
    管はその側面に切線方向に向けて接続して、タンク内に
    空気の旋回流が生じるようにしたことを特徴とする請求
    項1の自動車整備工場等におけるダスト捕集装置。
  3. 【請求項3】 捕集タンクを廃油処理装置に接続させた
    ことを特徴とする請求項1、又は2の自動車整備工場等
    におけるダスト捕集装置。
JP30293292A 1992-10-15 1992-10-15 自動車整備工場等におけるダスト捕集装置 Pending JPH06126216A (ja)

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JP30293292A JPH06126216A (ja) 1992-10-15 1992-10-15 自動車整備工場等におけるダスト捕集装置

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JP30293292A JPH06126216A (ja) 1992-10-15 1992-10-15 自動車整備工場等におけるダスト捕集装置

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JPH06126216A true JPH06126216A (ja) 1994-05-10

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ID=17914871

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30293292A Pending JPH06126216A (ja) 1992-10-15 1992-10-15 自動車整備工場等におけるダスト捕集装置

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JP (1) JPH06126216A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5011550A (en) * 1987-05-13 1991-04-30 Sharp Kabushiki Kaisha Laminated structure of compound semiconductors
JP2015020748A (ja) * 2013-07-16 2015-02-02 株式会社テクネット 異種廃液の分離回収装置

Cited By (2)

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US5011550A (en) * 1987-05-13 1991-04-30 Sharp Kabushiki Kaisha Laminated structure of compound semiconductors
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