JPH0612607A - 記録アンプ回路 - Google Patents

記録アンプ回路

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Publication number
JPH0612607A
JPH0612607A JP4169762A JP16976292A JPH0612607A JP H0612607 A JPH0612607 A JP H0612607A JP 4169762 A JP4169762 A JP 4169762A JP 16976292 A JP16976292 A JP 16976292A JP H0612607 A JPH0612607 A JP H0612607A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
recording
circuit
amplifier
feedback circuit
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4169762A
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English (en)
Inventor
Akihiro Saito
昭弘 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Yamagata Ltd
Original Assignee
NEC Yamagata Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Yamagata Ltd filed Critical NEC Yamagata Ltd
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Publication of JPH0612607A publication Critical patent/JPH0612607A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】素子のばらつきや温度特性などに対しても出力
電流を安定させ、しかも外付け部品を少なくしてコスト
も低減することのできる記録アンプ回路を提供すること
にある。 【構成】外付けのコンデンサC1およびIC内部の電流
値により記録電流の立ち上りと立ち下りの電流波形に斜
面をつける全帰還回路2を設ける。この全帰還回路2に
より再生・記録切り換え時のヒゲを防止すると共に、出
力電流のばらつきを抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はVTRのヘッド増幅部に
関し、特に記録アンプ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる記録アンプ回路は、記録電
流の立ち上りと立ち下りの電流波形に斜面をつけるため
に設けられている。しかも、出力電流を制御するため
に、外部回路を付加して構成される。
【0003】図3は従来の一例を示す記録アンプ回路図
である。図3に示すように、従来の記録アンプ回路は、
外部回路7と、この外部回路7にNPNトランジスタQ
15,Q16と定電流源10,11および抵抗R17を
介して接続された記録入力回路16と、この記録入力回
路16に抵抗R21,R22とNPNトランジスタQ2
0,Q21および定電流源15を介して接続されたアン
プ回路17とから構成される。この記録入力回路16は
NPNトランジスタQ17〜Q19と抵抗18〜R20
および定電流源12〜14とで構成され、アンプ回路1
7はNPNトランジスタQ22〜Q24,PNPトラン
ジスタQ26〜Q28および抵抗R23〜R25,R2
6〜R30で構成される。また、付加される外部回路7
はPNPトランジスタQ25と抵抗R15,R16およ
びコンデンサC2で構成される。尚、8,9はそれぞれ
外部端子であり、refは基準電圧、I8〜I13は定
電流である。
【0004】また、図4は図3に示す外部回路の等価回
路図である。図4に示すように、ここでは、PNPトラ
ンジスタQ25をアンプ18で表わしている。このコン
デンサC2の両端には、(1+A)×Vinの電圧がか
かる。そのため、コンデンサC2に流れ込む電流ic
は、
【0005】
【0006】になる。
【0007】更に、図5は図3における各種信号の波形
図である。図5に示すように、波形Dは図3の抵抗R1
5を介してPNPトランジスタQ25に入力される信号
であり、増幅後のV1点でみると、波形Eのようにな
る。すなわち、抵抗R15をPNPトランジスタQ25
のベースに接続し、コンデンサC2をコレクタ・ベース
間に接続することにより、ミラー効果を積極的に利用
し、波形の立ち上りと立ち下りを鈍らせている。従っ
て、記録出力では、図5の波形Fのようにすることで、
再生・記録切換え時のヒゲを防止することができる。
【0008】また、前述したように、波形EはV1点の
波形であるので、電流I7は I7=(V1−V2)/R16 によって定められる。この電流が記録入力回路16を介
してアンプ回路17に入力されると、必要な電流に増幅
されて出力される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の記録ア
ンプ回路は、再生・記録切換え時のヒゲを防止すること
はできるが、出力電流の電流値は内部電圧V2と外付け
抵抗R16で決定されるので、素子のばらつきや温度特
性などによって大きくばらつく欠点がある。すなわち、
素子のばらつき等により、V2点の電位が変わってしま
い、出力電流が変動するからである。また、従来の記録
アンプ回路は、外付け回路部分が多く、コスト的にも高
くなるという欠点がある。
【0010】本発明の目的は、かかる素子のばらつきや
温度特性などに対しても出力電流を安定させ、しかも外
付け部品を少なくしてコストを低減することのできる記
録アンプ回路を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の記録アンプ回路
は、外付けのコンデンサおよびIC内部の電流値により
記録電流の立ち上りと立ち下りの電流波形に斜面をつけ
る全帰還回路を設け、前記全帰還回路により再生・記録
切り換え時のヒゲを防止すると共に、出力電流のばらつ
きを抑制するように構成される。
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の一実施例を示す記録アンプ
回路図である。図1に示すように、本実施例はコンデン
サC1が接地された外部端子5が接続された全帰還回路
2と、この全帰還回路2の出力および記録入力端子1が
接続される記録アンプ3とを有し、この記録アンプ3の
出力が出力端子4から取り出される。全帰還回路2は、
NPNトランジスタQ2〜Q11と、PNPトランジス
タQ12〜Q14と、抵抗R3〜R14とを含む。ま
た、この全帰還回路2は、制御端子6よりコンパレータ
と、NPNトランジスタQ1と、抵抗R1,R2とを介
して制御される。
【0013】図2は図1における各種信号の波形図であ
る。図2に示すように、波形Aは制御端子6より入力さ
れる信号であり、波形Bは全帰還回路2のトランジスタ
Q2のベースに供給される信号である。また、波形Cは
全帰還回路2におけるトランジスタQ9のコレクタから
出力される信号であり、立ち上りおよび立ち下りを鈍ら
せたものである。この波形Cの信号がRECアンプ3に
より増幅されて出力される。
【0014】図1および図2に示すように、制御端子6
より制御信号Aが入力されると、全帰還回路2の入力に
は、信号Bが入力される。この信号Bの振幅は、VRE
G−R1×(I1+I5)である。この信号BのHレベ
ルがトランジスタQ4のベースに入力されると、全帰還
の回路ではあるが、コンデンサC1が外部端子5を介し
てトランジスタQ5のコレクタ側に接続されているの
で、トランジスタQ5は最初カットオフする。このた
め、トランジスタQ4に(I2+I3)電流が流れるの
で、コンデンサC1は立ち上りの信号を鈍らせることに
なる。また、信号の立ち下りは、電流I4によりコンデ
ンサC1に電流を引くことにより行う。このように、立
ち上りおよび立ち下りの信号を鈍らせたものが波形Cで
ある。
【0015】このように、RECアンプ3に、立ち上り
および立ち下りを制御する回路と、外部端子5を引き出
しそこにコンデンサC1を接続した全帰還回路2とを付
加することにより、RECアンプ3の立ち上りおよび立
ち下り電流波形を鈍らせることができるので、再生・記
録切り換え時のヒゲを防止することができる。
【0016】また、電流値は前述したVREG−R1×
(I1+I5)で求められた振幅を抵抗R12によって
電流変換するので、出力電流のばらつきとしては、素子
のばらつきや温度特性などに関係せず、抵抗R1とR1
2の相対比ずれ分の電流が変化するレベルに押さえられ
る。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は外付けの
コンデンサとIC内部の電流値によっ記録電流の立ち上
りと立ち下りに斜面をつけることができ、しかも出力電
流も素子のばらつきや温度特性などに関係なく、IC内
部の抵抗の相対比ずれ分の電流変化に抑えられるので、
電流値や傾き時間のばらつきを少なくすることができる
という効果がある。また、本発明は外付けのコンデンサ
が1つで済むため、コストを削減できるという効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す記録アンプ回路図であ
る。
【図2】図1における各種信号の波形図である。
【図3】従来の一例を示す記録アンプ回路図である。
【図4】図4は図3に示す外部回路の等価回路図であ
る。
【図5】図3における各種信号の波形図である。
【符号の説明】
1 記録入力端子 2 全帰還回路 3 アンプ 4 出力端子 5 外部端子 6 制御端子 Q1〜Q11 NPNトランジスタ Q12〜Q14 PNPトランジスタ R1〜R14 抵抗 C1 コンデンサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 順次記録方式に用いられるVTRのヘッ
    ド増幅部を構成する記録アンプ回路において、外付けの
    コンデンサおよびIC内部の電流値により記録電流の立
    ち上りと立ち下りの電流波形に斜面をつける全帰還回路
    を設け、前記全帰還回路により再生・記録切り換え時の
    ヒゲを防止すると共に、出力電流のばらつきを抑制する
    ことを特徴とする記録アンプ回路。
JP4169762A 1992-06-29 1992-06-29 記録アンプ回路 Withdrawn JPH0612607A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4169762A JPH0612607A (ja) 1992-06-29 1992-06-29 記録アンプ回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4169762A JPH0612607A (ja) 1992-06-29 1992-06-29 記録アンプ回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0612607A true JPH0612607A (ja) 1994-01-21

Family

ID=15892385

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4169762A Withdrawn JPH0612607A (ja) 1992-06-29 1992-06-29 記録アンプ回路

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JP (1) JPH0612607A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USD977456S1 (en) 2021-08-19 2023-02-07 Apple Inc. Remote control

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990831