JPH06125545A - 画像圧縮伸張装置の画質評価方法 - Google Patents

画像圧縮伸張装置の画質評価方法

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JPH06125545A
JPH06125545A JP29923192A JP29923192A JPH06125545A JP H06125545 A JPH06125545 A JP H06125545A JP 29923192 A JP29923192 A JP 29923192A JP 29923192 A JP29923192 A JP 29923192A JP H06125545 A JPH06125545 A JP H06125545A
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JP
Japan
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image
image data
compression
edges
edge
Prior art date
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Pending
Application number
JP29923192A
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English (en)
Inventor
Teruo Kamei
輝雄 亀井
Kazuma Sato
一馬 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toko Inc
Original Assignee
Toko Inc
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Publication date
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Publication of JPH06125545A publication Critical patent/JPH06125545A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブロック歪みによる圧縮画像の画質低下を定
量的に把握する。 【構成】 圧縮しない元の画像データと圧縮伸張した同
じ画像データとを画像メモリに記録した後、それぞれ計
算機で処理する。処理はエッジ検出処理を行い、検出さ
れたエッジ数を計数しておき、二つの画像データのエッ
ジ数の差を計算する。この差の大小によって画質を評価
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像圧縮伸張装置の画
質評価方法に関するものであり、特に画像をブロック単
位で処理して圧縮する装置のブロック歪みの評価方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像信号を符号化し、データを圧縮して
伝送し、伝送された画像データを伸張し、復号して画像
信号を復元する方法、装置が実用化の段階となってい
る。この符号化し、圧縮して伝送する方式も種々ある
が、例えばテレビ会議/電話ではCCITT勧告H.2
61が標準として定められている。
【0003】上記のH.261標準は画像データをブロ
ック単位(例えば8画素×8ライン)で処理するため、
圧縮・伸張して元に戻した画像のブロックとブロックの
境目には、原画には存在しない線が発生する。これが、
ブロック処理したことによるブロック歪みである。
【0004】このブロック歪みは、ブロック間のデータ
が異なることから、発生を完全に防止することは不可能
である。しかし、画質を良くするためには、ブロック歪
みを極力少なくする必要があり、ブロック歪みの少ない
ことが圧縮・伸張装置を通した画像の評価の一つの基準
となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のブロッ
ク歪みを定量的に把握する手段がなく、画質の評価の判
断基準は明確ではなく、比較も困難であった。実際に
は、目視によって復元画像を比較し、評価を行ってい
た。また、このことから、画像圧縮装置等のブロック単
位で画像を処理する装置の開発の上でも、目標性能が設
定できない等の問題を生じていた。
【0006】本発明は、ブロック歪みを定量的に把握す
ることを可能にして、圧縮・伸張した画像の評価、比較
を容易にする評価方法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、圧縮伸張しな
い画像と圧縮伸張した画像をエッジ数の比較によって定
量的に把握できるようにして、上記の課題を解決するも
のである。
【0008】すなわち、所定のブロックで処理した画像
データを圧縮して伝送し、その画像データを伸張して復
元する画像圧縮伸張装置の画質評価方法において、圧縮
処理を行う前の画像データを画像メモリに記録し、その
画像をエッジ検出手段で処理してエッジ検出を行ってそ
のエッジ数を計算し、圧縮・伸張を行った同じ画像デー
ータを画像メモリに記録し、その画像をエッジ検出手段
で処理してエッジ検出を行ってそのエッジ数を計算し、
二つの画像データにおけるエッジ数の差を求めて画質の
評価の基準とすることに特徴を有するものである。
【0009】また、所定のブロックで処理した画像デー
タを圧縮して伝送し、その画像データを伸張して復元す
る画像圧縮伸張装置の画質評価方法において、圧縮処理
を行う前の画像データと、圧縮・伸張処理を行った同じ
画像データをそれぞれ画像メモリに記録し、二つの画像
の差を得た後にエッジ検出を行ってそのエッジ数を計算
して画質の評価の基準とすることに特徴を有するもので
ある。
【0010】
【作用】処理をしたものとしないものとに生じるエッジ
数の差をブロック歪みの数として、両者のエッジ数の差
を算出する。この差の大小を、圧縮・伸張装置のブロッ
ク歪み数として比較の基準とすることができる。
【0011】比較を行うためには、両者の画像は同一で
あることが必要であるが、画像の内容については特に限
定する必要はない。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
いて説明する。
【0013】図1は、本発明の実施例を示すブロック図
である。スイッチS1 、S2 ともa−cで接続すると、
アナログ画像信号がAD変換されたデジタル信号が画像
データ発生部11で符号化され、画像圧縮・伸張部12によ
って処理される。画像圧縮・伸張部12は実際には圧縮装
置と伝送されたデータを伸張する伸張装置から成るシス
テムである。画像圧縮・伸張部12を経た画像データを画
像メモリ13に記録する。
【0014】一方、図1のスイッチS1 、S2 をa−b
で接続すると、画像データ発生部11から画像メモリ13に
直接画像データが伝送され記録される。
【0015】上記のようにして画像メモリ13に記録され
る画像データのうち、直接画像メモリ13に記録される画
像データは図2の左側の原画と同じになる。それに対し
て、画像圧縮・伸張部12を経た画像データは図2の右側
に示したように、ブロックの境界部分に線が発生したも
のとなる。
【0016】画像メモリ13に記録される画像データはそ
れぞれエッジ検出手段14によってエッジ検出処理を施
し、その結果のエッジ数を計算しておく。原画のエッジ
検出を行うと図3の(a)のような画像が得られ、処理
画のエッジ検出を行うと図3の(b)のような画像が得
られる。この処理画のエッジは原画のエッジにブロック
の境界部分のエッジが加わったものとなる。エッジ検出
手段14は電子計算機をエッジ検出用ソフトウェアアルゴ
リズムで作動することによって構成される。
【0017】上記のように、処理画には原画のエッジに
境界部分のブロック歪みによるエッジが付加されたもの
であり、この処理画のエッジ数はブロック歪みによるエ
ッジの分だけ原画のエッジ数よりも多くなっている。し
たがって、その差をとれば、ブロック歪みによって生じ
たエッジ数を算出することができ、画質の評価の基準と
することができる。
【0018】本発明を画像圧縮装置等の評価に用いるた
めには、上記の記録、エッジ検出、計算の手順を比較す
る装置についてそれぞれ行うことになり、その結果のエ
ッジ数の大小によって装置の画質の評価を行うことにな
る。
【0019】なお、上記の例では、原画と処理画のそれ
ぞれについてエッジ数を求めたが、原画と処理画の画像
自体の差を検出した後にエッジ検出を行い、エッジ数の
大小を比較することもできる。また、画像データ発生部
は符号化装置でなく、アナログ画像信号をAD変換した
デジタルデータを発生したものであってもよいし、ヲッ
ジ検出手段によって作成した画像であってもよい。
【0020】本発明は、画質の評価方法のみならず、コ
ーデック評価方法としても、ブロック歪み除去フィルタ
の評価方法としても利用できる。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、画像圧縮・伸張部で発
生するブロック歪みの定量的な把握が可能となり、画質
評価、比較が容易となる。
【0022】また、画像をブロック単位で処理する装置
全般の評価に適用が可能であり、特別な装置を必要とせ
ず、エッジ検出というソフトウェアアルゴリズムで実現
できるので、安価で正確な評価が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示すブロック図
【図2】 原画と処理画の説明図
【図3】 エッジ検出後の画像の説明図
【符号の説明】
11:画像データ発生部 12:画像圧縮・伸張部 13:画像メモリ 14:エッジ検出手段
【手続補正書】
【提出日】平成5年8月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】すなわち、所定のブロックで処理した画像
データを圧縮して伝送し、その画像データを伸張して復
元する画像圧縮伸張装置の画質評価方法において、圧縮
処理を行う前の画像データを画像メモリに記録し、その
画像をエッジ検出手段で処理してエッジ検出を行ってそ
のエッジ数を計算し、圧縮・伸張を行った同じ画像デー
を画像メモリに記録し、その画像をエッジ検出手段で
処理してエッジ検出を行ってそのエッジ数を計算し、二
つの画像データにおけるエッジ数の差を求めて画質の評
価の基準とすることに特徴を有するものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】なお、上記の例では、原画と処理画のそれ
ぞれについてエッジ数を求めたが、原画と処理画の画像
自体の差を検出した後にエッジ検出を行い、エッジ数の
大小を比較することもできる。また、画像データ発生部
は符号化装置でなく、アナログ画像信号をAD変換した
デジタルデータを発生したものであってもよいし、エッ
検出手段によって作成した画像であってもよい。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のブロックで処理した画像データを
    圧縮して伝送し、その画像データを伸張して復元する画
    像圧縮伸張装置の画質評価方法において、圧縮処理を行
    う前の画像データを画像メモリに記録し、その画像をエ
    ッジ検出手段で処理してエッジ検出を行ってそのエッジ
    数を計算し、圧縮・伸張を行った同じ画像デーータを画
    像メモリに記録し、その画像をエッジ検出手段で処理し
    てエッジ検出を行ってそのエッジ数を計算し、二つの画
    像データにおけるエッジ数の差を求めて画質の評価の基
    準とすることを特徴とする画像圧縮伸張装置の画質評価
    方法。
  2. 【請求項2】 所定のブロックで処理した画像データを
    圧縮して伝送し、その画像データを伸張して復元する画
    像圧縮伸張装置の画質評価方法において、圧縮処理を行
    う前の画像データと、圧縮・伸張処理を行った同じ画像
    データをそれぞれ画像メモリに記録し、二つの画像の差
    を得た後にエッジ検出を行ってそのエッジ数を計算して
    画質の評価の基準とすることを特徴とする画像圧縮伸張
    装置の画質評価方法。
JP29923192A 1992-10-12 1992-10-12 画像圧縮伸張装置の画質評価方法 Pending JPH06125545A (ja)

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