JPH06125444A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH06125444A
JPH06125444A JP4299302A JP29930292A JPH06125444A JP H06125444 A JPH06125444 A JP H06125444A JP 4299302 A JP4299302 A JP 4299302A JP 29930292 A JP29930292 A JP 29930292A JP H06125444 A JPH06125444 A JP H06125444A
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JP4299302A
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Inventor
Takashi Yakida
隆 八木田
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 G4プロトコルに基づく通信が中断した場合
に、無意味な再送信の発生を防止でき、回線のトラフィ
ック量を低減することができるファクシミリ装置を提供
することを目的とする。 【構成】 通信が中断した場合に、受信側ファクシミリ
で受信ドキュメントが完結したかどうかを判断すること
によって、当該ドキュメントの再送信を行なうかどうか
を決定し、受信ドキュメントが完結したものについては
再送信を行なわないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蓄積型ファクシミリ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、CCITTのG4プロトコル
に基づく送信側ファクシミリと受信側ファクシミリ間に
おける画像通信は、G4プロトコル上のコマンドをやり
取りし、互いに相手機の状態を認識することにより実現
されている。
【0003】しかし、一方のファクシミリが送出したコ
マンドが他方のファクシミリに到達する前に通信が中断
した場合には、相手側ファクシミリの状態を誤って認識
していたり、相手側ファクシミリの状態を認識すること
ができないときがある。
【0004】例えば、G4ファクシミリの通信におい
て、送信側ファクシミリはドキュメントのデータを転送
した後、ドキュメントの終了を示すコマンドを送信す
る。一方、受信側ファクシミリは、そのコマンドを受け
取り、ドキュメントを完結させ、そのコマンドのレスポ
ンスを返す処理を行うが、通信の中断などの理由によ
り、送信側ファクシミリにそのレスポンスが到達しない
ことがある。
【0005】このような場合、送信側ファクシミリは、
送信したドキュメントが受信側ファクシミリにおいて、
完結したかどうか認識することはできない。従って、送
信側ファクシミリは通信中断したドキュメントの再送信
処理を行う。この時、受信側ファクシミリでは、受信し
たドキュメントは完結しているため、ドキュメントは出
力される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、このよう
な状況が連続して発生すると、特に最近普及しているハ
ードディスク等を内蔵した蓄積型ファクシミリの場合、
受信側のハードディスク等には、同一ドキュメントが複
数存在してしまい、ユーザを混乱させたり、紙の無駄に
なったり、課金が増加するという欠点があった。
【0007】本発明は、通信が中断した場合に、無意味
な再送信の発生を防止でき、回線のトラフィック量を低
減することができるファクシミリ装置を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、送信側ファク
シミリでG4プロトコルのドキュメントプロトコルにお
けるドキュメントユーザ情報コマンドを送信してドキュ
メント終了コマンドを送出した後、このドキュメント終
了コマンドのレスポンスであるドキュメント終了肯定レ
スポンスを受信側ファクシミリから受ける直前に通信が
中断した場合、次の送信において、この通信中断したド
キュメントを再送信することを特徴とする。
【0009】また、本発明は、送信側ファクシミリがG
4プロトコルのドキュメントプロトコルにおけるドキュ
メントユーザ情報コマンドを送信してドキュメント終了
コマンドを送出し、ドキュメント終了コマンドのレスポ
ンスであるドキュメント終了肯定レスポンスを受信側フ
ァクシミリから受けた後、通信が中断した場合に、この
通信の再送信を行わないでドキュメントを消去し、送信
処理を終了することを特徴とする。
【0010】また、本発明は、G4プロトコルのセッシ
ョンレイヤのコマンドであるセッション開始コマンドの
非標準端末機能またはコントロールドキュメントに送信
側ファクシミリのアドレス、およびドキュメント通番を
付して送信することを特徴とする。
【0011】また、本発明は、送信側ファクシミリでG
4プロトコルにおけるセッション開始肯定レスポンスま
たはコントロールドキュメントを受信した場合、このセ
ッション開始肯定レスポンスの非標準端末機能または上
記コントロールドキュメントにセットされたコードを認
識することにより、送信しようとしているドキュメント
が受信側ファクシミリにおいて完結しているかどうかを
判断することを特徴とする。
【0012】また、本発明は、送信側ファクシミリで送
信しようとしているドキュメントが受信側ファクシミリ
においては既に1度受信して完結しているドキュメント
であると認識した場合に、ドキュメントの転送処理を行
わないで通信を正常に終了させることを特徴とする。
【0013】また、本発明は、送信側ファクシミリで送
信しようとしているドキュメントが受信側ファクシミリ
において完結していないものであると認識した場合に、
ドキュメントの転送を行うことを特徴とする。
【0014】また、本発明は、G4プロトコルにおける
セッション開始コマンドまたはコントロールドキュメン
トを受信した場合に、そのセッション開始コマンドの非
標準端末機能または上記コントロールドキュメントの中
に含まれるコードの認識を行い、この通信で受信しよう
としているドキュメントが、既に受信して完結している
ものかどうかを判断することを特徴とする。
【0015】また、本発明は、受信を開始し、この受信
しようとしているドキュメントが、既に1度受信して完
結したドキュメントであるかどうか認識した場合、セッ
ション開始肯定レスポンスの非標準機能またはコントロ
ールドキュメントに、ドキュメントが1度受信して完結
したものであるか、あるいは未完結なものであるかを示
すコードをセットして、該セッション開始肯定レスポン
スまたは上記コントロールドキュメントを返送すること
を特徴とする。
【0016】また、本発明は、受信が終了した後、受信
ドキュメントが完結したものである場合に、この通信で
受信したセッション開始コマンドの非標準端末機能また
はコントロールドキュメントの中に含まれる送信側ファ
クシミリのアドレスとドキュメント通番をメモリに記憶
することを特徴とする。
【0017】以上のような手段を用いることにより、受
信ドキュメントが完結してない場合にだけ、再送を行う
ようにし、無駄な二重送信を防止するものである。
【0018】
【実施例】図1は、本発明の一実施例におけるファクシ
ミリ装置の構成を示すブロック図である。
【0019】このファクシミリ装置は、オペレータが各
種キー入力を行うための操作パネル部101と、原稿上
の画像を読み取る読取部102と、画像を記録紙に印刷
するプリンタ部103と、イメージデータ等を記憶する
ハードディスク等の記憶装置104と、上記操作パネル
部101を制御する操作パネル制御部105と、上記読
取部102を制御する読取制御部106と、上記プリン
タ部103を制御するプリンタ制御部107と、上記記
憶装置104を制御する記憶装置制御部108と、装置
全体を制御するマイクロプロセッサ部109と、イメー
ジデータを一時格納するバッファメモリ110と、イメ
ージデータの圧縮または伸長を行う符号化復号化部11
1と、ISDNバス回線113の接続制御等を行う通信
制御部112とを有する。
【0020】図2は、G4プロトコルにおけるセッショ
ン開始コマンド(CSS)の非標準端末機能(NSC)
を示す模式図である。
【0021】図中、F21はセッション開始コマンド
(CSS)を表わし、F22はセッション開始コマンド
(CSS)の非標準端末機能(NSC)、F23は非標
準端末機能(NSC)のパラメータ部の送信側ファクシ
ミリアドレス部、およびドキュメント通番部である。
【0022】次に、図3は、本実施例の送信側ファクシ
ミリにおける動作を示すフローチャートである。
【0023】まず、オペレータが送信のオペレーション
を行うと、S301において、ドキュメントの蓄積処理
を行う。送信側ファクシミリは、ドキュメント単位でド
キュメント通番をもっており、その通番をドキュメント
毎に割りふって、そのドキュメントをファイルとして記
憶装置104に蓄積しておく。このドキュメント通番
は、各ドキュメントに対して固有なものである。
【0024】次に、蓄積が終了すると送信処理を行う。
まず、S302において、トランスポート以下の接続を
行う。そして、S303において、図2のセッション開
始コマンド(CSS)の非標準端末機能(NSC)のF
23部にある送信ファクシミリアドレス部に、本送信側
ファクシミリの自端末アドレスをセットし、またドキュ
メント通番部に、S301で蓄積したドキュメントのド
キュメント通番をセットし、S304において、セッシ
ョン開始コマンド(CSS)の送信を行う。
【0025】次に、S305において、セッション開始
肯定レスポンス(RSSP)を受信する。さらに、S3
06において、セッション開始肯定レスポンス(RSS
P)の非標準端末機能(NSC)に設けた二重送信コー
ド(図7のF72)により、S304で送信したセッシ
ョン開始コマンド(CSS)の非標準端末機能(NS
C)に指定したドキュメントが相手受信側ファクシミリ
に存在するかどうかを認識することができる。
【0026】この通信は、1度目の送信であると仮定す
ると、受信側ファクシミリには、この送信しようとして
いるドキュメントは存在しない。従って、セッション開
始肯定レスポンス(RSSP)の非標準端末機能(NS
C)に設けた二重送信コード(図7のF72)には、受
信側ファクシミリにこのドキュメントは存在しないとい
うコードがセットされている。従って、相手側ファクシ
ミリでは、ドキュメントが完結していないと判断でき、
S310へ進み、ドキュメント送信を行う。
【0027】そして、ドキュメント送信が終了し、S3
11において、トランスポート以下の切断を行い、通信
を終了する。
【0028】このような送信において、通常は図4に示
すように通信を行うが、図5または図6に示すように、
通信の中断が生じる場合がある。
【0029】すなわち、図5において、送信側ファクシ
ミリがドキュメント終了コマンド(CDE)を送信し、
受信側ファクシミリは、そのドキュメント終了コマンド
(DCE)を受信する。受信側ファクシミリは、受信ド
キュメントを完結した後、ドキュメントが完結したこと
を知らせるドキュメント終了肯定レスポンス(RDE
P)を返す。この時、回線断などの理由によりドキュメ
ント終了肯定レスポンス(RDEP)が送信側ファクシ
ミリに到達しないことがある。
【0030】また、図6において、送信側ファクシミリ
がドキュメント終了コマンド(CDE)を送信したが、
回線断などの理由によりドキュメント終了コマンド(C
DE)が受信側ファクシミリに到達しないことがある。
【0031】上記2つのケースを送信側ファクシミリか
らみると、ドキュメント終了コマンド(CDE)を送信
した後で、かつ、ドキュメント終了肯定レスポンス(R
DEP)受信する前に通信が中断しているため、どちら
も同じタイミングで通信中断しているようにみえる。し
かし、受信側ファクシミリは、図5に示す場合のように
ドキュメント終了コマンド(CDE)を受けドキュメン
トが完結している場合と、図6に示すドキュメント終了
コマンド(CDE)が到達する前に中断しているためド
キュメントが完結していない場合がある。
【0032】このように、送信側ファクシミリがドキュ
メント終了コマンド(CDE)を送信し、ドキュメント
終了肯定レスポンス(RDEP)を受信する前に回線が
切断されると、受信側ファクシミリではドキュメントが
完結しているのかどうか、送信側ファクシミリにはわか
らないため、相手側のファクシミリの状態が認識できな
い。
【0033】上記のような理由のために、S312にお
いて、ドキュメント終了肯定レスポンス(RDEP)を
受けている場合は、再送処理を行うことなく、S309
においてドキュメントデリートを行い終了する。これに
より、無駄な再送を回避できることになる。
【0034】一方、ドキュメント終了肯定レスポンス
(RDEP)を受けていない場合には、再送処理を行
う。この再送処理は、S302において、トランスポー
ト以下接続した後、S303において、1度目の送信と
同様に自端末アドレスとドキュメント通番をセッション
開始コマンド(CSS)の非標準端末機能(NSC)に
セットして、S304でセッション開始コマンド(CS
S)の送信を行う。
【0035】一方、受信側ファクシミリは、この再送処
理で受信しようといしているドキュメントが既に完結し
ているかどうかを判断し、セッション開始肯定レスポン
ス(RSSP)の非標準端末機能(NSC)に、図7に
示すように、所定のコードをセットしてセッション開始
肯定レスポンス(RSSP)を返す。
【0036】送信側ファクシミリは、S305でセッシ
ョン開始肯定レスポンス(RSSP)を受信した後、S
306でセッション開始肯定レスポンス(RSSP)の
非標準端末機能(NSC)の二重送信コードにドキュメ
ントが完結しているというコードがセットされているか
どうかを判断する。そして、ドキュメントが完結してい
ることを示すコードがセットされていれば、再送信を行
う必要はないため、S307、S308において、図8
に示すシーケンスのようにして、ドキュメントの転送を
行わないで送信を正常終了させる。さらに、S309に
てドキュメントをデリートして終了する。
【0037】また、上記S306において、受信側ファ
クシミリでドキュメントが完結していないと判断した場
合は、S310においてドキュメントの転送を開始す
る。そして、転送が終了したら、S311においてトラ
ンスポート以下切断を行う。さらに、S312において
1度目の送信と同様にドキュメント終了肯定レスポンス
(RDEP)を受信したかどうかを判断し、ドキュメン
ト終了肯定レスポンス(RDEP)を受信していなけれ
ば、S302へ戻って再送を行い、ドキュメント終了肯
定レスポンス(RDEP)を受信していれば、S309
にてドキュメントをデリートして送信処理を終了する。
【0038】次に、図9は、本実施例の受信側ファクシ
ミリにおける動作を示すフローチャートである。
【0039】まず、S901において着信を検知した
ら、S902においてトランスポート以下の接続を行
う。さらに、S903でセッション開始コマンド(CS
S)を受信した後、S904において、図2に示すセッ
ション開始コマンド(CSS)の非標準端末機能(NS
C)のF23部にある送信側ファクシミリのアドレス、
ドキュメント通番に対して、ドキュメントが完了したか
どうかを示すテーブル(図10)上に該当するものがあ
るかどうか検索する。
【0040】例えば、セッション開始コマンド(CS
S)の非標準端末機能(NSC)に含まれている送信F
AXアドレスが『2345678』であると仮定する。
ここで受信側ファクシミリは、図10のテーブルの相手
FAXアドレス欄で『2345678』をサーチする。
そして、同一のアドレスがある場合は、図2のセッショ
ン開始コマンド(CSS)の非標準端末機能(NSC)
のF23部にあるドキュメント通番部に含まれているパ
ラメータを取り出す。
【0041】ここでは、そのパラメータを『34567
891』とすると、図10のテーブル上で送信FAXア
ドレス『2345678』に対応するドキュメント通番
は『34567890』であるため、既に受信して完結
しているドキュメントとは一致しないと判断できる。
【0042】この受信は、あるドキュメントに対して1
度目の受信であると仮定すると、上述のように、図10
のテーブル上には該当するものが無いため、S909
で、図7のセッション開始肯定レスポンス(RSSP)
における非標準端末機能(NSC)のF72部の二重送
信コード部にドキュメントが完結されたものではないと
いうコードをセットする。
【0043】S910において、セッション開始肯定レ
スポンス(RSSP)を送信すると、送信側ファクシミ
リからドキュメントが転送されてくるので、S911で
受信処理を行い、S912において、トランスポート以
下の切断を行い、通信を終了する。
【0044】通信を終了した後、S913において、ド
キュメントが完結しているかどうか判断する。そして、
ドキュメントが完結していない場合は、S914で途中
まで受信蓄積したドキュメントを削除して終了する。
【0045】また、S913でドキュメントが完結した
と判断した場合は、S915において、S903で受信
したセッション開始コマンド(CSS)の非標準端末機
能(NSC)に含まれる送信側ファクシミリのアドレス
およびドキュメント通番を、図10に示すテーブルにセ
ットする。
【0046】ただし、送信側ファクシミリがドキュメン
ト終了コマンド(CDE)を送信した後で、ドキュメン
ト終了肯定レスポンス(RDEP)を受信する前に通信
が中断した場合、次の送信において、この通信中断した
ドキュメントを再送信するファクシミリであれば、図1
0のテーブル上には1つのアドレスに対してドキュメン
ト通番の欄が1つあればよい。
【0047】従って、この通信の送信側ファクシミリの
アドレスをサーチして、テーブル上にそのアドレスが存
在すればドキュメント通番を上書きすればよい。また、
テーブル上にアドレスが存在しない場合には、新たなア
ドレスの欄にアドレスとそれに対応するドキュメント通
番の欄にドキュメント通番をセットする。
【0048】その後、S916において、プリント処理
を実行してドキュメントを出力し、受信処理を終了す
る。
【0049】例えば、図5に示すシーケンスのように通
信が中断した場合は、ドキュメントは完結しているた
め、図10のテーブル上には送信側ファクシミリのアド
レスに対応するドキュメント通番が存在している。しか
し、送信側ファクシミリは、受信側ファクシミリでドキ
ュメントが完結したかどうか認識できないため、再び送
信してくる。そのときの動作を図9において説明する。
【0050】まず、S901において、このような着信
を検知したら、S902において、トランスポート以下
の接続を行う。さらに、S903でセッション開始コマ
ンド(CSS)を受信した後、S904において、図2
のセッション開始コマンド(CSS)の非標準端末機能
(NSC)のF23部にある送信側ファクシミリのアド
レス、ドキュメント通番に対して図10のドキュメント
が完了したかどうかを示すテーブルに該当するものがあ
るかどうか検索する。
【0051】このシーケンスは、図5に示すように、前
通信が中断していると仮定しているため、図10のテー
ブル上には、前述の送信側ファクシミリのアドレス、ド
キュメント通番が存在する。従って、S904ではドキ
ュメントが完結していると判断し、S905の処理を行
う。S905では、図7のセッション開始肯定レスポン
ス(RSSP)の非標準端末機能(NSC)のF72部
に、この通信で受信しようとしているドキュメントは、
前の通信でドキュメントは完結しているため、二重送信
であるというパラメータ、例えば「01010」という
ようなコードをセットする。この後、S907におい
て、図8に示すシーケンスで通信の終了処理を行い、S
908でトランスポート以下の切断を行い、終了する。
【0052】なお、以上の実施例では、端末同士のポイ
ント・ツー・ポイント構成のシステムで説明したが、端
末とホスト装置間で通信を行うNHS(メッセージ・ハ
ンドリング・システム)等のシステムにおいても同様に
適用することができる。なお、これらのシステムでは、
図10のテーブルは少なくて済む。
【0053】また、上記実施例では、送信アドレス、ド
キュメント通番をセッション開始コマンド(CSS)に
のせたり、二重送信パラメータをセッション開始肯定レ
スポンス(RSSP)にのせたりしていたが、これらの
パラメータをコントロールドキュメントにのせて行うこ
とも可能である。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
および請求項2によれば、送信側ファクシミリでG4プ
ロトコルのドキュメントプロトコルにおけるドキュメン
トユーザ情報コマンドを送信してドキュメント終了コマ
ンドを送出した後、このドキュメント終了コマンドのレ
スポンスであるドキュメント終了肯定レスポンスを受信
側ファクシミリから受ける前に通信が中断した場合に
は、次の送信において、この通信中断したドキュメント
を再送信し、逆にドキュメント終了肯定レスポンスを受
けた後、通信が中断した場合には、この通信の再送信を
行わないでドキュメントを消去し、送信処理を終了する
ことから、無意味な再送信を防ぎ、回線のトラフィック
量を軽減することができる効果がある。
【0055】また、本発明の請求項3によれば、G4プ
ロトコルのセッションレイヤのコマンドであるセッショ
ン開始コマンドの非標準端末機能またはコントロールド
キュメントに送信側ファクシミリのアドレス、およびド
キュメント通番を付して送信することにより、1つ1つ
の通信を把握することができ、この情報を用いて無意味
な通信の発生を防ぐことができる。
【0056】また、本発明の請求項4〜請求項6によれ
ば、受信側ファクシミリからセッション開始肯定レスポ
ンスまたはコントロールドキュメントを受信した場合
に、このセッション開始肯定レスポンスの非標準端末機
能または上記コントロールドキュメントにセットされた
コードを認識することにより、送信しようとしているド
キュメントが受信側ファクシミリにおいて完結している
かどうかを判断し、その結果、送信しようとしているド
キュメントが受信側ファクシミリにおいて完結していな
いものである場合にだけ、ドキュメントの転送を行うこ
とから、無意味な再送信を防ぎ、回線のトラフィック量
を軽減することができる効果がある。
【0057】また、本発明の請求項7〜請求項9によれ
ば、受信側ファクシミリでG4プロトコルにおけるセッ
ション開始コマンドまたはコントロールドキュメントを
受信した場合に、そのセッション開始コマンドの非標準
端末機能または上記コントロールドキュメントの中に含
まれるコードの認識を行い、この通信で受信しようとし
ているドキュメントが、前に記憶しておいた送信側の情
報を基に、既に受信して完結しているものかどうかを判
断し、その結果をセッション開始肯定レスポンスまたは
コントロールドキュメントにセットして返送することに
より、受信しようとしているドキュメントが受信側ファ
クシミリにおいて完結していないものである場合にだ
け、ドキュメントの受信を行うようにすることから、無
意味な再送信を防ぎ、回線のトラフィック量を軽減する
ことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるファクシミリ装置を
示すブロック図である。
【図2】G4プロトコルにおけるセッション開始コマン
ドの非標準端末機能を示す模式図である。
【図3】上記実施例の送信側ファクシミリの動作を示す
フローチャートである。
【図4】上記実施例で通信が正常に成功した場合のシー
ケンスを示す模式図である。
【図5】上記実施例で通信が受信ドキュメントを完結し
た後に中断した場合のシーケンスを示す模式図である。
【図6】上記実施例で通信が受信ドキュメントを完結す
る前に中断した場合のシーケンスを示す模式図である。
【図7】G4プロトコルにおけるセッション開始肯定レ
スポンスの非標準端末機能を示す模式図である。
【図8】上記実施例における通信拒否手順のシーケンス
を示す模式図である。
【図9】上記実施例の受信側ファクシミリの動作を示す
フローチャートである。
【図10】上記実施例の管理テーブルを示す模式図であ
る。
【符号の説明】 101…操作パネル部、 102…読取部、 103…プリンタ部、 104…記憶装置、 105…操作パネル制御部、 106…読取制御部、 107…プリンタ制御部、 108…記憶装置制御部、 109…マイクロプロセッサ部、 110…バッファメモリ、 111…符号化復号化部、 112…通信制御部、 113…ISDNバス回線。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを蓄積するデータ蓄積手段
    と、このデータ蓄積手段で蓄積された画像データをG4
    プロトコルに遵守して送信する送信手段とを有するファ
    クシミリ装置において、 送信側ファクシミリでG4プロトコルのドキュメントプ
    ロトコルにおけるドキュメントユーザ情報コマンドを送
    信してドキュメント終了コマンドを送出した後、このド
    キュメント終了コマンドのレスポンスであるドキュメン
    ト終了肯定レスポンスを受信側ファクシミリから受ける
    直前に通信が中断した場合、次の送信において、この通
    信中断したドキュメントを再送信する制御手段を有する
    ことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 画像データを蓄積するデータ蓄積手段
    と、このデータ蓄積手段で蓄積された画像データをG4
    プロトコルに遵守して送信する送信手段とを有するファ
    クシミリ装置において、 送信側ファクシミリがG4プロトコルのドキュメントプ
    ロトコルにおけるドキュメントユーザ情報コマンドを送
    信してドキュメント終了コマンドを送出し、ドキュメン
    ト終了コマンドのレスポンスであるドキュメント終了肯
    定レスポンスを受信側ファクシミリから受けた後、通信
    が中断した場合に、この通信の再送信を行わないでドキ
    ュメントを消去し、送信処理を終了する制御手段を有す
    ることを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 画像データを蓄積するデータ蓄積手段
    と、その蓄積された画像データにドキュメント単位に固
    有なドキュメント通番を付与する通番付与手段と、蓄積
    された画像データを送信する送信手段とを有するファク
    シミリ装置において、 G4プロトコルのセッションレイヤのコマンドであるセ
    ッション開始コマンドの非標準端末機能またはコントロ
    ールドキュメントに送信側ファクシミリのアドレス、お
    よびドキュメント通番を付して送信する制御手段を有す
    ることを特徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 画像データを蓄積するデータ蓄積手段
    と、このデータ蓄積手段で蓄積された画像データをG4
    プロトコルに遵守して送信する送信手段とを有するファ
    クシミリ装置において、 送信側ファクシミリでG4プロトコルにおけるセッショ
    ン開始肯定レスポンスまたはコントロールドキュメント
    を受信した場合、このセッション開始肯定レスポンスの
    非標準端末機能または上記コントロールドキュメントに
    セットされたコードを認識することにより、送信しよう
    としているドキュメントが受信側ファクシミリにおいて
    完結しているかどうかを判断する制御手段を有すること
    を特徴とするファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 画像データを蓄積するデータ蓄積手段
    と、このデータ蓄積手段で蓄積された画像データをG4
    プロトコルに遵守して送信する送信手段とを有するファ
    クシミリ装置において、 送信側ファクシミリで送信しようとしているドキュメン
    トが受信側ファクシミリにおいて既に1度受信して完結
    しているドキュメントであると認識した場合に、ドキュ
    メントの転送処理を行わないで通信を正常に終了させる
    制御手段を有することを特徴とするファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 画像データを蓄積するデータ蓄積手段
    と、このデータ蓄積手段で蓄積された画像データをG4
    プロトコルに遵守して送信する送信手段とを有するファ
    クシミリ装置において、 送信側ファクシミリで送信しようとしているドキュメン
    トが受信側ファクシミリにおいて完結していないもので
    あると認識した場合に、ドキュメントの転送を行う制御
    手段を有することを特徴とするファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】 G4プロトコルに遵守した網からの呼び
    出し信号を検出して自動的に起動し、画像データの受信
    を開始する受信手段を有するファクシミリ装置におい
    て、 G4プロトコルにおけるセッション開始コマンドまたは
    コントロールドキュメントを受信した場合に、そのセッ
    ション開始コマンドの非標準端末機能または上記コント
    ロールドキュメントの中に含まれるコードの認識を行
    い、この通信で受信しようとしているドキュメントが、
    既に受信して完結しているものかどうかを判断する制御
    手段を有することを特徴とするファクシミリ装置。
  8. 【請求項8】 G4プロトコルに遵守した網からの呼び
    出し信号を検出して自動的に起動し、画像データの受信
    を開始する受信手段を有するファクシミリ装置におい
    て、 受信を開始し、この受信しようとしているドキュメント
    が、既に1度受信して完結したドキュメントであるかど
    うか認識した場合、セッション開始肯定レスポンスの非
    標準機能またはコントロールドキュメントに、ドキュメ
    ントが1度受信して完結したものであるか、あるいは未
    完結なものであるかを示すコードをセットして、該セッ
    ション開始肯定レスポンスまたは上記コントロールドキ
    ュメントを返送する制御手段を有することを特徴とする
    ファクシミリ装置。
  9. 【請求項9】 G4プロトコルに遵守した網からの呼び
    出し信号を検出して自動的に起動し、画像データの受信
    を開始する受信手段を有するファクシミリ装置におい
    て、 受信が終了した後、受信ドキュメントが完結したもので
    ある場合に、この通信で受信したセッション開始コマン
    ドの非標準端末機能またはコントロールドキュメントの
    中に含まれる送信側ファクシミリのアドレスとドキュメ
    ント通番をメモリに記憶する制御手段を有することを特
    徴とするファクシミリ装置。
JP4299302A 1992-10-12 1992-10-12 ファクシミリ装置 Pending JPH06125444A (ja)

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