JPH06125193A - 電子部品実装機による電子部品の実装方法 - Google Patents

電子部品実装機による電子部品の実装方法

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JPH06125193A
JPH06125193A JP4271818A JP27181892A JPH06125193A JP H06125193 A JPH06125193 A JP H06125193A JP 4271818 A JP4271818 A JP 4271818A JP 27181892 A JP27181892 A JP 27181892A JP H06125193 A JPH06125193 A JP H06125193A
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mounting
electronic component
route
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circuit board
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JP4271818A
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Hideyuki Ueda
英之 上田
Makoto Hibino
誠 日比野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】実行可能な実装経路のうち最短時間にできるだ
け近い実装時間でしかも品質不良のない実装経路を短時
間で設定する。 【構成】実装経路の設定方法は、最初に選定された装着
位置から最短距離にある装着位置を順次結んで実装経路
とする第1の方法と、全ての装着位置を複数のブロック
に分割し、各ブロックにおける最短の実装時間となる実
装経路を検出する第2の方法とがある。このうちどちら
かの方法で実装経路が設定される(ステップ12)。次
に品質不良が発生するかどうかが判断される(ステップ
13〜16)。ここでは、T字打ちによる部品カケ、リ
ード線のクリンチ不良、接着剤のはみ出しによるはんだ
付け不良、接着剤の塗布量バラツキが発生しないかどう
かが判断される。本発明では、最短時間に近い実装時間
でしかも品質不良の発生しない実装経路を比較的短時間
で設定することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プリント基板に電子
部品を実装するための電子部品実装機による電子部品の
実装方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プリント基板に電子部品を自動的に装着
するための電子部品実装機が各種知られている。プリン
ト基板には数千点の電子部品が装着されるものもある
が、電子部品実装機を使用することにより短時間でしか
も高品質で実装可能となる。
【0003】電子部品実装機で電子部品を装着するとき
には、電子部品の装着順序、すなわち実装経路を予め設
定し、この実装経路を電子部品実装機の制御部に入力す
ることにより実装経路に沿って自動的に電子部品が装着
されるようになっているのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、装着する電
子部品の数が少ない場合にはどのような実装経路を設定
しても実装時間はさほど変わらないが、装着する電子部
品が多くなる程実装経路の違いによる実装時間の差が大
きくなる。特にプリント基板を多量に生産する場合は、
実装時間が長いと生産量が低下するなど各種の問題が発
生するので、実装時間を極力短縮することが重要にな
る。
【0005】そのため、例えば実行可能な全ての実装経
路を設定し、これらの実装経路に沿って電子部品を装着
するための実装時間を算出し、そのなかから最短の実装
時間となる実装経路を選択する方法が考えられる。とこ
ろが、実装経路は全ての電子部品の装着位置を一本の線
で結んだものであり、電子部品の数をnとするとその組
合せは(n−1)!/2となる。例えば、2000個程
度の電子部品を実装する場合の実装経路の組合せは膨大
な数となり、これらの実装経路における実装時間を算出
することは物理的に不可能になってしまう。
【0006】したがって、従来はオペレータが任意に設
定した実装経路に沿って電子部品を装着しているか、或
いは実装経路を何種類か設定してその実装時間を算出
し、そのなかで最短の実装時間となる実装経路を選定し
ているのが実状であり、場合によっては設定可能な実装
経路のうちでも実装時間が比較的長い実装経路を選定し
てしまうこともある。
【0007】そこでこの発明は、上述したような課題を
解決したものであって、実行可能な実装経路のうち最短
時間に近い実装時間となる実装経路を選定することが可
能で、しかも品質を良好に保持することが可能な電子部
品実装機による電子部品の実装方法を提案するものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明においては、プリント基板に装着するための
複数の電子部品が所定の順序で供給される電子部品実装
機による電子部品の実装方法において、プリント基板上
に任意に選定した装着位置を始点とし、直前に選定され
た装着位置から最短距離にある装着位置の選定処理を繰
り返して実装経路を設定し、実装経路に沿って電子部品
を装着するようにしたことを特徴とするものである。
【0009】また、本発明においては、プリント基板に
装着するための複数の電子部品が所定の順序で供給され
る電子部品実装機による電子部品の実装方法において、
プリント基板を複数のブロックに区分し、ブロック内の
全ての装着位置に最短時間で電子部品を装着するための
実装経路を各ブロック毎に設定し、全てのブロックにつ
いて実装経路に沿って電子部品を装着するようにしたこ
とを特徴とするものである。
【0010】設定された実装経路については各種の品
質、例えば電子部品装着ヘッドが他の電子部品に衝突し
ないかどうか、リード線の切断及び折り曲げ手段が他の
電子部品のリード線に接触しないかどうか、接着剤がは
み出してはんだ不良を起こさないかどうか、接着剤が所
定量だけ塗布されるかどうかなどについて検討し、これ
らの品質に問題がない実装経路を選定することができ
る。
【0011】
【作用】図2において、まずZ軸グルーピング、すなわ
ち、ある電子部品Dを装着している間に電子部品Dの取
出し部(図示せず)まで移動可能な部品供給部6(図
1)をグルーピングする(ステップ11)。
【0012】次に実装経路を設定する(ステップ1
2)。実装経路の設定方法は図3に示すように、最初に
選定された装着位置N1から最短距離にある装着位置を
順次結んで実装経路とする第1の方法と、図4に示すよ
うに全ての装着位置A1〜D10を複数のブロックA〜
Dに分割し、各ブロックA〜Dにおける実行可能な実装
経路のうち最短の実装時間となる実装経路を検出する第
2の方法とがある。このうちどちらかの方法で実装経路
が設定される。
【0013】次に設定された実装経路に沿って電子部品
Dを実装したとき、品質不良が発生するかどうかが判断
される(ステップ13〜16)。ここでは、T字打ちに
よる部品カケが発生するかどうか(図5〜6)、リード
線のクリンチ不良が発生するかどうか(図7〜8)、接
着剤のはみ出しによるはんだ付け不良が発生するがどう
か(図9〜10)、接着剤の塗布量が順次増加するよう
になっているかどうか(図11)が判断される。
【0014】そして、品質不良が発生しないと判断され
るとその実装経路が記憶されると共に、実装時間が算出
されてこれが記憶される(ステップ17〜18)。上述
の処理を指定回数だけ繰り返して複数種類の実装経路に
ついて品質不良の判断および実装時間を算出し、品質不
良が発生しない実装経路のうち実装時間が最短となる実
装経路が選択され(ステップ19〜20)、これに沿っ
て電子部品の実装が行なわれる(ステップ21)。
【0015】
【実施例】続いて、本発明に係わる電子部品実装機によ
る電子部品の実装方法の一実施例について、図面を参照
して詳細に説明する。
【0016】図1は本発明を適用可能な電子部品実装機
の一例を示す。この電子部品実装機では、回転可能な主
軸1が垂直に取付けられ、その下端面側に部品装着ヘッ
ド2や接着剤塗布ノズル3などが取付けられている。そ
して、主軸1が所定の角度づつ間欠的に回転することに
より、部品装着ヘッド2や接着剤塗布ノズル3などが基
準位置にセットされ、その下方に配置されたプリント基
板Kの部品装着位置Nに接着剤を塗布したり、或いは電
子部品Dを装着するなど所定の処理が行なわれる。プリ
ント基板KはX−Yテ−ブル4によって所定の距離だけ
X方向もしくはY方向に移動させられ、これによってプ
リント基板Kの各電子部品装着位置Nが所定の順序で基
準位置に配置されるようになる。
【0017】また、種類の異なる電子部品Dが所定の順
序で部品テープ5にテーピングされており、この部品テ
ープ5が複数の部品供給部6(Z軸)にセットされてい
る。部品供給部6はY方向に沿って移動可能であり、こ
れがプログラムに従って移動することにより種類の異な
る電子部品Dが所定の順序で取出し部(図示せず)に供
給される。そして、取出し部にある電子部品Dが部品装
着ヘッド2で取り上げられた後、上述のように主軸1が
回転することによって電子部品Dが基準位置まで搬送さ
れ、次に装着ヘッド2が降下してプリント基板Kの部品
装着位置Nに電子部品Dが装着される。
【0018】主軸1を駆動する主軸駆動部7およびX−
Yテーブル4を駆動するX−Yテーブル駆動部8は、制
御部9によって制御される。制御部9はCPU91、R
OM92、RAM93などで構成されており、ROM9
2に格納されたプログラムに従ってCPU91が各種の
制御を行なう。また、RAM93には後述するように設
定された実装経路やその実装時間などが記憶される。
【0019】さて、図2は本発明による実装処理の手順
を説明するフローチャートである。この実装処理10で
は、まず次に説明するようなZ軸グルーピングが行なわ
れる(ステップ11)。ここでZ軸とは部品供給部6を
指す。このZ軸グルーピングは、電子部品Dの取出し部
まで移動する時間が略同一のZ軸をグループ化するもの
である。ここでは、部品装着ヘッド2が例えば1つの部
品テープ5から電子部品Dを取り出してこれをプリント
基板Kに装着する時間(タクト時間)内に、取出し部ま
で移動することが可能なZ軸がグルーピングされる。
【0020】次に、グルーピングされたZ軸の電子部品
Dを装着するための実装経路が設定される(ステップ1
2)。実装経路の設定方法としては、次の2通りの方法
がある。第1の設定方法は、図3に示すようにプリント
基板Kの部品装着位置N1,N2,N3・・・のなかか
ら装着開始点を例えばN1に任意に選定し、以下直前に
選定した装着位置から最短距離にある装着位置を選定し
ていくという方法である。同図においては、N1,N
2,N4,N3,N6,N5という順番で選定される。
【0021】第2の設定方法は、図4に示すようにプリ
ント基板Kを複数のブロックA〜Dに分割し、各ブロッ
クA〜Dにおいて実行可能な全ての実装経路についてそ
の実装時間を算出し、そのうち最短時間となる実装経路
を選択するものである。ここでは、各ブロックA〜Dに
おける実装時間を比較的短時間で算出することができる
程度の装着位置数となるようにブロック化される。
【0022】例えば、同図(a)に示すように装着位置
A1〜D10が40個設けられたプリント基板Kをブロ
ック化しないで実装経路を求めると、実装経路の数は
(40−1)!/2=1.02×1046となる。これを
同図(b)に示すように装着位置が10個となるように
Aブロック〜Dブロックまで4ブロックに分割すると、
各ブロックにおける実装経路の数は(10−1)!/2
=1.8×105となり、全体でも7.2×105である
から、実行可能な全ての実装経路における実装時間を比
較的短時間で算出することが可能になる。このようにし
て各ブロックにおいて算出された実装時間のうち最短時
間の実装経路が選択され、これが隣接するブロックの実
装経路と連続されて全体の実装経路が設定される。
【0023】ステップ12で第1の設定方法もしくは第
2の設定方法によって実装経路が設定されると、次にそ
の実装経路において確実に電子部品Dを装着することが
できるかどうかを判断する品質判断処理が行なわれる
(ステップ13〜16)。
【0024】まず、ステップ13でT字打ちによる部品
カケが発生するか否かが判断される。T字打ちによる部
品カケとは、図5(a)に示すように電子部品装着ヘッ
ド2がアキシャル電子部品D1を装着するときに、同図
(b)に示すように電子部品D1のリード線L1をプリ
ント基板Kの所定の挿入孔(図示せず)に案内するため
のガイドGが、この電子部品D1とT字状をなすような
位置に既に装着されている電子部品D2に衝突して電子
部品D2を破損させてしまうことである。
【0025】このようにT字状に配置される電子部品D
1,D2がある場合、上述のようにT字の水平部に位置
する電子部品D2を装着した後に垂直部に位置する電子
部品D1を装着すると、電子部品D1と電子部品D2の
間隔によってはリード線L1のガイドGが電子部品D2
に衝突して電子部品D2が欠けてしまうことがある。本
例では、図6(a)に示すように電子部品D2の中心と
電子部品D1のリード線L1との間隔が2.5mm未満
で、かつ、電子部品D1の縦軸が電子部品D2の中心か
ら両側に3.5mm未満の範囲にあるときに、部品カケ
が発生すると判断される。
【0026】このように部品カケが発生すると判断され
た場合は、電子部品D1を先に装着してから電子部品D
2を装着するように変更すれば、部品カケの発生を防止
することが可能になる。但し、同図(b)に示すように
電子部品D1〜D4が矩形を形成するように互いにT字
打ちとなる場合は、装着順序を変更しても部品カケを回
避することが不可能である。この場合は、電子部品D1
〜D4の装着位置Nを変えるなどプリント基板K自体を
変更することが必要になる。
【0027】さて、ステップ13で部品カケが発生しな
いと判断された場合は、次にステップ14でリード線の
クリンチ不良があるか否かが判断される。このクリンチ
不良は、図7(a)に示すようにラジアルタイプの電子
部品D1を装着するとき、同図(b)に示すようにこの
電子部品D1のリード線L1を切断及び折り曲げるため
のアンビルAのデッドスペースA1側が既に装着されて
いる電子部品D2のリード線L2に接触して正常な動作
を妨げられて、電子部品D1のリード線L1を正確に切
断及び折り曲げることができなくなることによって発生
するものである。
【0028】この場合、アンビルAの大きさによってク
リンチ不良が発生する電子部品D1,D2の間隔が決定
される。したがって、この間隔より狭い間隔でしかも電
子部品D1が後に装着される場合クリンチ不良が発生す
ると判断される。これを回避するためには、電子部品D
1を先に装着しその後電子部品D2を装着するようにす
ればよい。但し、図8に示すように電子部品D1〜D4
が矩形をなすように装着され、しかも互いの間隔が所定
値以下の場合は回避不可能なので、各電子部品D1〜D
4の装着位置を変えるか、或いは互いの間隔を広げるな
どプリント基板を変更する必要がある。
【0029】ステップ14でクリンチ不良が発生しない
と判断された場合は、次にステップ15で接着剤のはみ
出しによるはんだ付け不良があるかないかが判断され
る。接着剤は電子部品をはんだ付けする前にプリント基
板に仮止めするために塗布される。この場合、図9
(a)に示すようにプリント基板Kに対して塗布ノズル
3が降下して接着剤Zを塗布し、次に同図(b)に示す
ように塗布ノズル3が上昇する。
【0030】このとき、接着剤Zが塗布ノズル3によっ
て上方に引き伸ばされる。続いて次の接着剤塗布位置を
塗布ノズル3の下方に配置するためにプリント基板Kが
同図(c)に示すように水平移動されることによって、
接着剤Zが塗布ノズル3から分離される。このとき、上
方に引き伸ばされた接着剤Z1がプリント基板Kの移動
方向と反対側に倒れて所定の範囲よりはみ出すように
る。
【0031】いま、図10(a)に示すように電子部品
Dをはんだ付けするためのはんだランドRの配列の中間
に2箇所の接着剤Za,Zbを塗布する場合、接着剤は
み出し部Z1がはんだランドRにかからないようにプリ
ント基板Kが移動されるように設定されている場合は、
はんだ付け不良が発生しないと判断される。
【0032】これに対して、同図(b)に示すように接
着剤Zbを塗布した後、そのはみ出し部Z1がはんだラ
ンドRにかかるようにプリント基板Kが移動される場合
は、はんだ不良が発生すると判断される。これは、接着
剤Z1がはんだランドRに塗布されていると、電子部品
のリード線をはんだランドRにはんだ付けするときに、
はんだ付けが確実に施されなくなるおそれがあるからで
ある。この場合は、接着剤Z1がはんだランドR側には
み出すことがないようにプリント基板Kの移動方向を設
定し直す必要がある。
【0033】ステップ15ではんだ付け不良が発生しな
いと判断されると、次にステップ16で接着剤Zの塗布
量が適性か否かが判断される。接着剤の塗布量は徐々に
増えるように設定される。塗布量の調整は、塗布ノズル
3の口径と接着剤の吐出圧力を変えることによって行な
われる。ここでは、塗布ノズル3が3種類で吐出圧力が
4種類設定されており、これらの組合せで12種類の塗
布量が可能になる。図11は本例における接着剤の塗布
量のグループ分けを示す。ここでは12種類の塗布量が
6グループに分けられている。各グループ内で塗布量が
前後するのは許される。塗布量が前のグループにもどる
ような場合は、実装経路を再設定する必要がある。
【0034】ステップ16で塗布量が適性であると判断
されると、設定された実装経路が記憶され(ステップ1
7)、次にその実装経路における実装時間が算出されて
これが記憶される(ステップ18)。続いて、指定回数
だけ実装経路の設定および品質判定が行なわれたか否か
が判断される(ステップ19)。
【0035】ステップ19で指定回数になっていないと
判断されると、ステップ12で装着開始位置を変えて実
装経路が再設定され、以下上述と同様な処理が繰り返し
て行なわれる。そして、これが指定回数だけ行なわれた
後、記憶されている実装時間のうち最短時間となる実装
経路が選択され(ステップ20)、この実装経路に沿っ
て電子部品Dが実装される(ステップ21)。これによ
ってこの実装処理10が終了する。
【0036】また、ステップ13〜16で品質不良が発
生すると判断された場合は、次に実装経路を変えること
によってそれが回避可能か否かが判断され(ステップ2
2)、回避可能な場合はステップ12で実装経路が再設
定され、以下上述と同様な処理が行なわれる。ステップ
22で品質不良が回避できないと判断された場合は、回
避不可能な旨が表示されて(ステップ23)、この実装
処理10が終了する。この場合には、プリント基板Kの
設計を変えるなどの処置を行なうことが必要になる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は電子部品
実装機で電子部品を実装するとき、最短距離にある装着
位置を結んで実装経路を設定するか、もしくは全ての装
着位置を複数のブロックに分割し、各ブロックにおける
実行可能な全ての実装経路の実装時間を算出し、そのう
ち実装時間が最短となる実装経路を選択して設定し、設
定された実装経路に沿って電子部品を実装するとき品質
不良が発生しないかどうかを判断してから、実装経路を
決定するようにしたものである。
【0038】したがって、本発明によれば、実行可能な
全ての実装経路のうち最短の実装時間に近い実装時間と
なる実装経路を、従来に比べて非常に短い時間で設定す
ることが可能であり、また、設定された実装経路は品質
も考慮されているので、完成したプリント基板の信頼性
が向上するなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能な電子部品実装機の一例を示
す図である。
【図2】本発明に係わる電子部品実装機による電子部品
の実装方法の実装処理手順を説明する図である。
【図3】実装経路の第1の設定方法を説明する図であ
る。
【図4】実装経路の第2の設定方法を説明する図であ
る。
【図5】T字打ちによる部品カケを説明する図である。
【図6】T字打ちによる部品カケの発生条件を説明する
図である。
【図7】リード線のクリンチ不良を説明する図である。
【図8】リード線のクリンチ不良を回避できないケース
を説明する図である。
【図9】接着剤はみ出しの発生状況を説明する図であ
る。
【図10】プリント基板Kの移動方向による接着剤はみ
出し不良の有無を説明する図である。
【図11】接着剤塗布量のグルーピングを説明する図で
ある。
【符号の説明】
1 主軸 2 部品装着ヘッド 3 接着剤塗布ノズル 4 X−Yテーブル 5 部品テープ 6 部品供給部(Z軸) 7 主軸駆動部 8 X−Yテーブル駆動部 9 制御部 91 CPU 92 ROM 93 RAM D,D1〜D4 電子部品 G リード線のガイド K プリント基板 L1,L2 リード線 N 部品装着位置 R はんだランド Z,Za,Zb 接着剤 Z1 接着剤のはみ出し部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板に装着するための複数の電
    子部品が所定の順序で供給される電子部品実装機による
    電子部品の実装方法において、 上記プリント基板上に任意に選定した装着位置を始点と
    し、 直前に選定された上記装着位置から最短距離にある上記
    装着位置を選定する処理を繰り返して実装経路を設定
    し、 上記実装経路に沿って上記電子部品を装着するようにし
    たことを特徴とする電子部品実装機による電子部品の実
    装方法。
  2. 【請求項2】 プリント基板に装着するための複数の電
    子部品が所定の順序で供給される電子部品実装機による
    電子部品の実装方法において、 上記プリント基板の装着位置を複数のブロックに区分
    し、 上記ブロック内の全ての装着位置に最短時間で上記電子
    部品を装着するための実装経路を各ブロック毎に設定
    し、 上記実装経路に沿って上記電子部品を装着するようにし
    たことを特徴とする電子部品実装機による電子部品の実
    装方法。
  3. 【請求項3】 プリント基板に装着するための複数の電
    子部品が所定の順序で供給される電子部品実装機による
    電子部品の実装方法において、 上記プリント基板における実装経路を設定し、 上記実装経路に沿って上記電子部品を装着するとき、既
    に装着されている上記電子部品に上記電子部品実装機の
    電子部品装着手段が衝突するかどうかを判断し、 上記電子部品装着手段が既に装着されている上記電子部
    品に衝突しないと判断されたとき、上記実装経路に沿っ
    て上記電子部品を装着するようにしたことを特徴とする
    電子部品実装機による電子部品の実装方法。
  4. 【請求項4】 プリント基板に装着するための複数の電
    子部品が所定の順序で供給される電子部品実装機による
    電子部品の実装方法において、 上記プリント基板における実装経路を設定し、 上記実装経路に沿って上記電子部品を装着するとき、既
    に装着されている電子部品のリード線に上記リード線の
    切断及び折り曲げ手段が接触するかどうかを判断し、 上記切断及び折り曲げ手段が既に装着されている上記電
    子部品のリード線に接触しないと判断されたとき、上記
    実装経路に沿って上記電子部品を装着するようにしたこ
    とを特徴とする電子部品実装機による電子部品の実装方
    法。
  5. 【請求項5】 プリント基板に装着するための複数の電
    子部品が所定の順序で供給される電子部品実装機による
    電子部品の実装方法において、 上記プリント基板における実装経路を設定し、 上記実装経路に沿って上記電子部品を装着するとき、上
    記電子部品を仮止めするための接着剤が上記プリント基
    板のはんだランド側にはみ出してはんだ付け不良が発生
    するかどうかを判断し、 はんだ付け不良が発生しないと判断されたとき上記実装
    経路に沿って上記電子部品を装着するようにしたことを
    特徴とする電子部品実装機による電子部品の実装方法。
  6. 【請求項6】 プリント基板に装着するための複数の電
    子部品が所定の順序で供給される電子部品実装機による
    電子部品の実装方法において、 上記プリント基板における実装経路を設定し、 上記実装経路に沿って上記電子部品を装着するとき、上
    記電子部品を仮止めするための接着剤が上記プリント基
    板に所定量だけ塗布されるかどうかを判断し、 上記接着剤が所定量だけ塗布されると判断されたとき、
    上記実装経路に沿って上記電子部品を装着するようにし
    たことを特徴とする電子部品実装機による電子部品の実
    装方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018173279A1 (ja) * 2017-03-24 2018-09-27 株式会社Fuji データ作成装置及びデータ作成方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018173279A1 (ja) * 2017-03-24 2018-09-27 株式会社Fuji データ作成装置及びデータ作成方法

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