JPH06125046A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH06125046A
JPH06125046A JP4299217A JP29921792A JPH06125046A JP H06125046 A JPH06125046 A JP H06125046A JP 4299217 A JP4299217 A JP 4299217A JP 29921792 A JP29921792 A JP 29921792A JP H06125046 A JPH06125046 A JP H06125046A
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forming
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JP4299217A
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Hirobumi Watanabe
博文 渡辺
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電源電圧などが異なる複数種のMOSトラン
ジスタの構造の最適化を設計,製造の自由度を高めてか
つ容易に実現することが可能である。 【構成】 各ゲート電極6,26をマスクとしてn-
の低不純物濃度領域7b,8b,27b,28bを形成
し、この側壁にサイドウォールスペーサ9,10,2
9,30を形成する。次いで、基板3と垂直に、ヒ素を
注入しn+型の高不純物濃度部7a,8aを形成する。
しかる後、基板3に対し斜めにヒ素を注入することで、
ヒ素をサイドウォール29,30の下側まで注入して、
高不純物濃度部27a,28aを形成する。この結果、
第2のトランジスタ2の低不純物濃度部(n-型領域)
27b,28bの幅を第1のトランジスタ1の低不純物
濃度部(n-型領域)7b,8bの幅よりも小さくでき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のMOSトランジ
スタを有する半導体装置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】集積回路(IC)の集積度を向上させる
ために、現在まで、ICを構成するトランジスタのサイ
ズを小さくしてきたが、各トランジスタに加わる電源電
圧が一定(例えば5V)の場合、トランジスタのサイズ
の小型化に伴ってトランジスタのチャネルに加わる実効
的な電界が上昇し、トランジスタの信頼性に影響を及ぼ
すという問題が生ずる。トランジスタのサイズの小型化
に伴ってチャネルに加わる実効的な電圧が上昇するのを
抑えるために、近年、ICを構成するNチャネルMOS
トランジスタの1つがLDD構造となっている半導体装
置が案出された。さらに、外部電源電圧(5V)と内部
電源電圧(例えば3.3V)との異なる電源電圧を1つ
のICチップに用い、低消費電力化を図る要求が高まっ
てきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の要求を満たすた
めには、IC内で各電源電圧に応じたMOSトランジス
タの構造を提供する必要がある。このための一手段とし
て、従来では、特開平3−180058号に開示のよう
に電源電圧などに応じてサイドウォールスペーサの幅を
複数種のMOSトランジスタごとに変え、これにより、
ソース,ドレイン領域(n+型領域)の低不純物濃度部
(n-型領域)の幅をMOSトランジスタごとに変えた
LDD構造の半導体装置が提案されている。すなわち、
この半導体装置は、電源電圧の異なる複数種のMOSト
ランジスタの構造を作製するに際し、先づ基板上にゲー
ト酸化膜を介してゲート電極を形成し、該ゲート電極と
自己整合させて低不純物濃度領域(n-型領域)を形成
する。しかる後、ゲート電極の側壁にサイドウォールを
形成するが、このサイドウォールの幅を複数種類のMO
Sトランジスタごとに変えて形成する。次いで、サイド
ウォールとゲート電極とをマスクとしてソース領域,ド
レイン領域の高不純物濃度部(n+型領域)を自己整合
法により形成する。このように、複数種類のMOSトラ
ンジスタごとにサイドウォールを幅を変えて形成した結
果、ソース領域,ドレイン領域の高不純物濃度部の幅を
複数種類のトランジスタごとに変えることができ、これ
により低不純物濃度部(n-型領域)の幅を複数種類の
トランジスタごとに変えることができる。
【0004】このように、上述の半導体装置では、複数
種類のMOSトランジスタのいずれにおいても、サイド
ウォールの幅を変えて形成する必要があり、また、低不
純物濃度部(n-型領域)の幅をサイドウォールの幅だ
けに基づき制御して変えているので、n-型領域を精度
良く形成するためには、全てのMOSトランジスタにお
いてサイドウォールを精度良く形成する必要がある。し
かしながら、一般に、サイドウォールを精度良く形成す
るのは難しく、従って、従来では、n-型領域を精度良
く形成するのが難しいという問題があった。また、当業
者間には、さらに他の手段によっても最適化を図ること
ができ、設計,製造の自由度の高い半導体装置が望まれ
ている。
【0005】本発明は、電源電圧などが異なる複数種の
MOSトランジスタの構造の最適化を設計,製造の自由
度を高めてかつ容易に実現することが可能であって、さ
らに、複数種のMOSトランジスタの低不純物濃度部の
幅をサイドウォールの幅に基づき制御して変える場合に
も、サイドウォールの幅を精度良く形成することがで
き、これにより低不純物濃度部の幅を精度良く形成する
ことの可能な半導体装置およびその製造方法を提供する
ことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するの
に、請求項1記載の発明は、少なくとも1つの種類のM
OSトランジスタのソース領域およびドレイン領域の低
不純物濃度部の幅が、他の種類のMOSトランジスタの
ソース領域およびドレイン領域の低不純物濃度部の幅と
異なっていることを特徴としている。この場合、高い電
源電圧用のMOSトランジスタの低不純物濃度部の幅を
長めに、比較的低い電源電圧用のMOSトランジスタの
低不純物濃度部の幅を短めに設計することにより、複数
種類の電源電圧を1つのICチップに用いる場合にも、
LDD構造の最適化を図ることができ、各電源電圧に応
じたMOSトランジスタの信頼性を高め、充分な電流駆
動能力を確保することができる。
【0007】また、請求項2記載の発明は、少なくとも
1つの種類のMOSトランジスタのソース領域およびド
レイン領域の低不純物濃度部の不純物濃度が、他の種類
のMOSトランジスタのソース領域およびドレイン領域
の低不純物濃度部の不純物濃度と異なっていることを特
徴としている。この場合、高い電源電圧用のMOSトラ
ンジスタの低不純物濃度部の濃度を低く、比較的低い電
源電圧用のMOSトランジスタの低不純物濃度部の濃度
を高めに設計することにより、複数種類の電源電圧を1
つのICチップに用いる場合にも、LDD構造の最適化
を図ることができ、各電源電圧に応じたMOSトランジ
スタの信頼性を高め、充分な電流駆動能力を確保するこ
とができる。
【0008】また、請求項3記載の発明は、少なくとも
1つの種類のMOSトランジスタのソース領域およびド
レイン領域の低不純物濃度部の幅および不純物濃度が、
他の種類のMOSトランジスタのソース領域およびドレ
イン領域の低不純物濃度部の幅および不純物濃度と異な
っていることを特徴としている。これにより、製造上の
プロセスマージンを充分に確保することができる。
【0009】また、請求項4乃至請求項5記載の発明
は、低不純物濃度部の幅がサイドウォールの幅だけに基
づいて制御されるのを回避している。これにより、サイ
ドウォールの幅が精度良く作成されない場合であって
も、低不純物濃度部の幅を精度良くすることができる。
【0010】また、請求項6記載の発明は、基板上にゲ
ート絶縁膜を介してゲート電極を形成する工程と、ゲー
ト電極と自己整合させて基板にソース領域およびドレイ
ン領域の低不純物濃度領域を形成する工程と、低不純物
濃度領域を形成後、サイドウォールの材料となるべきサ
イドウォール用膜を形成する工程と、一部のトランジス
タ上のサイドウォール用膜の膜厚を薄くする工程と、サ
イドウォール用膜を全面エッチバックしてサイドウォー
ルを形成する工程と、サイドウォールおよびゲート電極
をマスクとしてソース領域およびドレイン領域の高不純
物濃度部を不純物の注入により形成する工程とを有して
いることを特徴としている。これにより、サイドウォ−
ルの幅を精度良くかつ容易に形成することができ、複数
種のMOSトランジスタの低不純物濃度部の幅をサイド
ウォ−ルの幅に基づき制御して変える場合にも、低不純
物濃度部の幅を精度良く形成することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、以下の説明では、便宜上、半導体装置は、
複数のMOSトランジスタが全てNチャネル型のもので
あるとし、また、各実施例において互いに対応する箇所
では便宜上同じ符号を付している。図1は本発明に係る
半導体装置の第1の実施例の構成図である。図1を参照
すると、この半導体装置は、P型シリコン基板3に、外
部電源電圧(例えば5V)用の第1のNチャネルMOS
トランジスタ1と、内部電源電圧(例えば3.3V)用
の第2のNチャネルMOSトランジスタ2とが形成さ
れ、各トランジスタ1,2は、フィールド絶縁膜(例え
ばSiO2膜)4によって素子間分離がなされている。
ここで、第1のNチャネルMOSトランジスタ1は、P
型シリコン基板3上にゲート絶縁膜(例えばゲート酸化
膜)5を介してゲート電極6が形成され、また、このゲ
ート電極6の両側壁にはサイドウォールスペーサ9,1
0が設けられ、さらに、サイドウォールスペーサ9,1
0の下側の部分にはゲート電極6をマスクとしてソース
領域7およびドレイン領域8のn-型の低不純物濃度部
7b,8bがそれぞれ自己整合法により形成され、低不
純物濃度部7b,8bに接してソース領域7およびドレ
イン領域8のn+型の高不純物濃度部7a,8aが形成
されて、LDD構造のものとなっている。
【0012】また、第2のNチャネルMOSトランジス
タ2も、第1のNチャネルMOSトランジスタ1と同様
に、P型シリコン基板3上にゲート絶縁膜(例えばゲー
ト酸化膜)25を介してゲート電極26が形成され、ま
た、このゲート電極26の両側壁にはサイドウォールス
ペーサ29,30が設けられ、さらに、サイドウォール
スペーサ29,30の下側の部分にはゲート電極26を
マスクとしてソース領域27およびドレイン領域28の
-型の低不純物濃度部27b,28bがそれぞれ自己
整合法により形成され、低不純物濃度部27b,28b
に接してソース領域27およびドレイン領域28のn+
型の高不純物濃度部27a,28aが形成されて、LD
D構造のものとなっている。
【0013】ところで、この第1の実施例では、第1の
NチャネルMOSトランジスタ1のソース領域7および
ドレイン領域8のn-型の低不純物濃度部7b,8bの
幅Aと第2のNチャネルMOSトランジスタ2のソース
領域27およびドレイン領域28のn-型の低不純物濃
度部27b,28bの幅Bとがそれぞれ異なっている。
すなわち、5V用の第1のNチャネルMOSトランジス
タ1のチャネル領域には、3.3V用の第2のNチャネ
ルMOSトランジスタ2のチャネル領域に比べて高い電
界が加わるので、この影響を抑えるため、低不純物濃度
部7b,8bの幅Aは、低不純物濃度部27b,28b
の幅Bよりも大きくなっている。但し、この第1の実施
例においては、サイドウォールスペーサ9,10とサイ
ドウォールスペーサ29,30とを互いに同じ幅のもの
にすることができる。勿論、互いに異なる幅のものにす
ることもできる。換言すれば、幅Aと幅Bとは、サイド
ウォールスペーサ9,10,29,30の幅によっては
直接的には規定されない。
【0014】図2(a)乃至(c)は第1の実施例の半
導体装置の製造工程を示す図である。この製造例では、
先づ、図2(a)に示すように、P型シリコン基板3上
にゲート絶縁膜5,25を介して、3000Åの厚さの
ポリシリコン層を堆積し、これをパターニングしてゲー
ト電極6,26を形成する。しかる後、基板3にリンを
ドーズ量2E13/cm2で注入し、各ゲート電極6,
26をマスクとしてn-型の低不純物濃度領域7b,8
b,27b,28bを自己整合法により形成し、この上
にHTO膜を2500Åの厚さに堆積し、これをエッチ
バックしてサイドウォールスペーサ9,10,29,3
0を形成する。
【0015】次いで、図2(b)に示すように、第2の
NチャネルMOSトランジスタ2となるべき部分の上を
レジスト41で覆い、第1のNチャネルMOSトランジ
スタ1のソース領域7およびドレイン領域8のn+型の
高不純物濃度部7a,8aとなるべき部分に、基板3と
垂直(矢印VTで図示)に、ヒ素をドース量6E15/
cm2で注入する。これにより、ゲート電極6およびサ
イドウォール9,10をマスクとしてn+型の高不純物
濃度部7a,8aを自己整合法により形成することがで
きる。
【0016】次いで、図2(c)に示すように、第1の
NチャネルMOSトランジスタ1となるべき部分の上を
レジスト41で覆い、第2のNチャネルMOSトランジ
スタ2のソース領域27およびドレイン領域28の高不
純物濃度部27a,28aとなるべき部分に、基板3に
対し斜め(矢印OBで図示)に(例えば45°の角度
で)、ヒ素をドース量6E15/cm2で注入する。ヒ
素を基板3に対して斜めに注入することで、サイドウォ
ール29,30の下側までヒ素が注入され、これによ
り、ヒ素を基板3に対して垂直に注入して形成される第
1のNチャネルMOSトランジスタ1のソース領域7お
よびドレイン領域8の高不純物濃度部7a,8aの幅に
比べて、ソース領域27およびドレイン領域28の高不
純物濃度部27a,28aの幅を大きくすることができ
る。この結果、第2のNチャネルMOSトランジスタ2
の低不純物濃度部(n-型領域)27b,28bの幅B
を第1のNチャネルMOSトランジスタ1の低不純物濃
度部(n-型領域)7b,8bの幅Aよりも小さくする
ことができ、最終的に図1の構成の半導体装置を作製す
ることができる。実際、幅Aを0.25μm,幅Bを
0.15μmにすることができ、幅Bを幅Aよりも0.
1μm小さくすることができた。このように、サイドウ
ォールを幅を変えて形成せずとも、幅A,Bを互いに相
違させることができる。なお、上記例では、第2のNチ
ャネルMOSトランジスタ2のn+型の高不純物濃度部
27a,28aとなるべき部分に、基板3に対して45
°の角度でヒ素を注入するとしたが、この角度について
はサイドウォール29,30の幅などに応じて任意に変
えることができる。同様に、第1のNチャネルMOSト
ランジスタ1のn+型の高不純物濃度部7a,8aとな
るべき部分についても、サイドウォール9,10の幅な
どに応じ、基板3に対して任意の角度で斜めにヒ素を注
入することもできる。例えば、高不純物濃度部7a,8
aとなるべき部分に基板3に対し80°の角度でヒ素を
注入し、高不純物濃度部27a,28aとなるべき部分
に基板3に対し35°の角度でヒ素を注入するようにし
ても良い。換言すれば、この第1の実施例では、サイド
ウォールスペーサ9,10,29,30を形成した結
果、サイドウォールスペーサ9,10と29,30との
間に寸法誤差等があり、これらの幅が設計通りのものと
なっていない場合でも、ヒ素の注入角度を制御すること
によって、幅A,Bを精度良く形成することができる。
【0017】図3は本発明に係る半導体装置の第2の実
施例の構成図である。図3の半導体装置も図1の半導体
装置とほぼ同様の構成となっているが、図3の半導体装
置では、さらに層間絶縁膜42が形成されている。図4
(a)乃至(d)は第2の実施例の半導体装置の製造工
程例を示す図である。この製造例では、先づ、図4
(a)に示すように、P型シリコン基板3上にゲート絶
縁膜5,25を介して、3000Åの厚さのポリシリコ
ン層を堆積し、これをパターニングしてゲート電極6,
26を形成する。しかる後、基板3にリンをドーズ量2
E13/cm2で注入し、各ゲート電極6,26をマス
クとして低不純物濃度領域(n-型領域)7b,8b,
27b,28bを自己整合法により形成し、この上にH
TO膜を1500Åの厚さに堆積し、これをエッチバッ
クしてサイドウォールスペーサ9,10,29,30を
形成する。
【0018】次いで、図4(b)に示すように、第1の
NチャネルMOSトランジスタ1となるべき部分の上を
レジスト41で覆い、第2のNチャネルMOSトランジ
スタ2のソース領域27およびドレイン領域28の高不
純物濃度部27a,28aとなるべき部分に、基板3と
垂直(矢印VTで図示)に、ヒ素をドース量6E15/
cm2で注入する。これにより、ゲート電極26および
サイドウォール29,30をマスクとしてn+型の高不
純物濃度部27a,28aを自己整合法により形成する
ことができる。
【0019】次いで、図4(c)に示すように、レジス
ト41を除去した後、ゲート電極6とメタル配線との層
間絶縁膜となる材料(BPSG)42を6000Åの厚
さに堆積し、この材料に対し、リソグラフィー,ドライ
エッチング工程により、ソース領域およびドレイン領域
7,8,27,28とメタル配線との接続をするための
コンタクトホールを形成する。その後、図4(d)に示
すように、第2のNチャネルMOSトランジスタ2とな
るべき部分の上をレジスト41で覆い、第1のNチャネ
ルMOSトランジスタ1の高不純物濃度部7a,8aと
なるべき部分に、基板3と垂直(矢印VTで図示)に、
ヒ素をドース量6E15/cm2で注入する。これによ
り、コンタクトホールを通してヒ素が注入され、n+
の高不純物濃度部7a,8aを形成することができる。
第1のMOSトランジシタ1については、ヒ素をコンタ
クトホールを通して注入することにより、第1のNチャ
ネルMOSトランジスタ1の高不純物濃度部7a,8a
の幅に比べて、高不純物濃度部27a,28aの幅は大
きくなる。この結果、第2のNチャネルMOSトランジ
スタ2の低不純物濃度部(n-型領域)27b,28b
の幅Bを第1のNチャネルMOSトランジスタ1のn-
型の低不純物濃度部7b,8bの幅Aよりも小さくする
ことができ、最終的に図3の構成の半導体装置を作製す
ることができる。実際、コンタクホールのエッジをサイ
ドウォールから0.1μmの位置に形成しておくことに
より、幅Aが0.25μm,幅Bが0.15μmで、そ
の差が0.1μmの異なる2種のNチャネルMOSトラ
ンジスタ1,2を得ることができた。なお、上記例で
は、第1のトランジスタ1,第2のトランジスタ2のい
ずれについても基板3に対して垂直にヒ素を注入してソ
ース・ドレイン領域を作成したが、いずれか一方,ある
いは両方のトランジスタにおいて基板3に対して斜めに
ヒ素を注入してソース・ドレイン領域を作成しても良
い。
【0020】図5は本発明に係る半導体装置の第3の実
施例の構成図である。図5の半導体装置では、前述した
第1,第2の実施例と異なり、基本的には幅A,Bがサ
イドウォ−ル9,10,29,30の幅により制御され
る構成となっている。図6(a)乃至(d)は第3の実
施例の半導体装置の製造工程例を示す図である。この製
造例では、先づ、図6(a)に示すように、P型シリコ
ン基板3上にゲート絶縁膜5,25を介して、3000
Åの厚さのポリシリコン層を堆積し、これをパターニン
グしてゲート電極6,26を形成する。しかる後、基板
3にリンをドーズ量2E13/cm2で注入し、各ゲー
ト電極6,26をマスクとしてn-型の低不純物濃度領
域7b,8b,27b,28bを自己整合法により形成
する。
【0021】次いで、図6(b)に示すように、この上
にHTO膜43を2500Åの厚さに堆積し、第1のN
チャネルMOSトランジスタ1となるべき部分の上をレ
ジスト41で覆う。しかる後、図6(c)に示すよう
に、第2のNチャネルMOSトランジスタ2上のHTO
膜43を等方性ドライエッチングで1000Åエッチン
グし、その残膜厚を1500Åとする。次いで、レジス
ト41を除去し、HTO膜43を異方性ドライエッチン
グでエッチングして、第1のトランジスタ1のゲート電
極6の側壁に幅Cのサイドウオール9,10を形成し、
また、第2のトランジスタ2のゲート電極26の側壁に
幅Dのサイドウオール29,30を形成する。次いで、
図6(d)に示すように、第1のトランジスタ1の高不
純物濃度部7a,8aとなるべき部分,および第2のト
ランジスタ2の高不純物濃度部27a,28aとなるべ
き部分に、基板3と垂直(矢印VTで図示)に、ヒ素を
ドース量6E15/cm2で注入する。これにより、ゲ
ート電極6およびサイドウォール9,10をマスクとし
てn+型の高不純物濃度部7a,8aを自己整合法によ
り形成することができ、また、ゲート電極26およびサ
イドウォール29,30をマスクとしてn+型の高不純
物濃度部27a,28aを自己整合法により形成するこ
とができる。ここで、サイドウォール29,30の幅D
(Aとほぼ同じ)は、サイドウォール9,10の幅C
(Bとほぼ同じ)に比べて狭いので、第1のNチャネル
MOSトランジスタ1の高不純物濃度部7a,8aの幅
に比べて、高不純物濃度部27a,28aの幅は大きく
なる。この結果、第2のNチャネルMOSトランジスタ
2のn-型の低不純物濃度部27b,28bの幅Bを第
1のNチャネルMOSトランジスタ1のn-型の低不純
物濃度部7b,8bの幅Aよりも小さくすることがで
き、最終的に図5の構成の半導体装置を作製することが
できる。この第3の実施例では、第1のトランジスタ1
上の2500Åの膜厚のHTO膜部分と第2のトランジ
スタ2上の1500Åの膜厚のHTO膜部分とをエッチ
ングすることにより得られる第1のトランジスタ1のサ
イドウォール9,10の幅Cと第2のトランジスタ2の
サイドウォール29,30の幅Dとは、それぞれ約25
00Åであり、この差が、そのまま、幅Aと幅Bの差と
なる。この実施例では、幅Aが0.25μm,幅Bが
0.15μmであり、その差が0.1μmであった。
【0022】このように上記各実施例のいずれの場合
も、低不純物濃度部27b,28bの幅Bを0.15μ
m、低不純物濃度部7b,8bの幅Aを0.25μmと
することができ、幅Bを幅Aよりも約0.1μm小さく
することができた。
【0023】図7は本発明に係る半導体装置の第4の実
施例の構成図である。上述した第1乃至第3の実施例で
は、第1のNチャネルMOSトランジスタ1のn-型の
低不純物濃度部7b,8bの幅Aと第2のNチャネルM
OSトランジスタ2のn-型の低不純物濃度部27b,
28bの幅Bとがそれぞれ相違した構成となっている
が、この第4の実施例では、n-型の低不純物濃度部7
b,8bの不純物濃度と低不純物濃度部27b,28b
の不純物濃度とが互いに相違した構成となっている。す
なわち、第1のトランジスタ1の低不純物濃度部7b,
8bの不純物濃度は、第2のトランジスタ2の低不純物
濃度部27b,28bの不純物濃度よりも低い濃度とな
っている。具体的には、第1のトランジスタ1の低不純
物濃度部7b,8bの不純物濃度は、5E12/cm2
であり、第2のトランジスタ2の低不純物濃度部27
b,28bの不純物濃度は、2E13/cm2となって
いる。
【0024】図8(a)乃至(d)は第4の実施例の半
導体装置の製造工程を示す図である。この製造例では、
先づ、図8(a)に示すように、P型シリコン基板3上
にゲート絶縁膜5,25を介して、3000Åの厚さの
ポリシリコン層を堆積し、これをパターニングしてゲー
ト電極6,26を形成する。しかる後、基板3にリンを
ドーズ量5E12/cm2で注入する。次いで、図8
(b)に示すように、第1のMOSトランジスタ1上を
レジスト41で覆い、しかる後、基板3に再びリンをド
ース量1.5E13/cm2で注入し、これにより、各
ゲート電極6をマスクとしてリンがドース量5E12/
cm2で注入されたn-型の低不純物濃度領域7b,8b
と、ゲート電極26をマスクとしてリンがドース量2E
13/cm2で注入された低不純物濃度領域27b,2
8bとが形成される。続いて、図8(c)に示すよう
に、HTO膜を2500Åの厚さに堆積し、これをエッ
チバックしてサイドウォールスペーサ9,10,29,
30を形成する。
【0025】次いで、図8(d)に示すように、基板3
と垂直(矢印VTで図示)に、ヒ素をドース量6E15
/cm2で注入する。これにより、ゲート電極6,26
およびサイドウォール9,10,29,30をマスクと
してn+型の高不純物濃度部7a,8a,27a,28
aを自己整合法により形成することができる。この結
果、低不純物濃度部(n-型領域)7a,7bと低不純
物濃度部(n-型領域)27a,27bとは幅が同じで
あるが、不純物濃度が互いに異なっている半導体装置を
作製することができる。この第4の実施例の半導体装置
では、外部電源電圧(5V)用の第1のNチャネルMO
Sトランジスタ1の低不純物濃度部7a,8bの不純物
濃度が、内部電源電圧(3.3V)用の第2のNチャネ
ルMOSトランジスタ2の低不純物濃度部27a,27
bの不純物濃度よりも低く設定されているので、これに
より、各電源電圧に応じたNチャネルMOSトランジス
タの信頼性を高め、充分な電流駆動能力を確保すること
ができる。
【0026】ところで、NチャネルMOSトランジスタ
の最も重要な信頼性はチャネルで発生するホットキャリ
アが原因となる特性劣化をいかに抑えるかにかかってい
る。ホットキャリアはドレイン近傍の高電界の部分で起
きるインパクトイオン化によって生じたエレクトロンが
ゲートの酸化膜のエネルギー障壁を越えるエネルギーを
もったものであり、同時に、同量のホールも発生する。
ホールは基板電流Isubとして測定されるので、この基
板電流量IsubがNチャネルMOSトランジスタの劣化
耐性を予測するのに簡便なモニターとなる。LDD構造
はドレイン近傍の電界を緩和するために考案された構造
であり、構造上のパラメータはn-型の低不純物濃度部
の幅と濃度である。図9は低不純物濃度部の幅をパラメ
ータにしたときの基板電流量Isubの変化を示した図で
あり、図10は低不純物濃度部の濃度をパラメータにし
たときの基板電流量Isubの変化を示す図である。ま
た、このとき、基板電流量Isubと同時にトランジスタ
の電流駆動能力の指標である飽和電流Idsatも変化す
る。従って、LDD構造の最適化を行なうにはIsub
Idsatの値を両方満足するように行なわなければなら
ない。ここで、電源電圧が1つの場合には上記の最適値
は1つ存在するだけであるが、外部電源電圧と内部電源
電圧を1つのICチップに用いる場合には、Nチャネル
MOSトランジスタの構造をそれぞれの電源電圧に応じ
た構造にする必要がある。上記各実施例の半導体装置で
は、前述したように、この最適化を図ることができ、さ
らに従来に比べて、その最適化を設計、製造の自由度を
高めてかつ容易に実現することができる。
【0027】また、上述の第3の実施例では、サイドウ
ォ−ルの幅を精度良くかつ容易に形成することができ、
複数種のMOSトランジスタの低不純物濃度部の幅をサ
イドウォ−ルの幅に基づき制御して変える場合にも、低
不純物濃度部の幅を精度良く形成することができる。ま
た、上述の各実施例では、幅または濃度のいずれか1つ
を相違させたが、幅と濃度とを組み合せ、これら両方に
ついて相違させても良く、これにより、製造上のプロセ
スマ−ジンを充分に確保することができる。
【0028】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1記載の
発明によれば、少なくとも1つの種類のMOSトランジ
スタのソース領域およびドレイン領域の低不純物濃度部
の幅が、他の種類のMOSトランジスタのソース領域お
よびドレイン領域の低不純物濃度部の幅と異なってお
り、高い電源電圧用のMOSトランジスタの低不純物濃
度部の幅を長めに、比較的低い電源電圧用のMOSトラ
ンジスタの低不純物濃度部の幅を短めに設計することに
より、複数種類の電源電圧を1つのICチップに用いる
場合にも、LDD構造の最適化を図ることができ、各電
源電圧に応じたMOSトランジスタの信頼性を高め、充
分な電流駆動能力を確保することができる。
【0029】また、請求項2記載の発明によれば、少な
くとも1つの種類のMOSトランジスタのソース領域お
よびドレイン領域の低不純物濃度部の不純物濃度が、他
の種類のMOSトランジスタのソース領域およびドレイ
ン領域の低不純物濃度部の不純物濃度と異なっており、
高い電源電圧用のMOSトランジスタの低不純物濃度部
の濃度を低く、比較的低い電源電圧用のMOSトランジ
スタの低不純物濃度部の濃度を高めに設計することによ
り、複数種類の電源電圧を1つのICチップに用いる場
合にも、LDD構造の最適化を図ることができ、各電源
電圧に応じたMOSトランジスタの信頼性を高め、充分
な電流駆動能力を確保することができる。
【0030】また、請求項3記載の発明によれば、少な
くとも1つの種類のMOSトランジスタのソース領域お
よびドレイン領域の低不純物濃度部の幅および不純物濃
度が、他の種類のMOSトランジスタのソース領域およ
びドレイン領域の低不純物濃度部の幅および不純物濃度
と異なっているので、製造上のプロセスマージンを充分
に確保することができる。
【0031】また、請求項4乃至請求項5記載の発明に
よれば、低不純物濃度部の幅がサイドウォールの幅だけ
に基づいて制御されるのを回避し、これによりサイドウ
ォールの幅が精度良く作成されない場合であっても、低
不純物濃度部の幅を精度良くすることができる。
【0032】また、請求項6記載の発明によれば、低不
純物濃度領域を形成後、サイドウォールの材料となるべ
きサイドウォール用膜を形成し、一部のトランジスタ上
のサイドウォール用膜の膜厚を薄くし、前記サイドウォ
ール用膜を全面エッチバックしてサイドウォールを形成
し、サイドウォールおよびゲート電極をマスクとしてソ
ース領域およびドレイン領域の高不純物濃度部を不純物
の注入により形成するようになっているので、サイドウ
ォ−ルの幅を精度良くかつ容易に形成することができ、
複数種のMOSトランジスタの低不純物濃度部の幅をサ
イドウォ−ルの幅に基づき制御して変える場合にも、低
不純物濃度部の幅を精度良く形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体装置の第1の実施例の構成
図である。
【図2】(a)乃至(c)は第1の実施例の半導体装置
の製造工程例を示す図である。
【図3】本発明に係る半導体装置の第2の実施例の構成
図である。
【図4】(a)乃至(d)は第2の実施例の半導体装置
の製造工程例を示す図である。
【図5】本発明に係る半導体装置の第3の実施例の構成
図である。
【図6】(a)乃至(d)は第3の実施例の半導体装置
の製造工程例を示す図である。
【図7】本発明に係る半導体装置の第4の実施例の構成
図である。
【図8】(a)乃至(d)は第4の実施例の半導体装置
の製造工程例を示す図である。
【図9】低不純物濃度部の幅をパラメータにしたときの
基板電流量の変化を示す図である。
【図10】低不純物濃度部の濃度をパラメータにしたと
きの基板電流量の変化を示す図である。
【符号の説明】
1,2 NチャネルMOSト
ランジスタ 3 P型シリコン基板 4 フィールド絶縁膜 5,25 ゲート絶縁膜 6,26 ゲート領域 7,27 ソース領域 8,28 ドレイン領域 9,10,29,30 サイドウォール 7b,8b,27b,28b 低不純物濃度部 7a,8a,27a,28a 高不純物濃度部 41 レジスト 42 層間絶縁膜 43 HTO膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 8617−4M L

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種のMOSトランジスタが混在する
    半導体装置であって、少なくとも1つの種類のMOSト
    ランジスタのソース領域およびドレイン領域の低不純物
    濃度部の幅が、他の種類のMOSトランジスタのソース
    領域およびドレイン領域の低不純物濃度部の幅と異なっ
    ていることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 複数種のMOSトランジスタが混在する
    半導体装置であって、少なくとも1つの種類のMOSト
    ランジスタのソース領域およびドレイン領域の低不純物
    濃度部の不純物濃度が、他の種類のMOSトランジスタ
    のソース領域およびドレイン領域の低不純物濃度部の不
    純物濃度と異なっていることを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 複数種のMOSトランジスタが混在する
    半導体装置であって、少なくとも1つの種類のMOSト
    ランジスタのソース領域およびドレイン領域の低不純物
    濃度部の幅および不純物濃度が、他の種類のMOSトラ
    ンジスタのソース領域およびドレイン領域の低不純物濃
    度部の幅および不純物濃度と異なっていることを特徴と
    する半導体装置。
  4. 【請求項4】 複数種のMOSトランジスタが混在する
    半導体装置の製造方法であって、基板上にゲート絶縁膜
    を介してゲート電極を形成する工程と、ゲート電極と自
    己整合させて基板にソース領域およびドレイン領域の低
    不純物濃度領域を形成する工程と、低不純物濃度領域を
    形成後、ゲート電極の側壁にサイドウォールを形成する
    工程と、サイドウォールを形成後、ゲート電極およびサ
    イドウォールをマスクとしてソース領域およびドレイン
    領域の高不純物濃度部を不純物の注入により形成する際
    に、該不純物の注入角度を複数種変えて、複数種のMO
    Sトランジスタを形成する工程とを有していることを特
    徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 複数種のMOSトランジスタが混在する
    半導体装置の製造方法であって、基板上にゲート絶縁膜
    を介してゲート電極を形成する工程と、ゲート電極と自
    己整合させて基板にソース領域およびドレイン領域の低
    不純物濃度領域を形成する工程と、低不純物濃度領域を
    形成後、ゲート電極の側壁にサイドウォールを形成する
    工程と、サイドウォールを形成後、一部のMOSトラン
    ジスタについてゲート電極およびサイドウォールをマス
    クとしてソース領域およびドレイン領域の高不純物濃度
    部を不純物の注入により形成する工程と、層間絶縁膜を
    被覆しコンタクトホールを形成する工程と、前記一部の
    MOSトランジスタ以外のMOSトランジスタについ
    て、前記コンタクトホールを通してソース領域およびド
    レイン領域の高不純物濃度部を不純物の注入により形成
    する工程とを有していることを特徴とする半導体装置の
    製造方法。
  6. 【請求項6】 複数種のMOSトランジスタが混在する
    半導体装置の製造方法であって、基板上にゲート絶縁膜
    を介してゲート電極を形成する工程と、ゲート電極と自
    己整合させて基板にソース領域およびドレイン領域の低
    不純物濃度領域を形成する工程と、低不純物濃度領域を
    形成後、サイドウォールの材料となるべきサイドウォー
    ル用膜を形成する工程と、一部のトランジスタ上の前記
    サイドウォール用膜の膜厚を薄くする工程と、前記サイ
    ドウォール用膜を全面エッチバックしてサイドウォール
    を形成する工程と、前記サイドウォールおよびゲート電
    極をマスクとしてソース領域およびドレイン領域の高不
    純物濃度部を不純物の注入により形成する工程とを有し
    ていることを特徴とする半導体装置の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5512498A (en) * 1994-01-28 1996-04-30 Sony Corporation Method of producing semiconductor device
JP2010028126A (ja) * 2009-09-14 2010-02-04 Renesas Technology Corp 半導体装置、セルライブラリおよび半導体集積回路の設計方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5512498A (en) * 1994-01-28 1996-04-30 Sony Corporation Method of producing semiconductor device
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