JPH06124641A - 回路遮断器 - Google Patents
回路遮断器Info
- Publication number
- JPH06124641A JPH06124641A JP27003892A JP27003892A JPH06124641A JP H06124641 A JPH06124641 A JP H06124641A JP 27003892 A JP27003892 A JP 27003892A JP 27003892 A JP27003892 A JP 27003892A JP H06124641 A JPH06124641 A JP H06124641A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- actuator
- circuit breaker
- insert hole
- insertion hole
- main cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Breakers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アクチュエータ挿入孔からのアークガスの侵
入を低減して付属装置のアクチュエータやリード線の接
合部やコイルの絶縁不良が防止できると共にアクチュエ
ータの横振れを防止して動作不良を防止する信頼性の高
い回路遮断器を提供する。 【構成】 ベース１ａとこのベースに固定される主カバ
ー１ｂとからなると共に遮断機構を内蔵する遮断器ケー
ス１と、主カバーの前記ベースとは反対側の面１０１に
形成されて前記遮断機構の付属装置２を収容する凹所３
と、主カバーに取付けられて凹所を閉塞する補助カバー
７と、凹所の底面に開口して付属装置のアクチュエータ
５を遮断機構に連繋させるためのアクチュエータ挿入孔
４とを備え、かつアクチュエータ挿入孔４の周囲に連設
されてアークガスの侵入を抑止するガイド壁９を備え
た。
入を低減して付属装置のアクチュエータやリード線の接
合部やコイルの絶縁不良が防止できると共にアクチュエ
ータの横振れを防止して動作不良を防止する信頼性の高
い回路遮断器を提供する。 【構成】 ベース１ａとこのベースに固定される主カバ
ー１ｂとからなると共に遮断機構を内蔵する遮断器ケー
ス１と、主カバーの前記ベースとは反対側の面１０１に
形成されて前記遮断機構の付属装置２を収容する凹所３
と、主カバーに取付けられて凹所を閉塞する補助カバー
７と、凹所の底面に開口して付属装置のアクチュエータ
５を遮断機構に連繋させるためのアクチュエータ挿入孔
４とを備え、かつアクチュエータ挿入孔４の周囲に連設
されてアークガスの侵入を抑止するガイド壁９を備え
た。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、警報スイッチ，補助
スイッチなどの付属装置を備えた回路遮断器に関するも
のである。
スイッチなどの付属装置を備えた回路遮断器に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】図４，図５は例えば実開昭５９−８６６
３９号公報および特開昭５９−１０１７３４号公報に示
された従来の回路遮断器を示す図で、図４は分解斜視
図、図５は図４を組立てて線Ｖ−Ｖで断面した図であ
る。図において、１はベース１ａとこのベース１ａに着
脱自在に固定される主カバー１ｂとからなりかつ遮断機
構（図示せず）を内蔵する遮断器ケース、２は遮断機構
の付属装置で、例えば警報スイッチ，補助スイッチ，電
圧引外し装置，不足電圧引外し装置がある。３は主カバ
ー１ｂのベース１ａとは反対側の面１０１に形成されて
付属装置２を収容する凹所、４は凹所３の底面に開口し
て付属装置２のアクチュエータ５を遮断機構に連繋させ
るためのアクチュエータ挿入孔、６は遮断機構を外部か
ら操作するハンドル、７は凹所３を閉塞する補助カバー
で、ネジ８により主カバー１ｂに着脱自在に取付けられ
る。
３９号公報および特開昭５９−１０１７３４号公報に示
された従来の回路遮断器を示す図で、図４は分解斜視
図、図５は図４を組立てて線Ｖ−Ｖで断面した図であ
る。図において、１はベース１ａとこのベース１ａに着
脱自在に固定される主カバー１ｂとからなりかつ遮断機
構（図示せず）を内蔵する遮断器ケース、２は遮断機構
の付属装置で、例えば警報スイッチ，補助スイッチ，電
圧引外し装置，不足電圧引外し装置がある。３は主カバ
ー１ｂのベース１ａとは反対側の面１０１に形成されて
付属装置２を収容する凹所、４は凹所３の底面に開口し
て付属装置２のアクチュエータ５を遮断機構に連繋させ
るためのアクチュエータ挿入孔、６は遮断機構を外部か
ら操作するハンドル、７は凹所３を閉塞する補助カバー
で、ネジ８により主カバー１ｂに着脱自在に取付けられ
る。
【０００３】このように主カバー１ｂのベース１ａとは
反対側の面１０１に凹所３を形成して、その中に付属装
置を収容することにより、付属装置２を遮断器ケース１
内に収容した場合と比較して、付属装置２の取付けや取
外しの場合に補助カバー７だけを外せばよく、主カバー
１ｂは外す必要がないため、遮断器ケース１内に異物が
侵入したり，遮断機構の部品が脱落したりすることがな
くなり、また遮断機構の開閉接点間に生じるアークによ
り付属装置２が損傷を受けることが少なくなるといった
利点が得られるものである。
反対側の面１０１に凹所３を形成して、その中に付属装
置を収容することにより、付属装置２を遮断器ケース１
内に収容した場合と比較して、付属装置２の取付けや取
外しの場合に補助カバー７だけを外せばよく、主カバー
１ｂは外す必要がないため、遮断器ケース１内に異物が
侵入したり，遮断機構の部品が脱落したりすることがな
くなり、また遮断機構の開閉接点間に生じるアークによ
り付属装置２が損傷を受けることが少なくなるといった
利点が得られるものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の回路遮断器は以
上のように構成されているので、遮断器ケース１の外に
ある凹所３に付属装置２が配置されてアークガスによる
影響を受けにくくなったが、しかしながらアクチュエー
タ挿入孔４からの凹所３へのアークガスの侵入によって
付属装置２のアクチュエータ５やリード線の接合部ある
いはコイル等に絶縁不良が生じるという問題点があっ
た。また、このように付属装置本体が遮断機構と離れて
凹所３に配置される付属装置２においては、アクチュエ
ータ５が通常の付属装置２よりも長くなるために、横振
れによる遮断機構との結合の不良からくる動作不良を起
し易いという欠点があった。
上のように構成されているので、遮断器ケース１の外に
ある凹所３に付属装置２が配置されてアークガスによる
影響を受けにくくなったが、しかしながらアクチュエー
タ挿入孔４からの凹所３へのアークガスの侵入によって
付属装置２のアクチュエータ５やリード線の接合部ある
いはコイル等に絶縁不良が生じるという問題点があっ
た。また、このように付属装置本体が遮断機構と離れて
凹所３に配置される付属装置２においては、アクチュエ
ータ５が通常の付属装置２よりも長くなるために、横振
れによる遮断機構との結合の不良からくる動作不良を起
し易いという欠点があった。
【０００５】この発明はかかる問題点を解消するために
なされたもので、アクチュエータ挿入孔からのアークガ
スの侵入を低減して付属装置のアクチュエータやリード
線接合部，コイル等の絶縁不良が防止できると共にアク
チュエータの横振れによる動作不良が防止できる信頼性
の高い回路遮断器を得ることを目的とする。
なされたもので、アクチュエータ挿入孔からのアークガ
スの侵入を低減して付属装置のアクチュエータやリード
線接合部，コイル等の絶縁不良が防止できると共にアク
チュエータの横振れによる動作不良が防止できる信頼性
の高い回路遮断器を得ることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明に係る回路遮断
器は、アクチュエータ挿入孔の周囲に連設されてアーク
ガス侵入を抑止するガイド壁を備えたものである。
器は、アクチュエータ挿入孔の周囲に連設されてアーク
ガス侵入を抑止するガイド壁を備えたものである。
【０００７】
【作用】この発明においては、アクチュエータ挿入孔の
周囲にガイド壁を連設してあるので、アクチュエータ挿
入孔からのアークガスの侵入が低減されると共にアクチ
ュエータの横振れが防止される。
周囲にガイド壁を連設してあるので、アクチュエータ挿
入孔からのアークガスの侵入が低減されると共にアクチ
ュエータの横振れが防止される。
【０００８】
【実施例】この発明の一実施例を図１〜図３について説
明する。図１は要部縦断側面図、図２は図１の線II−II
の断面図、図３は図２を分解した斜視図であり、前記従
来のものと同一または相当部分には同一符号を付して説
明を省略する。図において、９はアクチュエータ挿入孔
４の周囲に連設されるガイド壁で、アークガスの侵入を
防止する。
明する。図１は要部縦断側面図、図２は図１の線II−II
の断面図、図３は図２を分解した斜視図であり、前記従
来のものと同一または相当部分には同一符号を付して説
明を省略する。図において、９はアクチュエータ挿入孔
４の周囲に連設されるガイド壁で、アークガスの侵入を
防止する。
【０００９】このようにアクチュエータ挿入孔４の周囲
にガイド壁９を連設しておくと、アクチュエータ挿入孔
４がガイド壁９により覆われる形になるのでアクチュエ
ータ挿入孔４からのアークガスの侵入が低減されると共
に、アクチュエータ５がガイド壁９によりガイドされる
のでアクチュエータ５の横振れが防止でき、動作不良も
防止される。さらに、主カバー１ｂのアクチュエータ挿
入孔４の形成部分の強度不良（破損し易くなる）を、ガ
イド壁９の形成により、強度が向上し破損しにくくなる
という効果もある。
にガイド壁９を連設しておくと、アクチュエータ挿入孔
４がガイド壁９により覆われる形になるのでアクチュエ
ータ挿入孔４からのアークガスの侵入が低減されると共
に、アクチュエータ５がガイド壁９によりガイドされる
のでアクチュエータ５の横振れが防止でき、動作不良も
防止される。さらに、主カバー１ｂのアクチュエータ挿
入孔４の形成部分の強度不良（破損し易くなる）を、ガ
イド壁９の形成により、強度が向上し破損しにくくなる
という効果もある。
【００１０】
【発明の効果】以上のように、この発明によればアクチ
ュエータ挿入孔からのアークガスの侵入を低減して付属
装置のアクチュエータやリード線端子の絶縁不良が防止
できると共にアクチュエータの横振れを防止して動作不
良を防止する信頼性の高いものが得られるという効果が
ある。
ュエータ挿入孔からのアークガスの侵入を低減して付属
装置のアクチュエータやリード線端子の絶縁不良が防止
できると共にアクチュエータの横振れを防止して動作不
良を防止する信頼性の高いものが得られるという効果が
ある。
【図１】この発明の一実施例を示す要部縦断側面図であ
る。
る。
【図２】図１の線II−IIの断面図である。
【図３】図２を分解した斜視図である。
【図４】従来の回路遮断器を示す分解斜視図である。
【図５】図４を組立てて線Ｖ−Ｖで断面した図である。
１ 遮断器ケース １ａ ベース １ｂ 主カバー １０１ 主カバーのベースとは反対側の面 ２ 付属装置 ３ 凹所 ４ アクチュエータ挿入孔 ５ アクチュエータ ７ 補助カバー ９ ガイド壁
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成５年３月１１日
【手続補正１】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図４
【補正方法】変更
【補正内容】
【図４】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鐘尾 茂 福山市緑町１番８号 三菱電機株式会社福 山製作所内
Claims (1)
- 【請求項１】 ベースとこのベースに固定される主カバ
ーとからなると共に遮断機構を内蔵する遮断器ケース、
前記主カバーの前記ベースとは反対側の面に形成されて
前記遮断機構の付属装置を収容する凹所、前記主カバー
に取付けられて前記凹所を閉塞する補助カバー、および
前記凹所の底面に開口して前記付属装置のアクチュエー
タを前記遮断機構に連繋させるためのアクチュエータ挿
入孔を備えた回路遮断器において、 前記アクチュエータ挿入孔の周囲に連設されてアークガ
スの侵入を抑止するガイド壁を備えたことを特徴とする
回路遮断器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27003892A JPH06124641A (ja) | 1992-10-08 | 1992-10-08 | 回路遮断器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27003892A JPH06124641A (ja) | 1992-10-08 | 1992-10-08 | 回路遮断器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06124641A true JPH06124641A (ja) | 1994-05-06 |
Family
ID=17480669
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27003892A Pending JPH06124641A (ja) | 1992-10-08 | 1992-10-08 | 回路遮断器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06124641A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20120189644A1 (en) * | 2009-04-29 | 2012-07-26 | Bayer Pharma Aktiengesellschaft | Anti-mesothelin immunoconjugates and uses therefor |
| CN104826694A (zh) * | 2015-05-05 | 2015-08-12 | 长江大学 | 多功能碎石机 |
-
1992
- 1992-10-08 JP JP27003892A patent/JPH06124641A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20120189644A1 (en) * | 2009-04-29 | 2012-07-26 | Bayer Pharma Aktiengesellschaft | Anti-mesothelin immunoconjugates and uses therefor |
| CN104826694A (zh) * | 2015-05-05 | 2015-08-12 | 长江大学 | 多功能碎石机 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6160470A (en) | Circuit breaker | |
| EP1650777B1 (en) | Electric-circuit-containing box | |
| US6211759B1 (en) | Ionized gas deflector for a molded case circuit breaker | |
| JPH06124641A (ja) | 回路遮断器 | |
| KR20020090871A (ko) | 회로차단기의 방진구조 | |
| JP2002324478A (ja) | ヒューズ付電磁リレー | |
| JP2550102B2 (ja) | 回路遮断器 | |
| US6838960B2 (en) | Circuit breaker | |
| EP0206249A2 (en) | Circuit breaker | |
| US20020145340A1 (en) | Protecting device | |
| US5051540A (en) | Housing for an electromechanical component | |
| JP4483130B2 (ja) | 開閉装置の消弧機構 | |
| JPH06124639A (ja) | 回路遮断器 | |
| JPH06139901A (ja) | 回路遮断器の付属装置 | |
| JP3265785B2 (ja) | 電気機器の端子部構造 | |
| JPH0741079Y2 (ja) | 回路しや断器 | |
| KR930006386Y1 (ko) | Dc 전원 개폐용 스위치 장치 | |
| GB2285889A (en) | Circuit breaker | |
| JPH06139900A (ja) | 回路遮断器 | |
| JPH0751707Y2 (ja) | 全閉型開閉器 | |
| JP2003297193A (ja) | 開閉器 | |
| KR890003416Y1 (ko) | 회로차단기 | |
| JPH07282672A (ja) | 開閉器の端子導体構造 | |
| JPH06139909A (ja) | 保護継電装置 | |
| JPH06310011A (ja) | 電磁開閉器 |