JPH06139909A - 保護継電装置 - Google Patents

保護継電装置

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JPH06139909A
JPH06139909A JP28474392A JP28474392A JPH06139909A JP H06139909 A JPH06139909 A JP H06139909A JP 28474392 A JP28474392 A JP 28474392A JP 28474392 A JP28474392 A JP 28474392A JP H06139909 A JPH06139909 A JP H06139909A
Authority
JP
Japan
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information output
output terminal
circuit section
drive
section
Prior art date
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Pending
Application number
JP28474392A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotada Higashihama
弘忠 東浜
Junichi Matsuda
純一 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ノイズの影響を回避するとともに大型化する
のを抑制できる保護継電装置の提供。 【構成】 電子回路部18を、電路の電流を検知して駆動
部17を駆動する駆動回路部19と、電路の情報を器体10の
外面に配設したところの情報出力端子台14に設けた情報
出力端子15へ出力する情報出力回路部20に分離するとと
もに、情報出力回路部20を情報出力端子台14に収容し、
器体10と情報出力端子台14の間に非磁性金属材料製の遮
蔽板24を介在させて情報出力回路部20を外部ノイズから
遮蔽した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回路遮断器や漏電遮断
器等の保護継電装置、特に情報出力端子を有する保護継
電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の3極型の回路遮断器として、図
4及び図5に示す構成のものが存在する。図において、
10はプラスチック製の器体で、ボディ11とカバー12より
なり、電路端子13,13,─を有し、情報出力端子15,15 を
設けた情報出力端子台14を外面に配設している。この器
体10内には、各電路毎に接点部 (図示せず) と、接点部
を開閉動作せしめる駆動部17と、電子回路部18等が収容
されている。21は電子回路部18と情報出力端子15,15 と
を接続するリード線、22は接点部を手動にて開閉動作さ
せるためのハンドルである。
【0003】電子回路部18は、プリント配線板にマイコ
ンその他の半導体素子やリレー等が搭載され、電路の電
流を検知してそれが所定値になったとき駆動部17を駆動
し、かつ電路の情報を情報出力端子15,15 へ出力するよ
うに機能する。これにより、電路の電流値、ハンドルの
状態、トリップ動作の有無、さらには保護継電装置が漏
電遮断器である場合には漏電電流値等を知ることができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した保護継電装置
は、マイコンその他の半導体素子を用いているため、接
点部のオンオフ動作時に発生するノイズや外部からのノ
イズの影響を受けて種々の判定回路等が誤動作すること
がある。なお、ノイズには、電界ノイズと磁界ノイズが
あるが、通常電界ノイズの影響の方が大きい。
【0005】そこで、電子回路部を金属材料製のケース
で覆うとノイズ遮蔽効果をもたらすことがてきる。しか
し、この種の電子回路はマイコンやリレー等の大型部品
を搭載しているため、これを金属材料製のケースで覆う
ことはスペース上困難なことが多い。
【0006】本発明は、かかる事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、ノイズの影響を回避する
とともに大型化するのを抑制できる保護継電装置の提供
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに本発明の保護継電装置は、電路端子を有し情報出力
端子を設けた情報出力端子台を外面に配設した器体と、
器体内に設けられた接点部と、接点部を開閉動作せしめ
る駆動部と、電路の電流を検知してそれが所定値になっ
たとき駆動部を駆動しかつ電路の情報を情報出力端子へ
出力する電子回路部と、を有する保護継電装置におい
て、前記電子回路部を、電路の電流を検知して駆動部を
駆動する駆動回路部と、電路の情報を情報出力端子へ出
力する情報出力回路部に分離するとともに、情報出力回
路部を外部ノイズを遮蔽した状態で情報出力端子台に収
容した構成としている。
【0008】具体的には、器体と情報出力回路部の間に
非磁性金属材料製の遮蔽板を介在させることが好まし
い。
【0009】
【作用】この構成によれば、電子回路部の駆動回路部は
小型であるので器体内で金属材料製のケースにて覆うこ
とができ、電子回路部の情報出力回路部は情報出力端子
台内に外部ノイズを遮蔽した状態で収容されるので、保
護継電装置はノイズの影響を回避するとともに大型化す
るのを抑制できる。
【0010】
【実施例】以下、3極型の回路遮断器に具現した本発明
の一実施例を、図1乃至図3に基づいて説明する。な
お、先に説明した従来のものと基本的機能が同様の部材
には同じ符号を付している。
【0011】10はプラスチック製の器体で、ボディ11と
カバー12を結合してなる。ボディ11とカバー12は、各極
を絶縁するための絶縁壁を立設し、ボディ11の両端に電
路端子13,13,─を設けている。また、ボディ11の側面に
は、後述するリード線を通す挿通孔11a を有する。
【0012】この器体10内には、各電路毎に固定接点16
a と可動接点16b からなる接点部16,16,16、この接点部
16,16,16を開閉動作せしめる駆動部17、そして電子回路
部18のうちの駆動回路部19等が収容されている。駆動回
路部19は、電路の電流を検知してそれが所定値になった
とき駆動部17を駆動するもので、金属製ケースにて覆わ
れている。電子回路部18のうちの電路の情報を後述の情
報出力端子15,15 へ出力する情報出力回路部20は、駆動
回路部19とは分離され、後述の情報出力端子台14に収容
される。
【0013】情報出力端子台14は、これもプラスチック
製であり、情報出力端子15,15 を設けるとともに、情報
出力回路部20を収容し、挿通孔11a に対応した器体10の
外面に配設される。この場合、情報出力端子台14と基台
10の間に銅やアルミニムのような非磁性金属材料からな
る遮蔽板24を介在させる。これにより、器体10と情報出
力回路部20の間に遮蔽板24が介在することとなり、換言
すると情報出力回路部20を外部ノイズを遮蔽した状態で
情報出力端子台14に収容したこととなる。情報出力回路
部20は、プリント配線板にマイコンその他の半導体素子
やリレー等を搭載しており、電路の電流値、ハンドルの
状態、トリップ動作の有無、さらには保護継電装置が漏
電遮断器である場合には漏電電流値等を情報出力端子1
5,15 から出力する。なお、駆動回路部19や情報出力回
路部20は、一般的な回路構成であるのでその説明は省略
する。
【0014】21はリード線で、駆動回路部19と情報出力
回路部20間、情報出力回路部20と情報出力端子15,15 間
を接続する。22はハンドルで、機構部23を介し接点部16
を手動にて開閉動作させる。なお、ハンドル22、機構部
23、駆動部17そして接点部16等も、一般的な構造である
のでその説明は省略する。
【0015】かかる回路遮断器は、接点部16の両接点16
a,16b がオンオフ動作したり、電路の電圧や電流が急激
に変化したときノイズを発生するが、駆動回路部19は金
属製ケースにより、情報出力回路部20は遮蔽板24により
それぞれノイズが遮蔽できて誤動作を防ぐことができ
る。そして、接点部16の両接点16a,16b がオン状態にあ
る場合、駆動回路部19は電路の電流を検知するととも
に、それが過電流や短絡電流が流れることによって所定
値になったとき駆動部17を駆動して接点部16の両接点16
a,16b をオフにする。また、電路の情報は駆動回路部19
から情報出力回路部20に送られ、情報出力回路部20が情
報出力端子15,15 へ出力する。情報出力回路部20は、多
くの電路情報をマイコンを用いて多重伝送するが、接点
部16のオンオフ情報をリレー駆動によって伝送する簡易
なものでもよい。
【0016】なお、遮蔽板は、非磁性金属材料製のもの
で説明したが、磁界ノイズの方が問題である場合にはフ
ェライトのような磁性金属材料製にすること、あるいは
それらを併用することが好ましい。また、ノイズ遮蔽の
効果は厚みが増す程大きくなるので適宜の厚さを設定す
る。また、回路遮断器に限らず、漏電遮断器その他の保
護継電装置に適用できることは勿論である。
【0017】
【発明の効果】本発明の保護継電装置は、電子回路部の
駆動回路部は小型であるので器体内で金属材料製のケー
スにて覆うことができ、電子回路部の情報出力回路部は
情報出力端子台内に外部ノイズを遮蔽した状態で収容さ
れるので、ノイズの影響を回避するとともに大型化する
のを抑制できるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】そのカバーを省略した分解斜視図である。
【図3】その上方から見た場合の模式図である。
【図4】従来例を示す斜視図である。
【図5】その分解斜視図である。
【符号の説明】
10 器体 11 器体のボディ 12 器体のカバー 13 電路端子 14 情報出力端子台 15 情報出力端子 16 接点部 17 駆動部 18 電子回路部 19 電子回路部の駆動回路部 20 電子回路部の情報出力回路部 21 リード線 22 ハンドル 23 機構部 24 遮蔽板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電路端子を有し情報出力端子を設けた
    情報出力端子台を外面に配設した器体と、器体内に設け
    られた接点部と、接点部を開閉動作せしめる駆動部と、
    電路の電流を検知してそれが所定値になったとき駆動部
    を駆動しかつ電路の情報を情報出力端子へ出力する電子
    回路部と、を有する保護継電装置において、前記電子回
    路部を、電路の電流を検知して駆動部を駆動する駆動回
    路部と、電路の情報を情報出力端子へ出力する情報出力
    回路部に分離するとともに、情報出力回路部を外部ノイ
    ズを遮蔽した状態で情報出力端子台に収容したことを特
    徴とする保護継電装置。
  2. 【請求項2】 前記器体と情報出力回路部の間に非磁
    性金属材料製の遮蔽板を介在させてなる請求項1記載の
    保護継電装置。
JP28474392A 1992-10-22 1992-10-22 保護継電装置 Pending JPH06139909A (ja)

Priority Applications (1)

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JP28474392A JPH06139909A (ja) 1992-10-22 1992-10-22 保護継電装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP28474392A JPH06139909A (ja) 1992-10-22 1992-10-22 保護継電装置

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JPH06139909A true JPH06139909A (ja) 1994-05-20

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ID=17682426

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JP28474392A Pending JPH06139909A (ja) 1992-10-22 1992-10-22 保護継電装置

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JP (1) JPH06139909A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108717923A (zh) * 2018-05-25 2018-10-30 郭晨 一种自动化的电气工程配电断路器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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