JPH06124194A - Cpuロジックの自動切換装置 - Google Patents

Cpuロジックの自動切換装置

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JPH06124194A
JPH06124194A JP4160900A JP16090092A JPH06124194A JP H06124194 A JPH06124194 A JP H06124194A JP 4160900 A JP4160900 A JP 4160900A JP 16090092 A JP16090092 A JP 16090092A JP H06124194 A JPH06124194 A JP H06124194A
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logic
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    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 CPUの種類を自動的に感知し、その種類に
合うタイミングマージンを設定すると同時に感知された
CPUの種類にしたがい動作できるようにシステムを自
動切換えさせるCPUロジックの自動切換装置を提供す
る。 【構成】 CPUチップが兼用に取付けられるCPUソ
ケット10と;ソケットのアドレスバスとデータバスに
連結され動作初期にCPUの種類を検出するソフトウェ
アを内蔵しているROM20と;アドレスバスと入出力
書込信号線に連結されソフトウェアに検出されたCPU
種類に対する情報を貯蔵させるための貯蔵媒体のアドレ
スを提供するディコーダ30と;CPUソケットの下位
データ信号線とディコーダの出力端子とに連結されディ
コーダの出力信号に応じソフトウェアで検出された情報
を貯蔵するラッチ40と;CPUソケットとラッチの出
力端子に連結され同ソケットの相互異なる位置に定義さ
れているCPU信号をその種類にしたがいシステムが動
作できるように切換えるPAL50とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CPU (Central Proc
essing Unit)ロジックの自動切換装置に係り、より詳し
くはi80486SX,i80487SX,i8048
6DXのCPUを支援するIBM PC (Internationa
l Business Machine Personal Computer) 互換機種で、
CPUの種類を自動的に感知して感知されたCPUの種
類にしたがいシステムが動作することができるように切
換えせしめるCPU種類の自動切換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】IMB PC互換機種を設計、製作、販
売する会社においては、製作工程の効率化及び多品種小
量生産のためのFMS (Flexible Manufacturing Syste
m)に対応するためにPCをモジュール別に製作する方式
が一つの趨勢となりつつある。かかる製作方式として、
PCの全機能をいくつかの細部機能に分けて各機能をカ
ードで製作するモジュールデザイン方式と、CPUチッ
プのみを交替することによりCPUの機能を変更するこ
とができるようにしたチップアップデザイン方式とがあ
る。
【0003】モジュールデザイン方式のCPUカードに
は、CPUのみならず、ROM BIOS (Read Only
Memory Basic Input Output System) も一緒に内蔵され
ているが、使用者がPCのCPU種類を変更しようとす
る場合は、変更しようとするCPU種類を支援すること
ができるROM BIOSに変更しなければならないた
め、結局、CPUカード全体を交替しなければならない
という短所がある。かかる短所は使用者がCPUチップ
のみの交替を望むにもかかわらず、CPUに関連された
付随的な回路素子などまでもすべて交替しなければなら
ないのでCPU交替に因る費用の増加を発生させるとい
う問題点がある。
【0004】前記のような問題点を除去するためCPU
チップのみを交替してPCのCPU種類を変更すること
ができるチップアップデザイン方式が用いられている。
以下、添付された図面を参照として従来のチップアップ
デザイン方式によるCPUロジックの構成について説明
する。図1は、従来のチップアップデザイン方式による
CPUロジックの構成図である。同図に示すように、従
来のチップアップデザイン方式によるCPUロジック
【0005】
【外1】 前記した構成による従来のチップアップデザイン方式に
よるCPUロジックの動作は次の通りである。i487
SX(1)が取付けられずi486SX(2)が取付け
られている場合、i487SX(1)のMP#信号はハ
イとなる。この状態において、ハイ状
【0006】
【外2】 子にはローの信号が入力されてi486SX(2)が動
作しないようになる。し
【0007】
【外3】 使用者がi487SX(1)をCPUとして用いるた
め、i487SX(1)
【0008】
【外4】 ない。しかしながら、前記した従来のチップアップデザ
イン方式においてはi487SX及びi486SXの兼
用使用のみが可能であり、i486DXを支援しないと
いう問題点がある。
【0009】前記問題点を除去するためi487SX、
i486SX及びi486DXすべてを兼用することが
できる486システムが開発されてきた。前記486シ
ステムで、CPUの種類をソフトウェア的な方法にて感
知されたCPUの種類にしたがいタイミングマージンを
ソフトウェア的に自動的に設定する方法に関する技術が
大韓民国特許出願第92−662号“CPU種類の感知
方法とその表示装置”に開示された。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た“CPU種類の感知方法とその表示装置”は取付けら
れたCPUの種類をソフトウェア的な方法で感知し、感
知されたCPU種類にしたがいタイミングマージンを設
定する動作を含んだ一連のソフトウェア的な処理動作の
みを提示しているばかり、実際にCPUとシステムとの
連結のためのハードウェアに対しては具体的に言及され
ていないという問題点がある。
【0011】したがって、本発明の目的は前記した従来
の問題点を解決するためのものであり、Intel Corp. の
i487SX、i486SX及びi486DXを支援す
るIBN PC互換機種でCPUの種類を自動的に感知
し、感知されたCPUの種類に合うタイミングマージン
を設定しながら、同時に感知されたCPUの種類にした
がいシステムが動作することができるようにシステムを
自動に切換えせしめるCPUロジックの自動切換装置を
提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の構成は、i486DX、i487SX、i4
86SXなどのCPUチップが兼用に取付けられるCP
Uソケットと;前記CPUソケットのアドレスバスとデ
ータバスとに連結されて動作初期にCPUの種類を検出
するソフトウェアを内蔵しているROMと;CPUソケ
ットのアドレスバスと入出力書込信号線に連結されてソ
フトウェアにより検出されたCPU種類に対する情報を
貯蔵させるための貯蔵媒体のアドレスを提供するディコ
ーダと;CPUソケットの下位データ信号線とディコー
ダの出力端子とに連結されてディコーダの出力信号に応
じてソフトウェアにより検出されたCPU種類に対する
情報を貯蔵するラッチと;CPUソケットとラッチの出
力端子とに連結されてCPUソケットの相互異なる位置
に定義されているCPU信号をCPUの種類にしたがい
システムが動作されることができるように切換えせしめ
るPAL (Programmable Array Logic) とからなる。
【0013】
【実施例】前記した構成による本発明の好ましい実施例
を添付図面を参照して詳細に説明する。図2は本発明の
実施例にしたがうCPUロジックの自動切換装置の詳細
回路図である。同図に示すように、本発明の実施例にし
たがうCPUロジックの自動切換装置の構成は、PGA
(Pin Grid Array) CPUソケット10と、PGA C
PUソケット10のアドレスバスとデータバスとに連結
されているROM20と
【0014】
【外5】 端子が連結されたディコーダ30と、PGA CPUソ
ケット10の下位データ信号線D1,D0と、ディコー
ダ30の出力端子にそれぞれの入力端子が連結されたラ
ッチ40と、PGA CPUソケット10のA13,A
15,B14,B15,C14位置端子とラッチ40の
出力端子とにそれぞれの入力端子が連結されたPAL5
0とからなる。本発明の実施例においてはPGA CP
Uソケット10としてPGA型を用いたが、本発明の技
術的範囲はこれに限定されない。
【0015】前記ラッチ40の構成は、PGA CPU
ソケット10の下位データ信号線D1には入力端子Dが
連結され、ディコーダ30の出力端子Qにはクロック入
力端子CLKが連結された第1D−フリップフロップD
F1と、PGA CPUソケット10の下位データ信号
線D0には入力端子Dが連結され、ディコーダ30の出
力端子Qにはクロック入力端子CLKが連結された第2
D−フリップフロップDF2とからなる。
【0016】前記した構成による本発明の実施例にした
がうCPUロジックの自動切換装置の動作は次の通りで
ある。PGA CPUソケット10にCPUチップが取
付けられた後、電源が印加されると取付けられたCPU
によりROM20に貯蔵されたROM BIOSルーチ
ン(CPUの種類を検出するルーチンが含まれる)が行
なわれる。
【0017】ROM BIOSのPOST (Power On S
elf Test) ルーチンが行なわれると、ROM BIOS
がCPUの種類を検出するとき、i487SXの場合は
MP#ピンB14があって電源が印加されると常にアク
ティブロー状態となるということを用いることにより、
ROM BIOSがCPUのMP#ピンB14の値を読
込み現在のCPUがi487SXであるかどうかを判断
することができる。すなわち、ROM BIOSは読込
んだMP#ピンB14の値が1である場合はCPUがi
487SXではないと判断し、読込んだMP#ピンB1
4の値が1でない場合にはCPUがi487SXである
と判断する。MP#ピンB14の値が1ではない場合R
OM BIOSはソフトウェア的にi487SXのタイ
ミングマージンを設定する。
【0018】CPUのMP#ピンB14の値が1である
場合現在のCPUはi487SXではないので、ROM
BIOSは次の段階でCPUの内部にあるコプロセッ
サコントロールレジスタの値を読み出す。次に、ROM
BIOSは読込んだコプロセッサコントロールレジス
タの値が37FHであるかを判断し、前記の動作は、次
の命令により行なうことができる。
【0019】fninit ;初期化 fstcw label;コプロセッサのコントロール
レジスタの値を読込み move ax,label cmp ax,37FH; 80486DX判別 このとき、axレジスタの値が37FHであるとROM
BIOSは現在のCPUがi486DXであることを
判断し、ソフトウェアでi486DXがタイミングマー
ジンを設定する。これは、i486DXにはコプロセッ
サが内蔵されているのでコプロセッサのコントロールレ
ジスタを通してリターン値が37FHになることを用い
たものである。しかしながら、axレジスタの値が37
FHではないとROM BIOSは続けて次の段階でa
xレジスタの値がFFFFHであるかを判断する。これ
は、i486SXの場合にはコプロセッサがないのでコ
プロセッサコントロールレジスタのリターン値がFFF
FHになることを用いたものである。axレジスタの値
がFFFFHである場合ROM BIOSは現在のCP
Uがi486SXであることと判断してソフトウェア的
にi486SXのタイミングマージンを設定する。
【0020】前記のような方法でROM BIOSは、
ROM BIOSの初期ルーチンでCPUの種類を自動
に感知する。CPUの種類が感知されるとROM BI
OSは、その結果をCPUロジック自動切換装置に送る
ようになるが、かかる動作は、次の命令により行なうこ
とができる。
【0021】 out XX,01;CPUがi486SXである場合 out XX,02;CPUがi487SXである場合 out XX,03;CPUがi486DXである場合 (ただし、XXは任意のI/Oアドレス) 任意のI/OアドレスであるXX信号がCPUと連結さ
れているPGA CPUソケット10の下位アドレスバ
スA0〜A7を通じCPUロジック自動切換装置のディ
コーダ30に入力されると、ディコーダ30はPGA
CPUソケット
【0022】
【外6】 40に出力する。例えば、前記した任意のアドレスXX
をBFHというときディコーダ30のロジックは、次の
式により構成することができる。
【0023】
【外7】 ディコーダ30からハイの出力信号がラッチ40の第
1、第2D−フリップフロップDF1,DF2のクロッ
ク入力端子CLKに入力されると、第1、第2D−フリ
ップフロップDF1,DF2はクロック入力端子に入力
された信号の立上りエッジで入力端子Dに入力されたP
GA CPUソケット10のデータ信号D1,D0を出
力端子Qに出力する。したがって、PAL50にデータ
信号D1,D0が入力される。
【0024】PAL50は、ラッチ40から入力された
CPU種類に対する情報信号D1,D0に応じPGA
CPUソケット10のA13,A15,B14,B1
5,C14位置端子の信号を適切に切換えせしめること
により、CPUが交替されてもCPUの種類に関係なし
に常にシステムがCPUの同一な出力信号(FERR
#,IGNNE#,NMI,MP#)とインタフェース
されることができるようにする。
【0025】これは、i486DX、i487SX、i
486SXのピンアウトを比べてみるとき、相互四つの
信号のみが異なるように設定されているという点に着目
したものである。すなわち、CPUのFFRR#信号
は、i486DXの場合C14位置端子に定義されてお
り、i487SXの場合A13位置端子に定義されてお
り、i486SXの場合は定義されていない。さらに、
CPUのIGNNE#信号は、i486DXの場合A1
5位置端子に定義されており、i487SXの場合A1
3位置端子に定義されており、i486SXの場合は定
義されていない。さらに、CPUのMP#信号はi48
7SXの場合にのみB14位置端子に定義されている。
そして、CPUのNMI信号は、i486DXの場合B
15位置端子に定義されており、i487SXの場合B
15位置端子に定義されており、i486SXの場合は
A15位置端子に定義されている。以上でのようにCP
U信号に対する比較を表に作ってみると次の通りであ
る。
【0026】
【表1】 ───────────────────────────────── 定義された位置端子 ────────────────────────── CPU信号 i486DX i487SX i486SX ────────────────────────────────── FERR# C14 A13 NC IGNNE# A15 A15 NC MP# NC B14 NC NMI B15 B15 A15 ────────────────────────────────── (ここで、NC=No Connect) したがって、PAL50は、CPUが交替されるとCP
Uにしたがい相互異なる位置に定義されている信号など
を入力されて、適当なディコーディング作業を通じ常に
同様の信号線に出力せしめることにより、CPUが交替
されてもシステムが正常的に動作されることができる。
前記したディコーディング作業のためのPAL50のロ
ジックは、次の式により構成される。
【0027】PAL方程式
【0028】
【外8】 したがって、PAL50は、PGA CPUソケット1
0に取付けられるCPUにしたがいPGA CPUソケ
ット10内における出力信号DERR#,IGNNE
#,NMI,MP#の位置が変動されても、システムに
はCPUの種類にしたがい常に固定された出力信号を提
供することができる。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明の実施例において、
Intel Corp. のi487SX、i486SX、i486
DXを支援するIBN PC互換機種でCPUの種類を
自動に感知して感知されたCPUの種類に合うタイミン
グマージンを設定しながら同時に感知されたCPUの種
類にしたがいシステムが動作することができるようにシ
ステムを自動に切換えせしめる効果を有するCPUロジ
ックの自動切換装置を提供することができる。本発明の
かかる効果は、IBM PC互換機種の情報処理機器分
野において用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のチップアップデザイン方式によるCPU
ロジックの構成図である。
【図2】本発明の実施例にしたがうCPUロジックの自
動切換装置の詳細回路図である。
【符号の説明】
10 PGA CPUソケット 20 ROM 30 ディコーダ 40 ラッチ 50 PAL CLK クロック入力端子 D1 下位データ信号線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 i486DX,i487SX,i486
    SXなどのCPUチップが兼用に取付けられるCPUソ
    ケットと;前記CPUソケットのアドレスバスとデータ
    バスとに連結されて動作初期にCPUの種類を検出する
    ソフトウェアを内蔵しているROMと;CPUソケット
    のアドレスバスと入出力書込信号線に連結されてソフト
    ウェアにより検出されたCPU種類に対する情報を貯蔵
    させるための貯蔵媒体のアドレスを提供するディコーダ
    と;CPUソケットの下位データ信号線とディコーダの
    出力端子とに連結されてディコーダの出力信号に応じて
    ソフトウェアにより検出されたCPU種類に対する情報
    を貯蔵するラッチと;CPUソケットとラッチの出力端
    子とに連結されてCPUソケットの相互異なる位置に定
    義されているCPU信号をCPUの種類にしたがいシス
    テムが動作されることができるように切換えせしめるP
    AL(Programmable Array Logic) からなることを特徴
    とするCPUロジックの自動切換装置。
  2. 【請求項2】 前記ラッチは、PGA CPUソケット
    10の下位データ信号線D1には入力端子Dが連結さ
    れ、ディコーダ30の出力端子Qにはクロック入力端子
    CLKが連結された第1D−フリップフロップDF1
    と;PGA CPUソケット10の下位データ信号線D
    0には入力端子Dが連結され、ディコーダ30の出力端
    子Qにはクロック入力端子CLKが連結された第2D−
    フリップフロップDF2とからなることを特徴とする請
    求項1記載のCPUロジックの自動切換装置。
  3. 【請求項3】 前記CPUソケットはPGA型からなる
    ことを特徴とする請求項1記載のCPUロジックの自動
    切換装置。
JP4160900A 1992-02-12 1992-06-19 Cpuロジックの自動切換装置 Expired - Lifetime JPH0760382B2 (ja)

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