JPH061237A - 鉄道車両用空調装置 - Google Patents
鉄道車両用空調装置Info
- Publication number
- JPH061237A JPH061237A JP16071292A JP16071292A JPH061237A JP H061237 A JPH061237 A JP H061237A JP 16071292 A JP16071292 A JP 16071292A JP 16071292 A JP16071292 A JP 16071292A JP H061237 A JPH061237 A JP H061237A
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- Japan
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- air conditioner
- ventilation
- circuit
- electric blower
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Abstract
(57)【要約】
【目的】汎用の電動送風機を用いた空調装置において、
簡単な制御回路で室内の環境条件に応じて換気風量を段
階的に制御し、冷房（暖房）と換気を効果的に行うよう
にする。 【構成】電動送風機４にコンデンサ１８，１９を接続
し、速度変換用継電器１６，１７により主巻線２０と補
助巻線２１の接続を変換し、電動送風機４の回転速度を
段階的に調整できるよう構成した。
簡単な制御回路で室内の環境条件に応じて換気風量を段
階的に制御し、冷房（暖房）と換気を効果的に行うよう
にする。 【構成】電動送風機４にコンデンサ１８，１９を接続
し、速度変換用継電器１６，１７により主巻線２０と補
助巻線２１の接続を変換し、電動送風機４の回転速度を
段階的に調整できるよう構成した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は鉄道車両用空調装置に係
り、特に乗車率の変化に順応した車内の空気調和（換
気）を自動的に行うのに好適な制御装置に関する。
り、特に乗車率の変化に順応した車内の空気調和（換
気）を自動的に行うのに好適な制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の鉄道車両やモノレール等の空調装
置は、冷房装置により車内を冷房し、また、腰掛下に設
けた暖房器により暖房している。あるいは、空調装置内
に冷房および暖房装置を併設し、季節により冷房および
暖房の切換を手動で行い、また、換気扇用装置を設けた
車両においては常時定格運転を行っている。車両用空調
装置の制御方式については、特開昭５７−４７１９３号
が挙げられ、車両用換気装置については、特開昭６０−
６７２１３号が挙げられる。
置は、冷房装置により車内を冷房し、また、腰掛下に設
けた暖房器により暖房している。あるいは、空調装置内
に冷房および暖房装置を併設し、季節により冷房および
暖房の切換を手動で行い、また、換気扇用装置を設けた
車両においては常時定格運転を行っている。車両用空調
装置の制御方式については、特開昭５７−４７１９３号
が挙げられ、車両用換気装置については、特開昭６０−
６７２１３号が挙げられる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の場合、
冷房または暖房についての制御は可能であるが、空気の
吐出、吸込口を天井あるいは腰掛下に限定すると空調装
置に要求される頭寒足熱および換気を適切に行うことは
難しく、快適な空気調和を行う点について配慮がなされ
ておらず快適な車内の空気調和がなされていないという
問題があった。
冷房または暖房についての制御は可能であるが、空気の
吐出、吸込口を天井あるいは腰掛下に限定すると空調装
置に要求される頭寒足熱および換気を適切に行うことは
難しく、快適な空気調和を行う点について配慮がなされ
ておらず快適な車内の空気調和がなされていないという
問題があった。
【０００４】本発明の目的は、換気制御を効果的に行
い、快適な室内環境が得られる空調装置を提供すること
にある。
い、快適な室内環境が得られる空調装置を提供すること
にある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的は、電動送風機
の換気風量を室内の環境条件により段階的に制御するこ
とにより達成される。
の換気風量を室内の環境条件により段階的に制御するこ
とにより達成される。
【０００６】
【作用】室内の環境条件は換気検知器（ガスセンサー）
により検出し、制御回路に入力されてその条件により換
気用の電動送風機を段階的に制御する。
により検出し、制御回路に入力されてその条件により換
気用の電動送風機を段階的に制御する。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１から図３によ
り説明する。図２は空調装置全体の構成図、図３はその
断面図を示す。車体１の屋根部に設けられた空調機２の
作動により、空調機２から新鮮気を含み送出される空気
（冷暖気）を天井に設けられた通風ダクト３を介して室
内に冷風（温風）として吐出し、室内を循環させてその
一部は空調機２側へ、又、他の一部は床下部に設けられ
た換気用の電動送風機４（４’）により排風口５
（５’）より車外に排出される。ここで、電動送風機４
（４’）は天井部に設けた換気検知器６（６’）が作動
することにより、その回転速度を変え、換気風量を調整
できる構造となっている。
り説明する。図２は空調装置全体の構成図、図３はその
断面図を示す。車体１の屋根部に設けられた空調機２の
作動により、空調機２から新鮮気を含み送出される空気
（冷暖気）を天井に設けられた通風ダクト３を介して室
内に冷風（温風）として吐出し、室内を循環させてその
一部は空調機２側へ、又、他の一部は床下部に設けられ
た換気用の電動送風機４（４’）により排風口５
（５’）より車外に排出される。ここで、電動送風機４
（４’）は天井部に設けた換気検知器６（６’）が作動
することにより、その回転速度を変え、換気風量を調整
できる構造となっている。
【０００８】次に、本発明の電気回路を図１により説明
する。図１において、配線用しゃ断器９，１０は通常そ
の回路を閉じており、電動機電源回路７および制御電源
回路８の各回路が加圧されていることを条件に、入りス
イッチ１１により換気装置入り指令を出すと切りスイッ
チ１２を介して継電器１３が励磁され、その連動接点１
３ａ−１の回路が閉じられることにより入りスイッチ１
１の接点を開いても継電器１３は自己保持される。これ
により、連動接点１３ａ−２も閉回路を保持するため継
電器１４が励磁され、連動接点１４ａの回路が閉じられ
る。したがって、接点１６ｂを介して電動送風機４の補
助巻線２１および主巻線２０が加圧され、同時にコンデ
ンサ１９，接点１７ｂを介して主巻線２０が加圧され電
動送風機４が低速運転を始める。この時、室内の環境条
件により、換気検知器６が作動してその回路を閉じると
継電器１５が励磁され、その連動接点１５ａの回路が閉
じられるので速度変換用継電器１６および１７が加圧さ
れ、その各々の連動接点１６ａ，１７ａが回路を閉じ、
また、連動接点１６ｂ，１７ｂの回路が開かれる。これ
により、電動送風機４の主巻線２０が加圧され、同時に
補助巻線２１も、接点１７ａ，コンデンサ１８を介して
加圧され、電動送風機４は高速（定格）運転となる。
する。図１において、配線用しゃ断器９，１０は通常そ
の回路を閉じており、電動機電源回路７および制御電源
回路８の各回路が加圧されていることを条件に、入りス
イッチ１１により換気装置入り指令を出すと切りスイッ
チ１２を介して継電器１３が励磁され、その連動接点１
３ａ−１の回路が閉じられることにより入りスイッチ１
１の接点を開いても継電器１３は自己保持される。これ
により、連動接点１３ａ−２も閉回路を保持するため継
電器１４が励磁され、連動接点１４ａの回路が閉じられ
る。したがって、接点１６ｂを介して電動送風機４の補
助巻線２１および主巻線２０が加圧され、同時にコンデ
ンサ１９，接点１７ｂを介して主巻線２０が加圧され電
動送風機４が低速運転を始める。この時、室内の環境条
件により、換気検知器６が作動してその回路を閉じると
継電器１５が励磁され、その連動接点１５ａの回路が閉
じられるので速度変換用継電器１６および１７が加圧さ
れ、その各々の連動接点１６ａ，１７ａが回路を閉じ、
また、連動接点１６ｂ，１７ｂの回路が開かれる。これ
により、電動送風機４の主巻線２０が加圧され、同時に
補助巻線２１も、接点１７ａ，コンデンサ１８を介して
加圧され、電動送風機４は高速（定格）運転となる。
【０００９】次に、切りスイッチ１２を操作しその回路
を開くと、継電器１３は消磁して連動接点１３ａ−１の
回路を開き自己保持が解放され、同時に接点１３ａ−２
もその回路を開くため継電器１４が消磁されて連動接点
１４ａの回路が開かれ、電動送風機４の電源回路が開放
される。
を開くと、継電器１３は消磁して連動接点１３ａ−１の
回路を開き自己保持が解放され、同時に接点１３ａ−２
もその回路を開くため継電器１４が消磁されて連動接点
１４ａの回路が開かれ、電動送風機４の電源回路が開放
される。
【００１０】以上説明したように本実施例によれば、電
動送風機の速度切換が容易に行えることから、換気風量
を段階的に調整でき、最適な空調制御を行うことができ
るという効果がある。
動送風機の速度切換が容易に行えることから、換気風量
を段階的に調整でき、最適な空調制御を行うことができ
るという効果がある。
【００１１】
【発明の効果】本発明によれば、汎用の電動送風機を速
度調整装置を用いずに、簡単な制御回路により車両室内
環境条件に応じて換気風量を自動的に制御することがで
きるので、車内の空気調和（冷房，暖房と換気）を快適
に行うことができる効果がある。
度調整装置を用いずに、簡単な制御回路により車両室内
環境条件に応じて換気風量を自動的に制御することがで
きるので、車内の空気調和（冷房，暖房と換気）を快適
に行うことができる効果がある。
【図１】本発明の一実施例を示す電気回路図である。
【図２】空調装置の車両への設置状態を示す車体長手方
向の縦断面図である。
向の縦断面図である。
【図３】図２の車体幅方向の断面図である。
１…車体、２…空調機、３…通風ダクト、４，４’…電
動送風機、５，５’…排風口、６，６’…換気検知器、
７…電動機電源回路、８…制御電源回路、９，１０…配
線用しゃ断器、１１…入りスイッチ、１２…切りスイッ
チ、１３〜１５…継電器、１６，１７…速度変換用継電
器、１８，１９…コンデンサ、２０…主巻線、２１…補
助巻線。
動送風機、５，５’…排風口、６，６’…換気検知器、
７…電動機電源回路、８…制御電源回路、９，１０…配
線用しゃ断器、１１…入りスイッチ、１２…切りスイッ
チ、１３〜１５…継電器、１６，１７…速度変換用継電
器、１８，１９…コンデンサ、２０…主巻線、２１…補
助巻線。
Claims (1)
- 【請求項１】電動送風機と換気検知器を設置した空調装
置において、車両室内の条件を換気検知器で検出し電動
送風機の風量を段階的に調整できる。制御回路を備えた
ことを特徴とする鉄道車両用空調装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16071292A JPH061237A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 鉄道車両用空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16071292A JPH061237A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 鉄道車両用空調装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH061237A true JPH061237A (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=15720845
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16071292A Pending JPH061237A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 鉄道車両用空調装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH061237A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100691235B1 (ko) * | 2005-10-20 | 2007-03-12 | 삼성전자주식회사 | 팬 모터 제어장치 |
| KR100697075B1 (ko) * | 2005-02-14 | 2007-03-20 | 엘지전자 주식회사 | 속도가변형 모터 |
| KR100707432B1 (ko) * | 2005-02-14 | 2007-04-13 | 엘지전자 주식회사 | 속도가변형 모터 |
| KR100707422B1 (ko) * | 2004-05-28 | 2007-04-13 | 엘지전자 주식회사 | 속도 가변형 모터 |
| CN112793605A (zh) * | 2021-03-26 | 2021-05-14 | 宁波工程学院 | 一种地铁空调末端的分层通风系统 |
-
1992
- 1992-06-19 JP JP16071292A patent/JPH061237A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100707422B1 (ko) * | 2004-05-28 | 2007-04-13 | 엘지전자 주식회사 | 속도 가변형 모터 |
| KR100697075B1 (ko) * | 2005-02-14 | 2007-03-20 | 엘지전자 주식회사 | 속도가변형 모터 |
| KR100707432B1 (ko) * | 2005-02-14 | 2007-04-13 | 엘지전자 주식회사 | 속도가변형 모터 |
| KR100691235B1 (ko) * | 2005-10-20 | 2007-03-12 | 삼성전자주식회사 | 팬 모터 제어장치 |
| CN112793605A (zh) * | 2021-03-26 | 2021-05-14 | 宁波工程学院 | 一种地铁空调末端的分层通风系统 |
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