JPH0612300Y2 - 自動変速機の変速操作装置 - Google Patents

自動変速機の変速操作装置

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JPH0612300Y2
JPH0612300Y2 JP12536087U JP12536087U JPH0612300Y2 JP H0612300 Y2 JPH0612300 Y2 JP H0612300Y2 JP 12536087 U JP12536087 U JP 12536087U JP 12536087 U JP12536087 U JP 12536087U JP H0612300 Y2 JPH0612300 Y2 JP H0612300Y2
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JP
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shift lever
shift
pin
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day tent
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JP12536087U
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JPS6431239U (ja
Inventor
聖司 渡辺
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日産車体株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、自動車の発進時にブレーキを制動作動させな
いと停止ポジシヨンから走行ポジシヨンへのシフト操作
が阻止される自動変速機の変速操作装置に関する。
従来の技術 従来、自動変速機の変速操作装置としては、第4図に示
した構造のものが提案されている(実公昭62−690
0号公報参照)。すなわち回動操作自在なシフトレバー
10には、スライド孔11が形成されており、該スライ
ド孔11にはデイテントピン12が突設されている。該
デイテントピン12はデイテントプレート13に形成さ
れた位置決め孔14内に遊挿されており、該位置決め孔
14には、走行ポジシヨンであるR(リバース)、D
(ドライブ)、1(フアースト)、2(セカンド)、及
び停止ポジシヨンであるP(パーキング)、N(ニユー
トラル)が設定されている。前記デイテントプレート1
4にはストツパピン16を出没させる電磁アクチユエー
タ17が取り付けられており、前記ストツパピン16は
位置決め孔14をP及Rポジシヨンと、D、1、2ポジ
シヨンとに二分する位置であつてかつシフトレバー10
の回動域において出没自在となつている。又前記電磁ア
クチユエータ17は所定以上の車速を検出してON作動
する車速検知スイツチ(図示せず)の出力信号によつて
制御されるようになつている。かかる構造において車速
が所定値以上となると車速検知スイツチがON作動し電
磁アクチユエータ17は励磁作動する。したがつてスト
ツパピン16が突出作動し、これによつてシフトレバー
10のシフト操作が規制されるものである。
考案が解決しようとする問題点 しかしながらこのような従来の装置において電磁アクチ
ユエータ17は車速検出スイツチによつて制御されるよ
うに構成されており、したがつて車速が頻繁に変化する
走行条件下では車検検出スイツチはハンチング的にO
N、OFF作動する。したがつて該車速検出スイツチの
ON、OFF作動に伴つて電磁アクチユエータ17は励
磁と消磁を頻繁に繰り返し、この励磁と消磁の繰り返し
により多量の電力が消費され、バツテリの寿命に影響を
及ぼすおそれがあつた。
本考案はこのような従来の問題点に鑑みてなされたもの
であり、走行条件によつて変動する車速を用いることな
く、運転者によつて操作されるスイツチとブレーキペダ
ルの作動に基づいて電磁アクチユエータを制御すること
により、必要時にのみ電磁アクチユエータを励磁し、こ
れによつて消費電力の低減を図りつつシフトレバーのシ
フト操作を適切に規制することを可能にした自動変速機
の変速操作装置を提供するものである。
問題点を解決するための手段 前記問題点を解決するために本考案にあつては、車体に
回動自在に支持されたシフトレバーに、該シフトレバー
とともにシフト移動するデイテントピンが設けられ、前
記シフトレバーの側部にデイテントプレートが配設さ
れ、該デイテントプレートには走行ポジシヨンと停止ポ
ジシヨンとが設定され、該停止ポジシヨンには前記デイ
テントピンが係合する受容凹部が形成された構造におい
て、前記シフトレバーの上部に手動スイツチが配設され
る一方、シフトレバーの下部に、前記デイテントピンを
受容凹部内に支持し、かつ制御信号に基づいてデイテン
トピンを解離駆動するアクチユエータが設けられるとと
もに、少なくとも前記手動スイツチの操作と、ブレーキ
ペダルの踏込操作とに基づいて前記アクチユエータの駆
動を制御する制御手段が設けられている。
作用 前記構成において、シフトレバーが停止ポジシヨンに設
定されると、デイテントピンはアクチユエータによつて
受容凹部内に係合支持され、したがつてシフトレバーは
停止ポジシヨンから走行ポジシヨンへのシフト操作を阻
止される。そして走行ポジシヨンへのシフト操作に先立
つて前記手動スイツチを操作し、かつブレーキペダルを
踏込操作すると、制御手段はこれに基づいてアクチユエ
ータを作動させる。したがつてデイテントピンはアクチ
ユエータによつて受容凹部から解離駆動され、これによ
つてシフトレバーは停止ポジシヨンから走行ポジシヨン
へのシフト操作が許容される。よつてこのようにブレー
キペダルを踏込操作して制御が行なわれていることを条
件として停止ポジシヨンから走行ポジシヨンへのシフト
操作が可能となり、走行ポジシヨンへシフト操作する際
の制動操作が義務ずけられる。
実施例 以下本考案の一実施例について図面に従つて説明する。
すなわち第1図に示したように車体20上には、ベース
プレート21が固着されており、該ベースプレート21
の一側にはブラケツト22が、又他側にはデイテントプ
レート23が立設されている。該デイテントプレート2
3には第2図に示したように、位置決め孔24が形成さ
れており、該位置決め孔24にはR(リバース)、D
(ドライブ)、2(セカンド)、1(フアースト)等の
走行ポジシヨンと、P(パーキング)、N(ニユートラ
ル)等の停止ポジシヨンとが設定されている。前記Pポ
ジシヨンとNポジシヨンには、受容凹部25,26が形
成されており、又PポジシヨンとNポジシヨン間には突
縁27が形成されている。
前記ブラケツト22とデイテントプレート23の下部間
には、支軸28が回転自在に架橋されており、該支軸2
8にはシフトレバー29の下端部に設けられた一対の支
脚30,31が固着されている。該支脚30,31間に
は電磁アクチユエータ32が介挿されており、該アクチ
ユエータ32は前記支軸28上に固定されている。この
電磁アクチユエータ32には上方を指向するプランジヤ
33が設けられており、該プランジヤ33は電磁アクチ
ユエータ32内に配置されたスプリング34によつて突出
状態に付勢されている。前記プランジヤ33の先端部に
は略水平方向に延在するデイテントピン35が固定され
ている。該デイテントピン35の一端部は前記支脚3
0,31に形成された図示しないスライド孔を介して、
側部に配置された前記デイテントプレート23の位置決
め孔24内に遊挿されている。一方シフトレバー29の
上端部にはシフトノブ36が固着されており、該シフト
ノブ36には押圧操作によつてONとなる常開型の手動
スイツチ37が嵌装されている。該手動スイツチ37に
接続されたハーネス38はシフトレバー29内部に配索
されており、又端部に接続されたコネクタ39を介し
て、第3図に示した制御手段たるコントローラ40の入
力ポートに接続されている。該コントローラ40の入力
ポートには、さらにシフトレバー29のシフトポジシヨ
ンを検出するインヒビタースイツチ41及びブレーキペ
ダルの踏込操作に伴つてON作動するブレーキスイツチ
42が接続されており、又コントローラ40の出力ポー
トには前記電磁アクチユエータ32が接続されている。
以上の構成に係る本実施例において、シフトレバー29
がPポジシヨンに設定されていると、スプリング34に
よつて突出付勢されたプランジヤ33によりデイテント
ピン35は受容凹部25内に係合支持されている。した
がつてこのデイテントピン35とともにシフト移動する
シフトレバー29は、走行ポジシヨンへのシフト操作を
阻止されPポジシヨンに拘束される。次に発進に際して
イグニツシヨンスイツチをONにするとコントローラ4
0は起動し、インヒビタースイツチ41の出力信号から
シフトレバー29がPポジシヨンにあることを検出す
る。そして運転者がシフトレバー29をPポジシヨンか
ら、R、D、2、1等の走行ポジシヨンにシフト操作を
する際には、これに先立つて手動スイツチ37を押圧操
作するとともに、ブレーキペダルを踏込操作する。する
とコントローラ40には前記手動スイツチ37とブレー
キスイツチ42とからON信号が入力され、コントロー
ラ40はこれに基づいて電磁アクチユエータ32に励磁
電流を供給する。すると電磁アクチユエータ32が励磁
作動し、プランジヤ33をスプリング34に抗して退入
駆動し、これによつてデイテントピン35は第2図に仮
想線で示したように受容凹部25から解離駆動され、位
置決め孔24の下部に到達する。したがつてデイテント
ピン35は突縁27に干渉することなく走行ポジシヨン
に移動することが可能となり、シフトレバー29の走行
ポジシヨンへのシフト操作は許容される。よつて、この
ようにPポジシヨンから走行ポジシヨンにシフト操作す
る際には、これに先立つてブレーキを制動作動すること
が条件となり、走行ポジシヨンに設定された際のクリー
プ現象は未然に防止される。そしてシフトレバー29を
所望の走行ポジシヨンに設定した後手動スイツチ37から
指を離すと、コントローラ40は励磁電流の供給を停止
する。すると電磁アクチユエータ32は消磁作動すると
ともにプランジヤ33はスプリング34によつて付勢さ
れて突出し、デイテントピン35は、第2図に仮想線で
示したようにR、D、2、1等の所望の走行ポジシヨン
に支持される。したがつて前述したように電磁アクチユ
エータ32が励磁作動するのは、わずかシフトレバー2
9をPポジシヨンから走行ポジシヨンにシフト操作する
間のみとなる。しかも電磁アクチユエータ32の励磁
は、運転者によつて操作される手動スイツチ37とブレ
ーキペダルの作動によつて制御されることから、無用に
励磁されるようなことはなく、バツテリ電流の消費を最
小限に止めることができるのである。
なお本実施例の作動説明においては、Pポジシヨンから
走行ポジシヨンへシフト操作した場合を述べたが、第2
図に仮想線で示したようにNポジシヨンにあるデイテン
トピン35を走行ポジシヨンにシフト操作する際にもブ
レーキペダルの踏込操作を条件としてシフトレバー29
の移動が容許されることは勿論である。又R、D、2、
1ポジシヨンからN、Pポジシヨンにシフトレバー29
を操作する際にも、同様にブレーキペダルを踏込操作
し、かつ手動スイツチ37を押圧操作することにより、
支障なくシフトチエンジを行ない得る。
さらにコントローラ40を、シフトレバー29がPポジ
シヨン又はNポジシヨンにあるときには、ブレーキペダ
ルの踏込操作のみによつて電磁アクチユエータ32を励
磁させるような制御回路とすれば、手動スイツチ37を
押圧操作することなくブレーキペダルを踏込操作するの
みで、Pポジシヨン又はNポジシヨンから走行ポジシヨ
ンにシフト操作することができる。したがつて発進時の
操作性を向上し得るのみならず、ブレーキペダルから足
を離す操作のみによつてデイテントピン35が受容凹部
25,26に再係合し、係合時の操作性も向上させるこ
とができる。
考案の効果 以上説明したように本考案は、シフトレバーの上部に設
けられたスイツチの操作とブレーキペダルの踏込操作に
基づいて、アクチユエータを作動させ、停止ポジシヨン
の受容凹部に係合支持されたデイテントピンを解離駆動
するようにした。よつてシフトレバーを停止ポジシヨン
から走行ポジシヨンにシフト操作する際には、これに先
立つて、ブレーキペダルを踏込操作することが義務ずけ
られる。このためシフトレバーを走行ポジシヨンにシフ
ト操作された際には、車両の制動が行なわれており、ク
リープ現象の発生を未然に防止することができる。又前
記アクチユエータは、ともに運転者によつて操作される
手動スイツチとブレーキペダルの作動に基づいて制御さ
れることから、従来の車速によつて制御される装置のよ
うに、不要なアクチユエータ作動が行なわれるようなこ
とはなく、消費電力を必要最小限に抑えてバツテリーの
寿命向上を図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2図は同実
施例に係るデイテントプレートの正面図、第3図は同実
施例のブロツク回路図、第4図は従来の自動変速機の変
速操作装置を示す要部平面図である。 20…車体、23…デイテントプレート、25,26…
受容凹部、29…シフトレバー、32…電磁アクチユエ
ータ、35…デイテントピン、37…手動スイツチ、4
0…コントローラ(制御手段)、42…ブレーキスイツ
チ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回動操作自在なシフトレバーに、該シフト
    レバーとともにシフト移動するデイテントピンが設けら
    れ、前記シフトレバーの側部に前記デイテントピンが選
    択的に位置する走行ポジシヨンと停止ポジシヨンとが形
    成されたデイテントプレートが配設され、前記停止ポジ
    シヨンにはデイテントピンが係合する受容凹部が形成さ
    れた構造において、前記シフトレバーの上部に手動スイ
    ツチが配設される一方シフトレバーの下部に前記デイテ
    ントピンを受容凹部内に係合支持し、かつ解離駆動する
    アクチユエータが設けられるとともに、少なくとも前記
    手動スイツチの操作とブレーキペダルの踏込操作とに基
    づいて前記アクチユエータの駆動を制御する制御手段が
    設けられたことを特徴とする自動変速機の変速操作装
    置。
JP12536087U 1987-08-18 1987-08-18 自動変速機の変速操作装置 Expired - Lifetime JPH0612300Y2 (ja)

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JPS6431239U JPS6431239U (ja) 1989-02-27
JPH0612300Y2 true JPH0612300Y2 (ja) 1994-03-30

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KR100326666B1 (ko) * 1999-09-21 2002-03-02 이계안 자동 변속기 차량용 변속 레버의 시프트 록킹장치

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