JPH06122807A - 安定化したシラングラフトポリオレフィン - Google Patents
安定化したシラングラフトポリオレフィンInfo
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- JPH06122807A JPH06122807A JP3517792A JP3517792A JPH06122807A JP H06122807 A JPH06122807 A JP H06122807A JP 3517792 A JP3517792 A JP 3517792A JP 3517792 A JP3517792 A JP 3517792A JP H06122807 A JPH06122807 A JP H06122807A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyolefin
- grafted
- silane
- stabilized
- desiccant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L43/00—Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and containing boron, silicon, phosphorus, selenium, tellurium or a metal; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L43/04—Homopolymers or copolymers of monomers containing silicon
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K3/00—Use of inorganic substances as compounding ingredients
- C08K3/18—Oxygen-containing compounds, e.g. metal carbonyls
- C08K3/20—Oxides; Hydroxides
- C08K3/22—Oxides; Hydroxides of metals
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/16—Nitrogen-containing compounds
- C08K5/29—Compounds containing one or more carbon-to-nitrogen double bonds
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
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- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Organic Insulating Materials (AREA)
- Graft Or Block Polymers (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 特性劣化を生じることなく長期間保管できる
安定化したシラングラフトポリオレフィンを提供する。 【構成】 ポリオレフィン（例、ポリエチレン）にシラ
ン（ビニルトリメトキシシラン）をグラフトしたポリオ
レフィン材料で、材料中の水の存在による早期架橋を阻
止するため、グラフトポリオレフィンの重量に対し０．
２〜３重量％の乾燥剤（生石灰）を含有するもの。 【効果】 ケーブル被覆に使用される。
安定化したシラングラフトポリオレフィンを提供する。 【構成】 ポリオレフィン（例、ポリエチレン）にシラ
ン（ビニルトリメトキシシラン）をグラフトしたポリオ
レフィン材料で、材料中の水の存在による早期架橋を阻
止するため、グラフトポリオレフィンの重量に対し０．
２〜３重量％の乾燥剤（生石灰）を含有するもの。 【効果】 ケーブル被覆に使用される。
Description
【０００１】本発明は、加水分解性アルコキシ基を含み
水または水蒸気の存在下に架橋可能であり、任意に無機
充填材を含有する安定化したシラングラフトポリオレフ
ィンに係る。
水または水蒸気の存在下に架橋可能であり、任意に無機
充填材を含有する安定化したシラングラフトポリオレフ
ィンに係る。
【０００２】ポリオレフィンと一般式ＲＲ1ＳｉＹ2〔式
中、Ｒは一価のオレフィン系不飽和炭化水素基または加
水分解性オキシ炭化水素基を示し、Ｙの各々はアルコキ
シ基を示し、Ｒ1は基Ｒと同じ基またはメチル基または
Ｙと同じ基を示す〕で示されるシランとを反応させるこ
とによって、加水分解性アルコキシ基を含むシラングラ
フトポリオレフィンを製造することは公知である。ポリ
オレフィンとシランとのこの反応は、反応温度で速やか
に分解してフリーラジカルを発生し得る化合物の存在下
に１４０℃以上の温度で行なう。かかるグラフトポリオ
レフィン、特にグラフトポリエチレンの製造に関しては
特に英国特許公開第１２８６４６０号に記載されてい
る。ポリオレフィンにグラフトするシランは例えば、ビ
ニルトリメトキシシランまたはビニルトリエトキシシラ
ンである。これらのグラフトポリオレフィンを次に、好
ましくはシラノール縮合触媒の存在下に、低温の水また
は水蒸気で処理することによって架橋させる。
中、Ｒは一価のオレフィン系不飽和炭化水素基または加
水分解性オキシ炭化水素基を示し、Ｙの各々はアルコキ
シ基を示し、Ｒ1は基Ｒと同じ基またはメチル基または
Ｙと同じ基を示す〕で示されるシランとを反応させるこ
とによって、加水分解性アルコキシ基を含むシラングラ
フトポリオレフィンを製造することは公知である。ポリ
オレフィンとシランとのこの反応は、反応温度で速やか
に分解してフリーラジカルを発生し得る化合物の存在下
に１４０℃以上の温度で行なう。かかるグラフトポリオ
レフィン、特にグラフトポリエチレンの製造に関しては
特に英国特許公開第１２８６４６０号に記載されてい
る。ポリオレフィンにグラフトするシランは例えば、ビ
ニルトリメトキシシランまたはビニルトリエトキシシラ
ンである。これらのグラフトポリオレフィンを次に、好
ましくはシラノール縮合触媒の存在下に、低温の水また
は水蒸気で処理することによって架橋させる。
【０００３】しかしながら、グラフトポリオレフィンは
完全に安定ではない。このようなポリオレフィンは次第
に経時変化を生じ、局部架橋または早期架橋によって硬
質粒子を出現させる。その結果、例えばケーブル被覆の
製造を目的として成形処理を行なう際に、混和または押
出工程でポリオレフィンの剥離現象が生じる。
完全に安定ではない。このようなポリオレフィンは次第
に経時変化を生じ、局部架橋または早期架橋によって硬
質粒子を出現させる。その結果、例えばケーブル被覆の
製造を目的として成形処理を行なう際に、混和または押
出工程でポリオレフィンの剥離現象が生じる。
【０００４】従って、得られた部材、例えばケーブル被
覆は、見掛け欠陥を有しており、電気絶縁材として使用
されたときに絶縁破壊が生じるおそれがある。
覆は、見掛け欠陥を有しており、電気絶縁材として使用
されたときに絶縁破壊が生じるおそれがある。
【０００５】本発明で行なった試験によれば、湿式でシ
ランとグラフトしたポリオレフィンの局部架橋の理由
は、アルコキシ基が次第に加水分解してアルコール基を
与えるためであることが判明した。このアルコール基
は、温度上昇を伴う混和のような機械的処理の際に、架
橋触媒が存在しなくても各鎖と順次反応して架橋を形成
する。従って、２箇月保管後のシラングラフトポリオレ
フィンは、２２０℃に達する温度上昇を伴う混和処理の
際に架橋し易いことが観察された。
ランとグラフトしたポリオレフィンの局部架橋の理由
は、アルコキシ基が次第に加水分解してアルコール基を
与えるためであることが判明した。このアルコール基
は、温度上昇を伴う混和のような機械的処理の際に、架
橋触媒が存在しなくても各鎖と順次反応して架橋を形成
する。従って、２箇月保管後のシラングラフトポリオレ
フィンは、２２０℃に達する温度上昇を伴う混和処理の
際に架橋し易いことが観察された。
【０００６】従って現状では、上記のごとき硬質粒子の
出現及び剥離現象の発生を防止したいならば、シラング
ラフトポリオレフィンを短期間しか保管できない。
出現及び剥離現象の発生を防止したいならば、シラング
ラフトポリオレフィンを短期間しか保管できない。
【０００７】本発明の目的は、特性劣化を生じることな
く長期間保管できる安定化したシラングラフトポリオレ
フィンを提供することである。
く長期間保管できる安定化したシラングラフトポリオレ
フィンを提供することである。
【０００８】本発明による安定化したシラングラフトポ
リオレフィンの特徴は、ポリオレフィンの材料中の水の
存在による早期架橋を阻止するためにグラフトポリオレ
フィンの０.２〜３重量％の乾燥剤を含有することであ
る。
リオレフィンの特徴は、ポリオレフィンの材料中の水の
存在による早期架橋を阻止するためにグラフトポリオレ
フィンの０.２〜３重量％の乾燥剤を含有することであ
る。
【０００９】乾燥剤は好ましくは、生石灰またはジシク
ロヘキシルカルボジイミドである。
ロヘキシルカルボジイミドである。
【００１０】ポリオレフィンとシランとを混合するとき
に同時にポリオレフィンに乾燥剤を混合するのが好まし
い。
に同時にポリオレフィンに乾燥剤を混合するのが好まし
い。
【００１１】乾燥剤の上記に規定した濃度は、グラフト
ポリオレフィンの優れた安定性を確保し、しかもその機
械的特性及び電気的特性を有意に低下させない値であ
る。
ポリオレフィンの優れた安定性を確保し、しかもその機
械的特性及び電気的特性を有意に低下させない値であ
る。
【００１２】適当なグラフトポリオレフィンは、ビニル
トリメトキシシランとグラフトしたポリエチレンまたは
エチレンコポリマーである。組成物に混合される乾燥剤
は、該組成物中の水の存在による早期架橋を阻止する。
トリメトキシシランとグラフトしたポリエチレンまたは
エチレンコポリマーである。組成物に混合される乾燥剤
は、該組成物中の水の存在による早期架橋を阻止する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マドレーヌ・プリジヤン フランス国、91460・マルクーシ、アレ・ デ・フレーズ・10 (72)発明者 シヤンタル・アントリノ フランス国、69740・ゴナ、リユ・ドウ・ ラ・レピユブリツク、39 (72)発明者 ジヤン−クロード・アシエ フランス国、91860・エピネー・スー・セ ナール、ビラ・デ・３・カイユー・13
Claims (3)
- 【請求項１】 加水分解性アルコキシ基を含み水または
水蒸気の存在下に架橋可能なシラングラフトポリオレフ
ィンであって、更に、前記ポリオレフィン材料中の水の
存在による早期架橋を阻止するためにグラフトポリオレ
フィンの重量に対して０.２〜３重量％の乾燥剤を含有
することを特徴とする安定化したシラングラフトポリオ
レフィン。 - 【請求項２】 乾燥剤が生石灰またはジシクロヘキシル
カルボジイミドであることを特徴とする請求項１に記載
の安定化したポリオレフィン。 - 【請求項３】 ポリオレフィンが、ビニルトリメトキシ
シランとグラフトしたポリエチレンまたはエチレンコポ
リマーであることを特徴とする請求項１または２に記載
の安定化したポリオレフィン。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR9102079 | 1991-02-21 | ||
| FR9102079A FR2673188A1 (fr) | 1991-02-21 | 1991-02-21 | Polyolefine stabilisee greffee par un silane. |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06122807A true JPH06122807A (ja) | 1994-05-06 |
Family
ID=9409957
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3517792A Pending JPH06122807A (ja) | 1991-02-21 | 1992-02-21 | 安定化したシラングラフトポリオレフィン |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0500010A1 (ja) |
| JP (1) | JPH06122807A (ja) |
| FI (1) | FI920657A (ja) |
| FR (1) | FR2673188A1 (ja) |
| NO (1) | NO920649L (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2712292B1 (fr) * | 1993-11-08 | 1995-12-29 | Lens Cableries | Procédé de recyclage de déchets de matériaux élastomères à base de polyéthylène, ou de copolymères d'éthylène et d'un autre monomère oléfinique, réticulés par silane. |
| DE19515947A1 (de) * | 1995-05-02 | 1996-11-07 | Huels Silicone Gmbh | Lagerstabile, alkoxyvernetzende RTV1-Systeme |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR1349641A (fr) * | 1963-02-26 | 1964-01-17 | Thomson Houston Comp Francaise | Compositions d'organopolysiloxanes |
| GB8400149D0 (en) * | 1984-01-05 | 1984-02-08 | Bp Chem Int Ltd | Polymer composition |
| US4681913A (en) * | 1985-06-05 | 1987-07-21 | General Electric Company | Method for preventing premature curing of silicone compositions and compositions made thereby |
| DE3543839A1 (de) * | 1985-12-12 | 1987-06-19 | Goetze Ag | Siebdruckfaehige epoxidharzmasse |
| FR2603894B1 (fr) * | 1986-09-11 | 1988-11-18 | Rhone Poulenc Chimie | Composition organopolysiloxane comportant un accelerateur de durcissement |
-
1991
- 1991-02-21 FR FR9102079A patent/FR2673188A1/fr not_active Withdrawn
-
1992
- 1992-02-14 FI FI920657A patent/FI920657A/fi not_active Application Discontinuation
- 1992-02-17 EP EP92102599A patent/EP0500010A1/fr not_active Withdrawn
- 1992-02-19 NO NO92920649A patent/NO920649L/no unknown
- 1992-02-21 JP JP3517792A patent/JPH06122807A/ja active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| FI920657A (fi) | 1992-08-22 |
| NO920649L (no) | 1992-08-24 |
| FR2673188A1 (fr) | 1992-08-28 |
| EP0500010A1 (fr) | 1992-08-26 |
| FI920657A0 (fi) | 1992-02-14 |
| NO920649D0 (no) | 1992-02-19 |
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