JPH06122494A - 記録媒体収納ケース及び記録媒体収納ケースの印刷方法 - Google Patents

記録媒体収納ケース及び記録媒体収納ケースの印刷方法

Info

Publication number
JPH06122494A
JPH06122494A JP4287107A JP28710792A JPH06122494A JP H06122494 A JPH06122494 A JP H06122494A JP 4287107 A JP4287107 A JP 4287107A JP 28710792 A JP28710792 A JP 28710792A JP H06122494 A JPH06122494 A JP H06122494A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
layer
storage case
recording medium
printed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4287107A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Kano
賢一 鹿野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP4287107A priority Critical patent/JPH06122494A/ja
Publication of JPH06122494A publication Critical patent/JPH06122494A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Packaging For Recording Disks (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 白ベタ層20を介して第1の印刷層19と第
2の印刷層24が透明な記録媒体収納ケースの蓋体10
の表面10bに、一方向から印刷によって積層形成され
た記録媒体収納ケース。 【効果】 一方向からの印刷による表面及び裏面のいず
れにも良好な印刷がなされ、高品位でしかもより多くの
情報を印刷することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばテープカセット
や光ディスク等を収納保管する記録媒体収納ケース及び
この収納ケースに印刷パターンを形成する記録媒体収納
ケースの印刷方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、テープ幅が8mmとされた磁気
テープが収納されてなるテープカセットや、光ディスク
や光磁気ディスク等を収納保管する収納ケースは、通
常、透明な樹脂成形体によって形成され、印刷が施され
たフィルム等によってパッケージされることにより店頭
に並べられている。
【0003】上記収納ケースをパッケージするフィルム
に印刷されるデザインは、購買者の購入心を惹起させる
ことに重点をおき、収納ケースに収納されるテープカセ
ットや光ディスク等の種類等や機能を表示するものでは
なく、全く関係の無いイラスト等が採用されている。し
たがって、購買者は、パッケージの上から内部に収納さ
れるテープやディスク等を想像して購入しなければなら
ないという不都合がある。また、パッケージの上から収
納ケースに収納されるテープカセットのテープの巻姿の
チェックができない等の問題もある。
【0004】そこで、収納ケースに、このケースに収納
されるテープカセットやディスクの種類等を表示するデ
ザインを直接印刷することが考えられている。例えば、
収納ケースに印刷を施すには、次のようにして行う。先
ず、ケース本体に対して一側縁側を支点として回動自在
に設けられた蓋体の表面に、このケースが透明であるこ
とから発色のために白色の顔料を含有した下地層として
いわゆる白ベタ印刷を行う。次に、その上に三原色、
黒、特色、メタル系色によって所定のデザインを印刷す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
にして印刷された収納ケースにおいては、印刷面は良好
で市販品レベルであるが、蓋体を開けたときに該蓋体の
裏面に色ベタ層が見えるため、著しく品質が低下すると
いう欠点がある。このため、蓋体の裏面にも印刷を行う
ことも考えられるが、ケースの外壁を構成する蓋体の枠
が邪魔になって、裏面全面に印刷することが難しい。
【0006】そこで本発明は、かかる従来の技術的な課
題を解消するために、一方向からの印刷による表面及び
裏面のいずれにも良好な印刷が施された高品位の記録媒
体収納ケースを提供することを目的とする。
【0007】また本発明は、一方向からの印刷で表面及
び裏面のいずれもに良好な印刷が行え、より多くの情報
を印刷可能となし、オーバーラップフィルムが不要な記
録媒体収納ケースの印刷方法を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の記録媒体収納ケ
ースは、白地下地層を介して第1の印刷層と第2の印刷
層が透明な記録媒体収納ケースの一面に積層形成されて
いることを特徴とする。
【0009】上記第2の印刷層上には、保護膜層が形成
されていることを特徴とし、さらに、印刷部に透明窓部
が形成されていることを特徴とする。
【0010】また、記録媒体収納ケースに収納された被
収納物に形成された印刷パターンに対して、上記第1の
印刷層の印刷パターンは印刷面とは反対側の面より見た
ときに線対称パターンであり、第2の印刷層の印刷パタ
ーンは印刷面側より見たときに同一パターンであること
を特徴とする。
【0011】一方、本発明の記録媒体収納ケースの印刷
方法は、透明な記録媒体収納ケースの一面に第1の印刷
層を形成した後、白地下地層を積層し、さらにこの上に
第2の印刷層を形成することを特徴とする。
【0012】さらに、本発明の印刷方法は、第2の印刷
層上に保護膜層を形成することを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明に係る記録媒体収納ケースにおいては、
透明な記録媒体収納ケースの一面に、白地下地層を介し
て第1の印刷層と第2の印刷層が積層形成されているの
で、上記第2の印刷層の印刷パターンは印刷面側より確
認され、上記第1の印刷層の印刷パターンはこれと反対
側の裏面より確認される。つまり、透明な収納ケースの
一方向からの印刷によるので、見かけ上、表面と裏面の
いずれにも印刷がなされたことになる。
【0014】また、このときの第1の印刷層の印刷パタ
ーンは、記録媒体収納ケースに収納された被収納物に形
成された印刷パターンに対して、印刷面と反対側の裏面
より見たときに線対称パターンであり、第2の印刷層の
印刷パターンは、印刷面側より見たときに同一パターン
であるので、その表裏いずれの面からみても正しい方向
に印刷パターンが確認される。
【0015】また、第2の印刷層上には、保護膜層が形
成されているので、この保護膜層によって上記第2の印
刷層が保護される。また、第1の印刷層は、収納ケース
に直接印刷されることから、ケース自体が保護膜層とし
て機能し、このケースによって上記第1の印刷層が保護
される。
【0016】一方、本発明に係る記録媒体収納ケースの
印刷方法においては、透明な記録媒体収納ケースの一面
に第1の印刷層を形成した後、白地下地層を積層し、さ
らにこの上に第2の印刷層を形成するので、一方向から
の印刷により見かけ上その表面及び裏面共に印刷される
ことになり、より多くの情報の印刷が可能となる。
【0017】
【実施例】以下、本発明を適用した具体的な実施例につ
いて図面を参照しながら詳細に説明する。なお本実施例
は、テープ幅が8mmとされた磁気テープを収納してな
るテープカセットを収納保管するテープカセット収納ケ
ースに本発明を適用したものである。
【0018】テープカセット収納ケースに印刷を行うに
は、以下の手順にしたがって行う。先ず、図1に示すよ
うに、テープカセット1の表面に所定デザインの印刷を
行う。すなわち、透明・半透明のブランクカセットの上
ハーフの表面に、カセット内に収納される一対のテープ
リール2,3に巻回された磁気テープ4の巻姿を確認す
るための透明窓5以外の領域に白ベタ印刷を行う。
【0019】白ベタ印刷は、次工程で行う三原色による
インクの発色を助けるための下塗りとなるもので、白色
を顔料とするインキを用いる。例えば、そのインキの成
分としては、白色の顔料としてのシリカ、ゼラチン、ポ
リアミドアルキシド、水を成分とする。この他、白色の
顔料として使用できるものは、アルミナ、炭酸カルシウ
ム、タルク、ケイソウ土、ゼオライト等が挙げられる。
また、結着剤としては、ゼラチンやポリアミドアルキシ
ドの代わりにポリアクリルアミド等の水溶性高分子、デ
ンプン、アラビアゴム等が使用できる。
【0020】なお、印刷の方法としては、被印刷物に接
触させない非接触式の印刷ヘッドを備えた印刷機を用い
た非接触インクジェット印刷、熱転写印刷、オフセット
印刷、シルクスクリーン印刷等がいずれも使用できる。
【0021】次に、シアン,マゼンタ,イエローの三原
色、黒、特色、メタル系のインキによって、予めデザイ
ンされた絵柄6や文字7をフルカラー印刷する。このと
き、先の透明窓5には、印刷を行わない。この工程で印
刷する文字7は、例えば自社製であることを主張するロ
ゴマークや商品価値を高めるために付加する文字、或い
は磁気テープ4の種類等を表示する文字等を印刷する。
また、絵柄6については、購買意欲を惹起させるような
デザインのもの等が採用される。
【0022】この結果、テープカセット1の表面には、
絵柄6と文字7が描かれた印刷パターンが形成されると
ともに、透明窓5が形成される。したがって、上記透明
窓5を介して、上記カセット内に収納された磁気テープ
4の巻姿を目視により確認することができる。
【0023】次に、このテープカセット1が収納される
テープカセット収納ケース8を用意する。上記テープカ
セット収納ケース8は、透明・半透明な樹脂材料を射出
成形することにより一体的に形成されてなるもので、例
えば図2に示すように、テープカセット1を収納するに
足る大きさとなされたケース本体9と、このケース本体
9の一側縁部に回動自在に取付けられた蓋体10とから
構成されている。
【0024】上記ケース本体9は、テープカセット1を
収納するに足る大きさとなされた板状体よりなり、その
後端縁側にテープカセット1を収納保持するための枠体
状をなす収納部11が設けられている。かかる収納部1
1には、上記テープカセット1のうち、開閉蓋12が設
けられる前面部分が収納される。一方、蓋体10は、上
記収納部11に収納されたテープカセット1をその内部
に完全に収納するに足る大きさの板状体として形成さ
れ、上記収納部11と対向する部分を除く側縁部にそれ
ぞれテープカセット1の外周囲を覆う側壁として機能す
る立ち上がり壁13a,13b,13cが設けられてい
る。そして、この蓋体10は、上記収納部11の後端側
の両側壁11a,11bに固定された回動軸14,15
に支持され、上記ケース本体9に対し図2中矢印X方向
に回動自在となされている。
【0025】そして、用意されたテープカセット収納ケ
ース8の蓋体10の表面10bに、テープカセット1に
印刷した絵柄6,文字7,透明窓5と同一パターンとし
た絵柄16,文字17,透明窓18を、いわゆる鏡像印
刷する。すなわち、図3に示すように、ケース本体9の
収納部11にテープカセット1を収納したときに、この
テープカセット1に印刷された絵柄6,文字7及び透明
窓5が形成された印刷面と対向する蓋体10の裏面10
aとは反対側の面である表面10bに、同図中矢印Aで
示す方向から、テープカセット1に印刷された印刷パタ
ーンと同一パターンの絵柄16,文字17,透明窓18
を、蓋体10の裏面10aより見たときに線対称パター
ンとなるように印刷する。
【0026】ここでの印刷は、透明なケースへの直接印
刷であるので発色の心配が無いことから、三原色、黒、
特色、メタル系のインキによるフルカラー印刷とする。
なお、必要に応じて印刷がなされていない領域に、例え
ばタイトル、サブタイトル、プロフィール、メッセージ
或いはカセットの取扱い説明等の文字情報、或いは商品
価値を付加するような絵柄等を、蓋体10の裏面10a
から見て正規の姿で見えるように印刷するようにしても
よい。
【0027】この結果、蓋体10には、該蓋体10を裏
面10a側より見たときに、テープカセット1の印刷パ
ターンと鏡像パターンとされた第1の印刷層19が、裏
面デザインとして形成される。かかる第1の印刷層19
は、透明な蓋体10に形成されることから、この蓋体1
0が保護膜層として機能し、この第1の印刷層19を保
護する。したがって、かかる印刷層19のインキが剥が
れて、ケース内部に収納される磁気テープ4に付着する
ことにより、ドロップアウトが発生するようなことが生
じない。
【0028】次に、上記第1の印刷層19の上に、後述
する第2の印刷層の発色を助けるための白ベタ層20を
形成する。このとき、テープカセット1に設けられた透
明窓5と対向する位置には、上記白ベタ層20を形成し
ない。また、上記白ベタ層20は、テープカセット1に
印刷した白ベタ層と全く同じ組成を有するインキによっ
て非接触インクジェット印刷等によって形成される。
【0029】この白ベタ層20を形成することで、第1
の印刷層19を、蓋体10の裏面10aから読み取るこ
とができる。
【0030】次いで、上記白ベタ層20の上に、ケース
本体9の収納部11に収納されたテープカセット1に印
刷した絵柄6,文字7,透明窓5と同一パターンとした
絵柄21,文字22,透明窓23を、蓋体10の表面1
0b側より見たときに同一パターンとなるように印刷す
る。すなわち、図4に示すように、蓋体10の表面10
b側から見たときに、ケース本体9の収納部11に収納
されたテープカセット1の印刷パターンに重なるように
して、この印刷パターンと同一パターンの絵柄21,文
字22,透明窓23を形成する。
【0031】ここでの印刷は、テープカセット1に印刷
したのと同じく、三原色、黒、特色、メタル系のインキ
によるフルカラー印刷とする。なお、必要に応じて印刷
がなされていない領域に、商品価値を付加するような絵
柄や文字等を印刷するようにしてもよい。例えば、天然
色によるフルカラー写真印刷やグラディションロゴ文字
等を印刷する。
【0032】この結果、蓋体10には、該蓋体10を表
面10b側より見たときに、テープカセット1の印刷パ
ターンと同一パターンとされた第2の印刷層24が、表
面デザインとして形成される。
【0033】なお、蓋体10に形成する透明窓23は、
その内部に収納される被収納物に印刷される印刷パター
ンに応じて形成すればよい。その例として、例えば図8
ないし図15に変形例を示す。
【0034】次に、上記第2の印刷層24の上に、この
第2の印刷層24を保護する透明なトップコート層であ
る保護膜層25を形成する。保護膜層25としては、油
性のもの(有機溶剤可溶性樹脂)を主成分としても水性
のもの(水溶性樹脂や水性ニス等)を主成分としてもよ
い。かかる保護膜層25を構成する成分を例示すると、
アルキド樹脂、ポリウレタン、ポリアミド、フェノール
樹脂、メラミン樹脂、ポリビニルホルマール、ポリメチ
ルメタクリレート、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルブチラ
ール、合成ゴム系合成樹脂ラテックス等が挙げられる。
【0035】かかる保護膜層25を形成することによ
り、印刷面の耐スクラッチ、耐アルコール、耐候性、そ
の他諸特性がいずれも大幅に向上し、高品位の印刷面を
長期間に亘って保持することができる。
【0036】以上のように作製されたテープカセット収
納ケース8においては、一方向からの印刷で見かけ上、
蓋体10の表面10bと裏面10aにそれぞれ絵柄1
6,21、文字17、22が印刷されたことになる。こ
のように、一方向からの印刷で蓋体10の表裏に印刷す
ることができるので、印刷工程の簡略化が図れるととも
に印刷作業が容易なものとなる。また、このときの裏面
デザインとなる第1の印刷層19と表面デザインとなる
第2の印刷層24は、白ベタ層20を介して積層され、
いずれも保護膜層25(一方は、蓋体10が保護膜層と
して機能する)によってその表面が保護されるようにな
っているので、印刷の品位が保たれる。
【0037】さらに、このテープカセット収納ケース8
においては、蓋体10の表面10bに形成された第2の
印刷層24の印刷パターンと、ケースに収納されるテー
プカセット1の印刷パターンは同じであるので、購買者
が迷うことなく必要な種類のカセットを確実に購入する
ことができる。また、このテープカセット収納ケース8
には、透明窓23が設けられているので、蓋体10を開
けなくともケース内部の磁気テープ4の巻姿を目視によ
り確認することができる。
【0038】また、このテープカセット収納ケース8を
この状態のままで店頭に置くことも可能であるが、オー
バーラップフィルムを用いる場合には、このオーバーラ
ップフィルムによって包まれるテープカセット収納ケー
ス8の蓋体10の表面10bに印刷した絵柄21,文字
22,透明窓23と全く同じ絵柄26,文字27,透明
窓28を、上記オーバーラップフィルム29の表面に印
刷する。
【0039】ここでの印刷は、蓋体10の表面10bに
印刷したときと同様の方法によって印刷を行う。
【0040】このようにすれば、オーバーラップフィル
ム29によってテープカセット収納ケース8を包んだ場
合でも、図6に示すように、透明窓28を介してケース
内部の磁気テープ4の巻姿を目視により確認することが
できるとともに、該オーバーラップフィルム29を剥が
さなくとも安心してテープカセット1を購入することが
できる。なお、オーバーラップフィルム29に印刷をし
なくとも、透明なオーバーラップフィルムを使用するよ
うにしてもよい。
【0041】以上、本発明を適用した具体的な実施例に
ついて説明したが、本発明は、上述の実施例に限定され
ることなく種々の変更が可能である。例えば、光ディス
クや光磁気ディスク等の主面に印刷された絵柄等と同じ
絵柄等を、このディスクを収納保管するディスク収納ケ
ースの一面に同様にして一方向から印刷を行うようにし
ても同様の作用効果が得られる。
【0042】この他、図16に示すように、光ディスク
30を収納保管するディスク収納ケース31の蓋体32
に、この光ディスク30の主面に印刷された絵柄33と
対応する部分に透明窓34を形成する。このようにする
ことで、蓋体32を開くことなく、光ディスク30に印
刷された絵柄33を目視により確認することができる。
【0043】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の記録媒体収納ケースにおいては、一方向からの印刷
で見かけ上、蓋体の表面と裏面にそれぞれ絵柄、文字等
が印刷されるので、印刷工程の簡略化が図れるとともに
印刷作業が容易なものとなり、作業効率が大幅に向上す
る。また、収納ケースの表裏に印刷することができるの
で、収納ケースにより多くの情報を書き込むことがで
き、付加価値を大幅に向上させることができる。
【0044】また、本発明の記録媒体収納ケースにおい
ては、裏面デザインとなる第1の印刷層はケースに直接
印刷されることにより形成され、表面デザインとなる第
2の印刷層は保護膜層25によってその表面が保護され
るようになっているので、印刷面が長期間に亘って高品
位に維持される。
【0045】さらに、本発明の記録媒体収納ケースにお
いては、蓋体の表面に形成された第2の印刷層の印刷パ
ターンと、ケースに収納されるテープカセットの印刷パ
ターンは同じであるので、購買者が迷うことなく必要な
種類のカセットを確実に購入することができる。また、
収納ケースには、透明窓が設けられているので、蓋体を
開けなくともケース内部の磁気テープの巻姿を目視によ
り確認することができる。
【0046】一方、本発明の記録媒体収納ケースの印刷
方法においては、一方向からの印刷により表裏に印刷す
ることができるので、印刷作業がし易くなり、高品位な
印刷を図ることができる。これにより、歩留りの大幅な
向上が望めるとともに、高品位で付加価値の高い記録媒
体収納ケースを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】テープカセットに印刷を施した状態を示すテー
プカセットの斜視図である。
【図2】テープカセットを収納保管するテープカセット
収納ケースの斜視図である。
【図3】テープカセット収納ケースに第1の印刷層を形
成した状態のテープカセット収納ケースの斜視図であ
る。
【図4】テープカセット収納ケースに第2の印刷層を形
成した状態のテープカセット収納ケースの斜視図であ
る。
【図5】印刷層を一部破断して示す要部拡大斜視図であ
る。
【図6】オーバーラップフィルムに印刷した状態を示す
オーバーラップフィルムの斜視図である。
【図7】オーバーラップフィルムでテープカセット収納
ケースを包んだ状態を示すテープカセット収納ケースの
斜視図である。
【図8】蓋体に形成した透明窓の変形例を示す蓋体の平
面図である。
【図9】蓋体に形成した透明窓の変形例を示す蓋体の平
面図である。
【図10】蓋体に形成した透明窓の変形例を示す蓋体の
平面図である。
【図11】蓋体に形成した透明窓の変形例を示す蓋体の
平面図である。
【図12】蓋体に形成した透明窓の変形例を示す蓋体の
平面図である。
【図13】蓋体に形成した透明窓の変形例を示す蓋体の
平面図である。
【図14】蓋体に形成した透明窓の変形例を示す蓋体の
平面図である。
【図15】蓋体に形成した透明窓の変形例を示す蓋体の
平面図である。
【図16】ディスク収納ケースの蓋体に透明窓を形成し
た例を示すディスク収納ケースの斜視図である。
【符号の説明】
1・・・テープカセット 2,3・・・テープリール 4・・・磁気テープ 5,18,23,28,34・・・透明窓 6,21,26・・・絵柄 7,22,27・・・文字 10・・・蓋体 19・・・第1の印刷層 20・・・白ベタ層 24・・・第2の印刷層 25・・・保護膜層

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 白地下地層を介して第1の印刷層と第2
    の印刷層が透明な記録媒体収納ケースの一面に積層形成
    されていることを特徴とする記録媒体収納ケース。
  2. 【請求項2】 透明な記録媒体収納ケースの一面に第1
    の印刷層を形成した後、白地下地層を積層し、さらにこ
    の上に第2の印刷層を形成することを特徴とする記録媒
    体収納ケースの印刷方法。
  3. 【請求項3】 第2の印刷層上に保護膜層が形成されて
    いることを特徴とする請求項1記載の記録媒体収納ケー
    ス。
  4. 【請求項4】 透明窓部が印刷部に形成されたことを特
    徴とする請求項1記載の記録媒体収納ケース。
  5. 【請求項5】 記録媒体収納ケースに収納された被収納
    物に形成された印刷パターンに対して、上記第1の印刷
    層の印刷パターンは印刷面とは反対側の面より見たとき
    に線対称パターンであり、第2の印刷層の印刷パターン
    は印刷面側より見たときに同一パターンであることを特
    徴とする請求項1記載の記録媒体収納ケース。
  6. 【請求項6】 第2の印刷層上に保護膜層を形成するこ
    とを特徴とする請求項2記載の記録媒体収納ケースの印
    刷方法。
JP4287107A 1992-10-02 1992-10-02 記録媒体収納ケース及び記録媒体収納ケースの印刷方法 Pending JPH06122494A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4287107A JPH06122494A (ja) 1992-10-02 1992-10-02 記録媒体収納ケース及び記録媒体収納ケースの印刷方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4287107A JPH06122494A (ja) 1992-10-02 1992-10-02 記録媒体収納ケース及び記録媒体収納ケースの印刷方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06122494A true JPH06122494A (ja) 1994-05-06

Family

ID=17713157

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4287107A Pending JPH06122494A (ja) 1992-10-02 1992-10-02 記録媒体収納ケース及び記録媒体収納ケースの印刷方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06122494A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3730103A1 (de) * 1986-09-09 1988-03-17 Mitsubishi Electric Corp Laststeuersystem und verfahren zum trennen eines unter-busses von einem haupt-bus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3730103A1 (de) * 1986-09-09 1988-03-17 Mitsubishi Electric Corp Laststeuersystem und verfahren zum trennen eines unter-busses von einem haupt-bus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2909505B2 (ja) 包装体に使用する上包みおよび包装体
JP4008546B2 (ja) 無線情報記憶媒体
US5799008A (en) Casing having multiple printed layers which provide a protected decorative area and unprotected area on which writing can be formed
JPH06122494A (ja) 記録媒体収納ケース及び記録媒体収納ケースの印刷方法
JP2003162206A (ja) ホログラムシート原反および該原反に印刷された印刷物
JP3515022B2 (ja) ラベル連続体
JP2002127533A (ja) 熱転写リボンカセット
JP2009244364A (ja) ラベル
JP2754215B2 (ja) 情報記録媒体
JPH1191852A (ja) 包装用フィルム
ES2218633T3 (es) Pelicula para producir embalajes flexibles provisto de un holograma de seguridad, y procedimiento para producir dicha pelicula.
JP3680060B2 (ja) 陳列ケースにおける情報シート保持用カバー装置
JPH0722783Y2 (ja) テープカセット
JP2002002858A (ja) 情報記録媒体の包装構造
JP2000191080A (ja) 記録媒体用収納物品
JPH0722782Y2 (ja) テープカセット
JPH11291676A (ja) カードの記録方法及びカード
CA1161013A (en) Method of protecting videotapes
JPH0615985A (ja) 熱破壊記録層を有する印刷記録シート
JPH07251575A (ja) 熱転写プリンタ用インクリボンカセット及び熱転写記録方法
JP2002367336A (ja) 磁気テープカートリッジ
JPH0885281A (ja) 情報カ−ドの情報消去及び記録方法
JP3034965U (ja) ビデオカセットテープ用ケース
JP2001010139A (ja) 熱転写リボンカセット
JP2000141842A (ja) ビデオプリンタのインクリボンカセット

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20021008