JPH06122310A - ホィールアライメント制御方法 - Google Patents

ホィールアライメント制御方法

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Publication number
JPH06122310A
JPH06122310A JP4274234A JP27423492A JPH06122310A JP H06122310 A JPH06122310 A JP H06122310A JP 4274234 A JP4274234 A JP 4274234A JP 27423492 A JP27423492 A JP 27423492A JP H06122310 A JPH06122310 A JP H06122310A
Authority
JP
Japan
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fuzzy
vehicle
inference
camber
value
Prior art date
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Pending
Application number
JP4274234A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Miichi
善紀 見市
Tadao Tanaka
忠夫 田中
Mitsuhiko Harayoshi
光彦 原良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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Publication of JPH06122310A publication Critical patent/JPH06122310A/ja
Priority to US08/535,319 priority patent/US5557525A/en
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2200/00Indexing codes relating to suspension types
    • B60G2200/10Independent suspensions
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2200/00Indexing codes relating to suspension types
    • B60G2200/40Indexing codes relating to the wheels in the suspensions
    • B60G2200/462Toe-in/out
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2202/00Indexing codes relating to the type of spring, damper or actuator
    • B60G2202/40Type of actuator
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2204/00Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
    • B60G2204/62Adjustable continuously, e.g. during driving

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複雑な重み付け制御を行うことなしに、きめ
細かなアライメント調整を実行して、車両走行モードに
適合するホィールアライメントを実現する。 【構成】 センサ(35〜37)出力から車両走行状態
を判別する毎に、プロセッサ(32)は、メモリ(3
1)に設定され複数の車両走行モードに対応するファジ
ィルールと判別走行状態とに基づいてファジィ推論によ
り演算した推論出力からキャスタ,キャンバ及びトーの
目標値を決定し、プロセッサ出力に応動する駆動回路
(40)を介して作動部(D1〜D3)によりキャンバ
等が調整される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホィールアライメント
制御方法に関し、特に、きめ細かなアライメント調整を
行って車両走行モードに適合するホィールアライメント
を実現可能とする方法に関する。
【0002】
【従来の技術】車両において、車輪のアライメント例え
ばキャンバを車両走行状況に応じて自動制御することが
知られている。典型的なキャンバ制御装置は、車両の前
輪及び後輪に設けたアクチュエータと、車両走行状態を
表す車速及び操舵角を検出するための車速センサ及び操
舵センサとを備え、制御手段の制御下でアクチュエータ
を駆動して走行状態に適合するキャンバに調整するよう
にしている。
【0003】詳しくは、低車速領域ではキャンバがニュ
ートラル状態に調整され、低車速領域以外の車速領域で
かつ小操舵角領域である場合は、4つの車輪のキャンバ
が、車速の関数として表され互いに異なる目標キャンバ
に夫々調整される。ここで、旋回内側の前輪及び旋回側
外側の後輪の目標キャンバは、車速の増大につれてポジ
ティブからニュートラルに変化するように、又、旋回内
側の後輪及び旋回側内側の前輪の目標キャンバは、車速
の増大につれてネガティブからポジティブに変化するよ
うに夫々設定される。更に、低車速領域以外の車速領域
でかつ大操舵角領域である場合、前輪及び後輪のキャン
バが、車速の増大につれて大きさが漸増するポジティブ
及びネガティブな目標キャンバになるように夫々調整さ
れる。
【0004】上記従来のキャンバ制御装置によれば、車
両の旋回性能及び走行安定性が相当程度まで確保され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】車両の走行モードは、
極低速走行,市街地走行,高速道走行などと種々であっ
て、この走行モード変化に応じて車両に要求される性能
が種々に変化する。例えば、極低速でハンドル操作の多
い車庫入れ走行モードでは、取り回し性が重要になる。
この様に種々に変化する要求車両性能を満足させるに
は、ホィールアライメントを走行モードに応じてきめ細
かく調整する必要がある。しかしながら、制御アルゴリ
ズムに従って車速,操舵角などの制御情報に基づいてキ
ャンバなどに関する目標アライメント量を演算し、アラ
イメント量を目標値に制御すると云う上記従来のアライ
メント調整によっては、きめ細かなアライメント調整を
実現することは困難である。即ち、この様なきめ細かな
アライメント調整を従来法で実現するには、複雑な重み
付け制御を行う必要がある。そして、この様な重み付け
制御を行うと、アライメント制御の実行に要する情報処
理時間が長くなり、アライメント制御を含む種々の制御
をリアルタイムで実行する上で支障を来すことがある。
又、高性能の情報処理装置を含む制御手段が必要にな
り、装置がコスト高になる。
【0006】そこで、本発明は、複雑な重み付け制御を
行うことなしに、きめ細かなアライメント調整を実行で
き、車両走行モードに適合するアライメントを実現可能
とするホィールアライメント制御方法を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明のホィールアライメント制御方法は、複数の
車両走行モードに夫々対応する複数のファジィルールを
予め設定し、車両走行状態を表すパラメータの値を検出
し、車両走行状態パラメータ検出値と複数のファジィル
ールとに基づくファジィ推論により推論出力を演算し、
演算された推論出力に基づいて決定した目標値にアライ
メントパラメータを制御することを特徴とする。
【0008】
【作用】車両走行状態パラメータ検出値と、複数の車両
走行モードに夫々対応する複数のファジィルールとに基
づくファジィ推論が行われる。このファジィ推論におい
て、好ましくは、ファジィルール前件部の各項におい
て、それぞれ車両走行状態パラメータ検出値の、それに
対応するファジィ部分集合への適合度(メンバーシップ
値)が演算され、次いで、演算されたメンバーシップ値
が全項についてルールに従って統合されて車両走行モー
ドに対する計測された走行状態の適合度が求められる。
次に、この様にして求めた走行状態の適合度とファジィ
ルール後件部の各項とに基づく演算の結果を全ファジィ
ルールについて統合して、ファジィ推論の推論出力が得
られる。
【0009】更に、推論出力に基づいてアライメントパ
ラメータの目標値が決定される。好ましくは、各々の推
論出力の非ファジィ化が行われて、各推論出力に対応す
るアライメントパラメータの目標値が決定される。そし
て、夫々のアライメントパラメータが夫々の目標値に制
御され、車両走行モードに適合するアライメントが実現
される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例によるホィールアラ
イメント制御方法を実施するための制御システムを説明
する。この制御システムは、複数の車両走行モードの夫
々に対する車両走行状態の適合度をファジィ推論により
求め、適合度を反映した推論出力を更に求め、この推論
出力に基づいて決定した目標値にアライメントパラメー
タを制御して、適正なホィールアライメントを実現する
ことを企図している。本実施例では、車両走行状態を、
ファジィ変数としての、車速Vと、横加速度,前後加速
度,ハンドル角及びハンドル角速度の絶対値|Yg|,
|Xg|,|Ha|,|DHa|(ここで記号Dは微分
演算子を表す)とに基づいて判別するようにしている。
又、車両走行モードとして、徐行,車庫入れなどに対応
する極低速走行モードと、交差点内での走行及び交通量
が多い市街地での走行などを含む第1の市街地走行モー
ドと、流れの良い市街地での走行に対応する第2の市街
地走行モードと、流れの良い郊外での走行に対応する郊
外走行モードと、ハンドル操作の多い山岳路での走行に
対応する第1の山岳路走行モードと、ハンドル操作が少
ない高速コーナからなる山岳路での走行に対応する第2
の山岳路走行モードと、高速道走行モードとを予定して
いる。各該走行モードは、ファジィ変数に関するファジ
ィ集合の組合せにより表される。そして、前輪側ホィー
ルアライメントパラメータとしてのキャンバ,キャスタ
及びトーならびに後輪側ホィールアライメントパラメー
タとしてのキャンバを可変調整するようになっている。
【0011】図1に示すように、制御システムは、ホィ
ールアライメント制御プログラム,ファジィルールなど
を格納したリードオンリメモリ(ROM)とデータの一
時記憶のためのランダムアクセスメモリ(RAM)とか
らなるメモリ31と、制御プログラムを実行するための
プロセッサ(CPU)32とを有するコントローラ30
を備えている。プロセッサ32は、図示しない入出力回
路を介して、車速センサ34,横加速度センサ35,前
後加速度センサ36及び操舵センサ37に接続され、車
速,横加速度,前後加速度およびハンドル角を入力し、
又、相次いで入力したハンドル角に基づいてハンドル角
速度を算出すると共に車両旋回方向を判別するようにな
っている。そして、制御システムは、プロセッサ32か
らの制御出力に応動する駆動回路40と、駆動回路40
により駆動される第1,第2及び第3作動部D1,D2
及びD3とを更に備えている。
【0012】第1作動部D1は、4つの車輪のサスペン
ションに夫々設けたキャンバ調整用の第1のアーム長可
変アクチュエータ2,4,6及び8(図2中、記号Aで
互いに区別せずに示す)を含んでいる。なお、アクチュ
エータの構成については後で詳述する。図2に示すよう
に、各該アクチュエータAは、車輪80が装着されるハ
ブキャリア78と車体(図示略)との間に第1のアッパ
アームとして介装され、アクチュエータのアーム(後
述)が車両幅方向に伸縮して、対応する車輪のキャンバ
を調整するようになっている。図2中、符号72はスト
ラット,74は第2のアッパアーム,75及び76は第
1,第2のロアアーム,78Aはハブキャリアのリンク
を表す。
【0013】図1を参照すると、第1作動部D1は、駆
動回路40からの駆動出力に応動して第1アクチュエー
タ2,4,6及び8を夫々駆動する電磁式制御弁10,
12,14及び16を更に含んでいる。制御弁10〜1
6の各々は、供給路18を介してポンプ20に接続され
ると共に、排出路22を介してオイルリザーバ24に接
続されている。ポンプ20は、図示しないエンジン等に
より駆動されるもので、オイルリザーバ24内のオイル
を吸引して供給路18へ吐出するようになっている。供
給路18には、アキュムレータ26が接続されると共に
リリーフ弁28を介してリザーバ24が接続され、これ
により供給路18内のオイル圧を一定に保つようにして
いる。そして、制御弁10〜16の各々は、第1アクチ
ュエータ2〜8の対応する一つに対するオイルの給排を
禁止してアクチュエータのアームを伸縮不能とする第1
作動位置,アームを伸張させるようにオイルを給排する
第2作動位置およびアームを縮小させるようにオイルを
給排する第3作動位置のいずれか一つをとるようになっ
ている。
【0014】第2作動部D2は、2つの制御弁(図示
略)と、両該制御弁に対応する2つの第2のアーム長可
変アクチュエータ(図2に記号A’で示す)とを備えて
いる。制御弁は、第1作動部D1の制御弁10〜16と
同一構成であって、第1作動部D1のオイル給排系18
〜28に接続され、駆動回路40からの駆動出力に従っ
て第2アクチュエータA’に対するオイルの給排を制御
するようになっている。第2アクチュエータA’は、第
1アクチュエータAと同一構成で、前輪側の2つのサス
ペンションに夫々設けられている。各該アクチュエータ
A’はロアアーム76と車体との間に介装され、車体長
さ方向にアームが伸縮して、対応する車輪のキャスタを
調整するようにされている。
【0015】第3作動部D3は、第1及び第2作動部D
2の制御弁と同一構成の2つの制御弁(図示略)と、両
該制御弁に対応しかつ第1及び第2アクチュエータA,
A’と同一構成の2つの第3のアーム長可変アクチュエ
ータ(図示略)とを備え、駆動回路40からの駆動出力
に応動する制御弁によりオイル給排系18〜28から第
3アクチュエータへのオイルの給排が制御されるように
なっている。第3アクチュエータは前輪側の2つのサス
ペンションに夫々設けられ、各該アクチュエータは、例
えばロアアーム75と車体との間に介装され、車体幅方
向にアームが伸縮して、対応する車輪のトーを調整する
ように作動する。
【0016】図1中、参照符号42,44,46及び4
8は、4つの第1アクチュエータ2〜8のストローク位
置を夫々検出するための変位センサを表し、2つの第2
アクチュエータ及び2つの第3アクチュエータに対応す
る同様の変位センサ(図示略)と共にコントローラ30
に接続されている。図3を参照すると、第1アクチュエ
ータAは、シリンダ本体50と、その内部に軸方向移動
自在に配されたピストン52と、これに一体に結合され
たピストンロッド57と、該ロッド57と連動して回転
する筒状の回転部材54と、該部材54と連動して軸方
向移動するロッド59とを備えている。
【0017】詳しくは、シリンダ本体50は、ピストン
52を内装したピストン収容部50Bと、これに固定さ
れた回転部材支承部50Aと、支承部50Aの端部に固
定した端部部材50C,50Dとから構成されている。
回転部材54は、スラストベアリング53A,53B及
び回転ベアリング55A,55Bを介して回転部材支承
部50Aにより軸方向移動不能かつ回転自在に支持され
ている。回転部材54をなす2つの部分54A,54B
は互いに一体回転可能に結合されている。ピストン収容
部50Bは、その外端部に設けた取付部64において、
ブッシュ等を介して例えば車体側に取り付けられてい
る。ピストン52は、シリンダ本体50のピストン収容
部50B内に配され、ピストン収容部内壁との間に油室
60を画成している。ピストン52の外周および油室6
0の内周は楕円形状に形成され、ピストン52は油室6
0内で回転不能にされている。ピストン52に連結され
たピストンロッド57と回転部材54との間には、シリ
ンダ本体50に対するピストンロッド57の軸方向移動
を回転部材54の回転運動に変換するためのボールねじ
61が介装されている。また、回転部材54とロッド5
9との間には、回転部材54の回転運動をロッド59の
軸方向移動に変換するための台形ねじ63が介装され、
ロッド59は回転不能にされている。
【0018】台形ねじ63は、回転運動を軸方向運動に
変換する一方で、軸方向運動から回転運動へは変換しな
いようにされ、回転部材54が回転しない限りロッド5
9が軸方向移動しないようになっている。ロッド59
は、端部部材50Cを貫通してシリンダ本体50の外部
に延び、このロッド外方端部に装着した取付部66に枢
着されたロッド66Aを介してハブキャリア側に取り付
けられている。シリンダ本体50のピストン収容部50
Bとロッド59側の取付部66との間には、アーム長を
検出するためのストロークセンサ70(図1の変位セン
サ42,44,46又は48に対応)が設けられてい
る。
【0019】上記構成の第1アクチュエータ2〜8の各
々において、油室60へオイルが供給されると、ピスト
ン52及びピストンロッド57が図1中で右方へ移動し
て、ピストンロッド57の軸方向運動がボールねじ61
を介して回転部材54の回転運動に変換され、更に、台
形ねじ63を介して回転部材54の回転運動がロッド5
9の軸方向運動に変換される。この結果、ロッド59が
シリンダ本体50に対して離反方向に移動して取付部6
4,66間距離が増大し、アーム長が増大する。逆に、
油圧室60からオイルが排出されると、ロッド59がシ
リンダ本体50に対して接近方向移動して取付部64,
66間距離が減少し、アーム長が小さくなる。
【0020】第2及び第3アクチュエータは第1アクチ
ュエータ2〜8と同一構成であって同様に作動する。従
って、第2及び第3アクチュエータの詳細な構成及び作
用説明を省略する。制御システムのファジィ推論機能に
関連して、コントローラ30のメモリ31のROMに
は、下記の表1に示すIF−THEN形式で記述された
7つのファジィルールが格納されている。表1におい
て、記号V,|Yg|,|Xg|,|Ha|及び|DH
a|は、ファジィルール前件部の5つの項目としての、
車速と、横加速度,前後加速度,ハンドル角及びハンド
ル角速度の絶対値とを夫々表し、記号θ1,θ2及びθ3
は、ファジィルール後件部の3つの項目としての、キャ
スタ,キャンバ及びトーを夫々表す。又、記号S,M
S,M,MB及びBの各々は、車速,横加速度,前後加
速度,ハンドル角及びハンドル角速度の対応する一つに
ついての全体空間(台集合)におけるファジィ部分集合
(以降、単にファジィ集合と略記する。)を示すラベル
を表す。各ファジィ集合は、後述のように、メンバーシ
ップ関数により表される。
【0021】
【表1】 上記の表1において、第1のファジィルール「If V
=S,then θ1=S,θ2=B and θ3=
B」は、極低速走行モードに対応するもので、「車速V
がファジィ集合Sに対応して小さければ、キャスタθ1
をファジィ集合Sに対応して小さくすると共にキャンバ
θ2及びトーθ3をファジィ集合Bに対応して大きくす
る」ことを示している。
【0022】同様に、第2のファジィルール「If V
=MS,|Yg|=S,|Ha|=B and |DH
a|=B,then θ1=MS,θ2=MB and
θ3=MB」は、第1市街地走行モードに対応するもの
で、「車速Vがやや小さく、横加速度の絶対値|Yg|
が小さくかつハンドル角及びハンドル角速度の絶対値|
Ha|,|DHa|が大きければ、キャスタθ1をやや
小さくすると共にキャンバθ2及びトーθ3をやや大きく
する」ことを表す。
【0023】第2市街地走行モード,郊外走行モード,
第1及び第2山岳路走行モードならびに高速道走行モー
ドの夫々に対応する第3ないし第7のファジィルールに
ついては説明を省略する。ファジィルール前件部の5つ
の項目、すなわち車速Vと、横加速度,前後加速度,ハ
ンドル角及びハンドル角速度の絶対値|Yg|,|Xg
|,|Ha|,|DHa|の台集合は、0%ないし10
0%の範囲で夫々表され、このパーセント表示と実際値
との関係は下記の表2に示すように設定されている。例
えば、車速Vが0km/hであるときに車速が0%であ
ると称し、250km/hであるとき100%であると
称する。
【0024】
【表2】 又、車速Vに関する台集合において、5つのファジィ集
合S,MS,M,MB及びBを夫々定義するメンバーシ
ップ関数hs,hms,hm,hmb及びhbが、図4
に示すように定められて、メモリ31のROM内に記憶
されている。そして、横加速度,前後加速度,ハンドル
角及びハンドル角速度の絶対値|Yg|,|Xg|,|
Ha|,|DHa|の各々に関しても、車速Vの場合と
同様に、それぞれの台集合において、5つのファジィ集
合S,MS,M,MB,Bを定義するメンバーシップ関
数がROM内に格納されている。
【0025】図4を参照すると、車速Vに関する台集合
において、ファジィ集合Sを定義するメンバーシップ関
数hsは、車速Vが0%から25%まで増大するにつれ
て適合度が1.0から0に減少するように定められ、フ
ァジィ集合MS(M,MB)を定義するメンバーシップ
関数hms(hm,hmb)は、車速Vが0%(25
%,50%)から25%(50%,75%)まで増大す
るにつれて適合度が0から1.0まで増大しかつ車速が
25%(50%,75%)から50%(75%,100
%)まで増大するにつれて適合度が1.0から0まで減
少するように定められている。更に、ファジィ集合Bを
定義するメンバーシップ関数hbは、車速Vが75%か
ら100%まで増大するにつれて適合度が0から1.0
まで増大するように定められている。
【0026】ファジィルール前件部の場合と同様、ファ
ジィルール後件部の3つの項目、即ちキャスタθ1,キ
ャンバθ2及びトーθ3に関する台集合は、0%ないし1
00%の範囲で夫々表される。そして、キャスタθ1の
パーセント表示と実際角度は、キャスタθ1が0%のと
きにキャスタθ1が第1の所定角度θ11をとると共に1
00%のときに角度θ11よりも大きい第2の所定角度θ
12をとるような関係に設定されている。又、キャンバθ
2のパーセント表示と実際角度は、旋回外側の車輪に関
しては、キャンバθ2が0%のときにキャンバθ2がポジ
ティブな所定角度をとると共に100%のときにネガテ
ィブな所定角度をとるような関係に設定されている。一
方、旋回内側の車輪に関しては、キャンバθ2が0%の
ときにキャンバθ2がネガティブな所定角度をとると共
に100%のときにポジティブな所定角度をとるように
設定されている。更に、旋回外側の車輪のトーθ3に関
しては、トーθ3が0%のときトーアウトになるような
所定角度をトーθ3がとると共に、100%のときにト
ーインになるような所定角度をとるように設定される一
方、旋回内側の車輪のトーθ3に関してはトーθ3が0%
のときにトーインとする所定角度をとると共に100%
のときにトーアウトとする所定角度をとるように設定さ
れている。
【0027】そして、図5に示すように、キャスタθ1
に関する台集合において、5つのファジィ集合S,M
S,M,MB及びBを夫々定義するメンバーシップ関数
hs,hms,hm,hmb及びhbが設定され、メモ
リ31のROM内に記憶されている。キャスタθ1に関
するメンバーシップ関数hs〜hbは、図4に示す車速
Vの場合と同様に設定されており、その説明を省略す
る。
【0028】又、旋回外側の車輪のキャンバθ2に関す
る台集合において、5つのファジィ集合S〜Bを夫々定
義するメンバーシップ関数hs〜hbが図6に示すよう
に設定され、旋回外側の車輪のトーθ3に関する台集合
において、ファジィ集合S〜Bを定義するメンバーシッ
プ関数hs〜hbが図7に示すように同様に設定され
て、ROM内に記憶されている。旋回外側の車輪のキャ
ンバθ2(トーθ3)に関するメンバーシップ関数hs
は、キャンバθ2(トーθ3)が0%から20%まで増大
するにつれて適合度が0から1.0まで増大すると共に
20%から40%まで増大するにつれて適合度が1.0
から0まで減少するように定められている。又、メンバ
ーシップ関数hms,hm及びhmbは、キャンバθ2
(トーθ3)が20%(40%,60%)から40%
(60%,80%)まで増大するにつれて適合度が0か
ら1.0まで増大すると共に40%(60%,80%)
から60%(80%,100%)まで増大するにつれて
適合度が1.0から0まで減少するように定められ、メ
ンバーシップ関数hbは、キャンバθ2(トーθ3)が8
0%から100%まで増大するにつれて適合度が0から
1.0まで増大するように定められている。なお、旋回
内側の車輪のキャンバθ2及びトーθ3に関するメンバー
シップ関数hs,hms,hm,hmb及びhbは、上
記旋回外側の車輪の場合のメンバーシップ関数hb,h
mb,hm,hms及びhsに夫々対応する。
【0029】以下、上述の構成の制御システムの作動を
説明する。車両のイグニッションキーがオンされると、
コントローラ30のプロセッサ32は、図8に示すホィ
ールアライメント制御プログラムの実行を開始する。周
期的に実行される制御プログラムの各々の実行サイクル
において、プロセッサ32は、車速センサ34,横加速
度センサ35,前後加速度センサ36及び操舵センサ3
7からの出力を読み込み、次いで、前回サイクル及び今
回サイクルでのハンドル角に基づいてハンドル角速度を
算出すると共に車両旋回方向を判別する(ステップS
1)。これにより、現時点tでの車速V(t)と、横加速
度,前後加速度,ハンドル角及びハンドル角速度の絶対
値|Yg(t)|,|Xg(t)|,|Ha(t)|,|DHa
(t)|とが検出される。例えば、図9(a)〜(e)の
横軸上にマークを付けて示すように、V(t)=10%,
|Yg(t)|=10%,|Xg(t)|=0%,|Ha(t)
|=85%及び|DHa(t)|=90%と検出される。
結果として、現時点での車両走行状態が判別される。
【0030】次に、プロセッサ32は、判別車両走行状
態(V(t),|Yg(t)|,|Xg(t)|,|Ha(t)|,
|DHa(t)|)と上記7つの車両走行モードに夫々対
応する第1〜第7のファジィルール(表1)とに基づく
ファジィ推論を実行する。本実施例のファジィ推論は、
max−min合成重心法で行われる。このファジィ推
論において、プロセッサ32は、ファジィルール前件部
の各項に対し、計測値V,|Yg|,|Xg|,|Ha
|,|DHa|の、それぞれについての台集合におい
て、各々ファジィ集合S〜Bへの適合度が決定される。
即ち、計測値はそれぞれファジィ集合S〜Bに対応する
メンバシップ関数によってメンバシップ値として具体的
な数値(0〜1の実数値)が算出される(ステップS
2)。
【0031】例えば、検出車両走行状態(V(t)=10
%,|Yg(t)|=10%,|Xg(t)|=0%,|Ha
(t)|=85%及び|DHa(t)|=90%)において
は、図9に示すように、車速Vが10%では、これがフ
ァジィ集合S及びMSに属し、VのS及びMSに対する
適合度、すなわちメンバーシップ値が図において0.7
及び0.2と各々求まる。又、横加速度の絶対値|Yg
|が10%では、これは、ファジィ集合S及びMSに属
し、S及びMSに対する|Yg|のメンバーシップ値が
図において0.5及び0.3と各々求まり、前後加速度
の絶対値|Xg|が0%では、これはファジィ集合Sの
みに属し、このときSに対する|Xg|のメンバーシッ
プ値が図において1.0と求まる。更に、ハンドル角の
絶対値|Ha|が85%では、これがファジィ集合MB
及びBに属し、このMB及びBに対する|Ha|のメン
バーシップ値が図において各々0.6及び0.3と求ま
り、ハンドル角速度の絶対値|DHa|が90%では、
これがファジィ集合MB及びBに属し、このMB及びB
に対する|DHa|のメンバーシップ値が図において各
々0.3及び0.7と求まる。車速Vないしハンドル角
速度の絶対値|DHa|は、上記以外のファジィ集合に
属さないので、それらのメンバーシップ値はいずれも0
になる。
【0032】次に、プロセッサ32は、上述のように演
算されたメンバーシップ値を各ルールの前件部における
全項についてmin統合して、それぞれ計測された車両
走行状態と第1〜第7のファジィルールにより規定され
る7つの走行モードとの適合度を求める(ステップS
3)。上述の例では、第1のファジィルールについて見
ると、ルールの前件部において、車速Vがファジィ集合
Sに属しているか否かだけを判断すればよく、この場
合、メンバーシップ値が0.7と求まっており、これが
そのまま極低速走行モードに対する現走行状態の適合度
となる。
【0033】又、第2のファジィルールについて見る
と、車速Vがファジィ集合MSに属しているか否かをは
じめとして、横加速度の絶対値|Yg|,ハンドル角の
絶対値|Ha|及びハンドル角速度の絶対値|DHa|
が、それぞれファジィ集合S,B,Bに属しているか否
かが判別される。ここでは、V,|Yg|,|Ha|,
|DHa|の、ファジィ集合に対する適合度が、メンバ
ーシップ値として、それぞれ0.2,0.5,0.3及
び0.7と求まっており、これらをmin統合して、最
小の0.2が選ばれ、この値が第1市街地走行モードに
対する走行状態の適合度となる。
【0034】そして、第3〜第7のファジィルールの各
々においては、それぞれの項のいずれかに関するメンバ
ーシップ値が0であるので、min統合することによっ
て、第2市街地ないし高速度走行モードに対する走行状
態の適合度はいずれも0になる。次に、プロセッサ32
は、以上の様に求めた適合度で、ファジィルール後件部
の各項目すなわちキャスタθ1,キャンバθ2及びトーθ
3のそれぞれに対応するメンバシップ関数をカットし、
各ファジィルール後件部の各項目についての推論出力
(以下、第1推論出力という)を求める(ステップS
4)。上記例では、第1ルールの適合度が0.7である
ので、図10中、左側に示す台形に対応する、第1ルー
ルのキャスタθ1についての第1推論出力と、図11
中、右側に示す台形に対応する、第1ルールのキャンバ
θ2及びトーθ3(旋回外側車輪に対応)の各々について
の第1推論出力とが求まる。更に、第2ルールの適合度
が0.2であるので、図10中、右側に示す台形に対応
する、第2ルールのキャスタθ1についての第1推論出
力と、図11中、左側に示す台形に対応する、第2ルー
ルのキャンバθ2及びトーθ3(旋回外側車輪に対応)の
各々についての第1推論出力とが求められる。同様に、
旋回内側車輪のキャンバθ2及びトーθ3に関する第1推
論出力が求められる。
【0035】次に、プロセッサ32は、全ファジィルー
ル(ここでは第1及び第2ルール)についての第1推論
出力をmax統合して、ファジィルール後件部の各項目
θ1,θ2及びθ3についての推論出力(以下、第2推論
出力という)を得る(ステップS5)。上述の説明から
明かなように、キャスタθ1についての第2推論出力は
図10において斜線を施して示す図形に対応し、又、旋
回外側車輪のキャンバθ2及びトーθ3の各々についての
第2推論出力は、図11において斜線を施して示す図形
に対応するものとなる。同様に、旋回内側車輪のキャン
バθ2及びトーθ3に関する第2推論出力が求められる。
【0036】次いで、プロセッサ32は、図10に斜線
を施して示す図形の重心計算を行って、キャスタθ1に
関する第2推論出力を非ファジィ化し、キャスタθ1の
目標値θ1t(図10の横軸上にマークを付けて示す)を
決定する。又、図11に斜線を施して示す図形の重心計
算を行って、キャンバθ2及びトーθ3に関する第2推論
出力を非ファジィ化し、キャンバθ2及びトーθ3の目標
値θt2及びθt3(図11の横軸上にマークを付けて示
す)を決定する(ステップS6)。
【0037】最後に、プロセッサ32は、各々の車輪に
関する目標値θt1,θt2及びθt3を表す制御出力を駆動
回路40に送出する(ステップS7)。この制御出力に
応動する駆動回路40の制御下で、第1ないし第3作動
部D1〜D3(図1)が作動して第1〜第3アクチュエ
ータのアーム長が伸縮し或は保持され、これにより、前
輪側車輪の各々のキャスタθ1,キャンバθ2及びトーθ
3ならびに後輪側車輪の各々のキャンバθ2が目標値にな
るように制御される。この制御の実行中、変位センサ4
2等からの、第1〜第3作動部D1〜D3のアクチュエ
ータのアーム長(キャスタθ1,キャンバθ2及びトーθ
3の実際値に対応)を表すセンサ出力がプロセッサ32
にフィードバックされる。即ち、キャスタθ1,キャン
バθ2及びトーθ3はファジィ推論により目標値が設定さ
れた後は、図示しない周知のPI制御等の手段によりセ
ンサ出力が目標値に近付くようにフィードバック制御さ
れる。
【0038】この結果、現在の車両走行状態に応じてき
め細かなホィールアライメント制御が行われ、現在の車
両走行状態と上記7つの車両走行モードとの適合度に応
じた最適なホィールアライメントが実現される。上述の
例では、現在の車両走行状態が、極低速走行モード(適
合度0.7)に相当に適合すると共に第1市街地走行モ
ード(適合度0.2)に或る程度適合する一方で、その
他の5つの走行モードには全く適合しないと判別され、
結果として、取り回し性能を重視したホィールアライメ
ントが実現される。
【0039】本発明は上記実施例に限定されず、種々に
変形可能である。例えば、上記実施例では、前輪側アラ
イメントパラメータとしてのキャスタ,キャンバ及びト
ーならびに後輪側アライメントパラメータとしてのキャ
ンバを可変調整するようにしたが、前輪側及び後輪側ア
ライメントパラメータはこれに限定されず、種々に選択
可能である。実施例では、車両走行状態判別パラメータ
として車速,横加速度,前後加速度,ハンドル角及びハ
ンドル角速度を用い、又、車両走行モードとして極低速
走行モード,第1及び第2市街地走行モード,郊外走行
モード,第1及び第2山岳路走行モードならびに高速道
走行モードを設定したが、車両走行状態判別パラメータ
の選択および車両走行モードの設定についても種々に変
形可能である。
【0040】又、実施例ではmax−min合成重心法
によるファジィ推論を行うようにしたが、ファジィ推論
の方法はmax−min合成重心法に限定されない。更
に、アライメント調整において、実施例による油圧式ア
ーム長可変アクチュエータ以外のアクチュエータを用い
ても良い。
【0041】
【発明の効果】上述のように、本発明のホィールアライ
メント制御方法は、複数の車両走行モードに夫々対応す
る複数のファジィルールを予め設定し、車両走行状態を
表すパラメータの値を検出し、車両走行状態パラメータ
検出値と複数のファジィルールとに基づくファジィ推論
により推論出力を演算し、演算された推論出力に基づい
て決定した目標値にアライメントパラメータを制御する
ので、複雑な重み付け制御を行うことなしに、きめ細か
なアライメント調整を実行でき、車両走行モードに適合
するアライメントを実現可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるホィールアライメント
制御方法を実施するための制御システムの要部を示す図
である。
【図2】図1に示すアクチュエータのサスペンションへ
の組み込み状態を示す斜視図である。
【図3】図1及び図2に示すアクチュエータを詳細に示
す断面図である。
【図4】ホィールアライメント制御のためのファジィ推
論に用いるファジィルール前件部の項目「車速」に関連
するメンバーシップ関数を示すグラフである。
【図5】ファジィルール後件部の項目「キャスタ」に関
連するメンバーシップ関数を示すグラフである。
【図6】ファジィルール後件部の項目「キャンバ」に関
連するメンバーシップ関数を示すグラフである。
【図7】ファジィルール後件部の項目「トー」に関連す
るメンバーシップ関数を示すグラフである。
【図8】本発明の一実施例によるホィールアライメント
制御プログラムを示すフローチャートである。
【図9】或る時点での車両走行状態に対応するメンバー
シップ値の算出過程を示すグラフで、(a)〜(e)
は、車速,横加速度,前後加速度,ハンドル角及びハン
ドル角速度に夫々関連する。
【図10】図8の制御プログラム実行中に得た、キャス
タに関連する第2推論出力およびこれを非ファジィ化し
て得た目標キャスタ値を例示するグラフである。
【図11】キャンバ及びトーに関連する第2推論出力と
目標キャンバ値を例示するグラフである。
【符号の説明】
2,4,6,8,A,A’ アクチュエータ 10,12,14,16 制御弁 30 コントローラ 31 メモリ 32 プロセッサ 34 車速センサ 35 横加速度センサ 36 前後加速度センサ 37 操舵センサ 40 駆動回路 42,44,46,48 変位センサ D1 第1作動部 D2 第2作動部 D3 第3作動部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の車両走行モードに夫々対応する複
    数のファジィルールを予め設定し、車両走行状態を表す
    パラメータの値を検出し、前記車両走行状態パラメータ
    検出値と前記複数のファジィルールとに基づくファジィ
    推論により推論出力を演算し、前記演算された推論出力
    に基づいて決定した目標値にアライメントパラメータを
    制御することを特徴とするホィールアライメント制御方
    法。
  2. 【請求項2】 前記ファジィ推論において、ファジィル
    ール前件部の各項目の、前記車両走行状態パラメータ検
    出値におけるメンバーシップ値を演算し、前記演算され
    たメンバーシップ値を全項目について統合して前記車両
    走行状態パラメータ検出値と各前記ファジィルールとの
    適合度を求め、前記適合度とファジィルール後件部の各
    項目とに基づく演算の結果を前記ファジィルールの全て
    について統合して、前記ファジィルール後件部の各項目
    についての前記推論出力を求めることを特徴とする請求
    項1のホィールアライメント制御方法。
  3. 【請求項3】 前記演算された推論出力を非ファジィ化
    して前記アライメントパラメータの目標値を決定するこ
    とを特徴とする請求項1又は2のホィールアライメント
    制御方法。
  4. 【請求項4】 前記車両走行状態パラメータは、ファジ
    ィ変数としての、車速,横加速度,前後加速度,ハンド
    ル角及びハンドル角速度の少なくとも一つを含むことを
    特徴とする請求項1又は2のホィールアライメント制御
    方法。
  5. 【請求項5】 前記複数の車両走行モードが、前記ファ
    ジィ変数に関するファジィ集合の組合せにより夫々表さ
    れる、極低速走行モード,市街地走行モード,郊外走行
    モード,山岳路走行モード及び高速道走行モードの少な
    くとも一つを含むことを特徴とする請求項4のホィール
    アライメント制御方法。
  6. 【請求項6】 前記アライメントパラメータは、車輪の
    キャンバ,キャスタ及びトーの少なくとも一つを含むこ
    とを特徴とする請求項1又は2のホィールアライメント
    制御方法。
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KR1019930021367A KR970011358B1 (ko) 1992-10-13 1993-10-12 차량의 휠 얼라인먼트 제어방법 및 제어장치
DE4334953A DE4334953A1 (de) 1992-10-13 1993-10-13 Radachsenausrichtungssteuerverfahren für ein Kraftfahrzeug und eine Steuervorrichtung dafür
GB9321127A GB2272406B (en) 1992-10-13 1993-10-13 Wheel alignment control method for a motor vehicle and a control apparatus therefor
US08/535,319 US5557525A (en) 1992-10-13 1995-09-27 Wheel alignment control method for a motor vehicle and a control apparatus thereof

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1997003852A1 (fr) * 1995-07-21 1997-02-06 Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha Systeme de suspension a barre comprimee pour vehicules automobiles
FR2910845A1 (fr) * 2006-12-27 2008-07-04 Renault Sas Dispositif de commande du carrossage d'un vehicule.

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Effective date: 19990223