JPH06121571A - モータドライブ装置 - Google Patents

モータドライブ装置

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JPH06121571A
JPH06121571A JP4269862A JP26986292A JPH06121571A JP H06121571 A JPH06121571 A JP H06121571A JP 4269862 A JP4269862 A JP 4269862A JP 26986292 A JP26986292 A JP 26986292A JP H06121571 A JPH06121571 A JP H06121571A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
torque
control
switching
motor drive
command data
Prior art date
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Pending
Application number
JP4269862A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Takahara
一郎 高原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4269862A priority Critical patent/JPH06121571A/ja
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  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 位置制御からトルク制御に切り換えたときの
衝撃荷重を抑えたモータドライブ装置を提供する。 【構成】 位置制御時のトルクフィルタ時定数とトルク
制御時のトルクフィルタ時定数を持つ積分器19と、切
り換え信号線13を介して送られてくる位置制御からト
ルク制御に切り換える信号により積分器19のトルクフ
ィルタ時定数を切り換えるトルクフィルタ時定数切り換
え器3とを設けた。 【効果】 積分波形状のトルク指令データを与える必要
がなく、トルク指令データをステップ状に入力でき、簡
単な構成で積分波形状のトルク指令データを与えた時と
同様に、位置制御からトルク制御に切り換えたときの衝
撃荷重を抑えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトルク制御を行うモータ
ドライブ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からモータドライブ装置にはトルク
制御が用いられている。以下従来のモータドライブ装置
について説明する。
【0003】図4は従来のモータドライブ装置のブロッ
ク図である。図4において、1は位置ループゲイン乗算
器、2は速度制御演算器、4は積分器、5は磁極検出
器、6はトルク指令データ信号線12により送られてく
るトルク指令値と磁極検出器5により検出される磁極デ
ータとを乗算する乗算器、7は電流指令をデジタル/ア
ナログ(以下、D/Aと略称する)変換するD/Aコン
バータ、8はモータ10へ電流を供給する電流アンプ、
9はモータ10の回転位置を検出するエンコーダ、11
はエンコーダ9の信号よりモータ10の速度検出を行な
う速度検出器、13は位置制御とトルク制御の切り換え
信号線、14は位置制御とトルク制御の切り換えスイッ
チである。
【0004】以上のように構成されたモータドライブ装
置について以下にその動作を説明する。まず、切り換え
信号線13を介して図5(a)に示す位置制御/トルク
制御切り換え信号が入力されると、切り換えスイッチ1
4がトルク指令データ信号線12側に切り換わる。さら
に、トルク指令データ信号線12を介して図5(b)に
示すトルク指令データが入力されると、このトルク指令
データは積分器4を通過してトルク指令となり、磁極検
出器5の出力と乗算器6により演算が行なわれる。演算
結果は電流指令としてD/Aコンバータ7、電流アンプ
8を経てモータ10に供給されモータ10を駆動する。
ここで、図5(a)に示すように切り換え信号線13を
介して位置制御/トルク制御切り換え信号が入力され、
図5(b)に示すようにステップ状にトルク指令データ
が入力されるとトルク指令もステップ状となりモータ1
0の荷重は図5(c)に示すように衝撃を持つことにな
る。そのため、この衝撃荷重を抑えるために、図6
(a)に示すように位置制御/トルク制御切り換え信号
が入力され、図6(b)に示すようにトルク指令データ
を積分波形状にして入力し、トルク指令を積分波形状に
すれば図6(c)に示すようにモータ10の荷重は衝撃
を持たない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、位置制御のときの遅れをなくすために積分
器4のトルクフィルタ時定数を小さく設定する必要性が
あり、位置制御からトルク制御に切り換えたときには荷
重の衝撃を抑えるためトルク指令をなめらかにしなけれ
ばならず、そのためにトルク指令データを積分波形状に
する必要があるという問題点を有していた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するため、位置制御とトルク制御の切り換え信号によ
り積分手段のトルクフィルタ時定数の値を切り換える手
段を備えた。
【0007】
【作用】本発明は上記した構成により、位置制御を行な
うときには積分器のトルクフィルタ時定数を小さく設定
してモータの追従性を上げ、トルク制御を行なうときに
は積分器のトルクフィルタ時定数を大きくして位置制御
からトルク制御に切り換えたときの衝撃荷重を抑えるこ
とができる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例におけるモータドラ
イブ装置のブロック図である。図1において、1は位置
ループゲイン乗算器、2は速度制御演算器、3は位置制
御とトルク制御の切り換えを行うための切り換え信号線
13を介して送られてくる位置制御とトルク制御の切り
換え信号により積分器19のトルクフィルタ時定数を切
り換えるためのトルクフィルタ時定数切り換え器、5は
モータ10の磁極を検出する磁極検出器、6はトルク指
令データ信号線12により送られてくるトルク指令値と
磁極検出器5により検出される磁極データとを乗算し電
流指令を算出する乗算器、7は電流指令をD/A変換す
るD/Aコンバータ、8はモータ10のコイルに電流を
供給する電流アンプ、9はモータ10の回転位置を検出
するエンコーダ、11はエンコーダ9の信号よりモータ
10の速度を検出する速度検出器、14は位置制御とト
ルク制御の切り換えスイッチである。
【0009】図2は本発明の一実施例におけるモータド
ライブ装置の積分器の詳細図である。図2において、1
5は位置制御時のトルクフィルタ時定数、16はトルク
制御時のトルクフィルタ時定数で、これらのうちトルク
フィルタ時定数15は一定値を持ち、トルクフィルタ時
定数16は可変値を持つ。これらの関係はトルクフィル
タ時定数15<トルクフィルタ時定数16となってい
る。17はデジタルフィルタ、18はトルクフィルタ時
定数切り換え器3の出力で、トルクフィルタ時定数15
とトルクフィルタ時定数16とを切り換えるトルクフィ
ルタ時定数切り換えスイッチである。
【0010】以上のように構成された本発明の一実施例
におけるモータドライブ装置について、以下その動作を
説明する。位置制御とトルク制御とを切り換えるための
切り換え信号線13を介して図3(a)に示すような位
置制御/トルク制御切り換え信号が位置制御とトルク制
御とを切り換えるための切り換えスイッチ14に入力さ
れると、切り換えスイッチ14は、速度制御演算器2の
出力を遮断しトルク指令データ信号線12を介して送ら
れてくる図3(b)に示すようなトルク指令データを後
段の積分器19に伝達する。同時に切り換え信号線13
を介して送られてくる図3(a)に示す位置制御/トル
ク制御切り換え信号はトルクフィルタ時定数切り換え器
3に入力され、トルクフィルタ時定数切り換え器3の出
力でトルクフィルタ時定数切り換えスイッチ18を操作
し、積分器19のトルクフィルタ時定数15をトルクフ
ィルタ時定数16に切り換え、トルク指令データ信号線
12を介して送られてくるトルク指令データとトルクフ
ィルタ時定数16はデジタルフィルタ17に入力後演算
され、デジタルフィルタ17の出力は積分波形状のなめ
らかな波形のトルク指令となり、乗算器6により磁極検
出器5の出力と演算が行なわれる。演算結果は電流指令
としてD/Aコンバータ7、電流アンプ8を経てモータ
10に供給され、モータ10を駆動する。ここで、図3
(b)に示すようなステップ状のトルク指令データを入
力してもトルク指令は図3(c)に示すように積分波形
状のなめらかな波形となるため、図3(d)のようにモ
ータ10の荷重は衝撃を持たない。
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明は、位置制御とトル
ク制御の切り換え信号により積分手段のトルクフィルタ
時定数の値を切り換える手段を備えたことにより、位置
制御を行なうときには積分器のトルクフィルタ時定数を
小さく設定してモータの追従性を上げ、トルク制御を行
なうときには積分器のトルクフィルタ時定数を大きくし
して位置制御からトルク制御に切り換えたときの衝撃荷
重を抑えることができ、トルク指令データを積分波形状
にする必要性がなく、ステップ入力に簡略できることが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるモータドライブ装置
のブロック図
【図2】本発明の一実施例におけるモータドライブ装置
の積分器の詳細図
【図3】(a)は本発明の一実施例におけるモータドラ
イブ装置のタイムチャート (b)は本発明の一実施例におけるモータドライブ装置
のタイムチャート (c)は本発明の一実施例におけるモータドライブ装置
のタイムチャート (d)は本発明の一実施例におけるモータドライブ装置
のタイムチャート
【図4】従来のモータドライブ装置のブロック図
【図5】(a)は従来のモータドライブ装置のステップ
状のトルク指令データを入力した場合のタイムチャート (b)は従来のモータドライブ装置のステップ状のトル
ク指令データを入力した場合のタイムチャート (c)は従来のモータドライブ装置のステップ状のトル
ク指令データを入力した場合のタイムチャート
【図6】(a)は従来のモータドライブ装置の積分波形
状のトルク指令データを入力した場合のタイムチャート (b)は従来のモータドライブ装置の積分波形状のトル
ク指令データを入力した場合のタイムチャート (c)は従来のモータドライブ装置の積分波形状のトル
ク指令データを入力した場合のタイムチャート
【符号の説明】
1 位置ループゲイン乗算器 2 速度制御演算器 3 トルクフィルタ時定数切り換え器 5 磁極検出器 6 乗算器 7 D/Aコンバータ 8 電流アンプ 9 エンコーダ 10 モータ 11 速度検出器 12 トルク指令データ信号線 13 切り換え信号線 14 切り換えスイッチ 15 トルクフィルタ時定数 16 トルクフィルタ時定数 17 デジタルフィルタ 18 トルクフィルタ時定数切り換えスイッチ 19 積分器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】位置制御とトルク制御とを切り換えて使用
    するモータドライブ装置であって、制御信号を積分する
    積分手段と、前記積分手段からの出力をモータへ出力す
    る電流アンプとを有し、前記積分手段のトルクフィルタ
    時定数を位置制御とトルク制御との切り換えに応じて変
    える手段を備えたことを特徴とするモータドライブ装
    置。
JP4269862A 1992-10-08 1992-10-08 モータドライブ装置 Pending JPH06121571A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4269862A JPH06121571A (ja) 1992-10-08 1992-10-08 モータドライブ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4269862A JPH06121571A (ja) 1992-10-08 1992-10-08 モータドライブ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06121571A true JPH06121571A (ja) 1994-04-28

Family

ID=17478245

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4269862A Pending JPH06121571A (ja) 1992-10-08 1992-10-08 モータドライブ装置

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