JPH06121427A - 配線用ダクト - Google Patents

配線用ダクト

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JPH06121427A
JPH06121427A JP4263495A JP26349592A JPH06121427A JP H06121427 A JPH06121427 A JP H06121427A JP 4263495 A JP4263495 A JP 4263495A JP 26349592 A JP26349592 A JP 26349592A JP H06121427 A JPH06121427 A JP H06121427A
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Shigeru Nakajima
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 仕切り板で内部空間を区画し、各区画にケー
ブルを収容する形式の配線用ダクトにおいて、ダクト本
体や仕切り板を押出成形し、ビス止め作業を行わずに仕
切り板をダクト本体に固定する。 【構成】 ダクト本体1の底壁21に嵌着部4を設け、
仕切り板5の高さ方向の基端部51に座部6を設ける。
座部6は嵌着部4に嵌脱可能でかつ嵌合状態では嵌着部
4に保持されて仕切り板6を起立姿勢に保つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、配線用ケーブルを収容
させるための配線用ダクトに関する。
【0002】
【従来の技術】硬質塩化ビニル樹脂で押出成形したダク
ト本体の内部空間を、同じく押出成形された仕切り板で
区画し、一方の区画に強電用ケーブル、他方の区画に弱
電用ケーブルというように区別したケーブルを別々の区
画に収容して配設することは知られている。
【0003】このようにダクト本体の内部空間を仕切り
板で区画した配線用ダクトにおいては、従来、仕切り板
をダクト本体の壁部に固定する手段としてビス止めによ
る手段が採用されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ビス止
め作業はそれ自体が煩わしい作業であり、特に天井裏な
どの狭い場所での作業においてはその煩わしさがさらに
助長されて作業能率が低下するという問題があった。
【0005】本発明は以上の問題に鑑みてなされたもの
で、ダクト本体や仕切り板を押出成形することが可能で
あることは勿論、ビス止め作業を行わずに仕切り板をダ
クト本体の壁部に確実に固定することのできる配線用ダ
クトを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明による配
線用ダクトは、内部空間にケーブルが配設されるダクト
本体と、ダクト本体の壁部の所定箇所に設けられた嵌着
部と、ダクト本体の内部空間に起立姿勢で配設されてそ
の内部空間を仕切る仕切り板と、仕切り板の高さ方向の
基端部に設けられ上記嵌着部に対し嵌脱可能でかつ嵌合
状態では上記嵌着部に保持されて上記仕切り板を起立姿
勢に保つ座部と、を有するものである。
【0007】請求項2の発明による配線用ダクトは、請
求項1のものにおいて、嵌着部がダクト本体の壁部にお
ける基準位置を挾む両側の対称位置にそれぞれ設けら
れ、それぞれの嵌着部には、嵌着された座部が上記基準
位置側に動いて離脱することを阻止するストッパが設け
られているものである。
【0008】請求項2の発明による配線用ダクトは、請
求項2のものにおいて、仕切り板の高さ方向の基端部が
仕切り板の厚み方向に変位されており、その変位された
基端部に座部が設けられ、この座部が嵌着部に嵌合され
た状態では仕切り板が座部よりも他の嵌着部側に変位し
た位置に配設されるようにしたものである。
【0009】
【作用】請求項1の発明においては、ダクト本体側の嵌
着部に仕切り板の基端部に設けられた座部を嵌合する
と、仕切り板がダクト本体の内部空間で起立姿勢に保た
れ、この仕切り板によってダクト本体の内部空間が区画
される。
【0010】請求項2の発明においては、ダクト本体側
の基準位置のいずれの側の嵌着部に対しても仕切り板側
の座部を嵌合させることが可能であり、いずれの側の嵌
着部を選択して上記座部を嵌合させた場合でも、仕切り
板がダクト本体の内部空間で起立姿勢に保たれ、この仕
切り板によってダクト本体の内部空間が区画される。ま
た、所定の嵌着部に嵌合された仕切り板の座部は、その
嵌着部に設けられているストッパによって基準位置側に
動いて離脱することが阻止されるので、上記座部を嵌合
する嵌着部を適切に選択することにより、ダクト本体の
内部空間に配設したケーブルによって仕切り板が基準位
置側に押されても仕切り板の座部が嵌着部から離脱する
ことがストッパによって防止される。
【0011】請求項3の発明においては、ダクト本体側
の基準位置のいずれの側の嵌着部に仕切り板の座部を嵌
合させても、仕切り板は座部の嵌着されていない他の嵌
着部側に変位した位置で起立姿勢に保たれる。したがっ
て、たとえば上記基準位置がダクト本体の中央に定めら
れている場合には、座部をいずれの嵌着部に嵌合させて
も仕切り板を基準位置で起立姿勢に保つことが可能であ
る。
【0012】
【実施例】図1は請求項1の発明の実施例による配線用
ダクトAの正面図、図2と図3はその要部の拡大正面図
である。この実施例の配線用ダクトAのダクト本体1は
ケース2とカバー3とに分かれている。
【0013】ケース2は底壁21と底壁21の両側縁部
から立ち上げられた左右の側壁22,22とを有する長
尺体でなる。側壁22,22の上端部に内方に向く段付
部24,24を介して嵌合片部23,23が突設されて
いる。この嵌合片部23は高さ方向の中間部がやゝ外方
に張り出すように湾曲ないし屈曲した形状になってい
る。また、底壁21の幅方向の中央部(軸線Y−Yで示
してある)よりも少し片側に偏った箇所に嵌着部4が設
けられている。この嵌着部4は、底壁21から立ち上げ
られた脚部41と、脚部41の上端部から底壁21に沿
って軸線Y−Yで示す中央部側に突設された横向きの突
片部42と、突片部42の裏面側に設けられた凹所43
と、突片部42の先端部に設けられ外面が傾斜した係合
凸部44とを備えている。
【0014】このようなケース2は硬質塩化ビニル樹脂
などの熱可塑性樹脂を押出成形することにより成形さ
れ、そのように押出成形したケース2においては、上記
嵌着部4が全長に亘って底壁21と一体に具備され、ま
た上記嵌合片部23も全長に亘って側壁22と一体に具
備されている。
【0015】カバー3はその幅方向の両端部に外側片部
31と内側片部32とでなる嵌合部33,33を具備し
ている。そして、たとえば一方(左側)の嵌合部33を
ケース2の一方の嵌合片部23に嵌め込み、他方(右
側)の嵌合部33をケース2の他方の嵌合片部23に図
1の仮想線のように当てた後、その他方の嵌合部33を
矢符Mのように押し込んで嵌合片部23に嵌め込むこと
によりケース2に装着される。こうしてケース2に装着
されたカバー3は、嵌合片部23,23に嵌合部33,
33が嵌着していることにより容易にはケース2から離
脱しない。
【0016】このようなカバー3も硬質塩化ビニル樹脂
などの熱可塑性樹脂を押出成形することにより成形さ
れ、そのように押出成形したカバー3においては、上記
嵌合部33,33が全長に亘って具備されている。
【0017】5は仕切り板であり、この仕切り板5の高
さ方向Hの基端部51に板片状の座部6が設けられてい
る。この座部6は、仕切り板5からの一方の端部61の
出幅が他方の端部62の出幅よりも長くなっていると共
に、一方の端部61には突条63が設けられている。そ
して、座部6は上述したケース2の底壁21の内面と嵌
着部4の係合凸部44との相互間隔よりも肉薄であり、
また、突条63の頂部と座部6の下面との間隔がケース
2の底壁21の内面と嵌着部4の係合凸部44との最小
相互間隔よりも少し広くなっている。
【0018】したがって、図3のように座部6をケース
2の底壁21と嵌着部4の突片部42との間の空間に臨
ませた状態から矢符L1のように座部6を押し、突条6
3により突片部42に具備されている合成樹脂に特有の
弾力性を利用して係合凸部44を図中で上方に後退させ
ながらその突条63を凹所43に押し込むことにより嵌
着部4に座部6を嵌合させることができる。そして、嵌
着部4と座部6との嵌合状態では、突片部42がその弾
力性により元の位置に復帰しようとするので、図2のよ
うに突条63と係合凸部44とが係合して座部6が嵌着
部4に保持され、仕切り板5がダクト本体1の内部空間
で起立姿勢に保たれる。このような嵌着部4と座部6と
の嵌合状態において、図2に示したように嵌着部4側の
係合凸部44が突片部42の弾力性により突条63と仕
切り板5との隙間にその両方に当たる状態で押し込まれ
ていると、仕切り板5ががたつきなく確実に起立姿勢に
保たれる。なお、座部6の一方の端部が嵌着部4の脚部
41に当り、かつ突条63が係合凸部44に係合するよ
うにしておいても仕切り板5ががたつきなく起立姿勢に
保たれる。
【0019】図2のように嵌着部4に座部6が嵌合して
保持されている状態から座部6を矢符L2のように引く
と、突片部42がその弾力性により変形して突条63が
係合凸部44をくぐり抜け、座部6が嵌着部4から離脱
する。
【0020】仕切り板5と座部6とは硬質塩化ビニル樹
脂などの熱可塑性樹脂を押出成形することにより一定に
成形される。
【0021】上述したようにして仕切り板5をダクト本
体1の内部空間で起立姿勢に配設すると、その仕切り板
5によって図1のようにダクト本体1の内部空間が2つ
に区画される。したがって、各区画S1,S2をケーブ
ル(不図示)の配設スペースとして利用することが可能
である。なお、ケーブル敷設手順としては、たとえば、
カバー3を装着していないダクト本体1すなわちケース
2に上述のようにして仕切り板5を配設し、その後にケ
ーブルを各区画S1,S2に配設し、最後にカバー3を
ケース2に装着するという手順を採用することが可能で
ある。
【0022】この実施例においては、嵌着部4が底壁2
1の幅方向の中央部(軸線Y−Yで示してある)よりも
少し片側に偏った箇所に設けられており、この嵌着部4
に仕切り板5側の座部6を嵌合保持させたときに仕切り
板5が軸線Y−Yで示す底壁21の幅方向Xの中央部に
配置されるようにしてある。したがって、嵌着部4を設
ける箇所を変えることにより仕切り板5の配設位置を軸
線Y−Yに対し左または右に偏らせることが可能であ
る。
【0023】請求項1の発明において、嵌着部4と座部
6は他の形状にすることが可能である。たとえば図4の
ように嵌着部4を底壁2に形成した溝部4aにより形成
すると共に、その溝部4aの溝壁面に係合凹部4bを具
備させ、座部6は仕切り板5の基端部51を延出した板
片状に形成し、この板片状の座部6に上記係合凹部4b
に係合される係合凸部6bを形成した形状にすることが
可能である。このものにおいては、座部6を嵌着部4に
嵌合して係合凹部4bと係合凸部6bとを係合させると
座部6が嵌着部4に保持されて仕切り板5が起立姿勢に
保たれる。また、仕切り板5を図において上方に引っ張
ると、座部6が嵌着部4から抜け出て離脱する。
【0024】ところで、上記配線用ダクトAは図1に示
したように仕切り板5が垂直になるように設置されると
は限らず、仕切り板5が水平になるように設置されるこ
ともある。そして、仕切り板5が垂直に設置される場合
には図1の状態であっても図1から180度反転した状
態であっても座部6が嵌着部4から離脱するおそれはな
いが、仕切り板5が水平になるように設置される場合に
おいて、嵌着部4の突片部42が下向きになっている形
態(図1の状態から時計方向に90度回転させた形態)
では、ケーブルの載架された仕切り板5がケーブルの重
みで下方に押されることになるので、座部6が嵌着部4
から下方に離脱してしまうおそれがないとはいえない。
【0025】このようなおそれを解消し得る発明が請求
項2の発明であり、次に図5〜図7を参照して請求項2
の発明の実施例を説明する。図5は請求項2の発明の実
施例による配線用ダクトの正面図、図6は嵌着部4に座
部6が嵌合されている状態を示す拡大正面図、図7は嵌
着部4に座部6を嵌合するときの状態を示す拡大正面図
である。
【0026】この実施例においては、底壁2の基準位置
(軸線Y−Y)を挾む対称位置に嵌着部4,4が設けら
れており、上記基準位置には両方の嵌着部4,4に共通
の脚部41が設けられている。そして、脚部41の片面
は、一方の嵌着部4(4A)に嵌着された座部6が上記
基準位置(軸線Y−Y)側に動いて離脱することを阻止
するストッパ41aとなされ、脚部41の他面は、他方
の嵌着部4(4B)に嵌着された座部6が上記基準位置
(軸線Y−Y)側に動いて離脱することを阻止するスト
ッパ41bとなされている。なお、仕切り板5側の座部
6を嵌着部4Aまたは4Bに嵌合して保持させて状態で
は、座部6の一方の端部61がストッパ41bに当たる
ようになっている。
【0027】この構成であれば、座部6を図6のように
他方の嵌着部4(4B)に嵌合して保持させた状態で
は、座部6が基準位置(軸線Y−Y)側へ移動(図にお
いて左側への移動)しようとしても座部6の一方の端部
61がストッパ41bに当たってその移動が阻止され
る。また、座部6を一方の嵌着部4(4A)に嵌合して
保持させた状態でも座部6の一方の端部61がストッパ
41aに当たって基準位置(軸線Y−Y)側への移動が
阻止される。したがって、仕切り板5が水平になるよう
に配線用ダクトAが設置される場合においては、嵌着部
4A,4Bのうち突片部42が上向きになる側の嵌着部
4A,4Bに座部6を嵌合することにより、ケーブルの
載架された仕切り板5がケーブルの重みで下方に押され
ることによる座部6の嵌着部4からの離脱を防止するこ
とが可能である。
【0028】なお、ダクト本体1を形成しているケース
2やカバー3や座部6についての他の構成や作用は図1
で説明したものと同様であるので同一または相応する箇
所に同一符号を付してある。
【0029】次に請求項3の発明の実施例について説明
する。この実施例は、図5〜図7に示すように、仕切り
板5の高さ方向Hの基端部51が仕切り板5の厚み方向
Tに変位されており、その変位された基端部51に座部
6が設けられ、この座部6が嵌着部4に嵌合された状態
では仕切り板5が座部6よりも他の嵌着部4側に変位し
た位置に配設されるようにしたものである。すなわち、
仕切り板5の基端部51は仕切り板5を基端部51の近
傍箇所で斜めに屈曲させることによって仕切り板5の厚
み方向Tに変位されており、座部6突条63を具備する
一方の端部61側が基端部51よりも仕切り板5側に突
出されている。52は屈曲部を示している。
【0030】このものによると、図6のように座部6を
他方の嵌着部4(4B)に嵌合して保持させた状態で
は、仕切り板5が一方の嵌着部4(4A)側に変位した
位置に配設され、また、図5に仮想線で示すように座部
6を一方の嵌着部4(4A)に嵌合して保持させた状態
では、仕切り板5が他方の嵌着部4(4A)側に変位し
た位置に配設される。
【0031】したがって、たとえば図5のように上記基
準位置(軸線Y−Y)がダクト本体1における底壁2の
幅方向の中央に定められている場合においては、仕切り
板5からの座部6の偏り幅を適切に定めることによっ
て、同図のように座部6をいずれの嵌着部4A,4Bに
嵌合させても仕切り板5を基準位置(軸線Y−Y)で起
立姿勢に保つことが可能である。
【0032】その他の構成や作用は請求項1や請求項2
の発明の実施例について説明したところと同様であるの
で同一または相応する箇所には図1〜図3に付したもの
と同一符号を付してある。
【0033】請求項2および請求項3の発明において
は、嵌着部4と座部6は図5〜図7のものとは異なる形
状にすることが可能である。たとえば図8のように嵌着
部4を基準位置(軸線Y−Y)を挾む両側に対称に形成
した溝部4a’,4c’により形成すると共に、その溝
部4a’,4c’の溝壁面に係合凹部4a”,4c”を
具備させ、座部6は仕切り板5の厚み方向Tに変位した
基端部51を延出した板片状に形成し、この板片状の座
部6に上記係合凹部4a”,4c”に係合される係合凸
部6b”を形成した形状にすることが可能である。この
ものにおいては、座部6を嵌着部4に嵌合して係合凹部
4a”または4c”と係合凸部6b”とを係合させると
座部6が嵌着部4に保持されて仕切り板5が起立姿勢に
保たれる。また、仕切り板5を図において上方に引っ張
ると、座部6が嵌着部4から抜け出て離脱する。なお、
図8に示した一方の嵌着部4Aにおいては基準位置(軸
線Y−Y)側の溝壁面がストッパ41aに相当し、他方
の嵌着部4Bにおいては基準位置(軸線Y−Y)側の溝
壁面がストッパ41bに相当する。図9は図5の配線用
ダクトAの一部切欠斜視図である。同図において、7は
配線用ダクトAを固定するための止め具である。
【0034】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、煩わしいビス
止めを行わずに仕切り板をダクト本体の内部空間に起立
姿勢に配設してその内部空間を区画することが可能にな
り。また、仕切り板をダクト本体の壁部に固定する手段
として、壁部側の嵌着部に仕切り板側の座部を嵌合する
という手段を採用しているので、仕切り板の固定を所謂
ワンタッチ操作で確実に行うことができるという効果が
発揮される。しかも嵌着部や座部を実施例で説明したよ
うに構成することにより、それらをダクト本体や仕切り
板を押出成形するときに同時に一体成形することができ
るという利点がある。
【0035】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
についての効果のみならず、仕切り板が水平に配設され
るような形態でダクト本体を設置して仕切り板でケーブ
ルの重みを支えさせるような場合においても、嵌着部か
らの座部の離脱をストッパによって確実に防止すること
が可能であるという効果が発揮される。
【0036】請求項3の発明によれば、請求項1の発明
についての効果のみならず、仕切り板が水平に配設され
るような形態でダクト本体を設置するような場合に、請
求項2について記載した上述の効果すなわち嵌着部から
の座部の離脱を確実に防止し得るという効果を損なわず
に、隣接して列設された別々の配線用ダクト(接続した
配線用ダクト)に用いられている仕切り板を平面的に並
べ、それらの仕切り版の上にケーブルを整然と配設する
ことが可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の実施例による配線用ダクトの
正面図である。
【図2】図1の配線用ダクトにおいて、嵌着部に座部が
嵌合されている状態を示す拡大正面図である。
【図3】図1の配線用ダクトにおいて、嵌着部に座部を
嵌合するときの状態を示す拡大正面図である。
【図4】請求項1の発明の実施例による配線ダクトにお
いて、変形例による嵌着部と座部とが嵌合されている状
態を示す拡大正面図である。
【図5】請求項2および請求項3の発明の実施例による
配線用ダクトの正面図である。
【図6】図5の配線用ダクトにおいて、嵌着部に座部が
嵌合されている状態を示す拡大正面図である。
【図7】図5の配線用ダクトにおいて、嵌着部に座部を
嵌合するときの状態を示す拡大正面図である。
【図8】請求項2および請求項3の発明の実施例による
配線ダクトにおいて、変形例による嵌着部と座部とが嵌
合されている状態を示す拡大正面図である。
【図9】図5の配線用ダクトの一部切欠斜視図である。
【符号の説明】
A 配線用ダクト 1 ダクト本体 4,4A,4B 嵌着部 5 仕切り板 6 座部 21 底壁(壁部) 41a,41b ストッパ 51 仕切り板の高さ方向の基端部 Y−Y 軸線(基準位置を示す軸線) H 仕切り板の高さ方向 T 仕切り板の厚み方向

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部空間にケーブルが配設されるダクト
    本体と、ダクト本体の壁部の所定箇所に設けられた嵌着
    部と、ダクト本体の内部空間に起立姿勢で配設されてそ
    の内部空間を仕切る仕切り板と、仕切り板の高さ方向の
    基端部に設けられ上記嵌着部に対し嵌脱可能でかつ嵌合
    状態では上記嵌着部に保持されて上記仕切り板を起立姿
    勢に保つ座部と、を有することを特徴とする配線用ダク
    ト。
  2. 【請求項2】 嵌着部がダクト本体の壁部における基準
    位置を挾む両側の対称位置にそれぞれ設けられ、それぞ
    れの嵌着部には、嵌着された座部が上記基準位置側に動
    いて離脱することを阻止するストッパが設けられている
    請求項1の配線用ダクト。
  3. 【請求項3】 仕切り板の高さ方向の基端部が仕切り板
    の厚み方向に変位されており、その変位された基端部に
    座部が設けられ、この座部が嵌着部に嵌合された状態で
    は仕切り板が座部よりも他の嵌着部側に変位した位置に
    配設されるようにした請求項2の配線用ダクト。
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