JPH06120853A - 特定小電力無線用通信機 - Google Patents

特定小電力無線用通信機

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Publication number
JPH06120853A
JPH06120853A JP4271447A JP27144792A JPH06120853A JP H06120853 A JPH06120853 A JP H06120853A JP 4271447 A JP4271447 A JP 4271447A JP 27144792 A JP27144792 A JP 27144792A JP H06120853 A JPH06120853 A JP H06120853A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
level
unit
output
Prior art date
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Pending
Application number
JP4271447A
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English (en)
Inventor
Yoshiji Nakato
由二 中藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特定小電力無線用通信機における消費電力を
必要最小限に抑制し、低コスト化を図る。 【構成】 高周波増幅部3の後段にダイオード検波回路
4,低周波増幅回路5およびロジック回路6を設けて受
信信号の有無を判断可能とし、受信信号有りと判断され
たときのみスイッチSWを閉じて、特定小電力無線用通
信機を構成する各部へ電源を供給可能とすることによ
り、無駄に電力を消費しないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、400MHz帯を使
用して簡便な無線通信が可能な、いわゆる特定小電力無
線用の通信機、特にその低消費電力化が可能な特定小電
力無線用通信機に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来例を示す構成図である。同図
において、1はアンテナ、2はデュプレクサ、3は高周
波増幅部、7は第1混合器(ミキサ)71、第1局部発
振器(局発ともいう)72、バンドパスフィルタ(BP
F)73,76、第2混合器74、第2局部発振器7
5、検波器77、低周波増幅器78などからなる、周知
のダブルスーパーヘテロダイン受信部、8は電力増幅
部、9は電圧制御発振器(VCO)91、PLL(フェ
ーズロックドループ)回路92およびローパスフィルタ
(LPF)93などからなる、これも良く知られたPL
Lシンセサイザ部である。
【0003】すなわち、アンテナ1で受信する例えばF
M変調の掛かった電波は、デュプレクサ2を介して高周
波増幅部3で増幅される。増幅された電波はダブルスー
パーヘテロダイン受信部7の第1混合器71で第1局発
72からの信号と混合され、周波数が変換される。この
変換された周波数をバンドパスフィルタ73を通すこと
により、目的の第一中間周波数を得る。その後、さらに
第2混合器74で第2局発75からの信号と混合され、
再び周波数が変換される。これをバンドパスフィルタ7
6を通すことにより、目的の第二中間周波数が得られ
る。検波器77はこの周波数成分から低周波信号を検波
し、低周波増幅回路78で増幅して所望の信号を受信す
るようにしている。一方、送信部ではPLLシンセサイ
ザ部9により目的とする搬送波周波数を作成し、これに
送信信号を乗せて送信し電力増幅部8で増幅した後デュ
プレクサ2を介してアンテナ1より放射するようにして
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
特定小電力用無線通信機では受信信号の有る無しに関わ
らず、各部に対しては電源Vccを常時供給するように
しているため、消費電力が多くなるという問題がある。
したがって、この発明の課題は電力の無駄をなくし、低
消費電力化を図ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るため、この発明では、前段に高周波増幅部が設けられ
信号を受信するダブルスーパーヘテロダイン受信部と、
PLLシンセサイザ部を持ち信号を送出する信号送信部
と、前記高周波増幅部の後段に設けられて受信信号を検
出する信号検出部と、受信レベルから受信信号の有無を
判断するロジック部と、このロジック部からの出力に応
動するスイッチとを備え、前記高周波増幅部,信号検出
部およびロジック部には常時電源を供給し、受信信号有
りと判断されたときだけ前記スイッチをオンとし、全機
器に対して電源を供給することを特徴としている。この
発明では前記信号検出部を、受信信号のレベル変化を直
流信号の大小に変換するためのダイオード検波回路と、
その出力を所定レベルに増幅する低周波増幅回路とから
構成することができる。
【0006】
【作用】信号を受信した時だけ、特定小電力用無線通信
機を構成する各部に電源を供給することにより、消費電
力を必要最小限に抑制可能とする。
【0007】
【実施例】図1はこの発明の実施例を示す構成図、図2
は図1の主要部を示す詳細図、図3は図2の動作を説明
するための波形図である。図1からも明らかなように、
この実施例は図4に示す従来例の高周波増幅部3の後段
にダイオード検波回路4、低周波増幅回路5、ロジック
回路6およびスイッチSWなどを付加して構成される。
ダイオード検波回路4、低周波増幅回路5およびロジッ
ク回路6は具体的には図2のように構成される。
【0008】図2の動作につき、図3を参照して説明す
る。いま、受信信号(例えば400MHz帯のFM波)
がアンテナ1から入って来たときは、高周波増幅部3は
これを増幅し、その出力からは図3に符号aで示すよう
な400MHz帯のFM波が得られる。このFM波は受
信中は常に一定の振幅で送られて来るため、これをダイ
オード検波回路4で検波することにより、符号bで示す
ような一定の直流レベルを得ることができる。しかし、
そのレベルは微小であることから、ここでは低周波増幅
回路5により適当なレベルになるまで増幅する。符号c
でその出力信号を示す。
【0009】この信号cは、ロジック回路6のコンパレ
ータCPにおいて所定の信号と比較することによって2
値化され、ハイレベルの信号として出力される。アンド
回路ANでは、これと電源信号との論理積をとってハイ
レベルの信号を得、これによりバッファ回路BUを駆動
し、その出力でスイッチSWをオンとし、電源Vccを
図1に示す各部へ供給する。バッファ回路BUの出力を
符号dで、また、各部へ供給される信号を符号eでそれ
ぞれ示している。
【0010】このように、信号を受信したときのみスイ
ッチSWをオンとし全機器に対して電源を供給すること
により、無駄な電力を消費しないようにすることができ
る。なお、そのためには図1のように、高周波増幅部
3,低周波増幅回路5およびロジック回路6には常時電
力を供給し、これによって受信信号の有無を検出し得る
ようにしている。また、以上では受信信号をダイオード
検波回路4と低周波増幅回路5により検出するようにし
たが、この発明はこれに限らず受信信号の検出が可能で
あればどのように構成しても良いものである。
【0011】
【発明の効果】この発明によれば、信号を受信した時だ
け、特定小電力用無線通信機を構成する各部に電源を供
給するようにしたので、電力消費を必要最小限に抑制す
ることができる利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す構成図である。
【図2】図1の主要部を示す詳細図である。
【図3】図2の動作を説明するための波形図である。
【図4】従来例を示す構成図である。
【符号の説明】
1…アンテナ、2…デュプレクサ、3…高周波増幅部、
4…ダイオード検波回路、5…低周波増幅回路、6…ロ
ジック回路、7…ダブルスーパーヘテロダイン受信部、
8…電力増幅部、9…PLLシンセサイザ部、71…第
1混合器(ミキサ)、72…第1局部発振器(局発)、
73,76…バンドパスフィルタ(BPF)、74…第
2混合器、75…第2局部発振器、77…検波器、78
…低周波増幅器、91…電圧制御発振器(VCO)、9
2…PLL(フェーズロックドループ)回路、93…ロ
ーパスフィルタ(LPF)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前段に高周波増幅部が設けられ信号を受
    信するダブルスーパーヘテロダイン受信部と、PLLシ
    ンセサイザ部を持ち信号を送出する信号送信部と、前記
    高周波増幅部の後段に設けられて受信信号を検出する信
    号検出部と、受信レベルから受信信号の有無を判断する
    ロジック部と、このロジック部からの出力に応動するス
    イッチとを備え、前記高周波増幅部,信号検出部および
    ロジック部には常時電源を供給し、受信信号有りと判断
    されたときだけ前記スイッチをオンとし、全機器に対し
    て電源を供給することを特徴とする特定小電力無線用通
    信機。
  2. 【請求項2】 前記信号検出部を、受信信号のレベル変
    化を直流信号の大小に変換するためのダイオード検波回
    路と、その出力を所定レベルに増幅する低周波増幅回路
    とから構成してなることを特徴とする請求項1に記載の
    特定小電力無線用通信機。
JP4271447A 1992-10-09 1992-10-09 特定小電力無線用通信機 Pending JPH06120853A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4271447A JPH06120853A (ja) 1992-10-09 1992-10-09 特定小電力無線用通信機

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JP4271447A JPH06120853A (ja) 1992-10-09 1992-10-09 特定小電力無線用通信機

Publications (1)

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JPH06120853A true JPH06120853A (ja) 1994-04-28

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ID=17500156

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4271447A Pending JPH06120853A (ja) 1992-10-09 1992-10-09 特定小電力無線用通信機

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JP (1) JPH06120853A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009239428A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Nec Corp 無線信号起動回路及びこれを搭載した装置
US7899435B2 (en) 2005-09-16 2011-03-01 Nec Corporation Wireless communication unit, power control method for wireless communication unit and wireless network

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7899435B2 (en) 2005-09-16 2011-03-01 Nec Corporation Wireless communication unit, power control method for wireless communication unit and wireless network
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