JPH06120469A - Ccd素子の冷却装置 - Google Patents

Ccd素子の冷却装置

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Publication number
JPH06120469A
JPH06120469A JP4292100A JP29210092A JPH06120469A JP H06120469 A JPH06120469 A JP H06120469A JP 4292100 A JP4292100 A JP 4292100A JP 29210092 A JP29210092 A JP 29210092A JP H06120469 A JPH06120469 A JP H06120469A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ccd element
ccd
cooling
flexible printed
hermetically sealed
Prior art date
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Pending
Application number
JP4292100A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Tsukagoshi
英治 塚越
Osamu Inoue
修 井上
Satoshi Yoshizawa
聡 吉沢
Masami Takahashi
正美 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP4292100A priority Critical patent/JPH06120469A/ja
Publication of JPH06120469A publication Critical patent/JPH06120469A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CCD素子を密閉し且つ冷却する装置におい
て、CCD素子の取り付け調整工程を簡略化し、部品点
数を減らし、且つ信頼性を向上させる。 【構成】 密閉容器(32、33)内に収納されたCC
D素子(30)を冷却素子(39)を用いて冷却するC
CD素子の冷却装置において、前記CCD素子(30)
をフレキシブルプリント板(31)に取り付ける。ま
た、冷却素子(39)は密閉容器内に固定され、該冷却
素子(39)にCCD素子(30)を直接押圧固定す
る。更に、前記フレキシブルプリント板(31)は密閉
容器外部まで直接引き出し外部回路に接続するか外部回
路の基板と共用する。前記密閉容器は少なくとも2つの
部分(32、33)から構成され、これらの部分によっ
て、前記フレキシブルプリント板を両側から弾性リング
部材(37a、37b)を介して押圧挟持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CCD素子の冷却装置
に関し、とくにCCD素子を用いた画像取り込み装置に
おいて、該CCD素子の性能を向上させるためにCCD
素子を冷却して使用しかつ結露対策として該CCD素子
を密閉容器内に収納する場合におけるCCD素子の取り
付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来のCCD素子の取り付け構
造を示す。同図においては、下側ハウジング部材(ベー
ス)12と上側ハウジング部材13とをOリング17を
介して組み合わせることによって密閉容器が形成され
る。この密閉容器内に基板11に取り付けられたCCD
素子10が収納されている。なお、上側ハウジング部材
13にはCCD素子10の受光部に対応して受光用開口
15が設けられ、この受光用開口15には透明のガラス
板14が取り付けられている。
【0003】プリント基板11は下側ハウジング部材1
2の取り付け台座16にネジ18によってネジ止めされ
ている。また、CCD素子10の下面とハウジングベー
ス12の内部面との間には斜線で示す冷却素子19が介
挿されている。この冷却素子19はCCD素子10の下
面とハウジングベース12の内部面との間に隙間無く介
挿されることが放熱の点で望ましく、このためプリント
基板11とハウジングベース12の取り付け台座16と
の間に適切な厚さのスペーサ20を挟み込むことによっ
てCCD素子10とハウジングベース12との間隔を調
整している。
【0004】また、プリント基板11からの信号線21
は、ハウジングの密閉性を維持するために特殊コネクタ
22により外部に引き出されている。また、このような
特殊コネクタ22からの引き出し線はハーネス23によ
って図示しない外部回路の別基板に接続されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な従来の装置においては、CCD素子と外部回路との接
続のために特殊コネクタが必要であり、このコネクタは
それ自体コストが高く、大型であるためCCD素子収納
用のハウジングを小型化するのが困難となり、しかもコ
ネクタの組み付け及び配線に時間と手間かかるという不
都合があった。また、CCD素子等からの信号をプリン
ト基板とは別のリード線およびコネクタを介して引き回
すため、CCD素子からの微少出力信号のS/N比が悪
化するなどの不都合があった。更に、CCD素子の取り
付けだけのためにプリント基板が必要となり、部品点数
が増大し信頼性が低下するという不都合があった。更
に、CCD素子とハウジングベースとの間に介挿される
冷却素子の寸法がばらつくため、前述のようにプリント
基板と取り付け台座との間に挿入されるスペーサの厚み
を調整する必要があり、CCD素子の取り付け調整工程
が煩雑となるという不都合があった。
【0006】本発明の目的は、前述の従来例の装置にお
ける問題点に鑑み、密閉容器内に収納されたCCD素子
を冷却素子を用いて冷却するCCD素子の冷却装置にお
いて、極めて簡単な構造かつ少ない部品点数によって、
CCD素子の取り付け調整工程を簡略化することができ
しかもCCD素子の動作を安定化しかつ信頼性を高める
ことができるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によれば、密閉容器内に収納されたCCD素
子を冷却素子を用いて冷却するCCD素子の冷却装置が
提供され、該冷却装置においては前記CCD素子をフレ
キシブルプリント板に取り付けた構成とする。
【0008】また、前記冷却素子は密閉容器内に固定さ
れ該冷却素子に前記CCD素子を固定手段によって直接
押圧固定する。
【0009】更に、前記フレキシブルプリント板は前記
密閉容器の隙間を通して外部まで直接引き出すと好都合
である。
【0010】更に、前記密閉容器の隙間部分に弾性部材
を設け、前記フレキシブルプリント板を前記弾性部材を
介し前記隙間から密閉容器外へ引き出すと好都合であ
る。
【0011】
【作用】上記構成に係わるCCD素子の冷却装置におい
ては、CCD素子をフレキシブルプリント板に取り付け
たことによって、該CCD素子をバネ部材等の固定手段
で冷却素子に押圧固定することが可能になり、冷却素子
の寸法のばらつきを考慮した高さ調整等の工程が不要と
なる。また、CCD素子が取り付けられたフレキシブル
プリント板を前記密閉容器外部まで直接引き出すことに
よって、従来の装置のようなハーネス及び特殊コネクタ
をなくし、しかも前記フレキシブルプリント板を外部基
板と一体化することもできる。このため、装置の小型化
を及びコストダウンをはかることができるとともに、回
路構成上、ハーネス及びコネクタがないため安定性及び
信頼性が向上する。なお、前記密閉容器の隙間から弾性
部材を介して前記フレキシブルプリント板を外部に引き
出すことにより、容器の密閉性を維持することができ
る。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につき
説明する。図1は、本発明の1実施例に係わるCCD素
子の冷却装置の外観図であり、図2は図1におけるP−
P線に沿った断面図である。これらの図に示されるよう
に、本発明の一実施例に係わるCCD素子の冷却装置に
おいては、CCD素子30がフレキシブルプリント基板
31にハンダ付けされ、該フレキシブルプリント基板を
挟んで下側ハウジング部材すなわちベース32と上側ハ
ウジング部材33とを、各々弾性Oリング37a及び3
7bを介して、止めネジ45等の手段によって組み合わ
せることによってCCD素子30を収容する密閉容器が
形成されている。なお、上側ハウジング部材33には、
前記図6の装置と同様に、CCD素子30の受光部に対
応して受光用開口35が設けられ、この受光用開口35
には透明のガラス板34が取り付けられている。
【0013】CCD素子30の下面とベース32の内面
との間には電子冷却素子39が介挿されている。そし
て、CCD素子30をバネ40によってこれらの冷却素
子39に押圧固定している。バネ40はベース32の台
座部36にネジ38によって固定されている。
【0014】また、CCD素子30が取り付けられたフ
レキシブルプリント基板31は各Oリング37a、37
bの間からそのまま容器外に引き出されている。そし
て、フレキシブルプリント基板31の容器外に引き出さ
れた所にCCD素子用の信号処理回路その他の周辺回路
41等が設けられる。すなわち、特殊なコネクタおよび
ハーネス等を用いることなく、しかもCCD素子30の
周辺の密閉性を保ちつつ、CCD素子30と外部回路と
の直接的な接続を可能にしている。
【0015】図3は、図1および図2に示された装置に
おけるCCD素子30の固定部分の詳細を示す。図3か
ら明らかなように、CCD素子30はバネ40でハウジ
ングベース32の方向に押圧されて該CCD素子30の
受光面に垂直な方向の位置規制が行なわれている。ま
た、台座部36と一体的に形成されたボス36a,36
bによってCCD素子30の受光面に平行な方向の位置
規制が行なわれている。
【0016】図4は、CCD素子30の位置規制のため
の別の実施例を示す。図4においては、CCD素子30
の受光面と垂直な方向の位置規制はハウジングベース3
2の台座部36に取り付けられたバネ40によって規制
されているが、CCD素子30の受光面と平行な方向の
位置規制は台座部36の他に、ハウジングベース32に
設けられた位置決めピン32cによって行なわれてい
る。
【0017】なお、図5は、図1および図2に示される
装置のハウジングベース32側から見た説明図である。
すなわち、ハウジングベース32の上部には互いに対向
する2つの台座部36が設けられ、各々の台座部36の
両側には前記図3で述べたようなボス36a,36b,
36c,36dが設けられている。また、ベース32と
CCD素子30との間には斜線で示すように2つの電子
冷却素子39が配置されている。これらの電子冷却素子
39はフレキシブルプリント基板31に設けられた2つ
の開口43を介してCCD素子30とハウジングベース
32との間に挟まれている。なおCCD素子30の接続
ピン44はフレシキブルプリント基板31上の図示しな
い導電パターンにハンダ付けされている。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、CCD
素子と外部回路とを接続するコネクタおよびワイヤ・ハ
ーネス等を使用することなく、容器の密閉性を保った状
態でCCD素子と外部回路との接続を可能とすることが
でき、CCD取り付け基板と外部回路用基板とを一体化
し、且つコネクタおよび容器内外のハーネスを不要とす
ることができるから、装置構成が極めて簡略化され、大
幅なコストダウン及び小型化を達成できるとともに、装
置の信頼性を向上させることができる。
【0019】また、CCD素子をバネ等により冷却素子
に押圧固定することにより、CCD素子の取り付け時の
高さ調整が不要となり、取り付け調整工程が大幅に簡略
化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わるCCD素子の冷却装
置の外観を示す斜視図である。
【図2】図1のP−P線に沿った断面図である。
【図3】図2に示す装置のCCD素子の固定部分の詳細
を示す説明図である。
【図4】CCD素子の固定部分の別の実施例を示す説明
図である。
【図5】図1および図2に示される装置の下面から見た
構造を示す説明図である。
【図6】従来のCCD素子の冷却装置の構造を示す断面
的説明図である。
【符号の説明】
30 CCD素子 31 フレキシブルプリント基板 32 ハウジングベース 32c 位置決めピン 33 上側ハウジング部材 34 透明ガラス板 35 受光用開口 36 台座部 36a,36b,36c,36d ボス 37a、37b Oリング 38 止めネジ 39 電子冷却素子 40 バネ 41 外部回路 43 フレキシブルプリント基板の開口部 44 CCD素子のリード端子 45 止めネジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 正美 東京都千代田区丸ノ内3丁目2番3号 株 式会社ニコン内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉容器と、 前記密閉容器内に設置されるフレキシブルプリント板
    と、 前記密閉容器内で前記フレキシブルプリント板に取りつ
    けられ、前記密閉容器内に入射する光を受光するCCD
    素子と、 前記容器内に固定され前記CCD素子を冷却する冷却素
    子とを有することを特徴とするCCD素子の冷却装置。
  2. 【請求項2】 請求項1のCCD素子の冷却装置におい
    て、 前記冷却素子と前記CCD素子とを、直接接するように
    固定する固定手段を有することを特徴とするCCD素子
    の冷却装置。
  3. 【請求項3】 請求項1のCCD素子の冷却装置におい
    て、 前記密閉容器は、前記フレキシブルプリント板を前記密
    閉容器内から前記密閉容器外へ引き出すための隙間を有
    し、 前記フレキシブルプリント板は、前記隙間を通して前記
    密閉容器外へ引き出されていることを特徴とするCCD
    素子の冷却装置。
  4. 【請求項4】 請求項3のCCD素子の冷却装置におい
    て、 前記密閉容器は、前記隙間部分に弾性部材を有し、 前記フレキシブルプリント板は、前記弾性部材を介し前
    記隙間を通して前記密閉容器外へ引き出されていること
    を特徴とするCCD素子の冷却装置。
JP4292100A 1992-10-06 1992-10-06 Ccd素子の冷却装置 Pending JPH06120469A (ja)

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JP4292100A JPH06120469A (ja) 1992-10-06 1992-10-06 Ccd素子の冷却装置

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JP4292100A JPH06120469A (ja) 1992-10-06 1992-10-06 Ccd素子の冷却装置

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JPH06120469A true JPH06120469A (ja) 1994-04-28

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JP (1) JPH06120469A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003158321A (ja) * 2001-11-22 2003-05-30 Shimadzu Corp 固体レーザ装置
JP2014216625A (ja) * 2013-04-30 2014-11-17 株式会社ニコン 撮像素子および撮像装置
JP2017175664A (ja) * 2017-06-08 2017-09-28 株式会社ニコン 撮像装置
JP2019050574A (ja) * 2018-10-04 2019-03-28 株式会社ニコン 撮像素子および撮像装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003158321A (ja) * 2001-11-22 2003-05-30 Shimadzu Corp 固体レーザ装置
JP2014216625A (ja) * 2013-04-30 2014-11-17 株式会社ニコン 撮像素子および撮像装置
JP2017175664A (ja) * 2017-06-08 2017-09-28 株式会社ニコン 撮像装置
JP2019050574A (ja) * 2018-10-04 2019-03-28 株式会社ニコン 撮像素子および撮像装置

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